-------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 28日 02:40 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: またこんな時間かあ。 今日も日記の更新ができませんでした。 したがいまして、日記の更新は明日以降になります。 角川文庫版宝石傑作集2巻は読み終わりそうです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 27日 02:20 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: しつこいぞ、クレクレタコラ! 惣坂様 はいはい。確かに、篠原ともえも歌ってましたね、「クレクレタコラ」。聴いてるのに 忘れてました。「スーパーモデル」は、以前、仕事の必要に迫られて、満員電車の中で CDウォークマンで聴いていて、「この電車の中で“クルクルゥ、しのはらのこと好きぃ?” なんて聴いてるのは俺だけだろうか」と“群集の中のロビンソン”な気持ちになった名盤(?) でした(笑)。 それだけなんです。すみません。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 27日 02:18 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 日記 日記の更新は明日以降になります。 これだけ・・。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 27日 02:17 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 「どまぐれ一代」は最高傑作ですとおお! 川口さん >ああ、もっとサクサクと読んで、バンバンと人にあげてしまいたいんだけどなあ。 >(もちろん、モノによります。Kaluさんみたいに気前のいい人間ではありません)。 ああ、なんて気前がいい方なんでしょうか。川口さんは。 >まだ島内透も読んでないんですよね。すみません。 >鞄に入っている城戸禮さえ読めないワタシ・・・。 島内透かあ、何を買われたんですか? 高原書店でしたっけ? 城戸禮はkashiba邸のオフでSPOOKYさんに「読め!」と強力に薦められましたことを 付け加えておきます。結構お好きみたいでした。 ということで読んでください(笑) 高原は欲しい人いると思いますよ。おーかわさんとか。 MMさん >栄光に賭ける−小説日本グランプリ(高原弘吉)」も、なかなか、いけますよ 春陽文庫の「グランプリ殺人事件」(でしたっけ?)と違うのでしょうか? 違いそうですね。 車好き、レース好きの自分には興味がありますねえ。 高斎正も面白くて好きなのだけど、どこまでも真面目な作品ですからねえ。 >高原弘吉「どまぐれ一代」 >うーむ。高原の最高傑作(らしい)ですね(ただし探偵小説にあらず)。 えー。そうなんですか?全然知りませんでした。 これ時代小説ですか?(自分で読めよ) >−じつは<白梅軒>店主どのに、確保いただいてはいるのですが、 >あまりお高くなければ、当方、重複でもおひきとりさせていただきます。 ということで、川口さんに許可をいただいたので、プレゼントさせてください。 >−品物、きのう、送れませんでした。 >ごめんなさい。 >もうしわけないので、もう一品、つけくわえました。 >到着は、週末のたのしみということでごかんべんを。 いつでも、かまいませんです、お時間のある時で。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 26日 23:31 名  前: 白梅軒 e-mail : タイトル: ダブリなら・・・ MMさま、 土田館長がダブリでしたら、そちらからまわしていただいた方が早く読めると思います。 私が読み終わるのを待っていたのでは、本当にいつになるかわかったものではないので。 ああ、もっとサクサクと読んで、バンバンと人にあげてしまいたいんだけどなあ。 (もちろん、モノによります。Kaluさんみたいに気前のいい人間ではありません)。 まだ島内透も読んでないんですよね。すみません。 鞄に入っている城戸禮さえ読めないワタシ・・・。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 26日 21:08 名  前: MM e-mail : saho@orange.ocn.ne.jp タイトル: 「栄光に賭ける−小説日本グランプリ(高原弘吉)」も、なかなか、いけますよ 高原弘吉「どまぐれ一代」 うーむ。高原の最高傑作(らしい)ですね(ただし探偵小説にあらず)。 −じつは<白梅軒>店主どのに、確保いただいてはいるのですが、 あまりお高くなければ、当方、重複でもおひきとりさせていただきます。 −品物、きのう、送れませんでした。 ごめんなさい。 もうしわけないので、もう一品、つけくわえました。 到着は、週末のたのしみということでごかんべんを。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 26日 02:43 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: ロックバット 惣坂真夏様 どうも、どうも。 いらっしゃいませ。 >「マゴベエ探偵団」 うーん。わからない。 誰かいませんかあ。 大野しげひさといえば昔東京12チャンネルでやっていた「びっくり大集合」という お化けやらUFOを扱ういんちきくさい番組とはんこのコマーシャルしか浮かびません。 がんばれロボコンにでてたっけ? >クレクレタコラの主題歌ですが、篠原ともえのファーストCD「スーパーモデル」 >の中にリミックスヴァージョンが収録されています。 >こちらもなかなかイケますよ(笑)。 さすが、惣坂さん。 この辺は独壇場ですね。 この歌の存在は知ってます。しかしなんでこの選曲なんだか全然わかりませんねえ。 MM様 私信ですが、 高原弘吉「どまぐれ一代」はお持ちですか? 目録注文を受け取る前にだぶってしまいました。 内容はまだよく見ていないのでわかりませんが。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 25日 03:46 名  前: 惣坂真夏 e-mail : manatsu@mba.nifty.ne.jp URL : http://member.nifty.ne.jp/momo-iro/index.html タイトル: マゴベエ探偵団 うーん、書き込みしてから、さすがに初投稿がクレクレタコラネタだけではなんなので(^^;)。 「クレクレタコラ」の後番組は「冒険ロックバット」でしたっけ?じゃなくて(^^;)…。 自分は実家が名古屋なのですが、25年ぐらい前、夕方に放映していた「マゴベエ探偵団」と いうTV番組をどなたか覚えていますか。大野しげひさの司会、一般参加者の子供を集め、 ミステリドラマ仕立ての問題を出して犯人を当てさせる。主題歌は子門真人「はてさて事件 の犯人は〜」という歌詞なんですが(自分は未だに全部歌える(^^;))。 この番組、全国放送だったのか、名古屋ローカルだったのか、ずっと判別つかなくて悩んで いるんですよね(^^;)。 うーむ、ミステリ関連の話題にしたものの、結局しょーもない話でした(^^;)。 失礼いたしました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 25日 03:11 名  前: 惣坂真夏 e-mail : manatsu@mba.nifty.ne.jp URL : http://member.nifty.ne.jp/momo-iro/index.html タイトル: クレクレタコラ どうも、惣坂です。 初の書き込みがクレクレタコラ関連ってのもなんなんですが(笑)。 クレクレタコラの主題歌ですが、篠原ともえのファーストCD「スーパーモデル」 の中にリミックスヴァージョンが収録されています。 こちらもなかなかイケますよ(笑)。 ちなみにこちらの歌詞も「クレッペ」になってますね。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 24日 20:53 名  前: MM e-mail : タイトル: 女か虎か 「クレクレタコラ」のこと− これまた、空中戦でございます。 ぜんぜん、知らないのですが、<白梅軒>店主どののヒント「カバとトット」は、 当TNCでのCFは、わたくしの記憶がたしかでございましたら、 「三ツ矢サイダー」もしくは「キリンレモン」のどちらか、でございました。 日下さま 森さま こんにちは。 わたくしが、高原弘吉が、なぜ好きって、 それは、高原が大の探偵小説愛好家だからということも、その理由のひとつには、あります。 「アトリエ殺人事件」は、高原のマニアぶりがうかがえるほほえましい短篇集ですが、 中身は、たいしたこたあ、ありません。 −でも、わたしは、大好きですよ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 24日 00:40 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: いつになく書きこみが多くてうれしいです。 川口様 >まさか「クレクレタコラ」で日下仙人が召喚されるとは! わたしもびっくりしてます。 >歌がサビの部分――そういえば一度だけ聞いたことがありますが、全く覚えていません。 聞いたことがあるだけで、一歩リードですな。(何が?) >テレビ神奈川で再放送――オドロキ! テレビ埼玉でも私が知らないだけで、とんでもない番>組の再放送しているのかなあ? そうに違いありません。さあ、明日からテレビ埼玉をエアチェックしましょう。 個人的には西武戦の中継があるので、うらやましいです。 >松本さん、パスワード入りました?(しかし何にでもフットワークの軽い人だなあ。尊敬します)。 同感です。しかし何故にパスワード?やはり国家機密? それじゃHP作っているのは内閣調査室で,国民に対するマインドコントロールが・・。 スポンサーは全然わかりませんが、歌の出だしはわかります。(間違っているかもしれない) カバとトットは仲良しこよし、カバとトットでカバトット♪ たまご食べたらタマゴン、怪獣生んじゃうタマゴン♪ 東京ではそのころ12チャンネルでマンガキッドボックスという番組で向こうのアニメを やってました。多分 冒険の海だ 船出だ、風が呼ぶ ゆくてに待つのは 怪獣 ギャング 宇宙人 さて何の主題歌でしょう。 ああ、簡単すぎる。 >で、私も格調高く・・・・・・・・・・ 少なくともレンズの話より追いついているので、大丈夫です。 (勉強にはなるし、興味深いのですが、ついていけませんでした) 人見さん >須永朝彦が平井呈一「オトラント城綺譚」について述べている箇所は >「望幻鏡」の ガスチェンバー −翻訳ミステリ時評です。 やはり「望幻鏡」でしたか。読んでないのがばれますなあ。 >翻訳については歌舞伎の台詞を連想させ辟易させられた。と サッカレも外国人がべらんめえ調で話しますからねえ。 そこでどう感じるかで、評価はがらりとかわりますね。 擬古文訳の「おとらんと城綺譚」は良いと思いますけど。 >須永朝彦は新人物往来社の「怪奇幻想の文学」シリーズに不満があったみたいですね。 >天沢退二郎が日影丈吉のファンであるということを書いてあるのも須永朝彦でした。 >「応家の人々」徳間文庫の解説です。 うーん。気付きませなんだ。考えてみたら、これは小説も読んでないや。 >ちなみに思潮社「窪田般彌詩集」の解説も須永朝彦では >ありませんか。当方持っていないので確認できませんが。 ああ。持っているのに手元になく、確認がとれません。すみません。 >当方全く詩についてはわかりません。 >ファンとしてはそこそこ知られた存在であればいいとは思いますが。 私もわかるとはいえませんので、そうですね。 池内紀さんもたしか詩集があるでしょう。目録ではずれましたけど。 森 英俊様 >『日本滅亡殺人事件』、じつはわたしも先日N村氏と古本屋まわりに 行ったときに目にして、思わず買ってしまいました。N村氏のの話だ と『アトリエ殺人事件』(コバルト文庫)がなかなかの出来だそうな ので、同じ『〜殺人事件』がつくこちらはどうか、と。やっぱり、は ずれだったようですね。 何を期待するかですが、私の意見としては狭い意味での推理小説では無いと思います。 アトリエはなかなかですか。私はまだ読んでませんが、こんど読んでみますです。 ところで、リンクさせていただきました。WMCのリンク集みたらその他のTOPにあって びっくり。すみっこで良いのに、畏れ多いです。とにかくありがとうございます。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 23:58 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: まだ尾を引くか・・・ まさか「クレクレタコラ」で日下仙人が召喚されるとは! 歌がサビの部分――そういえば一度だけ聞いたことがありますが、全く覚えていません。 テレビ神奈川で再放送――オドロキ! テレビ埼玉でも私が知らないだけで、とんでもない番組の再放送しているのかなあ? 松本さん、パスワード入りました?(しかし何にでもフットワークの軽い人だなあ。尊敬します)。 スポンサーのヒント。 同番組の時間帯は他には「カバとトット」「かいけつタマゴン」などが放送されていました。 でも今気づいたんですけど、ひょっとして愛知県と東京ではスポンサーが違っていたりして・・・。 で、私も格調高く・・・・・・・・・・ すみません。ネタがありません。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 22:23 名  前: 人見 e-mail : wbs15993@mail.wbs.ne.jp タイトル: 須永づくし 人見です。 須永朝彦が平井呈一「オトラント城綺譚」について 述べている箇所は 「望幻鏡」の ガスチェンバー −翻訳ミステリ時評 です。 以前にビーストンについて書いた記憶がありますが そこと同じです。 「業腹」天沢退二郎とややニュアンスが異なり 作品についても期待はずれで国内で類似は曲亭馬琴や国枝史郎 だろうが彼らほどでなく。期待外れであると。 翻訳については歌舞伎の台詞を連想させ辟易させられた。と 須永朝彦は新人物往来社の「怪奇幻想の文学」シリーズ に不満があったみたいですね。 天沢退二郎が日影丈吉のファンであるという ことを書いてあるのも須永朝彦でした。 「応家の人々」徳間文庫の解説です。 ちなみに思潮社「窪田般彌詩集」の解説も須永朝彦では ありませんか。当方持っていないので確認できませんが。 当方全く詩についてはわかりません。 ファンとしてはそこそこ知られた存在であればいいとは思いますが。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 21:10 名  前: 森 英俊 e-mail : mori@tcn-catv.ne.jp URL : http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html タイトル: 高原弘吉 『日本滅亡殺人事件』、じつはわたしも先日N村氏と古本屋まわりに 行ったときに目にして、思わず買ってしまいました。N村氏のの話だ と『アトリエ殺人事件』(コバルト文庫)がなかなかの出来だそうな ので、同じ『〜殺人事件』がつくこちらはどうか、と。やっぱり、は ずれだったようですね。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 20:41 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 革装かあ。 松本さん >先日は、クレクレタコラのことで3回も書きこみして、事故嫌悪に陥ったので、今回は >格調高くいきます(?)。 なんだか、懐かしかったです。 それに、今の日本でこんなにポピュラーだったとは! ちょっと、変だけどさっ。 >この間、ちょっと話題になっていたポオ全集の革装バージョンを見つけました。 >価格は2万8千円。 まあ、そんなものでしょうね。T村ですか? >なんていってるけど…さあ、欲をかけー、贅沢をしろー(笑)。シムノン選集の購入で >大変でしょうが、もし欲しくなったら、場所をお教えしますよ。 とりあえずは、見送らせていただきます。 書痴でもないし。(笑) 日下さん >はーい、私も失敗していると思います(笑) わーい。3人目。 >しかし、ある意味では「タイトルに偽りなし」の凄い作品ではありますが……。 どうかんがえても「〜殺人事件」ではないような・・。 やっぱりポリティカルフィクション(死語?)か、広義のSFと言えなくもないと 思いますが。 >>ところで、日下さんがクレクレタコラで反応されるとは思いませんでした。 >大好きなんですよ〜。あの徹底的にナンセンスなところが。 全然覚えてないので、コメントのしようがありませんが、 現在の日本でこんなに有名とは思いませんでした。 >>これって当然再放送なんかされてませんよね。 >十年ほど前にテレビ神奈川で再放送した時に、がんばって毎日録りました。 >全260話のうち、190話ぐらいを押さえてあります。 >♯まぁ、どれを見ても同じっちゃ同じなんですが(笑) うひゃー。滅茶苦茶マニアック。でもテレビ神奈川というのが親近感が。 (生まれも育ちも神奈川なので) でもそんなのやってたの全然知りませんでした。 今、CSでやってるみたいですね。 >>あと、私も松本さんと一緒でいままで >>クレッテクリャルカクリャリンコ と、思ってましたです。 >えー、たしかに聞いただけでは判らないかもしれませんが、私の手元には >CDとレコードの歌詞カードがありますので、「クレッペ」で間違いあり >ません。 畏れ入りました。 >♯一応、ミステリ研究家、SF研究家の他に、アニメソング研究家という >♯ウラの看板も持っておりますので、信用してください〜。 うーむ。何を研究してんだろ。 それにしても昔は変なアニメがありましたねえ。「アパッチ野球軍」とか。 高校生のころ再放送されて、げらげら笑いながらみてました。 アニメじゃないけど、「レインボーマン」も凄かったなあ。 >ちなみにオンエアでは、15秒しか流れないOPですが、あの部分はサビ >(?)でして、初めてフルコーラスを聞くと、全然知らないメロディーに >驚愕すること請け合いです。 それは、聞きたい! もしかしたらカラオケもあるんでしょうか。 (もしあるとしたら、日下さんは歌えるんでしょうね、きっと) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 20:20 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: 誘惑。 先日は、クレクレタコラのことで3回も書きこみして、事故嫌悪に陥ったので、今回は 格調高くいきます(?)。 土田様 この間、ちょっと話題になっていたポオ全集の革装バージョンを見つけました。 価格は2万8千円。 >欲を言えば最初の革装の限定版が欲しいけど、それは書痴の贅沢というものですね。 なんていってるけど…さあ、欲をかけー、贅沢をしろー(笑)。シムノン選集の購入で 大変でしょうが、もし欲しくなったら、場所をお教えしますよ。 全然格調高くなかった。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 07:38 名  前: 日下三蔵 e-mail : CXX06677@nifty.ne.jp タイトル: 日本滅亡とタコラ >MMさま、土田さま >>あの小説のミソは、館長どのも触れられているように一部と二部との構成でしょうね。 >>(わたくしは、みごと失敗していると思いますが) >私も失敗してると思います。 はーい、私も失敗していると思います(笑) しかし、ある意味では「タイトルに偽りなし」の凄い作品ではありますが……。 >ところで、日下さんがクレクレタコラで反応されるとは思いませんでした。 大好きなんですよ〜。あの徹底的にナンセンスなところが。 >これって当然再放送なんかされてませんよね。 十年ほど前にテレビ神奈川で再放送した時に、がんばって毎日録りました。 全260話のうち、190話ぐらいを押さえてあります。 ♯まぁ、どれを見ても同じっちゃ同じなんですが(笑) >あと、私も松本さんと一緒でいままで >クレッテクリャルカクリャリンコ と、思ってましたです。 えー、たしかに聞いただけでは判らないかもしれませんが、私の手元には CDとレコードの歌詞カードがありますので、「クレッペ」で間違いあり ません。 ♯一応、ミステリ研究家、SF研究家の他に、アニメソング研究家という ♯ウラの看板も持っておりますので、信用してください〜。 ちなみにオンエアでは、15秒しか流れないOPですが、あの部分はサビ (?)でして、初めてフルコーラスを聞くと、全然知らないメロディーに 驚愕すること請け合いです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 23日 04:15 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: クレッテクリャルカクリャリンコ MMさん >あーあ、あれだけ警告しておいたのに、読んじゃったんですか「日本滅亡殺人事件」。 だって、あれだけいわれると興味が出ちゃうじゃないですかあ。 >まあ、わたくしは、高原のファンなので、あれで、許しちゃいますけど、 >館長どのも許せるとは、度量のひろいこと! おっしゃられるほど、ひどくはなかったような。 >あの小説のミソは、館長どのも触れられているように一部と二部との構成でしょうね。 >(わたくしは、みごと失敗していると思いますが) 私も失敗してると思います。 >−品物は、週末にでも送付いたします。 >(たいしたものではないので、過度の期待は、なしでお願いします) ありがとうございまする。 何か考えます。 金光寛峯さん >もし、思い出せませたら、どこに書いてあったのかご一報ねがえればさいわい >です。よろしくお願いします。 私も知りたいです。翻訳は作品に合う合わないもあるし、そもそも読んだ人の受け止め方も 違ってしまう。創作と違ってもとの作品があるだけに、難しいのかもしれません。 でも、最近はそういった個性的な?翻訳をやる人はいないですねえ。 >さいごに、土田さんほんといろいろ持ってますねぇ、すごい。 全然です。 松本さん、日下さん、川口さん クレクレタコラ関連、なんでそんなに知ってるんですか?皆さん。 これって当然再放送なんかされてませんよね。 おまけにHPとかソフビまであるのかあ。 世の中、ないものはないですね。 ところで、日下さんがクレクレタコラで反応されるとは思いませんでした。 あと、私も松本さんと一緒でいままで クレッテクリャルカクリャリンコ と、思ってましたです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 23:44 名  前: mikimaru e-mail : mikimaru@t3.rim.or.jp タイトル: わんわん!! -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 21:56 名  前: MM e-mail : タイトル: 連絡 あーあ、あれだけ警告しておいたのに、読んじゃったんですか「日本滅亡殺人事件」。 まあ、わたくしは、高原のファンなので、あれで、許しちゃいますけど、 館長どのも許せるとは、度量のひろいこと! あの小説のミソは、館長どのも触れられているように一部と二部との構成でしょうね。 (わたくしは、みごと失敗していると思いますが) 以下私信− メールとどいておりました。 どうもご心配おかけしました。 しかしながら、以前も、メールが届かなかったとのおはなしがあり、 ネットワークがわの問題ありとみまして、 こちらへ書きこまさせていただきました。 −品物は、週末にでも送付いたします。 (たいしたものではないので、過度の期待は、なしでお願いします) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 05:39 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: これは貴重なヒントを >人見様 >天沢退二郎も平井呈一訳が嫌いなんですか。 >知りませんでした。 >後,平井訳を嫌うのは須永朝彦でしょう。 >歌舞伎の言い回しみたいな表現が多いと言っていますし。 たしかに平井さんは歌舞伎はかなりお好きだったようですし、『Y の悲劇』 の翻訳のときなども、人物のセリフについて  「先年引退した歌舞伎の名優を念頭において訳した」(講談社版全集月報) なんて書いておりますね。そういう個性を出すというか、原文と等価の空間を、 つまり自分が原文から受けた印象を、翻訳で再現させてみせようじゃないかと 文体や語彙に腕を振るう、引退したシェイクスピア俳優のセリフなら、歌舞伎 役者のことばを借りたら再現できるんじゃないか、などと考えて。 それで、時にはすべって "そりゃないぜ" というところまでやっておしまいに。 そういうことなんでしょうかねぇ… でも、須永さんは歌舞伎はお好きのような気がしますけど、好きなら好きで 「気になって集中できねぇよ」ということなのでしょうか。これも読んで みたいですね。探してみます。情報感謝します。 もし、思い出せませたら、どこに書いてあったのかご一報ねがえればさいわい です。よろしくお願いします。 >吉田健一の訳を好む人は平井訳を余りお気に召さない >という気もしますが。 > >天沢,須永両氏の共通項は日影丈吉の大ファンであるということでしょうか。 これも、興味ぶかいヒントをもらったような気がします。 ありがとうございます。 >齋藤靖朗様 >土田様が仰っていた天沢氏の文章は >「リテレール別冊2 読書の魅惑 ジャンル別ベスト1200」(メタローグ、1993.04.01.) >に収録されています。 > 十八世紀末から十九世紀初頭にかけて、イギリス文壇に登場したいわゆる > ”恐怖派”の怪異小説群のトップ・バッターであったウォルポール作品を、 > 平井呈一の何やらあられもない訳文で読まされるのは業腹だが (中略) ありがとうございます! これは助かりました、「リテレール」別冊だったら まだ新刊で手に入るか、さっそく現物おさえておこうとおもいます。 * >MM様 >ごあさつおくれました。 >ごめんなさい。 いやそんな堅苦しいのは。 なかなかの書「痴」ぶりでしょ? ツレ(笑) いつか税務署に蔵書差し押さえられるぞって楽しみにしてるんす ;-p さいごに、土田さんほんといろいろ持ってますねぇ、すごい。 >>ついこないだ『ワイルド童話集』(富山房, 1950)を手に入れてざっと >>読んだのですが、驚きました。こどもの頃読んでいたはずなのですが、 >>こんなカラい話だったとは。 >おっ。青い函入りのやつですか? >私も持ってますです。 >戦後間も無い出版にしては、なかなか堅牢立派な装丁でうれしくなります。 それはわたしも驚きましたねー、装丁こってますほんと。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 03:49 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: クレクレタコラ探索。 続けて書き込み御免。 いま、スポンサーを調べようと、「クレクレタコラ」で検索したら、1件ヒット。 ところが、トップページからタコラのページに入るにはなんとパウワードが要るん ですと!? なんか国家機密でもからんでるのか(笑)。 とりあえず、申請してみましたが、パスワードが届くには1、2日かかるらしいです。 いましばらくお待ちください。 俺も物好きだな……。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 03:40 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: え? 「クレッペ」なの? >「クレクレタコラ」と聞いては黙っていられません(笑) なんですか(笑)、日下さん。 ところで、私は30年近く、「クレッテクリャルカ」と思ってましたが、 本当は「クレッペクリャルカ」だったのですか!? これは、ある本に異装版が何種類あるかというのより、大問題です(笑)。 本放送時、幼稚園にも上がってなかったとのことですが、教えて下さい。 あ、今日はありがとうございました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 02:35 名  前: 日下三蔵 e-mail : CXX06677@nifty.ne.jp タイトル: クレッペクリャルカクリャリンコ〜 > 川口さま、土田さま 「クレクレタコラ」と聞いては黙っていられません(笑) >「クレクレタタコラ」といえば、LDボックスはもちろんのこと、 えーん、BOXは出ておりません〜(泣) ベストセレクションとか称する一枚が出ただけです。全話数の1/6弱。 全話BOX化を熱烈希望しています(マジで) >サントラCDまで出ていますね。あの5分番組でアルバムができるとは! >いったいどんなものが入っているのか気になります。 >ご存知の方、教えてください。 五分枠の番組ですので、本編の尺は、三分弱しかありません。 OPのフルコーラスの方が、若干それより長いです(笑) 他に、挿入歌の「不思議な不思議な森の中」と現存するBGMが ほとんど入っているはずです。劇伴の作曲はあの菊池俊輔なので、 そのスジの人にとっては、かなり重要な音源であります。 >クイズ >1 タコラの相棒の名前は? チョンボ。 >2 タコラの恋人(?)の名前は? アザラシ怪獣モンロ。 でも、タコラは相手にされていないようですが。 >3「クレクレタコラ」のスポンサーはどこ? 本放送の時は幼稚園に入る前でしたので、覚えてません〜。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 02:35 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: よかった はあ〜、誰からも相手にされなかったらどうしようかと思っていました。 さすが松本さん、1、2は正解。 3は・・・もう少し待とう(笑)。 呉知英「ごちえい」こと「くれともふさ」氏が選挙に出ようかと言い出したことがあり、 その際、友人が作った歌が くれくれくれ くれってくりゃくりゃくらりんこ あなたの一票 欲しがる「ごちえい」 というものでした。私にはオオウケ。今でも思い出し笑いしています。 こんな馬鹿話もこの濃い掲示板を薄めるにはいいでしょう(別の意味で「濃い」気もするが)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 22日 02:28 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: 格調高さをぶち壊す横レス 川口様 1 タコラの相棒の名前は? 2 タコラの恋人(?)の名前は? 3「クレクレタコラ」のスポンサーはどこ? 1=チョンボ 2=モンローちゃん 3=さすがにわからん。 ちなみに、主題歌の歌詞は クレクレクレ クレッテクリャルタクリャリンコ なんでもほしがるクーレクレタコラー ですよね。数年前、吉祥寺のゼネラル・プロダクツにクレクレタコラのソフビキットが 売っていて、悩んだ末、買いませんでした。 格調低いなあ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 21日 21:46 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: くれくれくれ・・・ 森 英俊様 >いつもいろいろなところでお会いしてますが、こちらに寄せていただくのは >初めてですね。さて、さっそくですがわたしの所属していたワセダミステリク >ラブのOB会のほうのホームページが、上記アドレスにてリニューアル・オー >プンいたしました。リンクもはらせていただきますので、よろしくお願いしま >す。 既に拝見させていただいてpりましたが、リンクまで見てませんでした。 あまりのすごさにしばし呆然としてましたが、ミステリ新参者のHPまでリンクして いただいていたとは身に余る光栄でございます。 古書展では良くお見かけ致しますが、お話させていただいたのは一度だけですね。 掲示板にも勇気を出して書きこみさせていただきます。 もちろん、こちらからもリンクさせていただきますので。 川口且真様 >格調高いこのHPに書くようなことではないのですが・・・ んなことないっす。 >「クレクレタタコラ」といえば、LDボックスはもちろんのこと、サントラCDまで出ていま>すね。あの5分番組でアルバムができるとは! えー、びっくり。本放送で見て以来、一度も見てないので 歌以外ほとんど覚えてません。小学生だもんなあ。 >クイズ >1 タコラの相棒の名前は? これだけかすかな記憶が。ピーナッツみたいなの。名前忘れた。 >2 タコラの恋人(?)の名前は? >3「クレクレタコラ」のスポンサーはどこ? きゃいーんがテレビのお笑い番組でパロディやってましたけど、川口さんは知らないでしょ。 でも、こんなクイズにすらっとこたえられたら、それはそれでこわいかも。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 21日 06:16 名  前: 森 英俊 e-mail : mori@tcn-catv.ne.jp URL : http://www.tcn-catv.ne.jp/~mystery/top.html タイトル: ホームページのお知らせ こんにちは  いつもいろいろなところでお会いしてますが、こちらに寄せていただくのは 初めてですね。さて、さっそくですがわたしの所属していたワセダミステリク ラブのOB会のほうのホームページが、上記アドレスにてリニューアル・オー プンいたしました。リンクもはらせていただきますので、よろしくお願いしま す。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 21日 02:14 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: クレクレタコラといえば・・・ 格調高いこのHPに書くようなことではないのですが・・・ 「クレクレタタコラ」といえば、LDボックスはもちろんのこと、サントラCDまで出ていますね。あの5分番組でアルバムができるとは! いったいどんなものが入っているのか気になります。 ご存知の方、教えてください。 クイズ 1 タコラの相棒の名前は? 2 タコラの恋人(?)の名前は? 3「クレクレタコラ」のスポンサーはどこ? -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 21日 01:20 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: 欲しいです。 川口さん >土田館長、『チャーリーズ・エンジェル』欲しいの? >昨日、ブックオフで五冊発見したけど、よしだまさしさん以外に欲しい人がいるとは思えなか>ったから、見送ってしまいました。 >よろしければ、今度行ったときまだあれば押さえますが。 欲しいです。(きっぱり) なんでも欲しがるクレクレタコラなやつなので、笑ってやってください。 三笠ノベルスはまとめて見ることの比較的少ない本です。 といっても古書価で買う気にはどうしてもなれないし。(せめて定価以下) あ、中野美代子ありがとうございました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 20日 01:58 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: チャーリーズ・エンジェル 土田館長、『チャーリーズ・エンジェル』欲しいの? 昨日、ブックオフで五冊発見したけど、よしだまさしさん以外に欲しい人がいるとは思えなかったから、見送ってしまいました。 よろしければ、今度行ったときまだあれば押さえますが。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 20日 00:20 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 斎藤さん、情報ありがとうございました。 MM様 >土田さまのご住所等お送りいただいているかもしれないのですが、 >わたくしのパソコンの復旧まで、もう少少おまちくださいませ。 実はジャストタイミングな話なのですが、何故か今日になってエラーのメールが帰ってまい りました。とにかく了解です。 復旧したら教えてくださいね。 >(とりあえず「柳生〜」とのセットは、セレクトしました。 >どうみても土田さまごのみの書籍ではございませんが、 >これまたご愛嬌ということで・・・) ありがとうございます。ありがとうございます。 どっちも楽しみです。なんだろうなあ・・。(喜) 私の方はどうしようかなあ。 齋藤靖朗様 >ごぶさたしております。 ああ、ごめんなさい。奇想天外のコピー忘れてるわけではないんです。 必ずお送りしますので。本当にごめんなさい。 >土田様が仰っていた天沢氏の文章は >「リテレール別冊2 読書の魅惑 ジャンル別ベスト1200」(メタローグ、1993.04.01.) >に収録されています。 ああ、なんという記憶力。引用までしていただき感謝感激です。 記憶力のない自分にほとほとあきれておりまして、 もしかしたら別の人の発言だったのではないかと、恐れていました。 とりあえずご当人の発言ということがわかり、嘘はついていなかったので、 ホット胸をなでおろしております。たしかにリテレール持ってますし、ぱらぱら読んでますので わかるのですが、本当に全く思いつきませんでした。 >土田様と一緒で「業腹」というのが印象的で覚えていました。 さもありなん。 ニャンニャン様 はじめまして。 ホームページ少し拝見しました。 幅広いジャンルを扱われていますね。 今度ゆっくり見せていただきます。 人見様 ご無沙汰しております。 >天沢退二郎も平井呈一訳が嫌いなんですか。 >知りませんでした。 も、というと他の誰かも嫌っている? >後,平井訳を嫌うのは須永朝彦でしょう。 >歌舞伎の言い回しみたいな表現が多いと言っていますし。 読んだような、読んでないような。 きっと名著刊行会のどれかでしょうね。 >吉田健一の訳を好む人は平井訳を余りお気に召さない >という気もしますが。 実は翻訳は読んでないのですが、「怪奇な話」の地獄のような文体を読むと ただ単純に読みにくそうだなあ、と思ってしまいます。 平井訳は正反対かもしれませんね。 >天沢,須永両氏の共通項は日影丈吉の大ファンであるということでしょうか。 ほうほう。天沢氏が日影丈吉のファンとは知りませんでした。 >窪田般彌のお持ちの詩集「影の狩人」ですよね >「夢の裂け目」をお持ちでしたら装丁について >伺いたかったのですが。 >函もカバーもないものかどうかということで。 残念ながら持っておりません。その詩集は目録では前に見たことがありますが。 どう書いてあったかは忘れてしまいました。 ところで窪田般彌って思潮社の詩人文庫に収録されてますが、 詩人としては著名なんでしょうかねえ。 >3月から先週まで多忙で中々のぞくことが出来ませんでしたが >一段落したのでまた他愛もないことを書き込みさせていただきます。 楽しみにしております。またおいで下さい。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 19日 18:01 名  前: MM e-mail : タイトル: ごめんなさい 金光寛峯さま ごあさつおくれました。 ごめんなさい。 まあ、わたくしは、読めればよいというのが基本スタンスですが、 そうはいいながらもじぶんのお気に入りの探偵小説(わたくしのばあいは、主にハードボイルド)については、 手もとにおいて、なんどでもくりかえして読みたいという、みなさまがたからすれば、かわいい類です。 きのうも集英社文庫版は所持しているのに桃源社版の都筑道夫「スパイキャッチャーJ3暗殺教程」を購入してきて 装丁をながめながらにやにやしているところでございます。 館長どの わたくしのパソコンこわれちゃいました。 −これは、べつのところからうちこんでいるのですが、 土田さまのご住所等お送りいただいているかもしれないのですが、 わたくしのパソコンの復旧まで、もう少少おまちくださいませ。 (とりあえず「柳生〜」とのセットは、セレクトしました。 どうみても土田さまごのみの書籍ではございませんが、 これまたご愛嬌ということで・・・) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 19日 17:18 名  前: 齋藤靖朗 e-mail : jr4y-situ@asahi-net.or.jp URL : http://www.asahi-net.or.jp/~jr4y-situ/index.html タイトル: 天沢退二郎 ごぶさたしております。 土田様が仰っていた天沢氏の文章は 「リテレール別冊2 読書の魅惑 ジャンル別ベスト1200」(メタローグ、1993.04.01.) に収録されています。 天沢氏は幻想小説ベスト50を担当していて、『オトラント城綺譚』のところで  十八世紀末から十九世紀初頭にかけて、イギリス文壇に登場したいわゆる  ”恐怖派”の怪異小説群のトップ・バッターであったウォルポール作品を、  平井呈一の何やらあられもない訳文で読まされるのは業腹だが、若君コンラッド  の頭蓋をぐしゃりと押し潰した、山のごとき黒い鳥毛の飾りある大兜の出現が  フランスロマン派、シュルレアリスム、グラックにまで衝撃を及ぼしたのは頷ける。 と書いています(3行目「あられ」には傍点がふってあります)。 土田様と一緒で「業腹」というのが印象的で覚えていました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 19日 02:58 名  前: ニャンニャン e-mail : URL : http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/4977/ タイトル: はじめまして こんにちは。 書き込みはしていませんが、いつもこのサイト興味深く 読ませていただいています。 最近、友達と一緒にホームページをつくりましたので、 よかったらご覧ください。 これからもどんどん盛り上がってくださいね。 楽しみにしています。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 18日 00:13 名  前: 人見 e-mail : wbs15993@mail.wbs.ne.jp タイトル: また書かさせてもらいます 人見です。 天沢退二郎も平井呈一訳が嫌いなんですか。 知りませんでした。 後,平井訳を嫌うのは須永朝彦でしょう。 歌舞伎の言い回しみたいな表現が多いと言っていますし。 吉田健一の訳を好む人は平井訳を余りお気に召さない という気もしますが。 