国土交通省:特別出品者ゾーンにて
国土交通省と自動車メーカーとの共催で福祉タクシー用車両の展示があった。
「ユニバーサル・デザイン・タクシー車両」の開発と普及、福祉タクシーとしての基準の確立を目指して、行政、メーカー、有識者や想定される利用者の団体などに意見を聞きながら開発を進めているという。
身体的に移動が困難な状態でのモビリティーを確保するために、公共交通機関をバリアフリーの考え方と共に最優先事項で進めていくことが重要であると思う。
そのためには単に車両の開発だけではなく、車両の運用や利用者の利便性、車両を安心・安全に使うことのできる社会環境作りも同時に進めていかなくてはならないと思う。例えばタクシー会社に一定の割合で福祉車両の配置ができるよう助成や控除の対応をしたり、乗務員のスキルアップや、タクシー乗り場をはじめ、どこでも安全に乗降できるような街のバリアフリー化を進めたり、(下へ続く)
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