前回は美濃津屋にある南濃梅園で幕営しましたので、今回はここから三重県に突入して西野尻を目指します。
川原越は養老山地にある峠で、養老山地の稜線が岐阜県と三重県の県境になっています。従って、川原越を越えると新しい県に入るというわけです。
川原越を下り、川原の集落の入り口に立つのが「川原観音」とも呼ばれる東林寺です。
奈良時代に行基によって開山されたと伝えられる由緒正しき寺で、境内には養老の裏滝といわれる高さ22mの白滝が清冽に流れ落ちています。
川原集落の中にある丸山神社は鳥居の立派な大きな神社です。
そして、この辺りから西側には常に藤原岳が見えるようになります。
藤原岳は標高1010mの石灰岩からなる明峰です。山腹にはお花畑が開け、春から夏にかけて様々な花や蝶が登山者の目を楽しませ、とても人気の高い山です。
聖宝寺は平安時代に伝教大師・最澄が開山したと伝えられる古刹です。
楓の多い境内は平安時代に作られたといわれる庭が広がり、夏にはゲンジボタルの生息地として、秋には紅葉の名所として賑わいます。
また、近くに鳴谷の滝が16mの落差で清水を落としています。
聖宝寺のすぐ下にある藤原岳自然科学館は藤原岳の成り立ちから生息する動植物までを展示した藤原岳に関するミニ博物館です。
また、上之山田地区で発掘されたパラステゴドン象の全身模型なども展示されています。
今回は約23km9時間の道のりです。
南濃梅園ではぐっすり眠ることが出来ました。
まだ暗いうちにウトウトしていると前夜から共に南濃梅園で夜を明かした青鷺が鳴きながらはばたいていくのが聞こえました。
これを聞いて、ヨッシャ!と僕も起きました。
今日はいよいよ川原越、長かった岐阜県を越えて三重県に入るのです。
6:00までにテントを畳んで出発です。津屋駅から川原越の分岐までの道をたどります。
このあたりは、昨日テン場を求めてさまよっただけに土地勘が出来ています。
なるべく近道をしていきました。
6:30に昨日エスケープをした川原越と津屋との分岐に到着です。
いよいよ、ヤマヒルの巣といわれる川原越に挑みます。
にゆ
朝早いせいもあってまだまだ気温が低く、汗もそれほどかかず、歩きやすい道程です。
しかし、ヤマヒルが沢山いると噂の道です。
急がずとも止まらないように、峠まで一気に歩きつづけようという作戦です。
先行したがんさんや藤原さんなどからもヤマヒル遭遇の報が届いています。
慎重に慎重に立ち止まらないように登ります。
道は崩れやすい細い道です。
よそ見をしていると道を踏み外しそうな個所もあります。
しっかり前を見据えて足元を確かめながら歩きます。
こんな所で転げ落ちて怪我でもしたら大変です。
誰かが見つけてくれるかどうかも分かりませんし、もがいている間にヤマヒルにたかられてしまう危険もあります。
想像するだけで身の毛もよだちます。
湿った個所に差し掛かると個人的にヤマヒル警報を発令します(実際に「ヤマヒル警報発令!」と言っているのだから変な奴です)。
ヤマヒルの恐怖を除いてもこの峠は結構な坂が続く難所です。
途中でばてない様にゆっくり歩く作戦が功を奏してか、そろそろ峠かというところまで一気に登ってきました。
「よっしゃ!」と一声かけて直線の坂に差し掛かったところ、突然に横の沢がガサガサガサッ!と大きな音を立ててざわつきました。
とっさに見やると、ドタドタと向かいの坂を駆け上がって逃げていく猪が3頭。
ちょっと驚きましたが、ゆっくり見る間もなく、木立の中に消えていきました。
こうなると現金なもので、猪たちをもっとじっくり見たかったと思い始めてしまいます。
それと共に考えました。
ヤマヒルは通常はああした大型野生動物に寄生して生きているのでしょう。
ということは、ヤマヒルの存在はそれだけ大型の野生動物が生息しているということであり、山の自然状態からしたらとても良好な状態にあるという証になるのでしょう。
そうか、ヤマヒルがいることを毛嫌いするのは間違いかもしれないなぁ。
そんな事を考えながら歩いていると、ぽっかりと峠に出ました。
7:57、川原越に到着です。
ようやくベンチに荷を下ろします。
振返れば、”おんさい美濃の国、これより海津郡南濃町、岐阜県”の標識と、その向こうに広がる濃尾平野が一望です。
寧比曽岳を下ってきて以来、歩きつづけてきたこの平野から、いよいよ鈴鹿の山麓へと足を踏み入れるのです。
ここがその分岐点、そして三重県との県境です。
岐阜県側に向かって思わず大きな歓声を上げました。
岐阜県ともこれでいよいよお別れ。
