6月30日(日)

結局ブラジルが優勝であったか。

人形は笑わない はやみねかおる 講談社青い鳥文庫
ブッキッシュ 創刊号 稲垣足穂特集
モダンジュース別冊 宇野亜喜良の世界 

「ブラッド・キング」は結局読み終えられませんでした。


(今日買った本:3冊 今月買った本:172冊 今年買った本:951冊)

6月29日(土)

朝から神奈川県古書会館展へ行く。珍しく開場前に間に合った。

メリディアン144 メグ・ファイルズ 東京創元社 持っているかも。
山躁賦 古井由吉 集英社 持っているかも。
福永武彦全集12 新潮社 福永武彦全小説は持っているのだが、これはそれに収録されていなさそうだったので、買ってみる。
乳房の神話学 ロミ 青土社
魔に憑かれて アイリス・マードック 集英社
江戸川乱歩と私 植草甚一 晶文社
植草甚一日記 植草甚一 晶文社 最後の3冊があったので、買ってしまう。なにを持っているのか全然把握してません。
植草甚一自伝 植草甚一 晶文社 でもこの3冊があればだいぶ集めやすいとは思うんだけど、15,6冊は持っていると思うのだけど。
d植草甚一の研究 植草甚一 晶文社 この前ネットで買ったばかりだが、思わず買っちゃった。

その後は墓参りがあったので、帰りに寄り道をする。
蚊トンボ白髭の冒険 藤原伊織 講談社
レヴォリューションNo3 金城一紀 講談社
3000年の密室 柄刀一 原書房
ミルナの禁忌 白倉由美 角川書店
灰姫 打海文三 角川書店
トリガー 霞田志郎 小学館
カフカの外套 新井満 文藝春秋 持っている気がしてならない。
星兎 寮美千子 パロル舎
妖怪旅日記 京極夏彦他 同朋舎
幻想秘湯巡り 南條竹則 同朋舎
もののたわむれ 松浦寿輝 新書館
ワンダーランドin青山 倉阪鬼一郎 集英社
貴婦人Aの蘇生 小川洋子 朝日新聞社
そこに薔薇はあった 打海文三 集英社
ミニビシ 久間十義 講談社
猫又拾遺 室井光広 立風書房
夢魔たちの宝箱 井上雅彦対談集 メディアファクトリー
センチメンタル・ゴースト・ペイン 南家礼子 学研
運河の果て 平谷美樹 角川春樹事務所
ifの迷宮 柄刀一 カッパノベルス
こいまげ1 あかほりさとる カッパノベルス
パンツァードラグーン アゼル 高井信 扶桑社
アルコォルノヰズ 飯野文彦 ハルキホラー文庫
五番目のコード D・M・ディヴァイン 教養文庫 倒産の報を聞いて、突然ちゃんと集めることにしたのでした。残り11冊のようです。
ロンリー・ハート J・ハーヴェイ 教養文庫 
復讐の女神の裁き J・A・ジャンス 教養文庫
時効なき復讐 A・J・オード 教養文庫 
ペレのあたらしいふく ベスコフ 福音館書店 1冊くらいベスコフの絵本を持っていても良いであろう。
棄民の森 井上淳 講談社
d家族の行方 矢口敦子 東京創元社 単行本のダブリは邪魔だなあ。
ドーベルマン ジョエル・ウーサン ソニーマガジンズ
死がかよう小道 D・キャネル 教養文庫
虎の行動 高森真士 有朋堂
上海幻夜 藤木稟 徳間ノベルス
騙り屋 山本甲士 ケインブンシャノベルス
ウィーン薔薇の騎士物語1,2 高野史緒 中公Cノベルス ああ、1はダブリだった。
逃げる 山本甲士 廣済堂ノベルス

今日はずいぶん買っちゃいました。

(今日買った本:47冊 今月買った本:169冊 今年買った本:948冊)


6月28日(金)

久々に12時過ぎまで仕事。明日は神奈川県古書会館展んみ行くつもりだが。

女が35歳で マガジンハウス
35歳の女性を主人公にした競作集。収録は森瑶子、村松友視、倉橋由美子、吉田知子、山口洋子、五木寛之の6人。倉橋由美子と吉田知子が読みたいために買ってみたが、倉橋由美子の方は、「夢の通い路」に収録されているらしい。
集中、
森瑶子(ショートショート6篇)、山口洋子(掌編6篇)、村松友視(短編)は、版で押したように不倫や、夫婦の倦怠などをテーマにしていて、村松の作品などは特に手馴れてはいるものの、ぼくにはあまり面白くないので、感想はなし。
紅葉狩り 倉橋由美子 霊界と行き来のできる桂子さん(当時35歳)が、六条御息所に紅葉狩りに行こうと誘うと、来たのは35歳当時の中国の則天武后、ギリシャのメーディア、ハンガリアのエリザベート・バートリ、月世界のかぐや姫の4人であった。最後に光源氏が登場し、この5人の女丈夫たちが光源氏を争って戦うというスペクタクル巨編。ベテラン作家の飄々としたほら吹きがたまらない。
やさしい人達 吉田知子 男一人と女二人の奇妙な共同生活の顛末をそれぞれの視点を変えることによって浮かび上がらせた短編。一人が自殺し、幽霊の視点がまざるところが著者らしいが、まあさらっと書いてみましたという感じの著者にしてはかなりおとなしい作品である。
デザートに”恐怖”をどうぞ 五木寛之 3篇からなる恐怖小説のショートショート。うち1篇は著者の車好きの趣味を伺わせるクリスティーンネタの怪奇小説。 
半分が面白かったので、よしとしましょう。


