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2006.4
町でよく見るバリアーフリーもどき

バリアフリーの考え方は、「段差や障害物をよける」だけではなく「安全に移動できるように案内する」ことも同時に取り込まなければいけません。

そうでないと「人が不在のインチキ設備」ということになります。

 

写真上:なぜか点字・誘導ブロックがジグザグに敷いてある・・・。

 

写真下:「こっちを通ってみろ」と言わんばかりに、わざわざ障害物に誘導したりする!?

 

 

   

幅は狭い、角度は急、滑りやすいタイル貼り、方向転換を何度もしなければならないし、おまけにのぼり口に段差があるのでは、「スロープのふりをした段差」といえるでしょう。

まさに「擬態バリアフリー」!?

   

エレベーター内にある鏡は、車椅子使用者などが後ろ向きにエレベーターから降りる時バックミラー代わりに使うものですが、カーペットが貼られてしまっています。

かろうじて上の部分だけ鏡が露出していますが、身だしなみのチェックをするにしても身長2メートル以上の人でなければ使えませんね!?