試合の背景並びにTV放映データなどを記録した、管理人によるコラムです。
1737 2018年の幕開けは、ウルティモ校長との1年振り3回目の対戦
カズ・ハヤシ選手のデビュー25周年記念試合が組まれ、ハヤシ選手と縁のある選手たちが集結して、敵味方に分かれての6人タッグマッチを開催。ハヤシ選手をアメリカWCWに導いた恩人としてウルティモ・ドラゴン選手が参戦。ドッティにとって唯一の師匠である闘龍門のドラゴン校長と、2017年3月9日に行われた大鷲選手の逆上陸15周年記念試合(score2017・1692参照)以来、通算3度目の対戦となりました。
3度目ながら、試合後のコメントで「初めてぶん殴ったかもしれない」と語ったように、濃厚なコンタクトはこれが初めて。試合後には握手やハグなど、これまで公の場所で見せたことのなかった師弟の絆を披露。W-1主宰のプロレス学院に携わることで、自身も育ったプロレススクールの魁となる闘龍門を築き上げた恩師に対するリスペクトの念が、より一層深まったように見えました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #59 WRESTLE-1 TOUR 2018 SUNRISE 1.8後楽園ホール』(GAORA)'18.01.21放映
1740 全日本マットに4年半振りの里帰り参戦
古巣である全日本プロレスからのオファーを受け、2月シリーズで行われるジュニアヘビー級リーグ戦「Jr. BATTLE OF GROLY」へのエントリーが決定(同団体恒例の1・2新春興行で参戦発表)。その前哨戦として、リーグ戦参加メンバーを集めた8人タッグ戦に登場して、2013年6月30日両国大会以来4年半振りの同マット出場となりました。
※『全日本プロレスイレブン #17「BS11 presents GROWIN' UP vol.10」1・25新木場1stRING』(BS11)'18.02.19放映
1742
※『プロレス中継 全日本プロレス「2018 YOKOHAMA TWILIGHT BLUES SPECIAL」2・3横浜文化体育館』(FIGHTING TV SAMURAI)'18.02.03放映(生中継)
1744 古巣のJrリーグ開幕戦でメインに出場、現Jr王者の青木選手に快勝
リーグ開幕戦での試合順はなんとメイン。外敵として久々にヒールの本領を発揮して、世界ジュニアヘビー級王者の青木選手に快勝。見事な白星発進となりました。
「Jr.BATTLE OF GLORYリーグ戦」Aブロック・近藤修司:1戦1勝(勝ち点2)
※『ALL JAPAN B-Banquet #386』(GAORA)'18.02.27放映
1745 NEW ERAを叱り飛ばす
殻を破り切れない若手ユニットNEW ERAに「存在価値はあるのか?」と強烈な問題提起。レスラーにとって大切な自己主張が出来ていない若手を挑発しました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #60 WRESTLE-1 TOUR 2018 W-IMPACT 2.14後楽園ホール』(GAORA)'18.02.27放映
1747 Jrリーグ開幕2連勝
所属団体のスケジュールをこなし、九州へ南下して全日本のシリーズに再合流。若手の佐藤恵一選手を249秒で完封。無傷の2連勝となりました。
「Jr.BATTLE OF GLORYリーグ戦」Aブロック・近藤修司:2戦2勝(勝ち点4)
1748 Jrリーグ3連勝
岡田佑介選手を139秒で完封。連夜の秒殺で無傷の3連勝となりました。
「Jr.BATTLE OF GLORYリーグ戦」Aブロック・近藤修司:3戦3勝(勝ち点6)
1750 Jrリーグ初黒星
高尾蒼馬選手に敗れ、リーグ戦初黒星を喫しました。
「Jr.BATTLE OF GLORYリーグ戦」Aブロック・近藤修司:4戦3勝1敗(勝ち点6)
1751・1752 Jr.BATTLE OF GLORYリーグ戦1位勝ち抜けから堂々優勝
