買書日記(2月)   掲示板 

2月28日(月)

国書刊行会にウッドハウスの新刊を注文したら品切れ再販待ちとの返事が来ました。まだ店頭で見たことありませんし、藤原さんのところでも未刊。amazonでは在庫切れ、bk1では登録すらないというのに。謎である。システムから勝手に送られたメールでもなさそうなのにな。これで届いたのが再販だったらびっくりだけど。ところでbk1で遊んでいたら戦前の東成社のウッドハウスまで出てくるのには驚いた。収録作品一覧まで見れるのがすばらしい。発行1940年、定価1円(税込み1円)だそうです。(実際は1円以下なんでしょうが、銭はさすがにシステム上作っていないのでしょうね)
bk1の最新の荷物だけ開封。
セシルの魔法の友だち ポール・ギャリコ 福音館書店 あちらでは1話1冊で7年かけて刊行されたらしけど、こちらでは1冊で読めるのが嬉しいね。
エリアーデ幻想小説集3 作品社 これに収録された「ダヤン ゆりの花陰に」は入手にえらい苦労したんだぜ。でも筑摩書房は重訳で、こっちは原語から直訳だからなあ。
死の会計 エマ・レイサン 論創社 今月も3冊出ちまいました。
裁かれる花園 ジョセンフィン・ティ 論創社 
忌まわしき絆 L・P・デイビス 論創社 どっかで聞いたことがあると思ったら「四次元世界の秘密」の著者でしたか。個人的には今までで一番面白そうだったりして。
黄金の門 平谷美樹 角川春樹事務所 「エリ・エリ」「レスレクティオ」に続く3部作だそうです。
時空の旅 ポプラ社 赤木かん子編集のSFジュブナイルアンソロジー。珍しいものはあまり含まれていないようだが、コミック、評論まで混ざった一本筋が通ったセレクションがすばらしい。
ロボットVS人類 ポプラ社 古田足日は面白そうだな。フォア文庫でも出ているのか。探そうっと。
宇宙の孤独 ポプラ社 
科学者たちの陰謀 ポプラ社 大海赫の短編は珍しい。ベスコフの短編も知らなかった。
地球最後の日 ポプラ社 三田村信行が「おとうさんがいっぱい」なのは妥当な選択だが、もう少し珍しいのでも良かったかも。
変身願望 ポプラ社
未来世界へようこそ ポプラ社 さねとうあきらが面白そうだ。珍しい作品は少ないようだが、値段も厚さも手ごろで内容もなかなか面白そうなので、読んでみようと思う。

新刊書店で扶桑社文庫の新刊が出ていて、グラウザー賞受賞のドイツミステリーは面白そうだが、購入対象の赤背表紙が里中満智子表紙のSFロマンス小説のようなのはちょっとためらう。すんごく面白くなさそうなんだもの。

(今日買った本:13冊 今月買った本:78冊 今年買った本:268冊)

2月27日(日)

特に買い物はしなかった。昨日bk1で購入した本も無事受け取れた。まだ開封していない本がたくさんあるのだが、赤木かん子のSFアンソロジーの中身を見たいので先にあけちゃおうかな。
「閘門の足跡」を読むことにする。

奇妙な食卓 ルック社
TBSラジオ「夜のミステリー」で放送された脚本を元にセレクトされた作品を集めたもの。副題は「ミステリー短編集」だが、内容は怪奇幻想小説の掌編集である。表紙の煽り文句でいきなり「幼想と怪奇と恐怖」などと大きな字で誤植されていてずっこけるが、どうしてどうして内容的にはかなり濃い作品集で満足感がある。これは拾い物だった。執筆者は放送作家を中心に詩人、映画監督で構成され、伊藤海彦、川崎洋、横光晃、高橋辰雄、遠藤琢郎、岩間芳樹、鈴木清順、佐藤信の8人。個人的には鈴木清順と川崎洋以外は知らないが、作品のレベルは総じて高い。異色は鈴木清順で、3編の作品を寄せているのだが、うち2編はアバンギャルドな幻想小説で他にもこのような作品を残しているのであればぜひ読んでみたいと思わせるもの。ぼくがラジオを聴いていたころより少し前なのでこの番組は知らないがレベルは高いので、ラジオドラマの脚本だといってばかにせず、機会があれば手にとって見ていただきたい作品集だ。


(今日買った本:0冊 今月買った本:65冊 今年買った本:255冊)

2月26日(土)

2冊文庫を購入。
ネットではbk1に本を注文。朝注文したら夜届いた。(留守で受け取れなかったけど)
あたりまえのこと 倉橋由美子 朝日文庫
大江戸亀奉行 松井今朝子 ハルキ文庫
1001秒の恐怖映画 井上雅彦 創元推理文庫 いまさら購入。
明け方の猫 保坂和志 中公文庫
私の優しくない先輩 あきら 碧天舎

