Font Patchin'(フォントパッチン)の使い方

Font Patchin'は原啓介氏作によるフリーウェアで、英語で開発されたアプリケーションプログラムで日本語が化けてしまうことを修正するプログラムです。

私が作成したシェアウェアの日本語パッチではオリジナルプログラムのフォントの設定が変更できないため、そのままでは文字化けが起きるダイアログがあります。 これはすべてFont Patchin'で文字化けを解消することが出来ます。

Fetchを例に、Font Patchin'を当てるやり方を説明します。

まずコントロールパネルからFont Patchin'を選択します。

左下のTarget Application(パッチをあてるアプリケーション)のところで、 「Add...」をクリックします。書類読み込みのダイアログが出てきますので、Fetch が入っているフォルダを手繰り、Fetch3.0.1-jpを選択します。するとTarget Applicationの欄にリスト化されます。

次に、そのリストでFetch3.0.1-jpをクリックして選択された状態とします。それから右のOriginal Fontのところの「Add...」のボタンをクリックします。するとフォ ントを指定するダイアログが現れますから、右のAvailable fontのリストからOsaka(何でもよいのですが一応システムフォントということで)を選択し、Replace toの四角の欄にドラッグ&ドロップします。

これで終了です。直後から、アプリケーションの文字化けが解消されています。
Font Patchin'にはこれ以外の機能も沢山ありますから、より詳しくはFont Patchin'に添付の「お読みください」をお読みください。


96.11.20. Harry Ono