9月30日(土)
朝から神奈川古書会館展に行く。
あまり買う物がないので、余計なものまで買ってしまった。
dアリス煉獄 穹野卿児 夢魔社 ああ、間違えて買ってしまった。
秘文字 日影丈吉・中井英夫・泡坂妻夫 社会思想社 これは普及版。元版持っているんだからいらないだろうに。
同日同刻 山田風太郎 立風書房 文庫化されているが、文庫をもっていないのでまあよかろう。開戦終戦時の著者の日記。
怪力乱神 学風社 中国怪談集。
丘の家のノン 津山紘一 CBSソニー出版 コバルトから再刊されているが、これは元版。結構うれしい。もっと大判かと思っていた。
レベル3 フィニィ 早川書房 異色作家短編集の旧版。これで旧版が揃った。月報欠が何冊かあるのが残念なところ。
女神の棲む闇 天野哲夫 出帆新社 エッセイ集。ヤプーの著者だから、内容は推してしるべし。
女妖記 西條八十 中央公論社 タイトルにはひかれるが、官能風俗小説のようである。
扉のかげの男 大岡昇平 新潮社 裁判小説だそうである。
シャボテン幻想 龍胆寺雄 毎日新聞社 北宋社の同名書の元版なんだろうか。まあいいや。
チャーリーズエンジェル 土曜日がこわい 三笠ノベルス
同 真昼の誘拐劇 このシリーズはこれで3冊。あと3冊。
神奈川を後にして五反田へ。こっちは数ヶ月前から初日が金曜日に変わったため、何もなかろうと思いながら向かう。
ポケミスが安い。珍しいところは初日に売れちゃってるんだろうが、自分はもっていないので買う。全部200円。ダブリは後でチェックしよう。
天界の王 ハミルトン HSFS
闇よ、つどえ ライバー HSFS
ドラゴンの戦士 マキャフリィ HSFS
アンドロイド クーパー HSFS
太陽神降臨 ファーマー HSFS
魔界の紋章 アンダースン HSFS
人間以上 スタージョン HSFS
果てしなき明日 ハント・コリンズ HSFS ハヤカワファンタジィ版を持っているが、状態が悪いのでHSFSだが買う。マクベインの別名。
女虎 ブラウン ポケミス
午後の死 シェリイ・スミス ポケミス 帯に千夜一夜風ミステリとある。
宇宙から来た女 ブラウン ポケミス
ジェゼベルの死 ブランド ポケミス
dベビードール ブラウン ポケミス
悪党パーカー/人狩り ポケミス
dドーヴァー8/人質 ポケミス
女ボディーガード ポケミス
恐怖へのはしけ エリオット・リード(アンブラー) ポケミス
黄金の褒賞 ガーブ ポケミス
グラマー ブラウン ポケミス
ゼルダ ブラウン ポケミス
レディ・ジャングル ブラウン ポケミス
死体をどうぞ エクスブライヤ ポケミス
d刑事くずれ タッカー・コウ(ウェストレイク) ポケミス
刑事くずれ/ヒッピー殺し ポケミス
刑事くずれ/最後の依頼人 ポケミス
d刑事くずれ/蝋のりんご ポケミス
俳優強盗と嘘つき娘 スターク ポケミス
黒い国から来た女 スターク ポケミス
サムスン島の謎 ガーブ ポケミス
コール・ゴール ブラウン ポケミス
案外まともな犯罪 ポーター ポケミス
ミクロ・スパイ大作戦 ガターリッジ ポケミス
さらばその歩むところに心せよ エド・レイシー ポケミス
ブリンド ブラウン ポケミス
素肌 ブラウン ポケミス
白いビキニ ブラウン ポケミス
キー・クラブ ブラウン ポケミス
dハワイの気まぐれ娘 ブラウン ポケミス
読書の死と再生 掘切直人 青弓社 著者の本はまだ何冊も持っていないものがある。
三百年のベール 南條範夫 ポケット文春
変貌 南條範夫 東京文藝社 推理短編集
飢渇の果 南條範夫 桃源社 推理短編集
白いめまい 島内透 カッパノベルス うれしい
白昼の曲がり角 島内透 カッパノベルス うれしい

御丁寧に家人が外出中を良いことに、帰宅後BOOK OFFを何軒か。
近所の店。あいもかわらず2冊100円。
赤道の魔界 川又千秋 トクマノベルス 処分後の買いなおし
インパーフェクトスパイ アマンダ・クロス 三省堂
d?火星人先史 川又千秋 角川文庫 読みなおそうかと思う。
殺人シーンをもう一度 サムエル・ホルト 二見文庫 ウェストレイクの別名ということ。
かもめのファップは知っている ジム・ダッジ 新潮社 赤川次郎訳 それだけ。
傷だらけの天使 市川森一 大和書房 ダブリ?
発掘 スティーブ・シャガン 角川書店
d架空の王国 高野史緒 中央公論社
2軒目
ハーヴァードの女探偵 アマンダ・クロス 三省堂
虚数の眼 湯川薫 徳間ノベルス うさぎさんが面白いと言っていたので。
dddザ・スクープ 中央公論社
パティ・ディプーサ ペドロ・アルモドバル 水声社
死人遊び 霜島ケイ アスカノベルス
ベストセラー小説の書き方 クーンツ 講談社 朝日文庫で持っているが、元版なのでつい。
悪の相続人 大谷羊太郎 カドカワノベルス ホラー・ミステリと書いてあっちゃ、買うしかないもの。
シュールレアリズム イヴ・デュプレシス 文庫クセジュ
夏至南風 長野まゆみ 河出書房新社
3軒目
リラの花散る頃 巴金 JICC出版局 中国作家の短編集。幻想小説含む。探していたのでかなりうれしいぞ。
果樹園殺人事件 レベッカ・ローゼンバーグ DHC
行ってみたいな童話の国 長野まゆみ 河出書房新社
月の砂漠をさばさばと 北村薫 新潮社
金のゆりかご 北川歩美 集英社
柏木誠治の生活 清水義範 岩波書店 
月の船でゆく 長野まゆみ 光文社
恐怖の大頭脳 加納一朗 ソノラマ文庫 あと2冊で完集だが、一番新しい2冊が未入手。
dゴースト刑事 街を行く 加納一朗 ああ、やっちまった。
その子を殺すな ノエル・カレフ 創元推理文庫
d美神たちの黄泉 赤江瀑 角川文庫
dミッドナイトミートトレイン バーカー 集英社文庫
dセルロイドの息子 同
dマドンナ 同
虹北恭助の冒険 はやみねかおる 講談社ノベルス
4軒目
フェアリイ・ランド ポール・マコーレイ 早川書房 持ってたっけか
ダイヤ館の冒険 M・シャープ 岩波書店
なんだかへんて子 山中恒 偕成社文庫 さびしんぼう原作
徳利長屋の怪 はやみねかおる 講談社青い鳥文庫
ディオニシオスの耳 湯川薫 徳間書店
人狼城の恐怖 第一部 二階堂黎人 講談社ノベルス
女囮捜査官2
同 3
特急あじあ殺人行 加納一朗 フタバノベルス
7年目の脅迫状 岡嶋二人 講談社文庫
だれもがポウを愛していた 平石貴樹 集英社文庫
5軒目
転落者 トニイ・ヒラーマン DHC
ハッピー・ガールズ、バッド・ガールズ ウィリアム・ヴォルマン 講談社
初版グリム童話集1 白水社
同 2
ぼくの心の闇の声 ロバート・コーミア 徳間書店
マイノリティ・レポート ディック 早川文庫SF
d果てしなき河よ我を誘え ファーマー 早川文庫SF
dわが夢のリバーポート ファーマー 早川文庫SF
d飛翔せよ、遥かなる空へ(上下) 早川文庫SF
d魔法の迷宮(上下) 早川文庫SF 揃っていたのでリバーワールドをダブらせる。
ナンセンスカタログ 谷川俊太郎 筑摩文庫
星ゝの声 川又千秋 徳間文庫 買いなおし
クイーンの定員U 光文社文庫
 同 W
電脳祈祷師 美帆 東野司 学研
夏と花火と私の死体 乙一 ジャンプブックス 買おうと思っていたら元版を見つける。もう1冊がないなあ。
ファンタスティック・サイレンス D ベストセラーズ 誰か紹介してませんでしたっけ。
うーむ。随分と本を買ってしまった。反省。
(今日の購入冊数:118冊、今月の購入冊数:391冊、今年の購入冊数:4141冊、今年届いた目録106冊)

