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晩秋の磐梯高原 (鉛筆画・F10号)

磐梯朝日国立公園は磐梯吾妻、猪苗代、飯豊、出羽三山の4地域から成り、わが国で第3位の面積を有する国立公園で、その中でも磐梯吾妻地域は火山景観を中心にした山域である。磐梯山(1819m)は大磐梯山、赤植山,櫛ヶ峰から成る秀峰で、会津小富士とも呼ばれる。裏磐梯と呼ばれる磐梯高原は、大規模な水蒸気爆発により発生した岩屑流、泥流が河川を堰き止めて造り上げた大小の湖沼、広大な火山高原が百数十年を過ぎた現在、色とりどりの水面が緑に覆われ 美しい景観地となった。この絵は毘沙門沼からタクシーでグランデコ(スキー場)に向かう途中草木の上に美しい磐梯山が見えたので、絵にしたものである。走る車窓からはその山容を変えて見せてくれる磐梯山に飽きることがなかった。