J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調BWV1005
Johann Sebastian Bach
Sonate für Violine Solo Nr.3 C-Dur BWV1005
Adagio − Fuga − Largo − Allegro assai
| 無伴奏ヴァイオリンのための作品は、ほとんどがバロック時代、または近現代に生み出されている。バッハ以前には、ビーバーの「パッサカリア」をはじめ、ピゼンデルなど、ドイツ圏の作曲家が作品を残しているが、バッハの6曲の無伴奏曲(ソナタとパルティータ)は、それらの集大成といえる傑作である。特にパルティータニ短調の終楽章「シャコンヌ」と、各ソナタの第二楽章におかれているフーガは、ヴァイオリンの技巧と対位法が高度に組み合わされた大作で、ヴァイオリン音楽の最高峰といっても決して過言ではない。中でも、このハ長調ソナタのフーガは、演奏時間が10分にも及ぶ長大なものである。 |