試合の背景並びにTV放映データなどを記録した、管理人によるコラムです。
1684 2017年オープニングマッチに出場
新春興行の第1試合に出場し、ルーキーたちを蹴散らし無難なスタート。新たな1年が静かに明けました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #46 WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE 1.8後楽園ホール』(GAORA)'17.01.23放映
1689 UWAトリオ王座初防衛戦前日に王座返上、決定戦に臨むも奪回ならず
初防衛戦の前日に、パートナーの1人である葛西選手のインフルエンザA型感染が発覚。試合欠場のため、自動的に王座は返上。葛西選手の代役として、new Wild orderの盟友・征矢選手が名乗りを上げたため、初防衛戦は第53代王者組決定戦として行われることに。
対戦前から、キャリアが少なく線が細い藤村選手を「ド底辺」と挑発していたベテラン勢でしたが、この言葉に若手が奮起。最後は、51代王者組としてドッティからフォールを取られていた稲葉選手が卍固めで締め上げて痛烈なお返し。元王者組は在位72日・防衛ゼロの短命政権となりました。
1693 大鷲透日本逆上陸15周年記念興行で師匠・ウルティモ・ドラゴン選手と対戦
悪冠一色の盟友・大鷲選手が日本逆上陸15周年を記念した自主興行にゲスト出場。大鷲選手、菅原選手とともに、師匠であるウルティモ・ドラゴン選手と対戦する機会に恵まれました。U・ドラゴン"校長"との対戦は、2003年4月22日闘龍門JAPAN「EL NUMERO UNO 2003」最終戦・代々木競技場第二体育館大会での10人タッグマッチでの初対戦以来、14年振り2回目。もう2度とないかと思われた対戦が実現しました。
1695 次期W-1無差別級王座挑戦決定
この日のメインイベントでW-1無差別級選手権がTriggeR対決として行われ、芦野選手が河野選手を下し、ついに初戴冠(第11代王者に)。初防衛戦の相手として、同門対決をセコンドとして見守っていたドッティが指名され、次回後楽園興行の4.19大会での挑戦が決定しました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #48 WRESTLE-1 TOUR 2017 TRANS MAGIC 3.20後楽園ホール』(GAORA)'17.03.30放映
番外 WRESTLE-1運営会社の取締役副社長に就任
3月27日に記者会見が行われ、株式会社GENスポーツエンターテインメントの新人事が発表されました。武藤敬司社長の退任と代表取締役会長就任、高木三四郎CEOの退任と相談役就任とともに、取締役社長に林和広(カズ・ハヤシ)、同副社長に近藤修司が着任するというもので、新体制発足は4月1日付け。ドッティは林社長の補佐として、現場監督のような役割を担うものと思われます。
1697 チーム・ディストラクション一夜限りの復活
自称「WRESTLE-1のはぐれ者」NOSAWA論外選手と征矢学選手の「はぐれ連合軍」が、"今はぐれている人"をテーマに、東京愚連隊として興行を開催。ドッティは全日本プロレス時代の盟友・諏訪魔選手との再合体をプロデュースされ、チーム・ディストラクションが4年振りに復活。ムチャぶりながらも久々のコンビネーションを楽しみました。なお、この第5試合は非常に珍しい「50分1本勝負」。第1試合を10分1本勝負として、試合が進むごとに制限時間を10分ずつ増やしていったためで、メイン(第6試合)は60分1本勝負で施行。NOSAWA論外プロデュース興行らしい、ユニークな試みでした。
1698 UWAトリオ王座奪回
王座返上後、決定戦に敗れたドッティは、パートナーをチェンジして新たな気分で王座戦に挑み、奪還に成功。同王座実に4度目の戴冠となりました。
1699 UWAトリオ王座初防衛に失敗し7日天下に
王座奪回後の初試合となった1週間後の大会でタイトル戦が組まれたものの、初防衛戦にして王座転落。在位1週間という、記録的な短命に終わりました。
1700 W-1無差別級王座奪取ならず