9月29日(金)
残業後飲みにいってしまったので購入はなし。読了本の感想を。
「王女グリンダ」茅田砂胡 中公ノベルス
ちまたで高値を呼んでいた大陸ノベルス2冊の合本。あまりに読者からのリクエストが多いので、著者本人の意志をまげて再刊したもの。
中公ノベルスから全18巻で出版されたデルフィニア戦記の習作にあたる。したがってこの本としては完結はしていない。
よしだまさしさんが「デルフィニア戦記」を強く推していたので、まずはデビュー作であるこっちを読んでみた。
率直な感想としては、まあまあというところ。元来自分はハイファンタジーは苦手で、読まないことはないけど、あまり面白いと思ったことは
ない。しかも主人公が男装の麗人ときては、思いっきりひいてしまうのだが、これは読めた。キャラクターの造形がうまいせいもあろう。
ストーリー的には特にどうと言うことはないのだが、読んで損はない。なにせ主人公の王女は見た目は可憐な少女であるのに、大の男を
軽々と持ち上げ、剣の腕は並ぶものがないというすさまじさだ。その辺りはヒロイックファンタジーの趣がある。その辺が面白いと思った所以
なのかもしれない。ただし舞台設定はこの手の作品のご多分に漏れず西欧中世の観念的なカリカチュアにすぎなくてオリジナリティには
いまいち乏しい。いずれにせよ、作家的な力量はかなり感じたので、満を持して出版したデルフィニア戦記もきっと面白いのだろう。
この手の作品にしては、私自身には珍しくまた読んでみたいと思った。

SFマガジン、ミステリマガジンを買わなきゃいけないのだけど、10月2日現在まだ買っていないなぁ。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:273冊、今年の購入冊数:4023冊、今年届いた目録106冊)

9月28日(木)
今日も夕方から中目黒。9時になったが、丁度帰り道が中目黒のBOOK OFFの前を通るので,蝋燭の火によっていく蛾のようにすいこまれる。昨日見て買わなかった本も含めて買う。5冊くらいあった光琳社の「夢の本」100円が姿を消している。綺麗で定価は高い本だが、
昨日の今日でなくなるとは思わなんだ。執筆陣はパッとしたところは島田雅彦とか松岡正剛くらいなんだけど、ちょっと惜しいことをした。
かと言って半額では絶対に買わない。
ボルガ大紀行 小松左京 徳間書店 ロシアの大河のルポ。
フランスの不思議な町 巌谷國士 筑摩書房 ヨーロッパ、アジアに続く第3弾。
シチリアのメルヘン 花風社 なんだかよくわからんが、ファンタジーっぽいので買ってみる。
最初の愛はいつも最後の愛 ターハル・ベン=ジェルーン 紀伊国屋書店
ママ、手紙を書く ジェームズ・ヤッフェ 東京創元社
土星の徴しの下に スーザン・ソンタグ 晶文社 評論集。
よしださんから譲っていただいた本を忘れてました。
トム・スイフトの宇宙冒険2 自分で2冊持っているんだが、何巻だかさっぱりわからない。これで揃えばいいんだけどな。
トム・スイフトの宇宙冒険4
トム・スイフトの宇宙冒険5
トム・スイフトの宇宙冒険6
おしゃれ泥棒
歴史ミステリィ
世界名作推理小説大系23
サン・フォリアン寺院の首吊人
賭博師ファロン
海底旅行
スペース・インベーダー
(今日の購入冊数:17冊、今月の購入冊数:273冊、今年の購入冊数:4023冊、今年届いた目録106冊)

9月27日(水)
またまたやる気なしモード。明日以降つらくなるのがわかっているが、中目黒直帰。
中目黒の古書店で
疑われざるもの アームストロング ポケミス
マーティニと殺人 ヘンリイ・ケイン ポケミス
ワイン通の復讐 ダール他 心交社 出ていることすらしらなかったアンソロジー。どこにも記載はないが、クレジットを見ると編者はピーター・ヘイニングだそうだ。解説もないし。各作品の巻頭に一文あるのだが、これは編者だと思うが、あまりにひどくないか?
1998年の出版だが、一応買っておく。
BOOK OFFを覗く。
鵜飼 ベルトルト・ラウファー 博品社 100円だったので買っておく。
赤い絶壁 南條範夫 桃源社 短編集。ちょっとだけうれしい。
自分の乗車駅に戻り、地元のBOOK OFFへ行くが、なにもなし。というかなんだか買う気がしなくなってきた。なんか本を買うのが
イヤになってきたなあ。あまりに自分の廻りにあふれてるから。なんだか気分沈滞モード。
しかたなく隣のドトールで30分ほど読書。家にいるよりはるかに効率が良い。
ちなみに読んでいるのは「世界短編傑作集1」 創元推理文庫である。基本中の基本図書。
目録が届いていたが、注文はなし。
あとyahooで落札した
「釣ミステリー傑作選」 徳間ノベルス が届く。
ああ、明日から仕事が大変だなぁ。
(今日の購入冊数:6冊、今月の購入冊数:256冊、今年の購入冊数:4006冊、今年届いた目録106冊)

