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Mr.Kosugi

15.蔵田から高根山・上河内を経て家山まで

  1. コース概要
  2. 続きはなかなか始まらない
  3. 登りはなかなか終わらない
  4. ゴールになかなか至らない
  5. コースミニガイド

平成9年9月14日(日)

1.コース概要

前回は藤枝市の蔵田まできていますので、今回はここから大井川を目指します。
蔵田からはすぐに高根山へ続く登りに入ります。 その入り口には、鼻崎の大杉があります。この杉は、樹齢約700年の立派なもので、静岡県指定天然記念物です。 その根回りは約14.5mで、根回りの太さでは県下一だそうです。
大杉から高根白山神社への参道が始まり、茶畑を抜けると急坂になります。 高根白山神社は藤枝市指定文化財で、高根山の中腹にあります。文治元年(1185年)に加賀白山神社より分霊建立されたものだといわれます。 又、神社の裏山には御神木の大杉があり、県指定天然記念物になっています。
高根白山神社から山道を登りきると、標高856mの高根山に着きます。ここが今回の最高地点になります。
高根山の北側には芋穴所の丸樫といわれる樫の木があり、根回り8.3mで県指定天然記念物になっています。
高根山から西向に向かって下りになります。西向には車道をまたぐ吊り橋があります。
西向からは再び登りになり、上り切ったところに笑い仏があります。 笑い仏は、「この仏に会うと笑わずにはいられない」と言われた仏様で、笑いの我慢比べで負けつづけた若者がこの仏様を埋めてしまったと言われるところです。 今では小さな仏様があるだけです。
笑い仏から下りた地点が上河内の集落です。 ここから歩道は身成川に沿って車道を歩きます。
道の両側が開けてくるとそこは大井川です。大井川にかかる橋は駿河の国と遠江の国の境にかかる橋なので、駿遠橋と名づけられています。 ここを渡ると家山の町に入ります。
今回は約21km7時間の道のりです。

2.続きはなかなか始まらない

前回は天候の関係で大井川手前の蔵田で行程を切り上げた。 よって、今回は蔵田から大井川沿いの町・家山を目指すのだ。
前回より、3ヶ月以上のブランクがあるが、やはり夏の間は涼しいレジャーを楽しみたいのが人の心というもので、この間は琵琶湖でウィンドサーフィンを楽しんだり、尾瀬の湿原を歩き回ったり、三浦で釣りにいそしんだりしていた。
なになに、今回も文体がちょっと違うとな。なかなか鋭いですな。それは、今回も同行者がいるからなのだ。
今回の同行者はですな、私の昔の職場仲間の小杉師匠である(冒頭の絵は、小杉師匠に似ている絵を持ってきた。ただし、実際の師匠は髪の毛ふさふさなのだ)。
なぜに師匠かと申さば、小杉師匠はその昔明治大学の落研で、紫紺亭青二才を名乗って落語に青春をかけていた時期があって、落語界で良く使われる「師匠」を愛称の一部として付けているわけですね。 小杉師匠とは昔より連れ添って(寄り添ってではないのよ)あちこちと出かけていて、恵比寿ラーメンツアーや大井町トゥインクル競馬ツアーなどお手軽ツアーから、発作的秋田ハタハタしょっつる鍋鳴子温泉白石ウーメンツアーという遠征までこなしてきた仲なのだ。 現在、師匠は浜松在住で、かねてより「大井川になったら参加しますですタイ」と表明していたので、今回の同行となったわけなのだ。
その師匠と、藤枝駅前で8時過ぎに落ち合い、コンビニで朝飯昼飯などを買い込み、バス待ちの間に朝飯をかき込み、8:40発の蔵田行きバスに乗り込んだ。 前回は、蔵田から藤枝までの車中で爆睡をしてしまったので、今回は興味深く車窓を眺めつつ、9:30に蔵田に到着した。
shop and womens 天気予報では、本日は全面的に雨雨雨・・・。 なんとも太田裕美を思い浮かべてしまうような天気予報である事よ(♪レイン、レイン、9月の雨は切なくて♪)。 心配どおり、バスのフロントガラスにも時折パラパラ雨が当たりよる。 しかし、ここまで来たからには覚悟を決めて歩くより他ありませんな。
バス停でわしはジャージに履き替え師匠はわし持参のチタンテープを膝に張りつけた。 師匠は膝がかねてより弱く、発作的秋田ツアーの折にも男鹿半島の先の方にある五社堂で999段の階段に悲鳴を上げたというニガーイ経験がある。 そこで今回は、わしがかねてより愛用しておりますところの血行を良くして傷みを防ぐチタンテーブ(箱根駅伝参加チーム御用達)を
「師匠、これはききまっせ」
というわしの勧めで貼り付けたというわけなのだ。
「さて、そろそろ行きますかな。」
という言葉で歩き出したのもつかの間、すぐにわしらは
「若い者は寄っていかにゃぁ」
の言葉に出くわしてしまった。 見れば、蔵田郵便局の向かいにテントを張って店を開いているおばちゃん3人組みがわしらをじっと見ておる。 どうやら、蔵田近辺で取れた農作物を手作りで加工した品々を売っておるようである。 お誘いを受けたら寄っていかねばなるまいて、ということで、わしらは早速テントに吸い寄せられていった。 売っているのは、蕎麦やら栗やら餅やら梅干しやら、いかにも手作りという感じがしてなかなかよろしい。 わしはよもぎ餅を、小杉師匠は梅干しを購入。道中で、わしらの口を楽しませてくれるであろう。 ついでに、おばちゃんたちの間に割り込んで写真を一枚。このような業は、わしらの得意とするところである。
さてさて、そんなこんなでわしらがようやく歩き出したのは、10:00近くになっていた。 うむぅ、先行き不安でありますな。

