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ジョンハンコックタワーとトリニティ教会 (水彩画・F8号)

トリニティ教会は1877年アメリカの建築家ヘンリー・ホブソン・リチャードソンによって設計され建立された。この作品はロマネスクの特徴が色濃く表れ、美しい外観、内観を持つ彼の代表作である。一方ジョン・ハンコック・タワーは1970年代の初めに、著名な中国系建築家I.M.ペイとパートナーたちによって設計されたもので、外観がすべてガラスで出来た高さ241m、62階建ての超高層ビルである。ビルの形もビルとしては珍しい菱形を呈している。天気の良い日には、すぐ隣りのトリニティ教会や青空がガラスに映って大変美しく見えることで有名である。この街区を訪ねた時は、やはり天候に恵まれ思わずその光景に感激したことを思い出しスケッチにした。このビルはボストンの摩天楼群の中でも一際異彩を放っていると云えよう。