2004. 04. 25 Sunday そうだ、素顔のフランス5さんたちに会いに行こう(5)【tark】


あの『MARVEL vs D.C.』と
アマルガムユニバース』が
ついに和訳化ということで
とっとと購入(遅いが。)
見逃せない感じのTDKさんです。
「リーグオブレジェンド」の原作
エクストラオーディナリージェントルメン
購入。猥雑な感じがとてもいい。

でもこの3册が一律3200円というのは
どう!? モノがモノだけに買うけどさ(愚痴)。
アメコミ3册でいちまんえーん。

このあとマイクロン伝説2册も
のこってるじょ。ぎょぎょぎょ。


あと、新アニメ『アムドライバー』の
キャッチフレーズを考えたんですけど
聞いてもらえませんか。

『グランセイザー、ついにアニメ化!!』
っていうですけど、いかがでしょうか。
ダメですか。


<<フランス5さんとのおはなし・続き>>
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どこまでいきましたっけか。
そうそう、で、呑みにいったんですよ。

もともと皆さんが日本語がお上手なのは
人それぞれで、監督のアレックスさんは
元々『AKIRA』が好きだったので大学の時に
東方言語学を取ったからだそうで、(難しくて
失敗したと思いました:監督談) レッドの
セバスチャンさんなんかはフランスで発売
されていたPCエンジンが好きで、ゲームの
内容がもっと知りたくて日本語を覚えはじめた
のだそうで。(ゲームソフトは日本語のまま発売されていた)
でもやっていたゲームを聞いたら「PC原人」との答え。
よりによってPC原人でなくても.......

しかし日本人だと当然だと思うことが、意外にも
海外だとそうでないことがあるワケでございまして。
みればわかことですが、日本「
戦隊」っていのは実は
シーンによって細かく方式の違う特撮の組み合わせで
作られているので、そのパロディをやるには
綿密な研究をなしには再現は不可能だろうことは
想像できるようというものですわん。
アレックス監督もいざ挑戦してみれば爆発や合体シーン
が思うようにいかず頭を抱えたとか。だってもともと
実写で「巨大ロボットの合体シーン」なんて他の国では
撮りゃしないわな。
しかしそんな御苦労があってか、本家の「スーパー戦隊」に
我々がある種の閉息感を感じていた頃、
日本人にはない
新しい映像感覚でフランスファイブが颯爽と現れたのは記憶に
新しかった訳で。


あと一つ、何か思い出深い話をするとすれば、これは確か
呑みの時にイエローのトマさんが言ってた事なんですが、
「日本に初めて来た時、なにか懐かしい感じがした」みたいな
ことを言ってました。それはどういうことかっつーと、
「自分でも判らなかったけど、子供の時から日本のアニメや
特撮を見ていたので、日本のセミの鳴き声とか電車の踏み切りの
音とかに妙に聞き覚えがあったんだよねー」みたいな話でした。
呑みながら俺も「おお、なるほど!!」と思ったもんです。なんか
判りますよね。韓国の友達が浅草の雷門を初めて見た時も、
「あ、ワールドヒーローズ(旧・SNK)で見たやつだ!!」とか
言ってましたし。

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さて、まあ、長々と書いてまいりましたが、今日、ついに
『フランスファイブ エピソード4』が本日からオフィシャルHPにて
ダウンロード開始です!!

こちらのアドレスからどうぞ!!
http://www.lexos.net/videos/france_five_4-jp.rmvb
(注 : リアルプレイヤ形式で120Mありますので注意!!)

現在アクセスが集中してますので、時間を置いてみるのもいいかも
しれないですが、早く観たいのでそれは無理だ。
ミラーサーバーも立つかと思いますので詳しくは本家HPにて。

まあ、こんなそんなで色々書いてきましたが、監督さんをはじめ
フランスファイブのみなさんには今後も活動を続けていただきたいですネー。

何か思い出したら、またここで書かせていただきます。
そんじゃまた。



(写真では、ちかごろ山の手マダムに噂のミルク菓子をお送りしております)



2004. 04. 07 Wedday そうだ、素顔のフランス5さんたちに会いに行こう(4)【tark】


祝!! ビーストマシーンズ日本放映!!
....ただしタカラ専用モバイルチャンネルにて!!
http://eg.nttpub.co.jp/news/20040330_03.html

翻訳のアンゼたかしさんがお仕事を受けられたという
風のウワサだけは聞いていたので、もしやとは
思っていたんですが、声優陣もBWから完全引き継ぎで
うれしゅうございます。
賛否両論ありますが、BM、私は好きです。



<<フランス5さんとのおはなし・続き>>
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さて、日本にもたくさんフランスファイブの
ファンがいるということを、やっとこ信じて
いただけたアレックスさんや他のみなさんとも
「フランスファイブ握手会」や記念撮影を最後に
日本のファンの方との交流会は惜しまれつつ
幕を閉じたのでありました。
この様子はエピソード4のメイキングにも
一部収録されるとのコトですので、ちょっと
お楽しみ。
この後、ファン全員でアレックスさんの構える
カメラに向かって「フランスファイブ最高!!」
とか叫ぶシーンを撮ったり。


