神奈川県社会福祉協議会・福祉用具等利用支援担当主催の「夏休み自助具製作教室」が、かながわ県民センターにて開催されました。
様々な身体的状態での日々の生活を支える道具についてより多くの人に利用価値を認めてもらうための講座です。
当日は”机に置いたまま使える爪切り”や、”ストローを手で抑えられない人のためのストローホルダー”を製作しました。
人生の可能性と質を高めるための道具について、いまだ社会にその存在が伝わりきれていないのが現状です。
今回、自助具製作教室が行われた「かながわ県民センター」には、だれもがいつでも自助具や福祉機器に触れられる「福祉用具展示場」があります。しかし、その存在があまり知られていないがために利用者が少なく、今後なくなってしまう可能性がでてきました。どうか多くの方々に利用してもらうと同時に、このような必要不可欠な施設の存続を訴えていってほしいと思います。