7月31日(火)
なんということか、またまた本吉さんから本を譲っていただいてしまいました。
約束 デュレンマット ポケミス
まずは前川道介訳という一点において欲しいポケミスであったデュレンマットですが、2冊そろってしまいました。ちなみに「約束」は記念すべき前川道介訳書の第一号です。お譲りいただいたご恩返しのためには早く読まねばなりません。本当にありがとうございます。
前川道介はあとは探求書には書いてありませんが、「ドイツ怪奇文学入門」をGETすれば満足です。(ああなんと欲深なんでしょうか)
そういえば聞くところによると国書刊行会から前川先生訳の怪奇小説アンソロジーが近々出るといいます。どうかこれからもお元気で健筆をふるわれ、われわれに豊穣な独逸怪奇小説群をご紹介いただきたいものです。
なお前川道介先生の業績をまとめた労作が下記に紹介されているので、(HP作成者の方の許可は得ておりませんが)ご参照ください。
http://www1.doshisha.ac.jp/~ksuzuki/varia.html
これを見ると最初の業績がいきなり萩原朔太郎の評論書の刊行というのも、ちょっと意外な感じがします。昭和30年代にもゲルタイスの「名探偵は死なず」の翻訳、「ドイツ怪奇文学入門」の刊行、宝石への短編訳戴とかもあるものの、怪奇系の業績はその一部で、昭和40年代中盤に入って、創土社や白水社、昭和50年代の国書刊行会、早川文庫FTと徐々に(出版業界の変遷も大いに関係あるでしょうが)その業務を怪奇系に広げられていったことがわかります。もちろん大学のドイツ文学の教授ですから、本来の業績の一部であることには変わりないでしょうが、怪奇小説に対する人一倍の愛情もあったことと思います。誤解を恐れずに言えば、独逸語圏の平井呈一といった感じですね。

閑話休題。
山田風太郎氏が逝去されました。いろいろな日記や掲示板ですでに言及されているので繰り返しになってしまいますが、20世紀の偉大な作家をまた一人失ってしまったことは、自分を含めて物語を愛する人にとっては大きな悲しみであることは動かしがたい事実であることは間違いないでしょう。自分は山田作品は忍法帖を含めて何篇か読んではおりますが、決して良い読者ではありませんでした。それは風太郎作品が自分にとってつまらないものであるというわけでは決してなく、その豊穣な世界に浸ってしまうのがもったいないというばかげた思いからでした。もう山田風太郎という作家の作品は今後新たに生み出されることは無く、現実的に有限のものとなってしまいましたが、自分はこれからその世界をじっくりとそしてゆっくりと味わっていきたいと思います。
願わくばより多くの作品がより多くの人に今後も読みつがれていくことを願います。

渋谷東急の目録が届きました。今回は横浜そごうは地元なので行きたいですが、他は行けないかもしれません。うむむ。

(今日買った本1冊 今月買った本:266冊 今年買った本:1651冊)

7月30日(月)
わざわざご連絡までいただいて下記の本を本吉さんから譲っていただきました。
早稲田文学 1986年8月号
自分としては探求書としてあげておきながら発行年を間違えていたというお粗末さですが、本当にありがとうございました。これは幻想文学25号「ファンタスティックマガジン」であげられていた雑誌で児童文学系の一部を除いて最後まで入手できていなかった雑誌で、早稲田のたとえば平野書店とか行くと、かならず一応探してはいたのですが、全然見つけられておりませんでした。本当にありがとうございます。MZTさんといい、本吉さんといい、私なんかが全然見つけられなかったり、長年かけて苦労して見つけた本をあっさりGETされていて、探求力のすごさに感じ入ります。
ところでこの号ですが、創作が中井英夫、立花種久、エリザベス・ボーエン、レーモン・ルーセル、評論・エッセイで笠井潔、都筑道夫、橋本治、池内紀、川崎賢子、井辻朱美、ロジェ・カイヨワ、堀切直人他という豪華なもので、総ページ100ページ強の小冊子ながら、ほぼ全編怪奇・幻想でうめられているものである。あと早稲田文学であると、久生十蘭の特集であるとか欲しいといえば欲しいものはあるけれど、自分としてはまずはこの号があれば大満足である。さてさて読むのが楽しみである。

ということで今日の日記はおしまい。
「第七の十字架」は史上最大の遅さで読み進んでおります。このペースだと8月いっぱいかかってしまいそうです。

(今日買った本1冊 今月買った本:265冊 今年買った本:1650冊)

7月29日(日)
ネット古書店より。
蛇蠍 西村有望画集 アトリエOCTA 署名箋つき
塔 高柳誠 書肆山田 詩集
都市の肖像 高柳誠 書肆山田 詩集
モナリーザ泥棒 ゲオルグ・ハイム 河出書房新社 いちおう探求書。幻想系。

伊勢丹の目録、小田急の目録、京王の目録、横浜そごうの目録。重量級の目録がぞろぞろきているので見るのが大変。伊勢丹は見終わっていないが、京王以外はとりあえず1点は注文がありそう。横浜そごうは地元なので早々と数日前に注文済みで点数はちょっと多め。京王はどうしようかなあ。売りすれば注文するのも無いことはないけど。小田急はO書房がなかなか。
で、ごろごろ目録を見ていて思いついてBへ電話し、注文を入れる。先週行ったときに見た、校本宮沢賢治全集。揃いで1万円という破格値であるが、パッキングされていたので状態はわからない。店主は並だと言ってたけど。まあ安いからいいや。重要な作家だとあと谷崎潤一郎を買わなきゃと思うのだけど、新版の30巻は高いし、最初の新書版は不完全な選集だ。やはり28巻の前版が妥当なところかな?今回も某所で18000円で出てる。今まで見た中ではかなり安いほう。でも置き場所がなあ。宮沢賢治全集も本がでかいんだよね。

恐竜一億年 リチャード・マーステン 岩崎書店
岩崎書店のSFシリーズは自分のSFへの最初の出会いと言っていいだろう。小学校低学年から中学年のころ学校の図書室で借りたものだ。当時ほかによく借りたのは「科学のアルバム」シリーズ。そして高学年になるとあかね書房のSFシリーズに移っていった。ミステリー好きな人はここで江戸川乱歩やホームズに行くのだと思うが、自分は乱歩は全く手にすることなく、ホームズ、ルパンもあかね書房の数冊を読んだだけで終わってしまった。これはその当時から嗜好がどっちを向いているか如実に語るものだと思う。(もっとも、赤毛同盟やまだらのひもなんて面白かったんだけどね)
で、これはまさに小学校時代に読んでいたシリーズの1冊。実際にこの本自体を読んでいたのかはわからない。恐竜が当時から好きだったので読んでいる可能性は高いが、さすがに30年近い時の流れは自らの記憶を失わせるには十分な年月であった。つまりは読んでいるかどうかさっぱりわからなかったということ。
ストーリーは単純で、タイムマシンでガイドをやっている兄の助手として過去に戻った少年が、悪巧みをしていた同行者の男と戦いを繰り広げるというもの。ストーリーの中で順番に恐竜が紹介されるのは、ジュブナイルらしい教育的指導の表れでもあろう。ラストはタイムパラドックスをねじまげて解釈したようなご都合主義的なハッピーエンドで、意表をつかれた。ラストはちょっと論理的におかしいが、いろいろな意味でまずまずよくできた優等生的なジュブナイルとは言えると思う。
結論としてジュブナイルとしてはなかなかよくできているとは思うものの、大人が読んで面白いと思える作品ではないように思う。念のために書いておくが、それはジュブナイルとしての価値とはなんの関係も無い。ジュブナイルは大人を読者として想定していないからだ。

