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18.市の瀬から熊・河津の七滝を経て三河大野まで

  1. コース概要
  2. 朝のお客さん
  3. 10年ぶりの蕎麦の味
  4. さらば静岡県!
  5. 汗基金運動参加
  6. コースミニガイド

平成9年10月12日(日)

1.コース概要

前回は市の瀬にとてもいいテント場を得て快適な一夜を過ごしましたので、今回はここから熊を経て愛知県は三河大野を目指します。
市之瀬からは石打、柴と時に天竜美林の間を抜け、時に天竜美林に覆われた山並みを眺めながらの道になります。 この道は古くからの参道である秋葉山・鳳来寺街道です。 柴の集落には縄文時代の遺跡であるヒラシロ遺跡があり、竪穴式住居を再現しています。
峰の集落を経て熊(くんま)に至ります。 熊は昔から秋葉山・鳳来寺街道と善光寺・奥山街道が交わる交通の要衝に当たる宿場町で、参詣者で賑わったといいます。 現在は、浜松方面から熊を目指して、または更に北の佐久間ダム方面を目指してドライブやツーリングをする人たちの休憩地点となっています。 そのような人たちを迎えるための施設が「水車のさと」です。 ここにある「かあさんの店」では手打ちそばや四季折々の山菜を食する事が出来ます。
熊から西へ向かうと黒滝が出てきます。 ここを越えて更に行くと鳶ノ巣山を巻いて静岡・愛知県境になります。 鳶ノ巣山は、その昔、甲斐武田軍と織田・徳川連合軍が激突した長篠の合戦の際に、勝敗のポイントとなった砦があったところです。 ここに駐屯していた武田軍を徳川の家臣の酒井氏が奇襲をかけ打ち破ったことから、武田軍は退路を断たれ形勢は一気に織田・徳川連合軍に傾いたと言われます。
愛知県に入り六本松、夏明橋を経て巣山に至ります。夏明橋の近くには百間の滝と言う見事な滝があります。 巣山を経て遊歩道を歩くと阿寺の七滝に出ます。 この滝は礫岩に出来た滝として学術的にも貴重で日本の名滝百選や天然記念物にも選ばれています。 名滝の名に恥じず、大きな滝壷を作りながら七段にわたって落下する瀑布は見事な景観です。
阿寺の七滝を過ぎ鉛山峠を越えると睦平の集落を経て宇連川のほとり、大野の集落に出ます。 宇連川を越えると三河大野駅です。 今回は約25km8時間半の道のりです。

Good Morning! 2.朝のお客さん

夢を見ました。 大学時代に住んでいた下宿の懐かしい寝床でまさに布団に包まらんとしていいる夢でした。 8畳の下宿屋さんは良い環境とは決して言えませんでしたし、寝床も粗末なものでした。 しかし、そんな寝床を夢で見るとは、体は布団が恋しいようです。
寝袋はやはり布団より寝心地が劣ります。 しかし、今回のテントサイトはとてもよく、下が細かい砂利だったためよく眠れました。 目覚し時計に起こされたのは4時半、毎回寝袋の中でぐずぐずしているのですが、今回は早くから歩き始めたいので思い切って飛び起きました。 というのも、今日は出来れば愛知県に入り、飯田線の三河大野駅まで歩きたいのです。 しかし、あくせく歩くだけでなく、景色を眺め、沿道の方と話し、面白そうなところではゆっくり休んで行く、今までのペースを守りたい。 そこで、少しでも早く出発したいのです。
トイレの裏に清水を引いたドラム缶があります。そこで顔を洗ってから、まだ暗い中、テントを畳み朝食を作ります。 この時間の徐々に明るくなって行く雰囲気はとてもいい。 空を見上げながら朝飯を食べました。
出発に向けてパッケージをしていると、後ろから小さいものが足元にやってきました。
「なんじゃ!」
と驚いて振り返ると、そこに小さな犬がしっぽを振ってこちらを見ていました。 飼い主のおじさんと朝の散歩に来たようです。 「ほうかい。昨日はここに泊まったかい。ここはたまに泊まる人がおる。この前も若い男女が泊まってた。」
おじさんは、たまに変わった人が来ると思っているようです。 犬がゴミ袋に興味を示して離れないので追い払うと、おじさんがゴミを引き取ってくださるとおっしゃいました。 初めてお会いした方にゴミを引き取ってもらうなんて失礼な話ですし、お礼を言って丁寧にお断りしたのですが、おじさんは"いいからいいから"と持って行ってしまいました。 深々と頭を垂れてお礼をしました。
5:50、薄暗い中を出発です。 幕営地の目の前から山道へ入ります。茶畑の脇を抜けて民家を横に見ながら山道に入って行きます。 朝早くから犬が吠えていました。 山道はすぐに林道に行き当たり、林道はすぐに舗装道に合流します。 途中、体が温まってきたので一枚脱ぎました。
舗装道に入ってすぐ、高台に出ました。 ここからは左手に朝日に耀く天竜美林をたたえた山並みを見ながらの高台の道になります。 まことに爽やか、まことに清々しく、今日一日を歩き抜く元気が湧いてくるようです。 石打の休憩所で荷物を降ろし、煙草を吹かしてしばし朝の山並みを見詰めていました。

