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2005.8
日本じょくそう学会

パシフィコ横浜で「第7回日本褥瘡(じょくそう)学会が開催されました。じょくそうとは、いわゆる「床ずれ」のことです。

自分で寝返りなどの動作ができない人が同じ向きで寝ていたり、感覚が麻痺していていることで、血行が悪くなっている部分の傷が治りにくくなる病気です。死にいたる重症になる場合もあります。

残念なことに、入院時にじょくそうになる人はたくさんいます。私自身も、入院中にじょくそうになり、リハビリテーションの一歩を踏み出すのが遅れてしまいました。

   

じょくそう予防・治療に関する用具や情報も展示されました。

患者も病院もじょくそう予防用品販売会社も社会制度も一丸となって、一刻も早い治療と予防の仕組みづくりが必要です。

右:じょくそうの患部の模型。仙骨(尾てい骨)のあたりです。仰向けで長い間寝たままでいるとこのようなひどい状態に・・・。

定期的な寝返りをサポートできる支援体制が予防には欠かせません

   

太陽光から人体に有害な光線だけを取り除いたランプの光をあててじょくそうを治療する器具。

いろいろな機器がありますが、いつでも誰でも安価にレンタルできるような社会の仕組みが必要です!!