9月26日(火)
仕事をやる気がなく、川崎から直帰。
持ちかえり荷物が死ぬほど重いので本当は寄りたくなかったが、古書店へ寄る。
BOOK OFFモアーズ店 
殺人研究会 岩川隆 立風書房
破戒法廷 ギ・デ・カール 創元推理文庫
d殺人交差店 カサック 創元推理文庫 改訳が出た今、ますます意味のなくなった文庫版である。
d黒死館殺人事件(下) 小栗虫太郎 講談社文庫 黒背だからというきわめて薄弱な理由である。上か下のどっちかだけ持っていると思ったら両方持っていやがった。半欠けじゃ意味なし。
川崎のBOOK OFFもう1件
そして謎解きへ 小説推理傑作選 双葉社
d妖怪に呪われた村 三田村信行 あかね書房 うへえ、持ってやんの。全10巻だが6巻以降を持っていないのか。
K書房の店頭本
短編集V 阿刀田高他 双葉文庫
禁じられた珍本 城市朗 桃源社
ウェンズ氏の切り札 S・A・ステーマン 教養文庫
真夜中の狩人 藤原審爾 角川文庫
ファイル7 マッギヴァーン ポケミス
パンドラの匣 トマス・チャスティン ポケミス
あと川崎駅構内の露店で拾う。
d不思議な国のラプソディ 福島正実編 講談社文庫
王女グリンダ読了。感想は後日。
(今日の購入冊数:13冊、今月の購入冊数:250冊、今年の購入冊数:4000冊、今年届いた目録105冊)

9月25日(月)
会社に11時過ぎまでいたので読書なんてできないよ。
帰るとよしださんから本が届いていた。
書名はあとで書きます。
オフ会は10月中旬ごろを予定しようかと思っています。
ご意見お聞かせください。さもないと私の知っているところ(赤坂近辺かな?)でただの飲み会になりますよ。
今は3時だけど、「王女グリンダ」読み終わりたいな。新書版500ページじゃかばんにいれててとても邪魔なんだもん。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:237冊、今年の購入冊数:3987冊、今年届いた目録105冊)

9月24日(日)
今日は家事などあったので郵便局へ行った帰りに近所のBOOK OFFへ寄ったのみ。
魔女の宅急便2 角野栄子 福音館
文庫はかたい本も買う。川口さんみたいだろぉ。へっへっへ。
中世の秋(上下) ホイジンガ 中公文庫
ホモ・ルーデンス 同
d伊賀の聴恋器 山田風太郎 角川文庫
ゆき 斎藤隆介 講談社文庫
ネオ・ナチ壊滅作戦 トロイ・コンウェイ イフノベルス シリーズ1。丁度1を持っていなかった。2,3は見送り。
復讐する A・L・ドミニック イフノベルス ゴリラシリーズ3とのこと。1,2はないなあ。
切り裂きジャック コリン・ウィルスン他 徳間文庫
オリンピックばかり見ているので読書もすすまない。
(今日の購入冊数:8冊、今月の購入冊数:237冊、今年の購入冊数:3987冊、今年届いた目録105冊)

9月23日(土)
朝から西部古書展へ。
購入はこんなところ。
撫 三橋鷹女 俳句研究社 句集である。奥付けに限定200部と有るが、2冊あったぞ。本当か?500円。
ガルガンチュワ大年代記 作者不詳 白水社 これはラブレー作ではない、偽作である。読みたかったのでうれしい。なおガルガンチュワは
読んでいるんだよ。
大いなる罠 ドン・スミス 角川文庫
dおかしなおかしな大追跡 キャロル・スミス 角川文庫 ちぇっ、だぶりだ。
ロールスロイスに銀の銃 チェスター・ハイムズ 角川文庫
光の塔 今日泊亜蘭 東都書房 貸し本流れみたい。安いもん。
おれの敵がそこにいる 柴田錬三郎 カッパノベルス 現代もの。
殺し屋が街にやってくる 中田耕治 桃源社 欲しかったんで、うれしいな。
d白夫人の妖恋 林房雄 ロマンブックス 帯がついていて250円だったので買う。再版だった。
ハンス月世界へ行く ガイル 講談社
「笑う肉仮面」と「ウッドハウス傑作集」ははずれ。高かったのではずれてほっとする。前者は喜国さんのところへ行ったとのこと。
ふさわしいところに行ったもんだ。後者は森さんも注文されていたらしい。あんまり見ないもんね。
この後、サンシャインへ。
憲兵トロットの汚名 デヴィット・イーリィ ポケミス 欲しかったのでうれしい。
迷宮課事件簿 ヴィカーズ ポケミス これも欲しかった。
憐れみはあとに ウェストレイク ポケミス 1000円とちょっと高かったが、面白そうなので買ってみる。
dフェッセンデンの宇宙 ハミルトン HSFS はっきり高かったが、黒白さんの探求書だった気がして一応おさえる。もし不要でもこの値段なら何とか買い手がつくかもしれないと、言い聞かせる。
ガバリン 講談社X文庫 ホラー映画のノベライズ
ボニーと風の絞殺魔 アーサー・アップフィールド゙ ハヤカワミステリ文庫 渋谷の売れ残り。500円なのでまあいいや。
ニルサンの岩山 リチャード・アダムス 新書館
ル・マンへの挑戦 ラリー・ケニヨン 立風書房 レーサースパイということ。ゲテだなあ。
澁澤龍彦全集月報合本 河出書房新社 全集は定期で買っていたのではっきり不要なのだが、この本巻と同じ装丁で合本した月報が
欲しかったんだ。一説には完結後に一括購入した人に特典として配られたと言うが・・。それが本当なら馬鹿にしてるな、河出書房新社。
あと未見だが一般には配られなかった豪華版の内容見本にもある。(知り合いの古書店さんが自分用で持っている。)
奇妙な男たち 柴田錬三郎 近代生活社 後書きによると純文学らしい。うーん。
発想交差点 真鍋博 実業之日本社 なんか真鍋博づいてるな。
eトラストDE エレンブルグ 民主評論社 昭和25年発行。特に珍しくもないSFだが、これは訳者が昇曙夢だったので購入。
文体練習 レイモン・クノー 朝日出版社 ほとんど持っている著者の作品では極端な実験作品なので買ってなかったが、今回は比較的安かったので購入。読めるんだろうか。

さて古書展会場を後にすると家人と、家人の実家へ。

そこでも行くぞ、BOOK OFF。

茅ヶ崎のBOOK OFF
シュールレアリズムの巨匠展 図録
ヒーローズ・リボーン1,3 小学館 2はなかった。アメリカンコミックの翻訳。
シャーロック・ホームズ17の愉しみ J・E・ホルロイド編 河出文庫 パスティーシュやら伝奇やらいろいろアンソロジー。ダブリじゃない。
イーディスの日記(上下) ハイスミス 河出文庫 昨日買ったのがそっちかわからなくて上下買う。上がダブリ。
完全犯罪大百科(上下) クイーン編 創元推理文庫
犯罪の中のレディたち クイーン編 創元推理文庫
d猫のミステリー傑作選 鮎川哲也編 河出文庫 確認したらダブリ。御丁寧に前に買ったのも同じBOOK OFFだ。はぁ。
ミニ・ミステリ傑作選 クイーン編 創元推理文庫 クイーンのアンソロジーは面白そうだな。
ルーシーの秘密(上下) サンダース 徳間文庫 昨日なかったので丁度良い。
星のギリシア神話 シャーデヴァルト 白水社
d泥汽車 日影丈吉 白水社 この辺は新刊で買っているゾーンだな。
現代作品集 現代推理小説大系 講談社 短編集。他にも何冊かあったが、おもしろそうなものはなし。
秘め絵燈篭 皆川博子 読売新聞社
宝石泥棒U(上下) 山田正紀 早川書房 持っているかもしれないが。
d変相能楽集 皆川博子 中央公論社 帯つきがうれしい。

