本文へジャンプ


2005.10
第39回東京モーターショー(その2)

車いす利用者むけの特別見学日(10月20日)では、社団法人自動車工業会(JAMA)により、事前に接遇の仕方や案内方法などのレクチャーをうけた会場案内ボランティアの配置やアンケート調査もおこなわれ、よりアクセシブルなモーターショーを目指した活動も行なわれていました。

幕張メッセ駐車場からの連絡デッキの入り口付近に、貸し出し用の車いすもありましたが、整備状況が悪く部品の欠品もあったので、国際的なショーとしてはお粗末な?部分がありました。バリアフリーの設備やその運営は社会の中でまだまだ日常的ではないのでしょうか…!?

   

会場には自動車会社の最高責任者や福祉車両の開発担当者の方々がいらっしゃいます。ショーでの反響を見て実際に商品化を検討するということもあるようなので、実際に福祉車両を試し、さまざまな提案や質問を投げかけてユーザーのニーズを直接伝えることのできる貴重な機会を有効に使わない手はありません。この特別見学日を大いに活用していこうではありませんか!

ちなみに私は日産自動車のカルロス・ゴーン社長にアクセシブル・パーキング利用マナー向上のためのアイデアについて提案してみました。

   

展示ブースのバリアフリーはどうなっているでしょうか。各社の展示ブースも全面スロープ形式を採用してかなり見やすい感じを受けました。ここ2〜3年でかなり改善されたと思います。また、2階構造のブースもかなり増えてきました。それにともなって、エレベーターの設置やブースの構造もスロープ状にして、アクセシビリティを配慮した設営が行なわれていました。