聴け!この悲痛な読者の声!
アップルはユーザーを無視して生き残れるのか?



改訂1:2002年12月29日
初稿 :2002年12月18日

私が最近のApppleのやり方に疑問を感じ、9月から1ヶ月間Mac Clinicのブラックアウト(一種の抗議スト)を行いました。また、10月に再開後公開した特別レポートに対して、多くのユーザーからメールをいただきました。 ユーザーは皆さんAppleやMacが好きで長年使われてきた方々ですが、最近のAppleに対しては、私同様に非常に危機感を感じていることがわかりました。 是非ともアップル関係者並びにジャーナリストの方々にも彼等の悲痛な叫びを読んでいただきたいと思い、いただいたメールをほぼ原文のまま掲載させていただくことにしました。
(この場を借りて、読者の方々にはお礼を申し上げます)
.macに関してはほとんど肯定的な意見はありませんが、OSXに関しては肯定的な反論もいくつか寄せられていますので、公正を期するために、それも合わせて掲載させていただきます。



■OSXは未完成だが、わくわくするような希望がある

私が初めてMac(PCも含めて)に触ったのが6年ほど前、仕事の為にです、そんな初心者の頃だと思いますが貴殿のホームページを知りました、何度も日本語パッチをダウンロードさせていただき、その説は本当にたすかりました、
さて、今回特別レポート3を見させていただき私事ですが感想を述べさせていただきます。

OSXに対するご意見を出されている皆さんが、いかにMacを愛してるか、OSX批判の文面で読み取れます。もしも、Macにそんなに愛着がなければ、OSXが気にくわなければ、さっさと意見など言わずにWinXPに移行してると思います。なにせWinの方が経済的にも周辺機器の対応にしても整っています。それにWin機は安いし言う事ありませんから。
私は仕事でMacを使ってます。家では妻がWinXP使ってますので、私も使うことがあります。WinXPは確かに使いやすいです。
それでも、私自身Winの経済性や周辺機器の対応の良さが理解できても、Macから離れられません。OSXでもそう思います。それはきっと、Macで仕事をするのが楽しいからです。仕事は楽しくしたいし、その方が良い仕事もできると思ってるからです。私にとっては家で使ってるXPにそれが感じられません。

私もOSXにはしばらく移行しませんでした。10.2がでて評判につられ、つい仕事場のMacを一気に10.2にしました。
しばらくの間は、ソフト、周辺機器を動かすために血のにじむ苦労をしました。未だにエプソンのレーザープリンタ−はクラシック環境でしか使えません。但し、新しく買った周辺機器はほとんどなく、あまりお金はかかりませんでした。
まだまだ、OSXは過渡期なのでしょう。でももうOS9にはもどれません。
最近はOS9で起動したことがありません。
OS9もかなり良いOSでしたが、そんなに未来に希望をもてませんでした。でもOSXはまだ未完成ですが、わくわくするような希望があります。
今、どうしてもOS9でなければ仕事ができないユーザーは、そのまま使い続ければいいのではないでしょうか。仕事に支障が無いなら、無理に新しい物を求めなくても良いと思います。OSXも1年後にはもっとすばらしいOSになって、周辺機器もWinと同じ位に対応してるでしょう。その時にOSXに移行すればいいのではないでしょうか。

最後に、本当に合理的に仕事をやるためには、本体や周辺機器にかかる金額だけが判断基準ではないと思います。それにかかるメンテナンスも含めた維持費、仕事を楽しくやって出来上がった物への満足感、そしてそれを使う人間の精神衛生上の問題も重要です。そのような観点で、私はMacを選びます。
(02.12.20)


■音楽制作の現場ではまだMacOS9が主流だが

聴け!この悲痛な読者の声!を読みました。私にも一言、言わせてください。

私はLC475からのマックユーザーです。長年マックを愛用しております。現在はPowerMac G4 867/Dualを使用、OS9最終機種ということもあり、最近購入しました。主に音楽制作用途に使用しております。
それと、パフォーマンス上の問題から、Win機(OSはWididows2000を使用)を一台導入し、シンセサイザー&エフェクターとして使用しています。

OS Xについては、新PowerMac導入と同時にしばらく使用してみました。
使ってみると、OS 9 よりWindowsに近い、というよりそっくりと感じてしまいました。
ドックの役割、インターネットとの境界線、システムそのもの、ウインドウの使い勝手など、例をあげればきりがないし、いろんなところでもいわれ続けていることでしょう。

やはりMacユーザーはなぜMacを使うのか、またはこだわるのか、という理由にやはりあのインターフェイスの使い勝手に大きな魅力を感じているからだと思います。
OS X は後付けでMac OS 9 に似せたために、Windowsと同じような操作性になってしまっているように思えます。

OSが落ちないという根本的な原因が一つ解決されたことは喜ばしいですが、その代償として、操作感などインターフェイスが、魅力のないWindowsのようになってしまっては、これで値段も安くパフォーマンスも高いWindowsに競合するのは、無理なはなしのように思えます。

さて、OS Xへの移行がそれほど始まっていない音楽制作関係ですが、使い勝手のよい新ソフトがWindows向けでいくつか出てくることがあれば、状況が大きく変わることになるのでしょう。
(02.12.19)


■DTPの現場から(2):WindowsXPよりもOSXの方が実用的

私はDTP、HP制作の仕事がメインで、ボランティアで公立学校のPCの指導を行っています(ちなみみに私の地域ではほぼ100%がWinマシンです)。
私のマシンはPowerBook G3/400ですが、OSX10.1.5をメインで使用しています。
DTPもOSXで作業しています。
OSX用のIllustrator10やPhotoshop7で作成したデータは一部のデータの互換性がないので、一度、OS9マシンを通し修正を加えてから印刷屋に出すという手間のかかる方法をとっていますが、私はあくまでもデータ作成はOSXでやっています。
Windows用のIllustratorは使えないわけではありませんが、Windows XPはほとんど使い物になりません。印刷速度が遅い、上書き保存が出来ないなど深刻な問題がいくつもあり、印刷や泣かせとなっています。MacOSXが比較的古いマシンでも実用的に動くのに対し、WindowsXPの場合は、高速CPUや大容量RAMを必要とし、マシンのアップグレードが必須です。

デザイナーの多くがOSX以降を望んでいない、と言う話は良く聞きますし、私の周りのデザイナーはOS8.6をメインにしている人がほとんどで、OS9.2を使っている人が最も進んでいる人です。
DTPで使うならば、Windowsという選択肢はほとんどないと言ってもいいでしょう。まだOS9が主流かと思いますが、WindowsXPに比べれば、OSXの方がはるかに実用的と言えるでしょう。

MacOSX10.0はインターネットすらろくにできない、爆遅OSでしたが、10.1の頃からようやく実用レベルのレスポンスになったと感じています。もちろん、現在でもOS9の方がレスポンス的には優れていることは間違いありません。
OSXではシステムが落ちることはほとんど経験していません。
(02.12.19)


■DTPの現場から(1):OSX+inDesignで可能になった出版物

私は専門書の出版社を営んでいます。
OSXへの批判がかまびすしいようですが、私は、今年の春からDTP環境をOSXに移行し、現在では新しい書籍の制作はすべてOSXで行っています。
InDesign2.0をメインに、Illustrator10、Photoshop6を使っています。文字組みが8割方ですので、グラフィックをあまり使わずにすんでいるので、OSXでも問題がないのかもしれません。

OS9の環境ではQuarkXPress以外に選択肢がなく、仕方なく使い続けてきましたが、OSXに移行することで、ようやく決別できました。これはほんとうに腹立たしいソフトで、満足に日本語の割り付けができませんでした。
今回、戦前の日本、朝鮮、台湾、満州をあつかった書籍を刊行しましたが、多くの漢字の正字体、旧字体を必要としました。従って、この書籍はInDesignとOSXの組み合わせがなければ、出版は相当に難しかったと思います。

