12月31日(日)
今日も大掃除で何もできず。
したがって買った本や読了した本はないので、買った本、読了した本の数は確定。
今年買った本やいただいた本で書いていなかったものがあるので、補足等。
殺しがいっぱい 中田耕治編 白夜書房
殺人の色彩 ジュリアン・シモンズ ポケミス
海外ミステリー傑作選 武田武彦編 コバルト文庫
d怪奇ファンタジー傑作選 武田武彦編 コバルト文庫
人形の夜 ミュラー 講談社文庫
dレイテア 斎藤肇 徳間ノベルス
dリクラノーム 同
d夏の死 斎藤肇 講談社ノベルス 署名
dあいまいな遺書 斎藤肇 天山ノベルス 献呈
d盗まれた死角 斎藤肇 トクマノベルズ 献呈 手持ちも署名入りだ。
dモンスター・バスターズT 大陸ノベルス 献呈
夢魔の王宮 上 講談社X文庫 献呈
贋作/モンタージュ写真 ルブラン 創元推理文庫
ホラーミステリー百物語 御影四郎 秋元文庫
驚異のスパイダーマン2 早川文庫JA
未完試合/カバー 高原弘吉  春陽文庫
空想自然科学入門 アシモフ ハヤカワ・ライブラリ  
大衆文学論
行くぞ金剛拳!河野洋 春陽文庫
冷凍死体のなぞ ワイリー 国土社
ラビとの対話 ケメルマン 早川書房 
メル・ブルックス 新サイコ  フィルペル サンリオ
ベン・ベンスン5冊 創元推理文庫
花やかな虚像 北村鱒夫 青樹社
大衆文学全集 保篠龍緒他 akawasさんありがとうございます。
消えたおじさん 仁木悦子 講談社青い鳥文庫 kaluさんありがとうございます。どうすればよいのでしょうか。
死の三行広告 藤村正太 青樹社 kaluさんありがとうございます。どうすればよいのでしょうか。
ああ、世紀が変わってしまう。各本のコメントを書く暇がありません。「第三の警官」の感想も書けなかったあ。
コンテンツの更新もできなかったあ。源氏鶏太の部屋は来年になっちまったあ。除夜の鐘がなっているう。
年越しそばを食べなきゃ。うがががが。時間がない。今年の更新はこれまで。それでは本年もありがとうございましたあ。
(今日の購入冊数:31冊、今月の購入冊数:391冊、今年の購入冊数:5227冊、今年届いた目録148冊)

12月30日(土)
今年仕事の仕事で鴻巣へ。駅前に古本屋が2軒あったので見てみる。それにしても遠い。
のぞいちゃいけない 園生義人 春陽文庫 ついに買っちゃいました。
d釣りミステリー傑作選 トクマノベルス yahooで落札したのになあ。
d黒い犬の秘密 クイーン 早川文庫Jr これは某さんから揃いで譲ってもらったし。
dd鑢 マクドナルド 創元推理文庫 もう2,3冊ダブっているはずだ。これは最初松本さんから交換してもらったが良く見るなあ。
天空拳勝負録(下) 藤原審爾 角川文庫 やあ、下巻が手に入った。うれしいなあ。
dd出口なし 福島正実 角川文庫 30円だったから。
dステージの悪魔 ジョゼフィン・ケインズ 創元推理文庫 イエローブックスは何を持っているかわかんないや。やっぱりだぶりかあ。
とれんでぃー・らぶ 菊地秀行 実業之日本社
殺しに報酬はない 黒木曜之助 春陽文庫 短編集。川口で400円で一度かごにいれて戻した本だ。今回は100円。
探偵令嬢 城戸禮 春陽文庫 背表紙の下端に赤い帯がはいっているかなり前の版。
名探偵は千秋楽に謎を解く 戸松淳矩 ソノラマ文庫 やあ、探していた2冊のうち1冊を入手。
最後に地元のBOOK OFFにチェックをいれておく。
ハルマゲドンの少女(上下) 平井和正 徳間書店 帯付の美本で1冊100円だし。
d鳥の歌いまは絶え ウィルヘルム サンリオSF文庫 この人の本は「カインの市」しか読んでいない。
dその男キリイ ウェストレイク ハヤカワミステリ文庫 ついこの間Dさんから800円で買ったばかりじゃんかあ。
今度こそ今年の買い収めかあ?目録が1つ届いているようです。
電車の中では良そう通り寝てしまったので本はあまり読めず。家に帰れば仕事が待っているし。
(今日の購入冊数:15冊、今月の購入冊数:360冊、今年の購入冊数:5196冊、今年届いた目録148冊)

12月29日(金)
会社の帰りに封筒を渡しに伊勢丹へ。
ついでに古本を見る。見ていて全然興が乗らない。なんでだろう。古本が嫌いになったんだろうか。
忍者小説集 森さんが書いていたけど、巻末に三橋一夫の中編が載っていて思わず買ってしまう。
谷川晃一画集 沖積舎 限定500部。
我が屍を乗り越えよ ブレイク ポケミス
女性状無意識 小谷真理 勁草書房 SF評論集。
松浦寿輝詩集 思潮社
これで今年も本の買い収めかな?違うかな?
明日は休日出勤。なんで20世紀最終日の前まで働かなきゃならんかな。しかも埼玉の吉見町というところまで行かなきゃいけないんだ。
ああ、やだやだ。移動時間で本が沢山読めそうだ。ただし寝なければだけど。
それにしてもコンテンツの更新はできるのか?
(今日の購入冊数:5冊、今月の購入冊数:345冊、今年の購入冊数:5181冊、今年届いた目録147冊)

12月28日(木)
会社の帰りにSFマガジンとミステリマガジンを買う。SFマガジンは恒例の特大号で1800円。といっても昔の暴力的なまでの厚さは無い。怪の最新号も出ている、買わないと決めていたメフィストも欲しくなる。困ったものだ。
「第三の警官」ようやく読了。感想は落ちついて書きましょう。半月かかっちゃいました。「人それを情死と呼ぶ」読み始める。
(今日の購入冊数:2冊、今月の購入冊数:340冊、今年の購入冊数:5176冊、今年届いた目録147冊)

12月27日(水)
仕事先でBOOK OFF。
アリア系銀河鉄道 柄刀一 講談社ノベルス ノベルス1冊200円にひかれる。
日曜日の沈黙 石崎幸ニ 講談社ノベルス 同じ。
ガメラ 伊藤和典 スーパークエスト文庫 
d翳りある墓標 鮎川哲也 立風ノベルス えぐちさんに譲っていただいた本だが、結局自分で見付けてしまう。こんなもんだなあ。
呪葬 北上秋彦 アスペクト アスペクトのホラーノベルスは3冊目GET。続巻が出ないねえ。
酒肴奇譚 小泉武夫 中公文庫 この人の奇食珍食って昔面白そうで新刊で買ったんだけど、まだ読んでいないや。
ガメラ対不死鳥 高橋ニ三 スーパークエスト文庫
d多角形 日影丈吉 徳間文庫
d非常階段 同
会社を出ると、家人の要望で自由が丘で降りる。ケーキを買うためだ。しかたがないので、ついでにBへ。
1号店均一棚。
d戦士ブラク対吸血双生児 ジョン・ジェイクス 創元推理文庫
殺人は血であがなえ ハドリイ・チェイス 創元推理文庫
d殺し屋テレマン ウィリアム・ハガード 創元推理文庫
d?深夜特捜班 デヴィッド・グーディス 創元推理文庫
シカゴの事件記者 ラティマー 創元推理文庫
3号店均一棚。
dニューワールズ傑作選NO1 HSFS なんで200円かなあ。
?夢見るは死の面影  カーターブラウン ポケミス
秘密指令 叛逆 E・S・アーロンズ ポケミス
?九マイルは遠すぎる ケメルマン ポケミス
不肖の息子 バーナード ポケミス 
SFマガジンベストNO2 HSFS 
都市と星 クラーク HSFS
エラリークイーン傑作選 番町書房 やった、と思ったら腹に蔵印。ちぇ。でも一応確保。
あとは店内。伊勢丹へ持っていっているせいで、棚ががらがら。
縄 岩下俊作 五月書房 2000円というのは高いのだろうか。状態の良いのは5000円で売っていたけど。
シスター君とブラザー嬢 宮本幹也 桃源社 なんとなく。明朗小説でも読んでみようかと。
麻薬3号 五味康祐 文藝春秋 これも怪しい小説だなあ。
侮蔑のとき 中園英助 一部 猶予 現代社 これ第三部とか第4部とかあるんでしょうか。あったらいやだなあ。
侮蔑の時 二部 死環 現代社
特命社員殺人事件 藤村正太 サンケイ
夢童子曼陀羅 天野春樹 ブックヒルズ
藤子不二夫ランド301巻揃いが60万円で出ていた。最初の頃買っていたんだけど、続けて買っていればよかったなあ。藤子不二夫は大好きなんだ。SF短編集成が出ているようだけど、欲しいなあ。でも単行本でも中央公論社の愛蔵版でも読んでいるからなあ。未収録があるのなら良いけど。
忘れいたけど、ジャーロ買ってました。
(今日の購入冊数:30冊、今月の購入冊数:338冊、今年の購入冊数:5174冊、今年届いた目録147冊)