「第七の十字架」をまたも読み進めませんでした。いつになったら読み終わるのでしょうか。

(今日買った本4冊 今月買った本:264冊 今年買った本:1649冊)

7月28日(土)
午前中は、松本さんにお借りした本を返すため「恐竜一億年」を読みました。感想はまた今度。
東京堂から本が届く。
塚本邦雄全集13,15、別巻。全巻署名入りこれにて完結。1巻あたりの値段が高いので難儀だったが、これでちょっと安心。三島由紀夫全集、稲垣足穂全集もそうだが、佐藤春夫全集も10冊で止まっているので残りを買わなきゃ。ユートピア叢書も残りを買わなきゃ。書物の王国を買わなきゃ。
吉増剛造詩集 思潮社 3冊とも署名入り。
続吉増剛造詩集
続々吉増剛造詩集
金輪際 車谷長吉 文藝春秋 署名
野坂昭如コレクション(全3) 国書刊行会 全冊署名入り。全然関係ないのだが、この人この間桜木町駅前で選挙演説してました。
小松左京マガジン2号

午後から南部と西部に行く。
南部は二日目の閉館間際だから何もないだろうと思ったが、抽選が1冊あたっていたので、行かざるを得なかった。
独裁者のラブレター 橋本忍 講談社 署名入り。注文品。立風の雅楽選集の2巻と「獣林寺妖変 初版1000円」!ははずれ。
あとはたいしたものなし。
死者の誘い W・デ・ラ・メア 東京創元社 恐怖小説全集8巻。かなりぼろいけど、手持ちが函欠なので。500円しばりくらいで集めたいと思っているのだが、まだ函つきは2冊。
たたり 雨宮町子 双葉社 帯に「日本版シャイニング」とあります。買わざるを得ません。
魔の国アンヌピウカ 久間十義 新潮社
ジョン・ランプリエールの辞書 ローレンス・ノーフォーク 東京創元社
バルーン・タウンの手品師 松尾由美 文藝春秋
まだ死んでいる ノックス ポケミス
ユリイカ ガリヴァー旅行記特集

西部は本当に買うものがなかったが、何とか下記のみ買う。
魔法おしえます 奥田継夫 偕成社 米倉斉加年絵
美しき虚像 デュ・モーリア 三笠書房 見覚えが無い色合いの表紙だったので買ったが、デュ・モーリア選集に入っていたかもしれない。
浅草迷宮事件 佐江衆一 集英社
運転士 藤原智美 講談社 文庫も出ているが、初版帯つきだったので買う。一応読もうと思っていたし。
ジャングル・キッド エヴァン・ハンター ポケミス
拳銃を持つヴィーナス ギャビン・ライアル ハヤカワミステリ文庫
落陽2217年 光瀬龍 HSFS
いささか無理やりだけれど、買うものがあってよかった。

夜は白梅軒のオフ会。川口さん、川口さんの家人さん、うさぎさん、SPOOKYさん、松本さん、いわいさん、無謀松さん。話した内容は多岐にわたるので、詳述しませんが、楽しい時間をすごさせていただきました。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
知らない本屋や本を探したり読んだり 植草甚一 晶文社
河童の源四郎 栗田信 文藝評論社
ターザンと狂人 バローズ 早川文庫SF 
ターザンと呪われた密林 バローズ 早川文庫SF
恐怖王ターザン バローズ 早川文庫SF
野獣王ターザン バローズ 早川文庫SF
ターザンと禁じられた都 バローズ 早川文庫SF 
松本さんからターザン+αをたくさん譲っていただく。ありがとうございます。ありがとうございます。あと残り4冊になりました。
うさぎさんから。
超特急燕号誘拐事件 辻真先 光文社文庫 んー、読みますね。

それにしても、今月は本をずいぶん買っちゃったなあ。

(今日買った本34冊 今月買った本:260冊 今年買った本:1645冊)

7月27日(金)
家の近くのBOOK OFFで100円の本5冊で100円セールをやっていた。
dもう一人の私 北川歩実 集英社 持っていないと思ったのだが。
ヘンドリックスの遺産 デスモンド・バグリイ 早川書房
ハンガリアン・ゲーム ロイ・ヘイズ 角川書店
ランチタイムブルー 永井するみ 集英社
白い手の錬金術 本岡類 新潮社
無理をして冊数あわせをしたところもあるけど、1冊20円だよ。いくらなんでも安すぎるよね。単行本5冊で缶ジュースより安いんだよ。この5冊を読もうと思ったらおいらのスピードでは2週間はかかるであろうから、趣味の金額としてはコストパフォーマンスは滅茶苦茶良い。もっともこれだけでやめれば良いのに、買い物を山ほど繰り返すので、自分の場合決してコストパフォーマンスが良いとはいえないのだが。むしろ場所を取る分、悪いと言えるかも知れない。

(今日買った本5冊 今月買った本:226冊 今年買った本:1611冊)


7月26日(木)
創元推理21 創元推理文庫
雑誌形態から文庫版になった創元推理であるが、まだバックナンバーがそろっていないのだ。ちゃんと揃えなきゃいけないのだが、何を持っているのやらわからなくなってしまっている。なんとかしたいものだ。(昔から思っているんだが)

新編山靴の音 吉野満彦 中公文庫

先日読んだ「栄光の岸壁」のモデルとなった登山家のエッセイ集。新田次郎の小説にもこの本のことが題名を変えて出てくる。今回これを読んだのは新田次郎の小説でどの程度本当のことなのだろうかという興味もあった。
結論としてはやはり新田次郎の創作部分も少なくないという感じである。エッセイそのものは文章はややぎこちないとこがあるのはプロではないからまあいいとして、登山用語が何の説明も無く頻出するので、ちょっとわかりにくいところはあるものの、栄光の岸壁を思い出しながら楽しく読んだ。ただ「栄光の岸壁」を読んでなかったら感想は違っていたかもしれない。ショッキングだったのは、解説で明らかにされているが、ヨーロッパでマッターホルホン北壁(だったっけ)に一緒に挑んだ登山家が続けて登った岸壁で滑落死したということ。小説では最初の岸壁で登って終わりになっているので、実際にその後で史実的にはそのような結末があったというのは(もちろんその人物と小説の中のキャラクターとは違うであろが)、小説の中のその登山家が非常な好人物であっただけに、衝撃を感じたことを報告しておこう。
「栄光の岸壁」を読んだ人には興味深く読めるであろうエッセイ集。読んでいない人では、登山が好きであれば読んで面白いだろう。

(今日買った本1冊 今月買った本:221冊 今年買った本:1606冊)

