うちの本棚

実家の本棚を紹介します。この他に今住んでいる家にも1本だけ本棚があります。
縮小しすぎるとなんだかわからなくて全然つまらない気がしますので、画像ファイルはサイズが比較的大きい目です。
少し大きくして見たい方はクリックして見てください。
こんなに本があってどうするのか自分でもよくわかりません。全部の蔵書も把握できなくなってきました。
網羅的に集めるもので全集とかも多いし、叢書も大好きです。

懇意の古本屋のご主人に「君が古本屋を始めたら神奈川のT村になれるよ」と冗談を言われました。
まあ野田大元帥ではないですが、一生の娯楽は確保されたと見て良いでしょう。

ここの本棚は当初表は新しめの作家中心のはずでした。坂東真砂子、笙野頼子、井上夢人、奥泉光、薄井ゆうじ。
他に三田村信行コーナーと鈴木いずみとかもあります。文庫では春陽文庫の探偵CLUBとかあります。でももう入りきらないのでここに入っている作家の方の本を買っても平積みになってしまいました。ちなみに上には陳瞬臣全集、ブルーノ・シュルツ全集、立風書房の幻の絵本館シリーズなどが積んであります。

裏は日本文学中心の全集コーナーで牧野信一、神西清、萩原朔太郎、小酒井不木、国枝史郎、椎名麟三(創作のみ)、梶井基次郎、内田百閨A森茉莉、塚本邦雄(刊行中)、吉行淳之介、ヘンリー・ジェイムズ、山村暮鳥、豊島與志雄なんかがあります。






ここの本棚は怪奇幻想系がメインのはずでしたが、もう滅茶苦茶になりつつあります。作家で集めてあるのは日野啓三、赤江瀑、高山宏あたり。他に怪奇小説系を少し。叢書では異色作家短編集、文学の冒険、ブラックユーモア作品集、フィーリング小説集、NW−SF、小説のシュルレアリズム(ちょっと足りない)、ワールドSF、プログレス出版と大光社のソビエトSFシリース(前者が2冊足らない)、立風書房のSFシリーズ、書物の王国、ソムニウム叢書とか白水社のポストモダン文学(だったっけ)、バルトルシャイティス、エリアーデの本、ボリス・ヴィアン等。
でも足りないのがあったり、他のところにまぎれていたりするものもあるので整理がなっていません。
裏は海外文学の全集が中心で、ド・クィインシー、小泉八雲、ゴーゴリ、ヘミングウェイ、メルヴィル、フローベール、澁澤龍彦文学館(まだ全部買っていない)、薔薇十字社の本がちょろちょろ。棚の上には中原中也全集、吉川英治全集、ちくま哲学の森、ある夢想家の手帖(潮出版版)等。






ここの本棚は幻想文学系のメイン棚です。出口裕弘、中野美代子、堀切直人、矢川澄子、多田智満子、須永朝彦、澤田瑞穂、由良君美、巌谷國士、日影丈吉等が中心です。その他はバラで幻想系の本を中心につっこんでます。叢書ではアーサー・マッケン作品集や絵本シリーズを中心に牧神社の本、イメージの文学誌、奢霸都館、森開社、コーベブックスとかの本もだいたいここに入れてますので、愛蔵本系が多いかもしれません。全集は澁澤龍彦全集、同翻訳全集、香山滋全集、安部公房全集、ネルヴァル全集(新版)、中井英夫作品集、ドラキュラ叢書等があります。上には黄金伝説、立原えりかファンタジーランド、三木露風全集等。


ここの本棚はシンプルで、海外幻想小説が中心です。世界幻想文学大系、ドイツロマン派全集、創土社の本、怪奇幻想の文学、エンデ全集、ゴシック叢書、ユートピア叢書、カフカ全集、ジュリアン・グリーン全集等。他の全集叢書では石川淳、紀田順一郎、深沢七郎、横溝正史、横溝の人形佐七、木々高太郎、高柳重信、大泉黒石、他に生田耕作の本も集めてます。青心社の本もここにいれているようです。竹内健もここですね。
上には石川啄木、佐藤さとるファンタジー全集、カーヴァー全集、世界童話大系等があります。井上円了の妖怪叢書もありました。ペーパーバックはディックの短編全集。







ここの中心は稲垣足穂です。他には乱歩推理文庫、創元推理文庫の探偵小説全集、ホラー文庫、、ちくま文学の森(旧新)、それと見えませんがバベルの図書館、日本幻想文学集成等。上には倉橋由美子全作品がのっている以外はメチャクチャ。










ここのエリアではまず種村季弘さんの著作を集めてあります。全集は中上健次、佐藤春夫(途中で挫折中)、海野十三、幸田露伴、セリ・シュルレアリスム、少年小説大系、少年倶楽部傑作選、文庫の岡本かの子全集、寺山修司の戯曲等。奥の背の高い棚には美術関係とか一部の絵本とかを入れてます。ガリマールコレクション、骰子7の目、眼は未開の状態にある叢書、夢人館シリーズ、武井武雄作品集、ピナコテカ・トレヴィル等。澁澤龍彦訳のレオノール・フィニイ画集は1冊の値段では今までで一番高い買い物かもしれません。
横の小さい棚には怪奇小説を色々と、HSHS、山田風太郎を入るだけ入れてます。

上にはジャン・ジュネ、ラブクラフト、真ク・リトル・リトル神話大系、仁木悦子長編全集、宝石傑作選の横置きの箱が置いてあります。かさばって邪魔なのが良くわかります。






このエリアは内外の幻想小説系とSFを集めています。まあ色々です。上には文庫版の坂口安吾全集と柳田國男全集、幻影城、EQ、SFAのバックナンバーが積んであります。叢書は日本児童文学大系、ラテンアメリカ叢書、他にもあった気がしますが忘れました。
ちなみにこの下の床はひどい状態です。








このエリアもかなり雑多になってきました。大ロマン全集、世界ユーモア文庫、夢の王国、夢の図書館、現代のアメリカ小説、現代のイギリス小説、20世紀のロシア小説、世紀末の美と夢、世界博物図鑑、花の王国、中田耕治のハードボイルド、学研ホラーノベルス他。上にはHMMのバックナンバー、五木寛之小説全集、原民樹全集、大江健三郎全作品等があります。










このエリアでは世界魔法大全、鈴木三重吉全集、辻邦生歴史小説全集、アレスタークロウリー著作集、ラテンアメリカ文学、フランス世紀末叢書、世界推理小説全集(一期のみ)、現代民話、ラテンアメリカ文学叢書、巌谷小波世界童話集、、イメージの博物誌、河出書房新社の同様のシリーズ、龍胆寺雄全集と一部著作他、桐山襲、伊井直之、小林恭二。黒沼健等の本もあります。文庫ではサンリオSF文庫はここにしまっています。ソノラマの海外シリーズもここですが、現在移動中。雑誌はSFMの他、is、面白半分(100冊くらい)、聲、迷宮、ユリイカ(揃いではありませんが)、SFの本、SFワールド、奇想天外、SF宝石等。児童文学は多くはここにおいています。あとは図録類や画集があります。















最後にその他のエリアです。おしいれは全部本で埋まっています。整理はできていません。床も小さい本棚をせこくおいては本をしまっています。さてこれからどうなるのでしょうか。