3.10年ぶりの蕎麦の味

石打から林道に入ります。 林道は山並みに沿って続き、日向と日陰が交互に続きます。 日向はポカポカ暖かいのですが、日陰はどうも薄ら寒い。 行き交う人も車も無く、鼻歌を歌いながらの歩行になります。 大きな民家の手前に清水が湧いており、喉を潤します。
次のポイントは倉野というところだと思っていました。しかし、標識どおりに歩いて行くと柴の集落の外れについてしまいました。 7:55、結構いいペースです。 とても眺めのよい民家の前で、おばあちゃんに断わり休憩します。 朝日をいっぱいに受けました。
house of mother 風の通り道になっている峠を抜けて集落へ。この峠を通り抜ける感じは、新しい世界へ踏み込んで行くようでとてもいいものです。 道沿いに公園が見えてきます。 公園の前には休憩小屋があり、リュックを背負った御夫婦が今まさに休憩を終えて出発しようとしているところでした。 声をかけてみると、やはり東海自然歩道ウォーカーでした。 京都府の舞鶴在住の方で、大阪から歩いていらしたとのこと。 私は休憩小屋で荷を下ろし、話ながら御夫婦と公園に入ってみました。 この公園はヤツシロ遺跡というもので、小さな展示室がありトイレも完備、縄文時代の竪穴式住居も再現されていました。 その竪穴式住居を指差しながら、
「ここは幕営に最適ですね、テントも建っているし」
「ハハハ、まったくだ。」
と御夫婦とひとしきり笑いました。 記名帳に記名をして、写真を撮っていただいてから御夫婦とはお別れしました。 休憩所の隣には”甘露の泉”なる清水が湧き出しており、喉を潤しペットボトルに詰めました。
柴から坂を下りてくると谷に茶畑が開けてきました。 バス停をかねた休憩所で一休みして、機械での茶摘みを眺めます。 天気もよくて、長閑です。一服して出発。 細い道、山道など織り交ぜ、峰の集落ではではおばあちゃんに”歩け歩けもいいねぇ!"と声をかけてもらい、崩れかかった六所神社から熊の町に入りました。
いやはや、懐かしい。実はこの地は初めてではありません。 ほぼ10年前の学生時代にサークルの旅行で熊の若杉荘に泊まった事があるのです。 その時は宿で天竜焼なる焼き物を作りました。 街並みなどはほとんど覚えていませんが、確かに10年前に僕はここにいたのだ、そう思うと懐かしさがこみ上げてきます。
まずは「かあさんの店」に行かなければなりません。 実は今回の歩行で一番楽しみにしていたのは「かあさんの店」の天婦羅蕎麦です。 前に訪れた時にここの天婦羅蕎麦に乗っかっていたマイタケの天婦羅に感激した覚えが鮮烈に残っているのです。 当時はマイタケは幻のキノコといわれ、こんなうまい天婦羅があるのかと思ったものでした。 その天婦羅蕎麦をもう一度食べたい!熊に近づくにつれ、思いは高まってきました。 しかし、肝心の「かあさんの店」がどの辺にあるのかよく分かりません。 地元の方に伺って、歩いて行くと、あったあった、懐かしい店構えが。 当時とは違っていて、現在は道の駅という事でドライブやツーリングの時のオアシスとなっているようです。 店の前にこんなに大きな駐車場があったかなぁ、と思いながら店の前で荷を下ろし暖簾をくぐります。 店の「かあさん」に伺うと、天婦羅蕎麦は10時になったら出来るとの事。 今9:30ですから、30分ほどあります。しかし、ここまで思わぬいいペースできているので、のんびり待つ事にしました。 とりあえず、一番最初に作ってくれるように注文をして、新聞を読みここ2日間の世の中の動きを知り(サッカー日本代表の試合の結果も気になりましたし)、テーブルで葉書をしたためました。 宛先はもちろん10年前にここに一緒に来た大学時代の親友です。
「今からかあさんの店で天婦羅蕎麦食うねん。どや、羨ましいやろ〜!」
他にも2枚ほどしたためて隣に建っていた郵便局にひとっ走り出しに行って局員さんに風景印を頼みました。 店に戻ってきてここまでの行程の記録を地図などにつけていると、来た来た天婦羅蕎麦! マイタケもしっかり乗っかっています。 一口すすって、マイタケを蕎麦と一緒に食べます。ウマイッ! 思い入れもあるのでしょうが、胸に染み入る蕎麦の味です。 10年前にプレイバックしたような心持ちでした。

