5月31日
読了本の感想など。
天安門の密命 島内透 天山ノベルス
新潮社のミステリー事典によると昭和30年代の作品は佳作で、その後昭和50年代に復帰してからの作品はもうひとつだそうだ。
で、これはばりばり90年代の書き下ろし。(まあ、タイトルみればわかるけど)
天安門事件にインスパイアされたのか、その事件が中に含まれているが、実際は背景だけで有機的にストーリーにからむわけではない。
主人公は某探偵社に勤める社員であるが、普通の会社員ではなくタフである。まあ、ハードボイルドであろう。
ただし要所要所に現れる片岡という台湾の工作員の方が、格好良いのは困り者。主人公より人生の背景もある。(事件にからんでいく)
物語的には起伏に乏しく平板な印象で、ラストもいまいち唐突な印象だ。けなしているように聞こえるかもしれないが、読みやすいし、決してつまらないわけではない。ただし無理に読む必要もないように思われる。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:413冊、今年の購入冊数:2563冊、今年届いた目録57冊)

5月30日
まずは「死者は語らず 宝石傑作選集1」の感想。
「五つの時計」鮎川哲也 これは再読。凝ったアリバイ崩しの作品だけど、好きなタイプの作品ではないかな。
「風の便り」竹村直伸 子供がなにげなく書いた、なくなった父への手紙の返事が届くという発端で、なかなか面白い作品。発端が面白い割には最後はちょっと平凡かもしれないけど。
「泥まみれ」島田一男 ちょっと自分にはだめでした。なんだか2時間ドラマそのままという感じで人間模様を描くのは手馴れたものを感じるのだけど、なんだか面白みに欠ける感じがしました。
「E・Pマシン」発端はSF風で推理マシンが登場する。ユーモラスな作品で、結末も人を食っている。
「吸血鬼考」渡辺啓介 本書中では2番目に良かった。怪奇小説かと思わせるタイトルで、広義のミステリー作品。舞台はイギリスで推理小説っぽい味付けもあるが、本筋はそこにはない。さて吸血鬼の正体は?洒脱な軽妙な作品だ。
「臨時停留所」戸板康ニ 味わいのある短編。しかし中村雅楽の推理力はエスパーなみだなあ。
「消えた家」日影丈吉 台湾を舞台にした推理小説。ただし、結末を省けば怪奇小説としても完成された作品といえるだろう。解決編はちょっと平凡な結末だけど、それはそれで飄々としたものである。本書では一番面白かった。
「おたね」仁木悦子 作者らしい、底に怖さのある作品。一種のクライムノベルといえよう。
「毛唐の死」佃実夫 史実を元にしているため、歴史推理ともいえようか。
総合的には傑作ばかりという読後感はなかったけど、まあまあの作品集。日影丈吉は怪奇小説の変種としても評価したい。

今日の買い物。
午前と午後のアポの間が開いたので大井町のBOOK OFFへ。
ミュータント59 キッド・ペドラー&ジェリー・デイヴィス 角川書店 持っていたかどうかがわからない。
我が秘密の生涯(中) 富士見ロマン文庫 おっと、上下巻かと思ったら、上中下の3巻だったのね。でも順調だなあ。あと下巻かあ。
半七捕物帖(一) 岡本綺堂 旺文社文庫 旺文社文庫にひかれて買う。
殺人セミナー B・M・ギル サンケイ文庫 あれれ、こんな訳書が出てたのか。
ここまで100円だったのだけど、こんなのが半額であった。
ゼロのある死角 笠原卓 産報ノベルス うーん。なんでこれが100円じゃないんだ?まあ、いいけど。

yahooで落札。ものはまだないけど、一応カウント。
ジャングルの耳 ピエール・ブール ハヤカワノベルス 一応長期の探求本その1。ちょっと高かったけど、まあいいや。本当はいつかもっと安く見つかるとは思うんだけどさ。

最後がいきなり届いた、うれしい1冊。
「天国と地獄の離婚」C・S・ルイス みくに書店 
これは前記の本以上に長期のそして欲しい探求本でした。最近牧さんの本で紹介されてちょっと知られるようになったかもしれないけど、ナルニアでしられる著者の寓意小説。ストーリーは牧さんの本を参照してください。
ネット書店で購入したんだけど、コケの一念というか作戦勝ちというか。これは同著者の「悪魔の日記」(だったっけ?)と同じくキリスト教関係の叢書の1冊で、前者は比較的新しいこともあってまあ、入手できたんだけど、こっちは本当になかった。
この本のために渋谷の古書センター2Fのキリスト本コーナーは行くと必ずチェックしていたし、今回はこの本をピンポイントで狙ってキリスト教関係の本の新着メールを2年近くももらい続けていた古書店の、キリスト教関係の目録の中で発見。
いやあ、うれしい。値段も1000円と手頃。今年の収穫ではかなりうれしい部類に入るなあ。

(今日の購入冊数:7冊、今月の購入冊数:413冊、今年の購入冊数:2563冊、今年届いた目録57冊)

5月29日
どこも寄らずに帰宅。まとめて日記を書いたので疲労困憊状態です。
今日はとりあえずここまでということで。
角川文庫宝石傑作選1は読了しているので明日はその感想でも書いてみようかな。
でも結局今月も400冊を突破してしまった。剣呑。剣呑。
そういえばいわいさんに古書DさんがHP開設されたと聞いて早速アクセス。
シムノン選集の12冊揃いが比較的安く出ていたので、タイトルを聞いてから注文しようとしたところ、
タイトルは教えていただいたのですが、その直後に店頭に出していたので売れてしまったとの返事をいただいた。
2割くらいはお金がつらいのでほっとしたけど、8割は残念な気持ち。少しだけブルー。
なお古書Dさんは近日中にリンク予定です。まだ200人そこそこしか訪問者はいないみたい。
とはいえ良いニュースも。某書店から長期の探求本が入手のめどがついたのである。
それは届いたら発表します。さあ、何でしょう。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:406冊、今年の購入冊数:2556冊、今年届いた目録57冊)

5月28日
家事等少し。食器をかたずけていて茶碗をわってしまった。おかげで掃除機をかけるはめになる。
郵便局に用事があって出かけたついでにご無沙汰のBOOK OFF南日吉店
文庫全品100円セールだって。自粛自粛。一応100円しばりで買ったのはこんなところ。
出生率0 大石圭 河出文庫
新撰組(上下) 白井喬司 講談社大衆文学館
魔都 久生十蘭 朝日文庫 解説を見ると他の本と異なり新青年を底本とし旧かなにしたとのこと。欲しくなって買ってしまう。
ヨーロッパの不思議な町 巌谷國士 ちくま文庫 元版はあるんだけど、写真の入れ替えがあるとのことで買う。
笑う魚 神吉拓郎 旺文社文庫 持っている気もしたんだけど。ショートショート集。
アーサー王のロマンス 井村君江 ちくま文庫
風雲回顧録 岡本柳之助 中公文庫 なんだかおもしろそうで衝動買い。
白髪鬼 岡本綺堂 光文社文庫 きっと持っているんだろうけど。
掌の小説 川端康成 新潮文庫 いきなりこんなもの買って笑ってしまうが、驚いたことに読んでいないのである。
ミサゴの森 ロバート・ホールドストック 角川書店 
ハルモニア 篠田節子 マガジンハウス
買い物のついでに
SFマガジン、ミステリマガジンの7月号を買う。
うーん。ユリイカは中原中也特集か。欲しいな。
やっとそごうの目録を見る。少し注文しよう。でも代金引き換えは家人にばれるのでいやだなあ。
最近、注文しそびれることが多いので、早めに注文しよう。

そういえば今朝、訪問していただいた方が10000人になりました。10000万人目は川口さんでした。
ほとんど道楽で始めたこのHPですが、何の売りもないのに沢山の方に訪問していただいて、光栄です。
今年になってからネットでお近づきになった方とお会いすることが多く、とても楽しいです。これもネットを始めたおかげですね。
本当にありがとうございました。
(今日の購入冊数:14冊、今月の購入冊数:406冊、今年の購入冊数:2556冊、今年届いた目録57冊)

