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 EJB編

Project Dimbula

2004.x.xよりアクセス

Hello Againプロジェクトによる開発成果であるEJB編では、Java 2 Enterprise Edition(以降J2EE)の範疇において、簡潔なサンプルとなるプログラムを作成します。J2EEにおいては、再利用可能な業務機能を実装するコンポーネントと、そのコンポーネントに対するユーザインタフェースを提供するクライアントコンポーネントを開発することになります。プログラムを動作させるには、コンポーネントを載せるアプリケーションサーバが必要になります。そのため、単純なHello Worldを表示するという内容がかなり複雑多岐に渡ることになります。

意見
著者個人の主張を特に述べる際に使用

リリース

リリース種類 ファイル名 日付 備考
バイナリ・リリース
ソース・リリース

実行手順

C:\work> 

ビルド手順

C:\work>

プロジェクトに関する情報

開発コード名

Hello Again EJB編の開発コード名は、"Dimbula"と付けています。

構成管理

要求定義

まずは要求を箇条書き

  1. 文章(フレーズ)を登録できること
  2. 文章(フレーズ)の登録には、管理者権限を必要とすること
  3. 管理者権限の設定は、開発要素としないこと[*1]
  4. 登録されている文章(フレーズ)を表示できること
*1 開発要素としない
COTS品等の機能によって実現し、このシステムにおいて特別に開発しないことを意味する。

制約

要求だけでは開発に足る仕様とならないので、要求を仕様化します。

  1. 文章(フレーズ)の登録にあたっての制約を以下に定める
    1. 登録には、文章(フレーズ)、文章の著者、登録者、登録年月日の情報をグループ化する
    2. 既に登録されている情報には影響を及ぼさない(消さない)
  2. 管理者権限の認証は、ユーザ名とパスワードを持って行う。管理者は複数いてもよい。
  3. OSの認証とするか、?
  4. 文章(フレーズ)の表示はWebブラウザを用いて行えること。その際特別なプラグインを必要としないこととする

ユースケース定義

要求定義から、このシステムのユースケースを定義します。

ユースケース図

ユースケース記述

ユースケース名 フレーズを登録する
アクター 管理者
目的 フレーズを閲覧者に示すために記録したい
事前条件
基本系列
  1. アクターがこのユースケースを起動する
  2. システムは管理者権限を要求する
  3. アクターが管理者権限を提示する
  4. アクターが新しいフレーズを登録する
代替系列 4.で管理者権限が正しくないときは、エラーを示して記録に残し、ユースケースを終了する
事後条件 フレーズが記録される
備考
シナリオ

続いて「フレーズを閲覧する」ユースケースの記述を行います。

ユースケース名 フレーズを閲覧する
アクター 閲覧者
目的 フレーズを閲覧して意識を高めたい
事前条件 フレーズが記録されている
基本系列
  1. アクターがこのユースケースを起動する
  2. システムは記録されているフレーズを閲覧者に提示する
代替系列
事後条件
備考
シナリオ

設計

システム構成

実装

ソースファイル

クラス名 ファイル名 備考
ソースコード例
ResourceBundle resource = 
    ResourceBundle.getBundle("helloagain.kanday.KandayResource");
String param = resource.getString("frame.title");

環境構築

Java環境

ディレクトリ作成

ビルド環境

参考文献

  1. Javaルック&フィールデザインガイドライン
    サン・マイクロシステムズ=著、豊福剛=訳、ピアソン・エデュケーション刊、2000

TAKAHASHI, Toru