長い、しかし思い出に残るルートでした。
木の箱の中にクッキーの空缶があり、その中に芳名帳がありました。
みれば、この間の三連休にここを通過した吹田の藤原さんの記帳もあります。
僕も早速記帳をしておきました。
また、峠には三重県側から登ってきた人が残していった杖が沢山置いてありました。
ゆっくりゆっくり休憩してから、8:15、再び荷を背負って出発、三重県に突入です。
とたんに道がよくなります。
階段は広く、道はしっかり作ってあります。
とてもよい林道を歩きます。
このまま川原集落まで林道で行くものだと思ったのですが、ルートは林道をそれ、山への階段になります。
徐々に高度を上げ、登り切ったところに東屋がありました。
ここで休憩。
一服をしながら、北を望むと、見覚えのある山容が遠くにクッキリと見えました。
伊吹山でしょうか?
地図を広げて、方角を確かめて確認します。
確かに伊吹山だ!
煙草をくゆらせながら、しばし見とれました。
胸からこみ上げてくるものがあります。
学生時代から慣れ親しんだ雄々しい山が、「これから先も頑張れよ」と応援してくれているようです。
ルート上から伊吹山を見るのはこれが最後になるでしょう。
この山を一つの目標にして歩いてきました。
その山を通り過ぎ、ついにお別れです。
伊吹山に背中を押されるように、東屋の裏から続いている道に入っていきました。
やがて、平地が見えてきます。
養老山地の向こう側の谷です。
と、ベンチで休んでいる人影が見えました。
きっと、同好の志に相違ないと思い、迷わず声をかけました。
そのひとは、箕面から本ルートを歩いてきたTさん。
とりあえず関ケ原を目指して歩いているとのことで、そこで終わりにするつもりとのことでした。
(その後のメール交換の内容によれば、関ヶ原を越えて歩きつづけることになったようです。(^o^;))
Tさんは、ここまでの標識の立て方に触れ、
「東から歩いてくることを想定して標識を立てているんと違うかなぁ。」
とおっしゃっていましたが、僕にはよく分からないので苦笑するのみでした。
お互い、この先の道の情報を交換し、写真を撮り合い、メールアドレスを交換して別れました。
前回書いたように、今回の僕のカメラは使い捨てカメラなので、このように撮っていただけると本当に助かります。
また、この先、ゴルフ場が出来た影響でルート変更があったようで、道が大回りしているとの情報も得ました。
川原越を降りた辺は、ニッチマップでは詳細図を省略しており、概要図に頼らざるを得ません。
そのニッチマップでも東海自然歩道ウォークガイドでも、この辺りは川原集落から上之山田集落を経て山口集落に至るように書いてあります。
しかし、三重県発行のガイドマップやビッグフット東海自然歩道関西周辺では中部電力の変電所の横を通って南下し、長尾集落から山口地区に至るように書いてあります。
ここは資料の新しさからいっても、南下ルートに変更になったと考えるのが自然でしょう。
その旨を少し話し、Tさんとはメールアドレスを交換して別れました。
下りの山道を快調に下ります。下りきったところには杖を入れる缶が置いてありました。
何とも親切な心遣いです。
舗装路に出てきます。山越えは終わったようです。
川を渡る手前に東林寺の看板がありました。
折角なので、休憩を兼ねて寄っていくことにしました。
昨日は養老の滝でよい思い出が出来たので、養老の裏滝にも寄ってその思い出におまけをつけようと思ったのです。
東林寺はひっそりとしたお寺で、人気はなさそうです。
そこで、門前にリュックを置いて、身軽ないでたちで境内に入りました。
まずは、養老の裏滝である白滝を見に行きます。
少し登ったところにある白滝は、滝壷の近くまで道がつけてあり、清冽な滝を見上げることが出来ます。
全く人の気配が無く、静かな落着いた良い滝でした。
次いで、お参りをしなくちゃとお堂の方へ歩み寄ります。
と、途中に仏様の教えを貼る掲示板がありました。
そして、目ざとく見つけたのが掲示板に紐で掛けられているノートです。
"おお、コリャ、書き込み帳だなぁ"と思い、歩み寄って手に取りました。
パラパラと捲るとこの間の10月の3連休にここを通過した藤原さんの書き込みを見つけました。
藤原さんは風流にも、歩くことに寄せる自分の思いを俳句にしていらっしゃいました。
「まだ足りぬ
歩き歩くぞ
果てまでも」
それを見て、僕の心にちょっとしたアイデアが浮かびました。
”これに下の句をくっつけて、藤原さんと僕との連歌にしちゃえ!”
