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 電話やスカイプ【註1】による心理療法について

 当室に来られる方の中には、北海道から九州北部に至るまで、かなり遠方に住んでいる方々も少なくありません。海外に在住している方もいます。そうすると、飛行機を使うにしても新幹線を使うにしても、時間と交通費がかなりかかるため、そう頻繁に心理療法を受けることはできません。そのため、数日から1週間ほど、近くのホテルに宿泊して、その間、連日、心理療法に来られる方もいますし、2週間から1ヵ月ほど、ウィークリー・マンションを借りて心理療法を連続して受けた方もいます。いずれにしても、かなり費用がかかるので、負担が大変なのはまちがいありません。

 最近は、遠距離通話の料金も安くなりましたし、さらには、スカイプ(あるいは、グーグル・ハングアウト)というシステムを利用すれば、通話料が無料であるため、海外に住む方とでも心理療法をすることが、非常に容易になりました。そこで、しばらく前から、来室される方々の便宜を図って、電話やスカイプによる心理療法【註2】を始めました。それまでは、突発的に、あるいはやむをえない理由から電話で心理療法をした例もなかったわけではありませんが、今回は、正式なプログラムとして開始したということです。なお、その場合、心理療法自体の料金は、通常と同じです。ただし、最初から電話やスカイプでは難しいところがありますので、原則として、少なくとも初回は来室していただくことにしています。電話やスカイプによる心理療法をご希望の方は、(もちろん、通常の心理療法をご希望の方も)電子メールか電話(03-3494-1904)でご連絡ください。

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註1】スカイプ とは、ウエッブカメラを使って双方向で行なう、無料のビデオ通話システムのことです。ウエッブカメラは、ノートパソコンには内蔵されていることが多いようですが、ない場合にも、パソコン専門店や大手電気店に行けば、数千円程度で購入できます。カメラにはマイクも内蔵されていますので、スカイプのホームページからダウンロードできる無料のソフトをインストールすれば、遠方や海外に住む方々でも、無料で、パソコンを使ったビデオ通話ができるようになります。音声だけのやりとりも可能です。詳しくは、上のロゴをクリックして、スカイプのホームページをご覧ください。

註2】スカイプやグーグル・ハングアウトを使った場合、私の言う抵抗の結果として起こることなのですが、肝心な個所でさまざまな電子音が入ったり、通話が切断されてしまったり、パソコン自体がシャットダウンしてしまったり、稀ではありますが最悪の場合には、最初から実用的に使えないこともあります。


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