mc_title2Mac Clinic Tips:
大容量IDE(ATA)ハードディスクの増設と交換
Installation of Large-volume IDE Internal Drive

修正:2000年7月2日(項目追加)
作成:2000年3月16日

●なぜIDEハードディスクか?

昔は、Macの内蔵ハードディスクと言えば、SCSIと相場が決まっていた。Performaなど一部の機種ではかなり古くからIDEタイプの内蔵ハードディスクが採用されていた。IDEはAt互換機では一般的な方式だが、性能を含めいろいろな制約がありあくまでも低コストの目的だけで採用されていた。
しかし、これはすでに過去の話だ。
最近のMacは標準インターフェースにIDEを採用している。特に青白Power Mac G3以降の機種は、後述するUltra ATA方式の高速なインターフェースを採用しているので安価で高速なIDEハードディスクを大いに活用できる環境にあるのだ。

これは一つにはIDEの規格が急速に高速化の方向に向かい現在最高のUltra ATA/66仕様はUltra Wide SCSI並みになり、速度の点では問題が無くなったことがある。さらに、IDEドライブはインターふぇエースがシンプルで低コスト化が進めやすく、またAT互換機では標準部品となっているので、急速に大容量化と低価格化が一気に進んでいる。
特に価格の下落は著しく、ほんの半年前には、店頭価格が5万円前後だった20GBのハードディスク(Ultra ATA/66)も、現在は1万8000円前後が相場となっている。性能が同レベルのSCSIタイプなら18GBクラスでも4〜5万円は当たり前の昨今、スコストパフォーマンスの差は歴然だ。太容量化と低価格化が今後も進むことは間違いない。事実、米Macストア社は、1月から40.9GBのIDEハードデイスク「Diamond Max Plus 40」の量産を開始しているが、米国での価格はなんと349ドルと篤異的だ(国内はオープンプライス)。

●内蔵ハードディスク大容量化のメリット

iMacの現行ラインナップは、10GB〜13GBのハードディスクを標準装備している。一見十分にも思えるが、容量の大きいビジネスソフトやゲームをインストールしたり、あるいはビデオやサウンド編集を行っているくアッという間に手狭になってしまう。しかし大容量のハードディスクに交換すれば、こうした悩みからは解放される。例えば、MP3データをガンガン保存した、ソフトのイメージファイルを保存するといった大胆な使い方ができるのだ。

また、パーティション機能でボリュームを分割して利用するのも大容量ハードディスクならではの上手な使い方だ。複数のシステムをインストールして使い分けることができるので、万一の場合にも備えることができるのだ。 最近はどんどん新しいマシンが出てくるので、それに買い替えると古いMacを同使ったらよいかという悩みが起きる。その一つの回答が古いマシンをサーバーにすることだ。例えば、家庭内でLANを組み、古いMacをサーバーとして家族の共用のファイルを入れる。辞典や地図ソフトなどを入れたり、各マシンのバックアップ用として使う。この場合は、最低でも20GBくらいの容量が必要になるが、IDEドライブならば2万円ほどですむからこうした考えが実現しやすい。サーバーであれば、Performaのような多少CPU能力が低いマシンでもまだまだ十分に使える。

SCSIが標準のマシンでもIDEカードが装着できれば安価な大容量IDEドライブを内蔵することが可能だ。

●MacのIDEインターフェースは3種類ある

一口にIDEといっても、インターフェースの種類によってデータ転送速度が違う。
旧iMac(リビジョンA〜D)では、データ転送速度が16.6MB/秒の「EIDE」(Enhanced IDE)と呼ばれるインターフェースが採用されている。一方、2倍の転送速度を持つ「Ultra ATA/33」は、青白Power Mac で初めて採用され、その後、最新型のiMacにも搭載された。

そして、パワーブックG4は、さらに高速な「Ultra ATA/66」を搭載し、転送速度は66.6MB/秒まで向上している。ちなみに、ひと昔前なら高速なハードディスクと一一、亭んばSCSIタイプが唯一の選択肢だったが、これも現在では当てはまらない。Ultra ワイドSCSIよりも高速なUltra ATA66タイブのハードディスクが主流になるにつれ、最近ではショッブなどでもSCSIハードディスクの売れ行きは減少傾向にあるという。