天沢,須永両氏の共通項は日影丈吉の大ファンであるということでしょうか。 窪田般彌のお持ちの詩集「影の狩人」ですよね 「夢の裂け目」をお持ちでしたら装丁について 伺いたかったのですが。 函もカバーもないものかどうかということで。 3月から先週まで多忙で中々のぞくことが出来ませんでしたが 一段落したのでまた他愛もないことを書き込みさせていただきます。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 16日 20:35 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: わかりませんでした。 本吉様 >おぉ、疑問に思っていたことが全て氷解している。 金光さんのおかげです。わたしゃなんにもしてませんです。 >谷崎精二選集とあったので、誰なんだろうと思っていたのですが、 >そうですか谷崎潤一郎の実弟なのですか。 「早過ぎる埋葬」というポウの戦後すぐの怪奇小説集を 目録で知らないで高く買ってしまったことがあります。 >創元版があれば特に無理して購入する必要はないということですね 私もそう思います。 >(革装版でもないし)。 はははは。やはり革装はいいですよねえ。 金光様 >怪奇小説が好きな友人がいまして、新人物往来社や創土社, 牧神社, >国刊, 月刊ペン社etc… ほとんど集めていたんじゃないかなぁ、もう >ハタで見ていても、支払い大丈夫かよってくらい、ひと月に何万円 >と買いまくっている… うーん。自分のことを言われているみたいだなあ。 >国民保険料も住民税も府・市民税もなにもかも全部踏み倒している(爆) >それももう何年も。 つ、強い。 ふつー本は借りてでも、保険料を収めるのがまっとうな社会人じゃ ないか、とおもうんだけど(笑) >はじめ 1,500部限定 特別革装 シリアルナンバー付が刊行され、 >だいたい古書価 3万円程度です。 こいつが欲しいんですよね。 >倒産直前、平井呈一のイニシアティブで「世界恐怖小説全集」 >全 12巻、植草甚一編集で「クライム・クラブ」全 29巻という > "二大売れなかったシリーズ" を刊行していたものですから、 >こりゃ絶好の冗談のタネになりました… >「平井呈一と植草甚一で東京創元社をつぶしたんじゃないと思うけど(笑)」 当時けっこうゾッキに出たみたいですね。特に前者。 >この対談は涙なくして読めません、荒俣さんが幻想文学から離れて >いったのもむべなし、「早川書房で翻訳やるとうれしかったね。 >原稿料が安いなんていう人がいるけど、ちゃんとお金くれるんだから。 >他はくれないところが多いんだから。小さい出版社で書いたって >なにも貰えないんだよ」… ) 今の活躍を見ると、離れてよかったのかも。(苦笑) 荒俣さんも本を買うために仕事してますもんねえ。 ポー全集の詳しい情報、ありがとうございました。 >>サンリオSF文庫「アルベマス」の巻末に載ったサンリオSF文庫 >>終焉の辞です。 >読みました! か、かっこいい! 不肖金光めは「漢」を感じました! >これだけ高らかな文章はめったにあるもんじゃありません。 やあ。喜んでいただけてうれしいです。 深く関わった方ならではの文章でございました。 >ついこないだ『ワイルド童話集』(富山房, 1950)を手に入れてざっと >読んだのですが、驚きました。こどもの頃読んでいたはずなのですが、 >こんなカラい話だったとは。 おっ。青い函入りのやつですか? 私も持ってますです。 戦後間も無い出版にしては、なかなか堅牢立派な装丁でうれしくなります。 (こういうことを書くから書痴と思われるんだ) >>天沢退二郎氏などは平井氏の翻訳を嫌われているようですね。 >>正確な理由等はわかりませんが。 >そうなのですか、そいつは知りませんでした。あいすみませんが、 >何に、どの本なり雑誌なりにその旨書いていたのか、思い出せるの >でしたらご教授願えませんでしょうか。 これがですねえ。「幻想文学」と思ってあたったら見あたらなかったんですよ。 あとまだ手元に無いので確認できなくて考えられそうなのは「牧神」か天沢氏の評論集 なんですが、もう少し時間をくださいませ。 うーん。いかんなあ。記憶だけで書くのは。まさか他の人だったのかなあ。 表現は何かの海外作品を評して 「平井呈一の訳で読まされるのは業腹だが」 と書いてあったのは覚えているのですが。 この文章に見覚えないですか? >>機会があればお会いできれば良いですね。 >そうですね、「恐怖の会」が今度あったときにでもご一緒に… (笑) 私は「恐怖の会」には出席したことありませんが、(何せ、著名な方が多くて畏れ多い) 機会があれば、ぜひ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 15日 00:39 名  前: 本吉 e-mail : m-motoyo@sa2.so-net.ne.jp タイトル: ポー全集 >土田さま、金光さま おぉ、疑問に思っていたことが全て氷解している。 谷崎精二選集とあったので、誰なんだろうと思っていたのですが、 そうですか谷崎潤一郎の実弟なのですか。 不勉強で知りませんでした。 創元版があれば特に無理して購入する必要はないということですね (革装版でもないし)。 すっきりしました。 貴重な情報有り難うございます。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 14日 10:58 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: わたしが見た書痴・ふたつのポー全集 MMさんへ >わたくしは、書鬼でも、書痴でも、書狼でもありませんので、 書鬼も書狼もあいにくですが、書痴なら。 まー、ほんとうに、あれだけは… 怪奇小説が好きな友人がいまして、新人物往来社や創土社, 牧神社, 国刊, 月刊ペン社etc… ほとんど集めていたんじゃないかなぁ、もう ハタで見ていても、支払い大丈夫かよってくらい、ひと月に何万円 と買いまくっている… と、だけ書いたなら、なんだここの面々ならそんくらい、とか軽く あしらわれそうですが(笑) そいつ、自由業なのをさいわい、国民 保険料も住民税も府・市民税もなにもかも全部踏み倒している(爆) それももう何年も。 おいおい、病気したらどうすんだよ、とおもってたんですが、案の定 病気になったら、まぁ、しれっと、  「職場の後輩から保険書借りた」 ときやがった。 逆じゃないかと(笑) ふつー本は借りてでも、保険料を収めるのがまっとうな社会人じゃ ないか、とおもうんだけど(笑) * 本吉さんへ >よくいく郊外型古書店で、春秋社のポオ全集(2)〜(6)というのが、 >(中略) >創元文庫版の全集があれば特に問題ないのかなぁ。うーん。 それ、 1巻だけ持っています。 創元推理文庫版全 5巻 (小説 4巻 + 詩・評論 1巻)との違いは、 これが多数の訳者によること、春秋社のものは谷崎精二氏の 個人全訳になっていること、ぐらいですね。 精二氏は谷崎潤一郎の実弟なのですが、それで「あれ、それじゃ?」 とおもわれることでしょうがその通りでして、だいぶ昔の人、昔の 訳ではあります (何度か改訂されていますが)。 だいたい戦前から戦後昭和 30年代くらいまでにかけてのポーの 定訳でした。 はじめ春陽堂から 1943年に全集 4巻にまとめられ、戦後まもなく 春秋社より '48年に再刊、ながらく読まれてきましたが、それを 刷新すべく、丸谷才一や福永武彦など当時の俊英を抜擢、新訳多数 で編まれたのが東京創元社版全 3巻、復活新生した同社の目玉企画で ありました。 はじめ 1,500部限定 特別革装 シリアルナンバー付が刊行され、 だいたい古書価 3万円程度です。  ( '60年だったか、同社は一度倒産したのです。  で、倒産直前、平井呈一のイニシアティブで「世界恐怖小説全集」  全 12巻、植草甚一編集で「クライム・クラブ」全 29巻という   "二大売れなかったシリーズ" を刊行していたものですから、  こりゃ絶好の冗談のタネになりました…   「平井呈一と植草甚一で東京創元社をつぶしたんじゃないと思う    けど(笑)」    (瀬戸川猛資, 荒俣宏との対談「幻想怪奇のシリーズは貧乏と     苦闘の歴史だった」, 「BOOKMAN」第 19号, トパーズプレス,     1987. 7.10)  この対談は涙なくして読めません、荒俣さんが幻想文学から離れて  いったのもむべなし、「早川書房で翻訳やるとうれしかったね。  原稿料が安いなんていう人がいるけど、ちゃんとお金くれるんだから。  他はくれないところが多いんだから。小さい出版社で書いたって  なにも貰えないんだよ」… ) 谷崎氏もこれに刺激を受け、1962年から 63年にかけて改訂・再刊、 さらに 6年後の '69年 10月には、さらに改訂のうえ詩・評論編を 訳し下ろしで 1巻追加し全 6巻紙函入りで刊行しました。 これが 本吉さんが目にされた版だとおもいます。 その後、'98年に怪奇幻想, 推理, アバンギャルド(だったかな(汗))等 テーマ別全 4巻の「ポー小説全集」として再刊されました。詩・評論 は省かれたのですね。 # ああ、とっても役立つ『幻想文学大事典』、まるで見てきたかの # ようにすらすら書ける :-) ながながと歴史の経緯を語ってくれたのは分かったから、けっきょく どっちを買えばいいんだい? と言われそうですね ;-p 創元推理文庫版でいいと思いますよ、どちらも揃えれば値段あまり 変わりませんが(千円弱)。 個人全訳という点をどこまで買うか、であとは値段・懐具合・ポー への思い入れ等々と相談、というところでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 14日 10:04 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: 大瀧啓祐その他 土田さん >>「ラヴクラフト全集の最終巻がようやく年内にできあがる目処が >>たったこともあり、三年後から全面改訳作業を開始する」 >???改訳してどうされるのでしょうか。 さぁ、それはわたしが目を通したかぎりでは、触れられていないよう です。 >初期の幻想文学誌か何かの連載も、印税が未払いでどうとかこうとか、 >あの翻訳はどうのと書いてあって面白かったような覚えがあります。 ありましたねぇ。サンリオSF文庫から出した P・K・ディックに附した 長大な解説について意図を明かしていたかとおもえば、ラヴクラフトが 1925年に友人に宛てた書簡のなかで、  「(ドナルド・)ワンドレイがなにか言っているようだが、わたし   は Cthulhu = ク・リトル・リトルだなどと言った覚えはない」 と書いていたことを紹介していて、おもわず「なんですとぉ」と唸ったり、 同文庫の編集者を原爆資料館に連れていったら真っ青な顔して出てきた (無理もなや)、「ほんの一部」とさらりと書いてみせておっそろしい量の 洋書購入を披露してみせては、あるはまた愛書趣味の横溢するエッセイを 書いてみせたり。 たしかにあれはおもしろかった。 >サンリオSF文庫「アルベマス」の巻末に載ったサンリオSF文庫 >終焉の辞です。 読みました! か、かっこいい! 不肖金光めは「漢」を感じました! これだけ高らかな文章はめったにあるもんじゃありません。 >>ジャック・ロンドンは… 傑作集でじゅうぶんかな。「影と閃光」で >>イカれた。 >お書きの国書刊行会の他は「ジャック・ロンドン大予言」、 >「鉄の踵」とか幻想文学とかSFの分野での功績を纏めて欲しい >ものです。 >教養文庫の選集ではまるっきり無視でしたから。 >(まあ、わかりますけど) 賛成、だって「大予言」だなんて、題名が悪すぎる(表紙画もイケません) 教養文庫の選集は、中年ボクサーの話がよかった。 >>それで、平井呈一全集はですねぇ(笑) なにせ小泉八雲で 12巻、 >>マッケン 6巻、ワイルド 3巻、怪奇小説関係 4〜5巻、サッカレ、 >>アーネスト・ダウスン… >他の翻訳はワイルドが手に入りにくいので、青土社の全集もあります >が、復刻してほしいです。 ついこないだ『ワイルド童話集』(富山房, 1950)を手に入れてざっと 読んだのですが、驚きました。こどもの頃読んでいたはずなのですが、 こんなカラい話だったとは。 >天沢退二郎氏などは平井氏の翻訳を嫌われているようですね。 >正確な理由等はわかりませんが。 そうなのですか、そいつは知りませんでした。あいすみませんが、 何に、どの本なり雑誌なりにその旨書いていたのか、思い出せるの でしたらご教授願えませんでしょうか。 >東京にお住まいなのですか。 >機会があればお会いできれば良いですね。 そうですね、「恐怖の会」が今度あったときにでもご一緒に… (笑) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 12日 01:39 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: 遅すぎるレス syou様 はじめまして。 >シリ・ハストヴェット著『目かくし』 調べたらポール・オースターの奥さんみたいですね。 紹介を読んだだけだと、純文学系統のようですが。どんな話なのでしょうか。 >イメージを言葉にしたり、言葉からイメージするのは楽しい。  ありていな言い方をすれば、前者は作家の、後者は読者の楽しみでしょうか。 本吉様 とりあえずご返事のメールだしました。 >よくいく郊外型古書店で、春秋社のポオ全集(2)〜(6) 谷崎精二訳のでしょう?一昨年テーマ別で復刊されましたね。 全6巻が全4巻になっているので、抄録かもしれませんが。 私も東京創元社の全集で十分かと。 欲を言えば最初の革装の限定版が欲しいけど、それは書痴の贅沢というものですね。 (古書価はそんなに高くないけど) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 08日 22:49 名  前: syou e-mail : hashimot@janis.or.jp タイトル: はじめまして。   シリ・ハストヴェット著『目かくし』に出てくる絵画の作品描写が気になって図書館に調べに行った。 画家の名は“ジョルジョーネ”作品名は“嵐” 作品描写・・・「前景右手の川の土手の上に、一人の女性が座っているの。彼女は子供にお乳をあげているところよ。 (中略) つまりね、それ自体が記憶であり、事件が起こったあとの世界であり、見るものは記憶を呼び起こしていて・・・」「何か忘れてはいないかい?」「あの絵には、男が描かれているんだ」  忘れられた男は「後姿で黒い服、そして女を見ている」と思っていた。しかし男は鍬を持ち毒の無い顔で前をぼんやり見ているにすぎなかった。 男は裸で無防備な女と赤ん坊を外部から守るために存在しているのだろうか? 私には女と赤ん坊だけが現実で、建物は未来の廃墟、男は過去の牧歌的風景から抜け出してきたように思えた。 イメージを言葉にしたり、言葉からイメージするのは楽しい。  -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 06日 23:43 名  前: 本吉 e-mail : m-motoyo@sa2.so-net.ne.jp タイトル: 全集で思い出したのですが よくいく郊外型古書店で、春秋社のポオ全集(2)〜(6)というのが、 あって気になっているのですが。普通は半額で売っている店なのに、 どいうわけか定価以上なのと(1)がないので、その時は購入しません でした(ビニールに包まれて中身も確認できないし)。 創元文庫版の全集があれば特に問題ないのかなぁ。うーん。 >土田さま メールの件。お暇になった時で結構ですので、お気になさらないで下さい。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 05日 23:52 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: いろいろ MM様 >わたくしは、書鬼でも、書痴でも、書狼でもありませんので、 >土田さまのおめがねにかなうものが、なかなかございません。 >(ひとまずもちかえりましたのは、加納一朗、鮎川哲也、高橋泰邦などで >ございますが、ちょっとセンスがよくないというか、どれもこれも >ぱっとしないものばかり。なにか、あっ、とおっしゃっていただけるようなものを >さがしてみたのですが、うーむ。くじけちゃいました) >土田さまの、あまり興味の、なさそうなジャンルに、しぼらさせていただきましょうか? わたくしも書鬼でも、書痴でも、書狼でもありません。(笑) お気にかけていただいてありがとうございます。 興味のなさそうなジャンルというのは気になりますねえ。 >とりあえず、ご住所の方、お教えいただければと存じます。 >(無事、とどかないかもしれませんが、上記、わたくしのメールアドまで・・・) 了解しました。メールいたします。 私の方はMM様にお贈りする本を考えているのですが、難しいですねえ。 かなりご自分の趣向を強く持たれているようなので。 金光さん まずは「おとらんと城綺譚」入手、おめでとうございます。 私も存在を知ったのは多分「幻想文学書誌序説」です。 大体、サインなしも見たことないですから。 >創元推理文庫版「ラヴクラフト全集」はいつ完結するのやら ;-p 本当に。 >「ラヴクラフト全集の最終巻がようやく年内にできあがる目処がたったこともあり、   三年後から全面改訳作業を開始する」 ???改訳してどうされるのでしょうか。 >「ここ一年あまり『新世紀エヴァンゲリオン』の解読作業に没頭し」 >こけたこけた、あれはこけた… お、大瀧せんせぇー、そんなことやってた >んですかぁ〜 エヴァよりラヴクラフトっすよぉぉぉ〜 爆笑!まあ、人の興味は変わりますからね。 白状すると私は「エヴァ」を見たことが無い人間ですので、さっぱりわかりません。 >もう終わってしまいましたが「ユリイカ」の連載は面白かったですよ、 >いったいこれはなんの雑誌やねんて(笑) 「魔法の本棚」以後ですね。 初期の幻想文学誌か何かの連載も、印税が未払いでどうとかこうとか、あの翻訳はどうのと 書いてあって面白かったような覚えがあります。(うろ覚え) でも大瀧氏の文章で今までで一番インパクトがあって、何度も読み返したのは サンリオSF文庫「アルベマス」の巻末に載ったサンリオSF文庫終焉の辞です。 自分はリアルタイムで新刊で買っていたので、あれはショッキングな出来事でした。 ディックが好きで全著作を刊行するという宣言を聞いていたので、しばし呆然としたことを 覚えております。 >巻末の解題が詳しかったので、図書館行って補巻 3冊 >ならべて解題読んでまとめた、それだけなんですよ実は。解題が間違いがあれば、 >わたしのもそのまま間違い引き継いでいることでしょう。手間かけてません。 >工数でいったら一人時間くらいなもので。 そんなことはありません。ありがたい情報でした。 本当にありがとうございました。 >それはさておき、池内紀さんがいまカフカの個人全訳に取り組んでおられる >そうなので、そいつが楽しみですね。 ほほう。そいつは知りませんでした。 カフカは日記とかがおもしろいようですね。 一応、新潮社の全集も積読になっているのですが、読まなきゃ。 >池内さんの翻訳も文章もすごく好きなんですよ。だから、池内紀全集はいつか >出てほしいですね。 エリアス・カネッティの「眩暈」とか読もうと思っております。 あと「ガレッティ先生失言録」とか。 最近では翻訳より散文の方が多く仕事されている気がしますが。 ああ、最近では「ファウスト」とかありましたね。 司馬遼太郎さんは興味がありながら、触れたことがありません。 いつか手を出したいとは思っているのですが。 >あとは、いつか時間ができたら折口信夫全集に挑戦してみたいですね。 >なんか「すごいすごい」とよく聞くので。うーん、立花隆さんの選集も >チャレンジングですな。 折口信夫の方は興味はありますが、なかなか。ノート編とかもありますものね。 柳田國男は文庫版全集ですが、読むつもりです。 (まだ1冊しか読んでいません) >海外の作家だとスタニスワフ・レム、できれば新訳で。 これは良いですね。でも翻訳が深見弾氏は亡くなられたし、 沼野充義氏だけでは大変そうだし、ポーランド語ではなかなか翻訳者がいないかもしれません。 前出のサンリオSF文庫ではかなりの数の邦訳予定があったのですが・・・。 >ジャック・ロンドンは… 傑作集でじゅうぶんかな。「影と閃光」でイカれた。 お書きの国書刊行会の他は「ジャック・ロンドン大予言」、「鉄の踵」とか幻想文学とかSF の分野での功績を纏めて欲しいものです。 教養文庫の選集ではまるっきり無視でしたから。(まあ、わかりますけど) >ノヴァーリス全集はわたしも気になっています。 出て欲しいものです。 >それで、平井呈一全集はですねぇ(笑) なにせ小泉八雲で 12巻、マッケン >6巻、ワイルド 3巻、怪奇小説関係 4〜5巻、サッカレ、アーネスト・ダウスン、 >評論・随筆・俳句等々… やっぱわたしも好きですから、頭の中でよく >目次を練ったり並び替えたりする遊びはやりましたね〜 30巻にちかく >なっちゃうんじゃないんでしょうか? >さすがにこれはちょっと商業出版ムリでしょうね。 >で、わたしけっこうマジに「なら自分で作っちまえ! 」と考えております。 個人的には評論・随筆・俳句が一番。他には怪奇小説関連を纏めて欲しいですねえ。 他の翻訳はワイルドが手に入りにくいので、青土社の全集もありますが、 復刻してほしいです。 ダウスンは商業的に難しいかもしれませんね。 マッケン・八雲・サッカレはそれぞれ復刻等で割合入手しやすいのでしょうか。 >なに、自費出版しようというんじゃありません。手前がひとり愛玩する >一冊があればよいのです。 >DTP ソフトはいいのが幾らでも安価でありますから、版組みをして、 >そうして装丁! ここに凝る! 余白をたっぷり取って、用紙もおごらなきゃ >イケマせん、革装三方金で豪奢に、あるいは清新洒脱に、好みの >デザインで製本してもらって、ひとり自室に篭って舐めるように >味読愛玩し無聊を癒す。ね? よさげでしょ? 良いですねえ。 金箔押しのタイトルで書棚に飾りたい。 またそいつは読む環境も考えたいですね。 そんな本を読むのに時間にしばられちゃあいけません。 私は今のところ、老後の楽しみとして手持ちの本で考えているのは HPにも画像をアップしてますが、石川鴻斎の「夜窓鬼談」があります。 こいつは漢文なので時間がなくちゃあ、読めません。 自分一人のアンソロジーというのは妄想としてはかなり楽しいです。 少し前に異色作家短編集第四期というのを考えました。 内容は前に「猟奇の鉄人」の掲示板へ書きこみましたが、一応自分のHPにも雑文として 残しておこうかと考えたりしてます。 >>正直に告白すると、岩波のサッカレの訳文はいまひとつ雰囲気が合いませんでした。 >サッカレを読んだんですか! 読書の幅がほんと広いですねぇ。 >たしかに内容もあまり興趣が湧くとかそういうものではございません >でしたっけね、あれは。 怪談の翻訳しか知らない時代に平井呈一の名前にひかれて読んだせいかもしれません。 今読めば違うかも。 天沢退二郎氏などは平井氏の翻訳を嫌われているようですね。 正確な理由等はわかりませんが。 東京にお住まいなのですか。 機会があればお会いできれば良いですね。 ではまた。 キバヤシ@ザ・ワールド様 ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。 読めれば良いのでございます。 後ほどメールさせていただきます。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 05日 22:28 名  前: MM e-mail : saho@orange.ocn.ne.jp タイトル: ご返事は、来週にでも 宮崎の件。 わたくしのメールの調子がよくないようなので、こちらへ書きこみます。 (私信でごめんなさい) −実家より持ちかえりましたので、送付準備完了となりましたが、 カップルの書籍に、とまどいが・・・。 わたくしは、書鬼でも、書痴でも、書狼でもありませんので、 土田さまのおめがねにかなうものが、なかなかございません。 (ひとまずもちかえりましたのは、加納一朗、鮎川哲也、高橋泰邦などで ございますが、ちょっとセンスがよくないというか、どれもこれも ぱっとしないものばかり。なにか、あっ、とおっしゃっていただけるようなものを さがしてみたのですが、うーむ。くじけちゃいました) 土田さまの、あまり興味の、なさそうなジャンルに、しぼらさせていただきましょうか? とりあえず、ご住所の方、お教えいただければと存じます。 (無事、とどかないかもしれませんが、上記、わたくしのメールアドまで・・・) なにとぞ、よろしく。 以上、私信まで。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 04日 22:43 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: 全集といえば 創元推理文庫版「ラヴクラフト全集」はいつ完結するのやら ;-p そうそれは '96年に出た「ユリイカ」にて…  「ラヴクラフト全集の最終巻がようやく年内にできあがる目処がたったこともあり、   三年後から全面改訳作業を開始する」   (大滝啓祐, 「高速マシンの活用法 幻想通信−電脳幻影不思議箱」,   「ユリイカ」第28巻第 8号通巻376号, 青土社, 1996. 7. 1) 「おおっ」とおもったけれど、友人とふたり、  「でませんな」  「まぁ予定は未定、決定にあらず言うしな」  「ちげぇねえや」 などとくっちゃべっていたところ、'99年の「幻想文学」第54号みてみたら− !  「ここ一年あまり『新世紀エヴァンゲリオン』の解読作業に没頭し」   (大瀧啓祐, 終末のセフィーロート, 「幻想文学」第54号, アトリエOCTA, 1999. 2) こけたこけた、あれはこけた… お、大瀧せんせぇー、そんなことやってた んですかぁ〜 エヴァよりラヴクラフトっすよぉぉぉ〜 # もっとも学研から出た『夢魔の書』、青心社「クトゥルー10」収録の新訳 # などがあるところをみると、大瀧さんひとりの問題でもないようです # 為念 もう終わってしまいましたが「ユリイカ」の連載は面白かったですよ、 いったいこれはなんの雑誌やねんて(笑) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 04日 22:09 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: 全集歓談 >土田さま >皆様のおかげです。 >堀口全集に関する、完璧とも言える補注をありがとうございます。 >でも何か大変な工数をかけてしらべていただいて、恐縮です。 あー… 「親本といちんち突きつけ合わせて」なんて書いたのが誤解のたねですね、 すみません。 手間、かけてません(汗) 巻末の解題が詳しかったので、図書館行って補巻 3冊 ならべて解題読んでまとめた、それだけなんですよ実は。解題が間違いがあれば、 わたしのもそのまま間違い引き継いでいることでしょう。手間かけてません。 工数でいったら一人時間くらいなもので。 そういうわけでおせじにもたいしたものじゃないです(汗) >>(気合の入った学究なら書簡や評論なら原文にあたるだろうし、 >>ホフマンをホフマンたらしめているのは小説のはずだから) >私は気合いがないので、翻訳にたよりきりです。(笑) す、すみません(笑) どうも、書簡等は「研究者御用達」というアタマがあったもので… >図版とか挿絵とか考えると全集だけでなく元版も持っておきたくなる >というきらいはあります。 >(中略) >テキストだけではない、総合的な書物の楽しみとでも申しましょうか。 わかります。時代の意匠というか… >>いまは恒吉法海という方が、がんばっておられるようです。 >>恒吉氏も訳書の解説のなかで「値段が高くなったが ( 1万円近く)どうか >>読まれてほしいものだ」と苦しげだったのが、印象に残っています。 >>いまはこういう本キツいでしょうね。 >九州大学出版会ですね。「生意気ざかり」だけ持ってます。 >でも価格面は部数を考えれば、いたしかたないでしょう。 >むしろ大学の出版だからこそ実現できたといえるのかもしれませんし。 そうですね。昨今 (とくにオウム事件以降顕著だとか) 娯楽色のうすい 本はさっぱり売れない、エンターテイメントでないとダメという活字離れ と呼ばれる現況で、大学の出版社の果たす役割は重いですね。 >金光様は全集を望まれる作家等はいますか? >やはり平井呈一全集でしょうか?(笑) >ご趣味が幅広くいらっしゃるようなので、 >誰か好きな作家等いたら、教えてください。 「さん」でやりましょうよ。 それはさておき、池内紀さんがいまカフカの個人全訳に取り組んでおられる そうなので、そいつが楽しみですね。 池内さんの翻訳も文章もすごく好きなんですよ。だから、池内紀全集はいつか 出てほしいですね。 それから司馬遼太郎さん。私事ですがこの 3月までずっと大阪に住んでおり まして、司馬先生がいた東大阪市はチャリで 2〜30分とかからないところ だったんです。亡くなってからでした、会いにいっておけばと気がついたのは。 そういうものかもしれませんが。 もっとも遼太郎全集は現に 60巻をとうに越えて刊行中ですが、大半は 既に持っているので、ちと… そのうちに、全集でしか読めない随筆等を 調べてみるつもりですが。 あとは、いつか時間ができたら折口信夫全集に挑戦してみたいですね。 なんか「すごいすごい」とよく聞くので。うーん、立花隆さんの選集も チャレンジングですな。 海外の作家だとスタニスワフ・レム、できれば新訳で。 ジャック・ロンドンは… 傑作集でじゅうぶんかな。「影と閃光」でイカれた。 ノヴァーリス全集はわたしも気になっています。 それで、平井呈一全集はですねぇ(笑) なにせ小泉八雲で 12巻、マッケン 6巻、ワイルド 3巻、怪奇小説関係 4〜5巻、サッカレ、アーネスト・ダウスン、 評論・随筆・俳句等々… やっぱわたしも好きですから、頭の中でよく 目次を練ったり並び替えたりする遊びはやりましたね〜 30巻にちかく なっちゃうんじゃないんでしょうか? さすがにこれはちょっと商業出版ムリでしょうね。 で、わたしけっこうマジに「なら自分で作っちまえ! 」と考えております。 なに、自費出版しようというんじゃありません。手前がひとり愛玩する 一冊があればよいのです。 DTP ソフトはいいのが幾らでも安価でありますから、版組みをして、 そうして装丁! ここに凝る! 余白をたっぷり取って、用紙もおごらなきゃ イケマせん、革装三方金で豪奢に、あるいは清新洒脱に、好みの デザインで製本してもらって、ひとり自室に篭って舐めるように 味読愛玩し無聊を癒す。ね? よさげでしょ? >正直に告白すると、岩波のサッカレの訳文はいまひとつ雰囲気が合いませんでした。 サッカレを読んだんですか! 読書の幅がほんと広いですねぇ。 たしかに内容もあまり興趣が湧くとかそういうものではございません でしたっけね、あれは。 >実は「こわい話、気味のわるい話」ももったいなくて飾ってます。 >(牧神社の幻の署名入り限定本、注文されたんでしたっけ) わかります、わかりますとも! (笑) わたしも限定本、飾ってます :-) >ちなみに金光様の口調は平井呈一してますね(笑) ありがとうございます(笑) けっこうそれはうれし。でも、書きことばは こうでも、喋りはベタベタの大阪弁なのです。東京来てから、よけい、 なんというか、無意識のうちにムキになって使っているようなけはい もあり、わがことながら「おもしろいものだな」と観察している気分。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 04日 02:03 名  前: キバヤシ@ザ・ワールド e-mail : jojo@fureai.or.jp タイトル: ということですので もらって下さい(笑)本は平気かと思ったのですが、私の一番嫌なヌレが あるんですよ…。まあ土田さんが拾うまでのリリーフと言った形でなら 問題ない(?)かも知れませんが……。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 04日 00:49 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: ハリスン 黒白様 >ハリイ・ハリスン「テクニカラー(?)・タイムマシン」(早川SF文庫)と言う本を見かけました。私の好きなモンキー・パンチがカバー・口絵等を書いていたので買おうかどうか迷いましたが結局おいてきてしまいました。買ったほうがいいでしょうか?  長い間手に入る状態だったと思うので(現在はどうかわかりませんが)、私の感覚ではですが、 多分それほど珍しくはないと思います。 ただし内容的には読んで損なしの、気楽に読める娯楽作だったと思います。 たまには軽SFはいかがですか? -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 03日 23:24 名  前: 黒白 e-mail : bwsepia@mb.infoweb.ne.jp タイトル: ハリイ・ハリスン(?)の本 館長 様  いつも聞いてばかりで申し訳ありませんが、一つお教え願いないでしょうか?  本日、某古本屋で  ハリイ・ハリスン「テクニカラー(?)・タイムマシン」(早川SF文庫)と言う本を見かけました。私の好きなモンキー・パンチがカバー・口絵等を書いていたので買おうかどうか迷いましたが結局おいてきてしまいました。買ったほうがいいでしょうか? 私の心の声が「オイ、これは多分珍しいから買えよ」と言っていたのですが・・・。スミマセンがお教え下さいませ。  ではでは -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 02日 03:17 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: (笑)わかりました よしださん、 同調していただけてとても嬉しいです。 志穂美女王様の復活を共に祈りましょう。 会員ナンバー1番さしあげます。 (土田館長、本気にしないでくださいね)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 02日 02:45 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: もったいなくて読めない。 本吉様 >C.S.ルイス「天国と地獄の離婚」ご購入おめでとうございます。 >牧さんの本で存在を知って私も気になったのですが、そうですか、 >長い間探していらしたのですね。 ご無沙汰しております。 某所でもますます本を買われているようで。 そうなんです。 多分幻想文学のインクリングズ特集かなにかで知ったと思うのですが。 とても長期の探求本でした。 牧さんの本でとりあげられたのは驚きましたが。 ただ苦労して入手した本はもったいなくて読みにくいのが難点。 >読了したら感想をお聞かせ下さい(うー、また探す本が増えるかも)。 ははあ。 >最近、北原さんや牧さんの本で探求書が紹介されて嬉しいと思う反面、 >競争が厳しくなるなぁ、とか思うのはまだまだ修行が足りないのでしょうか。 お気持ちはわかりますが、教えてもらう本もあるし、あいこでしょう。 また、好きな本や、おもしろい本がどんな形にせよ人に知られるのは良いことだと思います。 自分が持っていない本も中にはありますが、まあこれは縁なので、あまり気にしません。 (まあ、人が先に見つけたと聞けばうらやましくは思いますが) 逆に探求者が多いと市場に出やすくなる場合も中にはありますし。 (価格が高騰するのはいやですが) まあ、適当にほどほどに楽しみましょう。(全然説得力がないなあ) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 01日 12:59 名  前: よしだ まさし e-mail : PXM04577@nifty.ne.jp タイトル: 会員にさせてください 川口さん タイトルがすべてであります(^^; えっちゃーん、かむば〜っく!! -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 06月 01日 01:04 名  前: 本吉 e-mail : m-motoyo@sa2.so-net.ne.jp タイトル: 天国と地獄の離婚 こんばんは、お久しぶりです。 C.S.ルイス「天国と地獄の離婚」ご購入おめでとうございます。 牧さんの本で存在を知って私も気になったのですが、そうですか、 長い間探していらしたのですね。 読了したら感想をお聞かせ下さい(うー、また探す本が増えるかも)。 最近、北原さんや牧さんの本で探求書が紹介されて嬉しいと思う反面、 競争が厳しくなるなぁ、とか思うのはまだまだ修行が足りないのでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 31日 23:49 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 写真集じゃないです。 よしださん わっかりましたあ。それでは500円で。 でも、写真集じゃなくて小ぶりなMOOKみたいな本です。 芳賀書店で出てた、映画本MOOKの仲間だと思うんですが。 (叢書の1冊ではなく単独のものみたいですけど) 写真はけっこうありますけどね。 インタビューとか、他人の言葉とかフィルモグラフィーとかのっているやつです。 子供の頃とかの写真とかものってました。 なんにせよ、欲しいかたの元にいくのでよかった、よかった。 >土田さんがさほど興味を持っていない志穂美悦子の写真集に数千円も出すわけがないっすよね するどい。500円でも躊躇しましたもん。 川口さん うーむ。そんな会があるとはしらなんだ。 私は中学の頃、今の志穂美さんのだんなに石野真子が取られてしまったのが悲しかったですぞ。 (これってまだ正しいですよね、うといもんで) でも川口さんもファンだったとは。 これ他の本の間に挟まってたのを見つけただけだったんですが。 まあもしあれば、お譲りします。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 31日 23:22 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: 志穂美悦子を離婚させる会会長です。 いいなあ、エッチャンの写真集。 相手がよしださんでなければ、張り合いたいぞ。 今度見つけたら、私にもよろしく。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 31日 12:59 名  前: よしだ まさし e-mail : PXM04577@nifty.ne.jp タイトル: 志穂美悦子おおおお! えー! 500円だったのお! そりゃ安い。はいはいはいはいはいはいはいはい、引き取りますですぅ。引き取らせてくださいぃ。わたくし、2千円ぐらいは出したのかと思っておりました。よく考えてみれば、土田さんがさほど興味を持っていない志穂美悦子の写真集に数千円も出すわけがないっすよね。というわけで、よろしく。 ちなみに、欧米のマニアの間では、彼女は「スー・シホミ」という名前で知られていたりします。どこの世界にもマニアがいるんだよなあ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 31日 00:48 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: 志穂美悦子 うさぎ様 >そんなにごめんなさいを、連呼されるようなことじゃないです。 >突っ込んでみただけなんですから。(笑) 日本語って難しい!でも一応、直しておきましたです。 >第一、やさしいとか誠実そうだとか言われたことないです。(きっぱり) >若奥様には笑いましたよ。若っていう字が素敵。(笑) 何となく、もっとお母さんお母さんしたイメージだったので、本当にそう思いました。 鏡台に本を入れているというのは、そのお姿からはなかなかギャップがありました。 (日記ではぼかしましたが、白梅軒で書かれてしまいましたので、いいのでしょうか) >「ユリイカ」買いました。 >土田館長の日記を見ていたので、「中原中也かぁ。」と本屋でどうしようか考えこんでいたら >『療養日誌』一挙掲載!の文字が目に入ったので。 >これだけ読んだら、あとは読まずに本棚行きだな…。とは思うんですが。  中也がお好きですか? 私も初期のダダイズムの詩はちょっとわかりにくいなあ、と思いますが、 2冊の詩集に収められた詩はほどよくわかりやすくて、愛好家が多いのが良くわかります。 (えらそうなこと書いてますが、本当の意味なんかわかっちゃいませんが) ゆやーん。ゆよーん。ゆやゆよーん。 よしだ まさし様 >「女優志穂美悦子」はそれほど高くなかったのならお譲りください。 500円だったんですけど、高いですか? お持ちかな、とも思ったんですが。 >この頃の志穂美悦子さんはすでに脱アクション女優でありましたので、それほどまでに執着していないんですよ。やはりカスミ書房で見かけた「青春をアクションにかけて」、これが欲しいですう。全国の皆さん、ぜひとも探してやってくださいぃ。 うーん。その本は見たことありません。 でも、この本も、結構アクション映画のスチールやら何やら、アクション関係が7割をしめているような・・。 インタビューも「アクション映画は絶対になくならない」というタイトルだし。 でも、やはり綺麗な人ですね。 よしださんにはお世話になりっぱなしですし、もしよろしければ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 30日 16:35 名  前: うさぎ e-mail : タイトル: いや、ちょっと突っ込んだだけです  そんなにごめんなさいを、連呼されるようなことじゃないです。 突っ込んでみただけなんですから。(笑) 第一、やさしいとか誠実そうだとか言われたことないです。(きっぱり) 若奥様には笑いましたよ。若っていう字が素敵。(笑)  「ユリイカ」買いました。 土田館長の日記を見ていたので、「中原中也かぁ。」と本屋でどうしようか考えこんでいたら 『療養日誌』一挙掲載!の文字が目に入ったので。 これだけ読んだら、あとは読まずに本棚行きだな…。とは思うんですが。  -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 30日 12:41 名  前: よしだ まさし e-mail : PXM04577@nifty.ne.jp タイトル: ごめんなさい ごめんなさい。しょもない内容の書き込みをダブルアップしてしまいました。申しわけない。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 30日 12:40 名  前: よしだ まさし e-mail : PXM04577@nifty.ne.jp タイトル: 志穂美悦子 土田さん 「女優志穂美悦子」はそれほど高くなかったのならお譲りください。この頃の志穂美悦子さんはすでに脱アクション女優でありましたので、それほどまでに執着していないんですよ。やはりカスミ書房で見かけた「青春をアクションにかけて」、これが欲しいですう。