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天城山・別荘地 (鉛筆画・F6号)

別荘地までの伊豆白田からの登り道は、途中約2kmは道巾の狭いところや森が鬱蒼として暗い所があり、最初は不安になる。しかしハイランド別荘地に入ると途端に道が広くなり眺望が開けて、伊豆七島が見渡せるようになる。住んでいる人々によれば途中の道が狭いお蔭で、暴走族や団体客が来ないため静かな環境が保てていて満足しているとのこと。実際に行ってみると、風の音や鳥の鳴声に耳を澄ませばその話も十分理解が出来る。開発されてから約40年経ち街並みも自然環境が十分生かされ落ち着いた雰囲気がする。水道の源水は、天城山の岸壁から噴き出す湧き水を取水していて、温泉の成分と同じであるから、沸かせば温泉そのもののミネラルたっぷりの水である。今では350棟中約30世帯が定住し、その数も年々増加の傾向にあるという。まだまだゆったりと過ごせる別荘地である。