●IDE規格
IDE(Intergrated Device Electronics)CompacとWestern Digital社が開発したAT互換機のHD用の低コストのインターフェース。HDが2台(マスター、スレーブ)まで接続できる、ドライブ1台の最大記憶容量は504MBまでの制約がある。マスターのみが起動ディスクに出来る。転送速度は2〜3MB/秒。
ATA(AT Attachment)IDEをANSI(アメリカ標準化機構)が規格化したもの。IDEと同義語。
E-IDE(Enhanced IDE)Western Digital社が提唱したIDEの拡張規格。現在一般にIDEというとEIDEを指すことが多い。IDEの制約である転送速度、容量、拡張性を改善。転送速度は16.6MB/秒。CD-ROMドライブなども接続できるようになり、また2系統化(プライマリ、セカンダリ)することで最大4台が接続可能になった。容量は7.8GBに拡大。現在では100GB以上に拡大している。
Ultra ATA/33Ultra DMA/33または単にUltra ATAとも呼ばれる。Intel社とQuantum社が共同開発したIDEの拡張規格。DMA方式と言ってCPUを通さずに直接データのやりとりをすることで、最大転送速度は33MB/秒を実現。E-IDEとの互換性があり、ケーブルも同じものが使われる。正式な規格はATA/ATAPI-4となる予定。
Ultra ATA/66Ultra ATA/33の転送速度をさらに高めたIDEの拡張規格。従来規格とは電気的な互換性がなく、専用のインターフェース、ドライブ、ケーブル(コネクタ数は同じ)が必要になるが、最大転送速度66MB/秒を実現。正式規格はATA-4かATA-5になる模様。


●どのMacが内蔵IDEハードディスクを採用しているか

内蔵HDだけでなく、CD/DVD-ROMや内蔵のZipドライブにもIDE方式が採用されている。CD-ROMドライブやZipドライブの増設や交換のためにも注意が必要なので、ついでに整理してみた。

発売時期機種内蔵HD方式CD/DVD-ROMドライブZipドライブ
94/6LC630IDESCSI-
95/8Perfoma5200/5300/6200/6300IDESCSI-
95/10PowerMac6200IDESCSI-
96/10Performa5400/6400E-IDE(SCSIも使用可)SCSI-
97/1PowerMac4400IDE/SCSIATAPI-
97/3PowerMac5500/6500E-IDEATAPI-
97/10PowerMac G3 DT233/266/MT266ATA(E-IDE)ATAPISCSI
98/8PowerMac G3 DT266/300/MT300/333ATA(E-IDE)ATAPISCSI
99/1PowerMac G3青白350/400Ultra ATA/33ATAPIATAPI
99/1PowerMac G3青白400/450Ultra Wide2 SCSIATAPI-
98/7iMac( rev.A〜D)IDEATAPI-
99/10iMac DV Ultra ATA/33ATAPI-
99/10PowerMac G4 CPI350/400初期 Ultra ATA/33ATAPI-
99/10PowerMac G4 AGP400/450/500初期 Ultra ATA/66ATAPIATAPI
00/2PowerMac G4 CPI400/450 M/C Ultra ATA/66ATAPI-
00/2PowerMac G4 AGP500 M/C Ultra ATA/66ATAPIATAPI
95/10PowerBook5300IDE--
96/8PowerBook190 IDE--
96/12PowerBook1400IDE ATAPI-
97/7PowerBook2400/3400/G3IDESCSI-
99/5PowerBookG3(99年型)ATA(E-IDE)ATAPI-
99/10iBookIDEATAPI-
00/2PowerBookG3(2000年型)Ultra ATA/66ATAPI-



IDEドライブの選択

●ATA/66ドライブはどのMacにも使えるか?

