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ギャスタウン・蒸気時計 (鉛筆画・F6号)

ギャスタウンは古い建物やレンガを敷き詰めた歩道が続く観光エリアである。そのギャスタウンのウオーター通り中ほどに、スケッチにある蒸気時計がある。この蒸気時計は世界恐慌後、すっかりさびれた街が歴史地区として見直され観光名所となった記念として1977年にロンドンのビッグベンを模して造られたものである。このタイプの時計は世界に一つか二つしかない。この蒸気時計は蒸気でピストンを押し上げ、それが落ちる力を利用して動くというもの。15分おきに蒸気を吐き出し汽笛の音を使って「ウエストミンスターの鐘」のメロデイーが流れる。これはギャスタウンの人気スポットである。ギャッシー・ジャクソン広場の近代アートのアーテイスト、アーンシンプソンの手によるブロンズ像と共に地域のランドマークになっている。