[ C++で開発 ]
Visual C++ 7.1 (.NET 2003)メモ
Visual Studio .NET 2003に含まれるC++コンパイラが、Visual C++ 7.1です。
インストーラの作成
Visual Studio .NET 2003(Professional)には、インストーラを作成する機能が入っていました。(今頃知った!)
プロジェクトの種類に、「セットアップ/デプロイメント プロジェクト」があり、テンプレートに「セットアッププロジェクト」、「セットアップウィザード」などがあります。
インストーラを作りたいプログラムのプロジェクトと同じソリューションに、インストーラ作成のプロジェクトを新規作成で追加します。
作成例
- ソリューションに、セットアッププロジェクトを新規作成で追加。名前は開発者が分かればなんでもよい(例:Installer)
- 「アプリケーション フォルダ」を右クリックし、「追加」→「プロジェクト出力」を選択、プロジェクト出力グループ追加ダイアログ画面が現れるので、プロジェクト欄にインストーラに含めたい実行ファイル・ライブラリファイルを生成するプロジェクトを選択し、「プライマリ出力」を選んでOKボタンを押す。
- 「アプリケーションフォルダ」は、インストール時に指定したインストール場所になります。サブディレクトリを作ってその中にいれたいときは、「アプリケーション
フォルダ」を右クリックし、「追加」→「フォルダ」で作成し、そのサブディレクトリを右クリックして追加→プロジェクト出力を選択します。
- ヘッダーファイル、ドキュメントファイルなどは、アプリケーションフォルダまたはその下に作成した任意にサブディレクトリを右クリックし、「追加」→「ファイル」で追加していきます。
- プロジェクトをビルドすると、インストーラ(拡張子.msi)が生成されます。
- インストーラのファイル名は、デフォルトはプロジェクト名.msiなので、プロジェクトを右クリック、「プロパティ」で出力ファイル名を任意に修正します。
- インストール先ディレクトリのデフォルト、プログラム名称、作成元などは、プロジェクトを選択したときに右側にプロパティ欄が表示されるので、その中の各項目を修正します。
- なぜかプロジェクトを右クリック、「プロパティ」で出るダイアログでは設定項目がない。
- Manufacturer、ProductName、Subject、Title、DefaultLocationなどが変更したい主要項目でしょう。
- DefaultLocationは、「アプリケーション フォルダ」を選択したときに右側のプロパティ欄に現れます。