(証明)証明の詳細は省略し、あ
らすじを示すにとどめる。
システムが可制御 → 正則行列を用いた座標変換により可制御正準形式表現に変換可能 → 望みの固有値をもつよ
うにフィードバック・ゲインを設計可能 → 逆行列を用いて座標変換を元にもどしても、極は変わらない。したがって、任意に極配置ができた。
システムが可制御でない → 可
制御性行列の縦ベクトルの線形結合で表される最大空間はn次元未満 → n次元空間を(可制御性行列の縦ベクトルの線形結合で表される最大空間)とその補
空間に分割したとき、補空間上の極はフィードバック制御によって変更することが出来ない。すなわち、任意に極配置は出来ない。