5月27日
今日は川口さんの白梅軒のオフ会。
夕方からなので古書展へ。
横浜と南部があったんだけど。
横浜で買ったのはこんなところ。
トラストDE イリヤ・エレンブルグ 河出書房新社 SF全集に収録されているからいいような気もしたけど。
ユリイカ 久生十蘭特集 持っているかどうかわからず購入。単行本未収録作品が収録されている。
屍衣の花嫁 平井呈一 東京創元社 恐怖小説全集の12巻。手持ちは全部函欠だったので1冊でもうれしい。800円は安いでしょ。
ちびくろさんぼ 今でも壊れそうなぼろぼろの本。道義的にはあまり買いたくない本なのだけど、懐かしさに負ける。
るさんちまん 生田耕作 人文書院 800円は安いな。
大衆文学全集 白井喬司編 平凡社 短編が多く収録されているのがうれしいかも。
地獄絵 澁澤龍彦 平凡社 はじめてみたうすっぺらい画集。
イルカの日 ロベール・メルル 早川書房 ハヤカワノベルス収集の一環。
アクアリウムの楽園 荒俣宏 角川書店 うーん。買わなくても良かったか?
女優志穂美悦子 芳賀書店 よしださん、いらないかな?
ひとり狼 ジョゼ・ジョバンニ ポケミス 
人間がいっぱい ハリイ・ハリスン HSFS 
死ぬのはやつらだ イアン・フレミング ポケミス 同
ジャガーノート アル・ハイン ハヤカワノベルス
ウサギは野を駆ける セバスチャン・ジャプリゾ ポケミス
   ハヤカワノベルスもポケミスももっとあったけど、(たいしたものはなし)ほとんどが漢字にマジックで振り仮名が・・。
   一応なさそうなのを選んだつもりだったが、帰って確認するとあるものがあった。失敗だなあ。まあ、100円だったからいいか。
13人の殺人者 多岐川恭 講談社
遠藤周作ミステリー小説集 講談社 文庫にはなっていないのかな?
妖怪・魔神・精霊の世界 自由国民社 たまに見る本だけど、福島正実が書いていたのに気付かなかった。
肉体のユートピア 永瀬唯 青弓社 SF評論集
世界怪奇物語 E・F・ラッセル これもよく見る本だけど、手持ちが函欠だったので。

会館でお世話になっている本屋さんにHPの作成技術について訪ねられ、結局わからなくて、缶コーヒーだけごちそうになって
雑談だけして帰ることになってしまった。ああ、すみませんでした。

えっちらおっちら重い荷物を荷物をかかえて帰宅。最初は南部を回ろうかとも思っていたんだけど、とてもそんな時間はなかった。
で南部は時間切れと資金難で断念。でも石井さんの収穫を見ると、行った方が良かったかなとちょっぴり後悔。
まあ、いいけど。
いいつけられてやっていなかった風呂掃除とシンクの掃除を急いですませて出かける。
白梅軒のオフ会は池袋。なんちゃらホテルの2階の喫茶店で待ち合わせ。
出口を出て、そのホテルの案内がないので地図をさがして、ちょっとうろうろ。5分ほど遅刻してしまった。
いわいさん、川口さん二人だけでホットする。すぐにMasamiさん、やよいさんが到着。そしてうさぎさんから電話が入り、すぐに到着。
Masamiさん、うさぎさんは初対面。Masamiさんはスーツ姿で登場し、やさしそうな誠実な人柄がにじみ出るような感じでした。
うさぎさんはおしゃれな若奥様という感じ登場し、とても古い本なんか読みそうもない感じでした。
皆喫茶店に着くなりごそごそと本をとりだすのが異様。そしてテーブルにどさどさと積み上げるのも目印とはいえ変。
人のことは全然言えないけど。
5時前に出て、川口さんの知っている沖縄料理屋へ。沖縄料理を食べるのは久しぶり。オリオンビールも当然ながらあった。
やはりソーキはおいしい。名前はわからないけどビーフンみたいのも美味しかった。
でもみんなあまり食べないのが不思議。かといって飲むのも缶ビール2,3本とウーロン茶1,2杯。料理は結局最初の注文1回だけで、
開店から閉店まで6時間もいたことになる。話しているのはほとんどが本の話。
ところで6時過ぎに松本さんと石井さんが登場。松本さんはお子さんのピアノ発表会の帰り、石井さんは古書展の帰り(笑)で荷物が
重そう。でも収穫の一部をみせてもらったけど、なかなか素晴らしい収穫のようです。「トンネル」の美本が羨ましかった。
話した内容は多岐にわたっている(といいても主に本、それも古本)ので、いちいちあげないけど、楽しい時間をすごさせていただきました。
石井さんが以外にSFも読んでいるのが新発見で、やたらに脱古本系と主張されていましたが、誰も信じておりませんでした。
そりゃ、そうでしょうね。やはり島久平はショックだったみたい。
松本さんは仕事の電話もかかってきていそがしそう。やはりSFの話しが楽しい。
川口さんはちょっと疲れていたみたいですけど、いつもの調子で知識があふれた話ぶり。
MasamiさんにはHPの裏話を聞かせていただきました。
うさぎさんは本の収納場所の話にびっくり。そんなところにしまうの?って感じでした。
やよいさんはいつものゆったりとしたペースの話ぶりで場の雰囲気がなごんでいました。
謎の会社員のいわいさんには雑誌収集の話等。いろいろな雑誌を集めていらっしゃいますねえ。
いつもオフ会にでると、自分が本を読んでいないので、恥ずかしい思いをするのだけど、やはり皆さん本を読むのが早いことがわかりました。
石井さんなんか「グイン・サーガ」なら20分で読めるみたい。私しゃその12倍はかかるよ。
話の中である方の話題が出て、年間500冊読むときいて、びっくり仰天。人間わざとは思えない。やはり天上人か。
そんなこんなであっという間に楽しい時間が過ぎました。お店を出ると雨が降っていたのは余計だったけど、
企画していただいた川口さま、お相手をしてくださった参加者の皆様にあらためてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

松本さんから交換でいただいた本
金星シリーズ全5巻 創元推理文庫
ピカデリーの殺人 アントニイ・バークリイ 創元推理文庫
二重太陽系死の呼び声 ハヤカワ文庫SF
ターザンと女戦士 早川文庫SF
殺しあい ドナルド・E・ウェストレイク ハヤカワミステリ文庫
鑢 フィリップ・マクドナルド 創元推理文庫
魔術師が多すぎる ポケミス
蜃気楼 ハワード・ファースト ポケミス
バイオニック・ジェミー フェムボットの逆襲 ミカサノベルス あと3冊?
スペース1999 恐怖の惑星脱出 ミカサノベルス あと2冊
アドレナリンの匂う女 創元推理文庫
空白の逆転殺人 筑波耕一郎 エイコーノベルス エイコーノベルスはあと1冊かな?

いわいさんからいただく 
殺し 警部マクロード フタミサラブックス これで4冊目。あと4,6の2冊?