3.登りはなかなか終わらない

さて、出発してすぐに高根白山神社の参道に入る。 この参道の入り口には、鼻崎の大杉といわれる巨木があり、わしらもひとしきり見上げて、
「いやぁ、ご立派、ご立派」
と褒め称えた。
茶畑の間を抜け、道は急な上りになってくる。 ここで、わしは愛用の杖を小杉師匠に貸与。
「いやぁ、すまんこってす」
と小杉師匠は、早速杖を突き始めたのであった。 しかし、道はますます急になり、杖の助けをかりても小杉師匠にとってはつらいらしく、
「まだかな、まだかな」
と学研のおばちゃんを待つ子供のごとくつぶやき始めた。
そうこうしているうちにも高度はぐんぐん上がり、ようやく高根白山神社に辿り着いた。 神社の手前には神社に付き物の浄水があって、冷たい水をたたえていた。 早速、手と口を清めるわしと師匠。師匠はついでに顔まで清めていた(フハーッ!)。 何はともあれ、神社にて柏手を打ち、道中安全・行程完歩・天候維持・夕食豪華・温泉長閑・おかみ美人・料金お手頃等々、お祈りしたのである。 なぜに、夕食やら温泉やらおかみやら料金やらをお願いしたかと申しますと、実は本日の歩行にて家山に到り次第、大井川鉄道にて千頭へ行き、さらにバスにて寸又峡温泉に至り泊まってしまおうという計画なのだ。 宿は師匠が家山出身の方に伺って民宿を押さえておいてくれ、今宵は温泉で疲れなぞ癒そうではありませんか、ハッハッハっというわけなのである。 今回のツアーは、わしらの間では密かに「すすすすすまた峡」という暗号名で呼ばれていたのだ(どこが暗号や!)。
さて、高根白山神社のベンチにてひと心地着きたいところであるが、虫がブンブン飛びまわっていてじっとしていられない。 それでは、先に進みますか、という事で再び歩き始めた。
浄水でペットボトルをいっぱいにして、山道にいざ入らん。 一気に高根山山頂へ到る。 ここで一息。雨は降りそうで降らない。 パラパラくるけれど、ザーッとはこないということですな。 その代わり湿度が高く、ムッときよる。
「ここからしばらくは下りですから、一息つけますぞ。」
その下りに入る。 下りは楽というのが、一般の感覚であろう。 しかしながら、こと山に関しては下りは楽ではない。 膝をやられてしまうのだ。この辺は、山の経験が少しでもあればお分かりになりますね。
Mr.Arasawa with us 高根山からしばらく下り、尾根伝いに歩くと展望の良くきくベンチに出る。 ここで独りのおじさまが展望を楽しんでいた。 テーブルの上には大きなリュック。 この人は!と思って声をかけると、やはり東海自然歩道ウォーカーであった。 この人・荒沢さんは浜松在住で静岡県内の東海自然歩道を主に歩いておられるとの事。 今回も昨日久能尾を出発して昨夜は宇嶺の滝の東屋で幕営、今朝ここまでゆっくりと歩いてきたそうだ。 わしが歩いていて出会った2人目の東海自然歩道ウォーカーである。 嬉しくなって、ベンチに座り込み、師匠が出してくれた梅干しを3人で食べながら(すっぱーい!)、県内の歩道の状況などについて情報交換をする。 しばし歓談の後、写真を撮って別れた。
