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冬季オリンピック 聖火台 (鉛筆画・F6号)

金属の構造物から赤々と燃え立つ炎。この聖火台は美しい静寂な町並みで知られるバンクーバーとは対比的な猛々しい美しさを表現しているオブジェと言えよう。開会式のクライマックスとなる聖火点灯では不備により聖火台の5本の柱が現れるはずが4本しか現れなかった。バンクーバー五輪はトラブルとともに幕を開けたと言われている。この聖火台は室内競技場に今回初めて設営されており、全ての競技から見ることが出来なかった。又それは開閉会式のためのものであった。そのために新たに屋外に設けられたカナダプレイス近くのウオーターフロントに2つ目の聖火台が誕生した。
ウオーターフロントを偶々散歩していたとき海辺で出会ったもので記念写真を撮りそれを後でスケッチにした。オリンピック開催時には周囲を高い金網で取り囲んであったため「記念写真を撮りずらい」等の評判で成果が上がらなかったことが窺える。