川口さんから
犯罪者の時間 青樹社文庫
孤狼の足跡 高原弘吉 春陽文庫
旅芸人始末書 中公文庫

松本さんへ行った本が10冊くらい川口さんに12冊行ったので、池袋に関しては本の冊数は減ったはず。
いただき本も便宜上、購入冊数に入れさせていただきます。
(今日の購入冊数:40冊、今月の購入冊数:392冊、今年の購入冊数:2542冊、今年届いた目録57冊)

5月26日
会社帰りのBOOK OFF詣で 当然のごとく全部100円
サンセット77 ロイ・ハギンズ ポケミス
我が秘密の生涯(上) 作者不詳 富士見ロマン文庫 上巻だけ買ってどうするんだという気もするが・・。
オプス・ピストルム ヘンリー・ミラー 富士見ロマン文庫
ブラックウッド傑作選 創元推理文庫 初版につられて買う
お葬式 瀬川ことび 角川ホラー文庫 早くホラー文庫の収集整理を始めねば。
サイコ ロバート・ブロック 創元推理文庫
完全な遊戯 石原慎太郎 新潮文庫 この中の短編が幻想文学作家事典に紹介されていた気がするんだけど。

他、ネットおよび目録買い
I書店
結構注文したんだけど、結構はずれていた。状態はそれほど良くない。
うちの人が・・・ 樹下太郎
池水荘奇談 甲賀三郎
姿なき怪盗 同
犯罪発明者 同
随筆・探偵小説 高木彬光 カバー欠でした。

古書R
帯にひかれて何となく注文してしまった天沢退二郎。届いてみるとびっくりするほどの美本。
手持ちと取り替えよう。でも手持ちはどうするか、と思ったところが、欲しいと申し出た方がいらしゃったので
3冊お譲りすることにする。でも本当は「光車よ、まわれ」の元版を注文していて、それは本当に欲しかったのだけど
松本さんに1歩負けてしまった。残念。まあ、いつか手に入るでしょ。
闇の中のオレンジ 天沢退二郎 筑摩書房
オレンジ党と黒い釜 同
オレンジ党、海へ 同
水族譚 大和書房
まぼろし城 高垣眸 桃源社 全集の4巻で、1歩前進。あと2冊。一応上限4000円程度で考えているんだけど、今回は2500円。

ネットで発見した児童書の本屋さん。激安にひかれて(1冊150円)ぞろぞろ買ってしまった。作者、出版社忘れたので省略
空想男爵の冒険
ザルテン動物文学全集1,2,3,6,7
ポールとヴィルジニー
マリオと動物たち
アムンゼン
スピリ少年少女文学全集5.1.2.

他yahooで落札した本たち
悪魔の発明 ヴェルヌ全集 集英社
クリスタルイマージュ 松本さんに教わったイラスト集。
奈良のそごうの目録が届いていた。
(今日の購入冊数:31冊、今月の購入冊数:352冊、今年の購入冊数:2502冊、今年届いた目録57冊)

5月25日
給料日ということで、恒例になりつつあるケーキを買いに自由が丘下車。(おいしいケーキ屋があるんだ)
ついでに文生堂
天安門の密命 島内透 天山ノベルス
盗まれた情報局 ビクター・マーケイティ リーダーズ・ダイジェスト
変人島風物誌 多岐川恭 桃源社 3000円。うーん。散財してしまった。でも読みたかったからいいんだ。
新井素子100% SFアドベンチャー増刊
夢枕獏 vs 菊地秀行 SFアドベンチャー増刊  これで残りは銀英伝か?
SFイズム 4,12,12号 残り8,14,15(多分)と増刊全部だなあ。
すっかり散財してしまった。土日は南部と神奈川県、そして川口さんのところのオフ会だなあ。
うーん。松本さんの本、足りないぞ。どうしよう。
(今日の購入冊数:8冊、今月の購入冊数:321冊、今年の購入冊数:2471冊、今年届いた目録56冊)

5月24日
「犯人よ、お前の名は?」新青年傑作集1 角川文庫 の感想。
永遠の虜囚 木々高太郎 いわゆる生きた人間を描いていて小説的な完成度は高いのだろうけど、情話的なストーリーはあまり好みではない。中島河太郎氏は斬新な手法と解説しているが、良くわからない。
家常茶飯 佐藤春夫 個人的にはベスト。殺人等の犯罪がおきるわけではなく、忘れ物を捜すだけという恐ろしい話だが、論理的に推理を進めるところはまさに本格推理小説である。飄々としたユーモアもあり、今読んでも十分に面白い。まあ今の作家がこれを書いても見とめられないだろうが。
変化する陳述 石浜金作 ほとんどなじみがない作家であったが、なんとも変な小説。推理小説としては納得いかない部分もあった。でもこの幻想的ともいえるラストはなんなんだ?怪作という感じ。
月世界の女 高木彬光 王道の推理小説短編という感じ。ヒロインの心理は大時代的というかほほえましいが、きちんとまとまっていて良くできていると思う。
彼が殺したか 浜尾四郎 集中、一番長い。犯人の手記で構成されていて、法の無力を描いている。これも読ませる。
印度林檎 角田喜久雄 動機は、そこまでやるか?という感じだが、軽妙に纏められているという感じ。洒脱な読後感。
蔵の中 横溝正史 3度目くらいだが、何度読んでも傑作中の傑作。堂々たるメタフィクション。こういうテクニカルな小説に弱いのである。また描かれた世界もどうしようもなく横溝正史的という感じがする。
烙印 大下宇陀児 伏線もあるし、タイトルにこめられた意味もわかるのだけど、なんだか良くわからない人物配置で肩透かしを食う。それぞれの人物造詣もちぐはぐな感じだ。
もういちいち書かないが、これも例によって再読で、内容は忘れていた。集中ベストは佐藤春夫と横溝正史。タイプが違うので甲乙はつけられないが、どちらも好みの作品であったことは確かである。今の目で見ると、古い部分もあるのだろうが、やはり面白いものは面白い。
各作品、挿絵が一枚ずつ掲載されているが、不鮮明なのが残念。
ただ解説でも中島氏が書いているが、新青年の場合、本当は小説だけではなく、コラムとか雑誌として総体的に評価するのが正しいのだろう。そういう意味では立風書房のアンソロジーは翻訳や読み物も扱っていて、角川文庫版に比べるとよりその姿は伝えているのかもしれない。なお自分は本誌は高いので持っていないが、幸い国書刊行会の復刻版を持っているので、いつか読みたいと思う。
また本の友社からも年代別に復刻版が出ているけれども、これは定価がべらぼーに高いので図書館にでもリクエストして読むのがよろしかろうと思う。それにしても、新青年を揃いで持っている人なんかいるのだろうか。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:313冊、今年の購入冊数:2463冊、今年届いた目録56冊)

5月23日
帰りにBOOK OFF その他
アイヌ神謡集 岩波文庫
UFO同乗記 アダムスキー 角川文庫
殺し屋はサルトルが好き ごまノベルス
宝石傑作選読んでいるのだけど、収録された島田一男の短編が思いの他つまらなかった。うーん。こんなものなのか?
それにしても日記をためるとよくないなあ。時間がないのであまり書くことができない。(正直言うとネタもないのだけど)
(今日の購入冊数:3冊、今月の購入冊数:313冊、今年の購入冊数:2463冊、今年届いた目録56冊)

5月22日
本当は目録買いが2つ届いているのだが、面倒くさいので後日。
新青年傑作集1(角川文庫)やっと読了。感想は水曜日にでも。さて続いて宝石傑作選1を読み始めました。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:310冊、今年の購入冊数:2460冊、今年届いた目録56冊)

5月21日
今日は実家へ寄るが、松本さんへいく本が2冊見つからん。どうしよう。2ヶ所に分かれていると良くないなあ。
それにしても本が多くていやになる。
申し訳程度にBOOK OFFへ寄る。
わらの犬 ゴードン・M・ウィリアムズ 角川書店
サクリファイス タルコフスキー 河出書房新社 こんなものだぶさらせてどうする。
にぎやかな悪霊たち 都筑道夫 青樹社 これって元版かな?再刊かな?
愛しながら殺せ 藤原真爾 グリーンアローブックス 新宿警察を読んでみようかと購入。
くまのパディントン M・ボンド 福音館書店 一応買おうとは思っていたシリーズ。
パディントンのクリスマス 同
パディントン フランスへ 同
パディントンの1周年記念 同
悪党パーカー/人狩り リチャード・スターク ハヤカワミステリ文庫 
リトル・ドリットT C・ディケンズ ちくま文庫 探求書なのでできれば揃いで買いたいのだが。全4巻をばらはきつい。
カリフォルニア・ブルー 谷克二 角川文庫 川口さんが話題にだしていたので影響されやすい自分も買ってみる。
狙撃者 同
人間狩り P・K・ディック ちくま文庫 新刊で買っているはずだが、100円なので買っておく。