(今日買った本:5冊 今月買った本:65冊 今年買った本:255冊)

2月25日(金)

先週の月曜日以来の買い物。もっとも通販では届いているのだけどね。
東京創元社で近々ハミルトンのオリジナルSF短編集が刊行されると書いてありたまげる。おまけに夏には怪奇幻想編が出るようだ。やるなあ創元。

新・世界の七不思議 鯨統一郎 創元推理文庫 ミステリーズ連載。
UMAハンター馬子 完全版2 田中啓文 ハヤカワ文庫JA これは書き下ろしもあるので文句無く買いです。
ホミニッド ロバートJソウヤー ハヤカワ文庫SF これから積極的にSF文庫を買うことをここに宣言します。
四十日と四十夜のメルヘン 青木淳悟 新潮社
ニューヨークに舞い降りた妖精たち マーティン・ミラー ソニーマガジンズ ロマンス小説かと思っちゃった。
最後の願い 光原百合 光文社 ジャーロ連載のため迷ったが好きな作家なので買うことにする。その文、北川歩実は見送り。
ミステリマガジン4月号
SFマガジン4月号

(今日買った本:8冊 今月買った本:60冊 今年買った本:250冊)

2月24日(木)

ようやく体調が完全に戻ったようだ。本屋で買い物をしようと思ったが、雨降りなので見送り。
安田ママさんのところの新刊情報が終了。重宝していただけに残念!自分も短期間だけど、似たことを試して大変でやめたことがあるので、良くわかります。まあ仕方がありませんね。

先週月曜日に買った本。
ミステリーズVol09 だんだん厚くなっているように思うのだが気のせいだろうか。
シシリーは消えた アントニー・バークリー 原書房 解説を読むとSF長編、ファンタジー長編もあるんだね、出してくれるのかなあ。
黄金の血脈(天の巻) 半村良 祥伝社文庫
素子の読書アラカルト 新井素子 中公文庫
ジェーン・エア(上)(下) シャーロット・ブロンテ 新潮文庫
嵐が丘 エミリー・ブロンテ 新潮文庫
霧の中の二剣士 フリッツ・ライバー 創元推理文庫
輝く星々のかなたへ!/月世界の無法者 エドモンド・ハミルトン 創元推理文庫

(今日買った本:9冊 今月買った本:52冊 今年買った本:242冊)


2月23日(水)

久しぶりに飲みに行く。
ゴールデン・サマー ダニエル・ネイサン 東京創元社
最近読んだ中では文句なしのワースト本
これほどまでに可愛げの無い子供も珍しいだろう。10セントまでなら好きなものを食べてもいいといわれると、従兄弟と対抗した結果ではあるのだが、10セント現金でくれと言う子供。何かするには動機は全て金。何か失敗をするとなんとしてでもその金を取り返そうとする。そして最後は何ドル何セントの純益だと振り返る。とにかく「金」「金」「金」である。タイトルから想像されるような少年時代が懐かしくなうようなところは全く無い、神経を逆撫でされるような小説だ。タイトルのゴールデンは解説でも書かれているように「黄金の子供時代の夏」ではなく「金を得た夏」という意味に違いない。エラリークイーンの片割れが書いた小説なので、ファンの人は楽しく読むのかもしれないが、別にファンでもなんでもない私にとっては腹立たしいだけの小説であった。クイーンに恨みはないし、新刊で買ったので言わせてもらうが、卑しい本だ。こんな本いらない。

(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月22日(火)

呪海 平谷美樹 カッパノベルス
『神嶋神社の秘祭の手伝いに来た神職見習いの聖天弓弦は、秘祭の恐るべき由来を探ろうとする。一方、「母」に捨てられた「薫子」は、何かに呼び寄せられるように神嶋に連れてこられ…。書下ろし長編伝記ホラー。』(「MARC」データベースより)自分が読むのは3冊目。これはSFではなく伝奇長編。処女作の宇宙ステーションの描写か何かで感じたのだけど、当初よりこの人には怪奇小説の素養があると思っていた。今となっては実話怪談集も出しているけれど、ちゃんとした小説としてノンSFを書いたものはこれが第一作であろう。読後は満足。架空の神社の由来をはじめとした設定は読んでいて楽しく、特に終盤100ページにもおよぶクライマックスは圧巻で息をつかせない迫力である。人形という題材も良い。広くお勧めできる作品である。ただ気になる点はあり、著者が恐怖を継続させるために付け加えたのであろうクライマックス後の顛末が、余韻というには長すぎ、あまり効果を挙げていないように思うことだ。また空木のキャラクターに関しても、ストーリー上全く生かされていないため、このままでは余計物としか言いようが無く、シリーズ化への布石なのかもしれないが、単体で見た場合はやはりもう少し考えたほうが良かったように思う。ご本人はあとがきで一生SF作家であることを宣言していて、その潔さには思わず嬉しくなってしまうが、どうしてこの面白さは捨てがたいので、今後もこのジャンルを書き続けていって欲しいと思う。