12月26日(火)
年休を取る。行事参加である。
神奈川・東京・埼玉の3箇所で同時に初日を迎えるという掟破りの世紀末古本市カーニバルの始まりである。
とりあえずはどうせ混むであろう新宿伊勢丹は避ける。だって人ごみがにがてなんだもの。
最初に選択したのが横浜そごう。
開店直前に着いたものの、先行組みは中に案内されていたので、外でのんびり開店を待つ。
開店と同時にとことこ入り、エスカレーターでちんたら会場へ。
内容は特にどうということはありませんでしたが、あまり買うものがないので安くもないダブリばかり買ってしまい、結果的に結構な金額になってしまい、今冷静になると、なんであんなことしちまったんだろうなあと後悔。一応帯がほしいという理由付けはあるんですけどね。
d犬のバルボッシュ アンリ・ボスコ 福音館全3巻の1冊。これはない本だと思うのだが。苦労したので思わずダブリ買いしちゃったわい。
不完全仏殺人事件 大谷昭宏 情報センター 文庫で買っても良いのにね。300円だからいいか。1巻が無かったのが残念。
陰毛怪々殺人事件 同
d美国横断鉄路 久生十蘭 奢霸都館 帯が欲しかったんだよぉ。
dフランス幻想文学傑作選(全3) 白水社 上に同じ。
d現代フランス幻想小説 白水社 本的にはダブリだが、上の全3巻が出たときに装丁を会わせて出版された改装版。
d魔女グレートリ マイドルフ 牧神社 種村季弘訳。上に同じ。
シャンパヴェール ボレル小説全集 南柯書局 幻想文学大系でも良いのだが。こうなると何回も見送っている「三位一体亭」が欲しくなる。
d?他人の首 月の小鳥たち マルセル・エイメ 東京創元社
ノアの箱舟 シュペルヴィエル 青銅社 堀口大學訳 全集の散文翻訳の巻だけ欲しいなあ。
蝿男 海野十三 廣済堂ブルーブック
ジェニーの肖像 ネイサン ダヴィッド社 よしださんのHPを見ると、よしださんがお持ちなのはカバ帯のようだが、こっちは函付。発行年月日を見るとこっちが後のようだ。ただ後書きの年月日はよしださんの本よりさらに半年以上前なのでさらに前の版があるのだろうか。
名探偵ルコック ガボリオ 江戸川乱歩訳(本当か?) 講談社
謎の宇宙船強奪団 ハミルトン HSFS
シュルレアリズムと絵画 アンドレ・ブルトン 人文書院 ブルトン選集の未刊の巻に収録される予定だった本。
子どもの国のアリス キャロル 新書館 手持ちの真四角なものの版型が異なる改訂版。
結構時間をつぶしてしまい次に川口そごうへ向かう。
はじめての参加だが、参加古書店が数点の割には広い。珍しいものはないが、児童書が多い。文庫が多い。みずらい。というのが印象。
買ったのはこんなところ。
黒い罠 ウィット・マスタートン ポケミス
死角 高木彬光他 双葉社 欲しかったアンソロジー。でも1500円もしました。
私のように黒い夜 JHグリフィン 至誠堂
骸骨の黒穂 夢野久作 角川文庫 あまり無いという理由だけで古書価で買ってしまいました。なんで買ったんだろう。
さすらいのジェニー ギャリコ 角川文庫 これはまあ安かった。金子国義の表紙が良いので。
怪獣ゴジラ 香山滋 大和書房 これも何故買ったんだろう。全集持っているのに。
白蛾 豊島與志雄 生活社 これは500円でラッキー。でも著作集に収録されているんだろうな。
血の罠 大藪春彦 アサヒ芸能出版 これもなんで買っちゃたんだろう。文庫でいいのに。本の雰囲気が良かったのかな。
農夫ジャイルズの冒険 トールキン 都市出版社 函欠が残念だが、その分安いからね。
シャーロックホームズは生きている 田中喜芳 NOVA出版
女戒抄 小田仁二郎 久保書店 あまりおもしろくなさそうである。小田仁二郎だから買っただけ。
キングコング ウォーレス 石上三登志 奇想天外社 あまり見ない本ではあるけれど。600円は安いかもしれないが。
日本怪談集 山田野理夫 潮文社 これが持っているか微妙だった。いまだにわからない。
ビッグ・マン リチャード・マーステン 創元推理文庫 これはうれしいかも。250円は安いよね、きっと。
百万ドルガール ウィリアム・Cゴールド 創元推理文庫 新刊入手可?
ある死刑囚のファイル ライオネルホワイト 角川文庫 これは700円で高いと思ったが、つい買ってしまった。「夜明けの舗道」は無かった。
ホームズ贋作展覧会 各務三郎編 講談社文庫 持っているかもしれないなあと思ったが、どうなんでしょうか。
結局伊勢丹はくじけて帰ることに。
最後地元のBOOK OFFを覗く。
d梅田地下オデッセイ 掘晃 早川文庫JA 自分が新刊で買って以後、定価以下は初めて見た。
dイーシャの船 岩本敏男 新潮文庫 yahoo用かな?背やけがはげしいからなあ。
d星虫 同
子供の本の歴史(上) タウンゼント 岩波書店 揃っていないのがきびしいなあ。
アミアミ人形の冒険 末吉暁子 偕成社 この版で出ていたのか。一応探すともなく探していた本。
dながれ星 佐々木丸美 講談社 これもyahooか?
まぼろしの小さい犬 ピアス 岩波書店 あれ?持っていたかなあ。
dふしぎなふしぎなカード ブリトゥン 文研出版 ああ、持っていた。
グリーン・ノウの子どもたち 評論社 揃えるつもりもないんだけどねえ。
ジョコンダ夫人の肖像 カニスバーグ 岩波書店 ファンタジーでもなんでもありません。
魔法の城 ネズビット 冨山房 確認とれないけど、持っている気がしてならない。
d宝さがしの子ども達 ネズビット 福音館 やあ、持っていた。
満足して帰宅。仕事に追われる毎日でしたがリフレッシュできました。
(今日の購入冊数:47冊、今月の購入冊数:308冊、今年の購入冊数:5144冊、今年届いた目録147冊)

12月25日(月)
クリスマスだが、疲れた体に鞭打って仕事。で、10時半まで仕事。追い討ちをかけられた気分。
熱は下がったが、土日でさらに疲れた体はもう限界である。
明日は有休で休むんだ。けど、休養ではなくて、行事参加である。
(いまこれをかいているのは27日深夜ですが、これ以上書く気力が無いので、また明日。とりあえず今は体は回復しています。)
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:261冊、今年の購入冊数:5097冊、今年届いた目録147冊)

12月24日(日)
双方の親を家に招待する。当然本であふれかえった部屋はみせない。
親を車で送った帰りにBOOK OFFへ寄る。
ガイア・ギア3 富野由悠季 角川文庫
d?コンスタンチノープル 橘外男 中公文庫 桃源社の「君府」は確実に持っているけど、文庫はどうだったかしら。
dSF映画の冒険 石上三登志 新潮文庫
d絢爛たる殺人 光文社文庫 あやあ、買ってたのか。たまに新本を買うとこれだよ。まあいいけど。
だんだん眩暈がしてきたので退散。実は実家を出る前に熱を測ったら38度もあったんである。
それなら古本屋なんかよらずに早く帰れよ。とにかく疲れた2日間でした。
実家にはあいかわらず3冊目録が届いている。引っ越して2年近いのに、まだ届くかなあ。でも今年はそろそろ打ち止めかしら。
(今日の購入冊数:4冊、今月の購入冊数:261冊、今年の購入冊数:5097冊、今年届いた目録147冊)