確かに、InDesingは重たいソフトですが、微調整の必要なQuarkとくらべると、初期設定でかなりの労力を減らすことができます。また、ワードの属性をかなり正確に読みます。フットノートをきちんと読んだときには、ほんとに感激しました。
出力センターも、結構対応しているし、技術も徐々に蓄積されているようです。トラブルの多さも、アプリのバージョンアップのときにはいつもつきまとっていた問題ではないでしょうか。
皆さん、そのあたりのことをすっかり忘れていられるようで。

7.5、8.1、8.6、9.1と以前のOSも使える環境にしていますが、あまり立ち上げなくなりました。
たしかに周辺機器のドライバやフォントの問題は大きいのですが、それは時間が解決するものと思っています。また、ファイルをPDF化して出力すれば、かなりの問題はクリアできると思っています。
PDF化すればゲラのやり取りもほんと楽です。急ぎの時は、必要な頁だけを出力してメールすればよいのですから。
そう、それからOS10.2ならモリサワのNEWCIDも使えるようですね。

旧環境をそのまま使いたければ、その準備をしておけばよいだけのことで(9600のような名機ですらかなり安く買えます。私はいまだに8100を使っていますよ)、それほど感情的になることもないのではないかしら。あと5年も使い続けられれば、問題ないでしょ?
(02.12.19)


■Mac販売店の立場から:マックユーザーは増えていますよ

Appleに対して様々な意見を読ませて頂きました。パソコン販売店のサポートスタッフとして勤務する私の意見を述べさせていただきます。
私も、10年来のマックユーザーです。LCのころから使い続けて、今はG4Cube、iMac Rev.A、iBook500を使っています。

私たちもそうですが、Appleも企業なのです。ボランティアではありません。
非営利団体とは違います。私たちも店頭で有料のサポートをしています。
プリンタの設定やら、ソフトのインストール設定、トラブル解決などをしています。
ほとんどの方がサポートが有料というと、「ここで、買ったのになんでお金を払わなければいけないの?」といいます。私たちも仕事なのです。私たちの販売店では、購入されたお客様がご私で設定するという前提で、メーカー定価よりも安く販売しています。残念ながらすべてのユーザーが同じレベルではありません。
なんでもどんどんやってしまう人、「初心者だから、わからない。」の一点張りでマニュアルも全く読まない人もいます。お店でいつも、文句ばかり言われていますよ。
メーカー定価で販売していた時代ならともかく、今はメモリひとつ販売しても何百円ハードディスクを販売して何百円しか儲からない時代です。
これが大量生産、大量販売のいきついた現状です。
さてこんな仕事ですから、パソコン業界全体を平均して見ています。

どうもMacOSX反対のみなさんは被害者意識丸出し集団のように見えてしまいます。
町工場なんかでは未だに、DOSで制御された機械を使っています。残念ながら今のディスプレイはDOSの信号を映し出すことは出来ません。みなさん、ぼろぼろになっても古い機械を使っています。PC-98で使っていたディスプレイの中古が入荷すると飛ぶように売れます。必要な人たちは今でも切り捨てられたOS(MS-DOS)を使っていますし、未だにPC-88なども現役です。そういう方達も自宅では新しいWindowsを使っています。
仕事ができないから不満があるのではなく、仕事がないからその矛先をAppleに向けているように感じます。不況は印刷業界だけではないと思います。
パソコン販売店も不況ですよ。
仕事で使えないといっても、今使っているパソコンをアップルが取り上げるわけじゃありません。
変化を望まない人は変化しなくてもよいと思います。人それぞれで、いいんじゃないでしょうか?OSは使う人が決めればいいと思います。どうして比べようとするのか分かりません。違う物を比べるより共存共栄でいいと思います。
私は、家ではMacOS9とMacOSX、それにLinuxを使っています。
MacOS9は一つの区切りだと考えています。私は両方並べて、ほぼ同時に使っています。確かにMacOS9の進化がバツだとは思いませんが、ユーザーが増えないとAppleも、私たち販売店も倒産してしまいます。

自宅で使う人たちはMacOSXの方がよいと思います。販売店のサポートカウンターにいるとWindowsのトラブルは、後が経ちませんがMacのサポートはOSXに移行してからぐんと減りました。ブロードバンドには最適化されているし、デジカメは写してUSBに差すだけでiPhotoが起動して一回クリックするだけでパソコンに取り込まれます。音楽CDを入れれば、iTunesが起動するし、対応しているスキャナーは差すとイメージキャプチャが起動して、プレビューも終わっているし、Windowsと比べると格段の全自動だと思います。
今までパソコンを触ったことのない人たちは、ほとんどの人が私の思ったことが簡単に自動的にやってくれる機械だと思っています。
これから使う人たちには私は新しいMacを今までのと変化を求めない方には、中古のMacを勧めていますよ。すぐに新しくしなくてもいいのではないでしょうか?
私の勤める販売店でもつい3ヶ月前まで、仕事の業務端末はWin95のPC-98でした。

使う人たちが困らなければいいじゃないですか?どうして被害者意識丸出しで悲痛な叫びになるのかわかりません。だいたいユーザー主義ってなんですか?
そんなことをいうならLinuxを使えばいいと思います。Linuxはまさにユーザー主義で非営利団体だと思います。まだコマンド入力の時代にMacはGUIで分かりやすいコンピュータでした。そういう革新的なAppleが私は好きです。残念ながら資本主義社会では、すべての人に満足を!というわけにはいきません。
しかし、自由な選択肢があると思います。
OS9が必要な人は、OS9を使えばいいと思いますし、まだまだあと7,8年は修理も利くし中古パソコンとしても流通すると思います。まだまだ現役じゃないですか?
それとも、署名でも集めて、Appleに新しいOS、新しいハードウェアを開発しないで下さい。と頼むのがAppleやMacOSの発展でしょうか? DOS/Vと呼ばれるWindows陣営ではもう、CPUのクロック数は3GHzに到達しています。店でMacを勧めるとだってWindowsのほうが早いんでしょ?と言われてしまいます。悔しいですよ、実際。
同じ店のスタッフにもMacなんかなくなれって言う人もいますよ。それでも私を含めて、Macが好きなお客様のためにも、MacOSXを勧めています。

古くからのMacユーザーを切り捨てているとは思えませんよ。未だに漢字Talk7.5.3は手に入るじゃないですか?もうNEC-DOSやMS-DOSは手に入らないですよ。
それでも、使っている人たちはいます。今使っているOSを使い続けちゃいけないとアップルが言っていますか?私たち販売店はニーズがあるので中古パソコンの販売もしています。そんなに急に困るとは思えません。周辺機器の中古だって手に入るじゃないですか?ハードもソフトもあるのに、なぜ?と思います。悲痛な叫びとは進化を拒む人の「昔はよかったなー」ですか?いつの時代にもありますよ。
歴史をひも解くと世代交代の波に消えていった文化や道具がたくさんありますよ。町の金物屋さんとか乾物屋さんはどこにいったのでしょうか?
Macが登場する以前の印刷業界はどうなったのでしょうか?インターネットが普及し無料で情報が飛び交う世の中です。変わらないのは人間の創造性です、Macは創造性をかき立ててくれます。WindowsやLinuxで絵を描いたり、音を創ろうとは思いません。
私は趣味でMacを使っています。ファイル管理やサーバー用でLinuxを使っています。
Macを使い始めたころの感動を忘れていませんか?フロッピーを入れるとデスクトップにマウントされる、写真を取り込んでフロッピーに保存する、簡単じゃないですか?
MacOSX.2では、そんな感動を思い起こさせてもらいました。デジカメを差すと写真が見れる、Windowsフォーマットのハードディスクもそのまま使える、音楽CDを入れるとそのままコピーされる、まさに未来のコンピュータですよ。