半分、悪戯っ子になったような気分でくっつけた僕の下の句はこうです。
「行きつく先は
安らけきかな」
思う存分歩きつづけたその先には、きっと安らかな心の平穏があるだろう、という意味を込めたのです。
これで、連歌の完成です。何とも雅な書き込みになりました。
藤原さんには、この連歌のことをメールでお伝えしました。
最初は、こんな句があったから下の句をくっつけましたとメールで流し、あえて藤原さんの名を出さないでおいたのです。
そうしたら、東林寺で俳句を残してきたことをすっかり忘れていらっしゃったらしくて、
「そんな句を残したのは誰でしょうねぇ?」
とメールで返事が来たので、僕はちょっと慌てました。
ええっ、もしかしたら藤原違いで、全く別の藤原さんの句に下の句をくっつけっちゃったの?
そこで、僕が"藤原と書いてあったのですが・・・"ともう一度メールを送ると、
「そうかもしれん、すっかり忘れてましたが、確かに記帳をしていった記憶がある。」
との返事が来て、一安心しました。
さて、お堂の前でお賽銭をほうり込みお参りをします。
ついでに、御神籤をひくと、何と大吉!よかったよかったと、お堂を後にしようとした時に目に飛び込んできたのが、スタンプ。
いままで東海自然歩道を歩いてきてお土産らしいお土産は持ち帰っていないのですが、スタンプだけはあっちゃこっちゃで目に付くたびに押してきました。
自分がその場に来たという証になるような気がするからです。
今回も、門前に置いたリュックまで戻って三重県の東海自然歩道ガイドマップを持って取って返し、きちんと押してきました(但し印影はハッキリしていませんでした)。
東林寺を出発、川原集落に入ります。
電動カートにのったおばあちゃんと挨拶を交わします。
ここのおばあちゃんはハイカラやなぁ、と思ったのですが、良く考えると電動カートは高校生のバイクのようなもので、老人の間では乗っているとちょっと格好良いのかもしれません。
そんな事を考えながら歩くと、自然と笑みがこぼれてきます。
川原集落の公民館の前に立派なベンチがあったので一休み。一服します。
右手に大きな鳥居の丸山神社を見て畑の間の道へ入っていきます。
農作業に休日はありません。
日曜日の今日も額に汗して働いている人が沢山います。
そんな人たちの前を歩くのは何か申し訳ないような気分で気恥ずかしいものです。
農作業の手を休めて談笑していた三人の方に話し掛けられました。
「どこから来たね?」
「東京から。」
「ええっ、東京からわざわざこんな所に来たんかね。」
地元の方と話していて、良く聞く言葉です。まったく、物好きとしか言いようが無いでしょう。
「ご苦労様。」
と言われて、苦笑してしまいました。
養豚場からは何とも芳しい香りが流れてきます。
足早に通り抜け、川原グラウンドへ。
グラウンドにはぺんぺん草が生えていました。
グラウンドを巻くように通り変電所へ。
この辺りはゴルフ場建設でルート変更のあった辺りです。
先ほどあったTさんは、この辺りのコース変更をぼやいていました。かなり遠回りになっているというのです。
ま、こちらは元々変更後のコースを知って計画を立てていますので、それほど気になりません。
それに、ここまで歩いてきてだんだん悟りのようなものが出来てきたのですが、早く着きたいという気持ちは薄れてきているのです。
それよりも、緑の中を歩きたい、眺めの良い道を歩きたい、いろんな人と出会いたいという気持ちが強くなってきています。
まさに、スポーツとして歩いているのではなく、旅として歩いている気持ちになってきているのです。
変電所に沿って歩きます。
左手は変電所、右手は薮と、面白味の無い道が続きます。
しばらく歩いて右に折れ、田んぼに出てきました。
農作業をしていたおじさんに道を聞きます。
僕が東海自然歩道ウォーカーだと知ったおじさんは、ルート変更のことについて話してくれました。
どうやら、ゴルフ場造成のためにルート変更を余儀なくされたようなのです。
きっと、まだ道は残っていると思うけどな、はいれんのじゃないかな、とおじさんは言っていました。