(今日買った本:11冊 今月買った本:122冊 今年買った本:901冊)

6月27日(木)

買い物リスト
十五歳の桃源郷 多田智満子 人文書院 出ていることを知らんかった。あと「神々の指紋」を持っているかどうか気になるなあ。
北の幽霊、南の怨霊 友成純一/合田一道 同朋舎
サラシナ 芝田勝茂 あかね書房
クリシーヌ病院の惨劇 ジャック・バルダン 読売新聞社
秋の殺人者 本岡類 徳間書店
天使などいない 永井するみ 光文社
美食殺人倶楽部 山下諭一 KKベストセラーズ
鏡の中のおしゃべり娘 飯田雪子 X文庫
眠る記憶 飯田雪子 X文庫 久々に前進。あと残り1冊。
忌神 青木和 徳間デュアル文庫 
ハイウェイ惑星 石原藤夫 徳間デュアル文庫 加筆されているなどというコメントがあると買っちゃうんだよなあ。いかんよ。

(今日買った本:11冊 今月買った本:122冊 今年買った本:901冊)

6月26日(水)

ダレンシャンV 小学館
ダレンシャンW 小学館
ローワンと黄金の谷の謎 エミリー・ロッダ あすなろ書房
d妖精の国 リチャード・ドイル ちくま文庫
テキサスぽんこつ部隊グレンドン・スウォーサウト 角川書店
寿宴 南條竹則 講談社

ウィロックスの読了は時間がかかりそうです。

(今日買った本:6冊 今月買った本:111冊 今年買った本:890冊)

6月25日(火)

SFマガジン8月号 ラファティ追悼特集。200篇以上訳されているんだね。恵まれているね。
ミステリマガジン8月号 こっちはヘンリー・スレッサー追悼特集。でも、今年の幻想と怪奇特集がとんじゃったみたいなのは、かなり残念。

読書は「ブラッド・キング」を読むことにしました。

(今日買った本:2冊 今月買った本:105冊 今年買った本:884冊)

6月24日(月)

ガンバの冒険 斎藤惇夫 岩波少年文庫
物語で活躍する動物にもいろいろあるが、ミッキーマウスをはじめとして、ネズミが何故か多い。これは犬や猫の次くらいに人間になじみがあるということなのだろうか。ちょっと考えてみても、ネズミのシャーロックホームズもあるし、SFでもブラウンの有名な短編があるし、アルジャーノンでは重要な役割を果たしている。ハーバートの「鼠」などは例外で、たいていはいい役回りのようだ。
閑話休題。本書はアニメ「ガンバの冒険」の原作で、傑作の呼び声が高い作品である。副題は「ガンバと15匹の仲間」になっている。テレビを覚えている人は説明の必要は無いかもしれないが、まあこんな話。
街ネズミのガンバは現状に満足していた。ある家の貯蔵庫を住処とし、充分な食糧と適度な運動。それでも目的のない毎日は一抹の焦燥感を意識しないながらも感じていたのかもしれない。友達のマンプクに海へ行こうと誘われた時に同行する気になったのも、退屈しのぎだけではなく何かを求める気持ちが働いたからなのか。港ではおりしも船乗りネズミのパーティーが開かれていた。おっかなびっくり仲間に紹介されたガンバは、楽しみながらも自分とは違う世界に暮らすネズミたちだという気持ちをぬぐうことができない。宴もたけなわ、終わろうかとするころ、一匹の怪我をしたネズミが現れる。名は忠太。白いイタチ、ノロイに島の仲間たちが根絶やしにされそうになっていることを見かねて、助けを求めに来たのだ。ノロイの恐ろしさを知るネズミたちは助けに行くことを拒否するが、ガンバだけは助けに行くことを決意し、忠太と島行きの船に乗る。そこで現れたのは、助けを拒否したネズミたちだった。ノロイとのつらい戦いに赴くガンバと仲間15匹。その戦いの行方は・・・
正直、こんなに面白いとは思わなかった。前作「グリックの冒険」が旅の物語とすれば、本書は戦いの物語だ。前作のクマネズミとドブネズミの戦いでも感じたことだが、ちっぽけなネズミと強大で邪悪なイタチとの戦いは、弱者と強者の戦いであり、革命の香りすら漂う。また後半仲間がノロイに殺されるところや、13匹が自らの生を賭けた最後の戦いを決意し、ノロイに立ち向かうところなど、思わず目頭が熱くなるほどの感動を覚える名場面も多い。登場人物?はネズミなのだが、これは間違いなく男たちの、真に「冒険者たち」の物語である。いままで未読であったことが恥ずかしい必読の傑作。