7月25日(水)
給料日だからというわけでもないが、新刊を購入。
SFマガジン9月号
ミステリマガジン9月号 
全然関係ないが、早く9月になって涼しくなってもらいたいものだ。
探偵文藝傑作選 光文社文庫
猟奇傑作選 光文社文庫 探偵春秋をまだ買っていなかったりする。
棺の中の悦楽 光文社文庫
ライブガールス レイ・ガートン 文春文庫 いまさらながらのスプラッタパンク紹介。翻訳が風間賢二で解説が尾之上浩司とくれば、時代は十数年前に遡る。今は無き大陸書房から第三期の奇想天外が出ていた。その10号くらいだったと記憶するが、ホラー特集が組まれ,未訳のホラーが多く紹介されていた。当時はマキャモンの紹介され始めであったが、その中に確かスプラッタパンクの紹介ものっていたと思う。記憶違いかもしれないから、当時の他の雑誌かもしれないが、十数年前からであることは確かだ。そこで覚えているのはレイ・ガートンの名前とランズデイルの「Drive In」という作品。そしてれレイ・ガートンの作品が今回ノベライズを除いては初めて紹介される。ランズデイルの作品も当時から創元推理文庫近刊といわれていて、10数年たってついに刊行されるようだ。(もっとも創元推理文庫だから実際に出てみないと信用できないのだが。ちなみに当時同じく近刊とされいまだに待っている創元のストラウブ「シャドウランド」の翻訳もある。こちらは全然噂を聞かない)
なんだか自分的には(当時の期待感が思い出され)思い入れのある作者だけに期待してしまう。

1冊のまだ読んでもいない文庫新刊にこんなに書いていたら身体がもちません。

(今日買った本6冊 今月買った本:220冊 今年買った本:1605冊)

7月24日(火)
仕事中の浅草の古本屋さん。
dファラオの呪い殺人事件 井口泰子 ケイブンシャ文庫 表紙に見覚えがなかったんだけど、文庫だけじゃなく元版まで持っているやん。でも帯もあったが、それより挟みこみの「ぶっくめにゅう」というチラシ?に目がいった。通巻8号ということだ。ちなみにこの本に挟まっていたものには川又千秋の古本エッセイが掲載されている。内容はまあ他愛無いものだが、こういうものは通常では目に触れる機会が無いので得をした気分だ。30円だから元はとったかしらん。
俳句殺人事件 斎藤愼爾編 光文社文庫 本屋で見てユニークな編集に感心していたもの。編者はその道では有名で、俳人であると同時に取次ぎを通さない非再販対称の本も出しているという深夜叢書社の社主である。このあたりの本は倉阪鬼一朗さんの書評がどこかに載っているんじゃないかという気がする。
こわいおばけのまんが 日野日出志 ひばり書房 まんがには詳しくないのでこの本が珍しいのかどうかわからないけれども、100円というのはお買い得という気がした。著者の本には興味はあれど、活字本の「畸書」しか持っていなかったので入門篇というところでしょうか。でもまんがなので購入冊数には入れません。

「第七の十字架」は本当に読めません。
で、7月の課題図書の「戦争と平和」は買わないうちにリタイア宣言。

(今日買った本2冊 今月買った本:214冊 今年買った本:1599冊)

7月23日(月)
目録ぞろぞろ着ているけど、全然見れないや。
近所で。
とんでもないブラウン一家 アラン・アルバーグ 講談社 面白そうである。
水に棲む猫 天沼春樹 パロル舎
AΩ 小林泰三 角川書店 新刊で買おうと思っていたのだが。

第七の十字架、数ページしか読み進んでおりません。
(今日買った本3冊 今月買った本:215冊 今年買った本:1600冊)

7月22日(日)
朝3時半に起きて旅館を引き払い、尾瀬へアタック。峠からそのまま尾瀬ヶ原へ降りたので高低はそれほど無く、あとは原っぱをひたすら歩く。6時間も炎天下の中を歩き回ったので疲れきってしまった。歩いた距離は20Kmくらいでしょうか。今度来るときは初日に朝早く行って、その日に旅館に泊まるというスケジュールじゃないと死んでしまうことがわかりました。

本当は渋川と高崎の古本屋に足を伸ばすつもりだったが、高崎のリサイクル系3件だけにする。それにしても20Km歩いた後に高速を途中で降りて古本屋行くかね。
少女神第9号 フランチェスカ・リア・ブロック 理論社
ddオーロラ交響曲の冬 山口泉 河出書房新社 この人の本も小説は大体買っている。持っていないような気がしたんだが、2冊目のダブりでやんの。記憶力ないなあ。100円だからまあいいけど。
一月物語 平野啓一郎 新潮社
夢虫 増田みず子 講談社 これも微妙だ。
シャナラの剣 上 テリー・ブルックス 評論社 上巻だけ出て翻訳が止まっているけど、下巻はもう出ないんだろうな。
誕生日の殺人者 ジェイ・ベネット 評論社 角川文庫からも翻訳出てたな。
マスクのかげに ベーグストランド TBSブリタニカ 
d金色の鷲の秘密 エラリー・クイーン ハヤカワ文庫Jr 
逆光のブルース 黒木曜之助 春陽文庫
不倫婦人殺人事件 鷹見緋沙子 トクマノベルス これで大谷羊一郎の鷹見名義本もそろったはず。
2件目
殺人フィルムへの招待 加納一朗 トクマノベルス
燃えよドラゴン マイク・ルート ケイブンシャ
輝く平原の物語 ウィリアム・モリス 晶文社
こわい話ふしぎな話10 緑色の目の白いネコ 金の星社 レ・ファニュ
犯罪 加賀乙彦 河出文庫
d時は準宝石の螺旋のように サミュエル・R・ディレーニイ サンリオSF文庫 大好きな短編集。
第二段階レンズマン スミス 創元推理文庫
dペガーナの神々 ダンセイニ 早川文庫FT
大宇宙の探求者 スミス 創元推理文庫
地球人よ、警戒せよ アンダースン 創元推理文庫 読んでいあるのにないようは全然覚えてないや。


サマー・キャンプ 長野まゆみ 文藝春秋
静寂の叫び ジェフリー・ディーバー 早川書房
dルームメイト 村田喜代子 文藝春秋 持っている気がしたんだよなあ。失敗。
遺響の門 中井紀夫 徳間デュアル文庫
悪徳の街 フランク・レナード 角川文庫
南海航路さんふらわあ殺人事件 本岡類 講談社ノベルス

いや、買いすぎだ。
(今日買った本26冊 今月買った本:212冊 今年買った本:1597冊)