2軒目
「少年」傑作集@〜D 光文社文庫 別巻がぬかれていてがっくり。
野獣を撃つ(上) 大藪春彦 カッパノベルス
五号という女 佐賀潜 集英社
ゲームーランの踊り子 ジョルジュ・シムノン 創元推理文庫
O探偵事務所の恐喝 シムノン 読売新聞社 これって現役?
ゴルフ人生 P・G・ウッドハウス 日本経済新聞社 こいつは半額だったけど、うれしかったなあ。

3軒目
凍える島 近藤史恵 東京創元社
深い失速 戸川昌子 講談社


怪奇・伝奇時代小説選集7 春陽文庫 何巻か忘れたけど買っていない巻があるんだよな。
マイアミ沖殺人事件 D・ホイートリ 中公文庫 元版持ってればいらないようなもんだが、(あっちは証拠品とか凝っているし)
              50円で解決が未開封なのでつい買ってしまう。でも自分なんかホイートリといえば「黒魔団」なんだが。
トリスタン・イズー物語 岩波文庫
絞殺魔の森 オリオール 角川文庫 持ってたかなあ。
モダンほら公爵の肖像 北宋社
フローティング・オペラ ジョン・バース 講談社 サンリオ文庫の元版にあたる。
(今日の購入冊数:31冊、今月の購入冊数:310冊、今年の購入冊数:2460冊、今年届いた目録56冊)

5月20日
買い物等、家の用事をしてすごす。家人が先週から仕事をはじめたため、自由時間が減っている。
今日は西武が負け。やはり今年も打線が課題だな。
明日は家のかたずけがあるし(本の整理含)、何冊か本を贈らなきゃ行けないし。読書時間がとれるかな。
(今日の購入冊数:1冊、今月の購入冊数:279冊、今年の購入冊数:2429冊、今年届いた目録56冊)

5月19日

今日は飲みにいってしまった。転勤がかする。年末は危ないかもしれん。
いまだに角川文庫を読み終わらず。
(今日の購入冊数:1冊、今月の購入冊数:279冊、今年の購入冊数:2429冊、今年届いた目録56冊)

5月18日
BOOK OFFはなにもなし。S堂で下記を買う。
フランス幻想短編集 透土社 
2冊が1つ函に合本された短編集。カステックス編のアンソロジーの翻訳。こいつが100円とは。値付けは比較的きちんとする店だが、
なんだか不当な評価をされたようで、少し残念。でも瀟洒で持っていてうれしくなる本である。
他に谷恒生の最初の3冊の元版があったが、これはとりあえずやめる。
来週、まだあったら買うかなあ。
目録も1冊届いた。天沢退二郎がまとまってのっている。高垣眸等といっしょに注文してみる。「光車」の元版以外、ダブリだが
帯が欲しいし、だれかひきとってくれる人もいよう。ちょっと高めなのでもしかしたらいないかもしれないけど、いなきゃyahooに出せば、
絶対にさばけると思う。
(今日の購入冊数:1冊、今月の購入冊数:279冊、今年の購入冊数:2429冊、今年届いた目録56冊)

5月17日
会社で新しいパソコンが来たので遊んでいたが、液晶はやはり場所をとらなくていいなあと実感。
読了本もないし、購入本もないとネタがないなあ。
阪神も弱いし、西武もいまいち。相撲も好きだったりするんだけど、野球やサッカーの話題は出ても、相撲の話題をする人はいないなあ。
やはり、相撲が好きなのはオジンくさいのかな?会社でもあまりいないもんな。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:277冊、今年の購入冊数:2428冊、今年届いた目録55冊)

5月16日
帰りに地元のBOOK OFF。金曜日はなにも買わずに撤退しているので、今日はどうか。
どすこい(仮) 京極夏彦 集英社 買っていなかったので、買う。初帯でラッキー。極美ではないけど。
サイレント・パルス G・レオナード 工作舎 何ヶ月も100円で売れ残っていたので、可哀想になり購入。まあ工作舎だから。
マドモアゼル・ルウルウ ジィップ 薔薇十字社 薔薇十字の本が100円であるというのが得した気分。薔薇十字では珍しい本ではないし、
                             古書価も安いほうなのだけど、単純にうれしい。
ジャックと豆のつる イギリス民話選 岩波書店 
濱田廣介全集1 集英社 濱田廣介の童話がすごく読みたいわけじゃないけど、100円で月報もついていたので買う。
霧越邸殺人事件 綾辻行人 新潮社 実は著者の小説はデビュー作しか読んでいないのだ。これは図面が小野不由美。(だからどうした)
妖精の国で R・ドイル ちくま文庫 超有名なイギリスの絵本の翻訳。文庫では淋しい。元版は無理だけどせめてほるぷの復刻が
                      ほしいなあ。
妖精詩集 W・デ・ラ・メア ちくま文庫 当HPでも紹介したが、月刊ペン社の妖精文庫に本来収録されるはずだった本。
                        「妖精の国」といい、なんでこんな良い本が100円で放置されているのか。そんなんでいいのか?
御伽草子(上下) 岩波文庫
机上の遭遇 小松左京 集英社文庫 多分持っていないと思うのだが。
苦くて甘い心臓 都筑道夫 角川文庫 持っていたかなあ。
朱漆の壁に血がしたたる 都筑道夫 角川文庫 これは単行本だけ(でも何故か2冊)しか持っていなかったはず。

その他、ネット古書店より
あの紫 皆川博子 実業之日本社
kashibaさんより下記を送っていただく。
悪魔の麦 R・トーマス 立風書房
ありがとうございます。自分もご多分にもれず「クラシックな殺し屋たち」しかもっておりませんでした。(これはダブっているのだが)
こちらの本は「銀河通信」のオフ会でお渡ししたいと考えております。
なおデータには、一応いただき本も購入本に便宜上、加えております。
(今日の購入冊数:15冊、今月の購入冊数:277冊、今年の購入冊数:2428冊、今年届いた目録55冊)

5月15日
どこにもよらず帰宅。目録が2通、届いているが、食事と入浴後眠くて寝てしまう。
読書の方は昨日「バイオニックジェミー/ジェミーの顔を持つ女」を読了。本放送の頃、見てたけど、懐かしいなあ。また見たいなあ。
という程度の感想。行数少なく、ページもすくないのであっという間に読める。(私は数日かかりましたけど)
最近ノベライズを集めているが、なんだか時間の無駄のような気もしないでもない。まあいいや。
変わって読み始めたのが角川文庫版新青年傑作選1。再読のなのに、冒頭の木々高太郎の短編からして記憶になし。
いったいどういう記憶力なんだ、俺は。やっぱり生涯300冊もあれば一生楽しめそうだ。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:262冊、今年の購入冊数:2413冊、今年届いた目録55冊)

5月14日
今日もいろいろあり、古書店は例によってBOOK OFFが2軒。
1件目
SFX映画の世界2 中子真治 講談社X文庫
喜望峰 谷恒生 集英社文庫
世界の伝説 草川隆 永岡書店
ステンレス・スチール・ラットの復讐 ハリー・ハリスン サンリオ文庫
愛と青春のサンバイマン 藤井青銅 徳間文庫
ゲッタウェイ ジム・トンプスン 角川文庫
墓場への持参金 多岐川恭 ビッグバードノベルス
呪いの聖域 藤本泉 祥伝社
孤独の操縦席 大藪春彦編 KKワールドフォトプレス
唐三彩の謎 石沢英太郎 カッパノベルス
ただしいだじゃれ学校 テディ片岡 ワニブックス
フンボルト海流 谷恒生 角川文庫
獣儀式 友成純一 マドンナメイト
食後の毒薬 阿刀田高 ワニブックス
見えないものの影 小松左京 鶴書房
蒼い悪霊 戸川昌子 徳間書店
死刑六日前 ラティマー 秋田書店
山鳴り 吉田知子 読売新聞社
ファンタジーの世界 トールキン 福音館書店
樹海伝説 マイケル・ビショップ 集英社