届いた本
種村季弘の箱 アトリエOCTA 署名入り
シャーロックホームズの紫烟 長沼弘毅 文芸春秋

女は35歳で 読了。

(今日買った本:2冊 今月買った本:103冊 今年買った本:882冊)

6月23日(日)

彼岸の奴隷 小川勝巳 角川書店
溝正史賞受賞第一作。分類すればクライムノベルになろうか。主人公は刑事で首と手首を切断された死体の謎を追うというのが骨格にになっている。しかしこの刑事が正義感もあるものの、実際のところとんでもない悪徳警官で、コンビを組む刑事も正常そうであるが、どこか裏がありそうな雰囲気をかもし出している。こんな曲者ばかりの小説で、まあまともな人間は一人も出てこないと言って良いだろう。エグイ描写も満載で読んでいて辟易することこの上なし。リーダビリティは抜群なので、すいすい読めて400ページという長さは感じさせないものの、面白いかといわれると、うーーんとうなってしまう。こういうのを暗黒小説とでも言うのだろうか?後半にいたって銃撃戦とかのアクションシーンはあるが、先に書いたように滅茶苦茶な登場人物たちのため、カタルシスは全く無い。好みとしてはもう少し楽しい本がいいな。

虹の天象儀 瀬名秀明 祥伝社
ABC殺人事件 恩田陸他 講談社文庫
昨日買った本を忘れていた。古本屋4軒のうち店に入れたのは2軒で、結局買ったのはこの1冊だけ。他1軒は店はやっていないと断られ、もう1軒はごちゃごちゃして店をやっているかどうかわかんない状態だったので入るのをやめた。
妖精にあげたハンカチ リンドグレーン サンリオギフト文庫 ギフト文庫の帯つきははじめて見たかも。

(今日買った本:3冊 今月買った本:101冊 今年買った本:880冊)

6月22日(土)

思い立って鎌倉の近代美術館へ野中ユリ展を見に行く。川口さんに教えてもらったものだ。装丁された本や、原画が展示されている。展示室自体広くないので、さほど多くないけれども、堪能しました。特に彷徨引力に収録された作品群が感激だ。コラージュなのだけど、色合い、写真の選択、全体の構成、そろを補足する絵筆の部分が渾然一体となった素晴らしい藝術作品である。ロールシャッハテストを思わせる「青い花」の連作も青の色彩がとても美しい。
で、特に感激したのは「不知抄」という本。これは瀧口修造の詩を野中ユリが装丁したもので、見たのは「太陽」の瀧口修造特集だったか?数枚の透明なアクリル板に詩が書かれ、魚の皮で背を綴じたもの。透明板に言葉がそれぞれかかれているため、めくり方によって、言葉が省かれたり加えられたりして、詩の構成が変わるのである。初めて見たときはこんな本があるのかと感動しました。私家版なので著者分の2冊しかないから一生手にすることはありえないのだが、目にできただけでも嬉しい。他にも「彷徨引力」の元版とか「狂王」の元版とか「コリントン卿登場」の豪華限定版とかオブジェとかいろいろあって見ごたえがありました。
図録にしては、この手のものには珍しくダンボールの筒函に入ったもので、値段の割に白黒ページが多いのは残念だか、展示されていない画文集のテキストとか、画集や個展の言葉とかが多数収録されていて貴重。展示品がすべて収録されているようでもないので、(タイトルが画文集になっているし) 相互に補完するもののようだ。それにしても図録の協力者に「古書りぶるりべろ」の名前が(笑)。分かるけど。

野中ユリ画文集 神奈川県立近代美術館 ファンの方は図録だけでも購入をお勧めします。通信販売可。

読書は「冒険者たち」を読むことにする。

短編ベストコレクション 現代の小説2002 徳間文庫
桜姫 近藤史恵 角川書店
長い長いお医者さんの話 カレル・チャペック 岩波少年文庫 こんな基本図書を持っていないのか?それともダブリか?
最後から二番目の毒想 倉橋由美子 講談社 もっていないといいなあ。ショートショートが若干含まれたエッセイ集。
疫病神 黒川博行 新潮社
青い密室 鮎川哲也 立風書房 背焼けがひどいけど、これで未所持が「プラスチックの塔」と「新赤毛連盟」になりました。  
d蝶とヒットラー 久世光彦 日本文藝社 綺麗な本であまりにももったいなくてダブリ承知で買っちゃった。
ダレンシャン2 若きバンパイア 小学館
されど修羅ゆく君は 打海文三 徳間文庫 この人も横溝賞出身。
六枚のとんかつ 蘇部健一 講談社文庫 ノベルス版から増補されているからね。葉山さんの解説つき。
妊娠カレンダー 小川洋子 文春文庫
骨の肉 その他 河野多恵子 講談社文藝文庫
ざ・ちぇんじ(前後) 氷室冴子 コバルト文庫

