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Windows 7 上で Redmineを動かすメモ

※ 当面書きかけの状況です。

インストールにあたって

Windowsで動かすことの確認

Windows環境で、Ruby、Apache、そしてデータベース(PostgreSQLかMySQLか)を揃えるのはLinuxに比べて手間がかかります。

Windows上でのRuby動作はUnix系に比べ課題があります。また、Railsのサーバで動作しないものがある(Passernger, Thinなどはダメな模様、Mongrelは動く模様)など、制約があります。

ひょっとすると、JRubyでTomcatあたりを使うのがWindowsでは安定するのかもしれません。

Windows 7は使用許諾書上にデバイスの接続条件(「最大20台の他のデバイス」)について記載があり、Redmineを運用する場合にこの条件に抵触する可能性があります(ライセンスに関する判断はいつも曖昧さがあり悩みの種ですが)。可能性を排除するには、Windows Server OSに必要数のCALを合わせて用意することが必要になります。

Windows上での選択肢

Windows上でRedmineを動かすには、Ruby、Apache、MySQL(あるいは他のRDBMS)を組み合わせて入れる必要があります。また、オールインワンパッケージ的な「BitNami Redmine」も存在します。まとめると、次の2つの選択肢があります。

  1. Ruby、Redmine、Railsサーバー、Apache、MySQLを個別にセットアップする
  2. BitNami Redmineをセットアップする

1. 個別セットアップ

入手物(必要なもの)

Ruby 1.9.3

Windows用のRubyにはいくつかありますが、RubyInstallerを入れます。

MySQL 5

インストール時、設定ウィザードを使用し、"Standard Configuration"の設定を行いました。

"Install As Windows Service"にチェックを入れておきます。

設定ファイルが、<インストールディレクトリ>の中にmy.iniのファイル名であるので、修正します。

[mysql]

default-character-set=cp932       <-- latin1から変更

[mysqld]
  :
character-set-server=utf8         <-- latin1から変更
データベース内部ではUTF-8で、クライアントツールではSJIS(CP932)を使用するように設定します。 
Windows Vista以降では、Program Files下は一般ユーザでは書き込みできない(VirtualStore行き)となるので、いったん別ディレクトリへコピーして編集したほうがよいです。

設定変更後はサービスを再起動します。管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、

C:\> net stop mysql
MySQL サービスを停止中です.
MySQL サービスは正常に停止されました。

C:\> net start mysql
MySQL サービスを開始します.
MySQL サービスは正常に開始されました。

C:\>

を実行します。

Redmineが使用するデータベースと、そのデータベースに接続するユーザーを作成します。[スタート]メニューから、MySQL 5.5. Command Line Clientを実行し、

mysql> create database redmine;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

mysql> create user 'redmine'@'localhost' identified by 'xxxx';
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql> grant all privileges on redmine.* to 'redmine'@'localhost';
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql>

Redmine

2. BitNami Redmineのセットアップ

入手物

以下URLよりインストーラをダウンロードします。

http://bitnami.org/ja/stack/redmine

インストール

インストーラを実行するだけですが、いくつか注意点があります。

メモ