12月23日(土)
一日大掃除やら明日の客を迎える準備に追われる。読書も買書もなし。
とにかく疲れる。本当は本の整理もしたいのだが、手つかず。
伊勢丹も横浜そごうもほとんど注文なし。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:257冊、今年の購入冊数:5093冊、今年届いた目録144冊)

12月22日(金)
忘年会でダウン。
目録が3冊くらい来てるのか?よく判らない。少なくとも小田急と東武が来てるみたいだ。川口そごうはくれないのかあ。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:257冊、今年の購入冊数:5093冊、今年届いた目録144冊)

12月21日(木)
車検の車を取りに行って(20分以上歩かなきゃならんのだ)、受け取った帰りにBOOK OFF2軒を廻ってみる。久しぶりの訪問。
1軒目。買うものがあまり無い。
贅沢な殺人 藤原審爾 角川文庫 面白そうなものは買っている藤沢審爾。
サム・ホーソーンの事件簿T E・D・ホック TということはUも出るんか?
カレイドスコープ島 霧舎巧 講談社ノベルス ドッペルゲンガーも積読だけどねえ。
メアリーポピンズ A to Z リンドグレーン 篠崎書林
d愛のふりかけ 草上仁 角川書店
d天空を求める者 草上仁 早川書房
d嗤う伊右衛門 京極夏彦 中央公論社 初版が100円なんだもん。でもぼくは当時出たばかりで初版を新刊で買っている。読んでないけど
2軒目
d世界シィートショート傑作選3 講談社文庫
アーサー王ロマンス 井村君江 ちくま文庫 
凍てついた七月 ランズデイル 角川文庫 「ドライブイン」を早く出してくれい、東京創元社。
わが王国は霊柩車 クレイグ・ライス ポケミス
コラムは歌う 小林信彦 ちくま文庫
竜太と青い薔薇 松原秀行 福音館土曜日文庫
夕潮 日影丈吉 東京創元社 うーん。単行本持ってたっけか。文庫は持っているのはわかっているんだが。謎だ。
哀しき玩具 薄井ゆうじ 実業之日本社 これまた出ていたことすら知らなんだ。処女作から継続的に買っているが、読んでいるのは処女作だけ。読まなきゃね。
田紳有楽 藤枝静男 講談社 私小説作家の幻想小説。筒井康隆の本で知った。当然文庫は大昔に買っているけど、後書きつきの単行本(初版じゃないけど)が100円で売っていたら買っちゃうよね。
風の交響楽 光原百合 女子パウロ会 ファンタジー集。ところで東京創元社から単行本を出している人と同一人物なんだろうか。あまり大声では言いにくいのだけど、自筆の手紙と署名箋がはさまっていました。
(今日の購入冊数:17冊、今月の購入冊数:257冊、今年の購入冊数:5093冊、今年届いた目録141冊)

12月20日(水)
地元のもうひとつのBOOK OFFへ。
d九つの物語 長谷川四郎 青土社 安野光雅の造本が綺麗な本。
dファンタジー【幻想文学館】 ロッテンシュタイナー 創林社 
ピカソ君の探偵帳 舟崎克彦 福音館土曜日文庫
剣豪将軍義輝(上中下) 宮本昌孝 松本さんご推薦だが、これを読むためにはまだ10冊以上、著者の本を読まなければならない。
今月はひにちの流れるのがヤケに早い。もう20日だ。20世紀も残すところ、あと10日あまり。
いそがしくて本を読めない。「第三の警官」は来週の月曜までに読み終わろういう目標に変更。
(今日の購入冊数:6冊、今月の購入冊数:240冊、今年の購入冊数:5074冊、今年届いた目録141冊)

12月19日(火)
早く帰れたので地元のBOOK OFFを見る。
NURSERY RHYME CLASSICS KATE GREENAWAY 洋書の絵本。でも新書館で同じ表紙の本を持っている気がするんだな。
BATMAN コミック 日本語版 近代映画社 カバ欠なので本のタイトルがよく判らないが、年代順にバットマンのコミックスを集めたアンソロジーみたい。松本さんなら詳しそう。どういうものなのでしょうか。何冊か出てるのでしょうか。
川の書 イアン・ワトスン 創元推理文庫
星の書 同
存在の書 同 最初は1冊しかなかったのだが、ほっておいたら1冊増え、1冊増え、結局3冊揃ったので買う。
dノンフィクション 幽霊船 ロビン・モーム 月刊ペン社 多分最初のは1500円くらいだしてるなあ。高橋泰邦訳。
白いクジラ ロバート・シーゲル 東京創元社 最近文庫化されてしまったが。2冊目を持っていなんだよな。
dマルコヴァルドさんの四季 イタロ・カルヴィーノ 岩波少年文庫
「第三の警官」はやっと半分くらい。ますます傑作という認識をあらたにする。もっと早く読んでおけばよかったぞ。
Jさんの目録に「プロムナードタイム」が出てて、しかも売り切れにショックを受ける。くまかかかかか。でも別の探していた本があったので、
速攻で注文をいれた。
しかし本の増えるペースが一向に減らないのはどうしたわけなのだろうか。世の中には何故、かくも本がたくさん存在するのか。嗚呼。
(今日の購入冊数:8冊、今月の購入冊数:234冊、今年の購入冊数:5068冊、今年届いた目録141冊)

12月18日(月)
またまた仕事中にBOOK OFFを覗く。
別れの顔 ロス・マクドナルド ハヤカワミステリ文庫 何を持っているかが全然わからないロスマクなのであった。
探偵は眠らない(上下) ハヤカワミステリ文庫 これまた何を持っているのか全然わからないアメリカ探偵小説傑作選。
探偵たちの誇り ハヤカワミステリ文庫 上に同じ
ポルノスタジオ殺人事件 ロバート・バーナード 光文社文庫 100円じゃないけど、探すのが面倒なので買う。
仔犬の気持ち 長野まゆみ 河出書房新社 カード付の短編で1冊を作るとはあざといなあ。
星降る夜のクリスマス 長野まゆみ 河出書房新社 上に同じ。
あの風に訊け 加門七海 角川書店 アスカノベルスだと思っていた、ちょっと探していた本。
昼下がりの殺人 多岐川恭 光風社出版 私的ビンゴ。これで3冊目。あと残り1冊。
黄泉がえり 梶尾真治 新潮社 
おお、ダブリがないじゃないか。(気がついていないだけで、本当はあるのかもしれないが)
本当は帯つきだったので欲しい本とか、買っても良いかなあという本、持っているような気がするポケミスとかあったんだけど、カバンに入りきれないので見送り。幸い、ほとんど荷物が無い状態だったので、これだけはいった。ぱんぱんだったけど。
第三の警官を少しだけ読み進む。でもlこれは通勤向けじゃないなあ。もっとじっくり腰を落ちつけて読む本だ。安田ママさんのところに投票する1冊は迷っていたんだけど、これで決まりかな?
(今日の購入冊数:10冊、今月の購入冊数:226冊、今年の購入冊数:5060冊、今年届いた目録141冊)

12月17日(日)
一日大掃除第一弾。普段ちょっとした家事しかやらないから、疲れきった。おまけに車を車検に出して営業所から歩いて帰る。20分以上歩いて、これも疲れた。でも掃除は予定通りに終わらなかったから、次週へ持ち越し。おいらはちょっと位汚くても気にならないのに、いやんなっちゃうなあ。
そんな感じで、読書する時間などほとんどなし。椎名麟三の短編を1つ読んだくらいだ。yahooでパシフィカのヴェルヌの未所持本に入札していたのだが、ぎりぎりでさらわれてしまう。ちぇ、残念。これから読書しようかなあ。
よしださんたちが行った中華料理店は興味あるな。上海蟹ってそんなにうまいのかあ。
今日は書くことがないぞ。
こんなんで今年中にコンテンツの更新はできるのだろうか。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:216冊、今年の購入冊数:5050冊、今年届いた目録141冊)