もう一度MacOSXを触ってみてください。動作が遅いのは、LC630も遅かったです。
PowerBook165も遅かったです。でもどんどん改良されて今があります。
かわいいじゃないですか?考えているなー!って感じで、コマンド叩くコンピュータではないので愛嬌だと思っています。
Macユーザーが離れているとは思いませんよ。世の中をもっと広く見てください。
少なくとも、私の勤めている販売店では、マックユーザーが増えていると思いますよ。確かにWindowsに乗り換えるユーザーもいますが、Macに戻ってくるユーザーもいますよ。会社のパソコンが嫌いだから、家のパソコンはMacという方もたくさんいます。仕事でMacな人たちは家でもMacという人が多いですけどね。
離れるユーザーは、離れるし、ついてゆくユーザーはついていくし、いつの時代も賛否両論です。

長々と、書いて申し訳ありません。私もこのホームページのファンなのでつい長く偉そうに書いてしまいました。初心者の人たちが、がっかりするようなHPには、なって欲しくないです。これもファン心理ですが。
せっかく買ったMacで一所懸命、検索したり、雑誌で紹介されてこのページを見に来た人たちもいるんです。私もお客様に紹介したりしています。なんだか残念です。
大変だと思いますが、販売店もこのIT不況のなか頑張っていますよ。少しでもお客様の満足度を高めるために。
(02.12.18)

■使えない.macのAnti-Virusに対しアップルは対応してくれない

私も10年ほど前、中古のSE30との衝撃的な出会いからでした。
「聴け!この悲痛なこの声!」のみなさんに共感しました。
多くの方々の思いはマックを思うからこその貴重な提案だと思いました。
一企業の経営方針に無駄口をはさむな!と言われるかもしれませんが、時代は変わった、とくに日本は、企業イメージを悪くすると簡単に潰れる世の中です。
先日、アップル社に.macの件で下記のようなメールを送付しました。

「.mac Anti-Virus日本語バージョンについて:日本語バージョンのバグ(ほとんど使い物になりません)。ディスカッションにアップル側の回答がありましたが、その後の経過報告をお願いいたします。私はウイルス対策ソフトが最大の契約動機だったため詐欺にあった気分です。またこのようなトラブルがあるにもかかわらず.macの販売、宣伝が行われていること残念でなりません。年間契約であり1分、1秒にお金を払っております。早急の回答・対策をお願いします。」

当然なことながら、以後もなんの回答もありません。
アップルにしてみれば些細な不都合かもしれませんが、ユーザー側からすれば重要な不都合なりうると思います。
アップルは現在の日本の状況に逆行するのはナゼ?と思うようなことばかり、「知らなくてやらない」なら期待がありますが「知っていてもやらない」もう破滅な道を歩んでいるような気がします。
(02.12.18)


■印刷業界は新しいOSを求めていない!OSXにするならばWindowsに

私は印刷会社に勤務しています。
OS-Xについて色々なホームページやチャット・掲示板等で議論されておりますが私達印刷関係の業種の状況をメール致します。

私自身もMacユーザーで、今まで数台のMacを使用してきました。私の周りもそうです。
私が初めてMacに出会ったのは、写植と言う職種がMac出なければ出来なかったからです。印刷会社の仕事のやり方は活版から始まり、タイプ、写植、電算写植、編集機、そしてMacへと変わって参りました。コンピュータの普及で印刷業界も色々打撃を受け、今や不況が後押しして倒産の嵐です。その印刷業界がお金を持ってるわけはございません。それなのにアップルはOSをこまめにアップしていきます。それに振り回されているのがソフト会社ではないでしょうか。印刷業界は基本的に5年前から止まっています。
まず、PM8500/9500〜G3・G4の初期機種。
OSは8.0〜9程度
新しい機種より中古のMacを探しているのが現状だと思います。
フォントはOCFが標準でイラストレータは出力センターとの環境上の問題から5.5・8で止まっています。
この状況はアップルがわかっているのでしょうか?
OSを新しくするんだったらWindowsに移行した方が安い場合があります。業界の中でも早い会社はWindowsに移行して言ってます。もうアップル離れが始まっています。
このままでは、業界からも見放されてしまうと思うのですが。
OS-Xを覚えるのならWindowsヲ覚えるのも一緒のような気もしますしCPUの早さでもグラフィックの早さでもソフトの対応・周辺機器の対応でも群を抜いてWindowsの方が経済的ではないでしょうか。

私自身Macは好きです。アップルは嫌いです。たぶん来年が山だと思っていますが。
とうとうアップルも無くなるのでは無いでしょうか??
業界はこのような状況です。
(02.12.15)



■OSXにスイッチするならWindowsかな

この度、特別レポートを拝読させていただきました。
正に、我が意を得たり!といった思いです。

この秋にeMacを購入し、OS10.2も使っては見たのですが、ファイル管理の方法というか、操作がどうも馴染めませんでした。
Windowsを使っている時に感じる自分がどの階層で何をしているのかが徐々にわからなくなってくるようなイライラ感。どのアプリ、どの書類を使っているかがパッとわからず、見たい書類に戻るのにいちいちドックをあけて探す時のもどかしさetc・・・

また、アプリケーションの方も、MS-Office、ATOK、EG-Word、プリンタドライバ程度はOSX対応版は入れたものの、その他諸々のアプリケーション、周辺機器のドライバは、OS X未対応だったり、経済的な理由等から購入する気になれなかったりです。Classic環境も何度か試してみたのですが、どうも不安定だったり挙動が不審だったりして使い物にならないと感じています。

取りあえず今OSXで起動するのは、iMovieの使用時くらいでしょうか。これはさすがに9版より安定している気がします。


正直、雑誌や他のHPで見るOSXへの肯定的評価は少々信じられない思いでしたし、そんなに多くの人が移行している、移行しようとしているのかナァと眉に唾をつけておりました。

やはり慣れ親しみ、使いやすく、色々な作業をほとんど考えなしに直感的に使えるOS9とその対応アプリを主として使っています。安定度も2、3年前からは考えられないほど上がっていますし。
これがなくなってしまうこと。やはりユーザーの切り捨て以外の何者でもないと感じています。

自分自身はHPを持っておらず、アップルへのメールもあまり意味がないため、OS9存続に対して声を上げる方法がありません、ハリーさんのHPの存在はとても心強いです。

例え、例えOS9で起動できない、入っていないMacが(そういえば、これは年明け、の予定が春までずれこんだのでしょうか?)出荷される世の中になったとしても、ハリーさんに賛同される私のような多くのMacユーザーがいることをApple、アップルには知っていて欲しいものです。

ここ数ヶ月、時々真剣に思っているのですが、このままOS9を切り捨ててOSXだけにMacがなるのであれば、OS 9ユーザーとしては、使い勝手が似ている違うOSに乗り換える必要が出てきます。
アプリケーション関係の出費、周辺機器への出費等々を考えると、 スイッチするならXよりWindowsかな、などど。
恐ろしい恐ろしい。そんな世の中にはなって欲しくないものです。
(02.12.14)


 
■プロのグラフィックデザイナーにとってもOSXは使いにくい

初めてお便りいたします。
マックOS Xの文章を読ませていただき、賛意を表明したくメールを送付します。

私は長らくグラフィックデザイナーとしてマックを使用してきました。おっしゃる通り、OSXは使いにくく、実際アプリケーションや周辺機器も対応しておらず、まったくといっていいほど使用していません。
また、OSXに対応したソフト(イラストレーター10.0.1)は、9.2.2で使用するとアルプス社プリンターMD5500と相性が非常に悪いのも事実です(印刷版面のズレ、文字の太り、グレースケールでの写真などのトーンが正確にプリントできない、など)。
というわけで、いまだ9.2.2は手放せません。イラストレーターは8.0.1のままです。

