カタツムリはドラム缶が好きなの?
 
だめぞうさん今晩は。春学期追い込みで大変ですね。
私も月曜に鬼のT教授の中間「クイズ」です。もちろん、まだ全く手をつけておりません。前回のクイズは予想通り失敗してしまい、今回もやる気が起きません。こんな私を癒してください。

私からは「逆癒し」話を一つ。
一昨日、デルノルテ駅からBART線路下の遊歩道を歩いて帰宅しておりました。途中にあるドラム缶に紙くずを捨てようと思ったら・・・・・
何とカタツムリが大小百匹くらい内側にびっしり貼りついてるではありませんか!!見た瞬間、ウメズかずおが描くような顔になって、「ギャー」と叫びたくなりました。カタツムリはドラム缶が好きなんでしょうか?博学なだめぞうさん、教えてください。では。 

(質問者 たかけん)

 
 
 
こんにちは、たかけんさん。
 

たしかに、こう勉強ばかりしていてはうんざりですね。でも、あと3週間で晴れて自由の身です。開放の日を信じて戦い抜こうではありませんか!

それからカタツムリについてですが、こちらの防虫剤にはアメコミ風の害虫の絵が描いてあって大変怖いとおもいませんか。カタツムリなんか怪獣にしか見えません。

一方、日本には「ナメトール」というナメクジ退治薬があります。かつて、だめぞうの父はナメトールを麦芽飲料ミロの瓶に入れて、庭に出るナメクジを割り箸でつまんではこの瓶に落とすのを日課にしておりました。ナメクジはナメトールに浸かると溶けてしまうのですが、子どもの頃に覗いたミロ瓶は、ナメクジを入れすぎたのか、それともナメトールが少なかったのか、中途半端に溶け残ったナメクジがイカの塩辛のようになっていて大変気持ち悪かった思い出があります。

こうした事例から判断して、たかけんさんの覗いたドラム缶は、おそらく米国版のカタツムリ退治用瓶だったと思われます。マクドナルドに行くとバケツでコークがでる国ですから、ミロの瓶がドラム缶サイズになっていても不思議はありません。また、ご記入の文章から察するにカタツムリは元気だったようですが、きっと担当のおじさんが退治薬を入れるのを忘れたか、缶に穴が開いていて全部漏れてしまっていたのでしょう。米国ではこの手のことがよくあることは、たかけんさんもご存じのはずです。

しかし、今回の件は不幸中の幸いでした。もしカタツムリ退治のおじさんがちゃんと退治薬を入れていたら、どろどろに溶けた大量のカタツムリ液をのぞくことになったのですから。これは大変気持ちが悪い。

たかけんさんにはまだまだラッキー運が残っています。よかったですね。癒されましたか。
 
 

(回答者 だめぞう)
 
 

追加)

この回答を作った後でウェブ検索で調べたところ、ナメトールは顆粒らしいのです。しかし父は液状のナメトールを使用していましたから、水で溶いて使っていたのかもしれません。そうだとすると、ナメトール液でナメクジが溶けるというのは正確な表現ではなくて、単にナメクジは死ぬと勝手に溶けるものだと考える方がよさそうです。実際、ナメクジの死骸ってあまりみたことないですものね。カタツムリも殻だけになってるし。

とすれば、あの塩辛を見たのは、それはそれで珍しい経験をしたといえます。
ありがとう、お父さん。