12月16日(土)
寝坊して南部はどうしようかと思ったが、電話したら注文品が1点あたっていたので、昼すぎから行くことにする。
あたったのはこれだけ。
丸山健二全短編集成(全5巻) 文藝春秋 4冊は某氏への献呈署名本。なぜか1巻のみ署名無し。昔から幻想文学誌で時々作品が紹介されていて、何冊か買ってはあるのだけど、いまだに積読である。これを機会に読んでみようかなあ。
蒼白者の行進 中井英夫 筑摩書房 何故か500円という安さ。建石修司の美しい造本を楽しむことにしよう。
日本の象徴詩人 窪田般彌 紀伊国屋新書 なんだか持っている気もしないでもないが、掲示板でちょっと話題が出てひかれたのか。
わが街、シカゴ ブラウン ポケミス これはフレデリック。
殺人は競売で ブラウン ポケミス 以下はカーター。
ヌードのある風景 同
金ぴかの鷲 同
宝石 38年5月号 河野典生やら城昌幸やらが載っていたので購入。状態は悪いものの200円だし。
別冊宝石 アメリカ現代3人集 これも背の下が欠けているけど、クエンティンが載っていたので。
マンハント 見本印つき100円。マンハントは初購入。
別冊宝石 宝石賞作家傑作集 藤木靖子やらいろいろと、載っている。でも持っている気がしているんだけど。
おもしろ体の不思議探検 赤塚不二夫 パシフィカ
おもしろコンピュータ探検 同
ついでに水曜日に荷物が一杯だったのでとりあえず見送っていた本を買いに五反田のBOOK OFFへ。
眼をつけていたJ・アンドリュースの「マンデイ」と井村君江の妖精本は売れちゃっていた。100だったからなあ。ちょっと残念。
パルステラ 東逸子 サンリオ 画集。
アンデスの狙撃者 ペーター・ハイム 角川文庫 ドイツの作品らしい。
殺意の記念碑 山村正夫 有楽出版社
おもしろ数学教室 赤塚不二夫 パシフィカ これで一気に4冊目GETだが、あと1冊あるらしい。
ひかり号で消えた 大谷羊太郎 青樹社 ずーっと、売れ残っていたんだよなあ。
夜明けのヴァンパイア アン・ライス 早川書房 元版の初帯だったので。
未完の巨人人形 ディディエ・デナンクス 草思社 
ゲッペルスの贈り物 藤岡真 角川書店 kashibaさんの評で読みたくなりました。
どうもろくなものを買ってません。帰ってから今度は嫁さんにつきあって買い物へ。そのまま夕飯を食べて、帰りにちょっとドンキホーテ(朝の5時までやっているスーパーね)に寄る事にすると、なんと隣がリサイクル系の古書店。
5分だけとおがみたおして見てくる。なにもないが、迷っている時間がなかったのでとりあえず買ってしまう。
全部半額だが、会計したら結構高かった。半額だと古本も高いなあ。でもナポソロも律儀に140円とか半額になっているところが可笑しい。
面倒くさいし、ショックを受けるからあえて確認しないけど、アルレー以外買った本全部がダブリかもしれない。そうだったらいやだなあ。井口靖子は1週間前に買っていることがわかった。どっちも半額で買っているから、痛すぎ。だれか300円で引き取ってくれ〜。
積木の塔 鮎川哲也 角川文庫
人それを情死と呼ぶ 同
リラ荘殺人事件 同
囁く唇 同
自負のアリバイ 同
殺しのダイヤグラム 鮎川哲也編 徳間文庫
戦慄の十二楽章 鮎川哲也編 講談社文庫
白墨の男 アルレー 創元推理文庫 帯つきだったから良し。
ネロ・ウルフ最後の事件 レックス・スタウト ハヤカワミステリ文庫
未婚の母殺人事件 井口泰子 ケイブンシャ文庫
星虫 岩本隆雄 新潮文庫
ナポレオン・ソロ@ アンクルから来た男 ポケミス カバ付
ナポレオン・ソロA 最終作戦 ポケミス なんと驚いたことに、家についたらカバなしの2巻もまじっていました。気がつかなかったとはいえ,同じに同じ店で2冊買うなんてありか?アホとしかいいようがないやん。
ナポレオン・ソロE 気ちがい科学者 ポケミス カバ欠
ナポレオン・ソロF 放射能キャラバン追跡 ポケミス
綺譚カーニバル 夢枕獏編 立風書房
嫁さんに怒られてすごすごと帰りましたとさ。
読書は「第三の警官」を読んでいます。
(今日の購入冊数:39冊、今月の購入冊数:216冊、今年の購入冊数:5050冊、今年届いた目録141冊)

12月15日(金)
会社の忘年会があった。あまりに人数が多いので、一次会でさよならし、地元のBOOK OFFへ行くが、やはり買うものはなし。
やればできるじゃん。何でもがまんだよ。
ゴールデン・キール デスモンド・バグリイ 早川文庫NV
著者の処女作。第二次世界大戦中のムッソリーニの財宝を求めてイタリアへ行く3人の男達。主人公は造船技師で、妻を事故で失ったことがきっかけで、冒険に出る決意をする。他の2人はイタリア戦線でドイツ軍からその財宝を奪って隠した男達。主人公は船に関する知識を元に、財宝の国外持ち出し方法を創案する。そこでならず者や、レジスタンスが入り乱れて財宝をめぐった争いが持ちあがる。
またレジスタンスのマスコット的な存在の伯爵夫人は実は当時財宝を奪った2人が行動をともにしていたレジスタンスの少女であった。3人はこの伯爵夫人と手を組んで財宝の奪取を目論む。財宝は誰の手に渡るのか?
突然主人公と伯爵夫人の間に恋愛感情が芽生える等ぎこちないところはあるが、久々に読む冒険小説として素直に楽しんだ。ただし全体的にはプロット重視で淡白なところもある。まあまあの佳作というところか。
明日は2日目の南部古書展に行く予定です。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:177冊、今年の購入冊数:5011冊、今年届いた目録141冊)

12月14日(木)
仕事中に中目黒のBOOK OFFを覗くも、時間が無かったせいもあるが、買う物無し。
帰りはまた9時過ぎまで会社にいたが、それでもバグリイ「ゴールデン・キール」を読み終わる。感想は明日。
新刊書店で日下さん応援で下記を買う。
真珠廊 横溝正史 扶桑社ミステリー
都筑道夫は店頭にある本が状態が悪かったので見送り。今度買いますね。
目録ひとつ。
(今日の購入冊数:1冊、今月の購入冊数:177冊、今年の購入冊数:5011冊、今年届いた目録141冊)

12月13日(水)
結局仕事で帰りが遅くなり、思うように読書ができませんでした。バグリイを読み終わりたかったんですが。
外出途中で寄ったBOOK OFF。
黄色いバスがくる日 サムナー・L・エリオット 新書館 小泉喜美子訳であることもさりながら、SFらしいということで、探しておりました。状態はいまいちなれど、嬉しさに変わりなし。やあ、うれしい。
今日中に南部の注文はいれなければならないのですが、迷っている。丸山健二の署名本とか安部公房の署名本とか。正木不如丘の「とかげの尾」ってミステリーじゃないみたいだし。
ヤクルトの川崎は大リーグ断念。また阪神の新庄は大リーグで保証される最低年俸だそうだ。その心意気には感心するが、活躍できるかどうかは別問題。イチローとでは役者が違いすぎる。応援はしようと思いますが、さてどうなることやら。
安田ママさんのところからリンクしていただきました。ミステリーに分類されてます。怪奇系とか幻想系ってないものね。でも、古本系かもしれない。
(今日の購入冊数:1冊、今月の購入冊数:176冊、今年の購入冊数:5010冊、今年届いた目録140冊)