プロのデザイナー(新しもの好きな性格を信条としている)としては、最新のヴァージョンを使用できないというジレンマを抱えています。

これからも、貴重な活動を継続して戴ければ、と思います。

追伸:ついセールスに負けてドットマックを購入してしまいましたが、未だ使っていません。止めれば良かったでしょうか。
(02.11.28)



■アップルはもっとユーザーの求めるものを提供してほしい

さて、以前、ページの更新を停められてしまった時は、大変ショックでした。
小野さんほどの、マックに愛着を持たれている方が(「すら」と言うべきでしょうか)現在のアップルに対して、このような思いを抱かれているのかと、相当な衝撃的を受けました。
「ユーザー離れを加速」なんてタイトルより、小野さんのページ更新停止の方が破壊力がまさっています。なにか励ましのメールでもお送りしようと思ってはみたものの、何を言っていいものか困ってしまいました。
とりあえず、またページの更新を再開され、大変嬉しく思っています。
もっとも最近は、また更新されているだろうか、とページを見に行くのが怖いくらいです。(これはかなり本当です)


「.Macは戦略的な誤り  ユーザーのMac離れを加速」、「OS9を辞めないで--MacOSXは誰のためのOSか」拝見しました。
非常に冷静かつ明晰な文章で、考えさせられました。

.Macに関しては、僕はiToolsにすら、疑念をもっていて使わなかった口なので、やはり、ネットがらみのことはアップルには無理なのではないかと思いましたが、自体はかなり深刻そうですね・・・。
ほんと、何故、あれほどユーザーからスカンを食らいながら、なんらかの対応をしなかったのか理解に苦しみます。
僕個人は、商業主義云々と言うより、アップルという会社が、商売のイロハをちゃんとわかっていないのではないか、と思います。
商業主義以前に、商売ができていない、と。
ちゃんと儲けたいなら、ユーザーの求めるものを提供していくのではないでしょうか?
デルのPCは嫌いですが、サポートとかは見習って欲しいものです。

ディスカッションボードのように、ある面、ユーザーにサポートの肩代わりをさせているなど、アップルにとってユーザーは単なるお客様以上の存在ではないかと思います。
であればこそ、もっとユーザーを大事にすべきなのが普通ではないかと思います。
Windowsユーザーがスイッチするのは、それはそれで結構なことですが、既存のMacユーザーがスイッチするとは考えていないのでしょうか?アップルは。

OSXやアップルに言いたいと思う(すでに言っていますが)ことは、僕もいろいろあります。ちょっと簡単にまとめるのは難しいですが。
僕はどうしてもWindowsにはなじめず、まだ使いにくさはあってもOS Xの方が親しみ(?)やすいですが、改善して欲しいところはあります。

しかし、アップルのことを悪く言うと、なんだか弱い者いじめをしているようで・・・(苦笑)
これがマイクロソフトだと平気そうですけどね。
これは半分冗談ですが、アップルだと、ユーザーがちょっと反旗を翻しただけで、潰れてしまいそうで怖いです。

私事になりますが、僕は5,6年前から仕事でMacを使いはじめ、一昨年からは自宅でもMacを使いはじめました。
現在はG4 CubeとiBook500(最初のモデル)を使用しています。
幸いなことに、ハード・ソフト共に、これといったトラブルもなく、マシンとしてのMacにはかなり信頼を持っています。

勤務先のマシンも、以前は爆弾マークが頻発していましたが、それも、使い慣れてくるうちに減り、新しいG4マシンとOS 9になってからは、一部、ソフトとの不具合を除いて、フリーズも激減しました。熱愛はしていませんが、パソコンを使うなら、やはりMacのハードやソフトを使っていきたいと思っています。
前述しました通り、OS Xにそれなりの不満はありますが。

しかし、あの一枚岩のようなマイクロソフトがそうであるように、アップルにも、きっと、現状をよしとしない人たちが大勢いるのではないかと思います。
いまはただ、アップルへ、地道にしつこくフィードバックを送ることが、自分に出来る最善の策だと思っています。
最近、アップルへ建設的な批判を行うページを他にも見て、少しばかり心強い気がしています。
良いところは称賛し、改善されるべき点ははっきり指摘する、そありたいと思います。
(02.11.26)



■OS9本当になくなるんですね

仕事でMacを販売していますが、とうとう、アップルジャパンから正規代理店を通じてOS9搭載Macの必要数調査が来ました。

年明けには、現行機でOS Xのみか、新機種になるようです。
(02.11.25)



■OSXはWindowsユーザーにとっては魅力的、OS9は早く止めるべき

小生は1988年にMacintoshSE+ImageWriter2をローン利息込みで100万円弱で購入して以来、SE30、IIsi(OS7.1)まで使い続け ました。
しかし、1994年秋にWindows3.1にSWITCHしました。OSのあまりの不安定さ、PPCの出現によってほとんど全てのソフトを買い直さなければならない経済的な負担、さらに、IIsi以降のデザインの悪化に堪えられられくなったかったからです。それからはWindows一筋でした。
それでも、Macには愛着があり、定期的にインターネットや雑誌の立ち読みで情報入手を続けてきました。
今年夏、OSX10.2の発表を期にiBook700を購入。その理由はひとえにUNIXの堅牢さです。爆弾はこりごりで す。Windowsでも2000以降フリーズはなくなり、それが当たり前になると、堅牢なシステムを望むのが当然と思います。iBookにはOS9もインストールしてありましたが、すぐに削除しました。

過去のMacの資産(ソフト類)は既に無く、1からスタート ですので失うものもなく、更にOSX10.2付属のものでほとんど事足ります。
付属アプリには満足しています。機能は少ないがシンプルで使いやすく、伝統は生きているなと思います。ただ、HyperCardもしくはその後継が見当 たらないのはショックでしたが。
.Macにも加入しました($99.95)。これも、iTool時代は非Macユーザーでしたので、有料が当たり前と考えられるので損することもありま せん。

さて、貴HPの感想ですが、新規ユーザーを拡大することはAppleがサバイバルする上で不可欠な要素であるとして、OS9の延長をいつまでもひきずっ ていると私のようなWindowsユーザーを取り込むことはできなかったでしょう。OSXが使いやすいからいいのではなく、UNIXだからいいのです。OS9切り捨ては利益を追求する企業として必然の方向と思います。来年出荷分からと言わず、今すぐにでもレガシーなOS9のサポートを止めて将来に 向かってOSXだけを集中的にサポートしてほしいくらいです。まだまだバグ多いですね。10.2.2にアップデートして若干ましにはなりましたが。
それと「.Mac」はいただけませんね。もう少し長い目で見たいと思いますが、対応の1つ1つが乞食根性というか、3流企業丸出しで...恥ずかしくなりますね。この部分は貴論文に、全面同意です。

最後に、OSXがポシャるならば、Apple自体も存続は危ういとおもいます。私にとって一番嬉しいのは、DOSV自作マシンでMacOSXが動くことです。一 部情報では既に試されているとか。Appleは魅力的なでも高価なマシンだけに限定してハード開発し、廉価版というか普及タイプはDOSV機に役割分担 させればどうでしょう。
(02.11.16)


■Appleは企業が何によって成り立っているのかを考えているのか

ユーザー離れについてというのを読ませていただきました。
かくいう私もmac.comをほんとに一生使えるものとして安心して使用してました。

まったくそのとおりと納得させられるのが、うれしいやら、思い出してかなしいやらというのが本音です。この気持ちが他の人にもこの文章をよんだ上で共通の気持ちでしょう。安心をくつがえさせられたときのがっかり感と憤りはたしかにユーザー離れを起こす誘引剤であることは確かです。