小川にかかる小さな橋を渡って、車道に出てきました。
川原集落に出てきていらい、舗装路が続いています。
そろそろ足に堪えてきました。
相場川を渡って標識に従いすぐに左折します。
車が通る気配が無いので道の傍らに荷物を降ろして休憩を取ります。
そろそろお昼時なので、どこかで腰を落ち着けたいと思うのですが、適当な場所がありません。
荷を再び背負って長尾の集落を越え、北上していくと、交差点に公園がありました。
ベンチに座って、コンロを出して、ようやくお昼ご飯を食べることが出来ます。
のんびりと13時まで休憩を取りました。
再び出発。太い車道を歩きます。
真っ直ぐ真っ直ぐいくと、やはり太い車道に突き当たりました。
ここに標識がありません。
右か左か、三重県の地図を引っ張り出して検討の結果、右折しました。
しばらく歩くと標識が出てきました。
どうやら、途中で右折してショートカットするポイントを見落としたようです。
ま、元どおりルートに戻れたのだから結果オーライです。
しばらくして、標識に従って左折し、細い下り道に入りました。
小川を渡り集落に入ります。
鋭角に曲がるポイントで消防団の倉庫があり、水道の蛇口がありました。
ここで荷を下ろして休憩、向かいの家に伺ってこの水道を使わせていただきます。
国道306号線に出てきました。
前方にハッとするような鮮やかなコスモス畑が目に飛び込んできました。
美しい!
なだらかに下るこの道を下りていきます。
藤原養鱒場に到着。
とても地味で、関ヶ原の近くにある醒ヶ井養鱒場とは比べるべくもありません。
道を示す標識が見当たらなかったのですが、ここは真っ直ぐ奥やろうと見当をつけて、関係者以外立ち入り禁止の中へ入っていきます。
これまでもこのような状況はありました。怒られたらゴメンナサイです。
養鱒場を見下ろすように下り、山道に入りました。
どうやら道は合っているようです。
やはり舗装路より山道の方がずっと歩きやすい。
足も喜んでいます。。。。と思ったらすぐに車道に出てしまいました。
集落の中に入っていきます。
小川を渡って直進します。
標識が見当たらず、道を登るとぐるっと回って元のところに戻ってきてしまいました。
おかしいな、ともう一度橋からやり直します。
左手に入る道を見つけ、ここに入って正解でした。
急坂を登って聖宝寺へ。14:40。
まずは、きちんとお参りをします。
ここにもスタンプがあったので、三重県の東海自然歩道の地図に押してきました。
この寺の境内にある養殖池ではなんとチョウザメが養殖されていました。
まだ小さいようですが、大きくなったらキャビアを採るのでしょう。
階段を下り、標識に従って藤原岳自然科学館へ向かいます。
しかし、標識通りに来たはずなのに、猫のタックサンいる民家の裏に出てしまいました。
たまたま出ていた家の方に伺うと、こちらの家の敷地内だそうで、標識には迷惑しているとのことでした。
僕もちょっと恐縮して藤原岳自然科学館へ向かいました。
自然科学館には見学者が誰もいませんでした。
受付のおばさんと少し話をします。
ここでもスタンプを発見したので、またまた地図に押してきました。
さて、西藤原駅へ。道の途中からハイカーがぽつぽつ出てきます。
藤原岳への登山者が多いようです。
西藤原駅へ到着。15:30。
今日の最低目標ラインには到達しました。
駅前で女子高生をつかまえて(ナンパじゃないですよ)写真を撮ってもらいました。
さて、列車の時刻を見るとまだまだ40分ほど待ち時間があります。
思い切って、次の西野尻駅まで歩いてしまうことにしました。
車道から一本だけ裏にはいった道を進み、駅には4時前に到着。
ホームでシャツを着替え、自販機で買ったジュースを飲んでいたら列車がきました。
車中ではおばさんハイカーグループと会話を楽しみながら冨田に向かって帰途につきました。
冨田でJRの駅まで歩きました。近鉄よりJRの方が空いていると思ったし、途中でお弁当などの買い出しをしようと思ったからです。
名古屋までのんびり列車に揺られていけると思ったのですが、丁度、鈴鹿でF1レースをやっていたらしく、車中はぎゅうぎゅう詰の大混雑!