2件目。ここはなんにもなかった。
海風の殺意 島内透 ノンノベル
クラッシャージョー大研究 ソノラマアニメ文庫
13の秘密 シムノン 創元推理文庫
フランス名作集 中央公論社
セリーヌ 中央公論社 この2冊は文学全集の2冊。
(今日の購入冊数:25冊、今月の購入冊数:262冊、今年の購入冊数:2413冊、今年届いた目録53冊)

5月13日
とりあえず、諸々の届きものから。
ジグソーハウスさんから。
狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦 徳間書店 川口さんに教えてもらった本。OHSの巻末のショートショートも収録されているらしい。
ヘンリー・シュガーのわくわくする話 ロアルド.ダール 評論社 うーん。目録に早川書房とあったのだが評論社かあ。
                  現役の可能性があるなあ。まあいいや。
プルシャンブルーの奇妙な黄昏 津山紘一 徳間書店 買戻し。
観光旅行 デヴィッド・イーリイ ハヤカワノベルス 牧さんの本で存在を知った。ポケミスの「蒸発」は持っていたのだけど。
緑の時代 河野典生 角川文庫
探偵倶楽部さんから
鮎川哲也と13人の殺人列車 立風書房 なかなか見ないアンソロジー。値段もそれなり。ストラングル成田さんの短編がのっている。
yahooオークションで落札
天狼星の侵略 アイザック・アシモフ 角川文庫 赤背のSFはこれで揃ったはず。本当はこの2冊は買いなおしなのであまり高くは
小惑星の海賊 同                  買いたくなかったのだが。相場になってしまった。おまけにMZTさんと競合。
                             ごめんね、MZTさん。
ある方から。
犬のバルボッシュ アンリ・ボスコ 福音館書店 長年の探求書。全3冊。結局1冊も自力では見つけることができなかった。
少年と川・島の狐 同                ついでに書くと天沢退二郎訳である。(まあ、訳書はいっぱいあるけど)
次ぎはよしだまさしさんからの購入本。
ダブリ本は買わないつもりだったが、自分が発送を送らせていただいていたので結果的にダブリになってしまったもの等がでてしまった。
SFは買いなおしがほとんどだけど、古い本は最近めっきり見なくなってしまったいたので良い機会でした。
よしださん、ありがとうございました。
すてきなすてきなスパイ アダム・ダイメント ハヤカワノベルス
世界の小さな終末 モルデカイ・ロシュワルト ハヤカワノベルス
明日への追跡 光瀬龍 すばる書房
警部マクロード 消えた死体 二見ノベルス これで3冊。あと1,4,6かな?
スタートレック  救世主の反乱 シオドア・コグズウェル他 トクマノベルス これはうれしいなあ。トクマノベルスもあとスタトレ1冊か。
失われた大陸 E・R・バローズ 創元推理文庫 
危機のペルシダー バローズ 早川文庫SF
美女の世界ペルシダー バローズ 創元推理文庫
緑の星の下で リン・カーター 早川文庫SF
眠れローランス ディディエ・ルコワン 角川文庫
月からの侵略 バローズ 創元推理文庫
勇将ジェラールの冒険 コネン・ドイル 創元推理文庫
太陽の黄金の林檎 レイ・ブラッドベリ HSFS
放浪惑星骸骨の洞窟 ニール・R・ジョーンズ 早川文庫SF
マフィアの復讐 チャールズ・ダービン 角川文庫
死の胡蝶 ケネス・ロブスン 早川文庫SF
双子惑星恐怖の遠心宇宙船 ニール・R・ジョーンズ 早川文庫SF
クラッシャージョー大研究 ソノラマアニメ文庫 実は今日拾ってしまった。
メイキング・オブ・東映ヒーロー1,2 講談社X文庫
キャンディ テリイ・サザーン 角川文庫
シュービー号と海底都市 P・W・フェアマン 創元推理文庫
魔境惑星アルムリック R・E・ハワード 早川文庫SF
ウルトラマンA超獣事典 宇宙船文庫
猫と狐と洗い熊 A・ノートン 創元推理文庫
汚名挽回 フレーザー 講談社文庫
ウォー・チーフ バローズ 創元推理文庫
フランス風にさようなら 常盤新平 旺文社文庫
ゾンガーと竜の都 リン・カーター 早川文庫SF
魔島 ケネス・ロブスン 早川文庫SF
ゴジラ 宇宙船文庫
石器時代へ行った男 E・R・バローズ 創元推理文庫
砂漠のプリンス E・R・バローズ 創元推理文庫
暗黒星雲のかなたに A・アシモフ 角川文庫
宇宙刑事シャリバン アニメージュ文庫
猿の惑星/明日への脱出 G・A・エフィンジャー 早川文庫NV
ルータ王国の危機 E・R・バローズ 創元推理文庫
小説ゲゲゲの鬼太郎1〜3 水木しげる 講談社X文庫
吸血鬼ハンターDアニメ版 宇宙船文庫
レ−サー M・L・ストークス 角川文庫
新・昭和遊撃隊 吉岡平 アルゴ文庫
栄光のペルシダー E・R・バローズ 早川文庫SF
惑星間の狩人 A・K・バーンズ 創元推理文庫
スパルタンX 宇宙船文庫
時の果てに立つゾンガー リン・カーター 早川文庫SF
ゲゲゲの鬼太郎ゲームブック 講談社X文庫
デビルマン 誕生編 ゲームブック 講談社X文庫
カリグラ帝の野蛮人 E・R・バローズ 創元推理文庫
男の首 ジョルジュ・シムノン 角川文庫
惑星ゾルの王女 N・R・ジョーンズ 早川文庫SF
夕陽にむかって走れ ハリー・ロートン 角川文庫
あこがれは上海クルーズ 佐々木譲 コバルト文庫

用事があったので古書店はBOOK OFF2件のみ。どちらもだめだめ。
1軒目
ダイスマン ルーク・ラインハート 二見書房 SF。もっていなかったのでちょっとうれしい。
宴は終わりぬ 西村寿行 徳間書店 川口さんいよれば著者の唯一のエッセイ集だということである。見つけたので買ってしまう。
レモン色の月 源氏鶏太 新潮社
さらに不安の闇へ 双葉社 天藤真の「絶命詞」なんて収録されているんだ。
ハメットとチャンドラーの私立探偵 早川書房
怪談ミステリー集 中島河太郎編 双葉文庫
震える血 祥伝社
黄色い犬 シムノン 角川文庫
新作ゴジラ 講談社X文庫
武器の道 エリック・アンブラー ハヤカワミステリ文庫
死刑は一回でたくさん ハメット 講談社文庫
クロイドン発12時30分 クロフツ 春陽堂少年少女文庫
2件目
3人の名探偵のための事件 レオ・ブルース 新樹社 こんな新しい本を100円で買ってしまっていいのだろうか。
羽の冠 I・B・シンガー 新書館
創元推理14
以下刑事コロンボ
別れのワイン
殺人処方箋
溶ける糸
死の方程式
(今日の購入冊数:84冊、今月の購入冊数:237冊、今年の購入冊数:2388冊、今年届いた目録53冊)

5月12日
帰りに綱島のBOOK OFFへ寄るが買うものが何も無い。目出度いことだが、淋しいなあ。
これを書いているのは5月14日なのだけど、もう既に金曜日何をしていたかが、定かでない。なんでこうも物忘れが激しいのかなあ。
読んだ本も覚えていないはずだ。
で、本当は天神さんの古本市の抽選がこの日だったのだが、すっかり申込みを忘れていた。
最近このパターンが多いなあ。散財しなくていいのはいいのだけど。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:153冊、今年の購入冊数:2304冊、今年届いた目録53冊)