現在市販されているIDEドライブは基本的にATA/66仕様だ。これは、IDE、E-IDE、ATA/33インターフェースしか持たないMacにも装着が可能なのだろうか?
結論から言うと、IDEハードディスクを内蔵するMacであれば、旧機種でもATA/66のハードディスクをそのまま取り付けることができる。ただし、これは単にインターフェースの形状が同じなのでつながるということであり、ATA/66本来の性能を引き出せるわけではない。性能をフルに発揮させたいのなら、ATA/66対応の拡張カードが必須だ。
現在、加賀電子がATA/66対応のPCI拡張カードとハードディスクをセットにした「Sorage Fighter」を販売している。これを旧型MacのPCIスロットに装着すれば、ATA/66対応ハードディスクの性能をフルに引き出せるのだ。

●Windows用のIDEドライブはMacに使えるのか?

ベアドライブ自身にはMac用もWindows用もない。市販のパッケージで異なるのは、外付けの場合はソフトとケーブル、内蔵用の場合はソフトだけだ。ソフトはフォーマッタやディスクユーティリティソフトだ。
IDEドライブのほとんどはApple純正品でなくてもMacOSに付属の「ドライブ設定」でフォーマットが可能だ。しかし、中には対応していないドライブがある可能性もあり、また、「ドライブ設定」の機能は限られているので、現在サードパーティ製のフォーマッタ(B's Crew、Drive7、Hard Disk Tool Kitなど)を所有していないのであれば、Mac用のフォーマッタが添付されているパッケージを購入するほうが安全だろう。
そうでない場合は、DOS/V自作ショップなどで激安のIDEドライブを探してみるのも面白い。

市販のフォーマッタのメリットは何か?

MacOS標準の「ドライプ設定」も、バージョンアップを重ねるごとにフォーマットできるハードデイスクの種類が増えている。
しかし、まれにフォーマット後のハードディスクにシステムを入れて使っていると、フリーズが頻発するといったトラプルの報告もある。このような場合は、市販のフォーマッターを試すと間題が解決できる場合がある。また、トラブルの解決のみをらず、市販のフォーマッタにはドライブ設定にはない便利な機能もある。例えば、BHAの「B's Crew ver.3」の「ドライブジョイン」機能を使えば、複数のハードディスクをひとつのボリュームとして利用できる。


●HDのサイズには制限がないのか

AT互換機では、IDEのハードディスクには「540MBの壁」「2.5GBの壁」があるというのが常識だ。すなわち、IDE規格の場合は最大容量は540MB,EIDEの場合は最大2.5GBだということだ。
しかし、これはAT互換機のBIOS(ファームウェア)の問題で、Macの場合はIDEのコントロールはハードウェアではなくシステム(OS)で行っているためこの制限はない。
ただし、一部の機種では下記のような問題が生じる。

旧型iMac(rev.A〜rev.D)ではハードディスクの先頭から8GB以内の領域にシステムをインストールしないと起動できなくなる。単にデータを保存するだけであれば8GB以上でも認識されるが、起動ボリュームとする場合は必ず8GB以下のパーティションに分け、8GB以下のボリュームだけにシステムをインストールする必要がある。

iMac DVの場合はこの制約が無く、8GB以上のボリュームにシステムを入れても起動ディスクとして認識される。
別な注意だが、iMac DVの場合、冷却ファンがないのでハードディスクの音が非常に気になる。一般には7200rpmのドライブの方がうるさいので、コストの面からも5400rpmの方がお奨めだ。音についてはメーカーによってかなり差があるので、音の静かなもの(IBMがよい)を選ぶようにしたい。

また、一時期問題になった電源の問題だが、最近のドライブは容量が大きくなったからと言って消費電力が大きくなるわけではなく、反対に省電力化の設計が行われているので、基本的に気にする必要がなくなった。但し、これは交換の場合であって、増設の場合は消費電力は増えるので、多少の注意が必要である。