(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月21日(月)

今月はあまり欲しい新刊が出ないので出費が少なくてめでたい。熱はほぼ平熱に戻ったものの、食欲が無く本調子ではないなあ。

もう一度住みたい 新津きよみ ハルキホラー文庫
競売物件にたずねてくる、行方が知れなかったはずの前の住人の長男。そして追いかけるようにたずねてきた、その男の婚約者を名乗る女性。全ては前の住人と自分の苗字が同じ高橋だったからなのか。スーパーナチュラルの要素は無いではないものの、どう考えてもホラーじゃないなあ。軽く読めるし、つまらないとまでは言わないものの、特に傑出したところも見受けられないように思う。可もなし不可もなし。



(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月20日(日)

熱が思うように下がらないまま一日過ごす。どうやらぎりぎり「ペリーヌ物語」は見終わりそうだ。・

(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月19日(土)

朝から熱がぶり返す。37度から38度まで乱高下するが、基本的には37度ちょっとをコンスタントに維持している。せきが多少出ることと、めまいと体が少々きしむような痛みがあること以外は、さほどの症状は無いため、月曜日のある試験に備えての勉強を少しする。

(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月18日(金)

朝起きても熱があって休みたい気もしたのだが、この程度でいきなり休めるほど甘い仕事ではない。昼間はなんだか体が熱を持っているようでつらかったのだが、夜に入って急に調子がよくなる。家に帰って熱をはかるが平熱に戻っていた。なんだったんだろう。

月曜日に購入した本はあとで書くことにします。

(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月17日(木)

だるいと思って帰宅後熱を測ると珍しく37度以上熱があった。風邪かしらん。

シマフクロウの森 香山彬子 講談社
北海度の未開の自然をシマフクロウに託し、少女が体現する人間とのふれあいと共存、あるべき姿を心に染み入るファンタジーの形式で描ききった作品。どうかんがえても人間が悪いよね。

(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月16日(水)

最近デニッシュパンに凝っている。安っちいパンなのだが、なんかマイブームである。
量は確かにありますが、みなさんがほしがるようなそんなにたいした本はありません。あってもごくわずかです。

スタジアム 虹の事件簿 青井夏海 東京経済
野球の構造を推理小説の推理の枠組みに重ね合わせることによって展開する、推理小説短編集。本書は自費出版?でフクさんのところで紹介されたのが知るきっかけだったろうか。野球も好きだしなあ、と購入したもの。なお、私が購入して間もないうちに、編集者の方にも認められて創元推理文庫から文庫化された。実際の刊行はもっと前なので、ネットによって広がった情報で認められたものと言っても良いのではないだろうか。
都合よく探偵役の周りで事件が発生し、それが偶然耳に入ってくるのは毎回かなり強引な展開だけれども、それはお話を成立させるためには仕方が無いのでご愛嬌としよう。事件自体は殺人が起きるものもあるが、基本ベースは日常の謎的な部分と犯罪との中間的な事件が多いようで、本書をぱっと見て全体から期待するのも、血なまぐさい事件ではないからカラーに合っている。著者が野球好きかどうかはわからないが、読んだ感じはそんな感じがする。それは東海レインボースのオーナーであり、探偵役である虹森多佳子の描き方にもあらわれている。実際のプロ野球のオーナーもこんな感じで野球を、自球団を愛してくれればもっともっと野球は面白くなるのにね。


(今日買った本:0冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月15日(火)

地震で眼が覚めちゃった。びっくりしちゃった。うちは震度4?とりあえず本はほとんど崩れなかったようです。

今日も本を買ってしまいました。昨日購入し忘れた本でございます。昨日購入した本は明日にでも書こうと思います。平谷美樹の「呪海」を読書中だが、なかなか面白い。ちょっと時間がかかっちゃってますが。

江戸っ子は何を食べていたか 大久保洋子 青春出版社 江戸時代の民衆が何を食べていたかを軽く語った新書。店頭で見て面白そうだったので購入。
ぼくはオンライン古本屋のおやじさん 北尾トロ ちくま文庫 最近古本関係の本を狂ったように文庫化しているちくま文庫。会社をくびになったら今の本を売るためにネット古書店を開業できるかもしれないから。
ちーちゃんは悠久の向こう 日日日(あきら) 新風舎文庫 書店で眼についたジュブナイルホラー。解説で久美沙織がやたらに持ち上げているため気になって購入。早くもamazonで書評がアップされていて比較的好評のようだ。

(今日買った本:3冊 今月買った本:43冊 今年買った本:233冊)

2月14日(月)

バレンタインデーである。お菓子業界は年に一度のかきいれどきだろう。地方の有名店や外資?もここぞとばかりに出店してるし。
で、家人に横浜の陳麻婆豆腐でごちそうしてもらった。もう食べられません。

文庫本中心に本も買ったけど、疲れましたので明日に回しましょう。
うーん、感想も明日に回しちゃえ。感想を書かなければいけないのが「スタジアム 虹の事件簿」と「シロフクロウの森」です。明日は1冊かけるかな?