最終戦も173秒で決着させ、Aブロック勝ち抜けを決定。続く優勝戦でも勢いに乗ってBブロック代表の岩本選手を撃破。リーグ戦制覇となり、ビッグマッチ3・25さいたまスーパーアリーナ大会での世界Jr王座挑戦が決まりました。
「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック・近藤修司:5戦4勝1敗(勝ち点8=1位)
※『プロレス中継 全日本プロレス「2018 エキサイトシリーズ最終戦」2・25大阪府立体育会館第2競技場』(FIGHTING TV SAMURAI)'18.03.04放映
【「Jr.BATTLE OF GLORY」全試合結果】
※リーグ戦はすべてPWFルールによる20分1本勝負。各ブロック1位選手による優勝決定戦(時間無制限1本勝負)を行う。
勝ち=2点、引き分け=1点、負け&両者リングアウト=0点。
リーグ戦各ブロック結果
《Aブロック》 青木篤志(勝ち点7)、近藤修司(同8=1位)、岡田佑介(同2)、丸山敦(同4)、高尾蒼馬(同7)、佐藤恵一(同2)
2・13後楽園 岡田(4分25秒 変型フィッシャーマンバスター→片エビ固め)佐藤
近藤(13分29秒 キングコング・ラリアット→片エビ固め)青木
2・14伊勢崎 丸山(4分25秒 M5)高尾
2・17熊本 佐藤(4分33秒 翔破→片エビ固め)丸山
高尾(10分38秒 トラースキック→エビ固め)岡田
2・18博多 高尾(6分53秒 ジントニック→エビ固め)佐藤
青木(12分22秒 テキサスクローバーホールド)丸山
2・19大分 近藤(4分9秒 キングコング・ラリアット→片エビ固め)佐藤
2・20宮崎 青木(5分7秒 テキサスクローバーホールド)佐藤
近藤(2分19秒 キングコング・ラリアット→片エビ固め)岡田
2・22福山 青木(7分16秒 腕固め)岡田
2・23岡山 丸山(5分58秒 タイガースープレックスホールド)岡田
高尾(5分12秒 ソラリーナ)近藤
2・25大阪 近藤(2分53秒 キングコング・ラリアット→片エビ固め)丸山
青木(時間切れ引き分け)高尾
《Bブロック》 岩本煌史(勝ち点7=1位)、中島洋平(同2)、TAJIRI(同6)、佐藤光留(同6)、鈴木鼓太郎(同5)、藤田峰雄(同4)
2・13後楽園 中島(4分1秒 高角度前方回転エビ固め)鈴木
岩本(10分52秒 孤高の芸術→エビ固め)佐藤
2・14伊勢崎 TAJIRI(7分8秒 回転エビ固め)藤田
岩本(時間切れ引き分け)鈴木
2・17熊本 佐藤(11分29秒 ジャンピングハイキック→片エビ固め)中島
2・18博多 岩本(9分3秒 孤高の芸術→エビ固め)中島
TAJIRI(10分14秒 首固め)佐藤
2・19大分 藤田(6分33秒 スワントーンボム→片エビ固め)中島
鈴木(10分57秒 タイガードライバー→エビ固め)TAJIRI
2・20宮崎 藤田(10分27秒 雁之助クラッチ)岩本
2・22福山 鈴木(8分57秒 タイガードライバー→エビ固め)藤田
TAJIRI(12分49秒 バズソーキック→片エビ固め)中島
2・23岡山 佐藤(14分13秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)藤田
2・25大阪 佐藤(4分39秒 ジャンピングハイキック→片エビ固め)鈴木
岩本(4分23秒 エビ固め)TAJIRI
2・25大阪
優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
近藤修司(Aブロック1位)(19分21秒 キングコング・ラリアット→片エビ固め)岩本煌史(Bブロック1位)
1757 NEW ERAへの挑発続く
NEW ERAのリーダー稲葉選手から、一瞬の隙を突いてのピンフォール勝ち。チーム解散要求は続きます。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #61 WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC 3.14後楽園ホール』(GAORA)'18.03.28放映