(今日買った本:15冊 今月買った本:98冊 今年買った本:877冊)

6月21日(金)

「彼岸の奴隷」 読了

都市の穴 木原浩勝他 双葉社
誘拐迷路 山本甲士 ジョイノベルス
ノーペイン・ノーゲイン 山本甲士 角川書店
ゴースト ウィリアム・バロウズ 河出書房新社 ダブリのような気がしてしかたがありません。

(今日買った本:4冊 今月買った本:83冊 今年買った本:862冊)

6月20日(木)

小説すばる6月号
ロボット特集。他は連作や連載ばかりなので特集だけ読む。
亜希への扉 瀬名秀明 梶尾真治の短編のような題名からも想像できるようにロマンティックな一篇。ロボットコーディネーター(大量生産のロボットを個人に合わせてカスタマイズを行うというこの職業の発想は面白い)と、ひょんなことから知り合った少女との物語。作品中にも言及があるが、「夏への扉」からインスパイアされている。(これで結末は想像がついてしまうであろう)
秘宝館で逢いましょう 我孫子武丸 秘宝館を訪れた男。男はある女を捜していた。最初はヨコジュン風だったりするが、最後は泣きをいれている。いまひとつ中途半端な印象。
ロボットは怒る 倉阪鬼一郎 連作のようだ。黒いセールスマンのようなブラックユーモアで最後はホラー。主人公の書き方が意地が悪い。
カフェ・コッペリア 菅浩江 AIテーマの作品。サイエンスの部分と思索的な部分が溶け合った複雑な傑作。一番SFらしい分、一般読者には受け入れにくいかも知れない。
陽だまりの詩 乙一 ロボットと死をテーマにした作品。テーマ的には少し古いが、読ませる。佳作。


(今日買った本:0冊 今月買った本:79冊 今年買った本:858冊)

6月19日(水)

みずほ銀行の役員は117人もいるのか。そんなにいたら企業としての意思決定はさぞや困難なことだろう。合併による合理化と称してリストラにあうのは中間管理職や下の人間ばかりで上層部は増えるばかり。公開はされていないが人件費は相当なものだろうし、役員報酬カットとか甘いこと言ってないで役員をもっとリストラしたほうが会社のためであろう。だいいち役員の人たちは自分が会社にとって本当に必要な人間だと全員が胸を張って言えるのだろうか?
その上システムトラブル再発防止策が「システム開発の一本化」「システムの段階的移行」とは恐れ入る。そんなことはあたりまえのことで、もしも今まで実施していなかったもしくは考えていなかったというのなら、そっちのほうが驚きだ。
銀行のシステムの大変さの一端はかいま見ているし、一般の行員の方には全く恨みはないのだけれど、やはり釈然としない。銀行にお金を預けても利子よりも手数料が高いような時代では、やはり銀行はできるだけ使いたくないな。

クール・キャンディ 若竹七海 祥伝社文庫
400円文庫。文字が大きく行間が少ないため、実際は中編というより長目の短編という感じであっさり読めてしまう。主人公の女子中学生が、義姉を襲った男の殺害の疑いをかけられた兄の容疑を晴らそうとする物語。女子中学生の一人称の語り口は、本当に現代の中学生がこんな感じなのかどうかは別にして、軽快にそれらしく書けている。また最後に毒のあるひねりもあって、なかなか面白い。ちょっと仁木悦子の短編に味わいが似ている気もしましたが、そんなことを思ったのはきっとぼくだけでしょう。
とにかく読んで損はない娯楽作品。短いけどね。

小説すばるはロボット特集だけ読んでお終いにする。次に取り出したのは小川勝巳の「彼岸の奴隷」です。ちょっと読みましたが、今のところあんまり好きなタイプの作品ではなさそうな感じです。

たったひとつの 斎藤肇 原書房
来訪者 R・ダール 早川書房

(今日買った本:2冊 今月買った本:79冊 今年買った本:858冊)

6月18日(火)

日本戦は当たり前のように見れなかったが、韓国戦は延長戦だけ見れた。韓国は会場の熱気もすごいね。選手の執念もすごい。やっぱり赤いカラーというのは余計にそう見えるのかもしれない。

この前買った「小説すばる」のロボット特集を読むことにする。

(今日買った本:1冊 今月買った本:77冊 今年買った本:856冊)

6月17日(月)