たっくんさんが本の処分について書かれていたので、自分も思い出を少し。小説本を一番処分したのは社会人になって数年目だったと思う。多分、それまで読んだ本から二度と読まないであろう本を分別し、数百冊処分したはずだ。ジャンルはSFがほとんどだったと思う。いまだに忘れない町田の高原書店だ。台車の本の山を上のほうだけちょろっと見ただけで冊数も数えず全部で2000円といわれたときは腰が砕けそうになってしまった。今になって考えると文庫本がメインだったし、特に価値のある本がたくさん含まれていたわけではないから、まあわからなくもない。古書店ならざっと見れば大体の傾向で値段はつけられるだろうし。でもプレミア価格をそれなりに導入している本屋なのにちゃんと見てくれなかったのは正直言って良い感じはしなかった。それ以来、本を処分するのがちょっと嫌になったから。ブックオフが当時あったらもう少しは値段がついていたろうけど、そんなものはなかったし。
でも本は増える一方なので嫌でも処分は今後も続けなければならないのは間違いないのがつらいところ。今も増え続ける未読本の山だが、一応大部分は読むつもりがあって買っているから、読んでいない本を処分するのは、やっぱり気が引けるのだよ。
あとどっさり処分したのは学生のころに購入していたアニメ・特撮関係でこれも100のオーダーは超えていたと思うし、大判の本が多かったから体積も大きかった。神保町と実家の近所で2回に分けて処分したけど、どっちも2万円強くらいになったので、これはまあ価値も良くわからなかったし、完全に無用になっていたので、十分納得のいくものだった。「宇宙船」なんて創刊号から揃っていたのだけどね。これは今考えるとちょっと惜しかったかも。

そんなことを思い出しました。

(今日買った本:0冊 今月買った本:40冊 今年買った本:230冊)

2月13日(日)

3連休最終日。今回はだいぶゆっくりした気がする。
本を25冊、ブックオフに捨てに行く。しめて970円なり。新刊で買った単行本が4冊含まれているのはちょっと痛いけれど、まあこんなもんだろ。紙袋2つ分だが、態勢に影響が無い。一昨日買った本のことを考えれば冊数的には今月買った本の方が多いものな。ヤフオクなりamazonなりのほうが多少はバックが大きいのはわかっているのだが、一気に減ることは無いし、面倒さが全く違う。いちいちメール見て発送するのも面倒だし。本にもよるけれど、どうでもいい本を処分する場合はちょっとね。いずれにしてもわたしにゃ向きません。
質は棚に置くとして冊数から言えばネットの古書店くらいできそうな蔵書量はあるが、在庫管理がやっぱり無理だろう。注文を受けて探し始めていたら時間がいくらあっても足りゃしない。見つからないかもしれないし、保管しておくの大変だ。
それはともかく、せめて読了本と未読本くらい区別をつけなければ。

一昨日買った本は下記のとおり。
古本。
自殺コンサルタント 豊田有恒 ハヤカワ文庫JA
モンゴルの残光 豊田有恒 ハヤカワ文庫JA
退魔戦記 豊田有恒 ハヤカワ文庫SF
テレパス少女 中尾明 コバルト文庫
青いテレパシー 豊田有恒 コバルト文庫
逃げ姫 眉村卓 コバルト文庫
本邦東西朝縁起覚書 小松左京 ハヤカワ文庫JA
銀河の夢 コバルト文庫
それぞれの遭遇 眉村卓 コスモティーンズ
新刊
禁じられた約束 R・ウェストール 徳間書店 ウェストールの作品はほとんど持っているはずだ。それもほとんど新刊購入のはず。1冊も読んだことないけど。
ドリームタイム 田口ランディ 文藝春秋 迷ったけど結局買ってしまった。
ぼくになるまで 沢村凛 学研
首つりツリーの謎 あさのあつこ 学研
真夏の悪夢 あさのあつこ 学研
ほたる館物語1 あさのあつこ ジャイブ そろそろ1冊くらいあさのあつこを読まなきゃね。バッテリーの角川文庫版はどこにいっちゃったんだろう。

(今日買った本:15冊 今月買った本:40冊 今年買った本:230冊)

2月12日(土)

やや、石井さんがミュシャ展に行っている。うーむ、負けていられない。前回見たのはBUNKAMURAだからな。いつかと調べたら1995年開催のようだ。今みたいに日記をつけていたわけではないし、まだ独身時代だな。何もかもみな懐かしい。他にもマルセル・デュシャン、瀧口修造と見たい展覧会が溜まってしまっている。デュシャンは会社の真裏なんだからいつでも行けばいいのにね。
石井さんのところでは引き続いて書評が更新されていたが、「反世界の島」とか読んでいてあいかわらず本の選択が面白い。中村真一郎の「黒い終点」って面白そうだなあ。