さて、長い休みを取ったがその後順調に歩き、広い高台に出てくる。 途中二股に分かれている道では、どちらを行っても良いと表示が出ていたので、2人で別々の道を進んだ。 こんな業も二人ならではである。
高台には東屋がある。 見晴らしも良いし、東屋もあるし、お昼の時間だしという事で、弁当を開く。 また、天気が悪いとばかり思っていたのに、ここでうっすらと日が射してきた。これは嬉しい。
日帰りの行程だと、食事の点も楽である。弁当を仕入れる事が出来るので、コンロを持ってくる必要も無いし、作る手間もかからない。 もっとも、飯を作る事は好きな方なので、それほど苦にはならないがやはり時間がかかる。
ここで弁当を食って一息ついていると、わしらの後から人が歩いてきた。
「おお、荒沢さんだ。」
と思ったのだが、違うおっさんであった。この方はわしらとともに蔵田までバスに乗ってきたハイカーで、宇嶺の滝の寄ってからこちらに来たそうだ。 浜松在住だそうで、静岡を中心に山道を相当歩き込んでいるらしい。
「高根山の上りはきつかっただろ!」
というおっさんの言葉に、わしは『それほどでもなかったけどなぁ』と思ったが、師匠は大きくうなずいていた。
さて、わしらは先に立つ事にする。 少し歩くと林道に出るが、すぐに左に入り、西向の吊り橋に出る。 地図に吊り橋と書いてあったので、わしはてっきり川をまたいでいるものと思っておった。 しかし、吊り橋がまたいでいるのは車道であった。 この吊り橋を揺らしながら通る。
すると再び登りになる。師匠は相当きつくなってきたらしく、
「ヒェェ、又登りなのぉ!」
と悲鳴を上げておった。少し登って平坦なところに出てくると、
「いやぁ、極楽ですな。」
と言っている。山歩きの心持ちが少し分かってきたようでありますな。 さて、見晴らしの良い平坦な道で休憩。ここで、先ほど東屋であったおっさんが追い越して行く。
「もう登りも終わりだよぅ。」
おっさんは抜きがてら、そう言い残していった。 しかし、歩き始めると又登りになった。再び、
「ヒェェ!」
と悲鳴を上げる小杉師匠。先ほどのおっさんの言葉で、気持ちはすっかり下りモードに入っていたようだ。 ついには、笑い仏まで後一歩と言うところの朽ちたベンチに
「もう休もう。」
と座り込んだ。もう少し、頑張りましょうぞ。
笑い仏までは本当にもう少しで、ここで登りは終わりであった。