クール・キャンディ 若竹七海 読了

夜の果ての街 朝松健 光文社
二段組で600ページを越える大作だ。著者の作品ではシリーズを別にすると一番長かろう。文庫版後書きで著者が「ホラーとSFとコップストーリーと魔術とノワールを融合」とか「PKディックとマクベインとクロウリーをあわせて50年代のフランス映画の味を加えた」というような意味のことを述べている通りの作品。もっとも「ノワール」に関してはぼくはまだイメージがわかないのだけど。
読んだ感じではキーワードは「融合」である。著者のジャンルミックスの意図もそうだが、ベースはパラレルワールドである魔術と科学の融合した「向う側の世界」が科学が基本の「こちら側の世界」に池袋を舞台にして侵攻してくるというもので、この辺はディックを彷彿とする複数世界の「融合」であろう。主人公は「マジック」という殺された若い刑事の複数の世界の身体を「融合」して生まれた男だ。この男はこの世界の「融合」の阻止を目的とし、また「向う側の世界」の革命運動のリーダーにもなっている。そしてこの男の武器は見た目は左手に「融合」した時計のようなヒュプノメーターだ。他の登場人物たちも複数の世界の同じ人物が「融合」した人物や、身体に器械が融合したものや、アンヘルという女装の男娼(男と女の融合)だったりする。これらの登場人物たちがこの世界を舞台に戦いを繰り広げていくのだ。
この長さが必要だったのかというと、もう少し短くても良かったような気もするが、書き込んでいる分物語に厚みができているのは確かである。一般受けするような題材ではないし、正直読みやすいとも言いがたいのだが、著者の作品が好きな人にはこたえられない物語ではあろう。ぼくはものすごく、では無いが好きである
。これじゃどんな話だか全然わからないね。


(今日買った本:1冊 今月買った本:77冊 今年買った本:856冊)

6月16日(日)

がんばったが、あとわずかで朝松健は読み終われず。

地球0年 矢野徹 立風書房 大熊さんからいただいてしまいました。ありがというございました。

(今日買った本:1冊 今月買った本:77冊 今年買った本:856冊)←いただき本含む

6月15日(土)

死者たちの祭り 生島治郎 旺文社文庫 奇妙な味も含まれているが、再編集のようである。
ディフェンス ナボコフ 河出書房新社
暗いところで待ち合わせ 乙一 幻冬舎文庫
地下室の箱 J・ケッチャム 扶桑社ミステリー
遥かなる虎跡 影山民夫 新潮文庫
人間滅亡の唄 深沢七郎 徳間書店
ごきげんな裏階段 佐藤多佳子 理論社
ジャーロ

(今日買った本:8冊 今月買った本:76冊 今年買った本:855冊)

6月14日(金)

今日はさすがに日本中お祭り騒ぎだ。本当は生で見たかったが、そんなことで仕事を休めるわけもなく、iモードで結果を確認するのがやっと。来週も昼間じゃ見れないなあ。

こいぬとこねこは愉快な仲間 ヨゼフ・チャペック 河出書房新社 カレルの兄さんの童話集。
女が35歳で マガジンハウス 競作集だが、吉田知子と倉橋由美子が狙い。

(今日買った本:2冊 今月買った本:68冊 今年買った本:847冊)

6月13日(木)

サンダーバードのおまけつきお菓子が出ていたので買ってみたが、良くできてる。集めたくなっちゃうな。

d極楽船の人びと 吉田知子 中公文庫 あれ持っていた。大熊さんいかがですか?
アイルランドの薔薇 石持浅海 カッパノベルス

(今日買った本:2冊 今月買った本:66冊 今年買った本:845冊)

6月12日(水)

「夜の果ての街」の文庫が出ていたので、文庫版後書きと解説だけちょっと立ち読み。なんだ上下巻で1000ぺージ超えてやんの。まだ半分にも到達しておらず、読了が文庫化に間に合わなかったのが、意識してだったのでちと残念。

炎舞恋 小沢章友 白泉社
AVALON 押井守 メディアファクトリー
鎖された街 高森真士 有朋堂
月光人魚 若木未生 徳間デュアル文庫
時はそよ風、つむじ風 辻真先 ソノラマ文庫
私と月につきあって 野尻抱介 富士見ファンタジア文庫
アトランティスの心(上下) スティーブン・キング 新潮文庫
橘外男集 ちくま文庫

(今日買った本:9冊 今月買った本:64冊 今年買った本:843冊)

6月11日(火)

時間が無いせいもあるが、「夜の果ての街」が全然読みすすめない。それにしてもなかなか壊れた小説だ。(悪い意味ではありません)