7月21日(土)
家人の希望で尾瀬へ行くことになり、朝4時ごろに出る予定が、事情で7時ごろになってしまう。尾瀬はシーズン中戸倉から先が交通規制されており、駐車場へ車をとめて、バスで鳩待峠へ行かねばならない。で、戸倉の駐車場へ着いたのが午後12時半。ここから峠へ出て尾瀬ヶ原へ行くと結構時間がかかる。おまけに駐車場の管理人に最終のバスは4時半だと言われ、あまりに時間がないので、明日アタックすることにして、今日はあきらめる。昼過ぎでは旅館に行くわけにもいかないので、昼食がてら沼田へ出る。昼食というのは口実で古本屋を散策しにいったのである。尾瀬に行く代わりに古本屋に行きたいと交渉してたので。ちょっと期待をしていたのだけど、まあ勢いでダブり本とか買ってしまったものの、たいしたものは無かった。
1件目
世界こわい話ふしぎな話傑作集第二期セット 全20のうち13〜20の8冊で外函付き1500円であるが、家で確認したらこのうち4冊は新刊で買ってやんの。すっかり忘れてた。何のために買ったのかわからなくなってしまった。無駄なものを買ったと怒られるので家人には内緒だ。でもこうなったら揃えるしかないか。多分まだ新刊で買えるじゃないかな。
13ジキル博士とハイド氏 スティーブンスン 金の星社
14恐怖の透明人間 ウェルズ 
d15毒草の少女 ホーソーン オブライエン クロフォード
16血を呼ぶ絵 ラブクラフト ポー
d17死者のしかえし ジャン・レイ シャトリアン アポリネール
18悪魔の肖像画 ネルヴァル
d19古い屋敷に残された話 レ・ファニュ
d20森の怪人 レスコフ
お化けだぞう 村田喜代子 潮出版社
夜が揺れた 結城昌治 東京文藝社
アライグマ博士と狩人たち B・L・バーマン 福音館 講談社文庫版も出ていたな。
紫の恐怖 高木彬光 桃源社
血の領収書 島内透 ノンノベルス 先日文庫版を買ったが、勢いで買う。
狙われた警視 ジェローム・チャーリン IFノベルス
d密室殺人傑作選 中島河太郎編 産報ノベルス 去年yahooで落札したのになあ。
瓶詰めの地獄 夢野久作 角川文庫
オイディプスの報酬 リチャード・イーリィ 角川文庫
d?異端教祖株式会社 アポリネール 講談社文庫 表紙がいいよね。
黄色い部屋の秘密 ルルー 講談社文庫
d?陽光の下、若者は死ぬ 河野典生 角川文庫
魔境惑星アルムリック ハワード ハヤカワ文庫SF 処分本の買いなおし。
バリー・ロンドン サッカレ 角川文庫
抱えてレジに行ったら、売りにきたのと間違えられてた。抱えるほど本を買う人は沼田市にはいないのか?
2件目はエロ本だけ。3件目はだめだめ。この2件は一番栄えているところにあって、古本に関してはちょっとお寒い感じである。
残り2件は中心から離れ郊外系の古本屋。
トラブルはわが影法師 ロス・マクドナルド ハヤカワミステリ文庫
dレベッカの誇り D・M・ダグラス 講談社文庫
モンスターブック A・E・ヴァン・ヴォクト 河出文庫 処分本買いなおし。
死体をどうぞ シャルル・エクスブライヤ ハヤカワミステリ文庫
毒薬ミステリ傑作選 R・ボンド編 創元推理文庫 持っている気がしてなりません。
dパリの家 エリザベス・ボウエン 集英社文庫
十二夜殺人事件 ギルバート 集英社文庫
dブラックウッド傑作選 講談社文庫
犯罪者たちの夜 結城昌治 角川文庫
犯罪文学傑作選 創元推理文庫
チョ−ルフォント荘の恐怖 クロフツ 創元推理文庫
d宇宙怪獣ラモックス ハインライン 角川文庫
陰画応報 フレーザー 講談社文庫
dd汚名挽回 同
d?シーザーの埋葬 スタウト 光文社文庫
死の報酬 結城昌治 講談社文庫
友情ある殺人 R・L・フィッシュ ハヤカワミステリ文庫
サービスカードの作成を遠距離だと断って、もう来れないと思うとコメントしたら、そんなこ言わずにまた来て欲しいといわれる。まとめて本を買う人は沼田市にはいないのか?
5件目
d怪奇と幻想1 角川文庫 100円では初めてみたなあ。
dコーリング ボブ・ランドル 講談社 このホラーも見ることは少ない本のような気がする。
哀原 古井由吉 文藝春秋 純文学のような気がしてならない。
化身 愛川晶 東京創元社
ムーンライト・シンドローム 東野司 扶桑社
愛のひとりごと A・ヴィヴィアンテ 文化出版局 常盤新平訳。
わたしのグランパ 筒井康隆 文藝春秋
以上で沼田市はインターネットの電話帳で調べた本屋は全て回りました。

(今日買った本46冊 今月買った本:186冊 今年買った本:1571冊)

7月20日(金)
勤務地の変更に伴って新しい定期を買うついでに自由が丘でBへ。
ばったり喜国さんにお会いする。
高い本であまり気をひくのがなかったので、安物を中心に買う。
dわたしのメルヘン散歩 矢川澄子 新潮社 某作家宛署名入り。こんな本まで処分してしまうとは、本当に幻想文学は捨てたということなんだろうな。そのような意味の発言をされているらしいのはどこかで読んでいるが、ジャンルに重要な足跡を残してきた方だけにとても寂しい。
dとんでもない恋人 カーター・ブラウン ポケミス カーター・ブラウンは何を持っているのかわからないので、200円だったから全部買う。
じゃじゃ馬 同 馬鹿だねえ。結果、7勝2敗。作品数が多いのでダブル確立はやはり低いね。
コール・ガール 同
死体置き場は花ざかり 同 
エキゾティック 同
欲情のブルース 同
恋人 同
dミストレス 同
墓を掘れ! 同
見知らぬ町の男 ブレット・ハリディ ポケミス 田中小実昌訳かあ。
死を呼ぶブロンド 同
鋼鉄都市 アシモフ HSFS HFマークの新品同様の状態で200円は安いなあ。再読しようかな。
d宇宙の妖怪たち メリル編 HSFS 手持ちのSFマークのボロイやつと交換だな。
家に戻って仕事をされるという喜国さんとお別れし、神保町へ向かう。東京堂でたまっている本を買うためである。
で、野坂昭如コレクションなんてものまで買ってしまい、持ってかえる気がしないので家に送ることにする。ということで、こっちの報告は来週。
ただし1冊だけ、送ると壊れるかもしれないので持ち帰りを薦められた下記だけ持ち帰る。
少年画報大全 少年画報社 前に松本さんと川口さんが言っていたのはこれかあ、と思い、趣味とは微妙にずれるし、高いのだが買う。
買うときに店員さんに「これ1冊しかもう無い貴重本です」といわれる。出たばっかりの本だと思うのだけど、本当か?
神保町は祭日ということもあり、店は結構閉まっている。RBワンダーとか神保町ブックセンターとか見たが欲しい本はなし。
羊頭書房で下記だけ買う。
悪人の眺め 多岐川恭 角川小説新書 フクさんも全収集を宣言されたようですが、こちらも地道に集めております。でも書誌が無いので、いまいちゴールがわかりません。創元の最終巻にも著作リスト無かったし・・。日下さんの本に期待大。
サラリーマンの大将 樹下太郎 光風社 春陽文庫の「サラリーマン大将」と同じ本なのでしょうか。
マラナ・タ終篇 森内俊夫 文藝春秋 宗教小説の可能性が高いような・・。
ムーン・バギー 高斎正 三栄書房 ファンという人を聞いたことがないのだが、自分は贔屓の作者のたぶん第一短編集。ハヤカワ文庫は本書から数編を除いた再編集なので、こっちでしか読めない短編があるのだ。ちょいと高めだが、まあいい。
ぶらっとしてちょろっと覗いた均一棚で下記を拾う。音楽パンフの専門店だからね。ちょっとぼろいけど。
dのらくろ漫画集1 田川水泡 少年倶楽部文庫
dスラディック言語遊戯短編集 サンリオSF文庫

ちょっと回っただけで嫌気が差して、小宮山書店の地下の喫茶店で一服して帰る。

「山靴の音」読了。この後「第七の十字架」を読み始めたのだけど、全く読み進むことができないでいます。どうしよう。

(今日買った本21冊 今月買った本:140冊 今年買った本:1525冊)