5月11日
今日は仕事では別にはまらなかったが、飲みにいってしまったので、遅くなってしまった。
本の感想なぞ。
「魔性の森」ハーバート・リーバーマン 角川文庫
何故かけっこう訳されている著者の作品。これは初期の作品である。ストーリー的には、中年男女がニューイングランドの森を地所確認中、
道案内の測量士が発作で倒れ、道がわからなくなって森をさまよう、という至極単純なストーリー。登場人物はデフォルメされており、異様。
悪魔的な手法という表現が解説でなされているが、何となくうなずけるものがある。エピローグをどう解釈するかは人によって異なるかもしれない。おもしろいか、おもしろくないかという価値基準では判断しずらい作品だ。
もう少し他の作品も読んでみないと、パースペクティブがつかめない。
届きものの本については後日。
何となく手近に転がっていたバイオニックジェミーを読み始めた。「ななつのこ」に手がつかない。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:153冊、今年の購入冊数:2304冊、今年届いた目録53冊)

5月10日
昨日の続きではまり続ける。当然、古書店はなし。
「魔性の森」をやっと読了。感想は後日としよう。
さあ、明日は何を読もうかな♪
よしださんから大量の(50冊以上)の本が届く。
ああ、何をやっているんだろう。
またyahooで色々本を落札してしまった。お金が無いっつうのに。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:153冊、今年の購入冊数:2304冊、今年届いた目録53冊)

5月9日
仕事中に何と、途中下車して大井町のBOOK OFFへ。
来るのは2回目だが、いやあ、見事なまでに何もない。
やっとのことで下記を買う。(って別にやっと買わなくてもいいようなもんだが)
プレイボースパイ2 ハドリー・チェイス 創元推理文庫 2だけ持っていなかった。
パール傑作選U 富士見ロマン文庫
消えた町 光瀬龍 鶴書房 かさばるのでやめようかと思ったが、表紙挿絵が武部元一郎だったので買う。
最後の惑星ラニアン E・C・タブ 創元推理文庫 デュマレスト・サーガの最終巻。何だか持っていないような危機感があったので。
エレファント・マン 角川文庫 状態悪いが、読書用で確保。
後、大井町駅のワゴンで下記を購入。300円也。なんでそんなに高いんだ?
一本の万年筆 左右田謙 春陽文庫
夜ははまって遅くなり、古書店なんぞ寄る気にはならない。
目録が2冊。注文は難しいところ。
ジグソーハウスさんから本が届く。こちらは後日。
yahooで落札したSFイズム1〜3号。こちらは別冊も持ってないし、本冊もまだ9冊くらい。
(今日の購入冊数:9冊、今月の購入冊数:153冊、今年の購入冊数:2304冊、今年届いた目録53冊)

5月8日
仕事初日。会社の電話がPHSになり、なれないため、混乱。どこにいてもつかまってしまう、猫の鈴状態。
会社帰りに綱島のBOOK OFF。
購入は「死者のメッセージ」刑事コロンボのみ。
(今日の購入冊数:1冊、今月の購入冊数:144冊、今年の購入冊数:2295冊、今年届いた目録51冊)
「魔性の森」が読み終わらない。
単行本は「ななつのこ」加納朋子を読み始める。買って4,5年積読だった。読みやすいなあ。
でも「魔性の森」が時間がかかっているので先に読み終わりたい。

5月7日
GW最終日。本屋へはいかず。かたずけなどしていると時間のたつのはあっという間。
本当はホームページの更新をやろうと思っていたのだが・・。読書もすすまなかったなあ。
読了は「雪の断章」佐々木丸美のみ。殺人事件はおこるものの、本質的にミステリーではない。エンターテイメントですらないかもしれない。
主人公の内面描写が多く、読み進むのがかったるいところもある。好きな人は好きなんだろうが、好悪の別れる人だな、これは。
ひとことで言うと、ミステリー味を持たせた重たい恋愛小説といったところ。大体帯の推薦文が落落合恵子だものな。
それにしてもデビューの経緯はどうだったのだろう。いきなり講談社から書き下ろし単行本が出たのは、持ちこみ原稿だったのだろうか。
また明日から仕事かあ。憂鬱。
(今日の購入冊数:48冊、今月の購入冊数:143冊、今年の購入冊数:2294冊、今年届いた目録51冊)

5月6日
午前中は高円寺へ。
「箱根から来た男」他3点は全部はずれ。「箱根」ははじめて目録で見たが、欲しかったなあ。でもしょうがない。
高円寺は不作。抽選漏れの悲しさと何も無い悔しさで、いらないものまで買ってしまう。本当に何もなかったんだ。
バイオニックジェミー ジェミーの顔を持つ女 ミカサノベルス
地球巡礼 ロバート・シェクリー HSFS
危険な女 中田耕治 河出書房新社 三一の作品集があるのでテキスト的には不要だが、書評が収録されているので買う。
水底の女 島尾敏雄監修 北宋社 堀切直人編集のアンソロジー 安かったのでつい買う。
ジャドウ ジョン・A・キール 光文社 どこにでも有る本だけど。国書刊行会の超自然シリーズでも「モスマンの啓示」が翻訳されている。
さよならの城 寺山修司 新書館 このシリーズも何を持っているのかがわからない。宇野亜騎良のイラストで買うようなもの。
くちびるに紅を 有馬頼義 中央公論社
宝石1963 4 増刊 推理作家処女作集 おもしろそうなので。
別冊宝石 推理小説特集。光文社移管後の宝石。忍法長短試合 山田風太郎がのっているが、他で読めるんだろうな。きっと。
高円寺の本屋にて
オロスの男 K・H・シェール 早川書房海外SFノベルス 今更だけど、100円で帯つきの綺麗な本だったので。単行本は未所持だし。
1/60秒謎解きの死角 筑波耕一郎 エイコーノベルス
帰り際に綱島のBOOK OFF
ショボー氏とルノー君のお話集1〜4 福音館書店 これは人の本。出口裕弘訳のエスプリのきいたフランス産児童文学。
      国書刊行会からアンソロジーも出ている。本当は全5巻でこの4冊は平長方形の変形本。5巻のみ普通サイズ。5巻はなし。
      まああまりない本であるが。ずーっと売れ残っていたので救済しようと思っていたんだ。
Aの霊異記 紀和鏡 講談社 中上健ニ夫人のデビュー作。処分本の買いなおし。
マーティン・ビューイットの事件簿 アーサー・モリスン 創元推理文庫
攻撃命令/白鳥の歌 刑事コロンボ未発表1 二見書房 未発表シリーズ1冊発見。これで未所有リストができる。
トールキン小品集 評論社 
S堂書店で
蛙たちが死んだ夏 デブラ・スパーク 筑摩書房 持っていた気もしないでもない。
不法侵入歓迎します カレン・カーボ 福武書店 SFでもミステリーでもないんだが。
ファタ・モルガーナ W・コツウィンクル 福武書店 福武で2冊ある著者の訳本の1冊。
家人の実家へ行く途中、帰りにBOOK OFF
まずは行きに今だ足を踏み入れたことの無いBOOK OFF。ここは結構あたりだったかも。ダブリの交換用を含め中収穫。
自縛の紐 刑事コロンボ 二見書房
トマス・モアの大冒険 R・A・ラファティ 青心社
王様オウムと野良猫の大冒険 A・ブラックウッド ハヤカワ文庫FT
十八時の音楽浴 海野十三 ハヤカワ文庫JA
小説ゲゲゲの鬼太郎全3巻 水木しげる 講談社X文庫
魔法のかかったプディング 角川文庫
仮装舞踏会 モラヴィア ハヤカワ文庫NV
イシャーの武器店 A・E・ヴァン・ヴォクト 創元推理文庫 買い戻しだけど、これって品切れなのかね?
水木しげるの妖怪文庫1,2 河出文庫
警部マクロード5 コロラド大追跡 二見書房
刑事スタスキー&ハッチ マリファナデートの裏の裏 ミカサノベルス これは全何巻だ?
クラシックな殺し屋たち ロス・トーマス 立風書房 これしか持っていないけど、よっぽど売れたのかな。
オリエント急行よ、止まれ 筑波耕一郎 近代文藝社 今のところ最後の著書のはず。
ハテラス船長の冒険 下 ジュール・ヴェルヌ パシフィカ おお、また1歩前進。これでやっと3冊。これは幸い栞はのこっていたぞ。
                ただ下巻のみというのがなんとも。まだまだ先は長いなあ。でも10数年一度も見たことがなかったのに
                毎月コンスタントに1冊ずつ見つけているなあ。このまま続けばいいけど、ってそれは贅沢ってなもんだな。
ヒート アーサー・ハーツォグ ダイヤモンド社 スウォームの著者のまあSFか。
いさましいチビのトースター トマス・M・ディッシュ 早川書房 文庫と異なり吾妻ひでお表紙と挿絵。SFM掲載時もそうじゃなかったっけ。
いさましいチビのトースター火星へ行く 同
蒼ざめた日曜日 曽野綾子 桃源社 恐怖小説集。見たのは2回目だなあ。
不滅の孤島 ルネ・バルジャベル ハヤカワノベルス
バルスーム リチャード・A・ルポフ 東京創元社 タイトルのごとく火星シリーズの研究本。帯がうれしい。

