C++本調査メモ
C++関係書籍を調べた際のメモ。Amazonや出版社、書評を書いているページなどから情報をまとめたもの(著作権的にまずいかなぁ。。。)
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C++を学ぶ系(入門)
- C++ Primer 改訂3版 Stanley B. Lippman, Jos'ee Lajoie著 石川勝
訳、アスキー、2002.1
C++全体を解説。概要と基礎知識、C++がサポートする各種のプログラミングパラダイムをサンプルプログラムとともに詳細に解説。
- C++ Primerアンサーブック Clovis L. Tondo著 柏原正三 訳、アスキー、2002.1
『C++ Primer第3版』の演習問題を詳細に解説することにより、C++プログラミングをさらに深く理解する。
- 独習C++ 第3版 Herbert Schildt著、神林靖 監修、翔泳社、2002.11
Cを学んだ方がC++を学ぶための学習書です。ANSI/ISO標準C++に準拠しており、汎用性が高く、将来的にも望ましいコーディングスタイルを学ぶことができます。また、徹底した演習を行う学習メソッドにより、C++の基礎が効果的かつ確実に身に付きます。
- 標準講座C++ 基礎からSTLを利用したプログラミングまで Herbert Shildt著、柏原正三訳、翔泳社、1999.3
C言語の知識がなく、C++言語を習得したい方に最適です。STL(標準テンプレートライブラリ)とRTTIの詳細な解説など、最新のC++言語情報も盛り込まれています。また、CとC++の機能の中で、何が新しく、何が陳腐化しているのかを理解し、これからのC++プログラマが採用すべき記述方法を知ることができます。
- C++再考 新装版 Andrew Koenig, Barbara E. Moo著 小林健一郎 訳、ピアソン、2002.10
別のプログラミング言語を知っている人がC++を学ぶ時に共通に抱く疑問を説明しています。中級者の方には、いろいろな視点からの問題解決の応用力が身に付くように構成してあります。
C++の基本哲学とテクニックを、詳しく具体的なコードを使って解説しています。
そうすることで単に動くコードを書くのではなく、C++らしいコードを書けるようになります。
また、オブジェクト指向プログラミングとStandard
Template Libraryによるジェネリックなプログラミングが理解できるようになります。
C++コーディングガイドライン
- Exceptional C++ 47のクイズ形式によるプログラム問題と解答 H.サッター著、浜田光之 監訳、ピアソン、2000.11
本書は、C++での安定したソフトウェア設計に必要なことを項目ごとに具体的な例をあげて説明しています。その内容は、インターネットで人気の出たC++のサイト"Guru
of the Week (GotW)"の最初の30題を拡張して取り上げています。「問題とその解答」というクイズ形式を用い、問題の背後にある考え方、理由が理解しやすいように構成されています。
C++言語リファレンス
- プログラミング言語C++ 第3版 Bjarne Stroustrup著、長尾高弘 訳、アスキー、1998.12
C++の開発者Bjarne Stroustrupの著作。ANSI/ISO
C++標準、STLを加筆。言語の基本機能から抽象化メカニズム、標準ライブラリ、C++によるソフトウェアの設計方法を解説。
原典だけど、決して初心者向けではない。翻訳に苦言を呈する声もある。机の上に飾っておくと、効果が出る本かも。
STL
- 標準C++:STLの基礎知識 柏原正三 著、アスキー、2001.5
STLは、テンプレートを使った汎用ライブラリである。本書では、STLの主要コンポーネントの動作やしくみについて、実際にユーザー定義のコンテナや関数オブジェクトを作りながら解説する。
- C++標準テンプレートライブラリ P.J.Plauger, Alexander A.Stepanov, Meng
Lee, David R.Musser著 ロングテール, 長尾高弘
訳、ピアソン、2001.11
標準テンプレートライブラリ(STL)は、プログラミング言語C++のANSI/ISO標準規格のライブラリ部における重要なコンポーネントです。本書は、C++標準が規定するSTLのテンプレートクラス、テンプレート関数の使い方を、多くのコードを示しながら詳細に解説するものです。
テンプレート
C++デバッグ
- C++デバッグ技術(Visual C++プログラマーのためのトラブルシューティング) クリス H.パパス, ウィリアム H.マレイ著、技術評論社、2001.1
プログラマーが行う作業のうち大半の時間を占めるのがデバッグに関わる仕事です。プログラムが複雑になればなるほどバグは混入しやすくなり、また見つけるのが困難になっていきます。そういったバグをいかに早く、そして正確に潰せるかが、プログラマーの腕の見せ所とも言えます。本書は、バグの発見と対策にテーマを絞った、得難いトレーニング書となっています。まさに、すべてのプログラマーにとって「必読」の書籍です。
設計とC++
- マルチパラダイムデザイン J・コプリン 著, 金澤 典子 平鍋 健児 羽生田
栄一 訳、ピアソン、2001.12
マルチパラダイムデザインは,パラダイム――オブジェクトパラダイムやジェネリックプログラミングなど――を組み合わせて,最適なソフトウェアシステムを生み出す設計手法だ.その基盤となるのは,スコープ,共通性,可変性という極めてシンプルなアイディアである.しかし,アプリケーションドメインとソリューションドメイン(ソフトウェア技術)のそれぞれに共通性/可変性分析を実施することで,根拠のあるデザインを創り出すことができる.「ドメイン」という概念にメスを入れることになった本書のアイディアは,「ソフトウェアプロダクトライン」の基盤となり,設計の新しい潮流ASoC(Advanced
Separation of Concerns)の一翼を担うことになった.
Makefile
- GNU Autoconf/Automake/Libtool Gary V. Vaughan, Ben Elliston, Tom Tromey,
Ian Lance Taylor著、でびあんぐる監訳、オーム社、2001.3
GNUのソフトウェアがマルチプラットフォームを実現しているそのノウハウを、ツールを通して説明している。
レビュー記事 www.linux.or.jp 管理グループが企画主催しているブックレビューのコーナーに記載された本書のレビュー記事。
コンパイラ・リンカ
- Linkers & Loaders John R. Levine著、榊原一矢 監訳、オーム社、2001.9
リンカとローダの動作、オブジェクトファイル形式について。www.linux.or.jp管理グループの企画主催によるブックレビューコーナーのレビュー記事。