7月19日(木)
あいかわらず多忙な一日。浦和には注文も出さず、行けもしなかったけどどうだったのかしらん。

読書もできず、ネタがないので、送っていただいた本等。
大熊さんから。
d生き物の集まる家 津島佑子 新潮社
d挟み撃ち 後藤明生 河出書房新社 手持ちは函欠でした。
吉野大夫 後藤明生 ファラオ企画

橋詰さんから。
ターザンと豹人間 バローズ ハヤカワ文庫SF
ターザンの双生児 バローズ ハヤカワ文庫SF
ターザンと黄金都市 バローズ ハヤカワ文庫SF
ターザンとアトランティスの秘宝 バローズ ハヤカワ文庫SF
ターザンと黄金の獅子 バローズ ハヤカワ文庫SF
ターザンと失われた帝国 バローズ ハヤカワ文庫SF ターザンはだいぶ前進。
危険なささやき マンシェット ハヤカワミステリ文庫 何回もスルーしているのに、なんでも持っていなかったのかわからん。
悪党パーカー/犯罪組織 リチャード・スターク ハヤカワミステリ文庫
悪党パーカー/襲撃 リチャード・スターク ハヤカワミステリ文庫
殺人をしてみますか? ハリイ・オルズカー ハヤカワミステリ文庫
やとわれた男 D・E・ウェストレイク ハヤカワミステリ文庫
危険なやつらは片づけろ ハドリー・チェイス 創元推理文庫
リトモア少年誘拐 ヘンリー・ウェイド 創元推理文庫
暗い国境 エリック・アンブラー 創元推理文庫
チャーリー・チャンの追跡 E・D・ビガーズ 創元推理文庫
女魔術師 ボアロ&ナルスジャック 創元推理文庫
網にかかった男 パトリック・クエンティン 創元推理文庫
深夜特捜隊 デビッド・グーディス 創元推理文庫
沈黙の証言 P・ウロム 講談社文庫
ポオのSF(全2) 講談社文庫
殺人出世 山村正夫編 ビッグバードノベルス
特撮のタネ本 円谷一 芸術生活社
メッキの神像 カーター・ディクスン ポケミス
十億ドルの死体 ジョゼフ・シャリット ポケミス
ジェイムズ・ジョイスの殺人 アマンダ・クロス 講談社
死神のトリック 中島河太郎 双葉社 
可愛い娘 ロス・トーマス 立風書房

すでに売り切れだった本は除いて、お願いして買えなかったのは「名探偵は九回裏に謎を解く」と「灰色の季節」。残念でした。

100冊超えちゃったなあ。

(今日買った本31冊 今月買った本:119冊 今年買った本:1504冊)

7月18日(水)

昨日に続いて。
第三の男 グレアム・グリーン 早川文庫
とても有名な映画の原作。映画をほとんど見ない俺は見てない。で、本文を読んでも見たいと思わなかったが、解説を読んで見たくなった。
モノクロで表現主義風かあ。それに戦後すぐのオーストリアも見たい。でもレンタルするのは面倒くさい。もう10年くらいレンタルビデオなんて借りてないぞ。
ストーリーは有名なので書くことも無いのだろうが、一応書くと、主人公のロロが友人のハリーに呼ばれてオーストリアに行ってみると、そこで直面したのはハリーの葬式であった。ロロはそこで会ったハリーの友人と称する男、女たちと話すうちに、ハリーの交通事故が、殺人事件に思えてきた。ハリーの死が信じられないまま、不信に思ったロロは一人で捜査をはじめる。そこで浮かび上がってきたのは「第三の男」の姿だった。「第三の男」は一体誰なのか?ハリーは本当に殺されたのか?
まあ一言で言えば巻き込まれ型のサスペンスといったところか。元が映画のシナリオのために書かれたものだけに、全体的にストーリーをなぞっているだけで、深みに欠ける。とはいえ著者本人も小説を意識して書いたわけではないので、批判するには当たらないのだが。傑作であるという映画の原作という要素を完全に抜きにして、ひとつの小説作品としてだけ考えた場合は、本作を特に読む必要性はないと思う。

昨日来た目録で何冊か注文。といっても、画集、詩集、海外文学である。

とりあえずネットで見かけて買った本だけ書いておきましょう。

酒場ルーレツト粉擾記 橘外男 春秋社  普及版ということだけど、函欠なんだろうね。でも装丁はなかなか良い。3000円という値段は高いのか安いのかわかんないけど、橘外男は好きなので財布の紐がややゆるめ。表題作は昔教養文庫で読んだが大好きな作品。
ペケット.短編集 白水社  ひそかに集めたいと思っている白水社のベケット作品集。特に欲しいと思っていた短編集を発見。なかなか嬉しい。まあ、実際にはベケットはラジオドラマかなんか聞いたことがあったよう気がするだけで、読んだことないんですけどね。でもこのシリーズはなかなか見ない。見ても高い。今回は1000円でお買い得かな。

(今日買った本2冊 今月買った本:88冊 今年買った本:1473冊)

7月17日(火)

「蒼い蛇」(正・続) 戸川昌子 徳間書店
よしださんの感想を見て、読んでみるべえかと買ってみた本。戸川昌子は他にもぞろぞろ持っているし、「大いなる幻影」かなんかを読むのが正当であろうかとも思うが、まあいいでしょう。なお正・続の2分冊であるが、ストーリー的には完全に続いていて、実際には上下巻である。
ストーリーの要約は難しい。主人公の宮子が高校の後輩の外喜子を誘い、いかがわしいクラブのバイトへ誘う。そこで待ち受けていたのは障害を持った青年。そこで二人は青年に犯される。二人はオーナーの北田に抗議するが、聞き入れられず、逆に気晴らしにと用意されたレンタカーを運転するうち、事故に巻き込まれ外喜子は外部への接触を遮断された生ける人形と化す。そこからはおおむねポルノの材料をぶちまけたような描写の連続。といってもポルノ小説ともちょっと感触は異なる。読んでいてなんともはや行き当たりばったりな雰囲気があり、これからどうなっていくのやら見当もつかない。
続に入ると、今度は舞台をパリに移し、人肉嗜食やら謎の宗教団体やら魔女狩りといった幻想的な要素が入り込んできて物語は混迷を増す。著者の奇想の圧巻は、詳しくは書かないが主人公のセーヌ河への飛翔。絵になるというか(挿絵もあるけど)この発想はすごい。こんなこと普通考えないよ。タイトルの由来も一応説明してあるが、ちょっとそこの部分が弱いかな。
最終場面ではまがりなりにもちゃんと物語が全て収束して完結しているのも力技であろう。エロティックな部分、ハチャメチャな伝奇的要素等を考えるに、半村良の伝奇作品(それよりも執筆は早いかもしれないが)や沼正三の世界にも通じる奇妙な作品であった。傑作と持ち上げるつもりはないけれど、今でも読む価値は十分あると思う。他にこんな小説はあんまり無いからね。それにしても他の小説もこんななのか?
ちなみに読んだのは徳間書店版ですが、現在太田出版からも再刊されています。ま、正続を新刊で両方買うと4000円もするのだけどさ。

読書はあいかわらず「山靴の音」を読んでいます。

ところでもうすぐ野球は前半戦を折り返すが、やっとライオンズが貯金ができつつあります。今年の優勝は半ばあきらめているのだけれど、最後まであきらめないで戦って欲しい。
そしてサッカーでは次々と海外へ行く選手が増えているが、とても良いことだと思う。やはり世界に活躍の場をもとめなければ強くはなれないだろう。プロ野球の選手もどんどん大リーグへ進出して欲しいものだ。もちろん球団経営者の営業的な部分へのインパクトや日本野球界のマイナーリーグ化の危惧もわかるのだけれど、日本人選手が海外で活躍するのを見るのはやはり嬉しい。
イチローがんばれ!