デビュー2年目の驚異の王者芦野選手の牙城は崩せず。芦野選手はTriggeR離脱を宣言し、ユニットは崩壊の危機に瀕し、再出発を余儀なくされています。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #49 WRESTLE-1 TOUR 2017 CHERRY BLOSSOM 4.19後楽園ホール』(GAORA)'17.04.29放映
1702 イケメンの復帰戦の相手に
膝の怪我で欠場を続けていた、W-1きっての人気者・黒潮"イケメン"二郎選手の復帰戦の相手として、16年2月14日山梨大会以来のシングルマッチを行い、完治していない膝を絞め上げるゴリラクラッチで勝利。敗れたイケメン選手から再戦要求され快諾するも、「負けたらジャケットを脱げ」と要求するドッティに対し、「では近藤さんが負けたら苦手なファンサービスを」と逆要求して、次回6・6の同所で、珍妙なコントラ・マッチが行われることが決定しています。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #50 WRESTLE-1 TOUR 2017 TRIUMPH 5.4後楽園ホール』(GAORA)'17.05.24放映
1703 UWAトリオ王座また奪回
パートナーだった河野選手がW-1タッグ王座に就いたことから、征矢選手とトリオを組んだ社長&副社長のチーム246がリターンマッチに挑み、見事奪還に成功。同王座実に5度目の戴冠となりました。
1707 バトルロイヤル参加選手
頓所隼、タナカ岩石、三富政行、アンドロメダKEN、ローメンマン、ローメン武藤、地獄谷PONTA、三風よっしー、河野真幸、一、児玉裕輔、藤村康平、吉岡世起、進祐哉、伊藤貴則、皇壮馬、芦野祥太郎、立花誠吾、土肥孝司、ジェイ・フレッディー、カズ・ハヤシ、近藤修司、征矢学、黒潮“イケメン”二郎、アンディ・ウー、熊ゴロ―(順不同)
ローメンマン(11分22秒 スクールボーイ)征矢学
《優勝》ローメンマン
1708 UWAトリオ王座防衛に失敗し29日天下に
今回の戴冠は2度防衛したものの、在位29日で王座転落。1ヶ月キープすることは出来ませんでした。
1709 イケメンとのコントラ・マッチに敗れファンサービス
黒潮選手の見せ場である入場シーンを蹴り落として妨害したドッティ。そのまま試合開始となり故障箇所の左膝に集中砲火を浴びせるが、観客の声援を味方に付けた黒潮選手がムーンサルトプレスで快勝し、敗れたドッティにその場でのファンサービスを要求。妨害して台無しにした華のあるイケメンスタイルの入場シーンをカツラとジャケットをドッティに手渡し、2人で入場を披露。その後、黒潮選手は、飯伏幸太選手、オカダ・カズチカ選手の新人時代に指導した経験を持つドッティに弟子入りを志願。ドッティは「死守したジャケットを着続けてトップを目指せ」と快諾しています。
黒潮選手は試合後、新たに師となったドッティに対し、さらなるファンサービスを要求。直後に休憩入りした会場ロビーで、カツラ&ジャケット着用での撮影会を強いられました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #51 WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK 6.6後楽園ホール』(GAORA)'17.06.17放映
1713 W-1 GRAND PRIX 2017 トーナメント初戦敗退
1dayトーナメントで行われた「W-1 GRAND PRIX 2017」。プロレス学院2期生のプロレスリングACE所属・伊藤選手に敗戦。デビュー間もない選手に負けてしまったわけですが、「講師として指導した選手なので、悔しさ8割だが嬉しさも2割ある」とコメント。トーナメントは黒潮選手が優勝して、団体のビッグマッチ、9.2横浜文体でのW-1王座挑戦を決めています。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #52 WRESTLE-1 TOUR 2017 SYMBOL 7.12後楽園ホール』(GAORA)'17.07.29放映
1718 W-1タッグ王座戦敗戦もチーム246で再挑戦へ
若き王者コンビ"土肥熊"に屈するも、王者組が指名した次期挑戦者組は、W-1社長&副社長コンビのチーム246。団体の年間最大のビッグマッチ9・2横浜文体での挑戦が決まり、ドッティは「246ではない新たなチーム名」を示唆。後日発表としています。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #53 WRESTLE-1 TOUR 2017 FLASHING TOUR 8.11後楽園ホール』(GAORA)'17.08.24放映