4.ゴールになかなか至らない

笑い仏で一息つく。ここからは大井川方面に展望が開け、先が見えたという感じになる。
ここには案内板がある。その案内板をじっと見ていた小杉師匠。
「まだ、半分くらいしかきていないんだね。」
と、ポツリ。
笑い仏のいわれを読んだり、写真を撮ったり、ひとしきり休んだ後、再び出発。 ここから急な下りになる。 小杉師匠、そろそろ持病の膝痛が始まったようで、右膝の苦しみを訴え始める。
「ああ、平地が恋しい」
師匠も山登りの気持ちが分かったようですな。
一気に下ると、そこは上河内の集落。お茶畑の間を縫って下り、ようやく平坦な道路になる。
「いやあ、極楽ですな。」
師匠の顔に笑顔が戻る。良かった良かった。
さてさて、ようやく集落に入ったのだから、自動販売機のところで休憩してジュースでもしばきましょう、ということになった。 キョロキョロしてジュースの販売機はどこかいな、ビールもあったら嬉しいな、なんてことを考えつつ歩いていくと、集落を抜け出てしまった。 あれあれ、販売機が無い集落だったのであろうか。 しかし、この先に一色と言う集落もあるはずなので、きっとそこにあるさとなおも歩きつづける。
前方の道端に人が腰掛けている。 近づいていくと先ほど追い抜いていったおっさんである。
「ここの滝で水補給していくといいよぉ。」
みると、不動の滝50mと看板に書いてある。 師匠と顔を見合わせて、どうしましょうか、どうしましょうねぇと無言のうちに目で会話するが、50mでさえも歩きのが億劫になっていたのと、販売機の事が頭をかすめたので、ここはキャンセル。 手持ちの水を飲んで休憩を取る。
おっさんが先に歩き出し、わしらもしばらくしてから歩き出した。 川沿いを歩くと言う事は山の間を歩くと言う事である。 両側には幾重にも重なる緑の山、わしはそれを見上げながら歩いていた。 しばらく歩いたなと思ったが、そう言えばまだ一色の集落につかない。
sunen-bridge 「もうすぐ一色と言う集落のはずなのですよ。頑張りましょうね、師匠。」
と師匠を励ますつもりで言うと、
「もう一色は過ぎちゃったですよ。」
「エエッ!」
どうやら気づかぬうちに一色の集落を過ぎてしまったらしい。 と言う事はこの先大井川のほとりに出るまで集落はないという事である。 ジュース、ビールの夢は遠のいた。
長い長い車道をひたすらに歩く。 このような道は確かに肉体的には楽であろうが、精神的にはきつい。 面白くも何とも無いのである。 しかし、そこはさすがに師匠、考える事が違う。
「なるほどねぇ。」
「何がなるほどなんですか、師匠。」
「いやね、川沿いに歩くと道が平坦なんだねぇ。」
「ほほぅ!?」
「川って言うのは徐々に低くなっていくではないですか。と言う事は、アップダウンが無いのですね。 ですから、川沿いに道を付けると、平坦な道になるわけですよ。」
さすがに師匠、高尚な考察。 わしなんぞ、川沿いを歩いていても、魚はおるか、テントの張れそうな河原はあるか、どこの水系の川なのかと言った事くらいしか考えない。
「だから昔から川沿いに交通が発達したんだねぇ。」
師匠、エライッ!私も一つお勉強になりました。
しかし、そんな高尚な考察を重ねてもまだまだ大井川には至らない。 途中、小田温泉と言うのがあり、心引かれるものがあったが、家山についてビール、その後寸又峡で温泉と言う頭があったのでパス。 そして4時を10分ほど回った頃、木陰の間から大井川が見えるようになった。 もうすぐだ、頑張りましょう、と言おうと思っていた矢先、わしらは思わぬ音を耳にした。
”ボオーッ!!”
おお、あれはうわさに聞く大井川鉄道のSLの汽笛ではなかろうか。 わしらは、見通しの利く所を求めて小走りになった。 しかし、そのような場所は近くに無く、林の間から煙だけでも見えまいかと首を伸ばすが、結局わしは見えなんだ。 師匠は、ちょっと黒い車体が見えたようである。 明日は、SLに乗って千頭から金谷まで帰れるように、師匠が手配してくれている。 明日じっくり見ましょうぞ。
町らしい町に出てすぐに大井川を渡る駿遠橋に出た。 ようやく大井川である。 東海自然歩道を歩いていると川は一つの区切りのような感がある。 わしの気持ちの中でも、高尾山から歩いてきてようやく前半戦終了、ここから中盤戦だと言う気持ちになる。
東海自然歩道の看板に忠実に沿って家山の町中の細い道などを歩き、次回に歩き出しやすいポイントにきてから家山駅を目指す。 途中、酒屋があり、二人で駆け寄ってビールを購入。 駅に着くと、先ほど不動の滝の前で別れたおっさんが、アレッという表情でわしらを迎えた。
「遅かったねぇ、僕は小田温泉によってひとっ風呂浴びてきて、車でここまで送ってもらったんだよ。」
と言っていた。
早速ビールを飲む。クウーッ、喉に染み入りますな。 師匠は一気に500ml+350mlを飲み干していた。
列車までの時間、師匠は駅周辺の探索をして、わしは知り合いに茶を送った。 5:11の列車でわしらは寸又峡温泉目指して北上した。結局今日一日本格的な雨には遭わなかった。 お天道様、ありがとう。高根神社の御利益ありだったのだ。