●ハードディスクの選択ポイント:キャッシュ容量

「シークタイム」や「rpm」以外にも、ハードディスクの性能に関わる重要な要素がある。それは、ハードディスクに搭載されているキャッシュメモリーの容量だ。キャッシュメモリーは、頻繁にアクセスするデータを一時的にメモリーに蓄積し、データの読み書きを高速化するもの。現在の主流は512〜1024KBだが、約2MBのキャッシュメモリーを搭載する製品も増えているので、購入時には一考したい。ただし、メモリーの容量を超える、ムービーファイルなどの運続したデータの場合には効果はない。

HDベアドライブメーカーのURL
(各品番毎の詳細仕様が入手できる)
米国IBM
米国Quantum
米国Western Digital
米国Seagate
富士通



IDEドライブの装着

●IDEドライブのマスターとスレーブ設定とは?

最大7台まで機器が接続できるSCSI機器とは違い、IDEバスには1系統につき最大2台までの機器しか接続できない。そして「マスター」と「スレーブ」という設定で接続機器の順番を管理する点も、IDEの特徴だ。

例えば、現行のiMacの場合には、IDEバスが1系統しかなく内蔵ハードディスクが「マスター」、CD/VD−ROMドライブが「スレーブ」としてつながっているため、CD/DVD−ROMドライブを外さない限り、スレーブの設定ではハードディスクを増設できない。(但し、リビジョンA〜DのiMacの場合は、2系統のIDEバスがあり、それぞれに内蔵HDとCD-ROMドライブがマスターで接続されているため、規格上はアと2台のIDEドライブが増設できるが、現実にはスペース上不可能である)。よって、内蔵ハードディスクは交換することになる。このときのハードディスクの設定は「マスター」となる。一方、増設スペースのあるPower Mac G4などは、2台目として「スレーブ」の設定に変更して増設すればよい。

マスター、スレーブの設定は、ハードディスクの後ろ側にある「ジャンパービン」を抜き差しして行う戎設定方法がハードディスクの本体に記載されている場合は、それを確認しながら作業しよう。もし記載されていなくても、各メーカーのホームページには詳しい設定方法が必ず紹介されているので、そちらを確認するといいだろう。


●PowerMac G3 DT266には2台目のHDは増設できない

IDEの規格では一つのバスでマスターとスレーブの2台のIDE機器を接続できることになっているが、全てのマシンの回路がそれに対応しているわけではない。Macの場合、IDEの歴史が浅く、IDE機器はPerformaなど廉価版の機種を中心に採用してきたため、増設は考えられていなかった。
PowerMar G3 DTは内部スペースにも増設用のスペースがあり、ユーザーとしては当然HDの増設を考えるだろう。しかし、初期型のDT266では増設はできない。DT266にはHD用と、CD-ROM用の二つのATA/ATAPIインターフェースが独立してあるのはそのためだ。内蔵のZipドライブはSCSIで接続されている。
ここで、ユーザーが勝手に分岐用のIDEケーブルに交換しても、スレーブとして認識させることはできない。
従って、初期型のDT266で内蔵HDを増設したければ、PCIスロットにIDEカードを挿入してIDEドライブを増設するか、SCSIのドライブを増設するしかない。
この問題は、DT266の後期型、ロジックボードでいうと、Gossamer Rev.2、以降の機種では解消され、一つのバスに2つのドライブが接続できるようになった。(2000.7.2.追加)

●PowerMac G3/G4に2台目のHDを増設する

Power Mac G4や青白Power Mac G3の後期型の場合には、すでに内蔵されているUltra ATA66のハードディスクの上に、重ねてもう一台のハードディスクを増設できる。
まず、マザーボードにつながっている電源ケーブルのコネクターを外し、内蔵されているハードディスクから電源ケーブル、フラットケーブルのコネクターを外す。続いて、ドライブキャリアを本体に固定しているネジを1本外し、キャリアごとハードディスクを取り出す。あとは2台目のハードディスクを重ね置きし、キャリアの左右のネジ穴を使ってドライブを固定する。手順をさかのぽって本体に取り付ければOKだ。マスター、スレーブの設定はハードディスクを本体に戻す前に行っておいたほうが作菜しやすい。