全国の皆さん、ぜひとも探してやってくださいぃ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 30日 12:39 名  前: よしだ まさし e-mail : PXM04577@nifty.ne.jp タイトル: 志穂美悦子 土田さん 「女優志穂美悦子」はそれほど高くなかったのならお譲りください。この頃の志穂美悦子さんはすでに脱アクション女優でありましたので、それほどまでに執着していないんですよ。やはりカスミ書房で見かけた「青春をアクションにかけて」、これが欲しいですう。全国の皆さん、ぜひとも探してやってくださいぃ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 30日 05:42 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。 うさぎ様 >>Masamiさん、うさぎさんは初対面。Masamiさんはスーツ姿で登場し、やさしそうな誠実な人柄がにじみ出るような感じでした。逆にうさぎさんは >あのぉ…、ってことは、私はやさしそうで誠実そうではなかったんですね。(T_T) >なんだか悲しいぞぉ。ま、そうなんですけど。(笑) わあ。ごめんなさい。ごめんなさい。 逆に、という表現がまずかったですね。いわゆるビジネススタイルと対比させて、 逆に素敵な若奥様という感じという意味だったのです。 誤解を生む表現ですみません。(汗) すぐに修正致します。 >♪お〜ガッチャマン〜ガッチャマ〜ン♪ 実は私は2作目のガッチャマンは見ていなくて、3作目のガッチャマンFは見ていたりする 変なやつなのでした。 >それにしても、神々しいこの掲示板を汚しているのは私ぐらいなもんですね。 テレビネタでもなんでも書きこんでくださいませ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 30日 00:39 名  前: うさぎ e-mail : タイトル: >Masamiさん、うさぎさんは初対面。Masamiさんはスーツ姿で登場し、やさしそうな誠実な人柄がにじみ出るような感じでした。逆にうさぎさんは  あのぉ…、ってことは、私はやさしそうで誠実そうではなかったんですね。(T_T) なんだか悲しいぞぉ。ま、そうなんですけど。(笑)  ♪お〜ガッチャマン〜ガッチャマ〜ン♪  それにしても、神々しいこの掲示板を汚しているのは私ぐらいなもんですね。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 29日 23:14 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: [ 黒白様 >題名通り本当に今更ながら、なのですが >祝!! 一万件ヒット! ありがとうございまする。 >今後ともどうぞよろしくお願い致します。 こちらこそです。 >「夜鳥」、ぜひ読みにいらっしゃってくださいね! ああ、ありがたいお言葉。ぜひ。といって古書店をまわってしまいそうな予感がするのでした。 なんだか黒白さんの掲示板を私用で使ってしまったみたいで、すみませんでした。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 29日 23:14 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: [ 黒白様 >題名通り本当に今更ながら、なのですが >祝!! 一万件ヒット! ありがとうございまする。 >今後ともどうぞよろしくお願い致します。 こちらこそです。 >「夜鳥」、ぜひ読みにいらっしゃってくださいね! ああ、ありがたいお言葉。ぜひ。といって古書店をまわってしまいそうな予感がするのでした。 なんだか黒白さんの掲示板を私用で使ってしまったみたいで、すみませんでした。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 23:59 名  前: 黒白 e-mail : bwsepia@mb.infoweb.ne.jp タイトル: 今更ですが・・・ 館長 様  題名通り本当に今更ながら、なのですが 祝!! 一万件ヒット!  今後ともどうぞよろしくお願い致します。「夜鳥」、ぜひ読みにいらっしゃってくださいね! -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 23:12 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: ありがとうございます。 うさぎ様 >おめでとうございます ありがとうございます。 昨日はお会いできて良かったです。 隣でガッチャマンの話が出てて、加わろうかと思ったのですが、 入りそびれてしまいました。 今後ともよろしくお願いします。   -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 23:09 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 皆様のおかげです。 長文のレスつけでくじけそうです。 日記の更新は明日になるかも・・・。 金光寛峯様 >書誌情報なんて手元に現物ない状態で書くものじゃないですね(苦笑) >どうもポカ多くていけねぇや。 私もよくやります。でもその度に実家から本を持ってくるのは大変。 堀口全集に関する、完璧とも言える補注をありがとうございます。 これは何らかのかたちで残しておきたい情報です。 この全集、揃いだと5,6万するので迷っているのですが、 とりあえず補巻は買わなければいけないようですね。 少なくとも、元版集めるよりは安いし、工数はそれこそ何百分の一でしょうから。 ちなみに私が堀口氏のアンソロジーで持っているのは ちくま文庫以外に毛虫の舞踏会と書肆山田の3巻本短編選集くらいです。 元版がほしいなと思いつつ、なかなか機会がなく過ごしていました。 でも、金光様の情報で基本的にはほぼ網羅されているのなら、 全集でいいや、という感じになりました。 今後、どうするか(揃いで買うか、補巻をばらで買うか)決めて、 対処しようと思います。 ちなみに私のレスは >「あれって親本 5冊分漏れなく全部収録していたっけ?」という意味ですか? という意味でした。(笑) でも何か大変な工数をかけてしらべていただいて、恐縮です。 とても参考になりました。 >最後の詩・評論・書簡篇 1巻だけが残ってて。訳稿はできているとはおもうの >ですけど、そこからが長いものなのでしょうか。 ところでこれって小説全部が収録されたんでしょうか。 これは自分で調べようと思っているのですが、岩波文庫の池内紀氏の短編集に 収録され、筒井康隆が短編小説講義でとりあげた晩年の短編(タイトル失念)が創土社版全集に 収録されていないように思われたのです。 どうも創土社版は著作単位に本になっているので、収録もれとか あるんじゃなかろうかと思ってしまったりします。 >(気合の入った学究なら書簡や評論なら原文にあたるだろうし、 >ホフマンをホフマンたらしめているのは小説のはずだから) 私は気合いがないので、翻訳にたよりきりです。(笑) >各種レビュー本などをみると、完結していないという一点だけでやや損な書かれ >方をされてるとこありますね。 レビューされているのを先の書きこみの「よむ」と「幻想文学」以外で 見たことがありません。 でも確かに完結しない全集はちょっとつらいですね。特に肝心な巻がぬけてたりすると。 未完といえば翻訳では河出書房新社のメリメ全集が思い浮かびます。 日本文学では斎藤緑雨が未完で終わるかと思いきや、くさっても全集の老舗で 先ごろ最終配本がされたようです。 梶井基二郎や宮澤賢治、中原中也等、新発見の資料をもりこんだ全集が盛んのように 感じます。(本編、解説編の2冊を1冊の函にいれる方式は嫌いだけど) この辺は売れているのか良くわかりませんが、逆に須賀敦子全集のように意表をつくような 全集が売れてみたりと、おもしろいですね。 で、今年の一番の期待は「稲垣足穂全集」です。 ヴァリアントがどうなるかわかりませんが、かなりの難編集を強いられたことでしょうね。 でもまともにヴァリアントをとりあげると、解題の方が厚くなるかもしれません。 まあ澁澤龍彦もそうですが、図版とか挿絵とか考えると全集だけでなく元版も持っておきたくなるという きらいはあります。「人間人形時代」の造本は全集じゃ再現できませんもの。 テキストだけではない、総合的な書物の楽しみとでも申しましょうか。 他には新潮社で出るらしいという噂の新版三島由紀夫全集です。 話がそれました。 >いまは恒吉法海という方が、がんばっておられるようです。 >恒吉氏も訳書の解説のなかで「値段が高くなったが ( 1万円近く)どうか >読まれてほしいものだ」と苦しげだったのが、印象に残っています。 >いまはこういう本キツいでしょうね。 九州大学出版会ですね。「生意気ざかり」だけ持ってます。 でも価格面は部数を考えれば、いたしかたないでしょう。 むしろ大学の出版だからこそ実現できたといえるのかもしれませんし。 ただこんなこと書きながらパウルは短編いくつかしか読んだことがないのです。 とりあえず「巨人」から入るのはつらいかなあ、と思い、どうしようか迷っているところです。 「かったるい」という評を目にしますので。 ところでまたひとつだけそれますが、全集といえば気になるのが沖積舎で 出版予告がされながら、立ち消えになってしまった 「ノヴァーリス全集」と「大手拓二全集」です。 前者も牧神社の過去の翻訳を寄せ集めたような全集しかないし、(3巻持っていないし) 後者は特に500部限定で古書価も高く、手が届きません。 大手拓二は詩集は今でもいろいろな出版社から出てますが、結局代表作を 集めた形になりそうで、なんだか欲求不満が残ります。 というか食指がもうひとつ動きません。 私は思潮社の詩人文庫で読んでますが、ぜひ新版全集を出して欲しいです。 金光様は全集を望まれる作家等はいますか? やはり平井呈一全集でしょうか?(笑) ご趣味が幅広くいらっしゃるようなので、 誰か好きな作家等いたら、教えてください。 平井呈一の翻訳に関しては、正確さよりも雰囲気や口調を楽しめるかどうか ですかね。(私には正確さは原文は読めないのでわかりませんが) 正直に告白すると、岩波のサッカレの訳文はいまひとつ雰囲気が合いませんでした。 最近平井訳でチャレンジしようと思っているのは擬古文訳「おとらんと城綺譚」です。 他にもけっこう怪奇小説関係はもったいなくて読んでいないものが多いのですが。 実は「こわい話、気味のわるい話」ももったいなくて飾ってます。 (牧神社の幻の署名入り限定本、注文されたんでしたっけ) ちなみに金光様の口調は平井呈一してますね(笑) つい、長文レスになってしまいました。 松本真人様 >1万アクセス達成おめでとうございます。また、昨日の白梅軒オフ会では、いろいろ教えて >いただき、ありがとうございました。これからも、よろしくお願い致します。 ありがとうございます。 こちらこそ、楽しかったです。お仕事大変なんですね。私も根がSFなので、親近感があります。 やはり本よりご家族を大切にしてください。(笑) ちなみに国書刊行会の事典は一家に1冊必携だと思います。 気にいられたらゾッキでいいのでぜひ購入してください。 今後ともよろしくおねがいします。 小林文庫オーナー様 >最近は、ご無沙汰していて、申し訳ありません。 栃木以来ですね。こちらこそご無沙汰をしております。 でもオーナーの掲示板には濃すぎて話に入れませんです。(笑) >先ほど、アクセスしたら10001でした。(残念!) >おめでとうございます。 >きっと、日記や、掲示板のアクセス数はもっと多いとおもいますが…。 ありがとうございます。皆様のおかげです。 >昨日の、白梅軒さんのオフはどうでしたか? >きっとまた、濃い話題で盛り上がったのでしょうね? >いつも、知らない作家のことなど教えていただいて、楽しいのですが。 >参加したかったのに、参加できずに残念です。 >また、開催して下さいませ。>川口さま、土田さま 濃いかどうかはともかく、とても楽しい一時でした。 初対面の方もお二方いらっしゃり、良かったです。 私がいわゆるオフ会なるものに出たのは今年の小林文庫だったのが 今ではうそのようです。 月に一回は何かでどなたかにお会いしているような気が致します。 (何故かいつも古本がらみだったりしますが) また何かの機会にぜひいろいろ教えてください 。今後ともよろしくおねがいします。 川口且真様 >あれから爆睡。今朝起きてつなげてみると、なんとちょうど10000でした。 >こいつぁ、朝から縁起がいい? ありがとうございます。どっかにコーナーを設けて記録を残すようにします。 結局最初に知り合った川口さんが10000人目とは何だか不思議な感じですね。 >『触手』こんなきれいな本で読むのが少しためらわれてしまいました(小宮山のは >旧版えで箱などなくもっと粗末な本でした。それでも6000円)。 アプレーゲル叢書でしょう。本当は安ければ欲しいんですけどね。 ぜひ感想を聞かせてください。ぱらぱら覗くととても読みにくそうな小説でした。 >いつのまにか、ここも「神々の対話」が始まりそうですね(笑) 金光様が神様のようです。 今後ともよろしくおねがいします。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 22:11 名  前: うさぎ e-mail : タイトル: おめでとうございます  10000HITおめでとうございます。 10025でした。   -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 21:26 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: しかし、なんですねえ 書誌情報なんて手元に現物ない状態で書くものじゃないですね(苦笑) どうもポカ多くていけねぇや。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 21:25 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: おめでとうございます。 館長様 1万アクセス達成おめでとうございます。また、昨日の白梅軒オフ会では、いろいろ教えて いただき、ありがとうございました。これからも、よろしくお願い致します。 金光寛峯様 ブックス・メタモルファスの件で、御教示いただき、ありがとうございました。なるほど、 『幻想文学大事典』に載っているとは知りませんでした。私、幻想文学に関しては、 本当にトーシローでして、この事典も書店でペラペラめくった程度でした。早速、図書館 などで見てみます。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 21:03 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: 堀口大学全集補巻について >>このあいだ『堀口大学全集』の翻訳(散文)編の巻を買いました。 >ところで散文は全部収録されていないと思いこんでいたのですが、アンソロジー >5冊分全部収録されているのですか? 散文は全部収録されてはいませんが、アンソロジーの分についてはほぼ 全部入っているようです。 まず、散文の翻訳を全部収録したらたいへんなことになるので、重要な もの、今後再刊される見込みのすくないもの (評論や戯曲など) を厳選 して補巻 3巻に纏める方針をたて、そのうえで堀口アンソロジーを  「訳詩集には一歩譲るものの、当時の文壇に与えた影響力や愛読者の   多さといった点で、かれの面目を存分に発揮したもの」( 2巻改題) と位置づけることにより、補巻第 2巻の編纂は、 1) 氏の編纂によるアンソロジー 『水色の目』  (天佑社, 1920) 『聖母の曲芸師』(至上社, 1925) 『詩人のなぷきん』   (第一書房, 1929) 『花売り娘』      (  〃  , 1940) 『現代ブラジル代表作選』(  〃  , 1941) 『毛蟲の舞踏会』(青磁社, 1943) この 6冊にくわえ− 2) 『シャルル・ルヰ・フィリップ短編集』(近代文明社, 1923) および、 『乳房雑考』 『乳房抄』 『乳房新抄』(ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ, プレスビブリオマーヌ, 1969〜80) の 3冊を「乳房考」の総題で一括、あわせ 10冊分を 1冊に収め− 3) 『毛蟲の…』の戦後再編の講談社文庫版で追補された 4篇中、フィリップの 1篇は同巻「短編集」所収のゆえ、またシュペルヴィエル 2篇は補巻第 1巻 にまとめて収めることになったゆえ、のこるアンドレ・シャンソンの 1篇を 追補− と、10巻 + 1篇の内容となりました。 ここで補巻第 1巻が、 アンリ・ド・レニエ『燃え上る青春』(新潮社, 1924) ポール・モーラン 『夜ひらく』  ( 〃 , 1924)       〃     『夜とざす』  ( 〃 , 1925) ラディゲ『ドルヂェル伯の舞踏会』 (白水社, 1931) サン=テクジュペリ 『夜間飛行』  (第一書房, 1934) シュペルヴィエル 『ノアの方舟』 (  〃  , 1939)           プラス 4篇追補 という 6冊 + 4篇の陣容、結果これで  「堀口大学訳出の散文短編のほとんどを網羅した」 としています。 それで、収録見送られたものは補巻第 3巻「翻訳作品拾遺」(P. 751〜794) に リストアップすることで読者の便をはかっております。これを拠れば、ルブラン ルパンシリーズやルルーなどのミステリ作品、ジイドやテクジュペリらが幾つか、 アポリネール「アムステルダムの水夫」等々がオーディション落ちしたのが わかります。 * つまり、  ・アンソロジーは全集編纂当時の規模全部収めた  ・全集完結後に送り出されたちくま文庫版『詩人のナプキン』と合わせ、    4冊で堀口訳短編のほとんどを読むことができる どうやらこういう状況のようです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 08:19 名  前: 小林文庫オーナー e-mail : kobashin@mail.wind.ne.jp URL : http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/ タイトル: 1萬アクセス、おめでとうございます。  小林文庫オーナーです。  最近は、ご無沙汰していて、申し訳ありません。  先ほど、アクセスしたら10001でした。(残念!)  おめでとうございます。  きっと、日記や、掲示板のアクセス数はもっと多いとおもいますが…。  昨日の、白梅軒さんのオフはどうでしたか?  きっとまた、濃い話題で盛り上がったのでしょうね?  いつも、知らない作家のことなど教えていただいて、楽しいのですが。  参加したかったのに、参加できずに残念です。  また、開催して下さいませ。>川口さま、土田さま -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 08:06 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: 祝 10000! 昨日はお疲れ様でした。 あれから爆睡。今朝起きてつなげてみると、なんとちょうど10000でした。 こいつぁ、朝から縁起がいい? 昨日のうちになると思うのようなことを申しましたが、まあとにかく、おめでとうございます。 これからもよろしくお願いします。 『触手』こんなきれいな本で読むのが少しためらわれてしまいました(小宮山のは旧版えで箱などなくもっと粗末な本でした。それでも6000円)。 いつのまにか、ここも「神々の対話」が始まりそうですね(笑) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 06:43 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: はずかしながらドジりました >>ところで散文は全部収録されていないと思いこんでいたのですが、アンソロジー5冊分全部 >>収録されているのですか?それなら定価でも買わなきゃいけんなあ。 >現物が手元にないので、うろ覚えで返答するのをご寛如いただきたいのですが、 >たしか翻訳を収録した補巻三巻があり、うち第 2巻散文篇だったかと。 あれ、ちょっと待てよ、誤読してるぞ。「それって何巻?」って意味じゃなくて、 「あれって親本 5冊分漏れなく全部収録していたっけ?」という意味ですか? えーと、すみません。調べてません。さすがに親本といちんち突き合わせて ひとつひとつチェックするってところまではやっておりません。 図書館行く予定なので、見ておきます。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 06:34 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: 堀口大学全集補巻 引用が前後します。 >>このあいだ『堀口大学全集』の翻訳(散文)編の巻を買いました。 >小沢書店のですね。お買い得ですねえ。私も揃いを買おうか迷っている全集の1つです。 >ところで散文は全部収録されていないと思いこんでいたのですが、アンソロジー5冊分全部 >収録されているのですか?それなら定価でも買わなきゃいけんなあ。 現物が手元にないので、うろ覚えで返答するのをご寛如いただきたいのですが、 たしか翻訳を収録した補巻三巻があり、うち第 2巻散文篇だったかと。 他に別巻資料篇だったでしょうか。 >>おどろくのは、なんと、ブラジル現代小説のアンソロジーを堀口氏 >>編んでいたということ。それも戦前に。なんと幅の広い人だ… >それは、知りませんでした。幻想文学のリストにはたしか載っていませんでしたね。 まだ目を通していないのですが、どうやらいろんなジャンルの作品を 集めたアンソロジーのようです。 >>ここには初めての投稿になります。金光 寛峯と申します。 >ようこそいらっしゃいました。幻想的掲示板での熱血書きこみは感服いたしました。 テレます(笑) 書評や評論的なものも書けるなら書きたいのですが、わたしなんかだと よくある単なる生ぬる印象批評が関の山でして、そんなのあすこに 書いたって、やくたいもないってものですからね。 なにか − 臆面もなくハヤリ言葉を使うなら − 「私らしく」ですね、 他とは違いを出せるものを書けないかと試行錯誤したら、ああなって。 >創土社の広告は私も見ています。 >(中略) >ちょうど神保町にゾッキが出まわった少し後のタイミングで、これは何を表すのでしょうか。 >井田一衛さんがまだやられているのでしょうか。 何を表すんでしょうかね。わたしはちょっと読めません。 井田氏は、たしか 72〜3歳くらいでしょうか。 >また創土社といえば、ホフマン全集。 >これもかなり前ですが。岩波の「よむ」という雑誌の全集特集で「ホフマン全集」最後まで >出しますとかいてあり、ようしと思ったのですが、そのままになってしまいました。 >本当に出していただけるのでしょうか。あと1冊なのに。 重厚な、いい本ですよね、あれ。 最後の詩・評論・書簡篇 1巻だけが残ってて。訳稿はできているとはおもうの ですけど、そこからが長いものなのでしょうか。 完結してほしいですよね。小説篇 9巻は完結していて、ハッキリいって大半の 読者にとっては十分なはずなのに(気合の入った学究なら書簡や評論なら原文に あたるだろうし、ホフマンをホフマンたらしめているのは小説のはずだから) 各種レビュー本などをみると、完結していないという一点だけでやや損な書かれ 方をされてるとこありますね。 >ジャン・パウルは個人訳の鈴木武樹さんが刊行中に亡くなられたので、仕方がないにしても。 いまは恒吉法海という方が、がんばっておられるようです。 こんな書き方はタチが悪いのですが、ジャン・パウルという作家はある意味で 翻訳者に恵まれない − 我こそはという熱心な翻訳者が現れては急逝、 三人ぐらいこの伝で中絶した − そうで、つまり、時期を逸してしまった 感がわたしなどしてきます。 恒吉氏も訳書の解説のなかで「値段が高くなったが ( 1万円近く)どうか 読まれてほしいものだ」と苦しげだったのが、印象に残っています。 いまはこういう本キツいでしょうね。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 28日 01:57 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: ああ、金光様が。 金光寛峯様 >ここには初めての投稿になります。金光 寛峯と申します。 ようこそいらっしゃいました。幻想的掲示板での熱血書きこみは感服いたしました。 まさに研究家といった感じでした。 全然関係ありませんが、最近大ロマン全集でドラキュラを再読しようと思っています。 別に深い意味はなく、買った本に目を通したいだけで。 そういえば「黒魔団」はホイートリ選集、ドラキュラ叢書で読みましたので、残るは 世界恐怖小説全集版だけです。 『幻想文学大事典』を失念しておりました。 これは国書刊行会から刊行案内をもらってそのまま注文したのでした。 大充実の翻訳書誌データで、感動しました。 ぱらぱら見ててもおもしろいし。 原書といわず、邦訳で買いましょう。ちょっと高いけど>川口さん 邦題は誤解されそうですがね。 創土社の広告は私も見ています。 文学とは全然関係無い中国関係の本で紀伊国屋のDBでは6年ぶりくらいの出版みたいです。 (正確には1999年にも本は出版されているようですが) ちょうど神保町にゾッキが出まわった少し後のタイミングで、これは何を表すのでしょうか。 井田一衛さんがまだやられているのでしょうか。 そういえば7,8年まえだったか、創土社に電話して目録を請求したことがあります。 かなり昔の目録に品切れとか細かく書きこんで送っていただきました。 (大事にとっていたはずなのに紛失してしまったのが、残念) また創土社といえば、ホフマン全集。 これもかなり前ですが。岩波の「よむ」という雑誌の全集特集で「ホフマン全集」最後まで 出しますとかいてあり、ようしと思ったのですが、そのままになってしまいました。 本当に出していただけるのでしょうか。あと1冊なのに。 ジャン・パウルは個人訳の鈴木武樹さんが刊行中に亡くなられたので、仕方がないにしても。 訳者の深田さんは、慶応の時間割(WEBにはこんなものまであるのね)を見ると授業を されていてお元気なようですが、がんばってほしいものです。 >このあいだ『堀口大学全集』の翻訳(散文)編の巻を買いました。 >けっこう安かった、千円くらいだったかな。大学の編んだアンソロジー >5冊プラス小説 2篇の収録。造本も清新な印象だし、解説もくわしい >(ちくま文庫『詩人のナプキン』の池内紀さんのもののような味わい >にこそ欠けますが、これはしようがない) お買い得だったとおもって >います。 小沢書店のですね。お買い得ですねえ。私も揃いを買おうか迷っている全集の1つです。 ところで散文は全部収録されていないと思いこんでいたのですが、アンソロジー5冊分全部 収録されているのですか?それなら定価でも買わなきゃいけんなあ。 >おどろくのは、なんと、ブラジル現代小説のアンソロジーを堀口氏 >編んでいたということ。それも戦前に。なんと幅の広い人だ… >日伯友好協会編纂のブラジル関連図書総覧には、この本の情報は >ありませんでした。珍品かもしれません。 それは、知りませんでした。幻想文学のリストにはたしか載っていませんでしたね。 とりあえず近いうちに「毛虫の舞踏会」は読もうと思っているのですが。 もちろん「詩人のナプキン」も。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 27日 22:44 名  前: 金光寛峯 e-mail : KFF02766@nifty.ne.jp タイトル: ブックス・メタモルファスリスト ここには初めての投稿になります。金光 寛峯と申します。 >松本真人様 >2000年 05月 17日 01:33 >創土社の本が気になり、ポツポツ買っています。 >(中略) >ブックス・メタモルファスって、何が出ているのでしょうか? 『幻想文学大事典』(ジャック・サリヴァン編, 高山宏・風間賢二監修, 国書刊行会, 1999.2) の巻末資料に、詳しい一覧が掲載されています。 創土社はまだ活動しているようですね。はっきりした日付は忘れましたが 今年 2月だったか 3月だったかの朝日新聞一面下段の出版広告に、ここの 出ていました(文芸図書ではなかったですが) さておきこの事典、怪奇小説好きには必携の一冊です。従来、SF や ミステリにくらべ、ホラーの書誌整備は遅れていたのですが、一挙挽回 するべく送り出された一大資料、なにがうれしいって、アンソロジーへの 収録はおろか、単行本未収録の雑誌訳出作品まで丁寧に拾ってある緻密さ! わたしはこの本をみて、それまで作りかけていた「海外怪奇小説書誌」 を投げました。だって、これあればもういらねぇや。 このあいだ『堀口大学全集』の翻訳(散文)編の巻を買いました。 けっこう安かった、千円くらいだったかな。大学の編んだアンソロジー 5冊プラス小説 2篇の収録。造本も清新な印象だし、解説もくわしい (ちくま文庫『詩人のナプキン』の池内紀さんのもののような味わい にこそ欠けますが、これはしようがない) お買い得だったとおもって います。 おどろくのは、なんと、ブラジル現代小説のアンソロジーを堀口氏 編んでいたということ。それも戦前に。なんと幅の広い人だ… 日伯友好協会編纂のブラジル関連図書総覧には、この本の情報は ありませんでした。珍品かもしれません。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 20日 20:39 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: これからもいろいろご教示下さい。 きみりん亭主様 >いまやネット界の生ける伝説となりつつある(笑)その購入量もさることながら、 >管理人さまの文学各方面に対する関心と知識の広さと深さには常々感服いたしておりました。 購入量は今後、漸減させていくつもりです。(今度は本当に) その分、読書量が増えるといいのですが・・・。 各方面に関心はあるのに、知識は一向に深まりません。 人文系とかいわゆる文学系以外がとっても弱いので、 きみりん様の書きこみで勉強をさせていただいております。 無論、川口さんにも教えられるところばかりです。 >幻想文学館と銘打たれてはおりますものの、とてもその枠には収まりきらない幅を持った >このサイトを最初発見したとき、やたらとセグメント化が進んだネットの読書サイトの >世界にも、本当のオールラウンドな文学愛好者というのがいるんだな、 >と感動したことを覚えております。今後ともよろしくお願いいたします。 本が好きというのは確かにあります。(読むのも、言いたくないけど買うのも) ただ自分としては一番好きなのがいわゆる幻想的な作品なので、 このような形になっています。 また人に影響を受けやすいので、ついついつまみ食い的に顔をつっこんだり。 またいろいろ教えてくださいませ。 皆様の知識を糧にして生きております。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 19日 16:00 名  前: きみりん亭主 e-mail : タイトル: >管理人さま いいえ、こちらこそ。 いまやネット界の生ける伝説となりつつある(笑)その購入量もさることながら、 管理人さまの文学各方面に対する関心と知識の広さと深さには常々感服いたしておりました。 幻想文学館と銘打たれてはおりますものの、とてもその枠には収まりきらない幅を持った このサイトを最初発見したとき、やたらとセグメント化が進んだネットの読書サイトの 世界にも、本当のオールラウンドな文学愛好者というのがいるんだな、 と感動したことを覚えております。今後ともよろしくお願いいたします。 >川口様 なるほど、索引だけを手元に置くというのは素晴らしい手ですね。 持っていない全集叢書についてもそうだし、例え全巻持っている物にせよ 最初は索引にあたることが多いわけだから、これも他の巻と切り離して 索引だけ手元に置く方がずっと効率的ですね。いや、勉強になりました。 それではまた。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 19日 01:16 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: 重ねてフォローありがとございます きみりん亭主さま、 わざわざ補足いただきありがとうございます。 そうか、『古事類苑』お持ちですか。金額的にも買えませんが(でも4分の1以下というのはすごいですね。この手の本ってなかなか安くならないですから)、なにしろ場所が・・・。 で、私は「索引・総目次」の巻だけ買いました。一応、これがあれば、図書館に行く前に載っているかどうかだけでもわかるだろうと。 同様に「明治文学全集」「日本古典大系」「日本伝説大系」「説話第百科 大語圏」など、索引だけ持っている全集があります。 けっこうこれはこれで好きな一角なんですが。 ニーダムは思索新社の方ですね。やはりあきらめて7刊か8巻でしたっけ?、あれで買うしかないのかな。「動物編」が未訳に終わったのが残念です。 『技術の歴史』むちゃくちゃ欲しくなりました。これは学芸文庫ムリかな? でも『明治文化起源』だってなったのだから・・・。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 19日 00:46 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 遅くなりました きみりん亭主様 はじめまして。 のっけから、濃いお話で川口さんと対話されているのがすごいですねえ。 私は知らないことばかりなので勉強になります。 「古事類苑」やら「技術の歴史」やら知ってはいても一生手に取ることはないと 思っていたものでしたが、なんか覗いてみたくなりました。(買わないけど) またいろいろ教えてください。 川口様 あいかわらずの博識で感心しきりです。 お二方とも、なんだかなあ、のレスで申し訳ありません。 管理人が一番無知なので、教えられることばかりで出る幕がありません。(汗) 黒白様 その叢書はSF者は多分、「魔法医師ニコラ」(菊地秀行訳!)、「ボイドー星の箱舟」 それとこれは持ってませんが突然の復刊でびっくりした「宇宙人フライデイ」、 「第四次元の小説」くらいがみどころでしょう。 ミステリーはどうだったか、わかりません。 (このうち改訳、再刊を除くと「星の箱舟」しかないのが、なんだかなあ、という感じですが。 ちなみにご存知かもしれませんが、「魔法医師ニコラ」は「犬のキャンプ」(ブラックウッド)と抱き合わせで小山書店の大衆文学全集に収録されています。西條八十訳です。 紀田順一郎氏がブラックウッドを知ったという本で、安値で探しています。 (揃いで買ってしまってもいいんだけど、他は「アトランティード」くらいでこっちは持っているので何となく躊躇します。まあそれでも安ければいいけど。) 松本様 創土社の本はコーナーでとりあげますので、もうしばらくお待ち下さい。 なお「黒い柩」は確かフランスの作家の怪奇小説集です。 怪奇小説が好きなら2500円くらいならまあ買ってもいいかと思いますが。 それにしても出版社のお仕事って大変なんですねえ。 私にはとても勤まりませんです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 18日 11:20 名  前: きみりん亭主 e-mail : タイトル: ちょっと訂正 >川口様 >これはもう、このままカット&ペーストして、依頼人(といっても仕事ではないですが)に送りたいと思います。 すみません、ちょっと不正確なことを書いてしまいました。訂正があります。 まず、ガラス技術の南(ヴェネツィアを中心とするイタリア)北(独、仏、英、ベルギー、ボヘミア) 平行発達説を述べているのは第三巻ではなく、第五巻でした。 それとやはり1550−1615年時点においてはイタリアの技術が上だったようで、アントニオ・ネリ の「ガラス技術」という本が当時ヨーロッパで広く読まれ基本書扱いだったという事実がありますし、 眼鏡などの製造も14世紀前後からヴェネツィアで発達しました。望遠鏡なども実は南方起源だったらしい。 ですから川口さんの、「イタリア→北方」という技術移転説は大筋で正しいと思います。 ただ、光学ガラスの質の向上や加工技術、という点で17世紀後半あたりから次第に北方の優位が 確立していったようです。(今日でも使用されているという17世紀のホイヘンスによるレンズ成形装置の 発明や18世紀のスイス人ギナンによる色消しガラスの発明など) >それにしても、このような本の情報が引き出せるなんて、ひょっとしてお持ちなんですか? >場所的に買うのは(もちろん金額的にも)躊躇してしまいますね。 > >お持ちでないなら、これだけ調べるのは、相当手間がかかったと思います。本当にありがとうございました。 一昨年引っ越して比較的広い空間を手に入れたので、古事類苑は思い切って手に入れました。 値段は安かった(定価の四分の一以下!)んですがせっかく手に入れた空間を食いつぶすのは痛い(笑)。 ニーダムは途中まで出た廉価版を持っているだけです。これは今安いですよ。早稲田あたりだと既刊分 が一万円前後です。 「技術の歴史」に関しては、エラそうに全14巻なんて書きましたが、持っているのは3巻と4巻のみ。 ちょっと調べ物があって、家から15分ほどの近所の図書館にいったら、そこに全巻あったので ついでに借りてきただけですので、お気になさりませぬよう。 しかし、筑摩は「技術の歴史」を学芸文庫に入れて欲しいなあ。でかい本だし、全巻揃い(特に増補版) だとほんとに高いですからね(古書価十数万?)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 18日 00:09 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: おお、すごい! きみりん亭主さま、 細かく調べていただいたみたいで、本当に感謝の念に絶えません。 これらの本は見なくてはいけないことはわかっていつつも、近くの図書館になく、大きな図書館で調べなければならないため、さぼっておりました。 これはもう、このままカット&ペーストして、依頼人(といっても仕事ではないですが)に送りたいと思います。 それにしても、このような本の情報が引き出せるなんて、ひょっとしてお持ちなんですか? 場所的に買うのは(もちろん金額的にも)躊躇してしまいますね。 お持ちでないなら、これだけ調べるのは、相当手間がかかったと思います。本当にありがとうございました。 またわからないときは、教えてくださいませ(いい人が見つかって、ちょっとニンマリ)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 17日 23:45 名  前: 黒白 e-mail : bwsepia@mb.infoweb.ne.jp URL : http://homepage1.nifty.com/kokubyaku/index.htm タイトル: ありがとうございました 館長 様 松本 様 川口 様  「ミイラ医師シヌへ」についてのご教示ありがとうございました。そうかぁ、抄訳の上あんまり面白くないのかぁ・・・。いや、実家の近くのブックオフで、例の小学館のやつが¥100で売っていたのでもし面白ければ買おうと思っていたのですが。  しかし皆様さすがですねぇ〜。こういった本は、やはりここか「白梅軒」で聞けば、なんでもオッケーですね。  感心しきりな黒白でした。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 17日 16:47 名  前: きみりん亭主 e-mail : タイトル: レンズの歴史:追加 >川口様 >ご無沙汰致しております。以前、「書物の帝国」BBSでお声を交わした記憶がございます。 どうもこちらこそ。大分前のことですがよく覚えていて下さいました。 >『眼鏡の社会史』当りました。これが今のところ、一番役立っている本です。 やはり、お読みでしたか。まあ、川口様なら見逃しているはずがない とは思っておりましたが(笑)。 で、後で気づいたレンズの歴史に関する情報を若干追加させていただきます。 日本物: これはとりあえず古事類苑にあたるのが筋だと思ったのですが、ガラス細工 についてはともかく、レンズ制作そのものに関する記述はあまりないです。 ただ、「器用部2」561ページに、「長崎夜話草5」 長崎土産物に、様々な眼鏡、虫眼鏡、遠眼鏡などが挙げられ、 長崎住人濱田弥兵衛が壮年の頃、蛮国に渡り眼鏡作りを習って帰り、 生島藤七なるものに教えたのが始まり、とされています。 中国物: これはやはりニーダムの「中国の科学と文明」で、レンズに関するかなり詳しい 記述があります。ただ場所は第五巻「天の科学」ではなく第七巻「物理学」です。 内容的には中国にとどまらず他の文明地域におけるレンズやガラスに関する 興味深い話題が満載で必読です。中国の場合、初期のレンズの使用目的は点火用 だったらしいのですが、どうもこれでお灸に火をつけたり、レンズの集光力自体を お灸ないし患部の焼灼といった医療目的に使ったらしいんですよ! 眼鏡などへの応用はもう少し後らしい、いやぁ面白いですね。 西洋物: 肝腎の本を忘れていました。(というより、これも既にチェック済みかと思いますが) 「技術の歴史」全十四巻(筑摩書房)。 この第三巻に古典古代から中世にかけてのガラス製造技術が、そして第五巻には ルネッサンスから産業革命期におけるガラス製造、光学機器そしてそのものずばり レンズ研磨についての記述があります。これによると高性能の光学レンズを実際に 造っていた人間というのは、まさにそれを切実に必要とした人間。 すなわち、ガリレオ、トリチェッリ、ホイヘンス、ニュートン等だったというから 驚きますね。 あと第六巻には望遠鏡や顕微鏡に関する若干の記述があり、第七巻には18世紀以後の 新しいガラス産業と光学ガラスに関する記述があります。 ただ、この本を読んでいる限りではヨーロッパのガラス産業と光学レンズに関する技術は 南北ヨーロッパで別々に発達したように見えます(cf 技術の歴史第三巻)。 ともにローマのガラス製造の技術を引き継いでおり、またある時点で技術交流もあった とは思えるのですが、「イタリア→オランダ」という直線的な技術伝搬の道筋を 想定するのはちょっと早計かも知れないな、と思いました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 17日 01:52 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: レンス磨きの歴史のその後 レンズについて情報をお寄せいただきありがとうございます。 「ひるまのや」さま、 宝石の研磨ということには頭が廻りませんでした。なるほど。でも春山行夫の本、あとなんだったか『宝石の話』という本くらいしか、今は思い出せませんね。 ネロのメガネはサングラスとも、遠視用めがねともいわれております。 近眼用のメガネが造られたのは15世紀に入ってからだそうです。 