12月12日(火)
ニューヨーカー・セレクション 常盤新平編 王国社
アーウィン・ショーはじめとした、都会小説?が並ぶ。フィクション・ノンフィクションとりまぜているようであるが、その辺りの違いは判然としない。どうもこの都会小説というやつはどうも苦手で、面白いのか面白くないのか良くわからないのである。今回も同じであった。一体どう読めばいいのだろうか。面白くないかというと、文章もこなれているし(これは訳文次第か)、わかりやすいし、それなりに読めるので、それほどつまらないというわけではない。その反面多くはそれほど起伏のあるストーリーでもなく、ものによっては例えば男女の心理描写が中心でほとんどなにもおこらないものもある。その辺を面白いと思えるかどうかなのだろうか。純文学というには軽すぎるし、エンターテインメントというには面白みに欠ける、そんな印象だ。ああ、何を書いているのだろう。以上、感想になっていない感想でした。今後また早川書房のニューヨーカー傑作集全3巻とか(持っているんだけどね)読むことがあっても、今書いたこと以上のことは書けないかも知れぬ。それとも読むときの状態や年月によって感想が変わるのだろうか。
数年ぶりに冒険小説を読みたくなり、バグリイを読んでいるのだけど面白い。一時期続けて読んで食傷気味の時があったのだけど、またぞろ読みたくなってきました。
本屋によると、河出のSFアンソロジーとか、ちくまのアンソロジーとか出てました。ちくまはいまいち珍しい作品が無いのが玉にきず。椿實とか岩川隆とか、すれっからしにはちょっと物足りない。改稿している作品も含むものの、やっぱり多少は単行本未収録作品とか、うんと昔の作品を発掘して欲しいものである。これは贅沢な望みなのだろうか。日下さんの編集する本はその点おまけがあるので良いのですが。まあなんにしてもちくまのアンソロジーは買わねばならない。城昌幸も無論ですが、これは刊行が決定しているようなので、目標は氷川瓏小説全集である。氷川瓏が読みたいぞぉ。ああ、古書店で見つける前に扶桑社の2冊も買わなきゃ。明日買おうか。
申し訳程度にBOOK OFFへ寄る。
d邪神殿の少女 友成純一 ケイブンシャノベルス ああ、いらんもん買っちまった。でも3巻探してるんですけど。
郵便配達は二度死ぬ 山田正紀 双葉社 これ持っていないはずなんですけど。花面祭も持っていないかもしれません。このころから追随が甘くなってるんだよなあ。
世界名優物語 児玉数夫 旺文社文庫 一応資料として購入。
屋上物語 北森鴻 ノンノベル
(今日の購入冊数:4冊、今月の購入冊数:175冊、今年の購入冊数:5009冊、今年届いた目録140冊)

12月11日(月)
顧客の帰りにBOOK OFF。
d時の過ぎ行くままに 小泉喜美子 講談社 これは最初ネット古書店で買ったんだ。
d現代アメリカ推理小説傑作選1 立風書房 わあ、これも。
d推理教室 江戸川乱歩他 河出文庫 わあ、これも。
だれもがポウを愛していた 平石貴樹 集英社 元版帯つきだったので思わずかってしまう。こういう買い方はやめいちゅーの。
マダム・グレコ 藤沢周 河出書房新社 初期短編集?何やら面白そうな感じ。
dミニミニSF傑作展 講談社 帯がうれしい。
ハナの差 エヴァン・ハンター ハヤカワノベルス ユーモア小説?
スパルタンX 宇宙船文庫 100円だったからねえ。構成は竹内義和なんだ。
南方民俗学 南方熊楠 河出文庫
浄のセクソロジー 同
動と不動のコスモロジー 同 半額でももともと高い文庫だから割合高い。でも川口さんじゃあるまいし、読めるのだろうか。でも幻想系としては押さえておかなくてはいけないし。それにさすがに熊楠全集を買う勇気も無い。
目録が1点。「ニューヨーカーセレクション」読了。デスモント・バグリイを読み始めました。
(今日の購入冊数:11冊、今月の購入冊数:171冊、今年の購入冊数:5005冊、今年届いた目録140冊)

12月10日(日)
家の仕事をいろいろ。本屋へは行かず。
したがって書くことは読んだ本の感想になります。
骨まで凍る殺人事件 角川文庫
振動魔 海野十三 SFチックなミステリ。ちょいと古めかしいけれども、アイディアは科学的にはよく判らないけれどもありそうに思える。
(本当か?)
カナカナ姫 水谷準 タイトルからはなにやらファンタスティックなものを感じるが、内容は普通の推理小説。赤川次郎あたりが書きそうな話かな。違うかな。
監獄部屋 羽志主水 こいつはまいる。なんでこれにはいっているんだろう。こいつはプロレタリア文学で推理小説ではない気がするぞ。たしかに最後にひねりはあるけれども。「新青年」の創刊時の想定読者向けなのかもしれないが。
完全犯罪 小栗虫太郎 あいかわらず変。舞台設定が変。なんでこんな舞台設定でなければならないのか。探偵も変。なぜこんな探偵でなければならないのか。なかで出てくる暗号は何の意味があるのか。こういう小説は他にはないから、比べ様がなく、おもしろいのか、おもしろくないのかもわからない。処女作であるから、ペダンティックも押さえられているし、後年の作品の変さよりはかなり普通だが、やはり変だ。空前絶後の作家であるとしかいいようがない。当時の読者はこの作家の作品をどのように受けとめたのであろうか。
偽悪病患者 大下宇陀児 書簡形式で、秀逸な作品。小栗の後だとホッとする。
赤いペンキを買った女 葛山二郎 形式には工夫がある。とってつけたようなさいごのどんでん返しがなかなかあっけない。
地図にない街 橋本五郎 奇妙な味の作品。再読だが面白かった。
二川家殺人事件 甲賀三郎 読ませる作品では在るが、これって完結してないんじゃないの?作者は何を書きたかったのか?わざと定石をはずしたとでもいうのか?わからない。
集中やはり橋本五郎が一番の好み。大下宇陀児は佳作で、小栗は評価不能。羽志は評価のものさしが異なるんじゃないか。甲賀三郎は個人的には傑作集にいれるのはどうかと思う。前2巻より少々テンションが落ちているような気がします。
女秘書 ヘンリ・ケイン 立風書房
影で実業界を陣取るヒュームに雇われた主人公。当初の仕事は伝記執筆。勤務先のホテルで出会う精神科医とのラブストーリーもからめつつ、徐々にヒュームに雇われた真の理由があきらかになっていく。そしてついに衝撃的な結末になだれ込んでいく。ポルノシーンも多く、それが何の意味もないわけではないところが、その辺のポルノ小説とは違うものの、主人公が絶世の美女というところが、(無論それにも意味はあるのだが)、男性作家らしくもあり、ほとんど想像力を停止させるキャラクター造形である。
それにしてもハードボイルド作家かと思っていたのだが、これはなんていったらいいのだろう。ポルノサスペンス?お暇な方はどうぞ、といった感じかな。
(今日の購入冊数:43冊、今月の購入冊数:160冊、今年の購入冊数:4994冊、今年届いた目録139冊)

