電子メールマガジン◆現代栄養学と健康案内◆創刊2号◆Vol.0002

電子メールマガジン◆現代栄養学と健康案内◆創刊2号

◇◇◇◇◇創刊2号◇◇◇◇◇購読者数:640名(お陰様で!) ------------------------------------------------------------ ◆現代栄養学と健康案内◆Vol.0002★◇★98.08.20◆不定期発行◆ ------------------------------------------------------------ =====◇ご挨拶◇============================================= 健康の知識がなかったために、健康をそこない、貴重な時間や自分 の家族、そしてまた自らの人生を失う。あるいは、身内や友人・知 人を失い、大きな悲しみに暮れるのは、あまりにも愚かではないで しょうか?確かに現代の栄養学は日進月歩で、日々新しくなってお り、その正しい知識を身につけるのは、容易ではありません。日本 では栄養学が重要視されていないので、残念ながら、医者でさえ、 充分な栄養学的知識を持たない人が多いのが現実です。 そういう環境の中で、正確な新しい栄養学の知識を一人でも多くの 方にお伝えしたいと思い、このメールマガジンを発行いたします。 正しい知識を身につけ、健康な(食)生活を実践することにより、 自主的な健康管理をおこなって、ご自分はもちろんのこと、ご家族 皆さんが豊かな健康な人生をおくれるようにいたしましょう。 ============================================= by ZINC ====== ------------------------------------------------------------ ■糖尿病は、食べると治る?!カロリー制限は自殺だ! No.0002 ------------------------------------------------------------  糖尿病は糖が血液中に多くなり、それに伴い血中インシュリン量 が増えずに、処理できずに排泄される糖分が多くなる病気ですが、 食べる量を減らして摂取する糖分を減らし、少ないインシュリン量 で、血中の糖分処理をなんとかしようというのが、カロリー制限と いう方法です。しかしこの方法では決して糖尿病は治りません。  糖尿病の怖さは、合併症にあるのですが、ではなぜ合併症がおき るのでしょうか?それは、ブドウ糖の中に変形したブドウ糖が混じ っているのですが、これが体内のタンパク質と結合しようとする性 質があるためなのです。  血糖値が高くなってブドウ糖の量が増えると、この変形ブドウ糖 の量も増えて、タンパク質、中でもSOD(スーパーオキサイド除 去酵素=活性酸素除去酵素)と結びつくとSOD本来の働きができ なくなりますし、また変形ブドウ糖に結合したSODは、壊れると きに自身で強い活性酸素を発生させてしまう。  そのため糖尿病になると、体内で活性酸素が大暴れするようにな り、血管障害として、動脈硬化(狭心症・心筋梗塞や脳卒中)や目 の毛細血管に現れる網膜症、そして腎症・神経障害といった合併症 をひきおこすようになる。  ですから糖尿病になったら、すい臓をはじめ、体内の細胞を構成 している脂質の活性酸素による酸化を防止する活性酸素除去物質( ビタミンC、Eなどのビタミン類やセレン(セレニウム)などのミ ネラル、そして植物由来のカロチノイド、ポリフェノールなど多種 類がある)を多めに摂ることが望ましいと思います。体内で活躍す るSODなどの各種活性酸素除去酵素は、多くのアミノ酸とマンガ ン、亜鉛、鉄、銅などで出来ていますので、タンパク質なども、し っかりと摂りましょう。  糖尿病の原因の1つは、インシュリンの材料不足、すなわち16 種類のアミノ酸不足で、なかでもリジンを始めとする必須アミノ酸 5種類の不足は致命的です。そしてビタミンB6がリジンなどの吸 収時に関与しているのでビタミン類も欠かせません。またすい臓で タンパク質からインシュリンを合成するとき、不可欠なのが亜鉛で す。  糖尿病の原因の最も大きいのが、細胞膜にあるインシュリンレセ プター(受入口)の数が少なくなったり、感度が悪くなったりする ことです。肥満した人にその傾向があります。この場合、インシュ リンは充分あってもブドウ糖はなかなか細胞の中に入れません。そ こでインシュリンが量産されますが、やがて、すい臓はダウンして インシュリンを少ししか作れなくなります。  インシュリンレセプターの感度を悪くする要因は、血液中の高脂 肪、運動不足、クロム・マグネシウムなどの特定の栄養素不足など が考えられます。対策としては、食物繊維の多いものを食べ、血中 の脂肪値を下げること。