もともとレンズは拡大の用途よりも太陽光を集めて熱エネルギーを取り出す器具として使われ出したようです。 ニーダム(館長、『中国の科学と文明』という大著を書いた、この分野での第一人者です。翻訳は思索社、のち思索新社から出ておりますが、全11巻の部厚い本ながら、全訳ではありません。続刊が待たれながらも出版社が倒産してしまい、今後どうなるのか心配です)、 の本、もちろん見なくてはと思っていますが、なにせ田舎住まい。この週末近くの図書館を当ったのですが、所蔵しているところは皆無でした。第5巻「天文学」になんらかの記述がありそうですが。ちなみに『天工開物』では見つけられませんでした。 きみりん店主さま、 ご無沙汰致しております。以前、「書物の帝国」BBSでお声を交わした記憶がございます。 『眼鏡の社会史』当りました。これが今のところ、一番役立っている本です。 著者は「東京メガネ」の社長か会長みたいですね。 でもお気を悪くなさらないでください。このように人に気にかけてもらえていることがなによりも嬉しいです。 その他、今回役だったのが、広瀬秀雄『望遠鏡』(中央公論社)、吉田正太郎『望遠鏡発達史』(誠文堂新光社)です。 後者には当時のレンズ研磨機の図や当時のレンズの材質などに触れた文章がありました。 しかし、いつどこで始まったかの確証は持てておりません。 イタリアから起こり、オランダで開花したというのが、今のところの予想です。 オランダの産業史みたいな本が見たいのですが、これまた見つからない。 まあ洋書に当るしかないのでしょうね(そんな時間も金もない。ましてや自分の仕事ではない)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 17日 01:33 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: 痛いところを。 館長様 >今日は各地の書きこみが妙に早いですねえ。 むう、痛いところを(笑)。今週は完全夜勤体制につき、仕事が佳境に入る前に、会社で あちこちに書きこみをしております。現在は小休止状態。 これだけだとゴミレスですので、幻想文学の智恵袋の館長様に質問。「ブックハンターの冒険」 を読んで以来、創土社の本が気になり、ポツポツ買っています。現在持っているのは、 「暗黒の秘儀」(これは、一昨年、仕事で西武線沿線に行った折り、新秋川のお店で2500円 くらいで購入)、「サキ選集」、「ブラックウッド傑作選」、「ビーストン傑作選」、 「ゴルきちの心情」、今日購入の「この世の王国」です。ブックス・メタモルファスって、 何が出ているのでしょうか?(ビーストンとウッドハウスはブックス・メタモルファスでは ないか) 持っている本の巻末のリストで多少はわかるのですが (「ビアス怪異たん集」や「ねじけジャケット」、「魔術師の王国」など) 御教示いただければ幸いです(確か、書影集には「暗黒の秘儀」だけ出てますね)。 今日、さるネット書店で、クロード・セニョールの「黒い柩」というのを見ましたが、 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 17日 01:17 名  前: きみりん亭主 e-mail : takayamk@rr.iij4u.or.jp タイトル: レンズの話 初めまして、きみりん亭主ともうします。 土谷様や川口様の掲示板を拝見させていただいている者です。 さて、レンズの話です。これは古本屋によく転がっている本で、 川口様もとっくにご存じの情報ではないかかと思って 挙げるのを躊躇してしまうのですが、 白山晰也「眼鏡の社会史」ダイアモンド社 1990年刊 はチェック済みでしょうか? これは題名通り、眼鏡の歴史(特に日本の)を扱った本ですが 最初の方にレンズ発見時の話がほんの少しあるだけでなく、 第九章「眼鏡制作の技術」には、我が国におけるレンズ制作 に関する文献を扱った記述があります。 (「人倫訓蒙図彙」「和漢三才図絵」「万金産業袋」など) また各章末の注にもレンズに関する文献がいくつか 挙げられており、これらをもとに大きな図書館で検索すると 何かよい文献が出てくるのではないでしょうか。 また「レンズと文学」ではないものの、「眼鏡と文学」 についても一節が割かれているのも一興かと(笑)。 あまり大した情報でなくて申し訳ありませんが、 少しでもお役に立てば幸いです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 17日 00:44 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 「エジプト人」読んではいるのですが・・・。 おお。書きこみが沢山! 松本真人様、川口様 やっぱり「エジプト人」の抄訳だったのかあ。 あの後、古書店でちらっと見て著者名がミカ・ワルタリだったので、そうかなあとも思ったのですが。 今回は珍しく私は読んでいるのですが、やたらに長かったなあという印象があるだけで、内容は 全くといっていいほど記憶にありません。(読んでないのと一緒やん) つまらなくはなかったと思いますが、ちょっと忍耐がいった覚えがあります。 >このとき、確か「全予約制」ということで、さっそく注文しました。 えー、そうだったんですか? 中ではネルヴァル、ラーゲルレーヴ、シュー、ホフマンなんかが幻想文学派としては良かったですね。(といいてもネルヴァルとホフマンは全集があるので買いませんでしたが) それにしてもあの金色の装丁はいやだったなあ。 ところで、松本様。 今日は各地の書きこみが妙に早いですねえ。 「ひるまのや」様 >>著者名で、翻訳者が思い浮かぶような作家は良いですね >恵まれない作家も存在する(笑)。 >ユイスマンスなど、これだけ翻訳で出ているのは異常事態に近いです。師匠のゾラより多い。 やはりユイスマンスは田辺貞之助の印象が強いです。 セリーヌも何人か訳していますが、やはり生田耕作氏の印象ですね。 >『幻想文学』は澁澤に関しては批判的な文章も意図的に取り上げるようにしているのかもしれ>ないと、ときどき思います。どうしても賛美に傾きがちですから。 例の文が載った次ぎの号に批判の手紙が掲載され、編集部の答を見る限りでは、 そんな感じもしました。 >日本はともかく、古代中国では祭祀のとき、太陽光を集めて発火した火を使っていたとか。 >これはレンズか鏡かどちらだったか?ニーダムあたりを読めば出てくるかもしれませんが…。 ニーダムってわからないのですが、ご教示いただけませんでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 16日 23:47 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: エジプト人 あ、「ミイラ医師ヘシヌ」って、「エジプト人」だったんですか。 それならリバイバル版を持ってることは持ってるな。 昨日、神保町で「ミイラ医師」は見かけて、「あ、黒白さんが書いてた本だ」と 思ったんですが、そうとは気づきませんでした。 というような状態ですから、面白いかどうかは…川口さんと同様です(笑)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 16日 23:47 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: エジプト人 あ、「ミイラ医師ヘヌシ」って、「エジプト人」だったんですか。 それならリバイバル版を持ってることは持ってるな。 昨日、神保町で「ミイラ医師」は見かけて、「あ、黒白さんが書いてた本だ」と 思ったんですが、そうとは気づきませんでした。 というような状態ですから、面白いかどうかは…川口さんと同様です(笑)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 16日 23:26 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: エジプト人 黒白さま、 『ミイラ医師シヌ』って小学館版は抄訳ですね。 本編はこの三倍くらいありそうな長さで、角川文庫から『エジプト人』として刊行されています。 この本、長い間品切れで、古書価もずいぶん上がっていたのですが、10年くらい前の「リバイバル・コレクション」で復刊いたしました。 このとき、確か「全予約制」ということで、さっそく注文しました。 でも、その後、古本屋にごろごろころがっていますね。 おもしろいかどうか・・・それは読んだ人にきいてください(笑)。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 16日 22:30 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: 眠い夜。 ひるまのや様、館長様 シュペルヴィエルについてレスありがとうございます。なるほど。 読まなきゃいけない本、作家がふえますねー(買ったのだから、当たり前だけど)。 「沖の小娘」は青銅社版だったかは、未確認。同じタイトルで、よそから出ている ものもあったような…。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 16日 19:06 名  前: 「ひるまのや」 e-mail : aag85660@pop02.odn.ne.jp タイトル: いろいろと 管理人様 》作者名で、翻訳者が思い浮かぶような作家は良いですね 恵まれない作家も存在する(笑)。 ユイスマンスなど、これだけ翻訳で出ているのは異常事態に近いです。師匠のゾラより多い。 『幻想文学』は澁澤に関しては批判的な文章も意図的に取り上げるようにしているのかもしれないと、ときどき思います。どうしても賛美に傾きがちですから。 レンズ関連の話題の続きを書きます。 川口さま ネロのエメラルドの件はサングラスとして使ったのならレンズからやや外れるのではないでしょうか。 レンズ磨きは宝石磨きと縁が深そうなので(磨き粉とか)、宝石研磨の歴史の本を探すと何か出てくると予想します。如何でした? 日本はともかく、古代中国では祭祀のとき、太陽光を集めて発火した火を使っていたとか。これはレンズか鏡かどちらだったか?ニーダムあたりを読めば出てくるかもしれませんが…。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 16日 07:01 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: こちらでははじめまして。 「ひるまのや」様 >どうも、はじめまして。白梅軒では御世話になっています。 こちらこそ。よろしくお願い致します。 >シュペルヴィエルはごく大雑把に言えばモダニズムの詩人、作家ということになるんでしょうか。 >堀口大學が特に好んで訳したので、昔は良く読まれていたようです。 >(海外作家は翻訳家に恵まれるか否かで非常に差がつきますね) 作者名で、翻訳者が思い浮かぶような作家は良いですね。 堀口大学訳の短編集はちくま文庫等、最近でも割合読まれているのではないでしょうか。 良い翻訳は古くても生き残るということでしょうね。 堀口の訳書では「毛虫の舞踏会」を読もうかと思っています。 >亀レスですが山下武氏がパピーニの盗作だと書いていたのは『ドラコニア綺譚集』のほうだったと思います。 >反響が大きかったのは仕方ないですね。だってその前に「幻想文学」で国書の担当の方がパピ>ーニのことについて触れてますから、ネタ元だって(笑)。 >確かブックレヴューの方でも澁澤について触れられていた。その後でしたから。 ああ。すみません。ご指摘ありがとうございます。 ついつい確認せずに、記憶だけで書いてしまうのでまちがえてしまいがちです。 前にも書きましたが、私自身は盲目的に作家等を偏愛することはあまりしないので、その論が的を得ているかは別として、私は山下氏の姿勢には賛同します。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 15日 17:20 名  前: 「ひるまのや」 e-mail : aag85660@pop02.odn.ne.jp URL : http://www1.odn.ne.jp/~aag85660/ タイトル: レンズと文学なら…乱歩はそればっかりだ(笑) どうも、はじめまして。白梅軒では御世話になっています。 シュペルヴィエルはごく大雑把に言えばモダニズムの詩人、作家ということになるんでしょうか。 堀口大學が特に好んで訳したので、昔は良く読まれていたようです。 (海外作家は翻訳家に恵まれるか否かで非常に差がつきますね) 亀レスですが山下武氏がパピーニの盗作だと書いていたのは『ドラコニア綺譚集』のほうだったと思います。 反響が大きかったのは仕方ないですね。だってその前に「幻想文学」で国書の担当の方がパピーニのことについて触れてますから、ネタ元だって(笑)。 確かブックレヴューの方でも澁澤について触れられていた。その後でしたから。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 14日 02:33 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 遅くなりました。 日記は明日までには更新します。 松本真人様 今日、こんな本を購入しました。 >「ノアの方舟」シュペルヴィエル 青銅社(函・リーフレット) これは何だか持っていません。800円はまずまず安いですね。 青銅社は東雅夫さんがいらした出版社で幻想文学関連では 「日本幻想文学大全(上下)」 「腐っていく魔術師」アポリネール が思い出されます。 澁澤龍彦の「ふらんす怪談」の新版も出していましたね。 他にも何かあった気がするけど、思い出せません。 「ユリアンの旅」ジイドは違ったかな? すみません。記憶だけで書いているので。 >同じ堀口大学訳の「沖の小娘」も、このあいだ見たのですが、高くて、見送り。 青銅社? >これ、同題の本がハヤカワ文庫にも入っていますけれども、内容は >違うんですよね? シュペルヴィエルって、幻想文学としては、どんな位置にいる人 >なんでしょうか? ご教示ください、館長様。 ハヤカワは大昔読みましたが、すみません。覚えてません。 何となく格調高い幻想小説だった気がするのですが。 複数の出版社から訳詩集が出ているほか、上の他に下記のような小説の翻訳があります。 「火山を運ぶ男」月刊ペン社 妖精文庫 「日曜日の青年」思潮社 「ひとさらい」大和書房(現在は澁澤龍彦翻訳全集に収録) 「沖の小娘」教養文庫 短編集の収録作品については青銅社版を持っていないので、残念ながら分りません。 買わなきゃいけませんね。何となく強く欲しい気にならないんですよね。 「シュペルヴィエル抄」(小沢書店)という堀口大学の訳本もあります。 幻想文学における位置ですか。難しいことを聞きますね。 宿題とさせてください。 >「還らざる城」眉村卓 旺文社文庫 25(帯) 安いなあ。角川とかには落ちていないジュブナイルですね。元版も旺文社の新書だったような。 >「異次元世界の狼」テッド・ホワイト 創元推理文庫 25 全3巻を高く買った後、安く見る見る。でもいまいちダブらせる気にならない本です。 >d「異時間の色彩」マイクル・シェイ ハヤカワ文庫FT 25 これ読んでないけど、何となくおもしろそうですよね。 >d「樅の木の物語」津山紘一 コバルト 50 同著者の「架空の街の物語」コバルトを探しております。 (昔、読了後手放してしまいました。) >d「魔境惑星アルムリック」ロバート・E・ハワード 100 バローズみたいだと思ったことを覚えてます。 >「精神寄生体」コリン・ウィルスン ハヤカワ・ノヴェルス 100(帯) これはペヨトル工房版しか持っていないので、いいなあ。 でも1000円以上では買う気になれないし。 >「クロノスの骨」五代格 早川書房 100(帯) 文庫で読んでいますが、さっぱり内容を思い出せません。 つまらなくはなかった気がしますが。 で、数ヶ月前に私も単行本を買いなおしました。 >なんか、ほかのサイトの書きこみみたいになってしまう松本でした。 何でも好きにお書き下さい。 川口且真様 >またもや「濃い」話になりそうなので、こちらに(笑)。 本当に濃いです。 >本日、ある方の依頼で、調べものがあり図書館や古本屋へ行ってきました。 >テーマは「レンズ磨きの歴史」。 「レンズ」ではなく「レンズ磨き」というのが何とも・・。 >スピノザがレンズ磨きで生計を立てていたことは有名ですが、どなたかそういうレンズ職人 >に関する資料を御存知ないでしょうか? 浅学な私は知りません。お役に立てなくて申し訳ございません。 どなたかいらっしゃいませんか? >あとは仕事の最中にメモをとりながら空想していたことですが、幻想文学に光学機器は密接 >な関係があるような気がします。 気がしますねえ。器械というとスチームパンクを連想しますし、 (永久機関というのも幻想の領域なのでしょう。シェーアバルトにありましたね。) 光学というとレンズとか鏡(これは多いでしょうね)とかガラスとかプリズムとか。 果ては鉱物幻想にもつながっていくような気がします。 ああ、光学機器ではないですが、幻燈機なんてもろに「幻」という字を使用します。 また光と影というモティーフは、善と悪という二元対立を象徴するものとして あまりにもポピュラーですね。 >エジプトでは水晶やダイヤモンドをレンズとして使用したそうですが、「ダイヤモンドのレ >ンズ」と来れば、オブライエンの同題の小説を思い浮かべるのは当然です。 そうですね。1万人に一人くらいはきっとそうですね。(笑) >百科事典等によると、そのころのレンズの使用法は主に熱を集めるためだったそうです。 >近眼等の眼鏡として使用するようになったのは、中世に入ってからと書かれていました。 >しかし、澁澤龍彦の本ではネロがエメラルドを削って造ったレンズをはめていたと書かれて >いた記憶が。これはプリニウスからの引用ですが。 うーむ。さすが智の鉄人。勉強になります。 日本でも江戸時代の眼鏡をどこかの博物館で見たような気がしますが、これはやはり 阿蘭陀とかから入ってきたんでしょうね。 日本はガラスの文化というより焼き物の文化だからなあ。 粘土からは眼鏡は作れない。 でもエメラルドを削って、前が見えるんでしょうか?素朴な疑問。 >レンズの幻想文学といえば、ウェルズの「水晶の卵」だって、火星を覗くレンズの一種です >よね。 これも宿題にさせてください。 >タルホにもなにかあった気もしますが思い出せません。どなたか教えてください。 ありそうですが、思い出せません。 「ココア山の話」(だったっけ)は宝石のような美しい、硝子の話ですね。たしか。 >そういえば久生十蘭もパリ留学は演劇とレンズ光学を学ぶためではなかったですか? そうなんですか?随分極端な取り合わせだなあ。 >そのほか、レンズが登場するよい作品があれば、是非教えていただきたいです。 どなたか、お願いします。 黒白様 >ああ、やっぱり博品社潰れちゃったんですかぁ。この「博物学シリーズ」、実は近くのブッ >クオフにたくさん並んでいまして、面白そうな書名がいっぱいあるんですよね。値段の方は >定価の半額設定でちょっと高いものですから、誘惑に負けないように(笑)中を見ないよう >にしているのですが。いつかは買うことになるのでしょうか・・・。装丁とか造本も良いし。 あるある。私も買いたいのですが、半額でも高いし。最低限中野美代子と武田雅哉の翻訳は 買おうと思っていますが。 でも全部揃えた方が、後で後悔しなさそう。 >誘惑に負けてしまいそうな黒白でした。 隠れ理科系の黒白さんらしい。 >「ミイラ医師シヌへ」って面白いですか? 私はわかりません。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 13日 22:16 名  前: 松本真人 e-mail : タイトル: しつこい? あ、あと、こんなのも。 「精神寄生体」コリン・ウィルスン ハヤカワ・ノヴェルス 100(帯) 「クロノスの骨」五代格 早川書房 100(帯) 失礼しました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 13日 21:49 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: シュペルヴィエルのことなど。 今日、こんな本を購入しました。 「ノアの方舟」シュペルヴィエル 青銅社(函・リーフレット) 同じ堀口大学訳の「沖の小娘」も、このあいだ見たのですが、高くて、見送り。 今回は800円だったので、買ってみました。「ブックハンターの冒険」で名前を見た ということもあり。これ、同題の本がハヤカワ文庫にも入っていますけれども、内容は 違うんですよね? シュペルヴィエルって、幻想文学としては、どんな位置にいる人 なんでしょうか? ご教示ください、館長様。 その他、SF周辺ではこんなのも買いました。 「還らざる城」眉村卓 旺文社文庫 25(帯) 「異次元世界の狼」テッド・ホワイト 創元推理文庫 25 d「異時間の色彩」マイクル・シェイ ハヤカワ文庫FT 25 d「樅の木の物語」津山紘一 コバルト 50 d「魔境惑星アルムリック」ロバート・E・ハワード 100 なんか、ほかのサイトの書きこみみたいになってしまう松本でした。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 12日 02:45 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: レンズ またもや「濃い」話になりそうなので、こちらに(笑)。 本日、ある方の依頼で、調べものがあり図書館や古本屋へ行ってきました。 テーマは「レンズ磨きの歴史」。 