1721 W-1タッグ初代王者組チーム246が返り咲きを果たす
コスチュームを一新して気合を入れ、連携プレーで幻惑。ベテランの味を発揮して、初代・第3代に続いて、W-1タッグチャンピオンシップ3度目の戴冠。試合後、今年のW-1グランプリトーナメント1回戦でドッティに勝った伊藤貴則選手がバックステージで挑戦を表明。河野真幸選手との第9代王者チームである2人との初防衛戦が9・18後楽園大会に決まりました。なお、新チーム名は、団体の社長&副社長コンビであることから、「チーム246 Presidents」と命名されました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #54 プロレスLOVE in YOKOHAMA 9.2横浜文化体育館』(GAORA)'17.09.11放映
【この時点でのWRESTLE-1タッグチャンピオンシップ歴代王者組一覧】
(01)カズ・ハヤシ&近藤修司
(02)征矢学&葛西純
(03)河野真幸&近藤修司
(04)火野裕士&KAZMA SAKAMOTO
(05)中之上靖文&岡林裕二
(06)征矢学&葛西純
(07)カズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎
(08)土肥孝司&熊ゴロー
(09)河野真幸&伊藤貴則
(10)土肥孝司&熊ゴロー
(11)カズ・ハヤシ&近藤修司
1722 W-1タッグ王座戦初防衛に成功
第9代王者組を迎え撃ち、好連係で初防衛に成功したチーム246 Presidentsは、次期タッグリーグ戦に王者コンビとしての参戦が決定しました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #55 WRESTLE-1 TOUR 2017 4th ANNIVERSARY 9.18後楽園ホール』(GAORA)'17.09.30放映
1723 タッグリーグ戦初白星
W-1現タッグ王者組として迎えたタッグリーグ初戦は、奇しくも前王者組とのリマッチに。ギクシャクする一方の"土肥熊"コンビの隙間風を巧みについた246 Presidentsが快勝。白星発進となりました。
「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦・カズ・ハヤシ&近藤修司組:1戦1勝(得点2)
1724 タッグリーグ戦初黒星
東京愚連隊の老獪な連係に足を掬われ、勝ち星を積み上げられず。決勝トーナメント進出を決められませんでした。
「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦・カズ・ハヤシ&近藤修司組:2戦1勝1敗(得点2)
1726 タッグリーグ戦2敗で終戦
246の集中砲火を耐え抜いた稲葉選手が極反り卍固めで大逆転勝利。246プレジデンツは予選敗退が確定してリーグ戦を終了。W-1タッグ王者チームとして、決勝トーナメントの結果次第とはなりますが、とりあえず予選Aブロックで土を付けられた東京愚連隊、稲葉&イケメン組との王座戦を示唆しています。
「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦・カズ・ハヤシ&近藤修司組:3戦1勝2敗(得点2=全日程終了)
1727 "土肥熊"が決勝トーナメントを制し、W-1タッグ王座戦次期挑戦者に決定
タッグリーグ戦は土肥孝司&熊ゴロー組が優勝。246 Presidentsが保持するW-1タッグ王座戦挑戦が決定的となりました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #56 WRESTLE-1 TOUR 2017 UPDRAFT 10.11後楽園ホール』(GAORA)'17.10.24放映
【「WRESTLE-1 Tag League 2017」全試合結果】
※リーグ戦はすべて30分1本勝負。各ブロック上位2チームによる決勝トーナメントで優勝を決定する。
勝ち=2点、あらゆる引き分け=1点、負け=0点。
参加チームと勝ち点