(今日買った本0冊 今月買った本:86冊 今年買った本:1471冊)

7月16日(月)
「第三の男」 読了。
続いて「山靴の音」を読み始める。新田次郎の「栄光の岸壁」のモデルになった芳野満彦氏の著作で、新田次郎の本にも題名を変えて出てくるものだ。昼間川口さんのオフ会が一週間延びるというメールをもらったので焦らなくてもいいかなあ、と思ったが、読み始めたのでそのまま読むことにする。

大熊さんから本が届く。これも未整理でまた後日。
未整理がたまり、部屋に獣道ができてきました。多いのはやはり黄色い袋。何度も同じこと書いている気もするけど、やばい状況です。
もう読みたい本を探すのが困難です。本末転倒ですなあ。(人事じゃないっつうーの)

本当は記憶が薄れないうちに「蒼い蛇」の感想を書こうと思ったが、もう夜遅いので断念。やはり帰宅が遅いと、何もできない。

目録もぼちぼち届いているんだがな。

(今日買った本22冊 今月買った本:86冊 今年買った本:1471冊)

7月15日(日)
今日は家人のガーデニングの買い物に付き合ってガーデニングショップへ行く。併設されたペットショップを覗くと、アトラスカブトムシとか1580円とかで売っていて驚く。こんなものをこんな値段で売っているのか。
他にもプレリードッグとかも売ってた。980円のハムスターがなかなかかわいい。飼いたい誘惑にかられるが、不在がちなうちでは飼えない。

BOOK OFFだけ3件。

ネバーランド 恩田陸 集英社 買い逃していたもの。
三島由紀夫亡命伝説 松本健一 河出書房新社
ぱたぱたぽん 豆絵本セット 福音館 片山健、タイガー立石、五味太郎ら5人の豆絵本をセットにしたもの。

奇術探偵曾我佳城全集 泡坂妻夫 講談社 未収録短編で3200円はなあ、と思っていたので半額ならよし。
横浜秘色歌留多 山崎洋子 講談社 そういえばこの人の署名本を昔買ったなあと思い、ふと棚から取り出すと署名本であった。
自由が丘ダウンタウン物語 山崎洋子 講談社 100円で署名本なのでつい買ってしまう。馬鹿だねえ。
凍りついた香り 小川洋子 幻冬舎 ミステリーとあるけれども本当か?
熱い想いをもう一度・・・ 藤川桂介TVシナリオ集 風塵社 アニメだけなのでいまいちのらないのだけど。
ミネルヴァのふくろうは日暮れて飛び立つ ジョナサン・ラブ 文春文庫 野村芳夫訳だからねえ、気になってたのだけど。
絵本猿飛佐助 林芙美子 講談社大衆文学館 100円だとつい買ってしまいますわ。
ぶたぶたの休日 矢崎在美 デュアル文庫 結局古本購入。
女名刺殺人事件 梶龍雄 桃園書房
殺しのメッセージ 同 梶龍雄が2冊並んでいたので買ってしまうが、横に並んでいた川又千秋を見て、本来の自分の購入スタンスとしてはこっちを集めるのが本道なんだけどな、と忸怩たる想いにかられる。ちょっと考え直さなければいけない時期にきてるよな。

聖者たちの街 筒井ともみ 新潮社 1作目は乱歩ネタだったけど、これは?
the TWELVE FORCES 戸梶圭太 角川書店
サンテ 佐川一政 角川書店
てんたまおや知らズどっぺるげんげる 笙野頼子 講談社 あと何持ってないんかな?
ONOGORO 鯨統一郎 ハルキ文庫
回転翼の天使 小川一水 ハルキ文庫 
人喰い病 石黒達昌 ハルキ文庫 こんなの出てたんか。なかなか単行本が集まらんねえ。
飛魂 多和田葉子 講談社 1歩前進。
ぼくがしまうま語をしゃべったころ 高橋源一郎 JICC出版局 新潮社の文庫は持っている気がするけれど、これは元版がいいな。

橋詰さんとネット古書店から荷物が届いているが、未整理のためそれは後ほど。今月はちょっと買いすぎ。控えなきゃ。大体、本読まなきゃ。

「第三の男」が読み終わりません。このあと松本さんに借りた本と、「山靴の音」を20日までに読み終わらなければいけないのだけど、終わるんかな?

(今日買った本22冊 今月買った本:86冊 今年買った本:1471冊)

7月14日(土)
羽田の帰りに川崎のBOOK OFFを見る。もう一軒のBOOK OFFと近代書房はあまりにも疲れていたのでパス。
dサブウェイ・ファンタム 塩谷隆志 ソノラマ文庫 あーやっちまった。表紙見たときは持っていない気がしたんだけどな。
青い実の冒険 藤木靖子 コバルト文庫 短編集。黒白さんいらないかな?
とんでもない恋人 カ−ター・ブラウン ポケミス
d悪霊に追われる女 鷹見緋沙子 トクマノベルス 表紙見たら持っていない気がしたんだけどなあ。やっぱり持っていないのは「不倫婦人」か
dメタリック 別所昌司 新潮社 MZTさんが誉めていたので読もうかとも思ったが、手持ちがどこにあるのかわからないしなあと思っていたのでまあいいや、と購入。手持ちは解説に蛍光ペンで線引きがあった覚えがあるのでまあいいや。
ブレンド家族 佐江衆一 筑摩書房 短編集。幻想SF系も入っていそうである。
新・悦樂園園丁辭典 塚本邦雄 花曜社 薔薇十字社版の改訂増補版。薔薇十字社版も欲しいのだけどね。
月の庭園 笛吹 津原やすみ 桜桃書房 全2冊とは知らなんだ。こっちは持っていないはずだ。
獏のいる風景 船崎克彦 筑摩書房 短編集。持っているような気もするんだけど。
94627 石黒達昌 ベネッセ 一応集めようと思っている著者の本。
時間 黒井千次 河出書房新社
コンビニエンスロゴス 高野亘 講談社

電話男 小林恭二 福武書店 文庫で既読だが内容忘れていたし、あとがきもあるので購入。「純愛伝」も買わなきゃ。
dもうひとりのわたし 岸田今日子 青土社 この間買ったばっかりじゃん。。。。。
カエルの宿 川崎徹 文藝春秋 
殺し屋から愛をこめて フランク・マコーリフ ハヤカワ文庫NV ユーモアミステリー
幽霊鉄仮面 横溝正史 ソノラマ文庫 なんとなく。
ミス・キャンパスを探せ 吉津實 ソノラマ文庫
d虹魚は海に消えた 加納一朗 ソノラマ文庫 前のはネット古書店で買ったのでした。ちょっと悔しいなあ。
dふくろうが死を歌う 加納一朗 ソノラマ文庫 前のは黒白さんから譲っていただいたのでした。

(今日買った本20冊 今月買った本:64冊 今年買った本:1449冊)

7月12日(木)〜7月13日(金)
会社の褒賞旅行で道東(網走、知床)へいってまいりました。
特に書くことはございません。

7月11日(水)
「続蒼い蛇」読了。感想は後日にします。
特に書くこともないのですが、木.金は不在になりますので、日記の更新はありません。
(別に古本屋行脚の旅に出るわけではありません)

日記はためると大変。でも帰りが11時過ぎると書く気がしないんだよねえ。
(今日買った本0冊 今月買った本:44冊 今年買った本:1429冊)

7月10日(火)
飲み会。
面子はいつものメンバーだったので、ぬるま湯のような楽しさの中に時間がすぎていく。
世の中にはたくさん本があります。
読みたい本もたくさんあります。
欲しい本もたくさんあります。
でも時間は限られています。
私たちはどうすれば良いのでしょうか?