12月9日(土)
西部古書展へ。
あいかわらず遅刻したせいもあるけれども、何にも無いなあ。
別冊宝石が300円だったので状態はもうひとつだったが、買う。
アラン・グリーン&フレドリック・ブラウン ブラウンは「シカゴ・ブルース」か。おまけにもう1つも創元推理文庫で持っているなあ。こりゃ失敗。
おまけにだぶっている気がしてきました。
J・D・カー&傑作12人集 これはアンソロジーなので良い。
異色本格長編集 読みたいのはクレイトン・ロースンかなあ。
ヒルダ・ローレンス&クリストファ・ブッシュ やっぱりヒルダ・ローレンスでしょうか。
フィルポッツ&傑作中編集 昔から「誰が駒鳥殺したの?」は読みたい作品だったので、うれしい。
本格派傑作8人集 ヘレン・マクロイの「家蝿とカナリヤ」が読めるので良い。
マリオと魔術師 トーマス・マン 三笠書房 何だか文庫かなんか持っている気がしてきたんですけど、気のせいなら良いのですが。
ハードボイルド 馬場啓一 CBSソニー出版 エッセイ集です。
クリストファーロビンのうた A・A・ミルン 晶文社 一番好きな童話は「クマのプーさん」だったりするんだけど。
フィリップ短編集 堀口大學訳 第一書房 昭和3年の初版。つい買ってしまう。短編集だから面白いのもあるやもしれぬ。
毛蟲の舞踏會 堀口大學訳 札幌青磁社 奥付を見ると初版が昭和18年で、この3版は昭和21年。戦争を生き延びた本なんですね。昭和50年代に再刊された方はもっているけど、内容が少し違っていたような。気のせいでなければよいのですが。
列車の死 クロフツ ポケミス
マギル卿最後の旅 クロフツ ポケミス
帰ってきてBOOK OFFへ。
争いの谷 ルイス・ラムーア 中央公論社 片岡義男監修の西部小説シリーズ。よしださんから一冊譲っていただいているが、これはずーっと売れ残っていたので買いました。そろえてみようかと思い始めました。
京極夏彦の世界 青弓社
神様 川上弘美 中央公論社
わが愛しき人よ・・ フランソワーズ・ジルー 東京創元社 すごくダブリの気がしています。
虫送り 和田はつ子 角川ホラー文庫
ヘルドラド ジェリー・エイハーン 創元推理文庫 昨日に続く鏡明監修のシリース。でもダブリのような気がする。
ゴルフコースの人魚たち P・ハイスミス 扶桑社ミステリー 
d神狩り 山田正紀 角川文庫 正確には手持ちで角川文庫じゃないのもあるけど。ならんでたから買ったけど、どうすんねん。
d弥勒戦争 同
d神々の埋葬 同
dチョウたちの時間 同
d孔雀王 同
d襲撃のメロディ 同
d氷河民族 同
d崑崙遊撃隊 同
一度家に帰り、本をまとめて実家へ運搬。
途中で寄るのは古本屋。
チャンドラー傑作集 IFノベルス 1歩前進
きまぐれフレンドシップ 星新一 奇想天外社 前から欲しかったんだ。このエッセイ集。
愛と死の航跡 井口泰子 ケイブンシャ文庫 ああ、一体何冊あるのやら。でもこれは元版持っていたみたいだ。
ファラオの呪い殺人事件 同
d日本ミステリーベスト集成3(山岳編) 中島河太郎編 徳間文庫 あれ?だれか探している人いなかったっけか。
レスター・リースの新冒険 E・S・ガードナー ハヤカワミステリ文庫
最後に手持ちの若干の児童書を処分ともども行った店。ご主人にもずいぶんご無沙汰である。処分した本はひきとっていただくのも申し訳無いような本でした。せめて読んでから処分しようと実家から運んで在ったのですが、どうしても読む気がおきず、とうとう処分することに決めてしまいました。単行本が10冊くらいだからちょっと減った感じがするかと思いきや。全然変わらん。
事件屋稼業 チャンドラー 創元推理文庫 この2冊は短編全集。一冊は旧装版を持っていたかもしれぬ。
赤い風 同
d墓場貸します ディクスン 創元推理文庫 3冊100円だったのでおまけ。
蜘蛛と蝿 クロフツ 創元推理文庫 持っていないと思いますが。
誰かが泣いている D・マーティン 扶桑社ミステリー これも「嘘、そして沈黙」を早く読まねばないません。
ゴールデン・キール デスモンド・バグリイ 早川文庫NV 冒険小説読もうかモード。
鋼鉄の巨人 ジョン・クリストファー 学研 探していた本。初見。三部作の一。残り2冊は何時のことやら。
中国の昔話 澤田瑞穂訳 三弥井書店 珍しいかも。
トマニ式生き方 クリスチーネ・ネストリンガー 星新一訳 エイプリル出版 いやあ、うれしい。結構本気で探していたので、滅茶苦茶うれしい。前に見たとき、懐の関係であとまわしにしたら売れちまって後悔してたんだ。でも結果的には値段も今回の方が安いし、第一前のにはVカバーが欠けていて訳者の言葉も読めない状態だったからなあ。私的な血風でございます。
家に本を置いて帰ってくる。家から持ってきたダンボールをそのまま積み上げているので、奥に入れずもう末期的な症状である。来月のまとまった休みでばっと片付けなきゃ、一生埒があかないや。
オマケに家をあさっていたら昨日文生堂で目録注文して買った福島正実のアンソロジーが出てきて、びっくり仰天。持ってたんかぁ!見返しを見ると当然今回より安く買っていました。最悪やん。あと多岐川恭編のアンソロジー(新風出版社殺人ゲーム)とか、都筑道夫編のアンソロジーとかも出てきた。あなどりがたしわが実家。でも見てたら昔藤沢で買ったのを思い出しました。お間抜けな失敗談でした。
えーっと明日は本を買わない予定なので感想を書きます。
そごうの目録(今回は伊勢丹と重なる)が来た。あと実家に2点来てたが、こちらは今の家には来てないなあ。
(今日の購入冊数:43冊、今月の購入冊数:160冊、今年の購入冊数:4994冊、今年届いた目録139冊)

12月8日(金)
ボーナス支給。嫁と自由が丘で待ち合わせ。Yシャツを買うためである。4着20000円。必要経費だから仕方ない。
あとはついでに(あくまでついでだよ)文生堂で本を受け取らねばならないのだ。
注文本は4点だけど、当たりは2点。
世界小説昭和23年6月号 幻想文学特集 新人社 「幻想文学」という言葉がいつかれ使われたかしらないが、知っている限りでは一番古いように思う。「幻想文学特集」と明記しての特集としては一番古いかも。違うかな?内容はリラダンとかポーとか、別にどうということはないのだが。いずれ雑誌コーナーで取り上げたいと思います。
SFエロチックスの夜 福島正実編 秋田書店
棚本。
おとなの推理あそび 山村正夫編 広論社 1000円もしたけど、アンソロジーには弱いんだ。フクさんが取り上げてたっけ?
ボルジヤ家罪悪史 ヂューマ 平凡社 横溝正史訳。函欠なのに3000円もしたんだ。まあいいけど。
店頭本。
マンガ少年別冊 未知との遭遇 朝日ソノラマ 何かと思うとアメコミの翻訳でした。初めて見たなあ。
d外宇宙の女王 チャンドラー 徳間書店 これも高く買った気がするんですけど。
東京異端者日記 森奈津子 廣済堂
伯母の死 C・H・B・キッチン ポケミス
密使 グレアム・グリーン ポケミス ぼろいけど、初版100円なので買い。
桃色の悪魔 J・D・マクドナルド ポケミス
秘密教師 ユージン・アポリネール 浪花書店 清水正二郎訳とあるけど、胡桃沢耕史の創作でしょ。
一号店の店頭本他
緑の石食い虫 クナーベ 西村書店 著者は11歳の少年だそうです。ホラーだから買わなきゃ。
カリギュラ ウィリアム・ハワード ロマン文庫
犠牲者は誰だ J・R・マクドナルド ポケミス
白と黒 横溝正史 東京文藝社 珍しくないのかもしれないけど、なんで3号店で売ってないんだ?著者後書きつき。
存在の連鎖 平凡社 ヒストリーオブアイディア叢書 高山宏共訳 ニコルソンとかもあるんだよね。
夜の仮面 三好徹 東京文藝社
暗い傾斜 笹沢佐保 角川小説新書
本当に久々なんだけど、面白かったので、今度からちょこちょこ寄ることにしよう。毎日行きかえり通っているんだから。
伊勢丹の目録が届きました。
いよいよ5000冊まで秒読みになってきました。はあ〜。
(今日の購入冊数:18冊、今月の購入冊数:117冊、今年の購入冊数:4951冊、今年届いた目録136冊)