エスペデア・ストリート イアン・バンクス ブックプラス
映画化が理由で突然翻訳されたロック小説。バンクスといえばホラー、SFの印象が(少なくともぼくは)強いが、これはファンタスティックな要素は全く無い。主人公は過去に世界的に有名になったロックバンドのベーシストかつ、ソングライター。彼は、バンドのメンバーの死に責任を感じ、今は音楽業界から身を引いている。そんな彼が、ロックバンドとして成功していく姿をカットバック方式に振り返りながら、現実の生活に折り合いをつけていくさまを描いている。そしてさらなる衝撃が主人公を襲ったあと、最後には自らの魂の彷徨に終止符を打つべく行動に出るのだが、ラストにはすっかり感動してしまった。人生捨てたもんじゃないと思えてくる、「癒し」を感じる小説。少々文章は重いが、お奨め。
なお、主人公が活躍していたとされる時代は1970年代であり、その時代のロックに好きな人にも楽しめるであろう。
最後に気にいった文章があったので、少し長いが最後に引用する。(本文357〜358ページ)

『時は流れていく。人生は事情や感情に関係なく存在する。そして痛みや悲しみや希望、恐れや喜びや絶望を生み出す。人はそのいくつかから身をかわしたり求めたりする。時には運がよかったり悪かったりする。時には先の計画を立てられ、そうすることが正しいことがある。だが、別の時はすっかり計画をご破算にし、ただ反応する準備だけをする。そして時には当然のことが正しく、時には正しくない。時には経験が助けになることもあるが、必ずしもそうとは限らない。結局のところ何もかも運、運命次第だ。人は生き、何が起きるか待つが、自分がとった行動が本当に正しかったか、まちがっていたかがはっきりわかることは少ない。なぜって、結果はいつももっとよかった可能性もあれば、もっと悪かった可能性もあるのだから。』

おしろい蝶々 加門七海 角川書店
天使は結果オーライ 野尻抱介 富士見ファンタジア文庫
風の白猿神 滝川羊 富士見ファンタジア文庫 未刊だが面白いらしいという噂を小耳にはさんだので、探していた本。

(今日買った本:3冊 今月買った本:55冊 今年買った本:834冊)

6月10日(月)

読書は朝松健「夜の果ての街」を選択。今月文庫になるらしいと聞き、新刊で買ったこれを慌てて取りだす。2段組で600ページの厚い本だ。文庫じゃ800ページくらいになるのか?

届きものをまとめて。
夢見る宇宙人 マクドナルド 岩崎書店
リトル・ドリット(T、U) ディケンズ 集英社文学全集
海をよごすのはだれだ オードリー・コパード 講談社
屠殺屋入門 ボリス・ヴィアン 奢霸都館

(今日買った本:5冊 今月買った本:52冊 今年買った本:831冊)

6月9日(日)

テレビサッカー観戦で終わる。

エスペデア・ストリート 読了

続・日本殺人事件 山口雅也 角川書店

(今日買った本:1冊 今月買った本:47冊 今年買った本:827冊)

6月8日(土)

イタリアが負けるとはねえ。

ブラネックさんにご注意! ネストリンガー 岩波書店
dフォークロスコープ日本 都筑道夫 徳間文庫 「宇宙大密室」の増補版。珍しく読んでもいる。せっかくなので誰かいりませんでしょうか?
千年の蛇 小沢章友 国書刊行会
天使祓い 小沢章友 国書刊行会
伝奇M02号 伝奇アンケートではわれらが葉山さん登場。アンケートはミステリマガジンやSFマガジンのようなジャンル内にとどまりがちなものとは趣が異なり、総数はさほどではないものの大学教授や多ジャンルの翻訳家作家の方々をそろえており、面白い。山風の短編「忍法相伝64」も日下さんがひっそりと復刻されているので、山風ファンの人は店頭にあるうちにこの雑誌を買ったほうがいいと思います。「ホラーウェイブ」もそうですが、マイナーなジャンル雑誌は後で手にいれるのに苦労しますから。前回は半分が中途半端な作品収録で、ちょっと腹立たしかった伝奇大賞は今回大賞はないようだ。審査座談会を読んだが、みなさんなかなか手厳しい。去年受賞のお二人の作品がのっているが、これまた単行本化前提の長編作品の一部で、前も書いたがぼくはこういう形式の雑誌掲載は嫌いである。まあ短編を書いても、学研では発表媒体が無いから難しいとは思うけれど、雑誌ならではの短編作品も望みたいものだ。

「エスペデア・ストリート」読書中。ホラーでもSFでもないけど、面白い。

(今日買った本:14冊 今月買った本:46冊 今年買った本:826冊)

6月7日(金)

バンクスは最初はのれなかったが、やっと進み始めました。

d三百年のベール 南條範夫 ポケット文春 やっちまった。
d時の暗闇 ルネ・バルジャベル ハヤカワノベルス 帯つきだったのでつい買っちゃった。
夜の爪痕 戸川昌子 東京文芸社
タリファの子守歌 野尻抱介 富士見ファンタジア文庫
サリバン家のお引越し 野尻抱介 富士見ファンタジア文庫
四人の申し分なき重罪人 チェスタトン 国書刊行会
妖霊星 瀬川ことび 徳間ノベルス
アスターシャ、どこ? 芝田勝茂 あかね書房
雨ニモマケチャウカモシレナイ 芝田勝茂 小峰書店
ドッグファイト 谷口裕貴 徳間書店
真珠の首飾り フーリック ポケミス
サイレントファイア4 樋口明雄 ケイブンシャノベルス
フェイダーリンクの鯨 野尻抱介 富士見ファンタジア文庫
偽りの旅路 レズリー・グランド=アダムソン 扶桑社ミステリー文庫