今の商業主義と呼ばれるものについての年20ドルというのは、たしかにユーザーの納得できるような値段と考えています。月300円がコンテンツ使用としての相場であるのに対し、月200円というのは確かに対価に合うものです。

ここのところ、この商業主義というものが、ユーザーの負担を増やし特にマックでは無料だったものがOSXになり有料になっているものが多く、OutlookExpressや、RealONE、DropStuff(自己解凍形式にでき ない)などOSXに移行し、とまどいを受けているユーザーも少なからずいます。ましてや、この給料などが目減りする中での有料化は税金に似たというか同様のイメージをもってしまい、気がめいってしまいます。

この意見は商業ベースに立地した企業に対して、とても的を得たマーケティングにあった意見です。なぜ、このあなたのような個人が的確な答えがでて、多くの人間が集まる企業でこのマーケティングによる結論がでなかったのが不思議でしょうがありません。その企業が何に支えられて成り立っているかというのは最初に考えることです。このアップルにしてみれば、マックユーザーのロイヤリティやブ ランド、機能美、先進性についていったユーザーで、MS主導の安いパソコンにはないなにかがあったから高いマックを買っているのだと思います。

長くなりましたが、とても心にくるものがあり、ペンをとらせていただきました。あなたのホームページは多くの人を名前のとおり救っています。患者はこれ からもあなたを頼るでしょう。だからこれからもマックユーザーを見捨てないで続けていって下さい。
それでは、失礼いたします。
(02.11.24)



■アップルは急ぎすぎなのでしょうね<br>
.Mac有料化に関する文章も拝見いたしました。結局iToolsの魅力はmac.comアドレスを取得できることだったのだと思います。日々使っているアップルにメールアドレスという形で関わっているという満足感だったのだと思います。そしてそれがApple製品を買ったものに与えられる特権(?)だったのだと思います。

iDiskに関しては仰るとおり、アナログ回線のダイアルアップ接続だととても小さいファイルくらいしかアップ出来ませんでした。20MBの内、1MBくらいしか使っていなかったと思います。

ブロードバンドの常時接続になって初めて.Macは生きてくるわけで、MacOSXとの連携も果たせるように成るわけです。ソフトウェアアップデートもこれほど頻繁に数十メガバイトのファイルをダウンロードさせるのでは、面倒くさくてMac OS Xに移行できません。

やっぱりどうにもこうにもアップルは急ぎすぎなのでしょうね。
(02.11.14)



■MacOS Xは評価するが自分は移行できない

この度の「OS9を辞めないで!」の内容、大変興味深く拝見いたしました。自分はアップルがMacOS Xへ移行したことを評価していながら、移行できないことに複雑な気持ちをもっています。今回の記事はまさに自分が考えていることを代弁していただいたようなものです。

実際に移行するにはどうしてもClassicと決別しないと意味がないように思うのですが、これまでの蓄積から考えて、なかなかそれは難しそうです。雑誌アンケート結果などをみるとかなりの割合の人が移行しているようにかかれていますが、果たして実際はどうでしょうね。

これまでPerforma6210からiMac Rev.BとMacを使い続けてきた親父が年末にiBookを買おうとしてるのですが、デフォルトOSがMac OS Xですからどうなるか非常に不安です。
(02.11.14)



■初心者の私にとってはOSXはよいOSです

「OS9を辞めないで--MacOSXは誰のためのOSか」を拝見しましたが、正直言って、Mac初心者である私には、理解できません。
MacOSXがそれほど悪いとも思えません。
むしろ、誰にでも使いやすいOSだと思いますが、間違っているでしょうか。
初心者が楽しく触れることができたら、そのシステムはちゃんと機能を果たしていると考えてもいいのではないでしょうか。
書いておられる多くのユーザーというのは、私のような初心者ではない方ばかりではないでしょうか?
失礼な言い方かもしれませんが、おそらく、Macに酔い、ひとりよがりになっておられる方達ではないでしょうか?
私は、販売店で、MacOSXを触ってみて購入しました。
ですから、「OS9を辞めないで--MacOSXは誰のためのOSか」こういう表現のされ方をしますと、まるで、自分の存在が否定されたような錯覚に陥ります。

全ての人に満足を与えるものは、この世に存在しません。
それは、西洋風に言えば、「神」のみです。
(02.11.13)



■OS9を使用していても時代錯誤ではない

「OS9を辞めないで--MacOSXは誰のためのOSか」心強く読ませていただきました。
全く快適な環境ではないのに、早くOSXに移行しなくてはいけない、という強迫観念の呪縛から解き放たれました。
OS9を使用していても時代錯誤ではないのですね。
(02.11.12)



■パソコン誌はユーザーの見方ではない?

「Appleよ、ユーザーに回帰せよ!」を拝読し、胸のすく思いがしました。Appleに対するご意見もさることながら、パソコン誌への的確なご批判に特に共感を覚えます。日本にはオーディオ、車、映画批評の昔から本当の批評の伝統があったためしがなく、批判されるべきメーカーと結託した提灯持ちジャーナリズムしかない。結局、評者の本音が聞けるのはネット上の意見だけなのかもしれませんね。

Windowsへの転向がもっとも現実的な選択肢だとされるご意見にも、強く共感しました。Appleが従来のユーザー・フレンドリーなマック哲学を捨てるなら、いつまでも向上しないクロック・スピード、あまりに多いMac未対応の周辺機器とソフトとBBコンテンツの氾濫をユーザーが我慢し続ける理由は失われるでしょう。OSXへの転向は、ヘタするとWindowsへの転向以上にカネがかかるのですから。

今後とも、仮借ない批判を展開してくださるよう期待しています。
(02.11.12)



■OSXは決して悪いOSではないが、OSXの批判はAppleそのものへの批判

「OS9を辞めないで--MacOSXは誰のためのOSか」を読みました。
一部おかしいなと思ったところは、Classic環境としてのOS9はまだ残ります。
来年のマシンからはOS9からの起動ができなくなると言う事です。

確かに昔からMacを使っていた人ほどOSXの拒否反応は強いようです。
「純粋 Mac OS X 批判 序説」(http://amacre.site.ne.jp/Tuyano/Fun/FUN_5.html)を書いた人もいます。
私もつい最近までOSXには指一本触れてなかったのですが、来年からOS9での起動ができなくなるという発表を受けて、遅まきながらOSXの検証をしています。(Appleの思惑どおり!)