これなら歩いているほうが楽だぁ!と大きな荷物を足元に抱えて思ったのでした。
美濃津屋へは近鉄養老線でのアプローチが一番でしょう。
美濃津屋駅からは県道に向かって進み、県道沿いの団地の裏から山道に入ります。
山道になると、直ぐに東海自然歩道に行き当たります。
岐阜県側の川原越は細くてそれほど良い道ではありません。
崩壊しやすそうな箇所も見受けられましたので、十分ご注意を。
また、岐阜県側はヤマヒルの被害が多数報告されています。
また、まむしも出るそうです。
初夏から初秋にかけて、ご注意下さい。
川原越の山頂に出てしまえば、三重県側は道がぐっと良くなります。
標識も整っているので、それほど迷うことも無いでしょう。
ただし、見晴らしの良い東屋ではご注意を。
ルートはこの東屋から裏手の方へ伸びています。
東屋の前にもっと立派な道があり、こちらと迷うでしょうが、東屋から裏に向かう道を進んで下さい。
標識がちょっと迷う位置に立てられています。
階段を下って、山をぐるっと回り込むと藤原の町と藤原岳が見えてきます。
舗装路に出て、標識どうりに進むと川原集落です。
東林寺へはちょっとルートを外れなくてはなりません。
川原集落から長尾集落まで標識はしっかり整っています。道が荒れている箇所も無く、安心して歩けますが、少々退屈かもしれません。
また、休憩ポイントも給水ポイントもありません。
休憩ポイントは長尾集落を過ぎて出てくる交差点の公園が良いでしょう。
文中にも出てきましたが、この先に右折ポイントがあり細い道がルートになっているようですが、僕は全く気づきませんでした。
皆さん、右折標識に注意して歩いて下さい。
山口集落はルートが入り組んでいますが、標識通りに歩いていけばなんのことはありません。
藤原養鱒場では、ルートを示す標識が無く、そのままいくと立ち入り禁止の標示があるところに入らねばなりませんが、これは堂々と入っていって正解です。
養鱒場の池を見下ろすようにして歩いていきましょう。
このつぎの集落では、小川を渡ったところで要注意。
道が左右に分かれますが、ここは左に進路を取って下さい。
聖宝寺から下ってきて標識通りに歩くと文中にもあるように民家の敷地に入ってしまいます。
少し遠回りでも、参道の終点まで歩いて自然科学館へ向かったほうが良いでしょう。
また、自然科学館は厳密に言うとルート上ではなく、寄り道になります。
ゴールへ突き進む方は参道から直進して西藤原駅へ向かって下さい。
西藤原から西野尻までは標識通りに歩いて行けは良いのですが、車道と平行して歩くように考えて下さい。
それほど標識が多いわけではありません。
付近の宿泊施設は西藤原にいくつかあるようです。
そのほか、今回のルート上にはそれらしき施設はないようです。
詳しくは、南濃町企画課(0584-55-0111)、北勢町産業課(0594-72-3511),藤原町企画課(0594-46-3311)にお問い合わせ下さい。