電子メールマガジン◆現代栄養学と健康案内◆創刊号◆Vol.0001

電子メールマガジン◆現代栄養学と健康案内◆創刊号

◇◇◇◇◇創刊号◇◇◇◇◇購読者数:276名(たった一日で!) ------------------------------------------------------------ ◆現代栄養学と健康案内◆Vol.0001★◇★98.08.14◆不定期発行◆ ------------------------------------------------------------ =====◇ご挨拶◇============================================= 健康の知識がなかったために、健康をそこない、貴重な時間や自分 の家族、そしてまた自らの人生を失う。あるいは、身内や友人・知 人を失い、大きな悲しみに暮れるのは、あまりにも愚かではないで しょうか?確かに現代の栄養学は日進月歩で、日々新しくなってお り、その正しい知識を身につけるのは、容易ではありません。日本 では栄養学が重要視されていないので、残念ながら、医者でさえ、 充分な栄養学的知識を持たない人が多いのが現実です。 そういう環境の中で、正確な新しい栄養学の知識を一人でも多くの 方にお伝えしたいと思い、このメールマガジンを発行いたします。 正しい知識を身につけ、健康な(食)生活を実践することにより、 自主的な健康管理をおこなって、ご自分はもちろんのこと、ご家族 皆さんが豊かな健康な人生をおくれるようにいたしましょう。 ============================================= by ZINC ====== ------------------------------------------------------------ ■コレステロール神話は、なぜ生まれたのか?      No.0001 ------------------------------------------------------------  いまだに血中コレステロール量が多いからと、コレステロール含 有量の多い食べ物を敬遠させる医者が多いようですが、人間が食べ るものから摂取するコレステロール量の3倍以上もの量が、肝臓で 毎日作られています。ですから食べ物から摂取するコレステロール 量が増えれば、肝臓の負担が軽くなり、身体にとって、これは良い ことなのです。  確かに血中コレステロール量が多いと、循環器系の様々な疾患の 原因になりますが、この改善には、コレステロール摂取量を減らす のではなく、血中コレステロール量を減らす対策が必要です。すな わち、ビタミン・ミネラルの的確な摂取やイチョウの葉エキスなど の血流改善作用のあるものの摂取が、まずなされなくては、いけな いと思います。  血中のコレステロール量の改善(LDLを減らし、HDLを増や す)に栄養療法をとるなら、まずナイアシン(VB3)です。治療 効果としては、かなり大量のナイアシンを摂取した方がよいと言わ れています。一日 300mgくらいから始めて、最高 6000mg(6g) まで。ナイアシンには「血管拡張作用」がありますので、顔が赤く ほてるといった副作用の出ることもあります。その代謝にはビタミ ンB2・B6が必要ですから、どうぞお忘れなく!ビタミンCも、 一日1gから3gほどを摂るとよいそうで、また食物繊維もコレス テロールを排出する重要な働きをします。もちろんこれ以外のビタ ミン・ミネラルも決して不足することなく、むしろ多めに摂取する ことをお勧めします。なぜビタミンなどを多めに(ミネラルは適量 を)摂ることをお勧めするか、と言うことは、これから、随時この メールマガジンで詳しくご説明していきますが、簡単に言うと体内 でビタミンの活躍する場が想像以上に多いからなのです。  血中のコレステロール量の多い方は、ビタミン・ミネラルの不足 からコレステロールを血液中から細胞へ取り込むことがうまくいか ないためで、単純に血中のコレステロール量を減らせばよいという ものではありません。むしろコレステロールは、身体になくてはな らないものなのです。  では、コレステロール含有量の多いものを食べると、血中コレス テロール量が増えるという神話が、なぜ生まれたのでしょうか?  これはロシアの医者、アニチコフがウサギに鶏卵などのコレステ ロールの多い餌を食べさせる実験を行ったことから生じました。草 食動物であるウサギは、鶏卵をうまく消化するシステムができてい ないため、鶏卵中のコレステロールがそのまま血中に入り、血中コ レステロール量の急増という、後世多くの人を悩ませた「神話」を 作ったのです。以来90年間「神話」は続いています。  雑食である犬や人間などで実験を行っていれば、「神話」は生ま れなかったかも知れません・・・(笑) ------------------------------------------------------------ ◇ビタミン・ミネラルについて◇ ビタミンA ------------------------------------------------------------  ビタミンAは、脂溶性ですから、水溶性ビタミンと比べると体内 に留まる時間が長く、また目、口腔、消化器官、気管、皮膚などの 内面をおおっている粘膜を作ったり、正常に働かせる作用をもって います。ウナギ・レバー・卵・牛乳などに、多く含まれています。  また黄色い野菜、ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草、春菊などに は、体内に入るとビタミンAにかわるカロチンが含まれています。  これらは、油と一緒に食べるとよく吸収されますので、調理する とき油を一緒に使用するように心がけてください。なお、加熱料理 の油はリノール酸などの酸化しやすい油を避け、キャノーラ油やオ リーブ油などの、加熱によって酸化しにくい油を使いましょう。  