5.コースミニガイド

蔵田までのバス便は少ない上に、日曜祝日は平日ダイヤと違うのでご注意ください。 なお、土曜日は平日ダイヤで運行していますので、この点もご注意ください。 詳しくは、静岡鉄道(株)藤枝営業所(054-641-3255)まで、お問い合わせください。
stamp 高根白山神社へは、お茶畑の脇から参道が始まっています。 参道の入り口に鼻崎の大杉があるので、これを目印にすると良いでしょう。 ここから神社までは一本道。迷う事はありません。
高根白山神社から高根山山頂までの道は浄水の脇から始まっています。 ここから先はしばらく水場が無いので、ここでしっかりと水補給をしておくと良いでしょう。
高根山から少し歩くと、我々が荒沢さんと出会った展望の良いベンチに出ます。ここは絶好の休憩ポイントです。
西向までの間は一部林道のような所を歩きます。 途中で二股に分かれていますがどちらを通ってもルートからは外れないと書いてありますのでお好きな方を進んでください。 又、この二股を過ぎるとすぐに突き当たりに出ます。 右手に進むとすぐに鉄門が出てきます。正しいルートは左なので、鉄門方面には進んでは行けません。
ここを過ぎるとすぐに東屋のある休憩所です。小高い広場で、周囲の木は取り払われており、見晴らしの良い休息ポイントです。 幕営のポイントとしても使えそうです。
休憩所を過ぎる手少し山道を下ると林道になり、舗装路になってすぐに右手に吊り橋へ出る道がつけられています。 この入り口には案内板もありますので迷う事はないでしょう。
吊り橋から再び山道になります。 途中、笑い仏に到るすぐ手前に二股に分かれるポイントがあります。 朽ちかけたベンチがありますが、ここのポイントは左へ進みます。 確か標識もあったと思います。
笑い仏にもベンチがありますし、大井川方面へ展望も開けますので、休憩ポイントになります。 笑い仏から下り始めると、再び二股に分かれるポイントがあります。 ここには標識はありますが、どちらを指しているのかしかとは分かりません。 地図を見ると分かるのですが、ここは左へ行きます。 右でも行けない事はないようですが、上河内までは別ルートになってしまうようです。
上河内から大井川までは川沿いの一本道。 長いながい舗装道路で飽きがくる道でしょうが、迷う事はありません。 又、文中にもありますが、この途中に不動の滝と小田温泉があります。 不動の滝は給水ポイントとして使えそうです。 小田温泉は宿泊施設はないようです。営業は夕方5:00までと書いてありました。 利用を考えていらっしゃる方は営業時間に気を付けてください。
駿遠橋を渡ると家山駅はすぐです。 川根町役場までは途中細い路地を歩きますが、標識もあるので迷う事はないでしょう。 又、ルートは役場から越地の方へ向かっており、家山駅の前は通っていません。 ルートを忠実に歩こうと考えていらっしゃる方は、この点注意してください。
大井川鉄道の時刻についてはJR時刻表にも載っていますのでそちらに譲ります。 家山近辺には民宿などあるようです。詳細については、川根町産業課(0547-53-3111)へお問い合わせください。

家山−大時へ

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