1759 世界Jr挑戦もリベンジされる
Jrリーグ優勝の看板を手に、かつて絶対王者として君臨した(第23・34代)世界ジュニア王座に久々の挑戦も、リーグ戦初戦で撃破した現役王者・青木選手にリベンジを果たされ「現在の全日本ジュニアは業界最弱」の挑発コメントを撤回。が、「再修行して狙い続ける」ともコメントしていることから、再びの全日本マット登場もあるかもしれません。
※『ALL JAPAN B-Banquet #388』(GAORA)'18.04.04放映
1761 5vs5キャプテンフォールイリミネーションマッチ
若手ユニット「NEW ERA」とベテラン軍による5vs5イリミネーションマッチ。オーバーザトップロープありのキャプテンフォールマッチで、キャプテンが負けた時点で決着となるルール。ユニットの解散を主張する近藤副社長と、ユニットのリーダー格である稲葉選手がキャプテン。結果は近藤キャプテンの1人残りでベテラン軍の勝利。NEW ERA軍は次回後楽園大会で解散を賭けた闘いを受け入れざるを得なくなりました。
イリミネーションマッチ退場順
(1・2)(オーバー・ザ・トップロープ)征矢、土肥 ※両者失格
(3)ハヤシ(ファイナルカット→片エビ固め)ウー
(4)稲葉(極反り卍固め)ハヤシ
(5)河野(オーバー・ザ・トップロープ)伊藤
(6)NOSAWA(ダイビングセントーン自爆→体固め)熊ゴロー
(7)稲葉(スクールボーイ)NOSAWA
(8)稲葉(オーバー・ザ・トップロープ)河野
(9)近藤(24分7秒 キングコング・ラリアット→片エビ固め)稲葉
《勝者組》ベテラン軍(近藤の1人残り)
1763 NEW ERAに引導を渡す
NEW ERAの解散を賭けた闘い・・・のはずが、リーダー稲葉選手の負傷欠場(腰椎椎間板ヘルニア)により、通常の6人タッグマッチに。ところがこの日のメインイベントで、NEW ERAの主力の1人である熊ゴロー選手がヒール軍団「Enfants Terribles」への参加を表明。稲葉選手も復帰まで時間を要することからチームの解散を決断。翌日の会見で正式発表されました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #62 WRESTLE-1 TOUR 2018 CHERRY BLOSSOM 4.18後楽園ホール』(GAORA)'18.04.28放映
1766
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #63 WRESTLE-1 TOUR 2018 TRIUMPH 5.6後楽園ホール』(GAORA)'18.05.21放映
番外 全日本マット再登場へ「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」エントリーを発表
6月12日に全日本プロレスが、8月3日横浜大会より開幕するジュニアタッグリーグ戦「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」の参戦メンバーを発表。ドッティが鈴木鼓太郎選手とのコンビでエントリーされたことがリリースされました。参加チームにはDRAGONGATEから望月成晃選手(シュン・スカイウォーカー選手とのタッグ)が名を連ねており、全7チームの総当たり戦ということで、久々の対戦が実現することになりました。
1770 W-1マットに「STRONG HEARTS」登場 CIMA選手と禁断の遭遇