しかし至しかたないのかな〜、と最近は思ってしまいます。
Appleも当初はサーバ用としてOSXを考えていた節があります。
そしてゆくゆくはOSの統一という手順を踏むはずだったのですが、二つのOSを平行に開発する体力が無かった、面倒だった、かえってユーザーが混乱すると考えたののいずれかまたは全部です。
もしサーバ用としていたら、いまだOSX用のアプリは出ず、OSXを普及させるのに+5年以上の歳月がかかってしまうでしょう。WindowsのXPが発売された事もプレッシャーになっているかもしれません。

ユーザーに勝手にシステムを触らせない事とシステムの安定性は無関係ではないので、今までのMacは余りにも自由すぎたとも言えます。そこが窮屈と感じられるOSXですが、まともになったという見方もできます。(たぶんUMIXユーザーから)

OSXでも自由の裁量を広げたいと思うならば、rootユーザで使えば、何でもOKになってしまいます。
もちろん間違った設定をすれば動かなくなりますが、それは今までのMACでも同じです。
システムが変わった事が不満ではないと思います。今の方向性のOSXでももう少し互換性と安定性があれば十分使えると思います。
Appleももう少し情報をオープンにしてくれれば、OSXに対する批判も変わったでしょう。
OSXの批判は殆どAppleの批判となってしまっています。
(02.11.12)



■既存ユーザーの切り捨てをやってきたAPPLEにはとてもガッカリ

「OS9を辞めないで--MacOSXは誰のためのOSか」賛成です。
僕もOSXが発表された頃から、同様のことを書いてきましたが、残念ながら、ことごとく「予想」が当たり、結果、OSXへの移行どころかAPPLEの存続にも関わりかねない状況に、なってしまいました。
マーケティングの視点からも、最もまずいとされる「既存ユーザーの切り捨て」をやってきたAPPLEには、とてもガッカリの連続でした。
大勢の既存ユーザーが、同じ気持ちを抱えていると思います。
APPLEがユーザーフレンドリーで、直感的なMacOSの初心を取り戻すまで、頑張りましょう。
(02.11.12)



■急速に進む医療現場でのMac離れ

OSXに関するご意見、小野様のように今のApple社のありかたに疑問を持つ者の一人として共感しています。
私自身はコンピュータの専門家ではありませんが大学病院(京都大学)に勤務して医局のMac使用環境を整える立場にあります。
OSXが「まったく仕事に使えない」現状に腹立たしく思っています。我々の主な仕事は各診療科の依頼を受けて病理検査報告書を作成することにあり、ファイルメーカーProを用いた自作システムを使用しています。ファイルメーカ ーProサーバーのクライアントにはMacもPCも混在しています。

OSX用のiTuneやiMovieは確かに良くできていて、先日カナダの移植外科医がOSXを用いてQuickTimeムービーを交えた見事なプレゼンテーションをするのも見ました。スリープからの起動やネットワークの切り替えなどの点で確かにOSXは進歩しています。しかしOSXでは従来の機能の切り捨てが多すぎて、現状では使い物になりません。
OS9の起動しないMacを買うことはないと思います。

OSXのもっとも困った点はネットワークプリンタのサポートの悪さです。レーザープリンタを主に使用していますが、エプソン社は現在もOSX用のドラ イバを準備していません。キャノン社のレーザープリンタにはOSX用プリンタドライバはありますがOSX用のファイルメーカーProはプリンタ名を認識 できない仕様になっています。ドットインパクトプリンタに至ってはまったくサポートがありません。

OSX用のファイルメーカーProサーバーはインターフェースが従来のOS9以前に比べて劣るだけでなくOSX10.2では起動すらできなくなり、使 い物にならない状態です。
ファイルメーカー社は次のバージョンからOSXのみをサポートすることを発表していますが、このままの状態でいくと間違いなく当医局ではパソコンの新規購入対象からMacを外すことになるでしょう。

顕微鏡撮影の分野からもMacは消滅しつつあります。学会発表はPowerPointプレゼンテーションが急速に普及しており、顕微鏡撮影もデジタル化が主流になりつつあります。最近のデジタル顕微鏡撮影装置はMac用がなく、すべてWindows対応のみとなっています。当医局にいくつかあるデジタル顕微鏡の中ではMac用の撮影装置がAppleScriptやQuicKeysで処理が自動化されており最も便利なのですが、いかんせん最近の Windows用機種と比べると画素数で劣ります (200万画素 vs. 1200万画素)。

国内における医療関係のMacの占有率は急速に下がっています。2年前に当医局では無線LANと初代iBookを大量に導入しましたが、それ以後、基幹病院情報システムはIBMのOS2やUNIXからWIndows NTに移行しました。個人ユーザーもMacからWindowsへの乗り換えが進み、かつて個人ユーザーの大半がMacであった30人ほどの部局で現在も Macを主に使用しているのは1/3以下となっています。

パソコンの使用は遊びではなく、多くの医療関連の開発者には未完成のOSをサポートするほどの余裕はありません。Apple社が小野様のWebサイトを見てこの現状を認識していることを心から願っています。
(02.11.10)



■情けなくて涙が出てきます。こんなOSでスイッチなんて

まず謝らなければなりません。
.macを買ってしまいました。
急な出張でネット出来なくなり、メアドの変更もママならず、箱売りで半額でしたのでやむなく乗ってしまいました。レジストしたものの、メール以外じゃさっぱり使いません。
いまだに不具合のあるウイルスソフトを置いているし、外せないのであるならwebで大きく注意勧告すべきですよね?
ここでもユーザーの気持ちとは乖離があります。

もう一つは、ジャガーをボンダイにインストールしてしまいました。
出先で暇でしたので。。。。
メモリー160メガでは心許なかったです。
CPU裏の32メガバイト外して256メガバイト増設です。都合384メガバイト!!
マックメムじゃ〜¥12600!!(ちゃんと128ビットのを¥6600で買いましたが.........)
お金がかかるOSです。
MacOSってメモリー食わないOSだったのに、、、
で、メモリーは意味のないジニーアクションやドッグの拡大縮小に使われてるんです。
本末転倒です。

ジャガー入れましたらジオメントリが再起動で初期化されます。
イライラ来ちゃうバグです。しかも、アップルは公式に発表していません。
出荷する前にわかってたはずです。わかってなかったら....なにやってるんでしょうか?
これもまた、ユーザー乖離です。

愚痴っぽくなってすみません。

2003年からOS9起動しなくなるわけですが・・・
何てアホなんでしょうか?
どうしようもない不具合だらけのOSで乗り切れるのでしょうか?
スイッチ叫んでるけれど、ISOの和名CDはいまだにマウントできず何が乗り換えでしょうか?
みんなPC買って乗り換えでしょうか?

情けなくて涙が出てきます。

モダンOS、マルチタスク、これのために失ったものは大きいです。
Macで一番大きいものを失った気がしております。
「使いやすさ」「わかりやすさ」ジャガーでもまだまだ許せるレベルでありません。
先日もいろいろ触ってたらメニューバーにアップルスクリプトが入ってしまい外すのに苦労しました。

しかし、子会社ではあるもののアップルジャパンは何をしてるんでしょうか?
ジャガーの多くの不具合は日本語化の中途半端が多いです。
日本であるからこそ出来ることもあると思うんですが・・・
イエスマンであるべきなんでしょうか?
悲しい現実です。
来年1年間で9を葬ったらばしわ寄せが決算に出ることでしょう。

長くなってしまいました。
愚痴ばかりのような気がします。
ハリー小野様もこれからもwebを継続してくださいませ。
みんな愛機Macのファンです。
(昔はアップルのファンでもあったんだけど・・・)
(02.11.2)



■「マックユーザーなら盲目的に買うだろう」という考えがMac離れを加速する

小生、パソコン歴(=マック歴)9年です.
きっかけは周りのほとんどがマックという環境だったため、迷うことなく、マックを買いました.
PB520(高かったですね)に続きPM7500/100を買いました.
その後は目的のための「手段の一つ(道具)としてのコンピュータ」ということを忘れ、2ちゃんねるでいう「マカー」になってしまいました.
雑誌は毎月2冊、メモリーの増設、HDDの交換、内蔵のMO...また OS の upgrade が出るたびに購入しました.
そのためお金がどんどん飛んで行きました.

それで OS9 まで購入しましたが(実際にはマシンの関係で使い物にならず)、OSXが出たときはさすがの小生も迷いました.
いままでのソフトは大丈夫?使い方は?etc...それでβ版や10.0は買いませんでした.
その後の雑誌の評価をみて、「買わなくてよかった」と思ったのと同時に「なんでこんなもん売るんや!」とも感じました.
まー、結局は上記マシンでは本当に仕事にならず、iMACを購入し、いまは OSX(10.2)で仕事をしております.
確かにシステムが落ちるようなクラッシュ(フリーズ)は少なく(0 ではない)「ながら仕事」も旧OSとは比べものにならないくらいに快適です.
ただし「遅い」ですね(同じく2ちゃんなるでは「マターリとした..」).
たまにOS 9で起動してみると一目瞭然です.