藤沢のBOOK OFF
黙せし君よ かんべむさし 双葉社 SFでもなんでもないんだけど。
d妖都 津原泰水 講談社 金子国義の表紙が良いなあ。
日本一の果報者 かんべむさし 双葉ノベルス 
死の横浜娼婦館 青柳友子 徳間ノベルス
刑事スタスキー&ハッチ ボスが消えた 三笠書房 2冊目。あと1冊。
黒い海の怒り B・ジャクソン 朝日新聞社 高橋泰邦訳。
eウルフェン ストリバー 早川書房 著者も今では矢追純一みたいになってしまった。元版でほしいもんね。
嘘ばっか 佐野洋子 講談社 マガジンハウスからも出ていたような。
処刑列車 大石圭 河出書房新社 一応ホラーのくくり。
死人遊び 霜島ケイ アスカノベルス
d「科学小説」真髄 野田昌宏 東京創元社
d未亡人 ミシェル・ルブラン 創元推理文庫
dd地球物語 大原まり子・水見陵・火浦功 早川文庫JA 
ゲップが出そうな一日でした。
目録が2冊届くが、注文はなし。五反田と神奈川まだ見てないよ。
(今日の購入冊数:56冊、今月の購入冊数:229冊、今年の購入冊数:3979冊、今年届いた目録105冊)

9月22日(金)
yahooで落札した本をまとめて
海底二万里 ヴェルヌ 集英社 
カルパチアの城 同
アドリア海の復讐(TU) 同 ヴェルヌ全集の4冊 これで6冊。キキメは全然持っていないのだが。
夢からの脱走 筒井康隆編 新風出版社 実物見たら何か持っているような気がしてきたぞ・・。
戦慄の蒼空 中島河太郎編 ベストセラーズ これで3冊揃ったはずだけど。
ウルトラマン怪獣事典 宇宙船文庫
ウルトラセブン怪獣事典 同 どうでもいいような本ではあるけど、愛着あるテレビシリーズなので、つい。
ネット古書店より どれも割合安い値段であった。
女のいる迷路 多岐川恭 桃源社 うれしいもんね。
新ユウトピア ウェルズ
シロ・クロ物語 豊島與志雄 童話
土曜日のゆうかい ロイ・ブラウン 学研
昨日は美しかった ダール 新書館 要はハヤカワ文庫の元版。
少年の時 奥田継夫 小学館 なんとなく。
虹の怪奇簿 藤本義一 双葉社 要は双葉文庫の元版。
三人のおまわりさん デュボア 学研
霊と怪奇の世界 黒沼健 山王書房 函入りの別版を持っている気がしてきた・・。
悪い連中 多岐川恭 新潮社 雨太郎もの。
本吉さんから
五人対賭博場 フィニイ ハヤカワミステリ文庫 
ありがとうございます。ありがとうございます。交換本は何かあれば言ってください。なければ本吉さんの探求書見つかったらということで。
眞明さんから
夢回路 市川森一 柿の葉会 テレビドラマのシナリオ集。ウルトラセブンとかはいっている。
欲しかったんです。何て良い人なんだ。ありがとうございます。ありがとうございます。ところで私はどうすれば良いかメールください。
会社から早めに帰ってBOOK OFFへ。
狂気殺人事件 西東登 青樹社 100円コーナーにあったんだけどなあ。300円だった。
d?恐怖推理 中島河太郎 ベストセラーズ だぶりだと思われる。結構高く買った気がするぞ。
殺人報酬 佐賀潜 ノーベル書房 あれ持ってたっけか?
刑事コロンボ未発表作品集2 久々に前進。あとM2になりました。
d特捜圏外 佐賀潜 廣済堂 がーん。だぶりであった。
d溺死人 フィルポッツ 創元推理文庫 yahooで落としたばっかりだったのだが。
ddピカデリーの殺人 バークリー 創元推理文庫 がちょーん。知らないうちに3冊もだぶっているやんけ。
d闇からの声 フィルポッツ 創元推理文庫 これも上のも持っていないつもりだったんだが。
六死人 ステーマン 創元推理文庫 やった、これは持っていなさそうだぞ。
赤いキャデラック ゴアズ 角川文庫 一回処分したのは確かだけど、また買ってしまった。
イチコロ島SOS 加納一朗 ソノラマ文庫 久々に1歩前進。
オカルト趣味の娼婦 ウェテリンク 創元推理文庫
タイム・ドカン@A 杉山卓 コバルト文庫
d恐怖のハロウィーン 徳間文庫
雪崩連太郎幻視行 都筑道夫 立風書房 ひやひやしながら買ったが、持っていたのは怨霊行であった。やった、だぶりじゃないぜ。
消えた男 ジョージ・チェスブロ パシフィカ 何となく面白そうだったので
すばらしき自動車たち ピエール・フィソン ハヤカワノベルス 自動車小説。
dクタバレ!ビジネスボーグ 草上仁 青樹社
dカリブの監視 エド・マクベイン ハヤカワノベルス ポリティカル・フィクション
十三番目の陪審員 芦辺拓 角川書店
真鍋博の昆虫記 中央公論社
真鍋博の植物園 中央公論社 今日いちの収穫2冊。こんな本が出てたとは知らなんだ。他にもシリーズがあるのか?
それにしても創元推理文庫のダブリにはがっかり。自分で持っている本を把握していないとこうなるという見本。しかも半額だったし。
2軒目 やれやれ何もないや。
d血の季節 小泉喜美子 文春文庫
バタリアン 講談社X文庫
3軒目
闇の国のラビリンス 浅川じゅん 偕成社 何となく気になっていた本。
新世界 長野まゆみ 河出書房新社 再び買うようになってしまったが、冊数が多いので絶対今後だぶりそうだ。
dSFスナイパー ミリオン出版 アンソロジー やっぱり持っていた。
時間を渡る鳥たち 格非 新潮社 中国の小説。気になっていたんだ。
ダブルキャスト 高畑京一朗 メディアワークス
ミレイの囚人 土屋隆夫 光文社 連載1回目だけ読んだ気がするな。
贋作天地創造 別役実 朝日新聞社
咸臨丸風雲録 海渡英祐 講談社ノベルス
父 小林恭二 新潮社 著者の本もずっと買っている。
青い石 竹山洋 幻冬舎 サイコミステリーとある。
読者よ欺くなかれ ディクスン ポケミス 絶対だぶっている気がする。
dブルー・ムーン亭の秘密 パトリシア・モイーズ ポケミス うはあ、やっぱりだぶりだ。
貪るなかれ(上下) サンダーズ 徳間文庫 前から買おうと思っていたサンダーズ一気買い。
ニューヨーク夢物語(上下) 同
炎の女(上下) 同
マンハッタ・アフター・ダーク 同
盗むなかれ(上下)
dディミトリオスの柩 アンブラー ハヤカワミステリ文庫 だぶりという気がしたんだよな。
イーディスの日記(上) ハイスミス 河出文庫 とりあえずこれが品切れなのに気ついたので上しかなかったが買う。
アクエリアス 集英社文庫 映画のノベライズ
d砂絵呪縛(後編) 土師清二 中央文庫 上下どっちを持っているかわからず祈りながら帰宅したがあっさりダブリであった。どうすんだ。
以上。帰り道なんで俺はこんなに本を買っているんだろうとちょっと後悔。しかもこんなにだぶっているとはな。
ダブリ本だけは何とかしないといけないな。
さて今日は恐ろしい西部古書展である。まさかあたってないよな。まさかね。
目録は来週の五反田と横浜が来てる。
(今日の購入冊数:70冊、今月の購入冊数:173冊、今年の購入冊数:3923冊、今年届いた目録103冊)