本当は昨日本を購入しているのだが、明日の日記に回しておこう。

スピルバーグのアメージングストーリー1 スティーブン・バウアー 新潮文庫
スピルバーグ製作総指揮のテレビシリーズノベライズ、全二巻の邦訳の1巻。11編を収録。スピルバーグが原案を担当したもの、脚本を書いたもの、演出を行ったもの、タッチしていないものいろいろ。映像自体は見ていないので違いは良くわからないのだが、話の傾向としては昔の「ミステリーゾーン」の系譜に連なるものである。「ミステリーゾーン」はさまざまな作家の作品を用いていたせいか作品世界がバラエティに富んでいたと思うのだが、それに比較すると、本書ではかなりスピルバーグ臭が強く、ことさらにノスタルジアが強い。集中面白かったのは大恐慌時代を舞台にしたブラックコメディのような「別れの乾杯」、B級ホラー映画を地で行った「かつら連続殺人事件」、奇想が光る「メイン・アトラクション」、幻想的な「ヴァネッサの肖像」、期待通りに話が進行する「幽霊列車」、文章でなら面白いが、映像で見て面白いのかわからない「自責の旅」あたりだろうか。他、「指名」「暁の出撃」「1985年のサンタクロース」「ミスターマジック」「子守り」を収録。もとよりノベライズだから特に勧めるようなものではないが、スピルバーグの「いやらしさ」を気にしないように読めば、短編としてどれもそれなりには楽しめるだろう。


(今日買った本:0冊 今月買った本:25冊 今年買った本:215冊)

2月11日(金)

祭日は嬉しい。久々の3連休だが、特に予定はなし。本当は再来週の月曜日にあるある試験の勉強をしないといけないのだが、いまいち気乗りしない。
yahooの名作アニメクラブで「ペリーヌ物語」を購入してみているのですが、あと10日あまりで残り30話近く見なければいけない。「だけど、道は遠いよ〜」などと歌っている場合ではない。

ご覧になっていないと思いますが、ちなみに私は『ヴァテック』はゴシック叢書で読んでますね。

偶然M松さんの日記を発見。うーん、こんなところで書いていましたか。

昨日買った新刊。
本の雑誌 3月号 先月号もちゃんと読んでいないのにね。
SFが読みたい! もう既にSFマガジン増刊では無いので買わなくてもいいような気もするのだが、やはり道義上買わねばならない。ぱらぱら見て気になったのは創元のイアン・ワトスンって持っていたかなあということ。と思って検索していたら自分の日記がひっかかりました。たはは。持っているようです。でも創元でもワイルドカードはどれかは持っていなかったんだ。調べたら宇宙生命襲来のよう。絶賛探求中としておこう。まあ、そのうち見つかるでしょう。
羊の秘 霞流一 ノンノベル まだ1冊しか読んでまへんな。
血文字GJ 赤城毅 ノンノベル これは迷った。結局買っちゃたけど。
小説ルパン三世 双葉ノベルス これはやっぱり光原百合が楽しみだ。
キリサキ 田代裕彦 富士見ミステリー文庫 2冊読んでいるからね。おつきあい。でもこれは単発作品みたいだけど。
悪党パーカー 電子の要塞 リチャード・スターク ハヤカワミステリ文庫 確認したところ、怒りの追跡と殺人遊園地を持っていないようです。後者は今も買えるみたいだけど、前者がね。ちょうどこの本の前日譚のようだし。
伝奇城 朝松健 えとう乱星編 光文社文庫 書き下ろし伝奇時代小説競作集。
ベアハウス 井上雅彦 光文社文庫 短い書き下ろしホラー。
ルカ 七飯宏隆 電撃文庫 電撃小説大賞。
ひかりのまち 長谷川昌史 電撃文庫 電撃小説大賞金賞。
奇跡の表現 結城充孝 電撃文庫 電撃小説大賞銀賞。
お庭番地球を回る 山田風太郎 ちくま文庫 あと1冊。ボーナストラックはエッセイ。
食卓にビールを3 小林めぐみ 富士見ミステリー文庫

購入したリストを見るにつけ、買う本をまちがっているんじゃないかという気にかられる。創元SF文庫とかハヤカワ文庫の新刊を必ずしも買っていないことを考えると内心忸怩たるものがある。志を改めなければ。