試合終了後、対戦相手のNOSAWA論外選手が呼び込んだのは、DRAGONGATEの分社化で、海外(中国・上海)を拠点に活動を始めたばかりのユニット「STRONG HEARTS(ストロングハーツ)」の面々(CIMA、T-Hawk、エル・リンダマン、ジンジャー、ザッカリー・ウェンツ、山村武寛の6選手)。ユニットを率いるCIMA選手とは、ドッティがDRAGONGATEを退団した2004年暮れ以来、実に13年振りの対面となりました。無言で睨んだものの、発言もコメントも一切なし(後に「副社長としてはOKだが、選手としてはNG(と言いたい)」と、複雑な心境を吐露)。STRONG HEARTSはリングを占拠して、W-1マットへの継続参戦をアピールしました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #64 WRESTLE-1 TOUR 2018 OUTBREAK 6.13後楽園ホール』(GAORA)'18.06.25放映
1773 W-1 GRAND PRIX 2018 トーナメント初戦敗退
今年は小田原と後楽園の2daysで開催。ユニット「NEW ERA」時代から、その自己主張のなさを批判し続けてきた土肥選手と対戦。長きに渡って発破を掛け続けた効果が出たのか、土肥選手がついに覚醒。新技・南京錠固めでピンフォールを奪い、下克上を成し遂げました。なお、トーナメントは芦野選手が優勝して、団体のビッグマッチ、9.2横浜文体でのW-1王座挑戦を決めています。
【「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2018」全試合結果】
1回戦(7.1小田原 時間無制限1本勝負)
羆嵐(11分7秒 ダイビングセントーン→片エビ固め)伊藤貴則
土肥孝司(14分10秒 南京錠固め)近藤修司
芦野祥太郎(11分57秒 T-ボーン・スープレックス→片エビ固め)カズ・ハヤシ
黒潮"イケメン"二郎(13分24秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)河野真幸
準決勝(7.18後楽園 時間無制限1本勝負)
土肥孝司(7分3秒 南京錠固め)羆嵐
芦野祥太郎(14分4秒 T-ボーン・スープレックス→片エビ固め)黒潮"イケメン"二郎
優勝決定戦(7.18後楽園 時間無制限1本勝負)
芦野祥太郎(21分30秒 雪崩式T-ボーン・スープレックス→片エビ固め)土肥孝司
※芦野祥太郎が優勝
1774 5vs5イリミネーションマッチ
W-1軍とSTRONG HEART軍による4vs4イリミネーションマッチ。STRONG HEARTとの対抗戦初戦で3戦全敗となったW-1軍は超ヘビー級の河野選手を投入。辛くも4連敗を免れました。
イリミネーションマッチ退場順
(1)CIMA (2)ジンジャー (3)ハヤシ (4)近藤 (5)頓所 (6)T-Hawk (7)リンダマン
《勝者組》W-1軍(河野の1人残り)
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #65 WRESTLE-1 TOUR 2018 SYMBOL 7.18後楽園ホール』(GAORA)'18.07.30放映
1777 全日本・Jrタッグリーグ開幕黒星
全日本プロレスのJrタッグリーグ戦に参戦。WRESTLE-1では無差別級ながら、古巣では105kg以下がJr規定とあって、2月のシングルリーグ戦に続いてエントリー。フリー参戦の鈴木鼓太郎選手との越境コンビとして出陣となりましたが、開幕戦でメインで組まれた初戦でいきなりの敗戦。白星発進から優勝したシングルリーグ戦と異なり、スタートから躓きました。
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」・近藤修司&鈴木鼓太郎組:1戦0勝1敗(勝ち点0)
1778 望月成晃選手と久々の対戦 全日本・Jrタッグリーグ初白星
Jrタッグリーグ戦第2戦として、DRAGONGATEよりエントリーした望月成晃&シュン・スカイウォーカー組と対戦。DRAGONGATEの前身である闘龍門在籍時代から大先輩であり、悪冠一色で一時的にリーダーに迎え入れたこともある望月選手とは、実に14年振りの遭遇となりました。
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」・近藤修司&鈴木鼓太郎組:2戦1勝1敗(勝ち点2)
