ブレーキの壊れた豆タンク


komaさんより、またまた多くのお写真をお寄せいただきました。
表題の1枚は、全日プロ2005年11月20日後楽園大会の最強タッグ開幕戦恒例の入場式風景。
プロレス学校・闘龍門出身選手としては初めて、YASSHI選手とともに
日本マット界最長の歴史を誇るタッグリーグ戦に参戦したドッティでしたが、
Bブロックの最格下チームということで入場式最初の登場となったのをいいことに、
立会人として来日したスタン・ハンセンPWF会長を一瞬だけ「独占」。
ラリアットの元祖であり、トップヒールを極めた偉大なる先達に
「テキサスロングホーン」ムーブでリスペクトを表しました。
ヒールである近ブラとしては、今や絶大な人気を誇る氏をおちょくる目的だった可能性も高いですが、
2人のポーズを見やる、すっかり好々爺然とした氏の表情を見るに付け、
2人の姿が「往年の名選手を発見して盛り上がる、単なるプロレス少年」に思えてなりません。
以下、計4大会ものお写真を頂戴しており、時間軸に沿ってご紹介させていただきます。
まずは以下3枚、全日プロ2005年11月19日代々木大会です。



この日の試合はYASSHI選手の復帰戦(vs諏訪間幸平&雷陣明組)でしたが、実働なんと176秒!
グレート・ムタ選手に乱入攻撃して、グレート・ボノ(曙選手)に蹴散らされた、
グレート・ルタ(TARU選手)のセコンドとしての働きの方がよっぽど重労働でした。
以下、冒頭でもご紹介した全日プロ2005年11月20日後楽園大会です。







この日の対戦相手は「父親と息子とその友だち」(佐々木健介&中嶋勝彦&石森太二組)。
試合後、佐々木選手がYASSHI選手を、VDMが中嶋&石森選手をそれぞれ「人質」に取って
お互いに解放を迫る、という展開で、「取引」をしたものの裏切ったVDMが人質をボコボコに。
先に人質を解放した佐々木選手が怒り心頭でVDMに襲いかかろうとしたのが上記の写真。
「ものすごい逃げ足に大笑いしながら写しました」(komaさん)
続いて、dragondoor2005年11月24日後楽園大会。石森選手を迎えての世界Jr初防衛戦です。










dragondoorでのドッティは決してルードではないため、観客を敵に回すほどの
悪辣な反則をする必要がなく、純粋に技の攻防が楽しめるのが特色。
クリーンな試合展開をお望みの方には全日プロよりdragondoorでの観戦をお勧めします。
最後は、全日プロ2005年11月27日川越大会です。

「TAKAみちのく選手のコス。悪冠一色時代のコスと被り気味です」(komaさん)

新日プロに転出した、VDMの盟友ジャイアント・バーナード選手との連係攻撃。
半年以上共闘した親クマ子グマのコンビは、とりあえずこのシリーズで見納めとなりました。
たくさんのお写真、ありがとうございました!