Aブロック
カズ・ハヤシ & 近藤修司(勝ち点2)
土肥孝司 & 熊ゴロー(勝ち点3=2位)
稲葉大樹 & 黒潮"イケメン"二郎(勝ち点5=1位)
NOSAWA論外 & MAZADA(勝ち点2)
9・24広島
○稲葉組(2) vs NOSAWA組(0)●
稲葉(14分1秒 極反り卍固め)MAZADA
○ハヤシ組(2) vs 土肥組(0)●
ハヤシ(14分52秒 ウラカン・ラナ)土肥
9・25米子
○NOSAWA組(2) vs ハヤシ組(2)●
NOSAWA(7分27秒 超高校級ラ・マヒストラル)ハヤシ
10・2新木場
△稲葉組(3) vs 土肥組(1)△
(時間切れ引き分け)
10・8神戸
○土肥組(3) vs NOSAWA組(2)●
土肥(16分40秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)NOSAWA
○稲葉組(5) vs ハヤシ組(2)●
(15分37秒 極反り卍固め)近藤
Bブロック
芦野祥太郎 & 児玉裕輔(勝ち点2)
河野真幸 & 伊藤貴則(勝ち点4=2位)
征矢学 & タナカ岩石(勝ち点0)
火野裕士 & ジェイク・オーメン(勝ち点6=1位)
9・24広島
○河野組(2) vs 芦野組(0)●
河野(11分7秒 ランニングニー→片エビ固め)児玉
9・25米子
○芦野組(2) vs 征矢組(0)●
芦野(15分28秒 アンクルロック)征矢
○火野組(2) vs 河野組(2)●
オーメン(12分0秒 トラースキック→片エビ固め)伊藤
10・2新木場
○河野組(4) vs 征矢組(0)●
伊藤(11分22秒 ジャーマンスープレックスホールド)タナカ
○火野組(4) vs 芦野組(2)●
オーメン(11分53秒 トラースキック→片エビ固め)児玉
10・8神戸
○火野組(6) vs 征矢組(0)●
オーメン(11分43秒 トラースキック→片エビ固め)タナカ
10・11後楽園
決勝トーナメント準決勝(時間無制限1本勝負)
○土肥組(Aブロック2位) vs 火野組(Bブロック1位)●
熊ゴロー(9分44秒 ダイビングセントーン→片エビ固め)オーメン
○稲葉組(Aブロック1位) vs 河野組(Bブロック2位)●
黒潮(11分56秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)伊藤
優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○土肥組(Aブロック2位) vs 稲葉組(Aブロック1位)●
土肥(34分2秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)稲葉
※土肥孝司&熊ゴロー組が優勝
1729
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #57 WRESTLE-1 TOUR 2017 AUTUMN BOUT 11.5後楽園ホール』(GAORA)'17.11.21放映
1731 W-1タッグ王座転落
9・2横浜でタイトルを奪った際の王者組のリマッチを受けたものの、まんまと王座を明け渡し、3回目の戴冠は79日天下に終わりました。
1734
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #58 WRESTLE-1 TOUR 2017 SHINING WINTER 12.10後楽園ホール』(GAORA)'17.12.24放映
1736 冬フェスで闘い納め
ファン感謝デー的な位置付けのイベントでの時間差バトルロイヤルにて2017年の仕事納めとなりました。
2017年は、WRESTLE-1の全50興行にフル参戦(1会場で1日2試合あり。イベント興行の「ドイツ村大会」は雨天によるカード変更で試合なし)。加えて、大鷲選手主催大会とはぐれ連合軍興行へのゲスト参戦2試合を加え、合計53試合を行いました。
〈時間差ランブル参戦選手(選手名の前の数字は退場順・後の数字は入場順)〉
(1)熊ゴロ―〈1〉、(2)土肥孝司〈5〉、(3)アンディ・ウー〈1〉、(4)近藤修司〈4〉、(5)河野真幸〈6〉、(6)征矢学〈8〉、(7)立花誠吾〈3〉
カズ・ハヤシ〈7〉(16分32秒 オーバー・ザ・トップロープ)立花誠吾
《優勝》カズ・ハヤシ