9月19日(火)〜9月21日(木)
体調を崩して死んでました。
というまに松本さんにお借りした「火星旅行」読了。V2号を開発したフォン・ブラウン博士が火星旅行の部分を執筆しているということで
そんなもんかと思いましたが、やはりSFではなく、当時の科学技術で火星旅行を実現するにはどうしたら良いかということを
科学者と言うより、技術者の視点で書いている。前半は火星の観測と各時代の火星についての考え方を歴史的に追っているが、
これも1955年発行なので現代から見ると、ちょっとずれているのかもしれない。
こういう本は時代的な部分が反映してしまうので難しいですね。
以下、まとめてその他の読了本のミニコメ。
「柔らかい時計」 荒巻義雄 徳間文庫
読むのは10年以上ぶりだが、3回目。何回読んでも面白い。今の架空戦記は残念ながら読んだことがないのだが、架空戦記しか知らない読者が読んだら驚くに違いない高濃度のSF短編集。表題作はもちろんダリがモティーフでディックを彷彿とさせる崩壊感覚あふれる
火星もの。他マグリットの絵に触発されたとおぼしい「トロピカル」もある。「白壁の文字は夕陽に映える」は確か星雲賞をとっている気もするが、人間の知能にかんして大胆な仮説を展開した作品。ラストの絵画的なイメージは一読忘れがたい。「大いなる正午」はもちろん、
ニーチェの超人思想をモティーフにした土木工事SF。(これじゃなんだかわからんな) 離人症をテーマにした「緑の太陽」はゾンビ物
ホラーともいえる作品。とにかくどれもこれもはずれなし。真のSF読みに広くお奨めしたい作品集だ。
というわけでこれは丁度良くだぶったので再読したものなので掲示板で話題に出した手前、安田ママさんに押しつけてぜひ読んでもらおう
と思っているが、読んでもらえるだろうか。
「メグレ間違う」 シムノン 河出書房新社 
シムノン2冊目。面白い。1冊目より随分と楽しめた。会話主体で捜査を進めていき、ラストの重要な登場人物との対話はドキドキする。
それにしても「雪は汚れていた」とはやはり文体も構成密度も全然違う。こっちはエンターテインメントであっちは純文学に近いな。
本人も書くときの気持ちは全然違ったんだろうな。こっちはきっと本人も楽しんで書いていたんじゃなかろうか。
1冊目は早くも忘れかけているのだが、(おいおいまだ数ヶ月前だぞ)こっちは印象に残りそうな好作品。
「蜘蛛の館」 山田智彦 角川文庫
恐怖小説集。といってもいわゆる超自然的な怪異を描くのではなく、日常の範囲内で起きる超自然ではない怪異を描いている。
それぞれ怖さの源は明かされず、最後に読者は放り出される。多分前に読んだのは高校生かなんかの時なので今から17,8年前だと
思うが、その時はあまりおもしろいと思わず(やっぱり若いときは即物的な恐怖を面白がっていたのかもしれない)、それでも気になって
再読したいとすっと思っていて、しょーじさんのところで丁度話題に出たのでごそごそ出してきて再読してみたというわけだ。
結果、半ば予想していたことだが、印象はずいぶんかわって面白く読めた。あまり人に知られてはいないような印象が自分にはある、著者の恐怖小説であるが、これももうすこし知られても良いのではないか、と感じた。

旅行記は全然進みません。もう記憶が薄らいできたので大変。土日にでもやらなきゃ。
今朝くらいから体調が大分よくなってきたので、まとめて目録注文をしてしまう。
早いものがちの目録のところに電話をして、どうせないだろうとたかをくくっていたら、在庫があったのであせる。確かに高いからな。
これは戦時中の探偵作家のSF。(さて何でしょう)
今回はここは横溝正史の戦時中の冒険小説とか出てて欲しい本がいろいろあったが、もともと値付けの高い古書店なのでそうは注文
できない。今回はこれと戦前のカミの痛み本だけ。
いかん。財政が苦しいぞ。おまけに西部古書展ではもっと高い本たちを注文してしまう。1点はカバー欠でカラーコピーのカバーつきだそう
だが、めちゃ高い。もっともカバー付のまともな本なら5,6倍しそうだけど。ま、どうせあたらないだろうとたかをくくってはいるが、状態を気にする人は注文しないだろうから、万が一あたったらどうしようとちょっと心配。いや、絶対あたんないなと、笑う肉仮面。
もう1点は5冊組みのセットもの。これも欲しかったものだが、すこし高め。でも自分はこれも揃いは見たことがない戦前版ウッドハウス。
その他安いものはちょぼちょぼ注文。今週は研修なので残念ながらサンシャインは行けない。注文も一応してるから土曜日か日曜日だな。

読書は「火星探検」読了のため中断していた「王女グリンダ」再開。よしださんお奨めだけあって、なかなかおもしろいなぁ。
でも新書2冊の合本だからかさばって邪魔でしょうがない。そろそろ「第三の警官」読まにゃと思うけど、本を発掘しなきゃいけないので
大変だ。
休んだ分、大量に書いた日記でした。