12月7日(木)
ヘンリ・ケイン「女秘書」読了。続いて「ニューヨーカーセレクション」を読む。
昨日の予告通り、2ヶ所BOOK OFFへ行く。
一軒目。状態の悪い本でも半額で閉口する。
宇宙巨艦フリーダム 石森章太郎原作 吉津實 ソノラマ文庫
愛の終り 山田智彦 角川文庫 従来怪奇小説しか買っていなかった著者だが、角川の純文学集は最近買おうと思っている。
未婚の母殺人事件 井口泰子 ケイブンシャ文庫 まだ完集じゃないんだろうか。瀬戸大橋の実録小説はさすがに見送っているんだけど。
アリバイ・アイク ラードナー 新潮文庫
ボニーと砂に消えた男 アップフィールド ハヤカワミステリ文庫 3冊揃ったはず。
パリの家 エリザベス・ボウエン 集英社文庫 持っていなかったんだよね、何故か。
夜だけの恋 藤原審爾 角川文庫
チューブワーム幻想 三田誠広 廣済堂出版 幻想的短編集
あるき太郎 武井武雄 銀貨社 本来であれば新刊で買わなければいけない本のような気もするが。復刻版。
2軒目。
座敷ぼっこ 筒井康隆 出版芸術社 著書目録が便利。
慟哭 貫井徳郎 東京創元社
疑惑の墓標 藤桂子 講談社 文庫化はされていないのかな?
オリオンライフ ニコラス・ルアード KKベストセラーズ たまに見る本だが、帯の惹句がすごいので買ってみる。「絶対にわからぬ犯人!まれに見るミステリーの傑作」だそうである。本当か?
ガン・ロッカーのある書斎 稲見一良 角川書店 収集モード。
ジョン・ボールの夢 ウィリアム・モリス 晶文社 買わなきゃのシリーズ。これは未来社の本があるのでためらってしまうので、ラッキー。
ただし短編がプラスされているのがお徳。
射撃の報酬5万ドル ハドリー・チェイス 創元推理文庫 持っていないよなあ。
闇からのささやき あさのあつこ 講談社青い鳥文庫 SFミステリー2作目。
海底の宇Uボート基地 ハモンド・イネス 早川文庫NV 最近冒険小説を読もうかと思ったので。
おまけで帰りに近所のBOOK OFFも覗く。
d微笑する悪魔 多岐川恭 光風社ノベルス
永遠の傭兵 バリー・サドラー 創元推理文庫 鏡明監修のパルプヒーローシリーズの一冊。カバーにはどこにも書いてないぞ。
硝煙に消える ジョージ・P・ペレケーノス ハヤカワミステリ文庫 よしださんのところで話題なので買ってみる。
あと、ネット等で買ったり譲っていただいた本等を。
ふるほん文庫やさん
冒険ダン吉(2) 島田啓三 少年倶楽部文庫 これで何冊になったろうか。
ホームズ最後の対決 P・リー・ホール 講談社文庫 SFなので昔から探していたのだが、何故か縁が無く、見付けても高かった。
半七捕物帳 岡本綺堂 講談社大衆文学館 
スーパースターを奪回せよ 和田頴太 ソノラマ文庫 これも縁がないシリーズ。
黄金の指紋 横溝正史 ソノラマ文庫
龍を撫でた男 福田恆存 新潮文庫 ワイルドの「カンタヴィルの幽霊」を翻案した戯曲「幽霊やしき」収録。表題作も幻想味あり?
yahooオークション
ガ―ドナ―傑作集 E・S・ガ―ドナ―  IFノベルス
バンピレラ1、2 月刊スターログ別冊
チャーリーズ・エンジェル《真昼の誘拐劇》 三笠書房 よしださんから譲っていただいたにもかかわらず、間違えて入札して落札してしまった本。気がついた時には遅かった。
隣りの人たち 藤木靖子 東都書房 ミステリ単行本は持っていなかったのでうれしい。
石の林 樹下太郎 東都書房 これまた1歩前進。
kaluさんから譲っていただいた本&交換本。交換要員が・・。
汚名挽回 フレーザー 講談社文庫
死利私欲 フレーザー 講談社文庫
恐怖推理小説集 鮎川哲也編 双葉社 元版が欲しかったんだ。本当にテキスト派なのか?おれは。
さすらいの旅路 ネビル・シュート 角川文庫 うれしいよん。
ハンス月世界へ行く ガイル 講談社 やっぱSFだね。
彼方の微笑 皆川博子 集英社 初見。返す返すも昔「祝婚歌」を見送ってしまったのが痛い。こんなに苦労するとはなあ。
さらば斗いの日々、そして 長坂秀佳 朝日ソノラマ シナリオ集。カスミのショーケースでしか見たことありませんでした。
akawas様よりいただいた本
現代大衆小説全集 新選探偵小説集 平凡社 保篠龍緒他 必ず近いうちに読ませていただきます。この本昔揃いで安値で売ったていたのをタッチの差で買い逃してしまったんだよね。
(今日の購入冊数:41冊、今月の購入冊数:99冊、今年の購入冊数:4933冊、今年届いた目録135冊)

12月6日(水)
定時退社しようと思ったら思いもかけないトラブルが舞い込んで、七時から客先へ行く羽目になった。結局帰りは11時。
いつまでたっても早く帰れないじゃん。明日は早く帰るぞ。
「女秘書」は読書中で、今日これから読了したいと思います。
さて読了中の本といえば、もう何年も読書中扱いで、放ってある本がある。中国古典文学大系の1巻と、短歌研究社の塚本邦雄歌集。
前者は古典文学大系読破計画の一環で、読み始めたのは3、4年前。まだ一巻で停止中。もう一年くらい開いてないかも。古代中国の王朝年代記みたいで、どうにも読み進むのがつらいのだ。そろそろ再開しないといけませんね。全部で60巻もあるんだもの。このままでは西遊記、水滸伝なんて到底たどりつけません。
後者も2年ごしくらいで、難しくて読んでは戻り読んでは戻っているため、こちらもさっぱり進まない。全集買っているのにどうするのでしょうか。塚本邦雄の短歌は読み手にかなりの知識を要求してくるので、へなちょこ読者の自分にはなんとも手ごわすぎる。でもなんとか読みとおさないことには別の歌集が読めません。一応詩集・歌集・句集は一冊ずつにしようかな、と考えているので。ただ字面を追うだけぢゃ、悔しいし、空しいけど、そうなってしまうかもしれぬ。なんとか読解したいのだけど、誰か読み方を教えていただけませんでしょうか。ちなみに漢字も難しい。
小林文庫の掲示板に本当に久しぶりに書きこんだところ、桜さんよりご覧いただくことがあるというレスをいただき、恐縮。無責任に買い物リストを並べているだけなのですが、もう少し内容のあるものにしたいものです。それよりコンテンツの更新をしなければいけないのだが、時間が無いといういいわけは、ここまで更新しないと言い訳にはなりませんなあ。今月は手元にある本で源氏鶏太怪談の部屋パート1を作成します。というか、月いち更新みたいな縛りをかけたほうが良いのかもしれない。
珍しく長々と駄文を書いたので、角川文庫の感想は明日にしましょう。さて「女秘書」読了するぞ。椎名麟三はひと休みだ。
ちなみに明日回る顧客2つはどちらも某所のBOOK OFFに近い。きっと寄ってしまうんだろうなあ。
(今日の購入冊数:0冊、今月の購入冊数:58冊、今年の購入冊数:4892冊、今年届いた目録135冊)

12月5日(火)
実家へ帰ったときに今の家に来ていない目録が2冊くらい来てた。あと数冊来てたけどそれは今の家にも来たからダブリ。(笑)
あと最近2冊くらいカウントしてない気がするので4冊カウントしておこう。小林文庫掲示板で桜さんは260冊だかの目録が来ていると仰っているが、それだと目録を見るだけでも一苦労だなあ。おまけに保存までしていらっしゃるとは。わたしゃほとんど全部捨ててます。整理して取っておいた方が資料になるのはわかるんだけど、収拾つかないから。第一ずぼらだし。
久々に会社を早くあがれたので、何をしようかと思ったが、結局まだ行ったことのない原宿BOOK OFFへ行ってみた。
確かに広い、というか奥行きがある。でも総面積から言えばフクさんのいうように町田の方が広い気がする。
内容は噂通り何もない。なんとか買ったのは下記の5冊。それでもかごいっぱいに本を抱えている人もいる。何買ってんの?
Xメン C・K・ラッシュ&D・W・スミス 講談社 作者の一方はヒューゴー賞受賞作家であるらしい。最近のSF作家は全然わからん。
殺し屋ダラカン クロード・クロッツ 早川文庫NV 買ったかどうか不安になって探していた本。他の本は幻想文学関連とのことで買ってたが、これは純粋ミステリらしく買っていないような気がしていたのだ。
異次元のマンモス 加納一郎 ソノラマ文庫 やっとこソノラマ加納一郎完集(だろう、多分)。こんなの完集している人いないだろうなあ。
三つの顔 カトリーヌ・アルレー 創元推理文庫 窪田般彌訳なんだねえ。で、突然ですがアルレーを集めることにしました。
極光戦線 吉津實 ソノラマ文庫 宇宙翔る虎シリーズ4。昔全部持ってて読まずに処分したんだが、また買ってどうする。
それにしても原宿にBOOK OFFは合わない。青山アパートも通りかかるたびにすごいと思うが。
帰りはこれも久々にヴェローチェで読書。今読んでいるのはヘンリ・ケイン(だっけ)の「女秘書」。ここまで読んだ限りではまあサスペンス小説に分類されるのかな。
(今日の購入冊数:5冊、今月の購入冊数:58冊、今年の購入冊数:4892冊、今年届いた目録135冊)