院長先生の言われる通り、いまのマックは消費者(マック愛好者)のことを考えているのかな?と感じます.OS 10.2(Jaguar)が出たとき「upgradeは?」と思いました.
小生もiToolも使ってましたし、ちょっと納得出来ないことが多すぎます.
企業として目先の利益を上げようとしているのは見え見えですよねー
「マックユーザーなら盲目的に買うだろう」って考えているのかも知れませんが、今のコンピュータ環境(世間の)はほとんどが Windows マシンであり、値段は安く、性能もいいです.
XP になってからは「落ちる」こともないようですね.

それにマックでしか出来ないということはまずないでしょう.(その逆はありますがねー)
周りのひともどんどんWindowsに「Switch」してます.
家のノートタイプ(今はPB1400) も今のソフトを動かすのには限界がきてますので、新しいものを買おうと考えてますが、非常に迷っています.
ビル・ゲイツのOSの載ったコンピュータを買うしかないのかなー

今後Appleはどうなるのでしょうか?
なんだかんだの「マック」ですが、まだまだ愛着はあります.
個人的には院長先生が言われるように消費者のためを考えたマシンやソフトを消費者のためを考えて販売して欲しいです.
(02.11.3)



■現状では私はMacと決別せざるをえない

「ユーザに回帰せよ」共感いたしました。(意外でしたが)

OSΧは使い勝手が悪く、馴染めないのと、全く愛着が湧かないので、今度はWinにしようと思っております。
 
マックが変更のたび、切り捨てられた周辺ハード、ソフト等の対応にお金をかけるのもバカらしくなりました。一般ビジネスに利用されない最大の原因だと思います。

現状で私が、マックユーザーでまcとあることは、そう長くありません。

アップルに提言していただきたいと思います。
頑張ってください。
(02.10.19)



■.Macでユーザー同士が言い争っている姿が悲しい

ずっとこのページを見続けていました。
突然の活動休止には驚き、また大変がっかりしました。
久々に訪れてみると再開しているではありませんか!今後とも楽しみにしています。頑張って下さいね。

最近アップルのディスカッションボードを見ていると悲しくなります。
もちろん.Macのことです。
自分も.Mac利用者ですが、有料化については異論ありません。
ただし、現段階では値段相応のサービスがなされていませんね。
とにかくよく落ちる。
一番悲しいのは、このネタでディスカッションボード内で言い争いがおきること。
責められるべきはアップルなのに、ユーザ同士が言い争っている。
アップルは本当に何をしているんでしょう、と言いたくなります。
貴殿も含めて、皆気持ちは同じはずなんですけどね。
本当にアップルには頑張って欲しい。
(02.10.9)



■私にはMacしか選択肢がない

今日久しぶりに小野様のサイトを訪れて驚きました
人の気持ちは移り変わるものですので仕方がない面もあります
でも、気を取り直してくださったようでほっとしました

私が思うにアップル社は普通の会社だろうと思うのです
普通の会社は利潤追求にしか興味がありません
ただ、私にはWindowsは使えません
実際数十万円の投資がただの粗大ごみになってしまいました
しかしマックなら、私の能力でも使いこなせます
アップルやマックがどうなってしまおうとも
私にはほかに選択肢がないのです

実は私、これでも十数年前に専門学校で電子工学を学んでいるのです
電卓チップと電卓OSをどんなに改良してもパソコンにはならないと思います
専門の技術者が付きっ切りでなければ
DOS-VマシンとWindowsは使えないと思っています
また、セキュリティーホールを突いた攻撃が流行していることを思うと社会的責任を考えればなおのこと『完全に理解して使いおおせる』能力のある一握りの専門家以外はDOS-VマシンとWindowsを使ってはいけないと思います

幸いにしてか不幸にしてかは分かりませんがマックは唯一のパソコンです
唯一のパソコンを自分で選び取った誇りは忘れないでくださいませ
(02.10.2)


■Macを見捨てないで下さい

貴HPを拝見して、びっくりしました!
Macへの思い入れがある分、現在のAppleにはご不満もお有りでしょう。
以前のAppleは、放って置けない危うさ、可愛さがありましたが、最近妙なしたたかさがあって、イヤですよね。
「お前もマイクロソフトか?」と突っ込みたくもなります。

でも、敢えて、敢えて、言わせていただきたい。

Macを見捨てないで下さい。

人の創造性を駆り立てる史上最高の道具。
人の感性に訴える史上最善の理想郷。
まだ枯れ果ててはいないはず...
(02.9.4)



■気持ち良くMacを支持出来る時代に戻ってほしい

いつもMac Clinicを楽しみに、また頼らせていただいているシロウトMacユーザーの一人です。
Harryさんのご主張に全く同感です。しばらくはAppleにいっさいお金を払うことをしないつもりになりました。いまある機材とソフトですごしてゆこうと思っています(ウチのカミさんなどOSXよりOS9の方が好きですしね)。
一マックファンとして気持ち良くMacを支持出来るときが早く戻ってくるといいですね。
(02.9.4)



■最近のMac関係の会社には期待を裏切られています

ホームページを見ました。しばらく活動を中止するとのこと、寂しい感じがします。
小野さんほどではないにしろ、最近のAppleにも寂しい感じがします。Adobeやシマンティックにも最近期待を裏切られています。
ホントにMac関係の会社はどうしてしまったのでしょう?

わたしも.macは高いということで、期限切れと同時に使用を止めます。友人をはじめ、多くの人にはお手数ですが、メールアドレスの変更をお願いしています。
こうして知らず知らずのうちにApple社への悪い噂が流れるのでしょう。寂しいです。
(02.9.2)



■Macを愛するユーザーを裏切つづけるAppleとアップルジャパン

私はiMacからのユーザーですが、もの凄いお力をマッククリニックから得ました。
お礼の言葉が見つからないくらいお世話になっています。

ハリー小野さんのご意見はもっともです。
痛いほどお気持ちが伝わってきます。
現在のAppleはおかしすぎます。
また、アップルジャパンは翻訳さえやっていない印象を持っています。

.macが発表になり、愕然とし、脱力感につきまとわれながらも、Tell Usもして、反.macの署名までしました。

discussion boardの「国民消費者センターに電話」というスレッドにも書き込みしましたが、過去に出会ったことのない中傷や嫌がらせを受け、現在はそのスレッドも跡形もなく消されてしまいました。
Appleを思ってのことだったのですが、かなり洗脳されているファンもいるのだとその時に初めて認識した次第です。

ボンダイを買うために秋葉に列んだ時が思い浮かびます。
私は名古屋在住なのですが販売1日前に予約した店から電話がありました。
「iMacは名古屋に入荷ゼロです」
そのため急遽、東京へ新幹線に乗ったのです。
その頃から、ユーザーフレンドリーでは無かったのかもしれませんねぇ。

誕生日は祝ってくれなくなり、キーボードに電源スイッチはなくなり、今度はハッピーマックも無くなってしまいました。

iMac333MHzでの一休み問題、OS9でのネット不能問題、AirMacの故障、Firewireのショート等、我慢を重ねてきましたが、.macの「うそつき問題」は許せません。
専用メールが使えるということで何十人にマックを買わせてしまってるのです。
有料化のお詫びは現在私が代行しています。
その点が一番腹が立つところなのです。

OS Xβも¥3000で買ってOS9との差に驚きました。
惰性のように10.2まで買ってみましたが、私の願うMacOSではありません。
シャーロック3のほとんど英語版にはあきれかえってものが言えません。
仇であるXPは今までのソフトの互換もあるし、アピアランスも選択できます。
ホントにAppleの行く末が恐ろしく感じる今日この頃です。