9月18日(月)
あちゃ、日にちがまちがってましたので、修正。ぼけぼけやん。
やっぱり会社に9時過ぎまでいたので、会社の近くで2冊だけ購入。新刊書店である。
真夜中の檻 平井呈一 創元推理文庫 ついに出ましたか。これは新刊で買わずばなるまい。小説2編は2回ずつ読んでるし、併録の
エッセイも持っていいないのは2編くらいだが、なあにそんなこたぁかまやしない。買わなきゃいけないんだ。訳書リストもついてるし。東雅夫氏の詳細な解題、評伝もついている。これはお買い得。小説も少なくとも文庫化ははじめてだし。いやあ、快挙でんな。それにしても訳書は意外と少ないと感じた。「消えたエリザベス」「ペテン師まかりとおる」はやっぱり買わなきゃいけませんねぇ。
ジャーロ 創刊号 光文社 高い雑誌だなあ。でも翻訳が掲載される限りは買わなきゃ。新刊チェックリストもEQ時代のままに
掲載されているし。カドカワミステリ、メフィストはどうにもこうにも買い続ける気がしなかったが、こっちはそうならないでほしいものである。
ちなみに2誌を買い続ける気がしなかったのは小説以外の記事が極端に少ないこと、掲載作品の多くがすぐに本として出版されることを
前提としているとしか思えないからである。それでもメフィストは連作以外の短編も少しのるので、ちょっと気がひけるが、人気の高い作家
が多いため,時間の問題と思われるため買わなくなってしまった。ようは他で読めるような作品しかのっていない雑誌はいらないんである。
逆に中間小説誌のホラー特集をたまに買ったりするのは、他で再録されないかもしれないからである。それでも特集の量が少ないと
高いので買わなかったりするが。
よしださんにHPで売りますコーナーが追加されていたので早速お願いメールをだす。多分よしださんから買っている量は自分が一番
なんだろうな。yahooでも1冊落札。文庫やさんからも2冊落札。届いた本もあけられてないなあ。ごめんなさい。
目録は結局留守中は1冊。1冊は早稲田青空市の案内。目録は送ってくれなかった。まあいいや。今年は日曜日初日とは大きな
混雑が予想されますね。会社休まなくて済むのはいいけれど。休出入りそうなんだよな。土曜日は神奈川の古書展だし。
いそがしいな。今週の木曜からは池袋で古書展だし(行けないよ)、土曜日は西部(こっちも多分いけない)。
旅行記書く時間もないし(忘れるぞ)、読書もなかなかできないなあ。明日は読んだ本の感想でも書きますか。
(今日の購入冊数:2冊、今月の購入冊数:103冊、今年の購入冊数:3853冊、今年届いた目録101冊)

9月17日(日)
写真の現像を頼みに行くついでに駅前のBOOK OFF。
犯罪 加賀乙彦 河出文庫 犯罪小説集。
世界のミステリーゾーン アーディ・ケント・T・ジェフリィ 角川文庫 持っていないと思うが。
精神分析殺人事件 アマンダ・クロス 三省堂
名探偵30人の謎 仁賀克雄 永岡書店 エッセイもあるが、内外作品のねたバレが満載されていそうな恐ろしい本。こりゃ当分読めんな。
うつくしい木乃伊 戸板康二 河出書房新社 これは持っていなかったのでうれしい。
城から城 セリーヌ 国書刊行会 セリーヌ作品集はまだ4冊目。高いからなかなか買えないよ。これはさすがに100円じゃないよ。
不思議の国のアリス ルイス・キャロル 東京図書 テニエルの差し絵入り。
鏡の国のアリス ルイス・キャロル 東京図書 同
水晶の栓 偕成社 フランスのマンガの翻訳。
族813・ルパン三つの犯罪 偕成社
フェアニリーの犯罪 アンドリュー・ラング 大日本図書 以下3冊は「銀河」で紹介されていた本で、おいしいところがうまい具合にあった。
魔法のうわぎ デ・ラ・メア 大日本図書 特に嬉しいのはデ・ラ・メア。昔話の再話で知られるラングの創作もうれしい。
緑の国のわらい鳥 E・ネズビット 大日本図書
「メグレ間違う」読了。感想はあとで。
(今日の購入冊数:13冊、今月の購入冊数:101冊、今年の購入冊数:3851冊、今年届いた目録100冊)

9月16日(土)
フランスから帰国。時差ぼけはあまりないと思うが、かたづけしながらだらだら過ごしてしまう。
旅行記は近日中に別枠でアップ予定。
なお買い物は下記の4冊。美術館の図録は本として買ったわけではないのでカウントしない。
クービン展図録 画集かと思ったら展覧会のカタログであった。でも紹介されることの極端に少ない画家のため,うれしい。
念の為の書いておくと、幻想小説「対極」(法政大学出版局)(河出書房新社から別訳で「裏面」)で知られる幻想画家で、日本では多分
みずえか何かでちょっと紹介されことがあるくらいのはずである。
グランヴィル画集 これもうれしい幻想画家の画集。こちらは講談社から画集があるが、入手困難。(未入手)
牢獄 ピラネージ こちらも著名な版画家。この画集も今は無き牧神社から由良君美監修で刊行予定であった。
他にはメビウスのマンガ本を買った。こっちはカウント。

夕食後、BOOK OFFで買い物。
ソーダ水の殺人者 新井千裕 光文社 文学系の人だけど、これは一応ミステリ仕立て。
貧民夜想會 関川夏央 双葉社 装丁がしゃれていて思わず買う。小説集。
プリマヴェーラの葬送 小沢淳 講談社 きっと買うことはないだろうと思っていたんだが。
風町通信 竹下文子 偕成社 童話。
阿片 コクトー 角川文庫
映画の弁証法 エイゼンシュテイン 角川文庫
ランボウの手紙 角川文庫
リアノンの魔剣 ブラケット 早川文庫SF 再購入。
ママはなんでも知っている ジェイムズ・ヤッフェ ポケミス
王女グリンダ 茅田砂胡 中公Cノベルス 新刊で買おうと思っていたら発見してしまったので買う。
d落ちる 多岐川恭 徳間文庫 
ムーの白鯨(全2) 若桜木虔 ポケットメイツ ああ、何で買っちゃたんだ?でもこのアニメ割合好きだったんだよね。
死への落下 H・ウェイド 教養文庫
真鍋博のプラネタリウム 新潮文庫 持ってかもしれん。
蒼ざめた肌 戸川昌子 徳間文庫
すてきなジェニファー 村上龍 新書館
ランドセルは魔女 大海赫 サンリード 興味ある作家。読まなきゃね。
トリゴラス 長谷川集平 文研出版 怪獣ものの絵本。

絵本・ジョン・レノンセンス 晶文社 現役だと思うがあまり安く売ってない本。無論、ビートルズのジョン・レノンが著者。
パール 川西蘭 トレヴィル 持っていたかもしれない。一時期買ってたな、この人の本。
優雅の条件 加藤和彦 京阪神エルマガジン社 金子国義の絵が欲しかったから。挿絵もあり。
地球を考える 小松左京対談集 新潮社
海のビー玉 長新太 理論社 マンガも収録されている。
夜が牙をむく スタン・ウォッシュバーン ポケミス
吸血鬼の花よめ 福音館書店 
西の魔女が死んだ 梨木香歩 小学館
半神 萩尾望都 野田秀樹 戯曲である。
ddバビロニア・ウェーブ 掘晃 徳間書店