スピノザがレンズ磨きで生計を立てていたことは有名ですが、どなたかそういうレンズ職人に関する資料を御存知ないでしょうか? と、これが用件。 あとは仕事の最中にメモをとりながら空想していたことですが、幻想文学に光学機器は密接な関係があるような気がします。 エジプトでは水晶やダイヤモンドをレンズとして使用したそうですが、「ダイヤモンドのレンズ」と来れば、オブライエンの同題の小説を思い浮かべるのは当然です。 百科事典等によると、そのころのレンズの使用法は主に熱を集めるためだったそうです。 近眼等の眼鏡として使用するようになったのは、中世に入ってからと書かれていました。 しかし、澁澤龍彦の本ではネロがエメラルドを削って造ったレンズをはめていたと書かれていた記憶が。これはプリニウスからの引用ですが。 レンズの幻想文学といえば、ウェルズの「水晶の卵」だって、火星を覗くレンズの一種ですよね。 タルホにもなにかあった気もしますが思い出せません。どなたか教えてください。 そういえば久生十蘭もパリ留学は演劇とレンズ光学を学ぶためではなかったですか? そのほか、レンズが登場するよい作品があれば、是非教えていただきたいです。 思いつくままの駄文、失礼しました。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 12日 00:07 名  前: 黒白 e-mail : bwsepia@mb.infoweb.ne.jp URL : http://homepage1.nifty.com/kokubyaku/index.htm タイトル: 博品社 館長 様 川口 様  ああ、やっぱり博品社潰れちゃったんですかぁ。この「博物学シリーズ」、実は近くのブックオフにたくさん並んでいまして、面白そうな書名がいっぱいあるんですよね。値段の方は定価の半額設定でちょっと高いものですから、誘惑に負けないように(笑)中を見ないようにしているのですが。いつかは買うことになるのでしょうか・・・。装丁とか造本も良いし。  誘惑に負けてしまいそうな黒白でした。 P.S.  「ミイラ医師シヌへ」って面白いですか? -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 10日 01:47 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 間違えました。 川口様 >まああまり関心のある方もいないと思いますが・・・ そんなこともないでしょう。「サイと一角獣」(でしたっけ)とか入っているし、 一応、ここのHPは「幻想文学館」なので。 内容をよんでないので、幻想文学に関連するかどうかはわかりませんけど。 >『中国のテナガザル』の版元は博文館新社(この社名がつい出てしまう館長の気持ちはよくわかります)ではなく、「博品社」です。 よく確認もせず書いて、すみません。そっちは叢書新青年でしたっけ。 (また確認してません) >ここの代表藤本氏は相当な古書マニアで、この博物学シリーズも氏が海外の古書店で買い求め>た本をラインナップに入れていたそうです。 それはまさに趣味と仕事が渾然一体となっていますね。 >以前知りあいの編集者が面識あるそうで、一度遊びに行きませんかと誘われていたのですが、>やがてその編集者は退社、博品社も・・・。 やっぱり、つぶれちゃったんですか?やけに古書店でみるもんなあ。 でもあんまり安くは売ってませんねえ。せいぜい半額くらい。 >実はこの本、「きっと売れないだろうからそのうちゾッキになるんじゃないか」と思って、必>要な本以外買わなかったことを告白します。 私もそんな本ばっかりです。 >こういう不実な読者がいるから、よい本を出す出版社がつぶれてしまうのでしょうね。 >(出版芸術社ガンバレ! 島津書房は大丈夫か?) 肝に銘じます。後者はどうしたのでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 10日 00:43 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: 博品社 まああまり関心のある方もいないと思いますが・・・ 『中国のテナガザル』の版元は博文館新社(この社名がつい出てしまう館長の気持ちはよくわかります)ではなく、「博品社」です。 ここの代表藤本氏は相当な古書マニアで、この博物学シリーズも氏が海外の古書店で買い求めた本をラインナップに入れていたそうです。 以前知りあいの編集者が面識あるそうで、一度遊びに行きませんかと誘われていたのですが、やがてその編集者は退社、博品社も・・・。 実はこの本、「きっと売れないだろうからそのうちゾッキになるんじゃないか」と思って、必要な本以外買わなかったことを告白します。 こういう不実な読者がいるから、よい本を出す出版社がつぶれてしまうのでしょうね。 (出版芸術社ガンバレ! 島津書房は大丈夫か?) -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 09日 04:05 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: そうだったのか。 ちくま文庫調べたら 中国迷路殺人事件って講談社文庫から再刊されてたもののさらに再刊だったのですね。 うーん。ノーチェック。 品切れですか。 うーん。 ちくま文庫の品切れはきついんだよなあ。 一人言でした。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 09日 03:58 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: フーリック 川口且真様 >でもちくま文庫も品切れみたいですね。 >三省堂の方はまるで見ないし。 ちくま文庫なんて出てたんでしたっけ。知らんぞ。 >ところで、みなさん、フーリックといえば、『古代中国の性生活』や『中国のテナガザル』も>買われているのでしょうか? 前者は知りませんが、後者は博文館新社から出てた中野美代子訳のものですね。 そうかこれもフーリックだったのか。全然気がつかなかったぞ。 昔から、武田雅哉訳のものとか、何点か欲しかったのだけど、定価が高くて買ってませんでした。 最近BOOKOFFに流れているので、買おうとは思っています。 >私はどうしてもディー判事よりもこちらの方が愛着ある本なので、これらの本の話題が出るこ>とが少なく、寂しいです。 そうでしょうとも。 キバヤシ@ザ・ワールド様 >>「中国黄金殺人事件」 >だけ持ってます。もっとも譲ってもらったのですが。 下のほうで、松本さんが自己申告なさってます。(笑) >かなり以前から古本市などで何回も見かけていたこのシリーズですが、 >どうも買ってませんでした。一昨年の新宿の某古本市でも、他の2冊が最終日まで >売れ残ってたのになー。ああ、買いそびれ。 ありがちですねえ。あまり部数が多いとも思えないし。 でもまあ、こればかりは時の運ですから。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 09日 03:19 名  前: 松本真人 e-mail : masato_m@d7.dion.ne.jp タイトル: ひと言だけ。 キバヤシ様 >「中国黄金殺人事件」 だけ持ってます。もっとも譲ってもらったのですが。 譲ったのは俺だぁ!(笑) ひさびさ登場ですが、これだけです。失礼しましたー。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 09日 00:10 名  前: 川口且真 e-mail : タイトル: フーリックはなぜか人気ですね。 9002番でした。 フーリックの本、中公文庫で出たせいか、またひそかな人気みたいですね。 でもちくま文庫も品切れみたいですね。 三省堂の方はまるで見ないし。 ところで、みなさん、フーリックといえば、『古代中国の性生活』や『中国のテナガザル』も買われているのでしょうか? 私はどうしてもディー判事よりもこちらの方が愛着ある本なので、これらの本の話題が出ることが少なく、寂しいです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 08日 03:15 名  前: キバヤシ@ザ・ワールド e-mail : jojo@fureai.or.jp タイトル: 一億円揃い踏み >さすが某球団は一人何億円もする代打陣だけのことはあります 凄いでしょ(笑)これが某球団の実力。実況の人が言ってたけど、まさに オールスター。代打清原、代打江藤ですからね。思わず笑ってしまいました。 >「中国黄金殺人事件」 だけ持ってます。もっとも譲ってもらったのですが。 かなり以前から古本市などで何回も見かけていたこのシリーズですが、 どうも買ってませんでした。一昨年の新宿の某古本市でも、他の2冊が最終日まで 売れ残ってたのになー。ああ、買いそびれ。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 08日 02:22 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh タイトル: そういえば相撲も始まったのだった。 うさぎ様 >『中国黄金殺人事件』いいなぁ、羨ましいです。 >この作家の本、見つからないんですよねぇ。(さめざめ(;_;)) そうみたいですね。私は昨年末くらいから買おうとしてるのですが、 4ヶ月ぶりに遭遇しました。 でもタイトルも装丁もそっくりなので、持っていないかどうか自信がなく 買うときに困りました。 とにかく、ダブりましたら、ということで。 >このGW中の5月1日が、セナさまの命日だってこと忘れてました。 >パトちゃんファンだった私でも、セナはやっぱり思い入れが深いです。 今日のF1はあまりおもしろくありませんでした。今年は何となく、フェラーリを 応援しています。(というかシューマッハかな?) 野球も西武が何とか買ったのはいいけれど、セリーグはダメでした。 (今年はセリーグはにわか阪神ファン2年目となります) さすが某球団は一人何億円もする代打陣だけのことはあります。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 08日 00:09 名  前: うさぎ e-mail : usagi@zd5.so-net.ne.jp タイトル: いーなぁ…  『中国黄金殺人事件』いいなぁ、羨ましいです。 この作家の本、見つからないんですよねぇ。(さめざめ(;_;))  このGW中の5月1日が、セナさまの命日だってこと忘れてました。 パトちゃんファンだった私でも、セナはやっぱり思い入れが深いです。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 03日 03:52 名  前: 管理人 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: パシフィカのヴェルヌが欲しいぞ。 黒白様 >昨日、今日と「猟奇の鉄人」様、仰天の騎士様と共にまたまた古本ツアーを決行してまいり >ました。でも収穫はあまりなし。皆様によって焦土と化した栃木の古本屋の復旧はまだまだか >かりそうでございます。 散財日記、拝見しました。あいかわらず藤木靖子買ってますねえ。 私も源氏鶏太怪談コーナーを作ろうと思うので、日本で唯一のHPを作りましょう。 >加納一朗「ふくろうは死を歌う」は館長様のために確保してあります。ご心配なさらずに。 ありがとうございます。こちらも「怨と艶」は確保してあります。多分どっかに。(笑) >風邪をひいて、煙草の味もわからない黒白でした。 風邪、早く良くなると良いですね。せっかくのお休みなのですから。 ところでこの間レコード店で(うっ、CD店か)ウルトラマン、ウルトラセブンのDVDを 見てきました。思わず欲しくなりましたが、(特にウルトラマンはビデオを撮ってないので) 全部買った時の値段にひきました。 あと、CDでもBGM集出てるんですね。昔のキングレコードのBGM集、まだ実家にあります。(ウルトラセブンの2枚が特に愛聴盤) ウルトラシリーズは私にとってほとんどトラウマのようです。 アニメでは中学時代になりますが、「ザンボット3」かもしれません。 キバヤシ@ザ・ワールド様 >土田館長さまこんばんは。今日から本買いをひきしめるとありましたがどうでしょうか。 いやあ、昨日は0だけど、今日は買っちまいました。でも1軒は初めて行く店だったし。 >それにしても30日の購入冊数138冊というのは、今までで2番目の記録? そうですね。全然目出度くない記録ですけど。 >ブツもなかなかに良いようで羨ましいです。小泉のM3というと後はなんでしょう。  青樹社の後の2冊と、難物「痛み 妬み かたみ」です。 >武井武雄は復刻されてるんですか。うーむ、頼んでみようかな。 現在手に入ると思われる本のリストです。 大好きなのにまだ1冊も買ってません。(おいおい) 早く買わなきゃ。 奇想天外でおもしろいハンプティダンプティの本 英語圏のわらべうた アン・ヘリング武井武雄 /透土社 (丸善 ) 1999/08 \1,800 動物の村 (武井武雄画噺 ) 武井武雄 銀貨社 (星雲社 ) 1999/06出版 \1,600 おもちゃ箱 (武井武雄画噺 ) 武井武雄/銀貨社 (星雲社 ) 1998/12出版 \1,600 あるき太郎 (武井武雄画噺 ) 武井武雄/銀貨社 (星雲社 ) 1998/06出版 \1,600 ぬけだしたジョ−カ− (武井武雄絵本美術館 ) 武井武雄こわせたまみ /フレ−ベル館                       1998/04出版 \1,200 きりたおされたき (武井武雄絵本美術館 ) 武井武雄吉田絃二郎 /フレ−ベル館                     1998/04出版 \1,200 にしきのむら (武井武雄絵本美術館 ) 武井武雄吉田絃二郎 /フレ−ベル館                     1998/04出版 \1,200 あと、数年前岡谷市に武井武雄美術館が出来たようですね。 一回行ってみたいのですが。 >「橡〜」ですが、つい先月「J」にダブリ本全て売ってしまって払い底。ああ。 >昨日買ったラファティくらいしかないかなあ?と思う位でして(でも土田さんが >「いや、読みませんねえ」と言ったらオシマイなんですが)。 サンリオSF文庫は数点を除いてほぼ全部を新刊で買っているので大丈夫です。(何が?) 特に探しているサンリオもありませんです。 >でも早見さんも欲しいようですし。 ぜひ、早見さんにお譲りしてあげてください。 >ああ。土田さんやkashibaさんクラスになると、交換お願いしようにも、 >ほとんど持っていると思うので、なかなか用意出来ないというのが難ですなあ。 そんなこたあ、ないです。特にミステリは怪奇幻想系以外は全然所持しておりません。 例えばカーなんか、全然持ってないっすよ。 でも、ミステリは自分には本道ではないので、好きな作家とか以外はあまり無茶な 高い金額を出す気はありませんが。 >土田さんの探求本とかわかればスムーズに行くかもしれないのですが(^^;困った…。 おお。さがしていただけますか? 後日送らせていただきます。実際、買い逃しとかも、けっこうあったりするんですけどね。 ちなみに力こぶをいれて欲しいと思っているのは、前述の小泉喜美子の他、 パシフィカのヴェルヌ・海と空の大ロマンシリーズ、立風書房のSF残2冊ですか。 ああそういえば「メフィストとワルツ」もすごく欲しいなあ。 そういえば、最近名古屋の中村さんにカーの「疑惑の影」かなんかと「メフィスト」を交換し てくださいと、お願いしようとおもっていたら、どなたかに先を越されてしまい、 がっかりしました。 カーは私はカーよりも小野不由美が欲しいんです。そんな人間です。 まあ、とりあえず「橡家の伝説」はキバヤシさんにお譲りすることにします。 で、せっかくですからやはり何かと交換ということにしましょう。(根がケチくさいんです) こちらから先に送りますので、キバヤシさんの方は別にいつでもいいです。 (一応、ねんのため、住所お知らせ下さい。) なお、明日はSFセミナー出席のため、不在となります。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 03日 02:07 名  前: 黒白 e-mail : bwsepia@mb.infoweb.ne.jp URL : http://homepage1.nifty.com/kokubyaku/index.htm タイトル: 返事が遅れごめんなさい 館長 様  返事が遅れてすみませんでした。黒白です。  昨日、今日と「猟奇の鉄人」様、仰天の騎士様と共にまたまた古本ツアーを決行してまいりました。でも収穫はあまりなし。皆様によって焦土と化した栃木の古本屋の復旧はまだまだかかりそうでございます。  加納一朗「ふくろうは死を歌う」は館長様のために確保してあります。ご心配なさらずに。  風邪をひいて、煙草の味もわからない黒白でした。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 03日 00:30 名  前: キバヤシ@ザ・ワールド e-mail : jojo@fureai.or.jp タイトル: 困った……  土田館長さまこんばんは。今日から本買いをひきしめるとありましたがどうでしょうか。 それにしても30日の購入冊数138冊というのは、今までで2番目の記録? ブツもなかなかに良いようで羨ましいです。小泉のM3というと後はなんでしょう。   武井武雄は復刻されてるんですか。うーむ、頼んでみようかな。 「橡〜」ですが、つい先月「J」にダブリ本全て売ってしまって払い底。ああ。 昨日買ったラファティくらいしかないかなあ?と思う位でして(でも土田さんが 「いや、読みませんねえ」と言ったらオシマイなんですが)。でも早見さんも欲しい ようですし。ああ。土田さんやkashibaさんクラスになると、交換お願いしようにも、 ほとんど持っていると思うので、なかなか用意出来ないというのが難ですなあ。  土田さんの探求本とかわかればスムーズに行くかもしれないのですが(^^;困った…。 -------------------------------------------------------------------------------- 投稿日付: 2000年 05月 01日 17:40 名  前: 土田裕之 e-mail : pooh@02.246.ne.jp URL : http://www.02.246.ne.jp/~pooh/ タイトル: 今日から、本買いは本当にひきしめます。 石井様 >日記、拝見しました。あらら、私はそんなにいろいろと薦めてましたっけ?? 勉強になります。 >あれこれと本を買わせてしまってごめんなさいね。 とんでもありません。これも勉強です。 ちなみに私は旅に出なくても衝動買いをします。 だから本が際限もなく増えてお金がなくなるのです。 >ちなみに『ボビーに首ったけ』は、彩古さんからのオススメ本です。珍しい >かもと言われましたが、ホントにそうなのかしら??  家で見て、頭をかかえました。これはどうすれば良いのでしょうか。 キバヤシ@ザ・ワールド様 >相変わらず凄い量ですなあ。 自分でも嫌気がさします。 >「影なき魔術師」は渋い。 黒白さんにも折り紙をつけてもらいました。♪ >武井武雄は童話もそうですけど、画が見たくて欲しいですね。もちろん絵本は高いので 持ってないです。 最近何点か復刻されてます。 ところで絵本のお勧めといえば、初山滋の「たべるトンちゃん」にとどめをさします。 戦前に出された絵本ですが、こいつはアバンギャルドですごいよー。 ほるぷから復刻されてますので、機会があればぜひごらんになってください。 HPで全ページのせたいくらいです。 個人的には初山滋は西遊記やアラビアンナイトで見た、初期の線画が好きですが、 これはこれで良いです。 ためしに検索すると、ある方のHPでも紹介されていて驚きましたが、 わが意を得たりという感じです。 ちなみにアドレスはここです。 http://www.ne.jp/asahi/zukidon/haruka/zukizukidouwa/ton/tontyan.html >仕方ないので、黒柳徹子の新潮文庫の何かにたくさん画が収録されているので我慢。 「トットのピクチャーブック」ですね。これはいつでも買えると思ってまだ買ってません。 >中公文庫で「本とその周辺」なんてありました。これは画はないですが。 文庫版、元版両方持っています。絵は無くても装丁がやはり武井武雄です。 >「お噺の卵」は本当に見ませんねえ。縁がないのかも(笑) 500円いないくらいなら買っておきましょう。 >土田さんなら300万円のセットも夢ではないでしょう。 夢です。 >「橡家の伝説」いいではないですか。最後は3000円で買ったのでしたっけ? そうなんです。MYSCONのオークションで。まあ、そんなもんですけどね。 3000円は随分高いとは自分でも思いましたが。 >でも、土田さんと交換しようにも、ボアナロくらいじゃ割りに合わないですね。 どうしましょうか。とりあえず交換可能本のリストを送っていただけませんか? 川口様 >なんと!栃木に『野獣を撃つ』があったのですか? ああ。これなあに?と聞こうと思って忘れていました。 >内容は大藪春彦のハンティング記で、氏には同様の本が『ザ・ビッグゲーム』(集英社・徳間文庫)、『灼熱のサファリ』とあります。 ふむふむ。 >ようし、私も明日から本気になって探そう。 早速片方を入手されたようですね。すばらしい。 >ところで『明智全集』はまだ買っていませんでした。 ご心配をおかけしました。ほっとしました。 今日は古本屋へは行きません。今月から生まれ変わりたいと思います。 (ピーターとおおかみみたいだなあ)