砂糖・白米などの単純タイプの炭水化物を 避け、非精白タイプ(未精製穀物・野菜類・豆類など)の炭水化物 を摂り、ゆっくりとした消化が行われるためインシュリンが急増せ ず、すい臓に負担がかからない。  ビール酵母には、よい形でクロムが入っていますので、クロムの サプリメントととして優れています。ナイアシン、イノシトール( レシチンで摂る)、ビタミンB群なども大切です。  血中の糖分濃度を検出するシステムは脳下垂体にありますので、 脳下垂体の衰えも防がなくてはなりません。これも抗酸化作用のあ るビタミン・ミネラルや植物由来物質とタンパク質を多めに摂るこ とにより予防にも治療にも期待が持てると思います。 ★私が読んだ健康に関するお薦めしたい書籍(100数十冊)  http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/suisenbk.htm  詳しくは、上記ページの本を参照してください。  特に、次の本などを参照すると良いでしょう。  「成人病は予防できる」太平出版社などの三石巌氏の著作  「ビタミンがスンナリわかる本」廣済堂出版/丸元康生 「糖尿病は食べなきゃ治らない」廣済堂出版/丹羽健次郎 ほか ---------------------------------------------- Nutrition --- ◇ビタミン・ミネラルなどについて◇ ビタミンC ------------------------------------------------------------  ビタミンCは水溶性ですから、脂溶性ビタミンと比べると体内に 留まる時間が短い。でも個々の細胞にはビタミンCが含まれていま すので、ビタミンCがまったく含まれていない食事をしても壊血病 になるには6カ月かかると言われています。しかし実際にはその間 いろいろな病気になったり、体調を崩したりすると思います。  ビタミンCが関与している体内の代謝反応は数千あるといわれて おり、主なものとしては、コラーゲンタンパクの生成と維持。抗酸 化作用として成人病(生活習慣病)などの多くの病気の予防。酸化 されたビタミンEを還元型に戻し、再び働けるようにする作用。  抗ガン作用や抗ウイルス作用をもつ、インターフェロン生成の促 進。副腎における抗ストレス作用のある各種ホルモン生成に必要。  肝臓の薬物代謝にかかわる解毒作用。いくつかのアミノ酸の代謝 にかかわっている。チロシンからのメラニン生成の抑制(日焼けの 予防とシミ・ソバカスの解消)。鉄分の吸収を高める(貧血症の改 善)。抗ヒスタミン作用(抗アレルギー作用)。  血中のコレステロール量の改善(LDLを減らし、HDLを増や す)。免疫機能を高める(特に白血球の機能を高める)。抗ウイル ス・抗菌作用。抗腫瘍(抗ガン)作用。寒冷抵抗力を増大させる。  脳の機能に関与(ボケの予防。IQの向上)。糖の吸収や代謝に 関与。不妊女性の排卵誘発を助ける。葉酸の代謝。カルチニンの生 成に関与。  以上のように、様々な働きがビタミンCにはありますので、摂取 量が少ないと、これらの代謝の一部分、あるいは大部分が不十分に しか行われないため、体調不良や各種の疾患(病気)になるのです 。ノーベル賞を2つも受賞したライナス・ポーリング博士がビタミ ンCなどのビタミン大量摂取を奨めている理由が、これなのです。  また他のビタミンも同様に数多くの働きがありますので、「オプ ティマルヘルス(最上の健康)」を得るためには、大量に摂ること が望ましいと思います。しかし一部のビタミンやミネラルを極端に 多く摂ると、他のビタミン・ミネラルの吸収を阻害することがあり ますし、活性酸素発生の原因にもなることがありますので、注意が 必要です。 -------------------------------------------------- Books --- ■栄養と健康に関する本の寸評         ( No.0002 ) 「脳細胞は甦る」クレスト社/三石 巌/\1600/1995(平成7年) ------------------------------------------------------------  副題:分子栄養学が明かす活性化の原理 自らの白内障を治すため、60歳から独学で栄養学を勉強し、昨年 1月95歳で亡くなるまで100冊あまりの独自の栄養学関係の本 を著した、元物理学教授(慶応大学など数校で教鞭を執る。)三石 巌先生の「栄養による脳の健康管理」方法を述べたものです。  ライナス・ポーリング博士と同じようにビタミンなどの大量摂取 を三石巌氏も奨めていますが、ポーリング博士と大きく違う点は、 より理論的であり、より科学的な考察を加えている所と、ビタミン にくわえ、タンパク質とスカベンジャー(抗酸化作用物質)の大量 摂取を強調している所です。特にタンパク質の大量摂取のメリット を強調した人は、三石巌氏が世界で最初の人ではないでしょうか?  