4.さらば静岡県!

天婦羅蕎麦に満足してから10:20に店を出ました。店の前でライダーに写真を撮ってもらいました。 さて、腹も出来たし、時間もあるし、愛知県突入だぁ! 水車や若杉荘を眺めながら(どれも懐かしい!)橋を渡ると、五平餅を焼いていたので、2分と歩かぬうちに再び休憩。 五平餅を食べながら焼いていたおばちゃんたちと談笑しました。
東海自然歩道はこの五平餅を焼いているところのすぐ裏を通っています。 車道に出て寺平を経由して黒滝へ。滝の入り口の東屋に荷を下ろしてひとっ走り滝を見に行きます。 滝自体はそれほど大きなものではありませんが、滝壷がとてもいい型でひと汗流したくなりました。 しかし、いつ人が来るか分かりませんので、顔を洗うだけにしておきました。
Good bye Shizuoka-pref! 道はその先で舗装が途切れ、すぐに左下へ折れて行きます。 一旦下がってからググッと登り、林道に出ました。 天竜の山並みもこれでオサラバです。林道に出たところにあるベンチで山並みを眺めながら休憩しました。
林道を伝って歩いて行くと、おじさんたちが脂身のようなものを手に持ってやってきました。 ピンときて、”蜂ですか?”と尋ねると”そうだ”とのこと。 天竜市内では蜂取り禁止の看板を頻繁に見掛けましたが、既に引佐町に入っているはずですし、この辺はいいのかもしれません。 もう少し行くと、今まさに蜂に餌をつかませようとしているところでした。 大丈夫である事を確認して後ろから覗きます。 僕の田舎でも蜂の子はよく食べるので蜂取りにも興味があります。 綿毛のついた餌をつかませてから、巣に帰る蜂を綿毛を目印に山中を走って追いかけるのです。 そこまでは見て行く気はありませんが、餌をつかむところくらい見てみたいものです。
「蜂の子は好きなんだけど、蜂は嫌いなんだよなぁ。」
と言うと笑われました。ウケて、ちょっぴり嬉しかった。蜂が飛び立ったところで邪魔にならないように先へ歩き出しました。
渋川温泉の表示をいくつかやり過ごすと、先にベンチが見えてきました。県境です! 12:00Just!県境に到着です!静岡県の案内板と共に愛知県の案内板があります。 写真を数枚撮ってから休みます。 思えば静岡県は長かった。 しかし、道はよく整備されているし、たくさんの出会いがあったし、茶畑をはじめとした風景は目を楽しませてくれたし、富士山や海を望む事も出来ました。 ベンチから離れて建っている静岡県最後の案内板を眺めていると、そんな思い出が浮かびます。 20分ほど休んで、再び荷を背負って歩き始めました。 少し歩いて振り返ります。そして大きな声で言いました。
「さらば、静岡県!」