ゴンベが歩けば 園山俊二 毎日新聞社 エッセイ集。
溺れる 川上弘美 文藝春秋 この人デビューはNW‐SFだったんだよね。
袋小路の休日 小林信彦 中央公論社 元版ゲット。
海の牙 水上勉 河出書房新社 かさばるので文庫で買おうと思っていたが、2冊100円の片割れで仕方なく購入。
マザーグースの絵本(全3) 新書館 これはうれしい。岸田理生訳。寺山版もたしかあるはずだが。
二ちょうめのおばけやしき 木暮正夫 フォア文庫 興味を持っていた作家。ちょっと買ってみる。
三ちょうめのおばけ事件 同
四ちょうめのようかいさわぎ 同
夜霧のマンハッタン オーウェンス 近映文庫 2冊100円の片割れ。
出来事 結城昌治 中公文庫
ディフェンダー 小中千昭 電撃文庫 SFセミナーで講演していた人。
d天狼星の侵略 アシモフ 角川文庫 うーむ。状態が悪かった。読めれば良いという人、だれかいない?あげるよ。

目録やら、yahooで落札したものやら、ネットで買ったものやらがぞろぞろあるが、こっちは後で。
読了は旅行中に「柔らかい時計」荒巻義雄。3回目の再読だが、やっぱり面白い。
(今日の購入冊数:47冊、今月の購入冊数:88冊、今年の購入冊数:3838冊、今年届いた目録100冊)

9月7日(木)〜9月15日(金)
フランス旅行中のため、省略。別枠で旅行記アップ予定。

9月6日(水)
今日も11時半すぎまで会社。
明日から渡仏します。準備が全部出来てません。徹夜で準備です。死にそうです。
目録が1冊。見てられっかい。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:41冊、今年の購入冊数:3791冊、今年届いた目録100冊)

9月5日(火)
ここ1週間くらい仕事が忙しくてやってられない。久々である。10時より早く会社をでることがない。終電も多い。疲れる。本も読めない。
駅についたのが11時だが、明日は寄れそうも無いのでBOOK OFFを覗く。
ハンマーを持つ人狼 ホイット・マスタスン 創元推理文庫
不確定性原理殺人事件 相村英輔 トクマノベルス
悪魔くん(全) 水木しげる ちくま文庫
目録が1冊届いているみたい。
(今日の購入冊数:2冊、今月の購入冊数:41冊、今年の購入冊数:3791冊、今年届いた目録99冊)

9月4日(月)
旅行の買い物をしたかったが、客先に9時半までいたのでできず、やけでBOOK OFFへ寄る。
スターシーカーズ コリン・ウィルスン 平河出版社 3200円の定価で600円という変な値付け。
鉄の柩 生島治郎 ケイブンシャ文庫 読売新聞社の文庫化かな?自選短編集。
山陽路殺人事件 井口泰子 ケイブンシャ文庫 ケイブンシャ文庫はあまり見かけないのでいやだな。
コールド・ゲヘナ 三雲岳斗 電撃文庫
d?処女惑星 アンダースン 創元推理文庫 処分した可能性もあるので。
dd殺人者なき六つの殺人 ボアロ 講談社文庫 最初は古書価で買ったのになぁ。
三大大陸周遊記 イヴン・バットゥータ 角川文庫
dありえざる星 オールディス 創元推理文庫 手持ちより状態が良いので。
d怨霊症候群 藤田宣水 中公ノベルス 探したらなかなか見つかんなかったのに。見付けるとすぐダブル。くやしくて買う。
dリトル・ファジー H・ビーム・バイパー 創元推理文庫
d?コンピュータ404の殺人 E・D・ホック ハヤカワミステリ文庫 昔持っていたのは確かなんだけど。あるのかなぁ。
目録が1冊届く。
しかし旅行3日後なのに準備がほとんどできてない。仕事も忙しいし。本当にいけるのだろうか?(まあ、絶対行くんだけどね)
読書も進まんな。持っていく本の選定できてない。「柔らかい時計」を再読したくなったのでこれは持っていこうかと思う。
始めての海外旅行の時もこれ持っていったんだよな。
(今日の購入冊数:11冊、今月の購入冊数:39冊、今年の購入冊数:3789冊、今年届いた目録98冊)

9月3日(日)
フランス旅行を4日後に控え、準備が忙しい。でも掃除やら片づけやらが先行して手がつけられない。
その前に人に送る本があり、それを郵便局へ持っていく途中、BOOK OFFへ寄る。懲りないねぇ。
結構買うものがあるぞ。
d柔らかい時計 荒巻義雄 徳間文庫 銀河通信で話題に出したら再読したくなっていたので丁度良い。読んだら安田ママさんに無理にもらってもらおう。
セント・メリーのリボン 稲見一良 新潮文庫 前から読んで見ようとは思っているんだが。
月の輪船 長野まゆみ 作品社 以下4冊は天球儀文庫と呼ばれるシリーズ。
夜のオプロキオン 長野まゆみ 作品社 
銀星ロケット 長野まゆみ 作品社
ドロップ水塔 長野まゆみ 作品社
夜間飛行 長野まゆみ 作品社
鉱石倶楽部 長野まゆみ 白泉社
ミセス・タッカーと小人ニムピン ライトソン 岩波書店 早川文庫FTからも翻訳があるオーストラリアの作家。評論社の「星に叫ぶ岩ナルガン」を探しているのだが。これも欲しかったのでうれしいけど。
d怒りの惑星 ヴォルポーニ 松籟社 イタリアのSF。買った本には帯はないけど、たしか小松左京が寄稿していた記憶があるんだが。
dわが幻覚の時 デュ・モーリア 三笠書房 kashibaさんの探求書、ゲット。
綺譚倶楽部 JET 朝日ソノラマ 漫画。したがって購入冊数にはいれず。
楽園の泉 クラーク 早川書房 あれ持ってなかったっけ?
星みがき 寺山修司編 新書館 このシリーズでは「かわいい魔女」を探しているが、これも無いなあ。
金雀枝荘の殺人 今邑彩 講談社ノベルス 文庫を持っていたかもしれない。
そして誰もいなくなる 今邑彩 中公ノベルス ちょっと気になっている作家。
レンズマン誕生 講談社X文庫 何故か青い方は全然見ないレンズマン。この巻は辻真先が書いている。
大銀河の危機 講談社X文庫 2,3を探さなきゃ。
石の目 乙一 集英社 読みたい本だった。けど、文庫の方が先だろうな。そっちも買わなきゃ。
ふるほん文庫やさんのオークション
d宇宙の呼び声 ハインライン 角川文庫
dジミー・ザ・キッド ウェストレイク 角川文庫 わちゃあ、まちがえた。取り消ししたかったなあ。
世界スパイ小説傑作選2 講談社文庫
準備ははかどらず。仕事もいそがしいし、どうすりゃいいの?
(今日の購入冊数:21冊、今月の購入冊数:28冊、今年の購入冊数:3778冊、今年届いた目録97冊)
読んでいるのは山田智彦「蜘蛛の館」と松本さんからお借りした「火星探検」。旅行までに読み終わるかなぁ。