マッシュルームマン ソフィー・パウエル DHC
仲たがいしている姉の下を娘と訪れた妹。夫は家を手伝いに来ている娘と浮気をしている。妹は姉に当り散らすが、娘のリリーは姉の三つ子たちと遊ぶのに夢中だ。ところが訪れて数日後、リリーが消えてしまう。すわ誘拐かと騒ぐ大人たち。三つ子は自分たちがリリーに話したマッシュルームマンのお話が本当で、リリーが見えない妖精に変えられてしまったのではないかと推測する。三つ子のリリー捜索作戦が始まった。
時に単語の並びまで直訳したのではないかと思えるような独特の訳文。処女作とは思えない肩の力の抜けた構成。「遠山の金さん」のような?エンディング。(表現がわかりにくいですがニュアンスで) 公平に見て傑作であるとはいえないと思うのだが、なんとも良い味をかもし出した作品。といっても個人的な好みがかなり入っているので、万人にはお勧めしづらいかもしれない。
ところで著者はイギリスのまだ若い女性作家なのだが、本書を読むとやはり日本人には書けない小説だなと思う。それは風景もそうだし、習慣的な違いもある。特に感じるのが、なんというか家族の間の距離感が日本人とは異なるような気がするのだ。そういう意味で欧米のほうが明らかに家族、特に親子の距離感が近い気がする。それは良い悪いの問題では無いのだが、感覚的に異なるものを感じてしまうのだ。それは個人的感覚による勘違いかもしれないし、他の人もそう感じることがあるのであれば、民族が違うということなのかもしれない。(宗教観のようなものも関係しているかもしれないが明確な答えは出せないでいる)
とぼけた味わいとほっこりした読後感。著者の処女作で特にベストセラーとか話題作とも思えないのに、いったいDHCはそういうところからこういう小説を見つけてくるのだろうか。謎である。安田ママさんにはお勧めできるかも。


(今日買った本:14冊 今月買った本:25冊 今年買った本:215冊)

2月10日(木)

ここで書いてもしょうがないのだが、F・ポール・ウィルスンの「ザ・キープ」は扶桑社ミステリーで再刊されていて今でも入手可能だと思います。
文庫を中心に買い物をしてしまいました。買わなくてもよかったかな?と後悔したのもあります。明日の日記で書くことにしましょう。
購入を見合わせている本としては田口ランディと辻原登の単行本が気になっている。

明日こそちらばっている不要本を処分しなければ。

やっと日記の更新がほぼ毎日できるようになりました。バッチ処理になってしまった原因は主に感想文にあります。へなちょこなものですが、書くと決めてしまっているので溜まると大変なのでした。今のところたまっているのは1冊なので、まだ大丈夫かと。

3連休嬉しい。

(今日買った本:0冊 今月買った本:11冊 今年買った本:201冊)


2月9日(水)


カーグラフィックってそんなに人気ないのかな?ぼくは二番目に欲しかったんですけど。
ところで今、由良君美の豆本の上に『平凡』がのっかっているんですが、未来工房の豆本より小さいや。

うちはもう最終段階に足を踏み入れております。

天使の屍 貫井徳郎 角川文庫
長編ミステリー。僕自身は読むのは2冊目。突然マンションから飛び降りて自殺する息子の気持ちが図れず、息子の「想い」を探る父親。そんな中、息子の友達たちは次々に自殺を図る。
最後はミステリーらしい落とし方をしているけれど、やはりテーマは子供の気持ちなのでしょう。子供の気持ちは大人にはわからない。当たり前のようでいながら、大人にはそこのところがなかなかわからない。特に最近は、その傾向が強くなっている気がします。それこそ昔は「小さな大人」だったものが、最近ではぜんぜん別の生き物のようになり、末はそのままの状態で大人の世界に入ってくる「子供」も存在しはじめているようですしね。そういう子供からすると大人になるというのは成長というより、変態もしくは退化になるのかもしれません。もっともそんな「子供度数」も個人差があり、必ずしも大人には理解できないとは限らないのでしょうし、普通は「大人」になるものなのでしょうけど。うちは子供がいないのでわかりませんが、お子さんのいる方は本書はあまりいい気持ちがしないかもしれませんね。著者は子供の「わからなさ」を眼にするか聞くかして、それをミステリーの枠組みと組みあわせることを思いついたのかもしれませんが、エンターテイメントで扱うにはかなり処理の仕方が重く、ぼくはいまひとつ好きになれませんでした。ミステリーの枠組みも衝撃の結末というよりは、
中学生がそこまでするかな?というのが正直なところ。いや、もしかするとそう思ってしまうことが子供のわからなさの象徴といえるもかもしれませんが。エンターテイメントとしてはストーリーテリングがありとても読みやすい本です。理由はうまく説明できませんが著者はきっちりプロットを組み立ててから冷静な書くタイプなのかな、と読んでいて感じました。

(今日買った本:0冊 今月買った本:11冊 今年買った本:201冊)


2月8日(火)


特に買い物はございません。地震が関東に近づいてきているようで怖いぜ。

(今日買った本:0冊 今月買った本:11冊 今年買った本:201冊)

2月7日(月)