1779 W-1タッグチャンピオンシップ4度目の戴冠
敵になり味方になってと覚醒を促し続けてきた土肥選手とのコンビで、W-1タッグ王座4度目の返り咲き。試合後、STRONGHEARTSのT-Hawk&リンダマン選手が挑戦表明。ビッグマッチ9・2横浜大会での初防衛戦が決定しました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #66 WRESTLE-1 TOUR 2018 FLASHING SUMMER 8.11後楽園ホール』(GAORA)'18.08.27放映
【この時点でのWRESTLE-1タッグチャンピオンシップ歴代王者組一覧】
(01)カズ・ハヤシ&近藤修司
(02)征矢学&葛西純
(03)河野真幸&近藤修司
(04)火野裕士&KAZMA SAKAMOTO
(05)中之上靖文&岡林裕二
(06)征矢学&葛西純
(07)カズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎
(08)土肥孝司&熊ゴロー
(09)河野真幸&伊藤貴則
(10)土肥孝司&熊ゴロー
(11)カズ・ハヤシ&近藤修司
(12)土肥孝司&羆嵐
(13)征矢学&AKIRA
(14)芦野祥太郎&羆嵐
(15)黒潮"イケメン"二郎&田中将斗
(16)近藤修司&土肥孝司
番外 「WRESTLE-1夏フェス(仮)」に謎のマスクマン出現
8月12日にW-1道場で開催された夏恒例のファン感謝イベントで、エキシビションマッチが開催されました。アンディ・ウー選手とアレハンドロ選手をリーダーとした6人タッグマッチでは、それぞれリーダーと同じマスクを被ったシークレット(?)選手が登場。ドッティと河野選手に酷似したアレハンドロ軍の2人が、アンディ軍の黒のショートタイツ(征矢選手似)を追い回していた模様です(スコアタイム・勝敗不明)。
1780 全日本・Jrタッグリーグ2勝め
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」・近藤修司&鈴木鼓太郎組:3戦2勝1敗(勝ち点4)
1782 全日本・Jrタッグリーグ2敗め
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」・近藤修司&鈴木鼓太郎組:4戦2勝2敗(勝ち点4)
1783 全日本・Jrタッグリーグ3勝め
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」・近藤修司&鈴木鼓太郎組:5戦3勝2敗(勝ち点6)
1784 全日本プロレス「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」は岩本&TAJIRI組が優勝
勝ち点6が4チーム並ぶ大激戦で迎えた最終日、近藤組は勝ち星を加算できず、3勝3敗の得点6のまま全日程を終了。最終日のこの日、同率4チーム中で唯一勝ち星を加算した岩本&TAJIRI組が優勝しました。
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」・近藤修司&鈴木鼓太郎組:6戦3勝3敗(勝ち点6)〜全日程終了〜
【「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」全試合結果】
※リーグ戦はすべて20分1本勝負(PWFルール)。最多得点チームが優勝。同点多数の場合、8・25仙台大会で優勝決定戦を行う。
勝ち=2点、時間切れ引き分け=1点、負け・両軍反則・両軍リングアウト・無効試合=0点。
参加チームと勝ち点
丸山敦 & 竹田誠志(勝ち点6)
青木篤志 & 佐藤光留(勝ち点6)
ブラックめんそーれ & ブラック・タイガー・(勝ち点4)
岩本煌史 & TAJIRI(勝ち点8=優勝)
梶トマト & 旭志織(勝ち点6)
近藤修司 & 鈴木鼓太郎(勝ち点6)
望月成晃 & シュン・スカイウォーカー(勝ち点6)
8・3横浜