松本さんに代理購入していただいた本を受け取る。
日本科学小説年表 會津信吾 里艸 昔これを発行した古書里艸で注文者に抽選で配るということで本を注文したものの、本書はもちろん注文した本も変えなかったという経緯がある。結局限定二百部の非商業出版のためそれなりの価格になってしまったが、一応入手できた。索引もついているし、資料として役に立てたいと思う。
dゲッタウェイ ジム・トンプソン 角川文庫 持っているのは再刊時のものだったので、こちらは旧カバー。
(今日買った本2冊 今月買った本:44冊 今年買った本:1429冊)

7月9日(月)
「蒼い蛇」上巻読了。

冷めない紅茶 小川洋子 福武書店
中篇2編収録。
「冷めない紅茶」
主人公は同級生の葬儀の帰りに同級生に会う。何故か好感を覚え、その家を訪れると、その妻にも好感を抱く。そしてその好感と対比して語られるのは同棲しているサトウへのどうしようもない嫌悪感。しかしそこには明白な論理は無く、もやもやとした薄もやのかかったような感情があるだけである。なんとも表現しにくい感想の書きにくい小説だ。独特の雰囲気があり、そこに乗れる乗れないでも感想は変わろう。自分としては独特の雰囲気を認めるものの、面白さはいまひとつ伝わらず。
「ダイビングプール」
孤児を預かって育てている教会施設の神父の娘が主人公。子供のころから一緒だった少年に思いを寄せ、飛込みを練習するプールに通い、すみからその少年の姿を見つめつづける。しかし主人公はその少年のこと以外は全く関心がないようであり、同じ施設で育てられている幼い女の子をつぼに閉じ込めたり、はては腐ったお菓子を食べさせてしまい・・。
展開の仕方によってはサイコサスペンスにでもなりそうな主人公の心理造形である。思春期のよりどころのない心のあり方を描いた作品のような気もするが、著者の意図は多分そんなところにはないのだろう。こちらのほうが前記の作品に比べるとかなり鋭角的な雰囲気がある。ホラーを書けば濃厚なホラーになりそうな感もある。
ネットを見ると感想を書いている人が多く、固定的な読者を持った著者であることが伺えるが、逆にいえば受け付けない人は全然受け付けないように思われる作風である。多分そのとろりとした世界を味わえない人は何も面白くないという感想を抱いてしまいそうだ。
自分は、まだはっきりとしたイメージをつかみかねており、一応保留としておきましょう。

(今日買った本0冊 今月買った本:42冊 今年買った本:1427冊)

7月8日(日)
なんで土日というのはこんなに早く終わってしまうんでしょうか。
なんだかんだと家の仕事をしたりしているとあっという間に時間が過ぎる。結局読書の時間もあまりとれず、「蒼い蛇」の上巻すらまだ読み終われないでいる。おまけに会社の上司から不幸の電話があり、明日は会社に早出した上にトラブル対応にでかけねばならなくなった。

夜ちょっと自転車で近所のBOOK OFFだけ行ってみる。やっぱりなんにもないな。
d緑の国のわらい鳥 ネズビット 大日本図書 ディッキンスンが欲しいけれども入手できる日はくるのか?ところで児童書で探している本というと、日本の作家では三田村信行の初期の作品は当然として、大海赫、佐野美津男なんかが欲しい。外国の作家では今思いつくのはディキンスンの2冊と、学研のジョンクリストファーのSF3部作の後ろ2冊、やはり学研の「コーンウォールの聖杯」なんかが思いつく(kashibaさんが羨ましいなあ)。もちろんSFなんかは基本的には欲しいのであるが、無い上に高いから、探求書としてあげるのはつらいよね。ジュブナイルSFで1冊5千円とかしちゃうとひいちゃうからさ。某氏のようにベリャーエフSF選集6冊揃い6万だか8万を何の躊躇も無く注文できるほどの気合と思い切りには欠けるもの。でもベリャーエフ選集とトルストイの「アエリータ」は欲しいなあ。大人向けで訳しなおせばいいのに。でも絶対売れないだろうな。群像社なんて数年前に狂ったようにストルガツキー兄弟の本を出していたけど、売れたのだろうか。ああ、そういえば群像社のブルガーコフ買わなきゃ。品切れになったら二度と手に入らない気がするものな。大体本屋でも見たことがない。
血の領収書 島内透 廣済堂文庫 文庫版あとがきつきである。これでこの人の本はテキスト的には全部そろったのかしらん。まだ最後の作品の「天安門の密命」しか読んでないんだけど。できはまあ普通だったかな。
忠臣蔵傑作コレクション 異伝編 繩田一男編 河出書房新社 収録作家には星新一、小松左京、山田風太郎、戸板康二、岡本綺堂等収録されている。珍しい作品じゃないようであるが、このような形で読むのもまた宜しかろう。でももしかしたら文庫化されているかもしれない。

(今日買った本3冊 今月買った本:42冊 今年買った本:1427冊)

7月7日(土)
実家と家人の実家を回る。ついでにBOOK OFFに寄るが、特にこれというものはなかった。どうも最近引きが悪い気がするが、考えてみたらBOOK OFFなんていずれにしてもこんなもんだろ。
無かったという割には買うんだけどさ。

レミングシンドローム 野火晃 ノーベル書房 なんとなくSFっぽいので買ってみました。
サハリン脱走列車 辻真先 講談社 面白そうではあります。
新世界 3th 長野まゆみ 河出書房新社 少年アリスを読んで、いまいち合わない物を感じているが、あいかわらず買っている。
水迷宮 瀧の巻 長野まゆみ 河出書房新社 ずいぶん買っている気がするが、著書も多いんだよね。
終焉の終わり 笠井潔 福武書店 笠井潔の評論なんて難しくて読めないと思うが、これは書評なのでまだいいかな。
マザーグースは殺人鵞鳥 山口雅也 原書房 この人の本もずいぶん買っているけど、読んでませんねえ。
ミッシングガールス 藤原智美 集英社 「群態」とか「リアリティ」とかSFっぽい(らしい)作品を書いている人。やっぱり買ってるだけ。
幻の蝶殺人事件 梶龍雄 廣済堂文庫 
とりあえず長野まゆみはそろそろ買った本チェックしないとダブりそうだ。
小説新潮 2000年8月号 ホラー小説特集。昔はすばるとかホラー特集の時は出ると買っていたものだが、買わなくなっちゃったね。
ペルソナ探偵 黒田研二 講談社ノベルス
ハムレット狂詩曲 服部まゆみ 光文社 文庫になっているけど、単行本の帯つきがうれしいね。
太陽君 岡崎弘明 理論社 ファンタジーノベル出身の著者だけど、こんなの書いていたのね。「お父さんのパソコン」に縁が無い。
アルファベットの傷口 多和田葉子 河出書房新社 収集モードに入っているのだが、「犬婿入り」以外なかなか見かけない。
透明な悪魔 本岡類 祥伝社
赤い爪痕 戸川昌子 徳間書店 
肖像画 依井貴裕 東京創元社
徳利長屋の怪 はやみねかおる 講談社青い鳥文庫 この人の本も初期の文庫化されていないもの以外はだいたい持っていると思うが、読んでいないんだよね。

