2004. 05. 11 Tueday オランダさんのどんまい。【tark】


業務連絡_A
「TDK全部」を一部、通販にて購入を
希望された皆様へ


一部分におきまして発送の方が大変
遅れております。間もなく発送いたしますので
もうしばらくお待ち下さいませ。


------------------------------------
------------------------------------


しばらく更新をお休みしまくりまして
申し訳ございません。

しかしながら、多忙に多忙を極めただけの
ちょいとした訳がございまして、それがなんと
なかなか嬉しい出来事なので御報告させて
いただきます。

なんと、アンソロジーに原稿を描きました。
それというのが、あの『ピンキーストリート』
のコミックなのでございます。
依頼原稿や商業参加などは今までもいろいろと
あったことはあったのですが、意外や意外、
『TDK ROTTERDAM』名義でのアンソロジー参加は
実は、
これが初!! なのでございます。

ご担当いただいた敏腕編集者の絶妙の裁量と
ご努力にて、これはTDK的に「!!」と思うような
なかなかいいかもしれないマンガになりました。
8ページですが。

初のTDK ROTTERDAMアンソロ参加コミック、
ちょいと頭の済みに留めておいておくんなさい。


Pinky:stアンソロジーコミック
発売日 5月24日
判型   A5サイズ・162ページ
価格  890円(税込)
出版社 宙出版


[関連リンク]
宙(おおぞら)出版
http://www.ohzora.co.jp/
ピンキー オフィシャルinfomationページ
http://www.mr-hobby.com/vance/figures/pinkylovetop.html




<<オランダ小咄・2>>
----------------------------------

で、そのオランダ人の彼というのが、誰あろう
TDKが去年かその前ぐらいにカラー表紙で
オランダデビューを
させてもらった
オランダ唯一のアニメ雑誌「Aniway」
編集に参加している彼なのですが、
仕事はというとこれがヨーロッパのゲーム
会社に務めておいでです。

そこでちと出た話なんですが、まあこれ
ちょっと知り合いにもした話なんですが、
日本のゲームってここ数年とにかく
「操作を簡単に簡単に!!」ってしてきました
よね。塊魂の「レバー2本だけ」とか。

彼はヨーロッパ向けのPS2ゲームの開発を
本国でしているんですが、なんでも
彼の担当しているゲームではとにかく
PS2コントローラーの空いてるボタン全てに
機能を割り振って、無意味なボタンが
ないようにするんですって。日本と逆ですね。

それは何故かというと、彼が言うには空いてる
ボタンが多いとゲーム作ってる同業者に
「おまえんとこのゲーム、手ぇ抜いてんじゃねぇか?」
と思われるんだそうで。本当かいな。

そう考えてると、シンプル操作をベストとして
「老若男女に対応せねば!!」の傾向って日本
だけなのかなー。ヨーロッパ、韓国とまだまだ
若い層ゲーマーが多いのかな。比較してみたい
とこですな。


......写真は、なんと本国に帰った彼にお願いして撮ってもらった写真。
つまり
「Pinky in Amsterdam」だ!! すげえ!! 感謝!! Uitstekend!! Dank u!!



2004. 05. 02 Sunday オランダさんの。【tark】


オランダの友達が来ました。
日本風ヤキトリのみ屋に連れて行って、
カシラやハツ、あとクジラの肉など
レアなものを喰わせ反応を楽しみました。

でも一番困惑していたのは、実は
なんでもない「枝豆」。枝豆の実を
一生懸命、箸の上に出そうと
していて弱った。

ところで、オランダ人の彼が日本で
買い込んでいた日本コミックのリストに
「苺ましまろ」が入っていておどろき。
あと「あずまんが」以上に「よつばと!」
を評価していて、
「クリエイティブだよな!!」という
私の問いかけに対して
「私もそう思う」という答えが
返ってきてなかなかうれしかった。
あんまし「よつばと」の持つ意味を
わかってくれる人が少なくて実に
さみしいものだ。

おもしろいからオランダの話、
次もしよう。



2004. 04. 30 Friday 地方のうまいもの【tark】


さて、今日はみなさんと 一緒に
カンロについて考えてみたいと思います。

カンロといいますのは栃木県佐野市のみで
販売されている、ごく庶民的なお菓子であります。

写真を御覧下さい。これがカンロです。
おそらく名称は『甘露』に由来すると
思われますが、本品は名称を簡潔に
片仮名で「カンロ」 と書きます。

私は知人宅からの帰り、駅近くのスーパーで
3コ入り198円で購入。
「お菓子」というからにお菓子コーナーに
あるかとおもいきや、おもいっきりスーパーの
豆腐コーナーの隣にありました。

開けてみるとごく普通の市販の紙コップ
(ピニールコップ)に蓋をつけただけの容器に
透明、あるいはオレンジ色の寒天。そして
黒色の糖蜜のみが付属されたごくごくシンプルな
構成であります。

つまり要する所は、この寒天に糖蜜をかけ、
寒天独特の甘味と清涼感を味わう簡易生産的な、
お菓子と呼ぶにも料理と呼ぶにも些かの
分別に迷う一品であります。
(読者諸氏には「あんみつの寒天部分だけを食するが
ごとし」と紹介するが判り易し哉?)

スーパーのおかみさんは、我輩がカンロの
白とオレンジとを迷ひたる折、「オレンジの方が
おいしい」と同品を勧めたるが、その真偽は不明也。


我輩、友人の勧めたる同品の意外なる有り様に
些かの動揺を覚えたるが、その「カンロ」なる
奇妙怪奇なる甘味を同日同夜、食するに至。


読者諸氏にこの感覚たるや伝わり難しと
考えたるが、率直なる感想を述べたれば、
意外や意外、我輩、中々の美味と覚えたり。
恐らくは昔と変わらぬ簡易なる製法が
現代においてこと珍しく、素材の旨味を
再確認するに至。

小生、本品を近々ブレイクを予感し
全国的な話題となるを予見す。

その先駈となりて本日、此の良き日に
読者諸氏、老若男女にカンロを勧めたるに至。


----------------------------------

……ブレイクするかどーかはどうでもいいや。
うまいよ、カンロ。