●Power Mac G3シリーズでの内部HD増設の注意点

Power Mac G3の初期型と中期型は増設方法が少々異なる。3台分のドライブキャリアが一体になった初期型では、構造ヒ2台目のハードディスクを重ね置きできない。このため隣のスペースに増設することになるが、標準のフラットケープルにはスレーブ用のコネクターがなく、ケーブルも短い。よってフラットケープルは別途購入する必要があるのだ。中期型の場合には、ドライブキャリアのシャーシは分割されているが、基本的には重ね置きの構造ではなく、こちらも隣のスペースに設置する(初期型PowerMac G3の場合、本体のファンがせり出しているため、物理的に内蔵HDの上に増設することは出来ない。中期型の場合はスペース的には可能になっているが、固定具を購入する必要がある。)。また同じくスレーブ接続用のコネクターが付いたフラットケーブルが別途必要だ。

フラットケーブルを購入する際には、スレーブ用のコネクターが付いていることはもちろん、ケーブルの取り回しを考えて、マスター用のコネクターとスレーブ用のコネクターとの間隔が長いものを購入しておく。
注意したいのは、必ずUltra ATA/66に対応するケーブルを購人する点だ。Power Mac G3は、インターフェースはUltra ATA/33だが、ケーブルが倍密度になっているATA66ケーブルのほうがデータ転送が安定するからだ。
また通常、内蔵用ハードディスクには固定用のネジなどは含まれていないのでこれも購入する必要がある。ジャンパーピンと固定用ネジなどのパーツのセットは、ショッブなどで数百円で購入できる。ただし、ネジは「インチネジ」を選ぷよう注意しよう

●初期型Power Mac G3(青白)の内部HD増設・交換の問題

青白Power Mac G3に採用されているロジックボード、Yosemiteには2つのバージョンがある。このち、初期バージョンのYosemiteボードを搭載するPower Mac G3ではハードディスクの交換や増設に関して多くのトラブルが報告されている。
ロジックボード上にはATAインターフェースをつかさどるチップがあり、G3の場合は米国CMD社製のチップが使われているが、前期モデルと後期モデルでこのチップが異なる。KAG1という刻印のチップの場合が問題だ。
トラブル事例は、非純正のHDドライブは認識されない、初期化中にフリーズする、初期化はできるがOSがインストールできない、ファイルのコピー中にフリーズする、スレーブ設定の増設ドライブが認識されない、などである。
Appleはこの問題については沈黙を保っており、根本的な解決法は示されていない。
初期型青白G3で内蔵HDを大容量に交換したり、増設する場合は、ATA/66ドライブの性能を生かす意味でも、ATA/66カードをPCIスロットに挿して使用することを考えるほうがよいだろう。(2000.7.2.追加)

●余ったハードディスクの活用方法

特にiMacなどでは、基本的に換装後のハードディスクは、緊急時のスペアとして取っておく以外に使い道がない。そこをなんとかして使いたいと思うのは当然だが、実はこれを実現可能にするユニークな製品がある。
アスクの「MP2002FR」は、IDEのハードディスクを収納してファイアーワイヤーポートにつないで使えるようにする「変換ケース」だ。同製品以外にも、USBポートで利用できる「iMP-2002USB」(12800円)などもある。こうした製品を利用すれば、余ったハードディスクをファイアーワイヤーやUSBポートにつないで、有効活用できるのだ。

"初期化"と"物理フォーマット"の違い

ドライブ取定の「才ブション設定」には「物理フォーマット」という項目があるが、これは、ほとんど利用する必要はない。というのも、物理フォーマツトはディスク上の壕れた部分を修復するのが主な目的だからだ(作業時間もかかる)。このため、誤って使わないようにオブション設定になっている。

通常、ハードディスクをまつさらにする場含には「初期化」ポタンを押せばよい。ちなみにフォーマッターによっては「初期化」のことを「イニシヤライズ」と表現したり、物理フオーマツトに対して「論理フオーマット」と呼ぶと場合もある。



参考資料:Mac People2000/3/1号、MacPower各号(2000/6号)、Macintosh改造道 (C)2000 Harry Ono
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