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 ■幻の”日本版オリエント急行”
 
JR東日本 『 夢空間 』
  (24系25型900番台)
夢空間

ここでは、管理人イチオシだった車両、「夢空間」をご紹介します。

この車両は1988年に日本を縦断した世界的豪華客車「オリエント急行」に刺激されたJR東日本が、次世代の寝台列車を模索するべく翌年の89年に製造したもので、展望食堂車・ラウンジカー・寝台車の3両で成っています。

各車両の内装は大手デパート3社が担当しました。時期がバブル末期とあり、どれも非常に華やかなものとなっています。

落成したこの3両は、まずは横浜博覧会期間中、桜木町駅前で展示されていました。展示終了後、上野〜札幌間を結ぶ寝台特急『北斗星』の編成に連結し、臨時寝台特急として運転されましたが、近年は一般営業運転には全く就かず、団体専用車両として使用されていました。
そして2008年3月、車両老朽化に伴い、ついに引退となりました。

結果的に、この夢空間車両は登場後の数年間を除き一般営業列車として走った回数は非常に少なく、まさに幻の豪華客車となりました。

そんな「夢空間」の極めて豪華な各車両の、詳しいご紹介をいたします。

◆さよなら夢空間 - 2008.3/29 夢空間を連結した最後の団体列車、運転

2008年3月29日(出発日基準)、品川〜盛岡間でEF81レインボー色+夢空間+B寝台車で団体列車が運転されました。これが「夢空間を連結した最後の団体列車」となりました。

この最後の団体列車では「ダイニングカー」「ラウンジカー」の営業・
「デラックススリーパー」の寝台使用は残念ながら行われなかった。

もう、この夢の内装をみることはできない

上記2枚:2008.3/29 @品川駅

◆夢空間各車両詳細紹介

オロネ25 901 「デラックススリーパー」

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オハフ25 901 「クリスタルラウンジ スプレモ」

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オシ25 901 「ダイニングカー」

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