12月4日(月)
移動中にBOOK OFFに寄る。
宇宙の声 星新一 毎日新聞社 テキスト的には価値がないが、それでもこれは元版で結構うれしいものだ。ちょっとぼろいけど。
ざぶとん太郎空をゆく! かんべむさし ペップ出版 滅多に見ないこのシリーズ。多分2冊目。でももしかするとだぶりかもしれない。
この叢書で掘晃のジュブナイルが出ているのはあまり知られていないのか。「梅田地下オデッセイ」よりよほど見ない気がする。
非登場人物 中原涼 地人書館 持っているつもりが表紙を見たら心配になったので買っておく。X文庫のアリスシリーズが有名だがデビューは古くて第二期奇想天外。これはSFAや同人誌に発表した作品を集めたもの。
赤い拇指紋 フリーマン 創元推理文庫 青背が欲しくて買う。茶背もこれも半額で買っているから2冊で1冊分お金を払った勘定だな。
マッド・ボンバーを追え 加納一郎 ソノラマ文庫 やあ、加納ソノラマ本もやっとM1。
深夜特捜班 デビッド・グーディス 創元推理文庫
骨まで凍る殺人事件 角川文庫 やっと読了。感想は明日にでも。「女秘書」でも読もうかな。
(今日の購入冊数:6冊、今月の購入冊数:53冊、今年の購入冊数:4887冊、今年届いた目録131冊)

12月3日(日)
家の用事と本の整理。みかん箱3つ実家へ運ぶが焼け石に水。実家も酷い状態になりつつある。(なっている?)
本格的に整理をしたいのだが、そのためには実家に泊りこまねばならない。時間がないよ。
それで帰りにBOOK OFFで本を買っちゃうんだから始末に負えない。どうしたものか。
1件は実家の近所。たいしたものはない。
銅の魚 仁木悦子 双葉社 やめようよ、元版だから買うのは。
赤い真珠 仁木悦子 毎日新聞社 だから買うなっつーの。
悪行年鑑 都筑道夫 桃源社 あっという間に帯つきで3冊揃ってしまった。
ふしぎなことはぶらんこから 佐野美津男 小峰書店 ちょっとうれしい。
進化した猿たち2 星新一 新潮文庫 単行本とも早川文庫とも若干の内容の変化があるはず。どれを持っているのやら。
天空拳勝負録(上)(中) 藤原審爾 角川文庫 見返しの内容紹介を読むと面白そう。でも下巻が・・。
ダブルオーバック 稲見一良 新潮文庫 角川文庫が見つかんないなあ。
彗星パニック 廣済堂文庫
リモコン変化 廣済堂文庫 単行本で買っていたのに文庫になっちゃって、文庫は買いもらしがけっこうあるんだけど、どれを買ったやら。
幻想の犬たち 扶桑社ミステリー ホラーアンソロジー
中亜探検 橘瑞超 中公文庫 川口さんご推薦。杉山茂丸がありません。
名曲決定盤(上)(下) あらえびす 中公文庫 野村胡堂だから買っただけ。
明日は舞踏会 鹿島茂 中公文庫 最近よく本が出るね。印税は全部本だろうな。買いきれないよ。
男たちのら・ら・ば・い 徳間文庫
抹殺の意志 草野唯雄 角川文庫 最初の出版作品?
極楽鳥 小沢章友 ハルキ・ホラー文庫
破邪復活剣 タリオン3 宮本昌孝 早川文庫JA
夏樹静子サスペンス 関西テレビ放送 原作短編とドラマシナリオを収録した変わり種。1+1=2では無い気がするんだけど。
「裏窓」殺人事件 今邑彩 カッパノベルス ダブリが怖い
本郷菊坂狙撃殺人 梶龍雄 光風社出版
恋の森殺人事件 岩崎正吾 立風ノベルス
2軒目 さらに何も無い。
死体は二度消えた 鷹見緋沙子 立風書房
殺人予告状 大谷羊太郎 こだまブックス 副題が巡業殺人シリーズとあるけど、それ何?
剣に生き、剣に斃れ カトリーヌ・アルレー 創元推理文庫
d地獄のハイウェイ ゼラズニイ 早川文庫SF なんでこんなの買っちゃったんだろ。
dd殺人者なき六つの殺人 ボアロー 講談社文庫 もう買わなくていいのに。
d機械獣ヴァイブ(全4巻) 山田正紀 ソノラマ文庫
大宇宙の墓場 ノートン 早川文庫SF 買いなおしだけど、既に買いなおしているかも。
異次元の陥穽 グレゴリー・カーン 早川文庫SF 処分してれば買いなおし。デュマレストのE・C・タブの別名義。
あと1件、八犬伝の上巻があったBOOK OFFに行ったが、BOOK OFF系列の古着屋に変わっていてショック。結構良い本拾ってたのになあ。神奈川県でも子供用品とかスポーツ用品に変わっている店がある。過当競争かもしれない。
気晴らしにちびくろさんぼの絵本を見る。岩波の赤い本ではなく筒井敬介がリライトした幼年向け。渡辺三郎の絵はなかなか良いのだけど文の方はさすがにアブリッジがすぎる。どうもいまいちである。これでは絵本画家も困るだろう。これは読了本にいれようかな?邪道。
(今日の購入冊数:34冊、今月の購入冊数:47冊、今年の購入冊数:4881冊、今年届いた目録131冊)

12月2日(土)
西部古書展に行くが、注文品がはずれた上に買うものも何も無い。
寡黙な死骸 みだらな弔い 小川洋子 実業之日本社 ホラー
アラゴン詩集 飯塚書店 シュールレアリズム詩人であるが、それは初期だけであるからどうかとも思うが。
セックスの哀しみ ユアグロー 白水社
しかたがないので渋谷で新刊を買う。
資料 源氏鶏太 高杉方宏 フリープレス やっと発見。自費出版のようだ。本当に資料的な本で評論的な部分はほとんど無い。これで持っていない怪談集がさらに2冊あるのがわかってあわてる。しかも1冊はそれでしか読めない短編があるようなのだ。非常な労作であるが、こちらの勝手な要望を言わせてもらうと、時系列の著作リストが欲しかったのと、短編集の収録作がわからないこと。
あふれた愛 天童荒太 集英社 署名本なので思わず買う。これで最初の本以外は全部新刊で買ってるなあ。珍しく。もっとも1冊も読んでないけど。
Bから目録。注文は一応いれておこう。読書進まず。
昨日買った本を1冊忘れていた。
乱歩 高橋康雄 北宋社
(今日の購入冊数:6冊、今月の購入冊数:13冊、今年の購入冊数:4847冊、今年届いた目録131冊)

12月1日(金)
今日で仕事がひと段落。さて今月は読書モードに戻ろうと思う。
近所のBOOK OFFへ挨拶まわり。
怪獣まる秘大百科 洋泉MOOK
ソ連激烈ジョーク集 深見弾編・訳 大陸書房 訳者が深見弾では買わずにはいられません。見返しに星新一さんの推薦分あり。
続夜のドラマハウス ペップ出版 ニッポン放送のミニラジオドラマ集。昔聞いてたなあ。
d八犬伝(中)(下) 石山透 NHK 上はなし。でも1冊は帯つきだし、手持ちより状態がやや良さそうなので買う。某所に上が100円で転がっていた気がするけど、もう無いだろうな。
巨人ポール・バニヤン ちくま文庫
アルハンブラ物語 W・アーヴィング 講談社文庫 やっぱり「リップ・ヴァン・ウィンクル」の印象が強いよね。
目録注文で久々に全集と森開社の本を注文した。あたるかな?あたったらあたったで辛いんですけど。
(今日の購入冊数:7冊、今月の購入冊数:7冊、今年の購入冊数:4841冊、今年届いた目録130冊)