帰りに別のBOOK OFF
日没国物語 原秀雄 新宿書房 「吉里吉里人」と同時期に出て比較されていたような記憶があるが。これだけ厚くて100円はお徳?
                    そういう問題じゃないか。
三重波紋 井口泰子 講談社 何となく購入。
中国黄金殺人事件 ロバート・ファン・フーリック 三省堂 2冊目GET。あと2冊。牛歩の歩みだなあ。頼まれている人が多いけど、
                                  ダブったらね。
今月は本は買わないはずなのに、この体たらく。でも本当にお金がなくなった。厳しいぞ。
(今日の購入冊数:48冊、今月の購入冊数:143冊、今年の購入冊数:2294冊、今年届いた目録51冊)

5月5日

SFセミナーの感想等。
開始前は受付の後ろで即売会をやっていた。新刊の割引販売、古書販売、同人誌販売と多彩。
自分は古書を少しと、同人誌の未来趣味を創刊号と最新号(セミナー合わせて毎年出すらしい)を買う。東京創元社の「科学小説真髄」を
買うと野田さんがその場でサインをしてくれるといっていたが、もっているのでやめる。未来趣味のブースには横田順彌さんがいらした。
もの静かな感じ。牧さんの本も割引で売っていて、かつ買うと私家版の栞をつけてくれ、これで完本とか言われるとちょっと購買意欲が
刺激されるが、2冊あってもしょうがないのでやめる。即売もサンリオとか良いところが結構安く転がっていた。
で1時から開始。昼間は大体1時間づつのセッションで、色々な人のインタビューという構成。
印象に残ったのは角川春樹氏。インタビュアーの大森望さんも少し困るくらいのマイペースと自信あふれる語り口。
それにしても昔の写真から比べると随分やせた印象。
角川氏の勘によると、これからSFの時代がくるそうである。本当かなあ。
とりあえず、角川氏はジャンルとしてのSFに強い思い入れがあるわけではなく、あくまで出版人としての視点から見ているので、
基本的にSFのジャンル内の眼から見ているわれわれとずれがあるのはいたしかたないところ。
とはいえ、これまで事業的には成功を収めてきた角川氏のことだから、その勘を信じたい。ということは本当にSFの時代が?
牧さんの「ブックハンターの冒険」をめぐる話は、おもしろかったけど、さほど強い印象はうけない。インタビュアーはダイジマン氏。
ふーん。ああいう人だったんだ。やっぱり若いなあ。
新鋭作家3人をかこんでの話は自分がそれらの方達の本を読んでいないため、作品に関する部分はよくわからない。
でも年上の人二人がサイパーパンクあたりで一度、SFを去り、今回も特にSFを書こうという強い思い入れがないのが印象に残る。
まあ、作家は書きたいものを書いて、ジャンルや制約にはとらわれないほうがいいのかもしれないから、淋しい感じはするものの、
特に違和感は無い。逆に一番若い三雲氏はSFに強い思い入れを持っている。世代の差もあるのだろうか。
それにしても、出版社や編集者がSFというレッテルをそれほど嫌っているとは知らなかった。世間にはこれほどSF的なものが
あふれているというのに。ロボットも宇宙船ももはやSFではなく、現実なのか。
巽氏の日本SF論争史は勁草書房から出る、評論集にちなんだ話。これも面白かった。でも慶応の先生っておしゃれなんだなあ。
本は買おうと思ったら売りきれた。ぜひ買ってよんでみようという気にさせるものである。
小中千昭氏のパートはなじみがないので、よくわからず。
夜の部はまた各部屋へ別れてのセッション。
最初の部はもたもたしていたら、浅暮氏の企画部屋がいっぱいになってしまい、仕方なく大広間で上映していた実相寺昭雄の「風」という
時代劇を見る。アングル等は実相寺おなじみのもの。内容は普通の時代劇だが。
2つめはファンジンとはということで、日本のファン活動の歴史を振り返る企画。自分はほぼどこにも属していなかったため、
団体の歴史的流れをおぼろげながらつかむことができた。
3つめは本とひみつと題して、SFコレクターの方たちのお話。題目は牧さんが異装版その他、北原さんはへんな本いろいろ、ダイジマンさん
は早川書房第三の雑誌「ホリデー」について他、日下さんは袋とじについて、天野さんが亜細亜の本について他。
どれもそれぞれにおもしろいが、天野さんのが普通眼のいかない領域なだけにおもしろかったのと、ダイジマンさんの「ホリデー」が
うらやましかった。日下さんのは基本的にミステリー本だった。泡坂妻夫の「生者と死者」とか。日下さんは該当の本は2冊持っているのに
長編の方は袋とじがきれないため、唯一作者の長編で読んでいないそうである。私も未開封を2冊持っているけれど、開封するか、開封済みの本を古書店で探すか、迷うところだ。
最後はオークション。どんな本がでるか事前情報が全くなかったため、MYSCON等に比べると何が出るかわからない楽しみがある。
最初はサンリオが続きどうなることかと思ったが、古い本も少しあった。落札したのは下記に書いたが、本当はもう2点くらい手をあげたい
ものもあった。あまり派手にやると顰蹙をかってしまうからなあ。でも「スイートウォーター」だけは本気であった。天野さんと競ってしまい
予想外の高値になってしまった。天野さんには申し訳無かったけど、後にはひけず。
「カナシマ博士の月の庭園」は3000円以内なら欲しかったので満足。「ミスターアダム」はカバー欠だけど読みたかったので。
ポパイのSF特集は欲しかったのだけど、いきなり最初だったので遠慮。ダイジマンさんが持っていった。ある意味ふさわしいかも。
他にはサンリオや集英社ワールドSF、早川海外SFノベルスの少し珍しいところが出る。サンリオはジュリとか以外はあまり高値には
ならず1000円オーバー位で、ちょいめずぐらいの文庫がガンガン落とされていく。欲しい人にはとってもお徳である。
でもあまり競らないということはみんな持っているか、もしくはもういらないというところか。
MZTさんが要所要所で元気に手をあげていたのが印象に残る。彼はジュリとか文化出版局のアンソロジーを競っていたみたい。
ジュリの「熱い太陽、深海魚」はさすがにないだけに高め。彩古さんが出品した「解放されたフランケンシュタイン」とかも1000円ちょっと
で落とされてちょっと残念そう。アメージングも5500円と市場価格よりは安く落ちた。
4時ごろに終了し、8時から終了挨拶で解散。
名前だけで知っていた方がたくさんいらしていたのが、印象的。高橋良平さん、水鏡子さん、大野万紀さん、東京創元社の小浜さん、
小中千昭さん、高瀬彼方さん、森岡浩之さん、牧慎司さん、北原尚彦さん、あと倉阪鬼一郎さんもいらした。
他にもいらした気がするが忘れてしまった。
そういえば昨日、セミナーの帰りに神保町の均一棚を見てたら、横からさっと来て、さっと去っていったのが北原尚彦さんであった。
まあまあ面白かったが、もう少し知り合いが出来てからじゃないと、ちょっとした空き時間に退屈するので、今後もし参加するとすれば
もう少し知り合いを巻きこむか、知り合いを作ってからにすべきだと思った。
以上。
今日は実家へ本を運搬する途中でBOOK OFF他に何軒か寄る。
実家の近所の古書店
モンスター・マン E・R・バローズ ハヤカワSF文庫 以下同。それほど状態が良くないが、全部200円で変な値付け
恐怖のペルシダー
栄光のペルシダー
地底世界ペルシダー
地底世界のターザン
戦乱のペルシダー
危機のペルシダー
時に忘れられた世界
時に忘れられた人々
時の深き淵より

