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ハーバード スクエアー・ボストン (鉛筆画・F8号)

ハーバード大学の前身は1620年のメイフラワー号によるピリグリム・ファザースのプリマス上陸より16年後、アメリカの独立する100年以上前のイギリス植民地だった頃の創立で、アメリカ最古の大学である。ハーバードという名前は初めての後援者であり牧師だったジョン・ハーバードに由来する。新しい植民地に相応しい宗教的教育指導者の養成を目的として創設されたものである。地下鉄ハーバード駅からハーバード スクエアへ繋がる一帯には数多くの劇場やカフェ、レストランやブティックなどが集まり、欧州を思わせる雰囲気の学生街となっている。本屋の数はずば抜けて多いが、ボストンに比べ静かでこじんまりしている。教科書やノートを抱えて自転車に乗って行き来している学生の姿も多く見られるハーバード スクエアは、まさに郊外の学園都市らしい情景であった。