グランビル・アイランドはフォールス・クリークに浮かぶ小さな島のような半島である。２０世紀初めには工場街として発展したが、その後さびれたものを再開発し観光スポットとして生まれ変わった。端から端まで５００ｍほどの小さな島には、個性豊かなマーケットやレストラン、ショップが並び観光客を楽しませてくれる。パブリックドックはパブリックマーケットに近接して設けられ、その隣にはミニフェリー乗り場がある。この位置からフォールス・クリークの対岸の街並み、そして真上を越えていくグランビル橋の雄姿はすばらしく、バンクーバーらしい光景で思わずシャッターを切った。時折近づくかもめに餌を与える光景は旅の疲れを癒してくれる。半日の観光ツアーであったが、変化のある美しいウオーターフロントを堪能した。