5.汗基金運動参加

愛知県に入るとこれでもかと言うくらいに標識が出てきます。 噂には聞いていましたが、愛知県の東海自然歩道の整備状況は並みではないようです。 分かった、分かった、参りましたと言いつつ頭を垂れて進みます。 六本松に至る前に足に違和感を覚えました。 集落に入って酒屋の前の空き地で靴下を脱いで足の裏を見ました。 昨夜寝る前につぶした小さな水脹れに貼ったバンソウコウがずれていました。 貼り替えてから再び出発です。
川沿いに百間の滝の看板を横目で睨みながら進みます。 夏明橋のバス停で休息。ここから広い車道を巣山へ歩きます。 おとといに家山を出発して以来、山道をはじめ車のほとんど通らない道を気持ちよく歩いてきたため、広い車道はどうも気が滅入ります。 田園風景がせめてもの救いです。 巣山に至り、水補給をしたいと思うのですが、ウロウロしても使えそうな水道はありません。 交差点にあった商店に入り、水をいただく事にしました。 水をいただくだけのつもりでしたが、アイスクリームを見つけて思わず購入。 店の入り口のベンチで頬張ります。 極楽極楽。
with asekikin-undo 巣山から阿寺の七滝はすぐです。 気合いを入れ直して歩き出します。 遊歩道のようなところに入り、気持ちよく歩きます。 向こうから歩いてきた家族連れが蜂取りの事を話しています。 この辺りでも蜂取りをするようです。 遊歩道の横にはせせらぎが音を立てて流れ、とても気持ちのいい道です。 のんびりゆっくり歩いていると、後ろから何やらワッセワッセと物凄いペースで歩いてくる一団が見えてきました。 ”なんじゃなんじゃ”と思い、こちらもついついペースアップ。 何とか集団に抜かれずに阿寺の七滝に2:05到着しました。
阿寺の七滝の前は広場になっており、休憩所のようなところもあります。 まずはベンチに荷物を降ろし、後ろの団体さんに話し掛けました。 団体さんは、”汗基金運動”というものをやっている大阪のグループで、東海自然歩道を東(高尾山)から西(箕面)へ向けて歩いているとの事。 ”汗基金運動”とは、オリンピックの三段跳びで金メダルを取った故南部忠平さんが始められた運動で、1km歩くごとに10円づつを日本赤十字社に寄付する活動をしているそうです。 なるほど、”東海自然歩道完歩・汗基金運動”と書いた幟をもっていらっしゃいます。 この幟をお借りして滝の前で写真を一枚。 肝心の阿寺の七滝ですが、何段にも小さい滝が連なって流れ落ちる見事な滝で、さすがに名瀑と言われるだけの事はあるようです。 ただ、木立の中にあるせいか辺りが暗くて少し陰気な感じがしました。
2:20に団体さんの最後尾にくっついて出発。 余裕でついて行けるやろと思っていたのですが、とんでもない! この団体の早い事早い事! 先ほど聞いたところでは、老若男女取り混ぜた平均年齢60歳のグループと言う事でしたが、とてもそうとは思えないペースで、しかも休憩を取らない! 山道を伝って鉛山峠を越え、睦平を通過し、宇連川を渡り、三河大野駅まで一気にきてしまいました。 到着時刻は3:30。 この3日間の行程の終了です。
皆さんに混ぜていただいて写真を撮っていただきました。 そのあと、なんでこんなに早いのか等々、いろいろ伺いました。 皆さんは、汗基金運動を毎日実践なさっていて、1日10km以上歩くのが普通の生活をなさっているとの事。 今日は熊を出発してきたのだが、黒滝の先の下に降りる道を見落としてかなりのロスをしてしまったという事。 東海自然歩道は、春と秋に一回づつ計画しているという事。 メンバーの中には僕が大学時代に住んでいた町のちょっと名の知れたお菓子やさんの御子息もいらっしゃって、驚きました。 ようし、僕もと言う事で、今日歩いた距離プラスアルファで500円を汗基金として寄付しました。
ホームで地元の子供たちに飴をあげたりしながら(この子達が本当に”ガキ”と言う感じでした)列車を待ち、4:10三河大野発で汗基金運動の皆さんと豊橋までご一緒させていただきました。 豊橋からは新幹線で東京へ。この3日間、天候に恵まれ、いい歩行が出来ました。


