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2008.10
神奈川工科大学公開講座

タイと中国から福祉施設の代表による施設運営の現状と身体障害者の生活事情について講演がありました。

中国ではいまだ障害を持って生活する人の権利が確立しておらず、政府からの支援も希薄だそうです。(日本も同じですが・・・)また、先の大地震で障害を持った子供が孤児になってしまったというお話も聞きました。北京オリンピック開催で街中にスロープや点字・誘導ブロックはできても家からそこまでいけるような環境がないそうです。

   

タイからは障害者職業訓練校の先生のお話がありました。まだ国内に一ヶ所しかありませんが、パソコン事務の授業はすべて英語で卒業後の就職率は100パーセント!だそうです。また、転職する際も学校のサポートがあるそうです。

今回来日している方々は、日本の進んでいる福祉を学びにやってきていますが、逆に日本が学ばなければならないことのほうが多いと感じた講演でした。