最終9インストール可能最新型を買った後でそのままフェードアウトするかもしれません。
しかし、まだ、Appleが軌道修正されることを願って止まない私でもあります。

長々とすみませんでした。
ハリーさん、堪え忍んでいるマックファンのためにも、活動再開されることを祈る次第です。
(02.9.2)



■ユーザーの支持を失うことが最大のAppleの損害のはずだが

今までマック診療室には何度となくお世話になりいつもメールでお礼を申し上げなければと思いつつ出来ずじまいでした。
今回、活動の方を休止されるとのことでメールさせて頂きました。

今回の色々なApple社の戦略には正直 私も閉口せざるを得ません。
それに対して憤りを覚え、活動を休止されるのも尤もな事だと思います。
こういった活動をされていたサイトが休止されるのはApple社にとっても大変な損害になると思うのですが……

Mac初心者だった私が仕事でMacを使うようになって5年余りマック診療室には度々お邪魔して勉強させて頂きました。
本当に有り難うございました m(_ _)m
遅ればせながらのお礼のメールで申し訳ありません。
(02.9.2)



■私にとってはここ数年のアップルが一番ユーザーを大切にしているようにみえる

活動を停止されたことは残念ですが、またいつか、活動を再開されることを期待して
おります。


ところで、「今までMacを支えてきたユーザーを大切にしないで、何で新しいユーザーの獲得が出来るでしょうか。」とネットで書かれていましたが、個人的には、この文章にはひっかることがあります。
僕も、黎明期のころのユーザーさんと比べられるとかないませんが、そこそこ長いMac歴を持っていると自認しています(Windows3.1の使いにくさにショックを受けてMacに移行したクチです)。

その私からみると、アップルは、ここ数年が一番、われわれを大切にしてくれているように思えます。なにより、ユーザー数(ここでは個人ユーザー)の増加という点では、最近がもっとも顕著なわけです。私の目から見て「新しいユーザーの獲得」は大成功しているように見えます。

いろいろなことを考えてみましたが(ハード、ソフト、サポート、サービス、近い将来のビジョン、遠い将来の夢・・・)、ハリーさんのいう「ユーザーを大切にする」(大切にしない)というのがどのことをさしているのかがよく分かりません。

.macの有料化は寝耳に水(後述)でしたが、それ以外は?

Mac Clinicには、おそらく「ほとんど何も知らない初心者ユーザー」が多く訪れてくるのだと思います(本当に素晴らしいことですよね)。
そういう人たちが、「最近のMacはけしからん!」といわれたら、困ってしまうのではないかと思います。
ハリーさんが、けしからんと思うことには、きちんと意味があるのだと思います(それが僕には分からないレベルのものだとしても)。アップルを感情的に擁護するつもりもありません。
ただ、初心者ユーザーにとって、今回のトップページはちょっと衝撃的すぎるかな、なんて思いました。いきなり黒いですし(笑)。

そう、遠くない未来に、Mac Clinicが再び再開されることを祈っております。


PS
.Macですが、おそらく今月末〜来月くらいに、メールアドレス専用プランとかが発表されるのではないかと思っています(これはこれでもめ事を起こしそうですが)。

約100ドルという価格についても、新サービスの追加(けっこう大きいサービスがまだ未発表だとふんでいます)があって、相対的なコストパフォーマンスが下がっていくでしょう。

もちろん、前者は、世界中でユーザーが運動を起こしたことが引き金となっていると思いますが。

僕は、毎年100ドル払っていこうと思います。
メールアドレスは使っていませんが、iPhotoからの写真公開機能などは、回りで大評判なのです(これでMacユーザーが2人増えました)。
(02.9.1)



■最近のAppleの方向性にはついていけない

私はLC475からのユーザーで、以後PM7500、iBook500の乗り継いできております。職場でもずっとマッキントッシュを使用して参りました。OSは9.2.2です。

私もマッククリニックさんと同じく、今のアップルを忍びがたく見ているユーザーの一人です。とくにここ1年は出すプロダクトがちょっと信じられない物が多く(その中でも今回のiPodは出色の出来だとは思いますが。私は10GBを当日に購入しました)、既存のユーザーを低く見ているとしか言いようのないものが多いと思います。

こんなことをマッククリニックさんに申し上げてもしょうがないことなのですが、今回のドットマックに関しては絶句してしまった口なので。同様の意見をお持ちのマッククリニックさんの記事を読ませてもらい、思わずこのメールに至るという訳です。

私個人的には、初代iMacが出始めた頃からおかしくなってきたと思っています。とくにUSBキーボードの出来が悪く、一体何を考えているんだ?と思ったものでした。特にコマンドコントロールパワーキーがなくなってしまったことには怒りを隠せませんが。更には理解しがたい位置にパワーキーが付いている現行機種には目も当てられません。PC本体の騒音もひどいものです。他社では水冷のPCが出ていますよね?あのようなプロダクトに挑むのがアップルコンピューターだと思っているのですが。

アップルコンピューターがアップルになり、6色リンゴは消え去り、パワーマッキントッシュもパワーマックになり・・。しかしこれらのことはその全てが新規ユーザー獲得の為でしかないように感じるのです。私が最も望んでいたのがコプランドでしたが、それも消え去り現行のMacOSXが存在することがどうしても未だに信じられません。まだ現実感がないのです。そしてどんどんPCメーカーとしての方向性が変わっていくアップルに、ついていけないものを感じています。

私は今でもパワーキーとコマンドコントロールパワーキーが残っているノートブックに活路を見出しましたが、OSに関してはアップデートするつもりはありません。マッククリニックさんでは昔からローカライズ面でお世話になっています。これからは、マッククリニックさんでは出来る限りOS9を保護していただけたらな、と思っています。突然のメールで申し訳ありませんでした。失礼いたします。
(02.9.1)



■@mac.comアドレスは永遠に使えるアドレスと思ったが

いつもあなたのサービスを無料で使わさせていただいているユーザーです。
「.mac」同感です、今さら何を?って感じです。
私は名刺にアドレスを入れています。
将来永遠に(アップルがつぶれるまで)使えるアドレスだと思ったからです、。
そんなことを言うのなら最初から5年とか10年とか期限を付けとくべきです。
全くのだまし討ちです、たかがメールアドレスと思う人もいるかもしれませんが私にとってxxx@mac.comは住基ネットの番号よりも重要です。
(02.8.25)



■ジョブスは裸の王様?

Mac Clinicには、iMacボンダイAに一目惚れして使い出してからは日夜更新される日本語キット、有用なニュース、コラムに数え切れないほどお世話になっております。

例の「.mac」の件にて 大変な脱力感に潰されそうです。
webでハリーさんのコメントを拝見し、不謹慎でありますが妙に嬉しくなりましてメールを書いております。
大手、もしくは老舗のマックファンサイトにてハリーさんのコメントを拝見するまでは、私と同じ意見の方が皆無だったからです。
反対に「直ちに購入した」「これは安い!」って方の方が多かったもので自分の考えはマックファンにあるまじき思いなのか、と心配していたところでした。

ジョブスは裸の王様になってしまったのでしょうか?
あまりにも情けなく悲しい事件です。
有料でメンテも変わらないならさらに悲劇です。

しかし。もっと悲しいことはハリーさんがMac Clinicをやめてしまわれるのではないかと言うことです。以前からサポートには定評(?)のあったアップルですからMac ClinicがなくなることはさらにMacファンを悲しみの淵へ追いやってしまいます。
これからもお時間の許す限り更新されることを強く望むしだいです。
(02.7.30)



無断転載を9 ;。

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