著者は、ビタミン・ミネラル・タンパク質がもっとも重要な栄養 素だと、繰り返し説明していますが、なかでもタンパク質は、細胞 、骨、皮膚、髪の毛、DNA、目、血液などの身体の構成要素であ り、また3000以上もあると言われている代謝(体内で行われる 化学反応)に関与する酵素(細胞内で作られ、化学反応の触媒とな る物質)の主成分ですから、タンパク質の量が不十分ですと、身体 を構成する材料不足と、酵素不足による体調不良を引き起こして、 様々な病気や老化促進の原因となります。  またビタミンの大量摂取の理由を、個体差、つまり酵素とビタミ ンの「親和力」の問題であると述べています。触媒として酵素が働 く場合、普通ビタミンが補酵素として一緒に働かないと触媒反応が 進みません。人によっては、ある酵素の分子の形がゆがんでいるこ とがあり、しかもそのゆがんだ形の酵素が多い場合、ビタミンが接 する確率が低いことがあります。このときビタミンの量(濃度)を 多くしてあげると酵素とビタミンの出会う(接する)確率が高くな り、触媒反応が今まで以上に順調に進みます。これがビタミンの大 量摂取をお勧めする理由の1つです。  知的障害が、神経伝達物質を作る酵素とビタミンとの親和力が極 端に低い場合だろうと考えられますので、ビタミンCやビタミンB 1などを通常の100倍や300倍ぐらい投与すると、かなりの改 善が見られることがあります。これは上記の理由で説明できるでし ょう。  一般の人でも300倍までいかなくとも、2倍とか10倍ぐらい のビタミンを摂ることにより、ビタミンがなんらかの酵素の活性を 高め、代謝を良くすることは、頭の回転を速くするということであ ります。  また他の著書で三石巌氏は、氏独自の「カスケード(段々滝)理 論」でビタミンの大量摂取の利点を説明しています。  私が近年、もっとも感銘し、感動した本です。 ==編集後記================================================== ★取材、発行&編集:ZINC(本多仁)       30文字で改行 ☆連絡先:mailto:zinc@letter.or.jp ------------------------------------------------------------ ★記事は、すべて引用した書籍がありますが、引用した書籍をその  都度記すと煩雑になりますので省略します。引用した書籍は下記  のホームページの中にあります。 ★私が読んだ健康に関するお薦めしたい書籍(100数十冊)  http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/suisenbk.htm ☆最先端現代栄養学  http://www.pastelnet.or.jp/users/bignews/Kenkou.htm ------------------------------------------------------------ ★このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』  を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) ------------------------------------------------------------ 【電子メールマガジン ◆現代栄養学案内◆ は転載大歓迎ですが、  転載の場合は、Eメールにてご連絡いただければ、幸いです。】 ------------------------------------------------------------ ◆現代栄養学案内◆のご購読を、ぜひお友達にもお薦めください。  電子メールマガジン ◆現代栄養学案内◆ の購読・削除は:  http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/mmindex.htm ★バックナンバーも、上記のページからリンクしております。 ============================================================ ☆ Copyright(C)1998 Jin HONDA   All rights reserved ============================================================ ★ペントミノ大好きな方、ぜひ見てください。 ★ペントミノパズル:30年あまり楽しく遊んでおります。  http://www.power.co.jp/tm/ZINC/PENTOA1.html ============================================= Thank you ====


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