季節のお話 新井素子+古川タク 徳間書店 調べて思ったのはこの本を初めとして結構、入手不可の作品が多いこと。10年前は考えられなかった。また読んでみようかな。初期の作品はエンターテイメントで面白かったのだけど、だんだん作品に抹香臭いところが出てきたところがちょっと合わないなあと感じて途中からあんまり読んでいなかったのだけど。
モザイク@ 中井紀夫 徳間デュアル文庫
神宿る手 宇神幸男 講談社文庫 文庫だけど、やっと見つけた。さて読んでみましょうか。著作が少ないのであと実業之日本社から出ていた短編集だけになった。こうなってみると、それも欲しくなってくるよなあ。
監禁淫楽 七北数人編 ちくま文庫 残り2冊も買わなきゃね。

七夕なのにやはり今年も天気がもうひとつ。

(今日買った本21冊 今月買った本:39冊 今年買った本:1424冊)

7月6日(金)
今週は残業と飲み会でほとほと疲れました。
本なんざ全然読めません。

目録はぼちぼち来ているけど。明日の高円寺もやめだな。

(今日買った本0冊 今月買った本:18冊 今年買った本:1403冊)

7月5日(木)
ジグソーさんから
夜はもうこない 樹下太郎 東方社

(今日買った本1冊 今月買った本:18冊 今年買った本:1403冊)

7月4日(水)
ちょっとBOOK OFF
クリスティー傑作集 IFノベルス
霧幻帝都 北原尚彦 エニックスノベルス
怪奇雨男 都筑道夫訳 講談社KK文庫
コルト拳銃の謎 グルーバー 創元推理文庫
三惑星連合軍 スミス 創元推理文庫

戸川昌子の蒼い蛇読みはじめた。
(今日買った本5冊 今月買った本:17冊 今年買った本:1402冊)

7月3日(火)
小川洋子 冷めない紅茶 読了

メモリーゲーム ニッキ・フレンチ 角川文庫
物語は建築デザイナーの主人公が監督する、別れた旦那の実家の屋敷を建て増しする現場から、白骨死体が発見されたことから始まる。調査の結果、それは主人公が少女時代に仲の良かったその家の娘ナタリーであることがわかった。ナタリーは少女時代のパーティーの途中で行方不明になっていたのだ。しかも発見された白骨死体からは絞殺の痕跡と、胎児の骨まで見つかる。いったい誰の子なのか?誰が殺したのか?二つの家族が構成する複雑な人間模様。そして情緒不安定になった主人公はセラピーに通い、そのうちに心の中の記憶にたどり着く。それは事件を解く鍵なのか?
巻頭に二つの家族の家系図が描かれているところからみても、ミステリーやスリラーというより、ミステリーの香り付けをしたロマンス小説の色合いが濃い。結構長い上に登場人物が多いため、読みではあるが、それを退屈と思うか、面白いと思うかは読み手次第だろう。犯人が誰かというのは全然推測できなかったものの、最後に出てくる種明かし的な部分は構成から見て、普通に読めば推測がついてしまうと思う。
ミステリーというにはちょっと弱い気がするが、長い小説が好きな人には良いかもしれない。自分としては可もなし不可もなし。解説や背表紙のあらすじ紹介は読んでしまうと興味が半減するので、読まないのが吉。

先月雑誌「伝奇M」のことで、苦言を呈したのだが、伝奇小説の紹介部分は錚々たるメンバーで、中身が濃いことがわかりました。これだけでも十分買う価値があります。(小説部分に関してはやはり苦言を呈したいが)
良く見もしないでいい加減なことを書いてしまい、反省。

戸川昌子の蒼い蛇でも読もうかと思います。


(今日買った本0冊 今月買った本:12冊 今年買った本:1397冊)

7月2日(月)
本屋にて
ミステリマガジン
SFマガジン
ミステリマガジン別冊 ノワール特集。店頭で見かけて驚く。薄い。それにしても増刊号っていつ以来?ナポソロ?007?まさかね。

で、今年買えて一番嬉しい本。先日欲しいと書いた本が届きました。
怪異草紙 畑耕一 大坂屋號書店 大正14年の本。20年あまりずーっと欲しい本でした。幻想文学で紹介され、短編を立風のアンソロジーで読み、稀構本と書かれている為半分あきらめて、その後目録で発見するも8万円という値段に尻込みしておりました。BOOK OFFなら150冊は買えると言う値段なので、絶対的には決して安いとはいえないのだけど、この程度の値段であればそんなことは関係ありません。即買いです。函つきだし、中身も綺麗だし、函の絵はあっさりしてるけど、本体の黒地に幽霊の小さいイラストが、赤が綺麗でおしゃれじゃん。こんなに嬉しいのは久しぶりだあ。三橋一夫の「ふしぎなふしぎな物語」以来の喜びだあ。せめて何か欲しいと思って注文しつづけた畑耕一の他の本は、これからははずれてもあんまり悔しくないぜ。まあ見つけたら多分注文はするけどね。
(人気があるのかどうか知らないけど、何故か当たんないんだよね)
短編を1篇しか読んでいないので、他の作品も読んで面白いかどうかはちょっとわかんないんだけど、小説、随筆、戯曲が入っていて、目次を見る限りでは怪奇のオンパレード。値段は高かったけれども、あえて血風と言わせていただきます。宝物にしよーっと。
でも、この嬉しさを持続するにはあえて読まないほうがいいのかな?いんや今年中には読むようにしよう。

このまま良い流れで「箱根から来た男」「血液交換業」「逆さま幽霊」をGETしたいぜ。(人間の欲には限りがないのである)

(今日買った本4冊 今月買った本:12冊 今年買った本:1397冊)

7月1日(日)
川口家を朝五時に出て、一旦家に帰る。シャワーをあびて再び仕事へ。電車の中しか寝てません。つらいです。
午前中で終わるかと思いきや、終了は結局4時半ごろになる。
重い足を引きずって帰る途中、中目黒でなんとなく気が向いてBOOK OFFを覗いてみる。
dアクアリウムの夜 稲生平太郎 白馬書房 読みたくなったが、探すのが面倒になり買ってしまう。
新化 石黒達昌 福武書店
はじまりは青い月 新庄節美 講談社
台所半球より 村田喜代子 講談社 エッセイ集
駅でも1件
d翔ぶ影 森内俊雄 角川書店 大熊さん用
dおとうさんがいっぱい 三田村信行 大熊さん用
dかれらが走り抜けた日 三木卓 筑摩書房 大熊さん用
悪徳の法衣 ジャック・アラン・レジェ 早川書房

あまりにも疲れていたので家に帰ってダウン。

(今日買った本8冊 今月買った本:8冊 今年買った本:1393冊)