○丸山組(2) vs 梶組(0)●
竹田(8分5秒 リバースUクラッシュ→エビ固め)梶
○岩本組(2) vs 望月組(0)●
岩本(8分19秒 孤高の芸術→片エビ固め)望月
○青木組(2) vs 近藤組(0)●
佐藤(17分55秒 腕ひしぎ逆十字固め)近藤
8・4上越
○岩本組(4) vs めんそーれ組(0)●
岩本(10分17秒 孤高の芸術→片エビ固め)めんそーれ
○青木組(4) vs 梶組(0)●
青木(14分26秒 腕ひしぎ逆十字固め)旭
8・5金沢
○めんそーれ組(2) vs 青木組(4)●
めんそーれ(12分26秒 ジャックナイフ式エビ固め)佐藤
8・9新木場
○丸山組(4) vs めんそーれ組(2)●
丸山(9分19秒 首固め)タイガー
○近藤組(2) vs 望月組(0)●
鈴木(15分25秒 タイガードライバー→エビ固め)シュン
8・18後楽園
○梶組(2) vs めんそーれ組(2)●
旭(9分28秒 ダイアル固め)めんそーれ
○近藤組(4) vs 岩本組(4)●
近藤(5分7秒 首固め)岩本
○望月組(2) vs 青木組(4)●
望月(13分53秒 三角蹴り→片エビ固め)佐藤
8・19岡崎
○梶組(4) vs 岩本組(4)●
梶(11分24秒 スピード)岩本
8・20岐阜
○めんそーれ組(4) vs 近藤組(4)●
タイガー(6分6秒 首固め)鈴木
○岩本組(6) vs 丸山組(4)●
岩本(8分57秒 肩固め)丸山
8・21大阪
○望月組(4) vs 丸山組(4)●
シュン(9分31秒 スカイウォーカームーンサルト→片エビ固め)丸山
8・24仙台
○望月組(6) vs めんそーれ組(4)●
望月(8分58秒 ツイスター→片エビ固め)めんそーれ
○近藤組(6) vs 梶組(4)●
近藤(10分2秒 キングコングラリアット→エビ固め)旭
○青木組(6) vs 丸山組(4)●
佐藤(15分30秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)丸山
8・25仙台
○梶組(6) vs 望月組(6)●
梶(8分12秒 スピード)シュン
○丸山組(6) vs 近藤組(6)●
丸山(17分16秒 エビ固め)鈴木
○岩本組(8) vs 青木組(6)●
岩本(19分32秒 孤高の芸術→片エビ固め)佐藤
※岩本煌史&TAJIRI組が優勝
1786 全日本新木場大会出場
9・22博多大会で、世界ジュニア新チャンピオンの岩本煌史選手への挑戦決定を受け、前哨戦が行われました。
※『全日本プロレスイレブン #24「BS11 presents GROWIN' UP vol.15」8・29新木場1stRING』(BS11)'18.09.19放映
1787 TAKAYAMANIA
2017年5月4日の試合中の事故(頸髄完全損傷および変形性頚椎症)により、療養・リハビリを続ける高山善廣選手を支援する特別興行「TAKAYAMANIA」が団体の枠を超えて開催され、出場予定だったカズ・ハヤシ選手(負傷欠場中)の代役として、メインイベントに参戦。全日本プロレス時代に何度となく闘い続けた高山選手の復帰を願い、熱いファイトを繰り広げました。
※『TAKAYAMANIA EMPIRE 高山善廣支援興行 8.31後楽園ホール』(Abema TV)'18.08.31放映(生中継)
1788 丸藤選手の記念興行に参戦
全日本プロレス所属時代の2008年の世界ジュニア戦で年間ベストバウトを獲得した闘いを展開したNOAHの丸藤正道選手がデビュー20周年を記念する興行を開催。各団体から選手が集結する中、W-1を代表してドッティが参戦。負傷欠場のカズ・ハヤシ選手に代わる黒潮"イケメン"二郎選手を引き連れ、久々のNOAHマット出場となりました。
※『プロレスリング・ノアSP丸藤正道 デビュー20周年記念大会「飛翔」〜2018・9・1 両国国技館〜』(日テレジータス)'18.09.02放映
1789 W-1の年間最大マッチでタッグ王座初防衛