(今日買った本:14冊 今月買った本:46冊 今年買った本:826冊)

6月6日(木)

不在につき本当は更新はないのだが、本の感想だけ書いておこう。

T.R.Y 井上尚登 角川書店
横溝正史賞受賞作品。かなり売れたようだが、この内容ならむべなるかなと思われる、エンターテイメントの傑作である。舞台は明治末期のアジア。主人公の希代の詐欺師、伊沢周。へまをやったため警察に捕まった彼は、刑務所の同室に来た関虎飛に仕事を頼まれる。関は中国革命同盟の幹部であり、清王朝を倒すべく武器を調達したいというのだ。ある理由から赤眉という殺し屋組織に狙われていたところを関に救われた伊沢は、恋人の死や革命を行おうとする人々への思いからそれを承諾する。騙す相手は大日本帝国陸軍の参謀本部長だ。伊沢は仲間を集め行動を開始する。果たして伊沢のチームは仕事を成功させることができるのか?と、物語はこの後、大日本帝国陸軍幹部の中国に対する思惑や、組織内部での対立を背景にした日本の軍部、伊沢を付け狙う殺し屋のキムを相手にして、虚実ないまぜにして進んでいくのであるが、キャラクター造形、リアリティ、さわやかさと苦さ、どれをとっても一流で、けちのつけようが無い。読後感も無類の痛快さで、非常に後味が良い。文庫化もされているし、未読の人には強く勧めたい作品だ。自分は「ルパン三世」を少し髣髴とした。
広義のミステリーではあっても、基本的にはピカレスクロマン、または冒険小説という感じであり、横溝正史の名を冠する賞にふさわしい作品であるかどうかはなんともいえないが、この内容なら賞を与えられて当然だと思う。「リング」の時はジャンル外ということで賞を与えることを躊躇した同賞であるが、最近では度量が広くなったのかもしれない。
なお唯一個人的に残念なのは、タイトル。応募時の題の「化して荒波」のほうが、理由もはっきりしているし絶対格好いいと思うのだが、如何なものであろうか。宮部みゆきが選評で「志水辰夫をイメージしてしまうので、タイトルは変えたほうがいいのではないか」という個人的な感想を述べており、最終的にタイトルを変更する判断に対しおそらく影響があったと推察するが、これには首肯しかねる。著者は考え抜いてつけた作品のタイトルを変えさせられて、さぞや悔しかったであろうと想像してしまう。とにかく今年読んだ本のベスト10には確実に入るな。


読書はイアン・バンクスの「エスペデア・ストリート」を選択。

(今日買った本:0冊 今月買った本:32冊 今年買った本:812冊)

6月5日(水)

T.R.Y 読了。傑作。

少年トレチア 津原泰水 講談社
キャプテン・ジャック・ゾディアック マイクル・カンデル 早川書房 持っているかも。
シェルタリング・スカイ ポール・ボウルズ 新潮文庫 刊行年が新しいわりに意外と見かけなかった。
かっこ悪くていいじゃない 森奈津子 祥伝社文庫
反在士の指輪 川又千秋 徳間デュアル文庫 持っているかも。
きみに会いたい 芝田勝茂 あかね書房 勢いで買ってますね。

なお明日は不在のため、更新はありません。

(今日買った本:6冊 今月買った本:32冊 今年買った本:812冊)

6月4日(火)

蒼迷宮 祥伝社文庫
最後に死ぬ奴、笑う奴 有明夏夫 集英社文庫
ボーイソプラノ 吉川良太郎 徳間書店
陋巷に在り1 酒見賢一 新潮社
無名恐怖 ラムゼイ・キャンベル ブックプラス 突然刊行されていたホラーに驚いて衝動買い。
海を見る人 小林泰三 早川書房 ほとんどSFマガジン掲載というのがちょっと残念かも。
自伝的随筆集 横溝正史 角川書店


月神の統べる森で たつみや章 講談社

野間児童文芸賞受賞作品にして4部作の1作目。舞台は日本の古代で、縄文文化と弥生文化の接触をキーにして、神話世界を描いている。縄文文化のムラ長であるアテルイ、巫者シクイルケ、謎に包まれた出生の少年ポイシュマが主人公である。基本的にはアミニズムの塊のような超自然的な現象が日常的に起きる神話的な世界であるから、「人類創世」のようにリアリズムの中にロマンを追求したような作品とは対極に位置している。しかしながら個性的な登場人物を動かして、魅惑的かつ感動的な物語をつむぎだすことに、児童文学としてある程度成功しているように思う。ただシクイルケの書き方に顕著なある色合いがあるので、女性読者には受けるかもしれないが、(自分も含めて)男性読者はちょっとひいてしまうかもしれない。ファンタジーの好きな女の人向けかな?とはいえ、予想していたより面白く読めた。Webを見てもかなり好意的な感想が多いようで、読んで損は無いことは確かではあろう。