6.コースミニガイド

市の瀬のある龍山村の西川へは天竜二俣駅か西鹿島駅からJR東海バスが走っています。 市の瀬までは西川から村営バスが走っていると思います。
市の瀬の僕が幕営したトイレの向かいから東海自然歩道は山道に入ります。 茶畑の横などを抜けてすぐに林道に出ます。林道に出たところで右か左か迷うところですが、標識をよく見て従ってください。左が正解です。 林道はすぐに舗装道にぶつかります。熊方面から西川方面へ歩く方はここに標識が無いので舗装道を真っ直ぐ行ってしまうかもしれませんが、上へ向かう林道に入るようにしてください。 しかし、僕の察するところ、舗装道を真っ直ぐ行ったとしても市の瀬に至るような気がします。
舗装道に出たらすぐに見晴らしのいい高台の道、そして石打の集落です。 道なりに歩いて行けば林道に入り、柴に至ります。この林道は、所々に車寄せがあり、幕営場所としても使えそうです。 途中、二股に分かれる個所があります。右が登り道、左が下り道です。 ここはよく見ると左の道沿いに標識が立っていますので、左に進んでください。
柴の集落に出れば後は峰まで迷う事はありません。 柴の集落にあるヤツシロ遺跡は文中にもあるとおりテントサイトとしてはこれ以上無い環境だと思います。 峰では細い道に入って行きます。ここも標識を見落とさないように。 道は林道に行き当たり、林道は崩れかかった六所神社に至ります。 六所神社から下の車道に下りる道は標識が無く、鳥居の前の道を左右どちらに進めばよいのか迷うところですが、結局どちらに進んでもたいした違いは無いと思います。 ちなみに僕は右に進みました。
熊の車道に出たら少し南へ進み、川に出たら川沿いを北に進みます。 川沿いに進めば熊の宿泊場所・若杉荘と、休憩所の水車の里・かあさんの店が見えてきます。 熊を過ぎれば黒滝までは舗装道路を迷わず進んでこれます。 黒滝を過ぎて少し行くと舗装が途切れ、その少し先、道が左上へカーブしているところで左下に進む細い道があります。 よく見ると、細い道沿いに案内板と崩れかかったベンチが見えますので、こちらが東海自然歩道のルートだと言う事が分かります。 汗基金運動の皆さんもここで間違われたようなので、皆さんも気をつけてください。
細い道をしばらく歩くと林道に出ます。林道を西へ西へ(途中から南向きにカーブして行きます)進めば県境です。 県境からは標識が沢山あるのでキョロキョロして歩けばまず迷う事はありません。 標識はとても親切な表示をしてあるのでとても安心です。
夏明橋から巣山へは車道ですが、新しいショートカットする道が数箇所できています。 コースは旧道になりますが、新道の方が距離は多少短くなります。 どちらを進むかはお任せします。 巣山の交差点から少し細い道になり、すぐに阿寺の七滝へ続く遊歩道になります。 阿寺の七滝からは山道がしばらく続きます。 すいませんが、ここは僕も人にくっついて歩いてきてしまったため、標識など詳しい事は覚えていません。 確か、標識はしっかりあったような気がします。
大野では突き当たりを右に行くのがコースです。 駅は突き当たりを左に少し行ってすぐに右に折れ真っ直ぐ行く事になります。 大野にはいくつか旅館もあります。
龍山村への交通はJR東海バス(0539-25-4196)へお問い合わせください。 龍山村内の交通と宿泊は龍山村産業経済課(0539-69-0311)へお問い合わせください。 熊までは遠州鉄道バス(遠鉄バス053-454-2211)が走っています。 熊地区での宿泊は市営若杉荘(0539-29-0311)、かどや旅館(0539-29-0024)があるようです。 それ以外の天竜市内の交通と宿泊は天竜市商工観光課へお問い合わせください。 引佐町に入り東海自然歩道のコースから小一時間歩くと渋川温泉があります。 渋川温泉までは遠鉄バス(053-454-2211)が走っています。 詳しくは引佐町企画商工観光課(053-542-1113)までお問い合わせください。 愛知県側はずっと鳳来町になります。宿泊地としては大野のほかに湯谷温泉などがあります。 また、六本松や巣山などへは豊鉄バス(05362-5-1141)が走っています。 詳しくは鳳来町商工観光課(05363-2-0511)へお問い合わせください。
最後に汗基金運動ですが、私が連絡先を伺っています。”私も参加してみたい”と言う方はどうぞ私までメールをください。 連絡先をお教えします。

三河大野−四谷へ

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