9月2日(土)
家人と買い物を兼ねてぶらぶらするが、暑い!異常気象じゃ。
昼食、夕食とも外食で、はっきり言って食べすぎ。太る一方だな、これじゃ。
間隙を縫って日吉の古書店を覗くが何も無し。店頭の3冊200円で買う。
太陽の汗 神林長平 光文社文庫 yahoo用の悪巧み。あと「迷惑一番」だ。
火よ燃えろ! カー ハヤカワミステリ文庫 これは持っているかもしれない。
髑髏城 カー 創元推理文庫 「闇からの声」があったので欲しかったが、状態が悪いので見送り。
(今日の購入冊数:3冊、今月の購入冊数:7冊、今年の購入冊数:3757冊、今年届いた目録97冊)
「雪は汚れていた」シムノン 集英社 読了。
読み終えるまでかなり時間がかかってしまった。文学的な香気は高いが、逆にいうとエンターテインメントではないな。
心理描写が多く、しかも感情移入がまったくできないため、読みにくかった。簡単に言うと、鬱屈した青年が通り魔的な殺人や強盗殺人
そして内心では愛していると覚しい女性を酷い目にあわせたりと、悪の道に染まっていく。そして占領軍(何故か明確に書かれていないが、ナチス)につかまって、破滅的な自らの運命に埋没していくというもの。(でいいのかな?)
最後はちょっとひねった終わり方。解説にもある通り、メグレものとは大分違う、伝統的なフランスの小説の味がある。
読む人を選ぶような気がする。
ところで某所の書きこみで自分を振りかえる。反感を買うかもしれないが、思ったことを書く。
いろんな思いがあるだろうが、自分は別に人に影響されて本を買ったりするのは悪いことではないと思う。
あくまでもそれは情報として得たことを活用しているのだから。大体、人が読んで面白いというのを聞いて買うのは、
書評を読んで買うのと同じで、購入動機としては自然であろう。たとえその情報が掲示板からとかであっても。
人に知らせたくなければ、人に買われたくなければ、情報として発信しなければ、書かなければいいのである。
また人の探求書をわけもわからず買ってしまうのは、その人に悪いなあ、と思うものの、基本的には読もうとして買ったのだから、
いかんともしがたい。(でもそれが事前にわかっている場合だとつらいのは確かだが) 知っている方にはいつでも貸し出しは可である。
なお、自分は他の人が自分の探求書を買ったことを「何で買ったんだ?こんな本」と言われても、なあんだ、とは思っても人に対して腹を立てることはしない。(その人があきらかにダブリだと知っているとちょっと悔しいけどね。でもこれも仕方が無いとあきらめられる)
手に入るかどうかは、縁もあるし、運もある。最近は特定の本に対して強い執着はしなくなっている。
縁があればいつかは手に入るでしょ、といった感じ。読みたいだけなら、人や図書館に借りるなり、電子出版を利用するなりすれば、多くの本は読む方法がある。結局自分の場合は手元に置きたい、本の形で読みたいという思いがあるため、あまりしないだけだ。
これもある種のエゴイズムかもしれない。
何にせよいろいろ購入動機はある。普通の本好きとしてはあまり褒められないかもしれない、セドリをする人もいるだろうし。でも別にそれも1つの購入動機ではある。自分もそれに近いことをまれにやることがあるので、あまり人のことは言えないし。でも基本的にはダブリ本に関してははっきりと希望されれば、ほとんどの本は放出しているつもりである。
本の死蔵は良くない、というのは確かに正論。ただ自分の場合は、一応読もうと思って買っているので、死蔵と言われるのは少し哀しい。
こんなに買って読めるわけはないのだから、死蔵だろ、といわれれば、一言もないのだが。
それより、やはりそもそもそんな状況に陥る原因である、のべつまくなしに買ってしまう、読めもしないのに際限も無く買うことの方が問題だ。収納場所の問題もある。家族への迷惑もある。経済的な問題も大きい。やはり度を越えて趣味が違う人間にいろいろな面で苦痛をおしつけることになるのはやはり思いやりの欠如といわざるを得ない。これは大いなる反省である。
そもそも自分の場合、収集癖は今にはじまったことではなく、小学生いや幼稚園のころからあったと思われる。怪獣の人形やら、ミニカーやら集めるのがやたら好きな子どもだった。(これはカメラコレクターの父親譲りともいえるのだが)
集める理由は結局、好きなものは手元に置きたいというはなはだ子どもっぽい所有欲なのかもしれない。
ただ本の場合、工業製品ではなく、そこに個人の著作であることとか、文化的意義とかがからんでくるので話がややこしくなる。ミニカーを集めても、ミニカーに失礼とは誰も考えないでしょ。だからというわけではないけれど、どういう動機で本を買おうが、本に失礼という考え方は自分にはあまり、無い。読んだ方が良いのは当たり前だけどね。
「量より質」確かに理想だ。でもそれができる自信が自分にはまだ、無い。もしかすると、ただの買い物異存症なだけなのかもしれないが。
したがって新刊で手に入る本を古書店で買う場合がこれからも多かろうと思う。これも出版社や著者の方にとっては逆風になることはわかってはいても、またそれが絶版を増やしてしまうという悪循環につながるとわかってはいても、量を求めてしまう以上、古書店という流通経路がある以上、これは避けられない。
億万長者なら全部新刊で買うんだけどさ。
以上、まとまりのないものになったが、一応今思ったことである。
ところで話は変わるが、Yさんがyahooに出品していた「マックボラン」22冊は落札できませんでした。なんだかほっとしていたりします。
読む自信無いもの。

9月1日(金)
今日も終電まで仕事。
古書店より購入した本が届く。
名探偵退場 桜井一 青樹社 ぜんぜん知らなかったなあ、こんな本。でも面白そう。
振り向いた女 源氏鶏太 講談社 最後の怪談短編集。やっと源氏鶏太の怪談が完集。正確にはロマンブックスの「幽霊になった男」
があるが、これは単行本の再刊と信じておこう。(違うかもしれないけど)
ということで、「源氏鶏太怪談の部屋」を10月中旬くらいまでには作ろうと思う。
追跡者 クエンティン 創元推理文庫
愚か者の失楽園 クエンティン 創元推理文庫
どちらもY書房。先日神保町に行ったら臨時休業で買えなかったので、送ってもらうはめになった。値段はそれなり。
目録が1冊。
(今日の購入冊数:4冊、今月の購入冊数:4冊、今年の購入冊数:3754冊、今年届いた目録97冊)