国際福祉機器展 HCR
2010年9月30日〜10月1日
東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展HCR2010の福祉車両展示ブースです。
各社の最新モデルに手動運転装置やスロープ、昇降機能つきの座席を備えた車両が展示されていました。
少ない力で操作できる手動運転装置を開発した自動車メーカーがありましたが、同じメーカーの車両でそれを装着できる車種はまだ4種類(新型車のみ)だそうです。説明員の方のお話では、今後車種を増やしていく予定との事ですが、手動装置の開発段階から、なぜ自社の車両すべてに装着できるように設計をしておかないのでしょうか?また、その装置を取り付けると、ドリンクホルダーが使えなくなってしまいます。何か限定的であったり、使いやすくするために本来の機能を犠牲にしてしまうようではいけません。「人に易しいユニバーサルデザイン」と、製品どうしを組み合わせて使いやすくする「物に易しいユニバーサルデザイン」の両面で考えていくことが福祉車両の発展のために必要だと思います。
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