セミファイナルに出場して、STRONG HEARTSの刺客・T-Hawk&エル・リンダマン組の挑戦を退けてW-1タッグ王座の初防衛に成功。8.29全日本新木場〜8・31TAKAYAMANIA後楽園〜9・1NOAH両国〜9・2W-1横浜と、5日で4大会の注目マッチが続く、大忙しの夏の終わりとなりました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #67 2018 プロレスLOVE in YOKOHAMA 9.2横浜文化体育館』(GAORA)'18.09.10放映
※『WRESTLE-1 2018 プロレスLOVE in YOKOHAMA 9.2横浜文化体育館』(テレビ神奈川)'18.09.26放映
1790 "ジュニアの祭典"J STAGE参戦で鷹木信悟選手と14年振りの対戦
団体の枠を超えてジュニア戦士が集結するリング「J STAGE」に参戦。"悪冠一色 vs ANTIAS"と銘打たれた6人タッグ戦で、鷹木信悟選手率いるDRAGON GATE勢と遭遇。鷹木選手にとっては、2004年10月3日博多スターレーンで行われたデビュー戦(タッグリーグ戦開幕戦)の対戦相手(当時のパートナーはCIMA & TARU選手)という大いなる因縁があり、このカードが組まれた模様。その鷹木選手、6日前の9月6日に、10.7博多大会を最後に団体を離れるフリー宣言を行っており、その意味でも注目を集めるカードとなりました。試合後、ドッティはその宣言に触れ、WRESTLE-1リングへの勧誘という形でエールを送っています。
それにしても2018年は、年頭のウルティモ・ドラゴン闘龍門校長に始まり、新井健一郎、CIMA、望月成晃の各選手に続き、鷹木信悟選手まで、「禁断の」という枕詞が付く古巣選手たちとの対戦が続いた、エポックな1年となりました。
1792 世界Jr王座3度目の戴冠で2冠王に
スポット参戦が続く古巣・全日本プロレスで、自身が2度戴冠歴のある世界ジュニア王座に挑み、2013年2月の転落以来、5年半振りに王座を奪還。W-1タッグチャンピオンシップと合わせて2冠王となりました。
【この時点での世界ジュニア・ヘビー級歴代王者一覧】
(01)ヒロ斎藤
(02)小林邦昭
(03)渕正信
(04)ジョー・マレンコ
(05)マイティ井上
(06)渕正信
(07)仲野信市
(08)百田光雄
(09)ジョー・マレンコ
(10)渕正信
(11)ダニー・クロファット
(12)渕正信
(13)ダニー・クロファット
(14)小川良成
(15)渕正信
(16)菊地毅
(17)小川良成
(18)マウナケア・モスマン
(19)小川良成
(20)ケンドー・カシン
(21)カズ・ハヤシ
(22)TAKAみちのく
(23)近藤修司
(24)中嶋勝彦
(25)シルバー・キング
(26)土方隆司
(27)丸藤正道
(28)カズ・ハヤシ
(29)稔
(30)KAI
(31)ケニー・オメガ
(32)KAI
(33)大和ヒロシ
(34)近藤修司
(35)金丸義信
(36)ウルティモ・ドラゴン
(37)青木篤志
(38)鈴木鼓太郎
(39)青木篤志
(40)佐藤光留
(41)高尾蒼馬
(42)石井慧介
(43)佐藤光留
(44)TAJIRI
(45)ウルティモ・ドラゴン
(46)TAJIRI
(47)青木篤志
(48)岩本煌史
(49)近藤修司
1798 世界Jr王座初防衛
右肘の靭帯が伸びている手負いの状態の中、佐藤光留選手の関節技地獄を耐えぬいて初防衛に成功。試合後にはこのベルトの前の持ち主である岩本選手を次期挑戦者に指名。名古屋のインディー団体スポルティーバから全日本入りを果たした岩本選手に、かつての自身の姿を重ねたのか「全日本ジュニアの将来を背負って立つ選手」と認める同選手の奮起を促しています。
1801 前代未聞のタッグリーグ戦決勝とW-1タッグ王座戦同時開催を制し、王者組が優勝と防衛を達成