ヤフオクに持っていないSF倶楽部の号が出ていたので入札するが、あっという間に高くなってしまって手が届かない。いまひとつつっぱる気にはなれないので、しかたない。あきらめよう。
それにしても怖いニュースである。なんのことを言っているかうすうすわかるだろうが、これである。ああ怖い。
用事があって横浜に寄ったので本を買う。

ネコソギラジカル(上) 西尾維新 講談社ノベルス
天岩屋戸の研究 田中啓文 講談社ノベルス
小松左京マガジン17号
Love endroll 望月玲子 講談社 怪奇小説集らしいので購入してみる。著者は漫画家さんみたいだ。
攻殻機動隊 藤崎淳一 徳間デュアル文庫

私の遺言 佐藤愛子 新潮社
著者の怪異体験を語った長編エッセイ。北海道の別荘や東京の本宅を襲う怪異を描いている。著者はそれに向かってさまざまな人の助力を得ながら立ち向かっていくのだ。本書は佐藤愛子が20年以上にわたって受けてきたことだということで、私自身は霊感が無いので良くわからないが、おそらくは本当のことなのだろうと思う。もっとも最終章に至って、最近の犯罪の低年齢化が悪霊の仕業とか言われてしまうとちょっとついていけないものを感じてしまうのだが。最終的な結論として人間は波動をあげなければいけない。魂は修行し、より高い位置を目指さねばならないということだが、これは少なくとも象徴的な意味としては十分に理解できるし、きわめて真っ当な主張だ。作家としては既に大家になるのだろうが、それをものともせず常識に挑戦した書。


(今日買った本:5冊 今月買った本:11冊 今年買った本:201冊)

2月6日(日)

レオ・ペルッツを予約。bk1のサイトリニューアルは延期になったようだ。「都合により」としか書いていないが、裏は大混乱なのだろうな。
コロンボのDVD-BOXは確かにお徳用だ。ちょっと迷うかも。でも限定でなければ後で買えばいいかという気も。

アビシニアン 古川日出男 幻冬舎
過去を捨て公園の緑地で猫と暮らす少女。少女はやがて森を出る。自分と折り合いをつけるためシナリオを書いているぼくは彼女に惹かれた。
恋愛小説と書くとちょっと軽い感じがするのだが(帯にもそう書いてあるし)、本書はその表現の枠には収まらない。主人公?の猫娘は非常魅力的であり、ファンタジーの域に達しているが、リアリティがどうのいうことは気にはならない。第一部は猫娘、第二部はシナリオ青年の内面を吐露しながら話を進めているのだが、完全に自らの世界を構築し回りにあわせることをしない猫娘も、折り合いをつけようとするシナリオ青年も、著者の内面の一端をあらわしたものだと思える。自己撞着ではないのだろうが、そういう意味では私小説に近い部分があるのではないだろうか。回りくどい(凝った?)表現があるので決して読みやすいとはいえないと思うのだが、不思議な魅力のある作品だ。なお、現在は本作の前作である「沈黙」と抱き合わせでお徳用文庫になっているが、これは単独で読んだほうがいいのではないかなと思った。

なお、文中に出てくる「猫舌」というレストランで上映されている映画は「みつばちのささやき」というスペイン映画であり、著者の創作ではない。この映画には個人的な思い出があるので感慨深いものがあった。

(今日買った本:0冊 今月買った本:6冊 今年買った本:196冊)

2月5日(土)

本は買わなかったが本は届いた。開封はあとにしよう。本を買わなくても開封していないものをひとつひとつ開封すれば当分、買い物記録は続けられそうだ。
タイムスリップグリコの雑誌を試しに買ってみる。中身はどうでもいい「平凡」だったが、天地真理とか載っているのが懐かしいかどうかは微妙。小学校低学年だからね。『少年画報』だけは都筑道夫が載っているようなのでほしいな。テキストは『おはよう妖怪たち』に収録されているようだけど、挿絵が石原豪人ではやはりほしい。この企画、ミステリー編とかやってほしいですね。ただ印刷の技術が向上していると入っても、さすがに現物を見ると活字を読むのは厳しそうなので、グラフィックがそれなりに無いと『商品』としてはつらいところがあるな。

本の感想はすぐ書かないと内容を忘れてしまうからきついね。

ネザーワールド カナリア 東佐紀 集英社スーパーダッシュ文庫
地下に伸びる都市、大陸をつなぐリニア地下鉄。人類は宇宙より地下を選んだ未来の地球が舞台。主人公は若くして世界的な指揮者となりつつあるアサカナオキ。彼は育ての親であるドン・ファンの元から連れ去られた少女カナリアを助けるため、地下へ向かう。そこでは遺伝子改良されたエンハンスドがある計画を進めていた。
第2回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作。まず舞台設定が良い。技術的には実現がかなり困難であろうと思われのでリアリティはあまり無いのだが、大陸をつなぐ地下鉄というビジョンは素敵で単純にしびれてしまう。登場人物たちはやや類型的で、都合よく進むストーリーもフォーミュラフィクションの域ではあるのだが、ライトノベルとしては必要にして十分な楽しさを味わえる。また音楽を使ったクライマックスも、意あまって力足らずの感が無きにしも非ずだが、それでもなかなかがんばっている。大人が読んでも楽しめる冒険SFの佳作。なお、本書に関してはストーリーが良く書かれているため挿絵はかならずしも必要とは思わないが、単体で見た場合のイラストは人物はアニメチックなものを逃れていないことを除けば、背景はなかなか良く書かれておりセンスが良い。