G書房さん
ベイジルと犯罪王 E・タイタス あかね書房 この数日前に偶然1巻を100円でGETしているのでこれで完集。
ベイジルと失われた世界 同
ベイジルのメキシコ冒険旅行 同
安部公房全集26,27巻 新潮社 定期購読している分。
水の家族 丸山健二 文藝春秋
連想トンネル 式貴士 角川文庫
幻想小説名作選 半村良編 集英社文庫 店頭本で安いので思わず買う。
一ドル銀貨の遺言 ローレンス・ブロック 二見書房
黒い塔 P・D・ジェイムズ ポケミス

つきみ野のBOOK OFF ここは前記のG書房さんにできたのを教えてもらう。燈台もと暗しとはこのこと。割と大きい。内容はだめ。
未来図の世界 小松左京 講談社
警部マクロード2 ニューメキシコの顔 二見書房 なんと300円もした。高いぞ。
よみがえる拳銃 カート・キャノン ハヤカワミステリ文庫 ダブリであることが判明。
樽 F・W・クロフツ 角川文庫 訳者は田村隆一。
シャム猫ロマンの放浪 藤原審爾 新潮社 猫もの。一種の動物ファンタジーにもなるか?
救命艇の反乱 浅倉久志編 文化出版局 SFショートショート集。伊藤典夫編の「吸血鬼は夜恋をする」と対になるもの。

金森のBOOK OFF なんだか不発。
シャーロックホームズの冒険 コナン・ドイル作 木々高太郎訳 小学館 少年少女世界名作文学全集
暗闇の声 石原慎太郎 光文社 パラパラ見ると霊界やらそんな言葉が出てくるのでもしかしたら怪奇味のある作品かもしれないと確保。
サンジェルマン殺人狂騒曲 レオ・マレ 中公文庫 多分これは持っていなかったと思うのだけど。
ニューヨーカーストーリーズ 常盤新平編 新書館

近所のBOOK OFF これも不発はいつものこと。
ナポレオンの死 シモン・レイス 東京創元社 読みたい本だったので100円はラッキー
ルーチヴィヒU世 須永朝彦 新書館 これもダブリだと思うが。つい買ってしまう。
悪党パーカー エンジェル リチャード・スターク ハヤカワミステリ文庫

ところで実家へ帰るとサンプラザの目録があった。1ヶ月ぶりだからなあ。他2冊あった。(1冊は今のところにも届いた)今更困ったものだ。
(今日の購入冊数:32冊、今月の購入冊数:95冊、今年の購入冊数:2246冊、今年届いた目録51冊)

5月3・4日
SFセミナー出席。
セミナーそのものの感想は後日。
即売会で下記を購入
未来趣味1号
未来趣味8号 コナン・ドイル特集 詳細リストつき。必見。
宇宙の秘密の扉 マリオン・ジマー・ブラッドリイ 久保書店
地球のための紳士録 石上三登志 奇想天外社
星雲からきた少年 ジョーンズ 講談社
五月の七日間 みずず書房
SOS地底都市 あかね書房
第十番惑星 ベリャーエフ 講談社
SFイズム16号
月世界の無法者 エドモンド・ハミルトン ハヤカワ文庫SF
炎の塔の剣士 ノーベル・W・ペイジ ハヤカワ文庫SF
オークションにて
カナシマ博士の月の庭園 ピエール・ブール 二見書房 2000円で落札 欲しかった本。
ミスター・アダム パット・フランク 早川書房 カバ欠 900円で落札
ウォー・チーフ エドガー・ライズ・バローズ 創元推理文庫
アパッチ・デビル 同 2冊組1000円で落札
スイート・ウォーター ローレンス・ヤップ 立風書房 本気で落としに行った。帯つき。5500円で落札。
有里さんより
海底牢獄 香山滋 ソノラマ文庫
地底怪獣マントラ 福島正実 ソノラマ文庫 これは交換本だけど、私の分が良すぎるので、もう少し有里さんの探求書を探したい。



帰りに購入
東京堂書店 全部署名入り
塚本邦雄全集3 ゆまに書房
同 9
胴乱詩篇 天沢退二郎 思潮社
白石かずこ詩集 思潮社
安藤元雄詩集 思潮社
続飯島耕一詩集 思潮社
藤富保男詩集 思潮社
窪田般彌詩集 思潮社
吉行理恵詩集 思潮社
陰陽寮3 富樫倫太郎 トクマノベルス
適当に古書店の店頭本他
49歳大全集 樹下太郎 光文社文庫
続流戒十郎浮き世草子 小田仁二郎 芸文社
謀殺のカルテ 刑事コロンボ 二見書房
舞え舞え断崖 赤江瀑 講談社
元禄小袖から見にスカートまで 戸板康ニ サンケイ出版
競争海域 佐藤茂 新潮社
ローン・レンジャーとトント天国で殴り合う シャーマン・アレクシー 東京創元社
謎の白骨 赤石宏 津軽書房
多岐川恭集 もだんみすてりーわーるど3 ビブリオ出版 明かに図書館廃棄本
目録が2冊。注文ありそう。
 (今日の購入冊数:38冊、今月の購入冊数:63冊、今年の購入冊数:2214冊、今年届いた目録49冊)

5月2日
箱根に温泉+ハイキング。4時間近く歩き回る。死ぬほど疲れた。
帰りに無理をいってBOOK OFF2軒。
ユートピア殺人事件 辻真先 日本経済新聞社
世紀末日本推理小説事情 新保博久 ちくまライブラリー
魔法の国が消えていく ラリー・ニーブン 東京創元社
魔性の子 ロジャー・ゼラズニー 東京創元社
佐賀潜の罪と罰 集英社
頭痛と悪夢 ローレンズ・ブロック 光文社文庫
宇宙料理店 津山紘一 コバルト文庫
枯草の根 陳舜臣 講談社文庫
三色の家 同
宇宙嵐のかなた ヴァン・ヴォクト ハヤカワSF文庫
衝撃波を乗り切れ ジョン・ブラナー 集英社
ミラクル少女 加納一郎 ソノラマ文庫
死者におくる花束はない 結城昌治 講談社文庫
獣界魔道 友成純一 桃園文庫
悪徳の栄え マルキ・ド・サド 角川文庫
小説ビートルズ 草川隆 秋元文庫
陸橋殺人事件 ロナルド・A・ノックス 創元推理文庫
窒素固定世界 ハル・クレメント 東京創元社
夢の超特急/囮他 梶山季之 集英社 
黒の試走車/傷だらけの競争車 同
溶ける糸/権力の墓穴 刑事コロンボ 二見書房
死の方程式/ロンドンの傘 同
魔術師の幻想/5時30分の目撃者 同
悪の温室/死者の身代金 同
もうひとつの鍵/さらば提督 同
(今日の購入冊数:25冊、今月の購入冊数:25冊、今年の購入冊数:2176冊、今年届いた目録47冊)

5月1日
なんとなく1日が終わってしまう。読書も進まず。
目録が1冊。注文しようか迷う。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:0冊、今年の購入冊数:2151冊、今年届いた目録47冊)