Aブロック1位の征矢&稲葉組が、Bブロックを勝ち上がった現W-1タッグ王者組に決勝とタイトル戦の同時開催を提案。王者組がこれを受け入れて試合も制し、リーグ戦優勝と王座防衛を同時に果たしました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #68 WRESTLE-1 TOUR 2018 UPDRAFT 10.24後楽園ホール』(GAORA)'18.11.06放映
【「WRESTLE-1 Tag League 2018」全試合結果】
※リーグ戦はすべて30分1本勝負。各ブロック1位が優勝決定戦(時間無制限1本勝負)を行う。
勝ち=2点、あらゆる引き分け=1点、負け=0点。
参加チームと勝ち点
Aブロック
芦野祥太郎 & 羆嵐(勝ち点0)
カズ・ハヤシ & ペガソ・イルミナル(勝ち点4)
征矢学 & 稲葉大樹(勝ち点6=1位)
アンディ・ウー & エル・イホ・デル・パンテーラ(勝ち点2)
9・18新木場
○征矢組(2) vs ウー組(0)●
征矢(13分29秒 ワイルドボンバー→片エビ固め)パンテーラ
○ハヤシ組(2) vs 芦野組(0)●
イルミナル(16分44秒 ホワイトホース)芦野
9・23広島
○征矢組(4) vs 芦野組(0)●
稲葉(14分19秒 #178)羆嵐
○ハヤシ組(4) vs ウー組(0)●
イルミナル(15分41秒 スワンダイブ式フライングフォアアーム→片エビ固め)パンテーラ
9・24米子
○ウー組(2) vs 芦野組(0)●
ウー(3分11秒 反則)芦野
10・8ススキノ
○征矢組(6) vs ハヤシ組(4)●
稲葉(17分7秒 極反り卍固め)ハヤシ
Bブロック
近藤修司 & 土肥孝司(勝ち点6=1位)
河野真幸 & 納谷幸男(勝ち点4)
伊藤貴則 & 土方隆司(勝ち点2)
タナカ岩石 & 佐藤嗣崇(勝ち点0)
9・18新木場
○伊藤組(2) vs タナカ組(0)●
伊藤(13分15秒 ジャーマンスープレックスホールド)タナカ
9・23広島
○近藤組(2) vs 伊藤組(2)●
(不戦勝)※伊藤が負傷欠場のため
○河野組(2) vs タナカ組(0)●
河野(10分40秒 ランニングニーアタック→片エビ固め)佐藤
9・24米子
○河野組(4) vs 伊藤組(2)●
(不戦勝)※伊藤が負傷欠場のため
○近藤組(4) vs タナカ組(0)●
土肥(21分20秒 南京錠固め)佐藤
10・8ススキノ
○近藤組(6) vs 河野組(4)●
近藤(13分54秒 飛び付き腕十字を強引に丸め込み)河野
10・24後楽園
優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○近藤組(Bブロック1位) vs 征矢組(Aブロック1位)●
土肥(21分37秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)稲葉
※近藤&土肥組が優勝
1806
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #69 WRESTLE-1 TOUR 2018 AUTUMN BOUT 11.23後楽園ホール』(GAORA)'18.12.06放映
1808 世界Jr王座転落
同王座2度目の防衛戦で敗戦。3回目の戴冠は68日天下に終わりました。
1814 W-1タッグ王座防衛成功で闘い納め
2018年の仕事納めは後楽園大会。王座防衛でめでたく終了となりました。
2018年は、WRESTLE-1の全54興行にフル稼働。そして、全日本のJrのシングル・タッグ両リーグ参戦や世界Jr王座返り咲きなどで、19大会20試合に出場(1会場で1日2試合あり)と、セミレギュラー並に参戦。他に、プロレスリングNOAHの丸藤選手20周年記念大会や、鷹木信悟選手と対戦したJ STAGE、代打でメイン出場のTAKAYAMANIAといった、印象深いスポット参戦もあり、76大会77試合の充実した1年になりました。
※『ファイティングエンターテインメント WRESTLE-1 #70 WRESTLE-1 TOUR 2018 SHINING WINTER 12.26後楽園ホール』(GAORA)'19.01.15放映