(今日買った本:0冊 今月買った本:6冊 今年買った本:196冊)


2月4日(金)

今月ちゃんとした買い物ははじめて。もっともbk1には注文してるけど。
古書の聖地 ポール・コリンズ 晶文社 シリーズ愛書・探書・蔵書
まだ名前のない小さな本 ホセ・アントニオ・ミリャン 晶文社 シリーズ愛書・探書・蔵書 結局このシリーズ全部新刊で買っているなあ。これは童話。
グランド・フィナーレ 阿部和重 講談社 迷ったが買ってしまった。芥川賞受賞作。
ユージニア 恩田陸 角川書店 美しい凝った装丁で、持っているのが嬉しくなるね。

河出文庫で信玄忍法帖が出るのだが、忍法帖シリーズ1とある。近年では(といってももう10年以上前か)講談社ノベルと富士見書房で再刊されているようだ。うちには角川文庫であったかな?

北原氏の日記で松井今朝子の本が紹介されていたのでほしくなった。文庫なら買おうかな。

(今日買った本:4冊 今月買った本:6冊 今年買った本:196冊)

2月3日(木)

家人が棒寿司を購入していて、何かと聞いたらそういう風習があるという。まるかぶり寿司を食べる風習があることを今まで全く知りませんでした。調べると西の方が発祥らしいですね。
本は買わず。

菊水兵談 横溝正史 出版芸術社
著者の時代小説を単行本初収録を含めて集成した、日下さん編集本の1冊。表題作は幕末の江戸から京都を舞台にして、菊水兵馬という攘夷を志す素浪人の活躍を描く連作。実在の人物もぼろぼろ出てきて面白い。ただし、枚数の制約か、各編が短すぎるきらいがあり、ふくらみにかけるのが残念。また兵馬にほれて行動を共にする盗人や兵馬に気持ちを寄せる女性等魅力的なキャラクターを配しているのだけど、途中で俳優のスケジュールの関係で出られなくなったかのように何の前触れも無く消えてしまうのは、事情はわからないけれどもやはり残念なところ。皇族に対して強く尊敬の念を抱くかのように書かれるところは、時代を象徴しているのだろうか。いずれにしても通常眼にする機会の無い作品が復刻されて手軽に読めるようになることだけでも、本書の意義は果たされたと見るが、今読んでもそれなりに楽しめるところはさすがだと思う。なお、表題作に付された短編群もそれぞれ楽しめる。以下に各編に対するコメントを書いておく。
「妖説孔雀の樹」は植物怪談的な作品で嬉しいが、ちょっと唐突だ。
「しらぬ火秘帖」はコンパクトにまとまった冒険小説。解説で日下さんが書いているように短いのが残念。著者の作品としては異色のような気もする。
「密書往来」はミステリー的な興味もある作品。
「具足一領」は頑固な老浪人の思いが心に沁みるような佳品。
「神変黒髪党」は快男児の活躍を描く。
「河童武士」は武士の悲しさを描く。ヘビーである。


(今日買った本:0冊 今月買った本:2冊 今年買った本:192冊)

2月2日(水)

不快な書き込みが多いため、一時掲示板を閉鎖しようと思います。

本を古本1冊、新刊1冊購入。古本屋へ行くと買ったばかりの新刊がならんでいて少し悲しいことがある。
ブルーハイドレード 転移 海原零 集英社スーパーダッシュ文庫
宙都 第二の書 柴田よしき トクマノベルス ずいぶん持っているように思うが、まだ読んだことがないので、この人の本も最近読んでみたくなってきている。

(今日買った本:2冊 今月買った本:2冊 今年買った本:192冊)

2月1日(火)

特に書くほどのこともない一日。週末に横浜美術館のエッシャー展に行こうと思っていたのだが忘れてしまった。といってもハウステンボスコレクションであれば、数年前に開催したのと同じかもしれない。だったらそれほど後悔することはないのだが。大体、エッシャーの絵自体、少なくともぼくにとっては現物を見てさらに感動することはあまり無かったので。油彩はやっぱり現物と本で見るのとはぜんぜん違うけどね。
(実はハウステンボスコレクションに行ったのは、日曜日に部屋を片付けていたら図録が発掘されたので思い出したという体たらくなのだが)

(今日買った本:0冊 今月買った本:0冊 今年買った本:190冊)