ビタミンAといえば、過剰症が問題になりますが、通常の生活で は過剰になることは、ありません。ビタミンA剤などを、意識的に 大量に摂らないかぎり過剰症は生じません。ただタンパク質の摂取 が少ない場合、数万国際単位(IU)ぐらいでなる方もいます。  これは、ビタミンAの界面活性作用で生じますが、タンパク質が 豊富にあるとタンパク質と結びつき、ビタミンAの界面活性作用が 消えて過剰症は起こりません。いろいろな点でタンパク質は、体重 の千分の一ぐらいの量を毎日摂りたいものです。(これは、とても 重要なことなので、これからも繰り返しお話ししていきたいと考え ています。)  通常1日に5万単位〜30万単位のビタミンAを数ヶ月摂取する と過剰症になる人がいます。必須アミノ酸をバランス良く、充分に 摂っていれば過剰症はないといっても言い過ぎではありません。  カロチンには過剰症はなく、また抗活性酸素作用がありますので 、緑黄色野菜(赤いトマトやピーマンにはリコピンというカロチノ イドが、また、ブロッコリー、キャベツ、レタス、ホウレンソウ、 クレソンにはルテインというカロチノイドが含まれています)など をたくさん食べましょう。カロチノイドは、カロチンとキサントフ ィルの総称で、赤・黄・オレンジから紫まであります。キクなどの 花の色、ミカンや柿やカボチャなどの果肉の色、ニンジンも根の部 分の色などは、カロチンの色です。イクラ、たらこ、バターなどの 色は、キサントフィルの色です。 ------------------------------------------------------------ ■栄養と健康に関する本の寸評 ( No.0001 ) 「丸元淑生のシステム料理学」文春文庫/丸元淑生/\300/1982 ------------------------------------------------------------ この本は、世の中にたくさんある料理の本と、大きく違います。 アメリカの現代栄養学を独学で学んだ人間が、ゆえあって独学で創 り上げた実践的な料理学です。1年あまりを費やして自らの体験と 知識のすべてを傾けて書き下ろした情熱があふれています。  料理はシステムであり、システムさえ確立すれば安く、美味で、 栄養豊富な食事が家庭で楽しめる、と著者は述べています。素材が 持つビタミン・ミネラル、アミノ酸、脂肪酸などの栄養素をなるべ く損なわずに調理すれば、化学調味料や砂糖などを加えずに、美味 しく栄養豊かな食事が作れる。  鰹節、昆布による「だし」の取り方、ちりめんじゃこ、小女子、 ごま、たらこ、鮭、たこ、いか、割干大根といった基本となる素材 の説明は、多くの人(特に若い方)には、始めて聞くものだと思い ます。また鶏卵、牛乳、あさり、レバーの4つの完全食品と野菜、 豆類、果物などの大切さをていねいな説明で強調しています。 栄養と健康に関心のある方に、ご一読をお薦めします。 ==編集後記================================================== ★取材、発行&編集:ZINC(本多仁)       30文字で改行 ☆連絡先:mailto:zinc@letter.or.jp ------------------------------------------------------------ ★記事は、すべて引用した書籍がありますが、引用した書籍をその  都度記すと煩雑になりますので省略します。引用した書籍は下記  のホームページの中にあります。 ★私が読んだ健康に関するお薦めしたい書籍(100数十冊)  http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/suisenbk.htm ☆最先端現代栄養学  http://www.pastelnet.or.jp/users/bignews/Kenkou.htm ------------------------------------------------------------ ★このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』  を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) ------------------------------------------------------------ 【電子メールマガジン ◆現代栄養学案内◆ は転載大歓迎ですが、  転載の場合は、Eメールにてご連絡いただければ、幸いです。】 ------------------------------------------------------------ ◆現代栄養学案内◆のご購読を、ぜひお友達にもお薦めください。  電子メールマガジン ◆現代栄養学案内◆ の購読・削除は:  http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/index.htm ============================================================ ☆ Copyright(C)1998 Jin HONDA   All rights reserved ============================================================ ★ペントミノ大好きな方、ぜひ見てください。 ★ペントミノパズル:30年あまり楽しく遊んでおります。  http://www.power.co.jp/tm/ZINC/PENTOA1.html ============================================= Thank you ====


index.htm に戻る

メールマガジン◆現代栄養学と健康案内◆