そんな大成功の会合が終わった後、慰労会も
兼ねてスタッフ有志で飲み会をやったんですが、
居酒屋で座ったテーブルというのが、自分の
隣にはアレックス監督、右前方にイエローの
トマさん、左前にはシルバー役のグレゴワール
さんという、このままフランス語で喋られたら
ちょっとしたパリの街角にいるみたいな感じ。
と、そんなふうに思っていると、ちょうど
時期的に本家戦隊シリーズの最新作、『デカ
レンジャー』を見たか、という話題に対し、
イエローのトマさんが開口一番、日本語で

「あ、なんかタイムレンジャーの頃に戻ったっぽいよねー」

......え!?
なんか言ってること異常に日本人っぽいっつーか
まるっきりそのまんまですな。

言い忘れていたんですが、実はフランス
ファイブのみなさんは、驚くほどに
日本語がお上手でらっしゃるのです。
アレックスさんフランス人なのにワインじゃなく
日本酒がばがば飲んでるし。

しかしそこはTDKさん。
初めて話しした韓国人が「零戦のプラモ買いたい」
とか言っていた経験があるだけあって
その程度では驚きません。

そもそもアレックス監督の奥さんは
日本人の方だし、シルバーのグレゴワールさん
はお仕事でゲームショーに頻繁に来られたり、
又、イエロー役のトマさんはなんと現在
日本にお住まいで、モデル活動などをされて
いらっしゃるのですわ。

(5に続く。まだまだ。)



2004. 04. 03 Satday そうだ、素顔のフランス5さんたちに会いに行こう(3)【tark】


GC版『メタルギアソリッド・ザ・ツイン
スネークス』、もうクリアしてしまいました。
けっこうゲームバランスも良くなってて、初番の
T1戦車のバルカン・レイヴン戦とかすごく
操作しやすくなってわかりやすくなってました。

北村龍平氏の起用はあまり生かされてなかった、
というのがおおかたの反応かと。
というよりあまり見せ場の多くない断片的な展開に
「演出といわれてもなぁ」という監督のため息が
ちょっと聞こえないでもないかんじかも、と。

そんなわけで『3』への繋ぎにもならんかった。
はやく『3』をー。


<<フランス5さんとのおはなし・続き>>
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そんなこんなで「フランス5さん集会」は
終始なごやかなムードで進み、アレックス
監督やメンバーのみなさんも来場したファンの
みなさんの質疑応答に快く答えてくださいました。

そこでおそらく日本初公開となる、フランス5の
前章作とも言える アレックス監督の自主映画
「BITOMAN」(ビトマン)」をみんなで見ました。

これは元々日本の戦隊モノやゲームが好きだった
アレックスさんやそのお友達がフランス5を
撮る前に遊びで作った実写ギャグシリーズ。
もちろんほとんど未公開。

格闘ゲームのキャラクターやアニメキャラに
扮した登場人物が無駄に現れては、次から次へ
ゲームやアニメの名シーンを実写再現したりする
ハチャメチャシリーズ。
格ゲ−かと思ったら突然実写版ルパン三世に
なったり5人そろって突然戦隊風ヒーローに
変身したりと、実にテンポの良いドタバタ
ごった煮的短編映像なんですが、これが
お遊びで撮った作品(内容はたしかにすごく
くだらないんだけど)にしては、かなり見れる
とても丁寧な作りの、なかなかの出来なのでした。

それもそのはず。聞いてみれば監督のアレッ
クスさんの本業はなんとテレビディレクター。
そしてフランス5を見てもらえれば判る通り、
製作形態は一昔前の自主製作映画のイメージと
違って、ノンリニア編集を基本プラットフォーム
前提として始まっているし、CGによるエフェクト
も大規模でない分、小さく、かつ効果的に使用
しているからそのクオリティの高いこと。

自主製作映画なんて、ついこの間までみんな
「8ミリフィルム撮影、VHSで編集」とか
だったもんなー。そんな時代を知っている
人間としては涙ものですよ。

ちなみにタイトルの『BITOMAN』とは
「バイオマン」のスペルを文字ってつけられた
もの。フランスでは多くはないが、いくつかの
日本の特撮モノが放映されており、この
バイオマンの他にも「チェンジマン」が
『バイオマン2』等のタイトルで放映され、
フランスでもそこそこ知名度はある、との事。
(ちなみに「BITO/ビト」とはフランス語で
「ちんちん」みたいな意味。アレックスさん談)

すでにこの時点で、全体的に日本アニメやゲーム
へのオマージュ作品として十分におもしろさを
放っておられました、で、これらの技術とパワーが
現在の「フランス5」へと続く訳です。

(4に続く。たぶん。できるだけ早いウチに。)