(今日買った本:7冊 今月買った本:26冊 今年買った本:806冊)

6月3日(月)

結婚記念日につき(うちはさる事情で記念日が年2回あるのです。別に2回結婚したわけじゃないですが)、食事。ワイン1本あけてへろへろ。

読書は井上尚登の「T.R.Y」を選択。うおお、なにやら面白いやんけ。

酔っ払っているので、たつみや章の感想はまた明日ということで、おやすみなさい。


(今日買った本:0冊 今月買った本:19冊 今年買った本:799冊)

6月2日(日)

折に触れやはりサッカーを見てしまう。2時間ごとに各地でキックオフされるのは、全試合を生中継可能にするためなのでしょうか。

月神の統べる森で たつみや章 講談社 読了

第四の扉 ポール・アルテ ポケミス
何かと話題の新刊。それにしても新刊を読むなんてもう何年ぶりかわからないくらいである。新刊も買うのだが、たいてい読むのは買った単行本が文庫化されて、やがて絶版になって、さらにしばらくして再刊の声を聞くくらいになってからだからなあ。
で、本書はフランスのディクスン・カーらしい。カーは「火刑法廷」と「第三の銃弾」くらいしか読んでいないので、はっきり言って良くわからないのだが、幽霊屋敷とか交霊とかのオカルト的味付けと密室殺人などのトリックを組み合わせたものだから、そうなのかな?まあ虚心坦懐に読んだところで率直な感想を書くと、素直に楽しませていただきました、というところでしょうか。オカルト的な要素は香り付けくらいだし、密室トリックも成功確実とは言い難いものだと思うのだけど、それ以上にプロットトリックとでもいうような凝った構成に感心しました。おおよそ本格推理小説の良い読者とはいえない自分ではありますが、こういう小説ならもっと読んでみたいとは思います。

奇怪なサーカス ダレン・シャン 小学館
アタとキイロとロリロリ いとうせいこう 幻冬舎
回路 黒沢清 徳間書店
ロビンソン・クルーソー 伊集院静 講談社
善魂宿 坂東真砂子 新潮社
ワイヤレスハートチャイルド 三雲岳斗 徳間デュアル文庫
銀河赤道祭(上下) 野阿梓 早川文庫JA
真夏のホーリーナイト 東野司 徳間デュアル文庫
NIGHT HEAD1 飯田譲治 角川文庫


(今日買った本:10冊 今月買った本:19冊 今年買った本:799冊)

6月1日(土)

夜は成田さん上京につき、緊急オフ会に参加。急な開催にもかかわらず、多数の参加者の方が集まったのは、成田さんの人徳のなせる技でございましょう。成田さんには一昨年のMYSCON以来だから、二年ぶりくらいでしたが、いつもHPを見ているせいか、そんな感じがしないのが不思議。また遊んでくださいね。

「第四の扉」 読了。

クリス・クロス 高原京一郎 メディアワークス
電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作品。ゲーム小説大賞だから、ゲームが題材となっているのはいうまでもない。
近未来の日本で政府が総力を結集してスーパーコンピュータ内に作り上げた仮想現実世界でのゲームが舞台。世界公開に先立って行われたデモンストレーションとして、募集した被験者がゲームを体験することになった。そこでは被験者が文字通りゲーム上の登場人物になりきって、行動する。直接脳に働きかけるため、現実世界との違いはほとんど無いというものだ。ゲーム自体は、パーティーを組んで地下迷宮を探索し、魔王を倒すというありきたりのものであるが、それを小説にしただけでは面白くも何とも無いため、著者はそれを逆手にとることによって工夫を凝らし、読物として結構面白いものに仕上げている。ぼくはゲームをやらない人なのだが、それなりに楽しんで読みました。RPGが好きな人にはお勧めできるんじゃないでしょうか。



届いている本をまとめて。
夏の夜の妖精たち アーサー・ラッカム他 トレヴィル
眠る女 ウォーターハウス他 トレヴィル 「水の女」と「黄泉の女」も探さなくては。
未知の女 酣燈社 持っているかもしれない幻想短編集。といっても中見はリラダンとフローベール。
魔王 創刊号 書肆不死者画廊
魔王 0号 書肆不死者画廊 
ねぶたの夜 女は死んだ 藤村正太 弘済出版社
死角の罠 中田耕治 桃源社
名探偵チビー 虹色プールの謎 講談社
名探偵チビー 泣き虫せんたくやの謎 講談社 雨あがり美術館の謎が残りとなりました。

(今日買った本:9冊 今月買った本:9冊 今年買った本:789冊)