電子メール関連

Eudoraの使い方、電子メールのしくみについて診断します。

最終更新 1999年10月23日


診断項目一覧


[添付書類/MS-Word]

Title: インターネットの電子メールでMS Wordの文書が読めません。

[症状]
インターネットの電子メール(Eudora)でMS Wordで書いた英文の文書を添付して海外に送りました。私はMacを使っていますが、相手はWindowsを使っており、添付ファイルが開けないとの返事が来ました。どうしたらよいでしょう。
[診断]>
普通はMacとWindows間でもファイルの形式さえ同じであれば自由にやり取りが出来ます。WindowsからMacへのファイル転送は対応の方法が色々あるのですが、残念ながらMacからWindowsは変換できないケースもあります。このケースの場合、一番考えられるのは圧縮の方法が異なる場合です。MacとWindowsに共通の圧縮方式を試してみてください。

[Eudora]

Title: Eudoraで複数のメールアドレスに来た手紙を一つの書簡箱で保管したい

[症状]
Eudoraを複数のメールアドレスで使うときシステムフォルダの書簡箱を共通で使うことはできないのでしょうか?たとえばmary@aaa.or.jpに送られてきたメールをチェックして、それを書簡箱"A"に移動したあと、mary@bbb.co.jpのメールもチェックして、それも同じ書簡箱"A"に移動したい時です。
[診断]>
書簡箱のエイリアスを置けば可能です。PowerBookとDeskTop機で、メールを相互に管理す
るのにも応用できます。

[Eudora]

Title: 一台のMacでEudoraを使い2つの受信フォルダを持ちたい

[症状]
Title:
夫婦で一台のMacを使用しています。最近プロバイダーに加入して、それぞれのメールアカウントを取得しました。1つのEudoraを二人で使う(受信フォルダーは別々)ことは可能でしょうか。
[診断]>
Eudoraをインストールするとシステムフォルダの中に「電子メールフォルダ」(Eudora-Jの場合)もしくは「Eudora folder」(Eudora-Eの場合)が出来ます.このフォルダを複製して,メールの設定というファイルの名前を変更しそれぞれの方の設定を行ってください.これで,二人で使うことができます.

[Eudora/バグ]

Title: Eudora-ProのMessage-ID にMacのIPアドレスが入ってしまう

[症状]
先日、Eudora-Proを購入し使おうとしたところ、Message-ID にメールを送信したMacのIPアドレスがそのまま書き込まれてしまいます。どうしたらよいのでしょうか。
[診断]>
上記を解決する為のパッチが配布されています。これを使い「Eudora Pro 2.1.3-Jr3」にすれば、メールサーバが作成した Message-Id が入るように修正されます。詳しくはクニリサーチのEudoraのページ(http://www.kuni.co.jp/eudora/eudora.html)を見てください。

[インターネット/電子メール]

Title: Eudoraで「あれ、漢字Shift JIS コードだな、これ」と言うメッセージは何?

[症状]
Eudora-J を使用していますが,私書箱をチェックするとき、「あれ,漢字Shift JIS コードだな、これ」というたぐいのメッセージがよく出てきます。これは異常なのでしょうか?
[診断]>
文字通り、普通JISで流れているメールがSJISのまま到着したという事です。
Eudora-J ではJISコードを使うことになっています。しかし、つい最近まで電子メールの主流はUNIXでここではShift JIS(SJIS)が使われていました。従って、相手のメールソフトがSJIS設定されていたり、送信側のサーバ(SMTPサーバ)や受信側のサーバ(POPサーバ)が自動的にSJISに変換するように設定されている場合もこのようなことがおこります。海外から送ったり、学校や会社のサーバーを経由してメールを送ると文字化けが多く発生するのもこの原因です。
すべてのメールでそのようなメッセージが出る場合は不便ですので、プロバイダーやLANのSMTP サーバの管理者に確認するのがよいでしょう。

[インターネット/電子メール]

Title: 海外と電子メールをしているが添付書類が送れない

[症状]
海外の事務所とプロバイダー経由で電子メールの交信を行っています。使用機種はどちらもMacでソフトもEudora-Jを使っています。大体は正常に送れるのですが、時々文字化けが発生するのと、日本語の添付書類がPOPサーバーまでは送られるのに相手に届きません。


[Netscape/Eudora/設定]

Title: 複数のプロバイダーでEudoraやNetScapeの設定を切り替えたい

[症状]
自宅と会社、または複数のプロバイダとの契約等で、複数のアカウントを持っている場合、MacTCPおよびMacPPPの切り替えは簡単にできる事が分かったのですが、EudoraおよびNetScapeにおける、POPアカウントやSMTPサーバーその他の設定を簡単に切り替える方法というのはあるのでしょうか?
[診断]>
個人で2つ以上のメールアドレスを持つ場合。
−システムフォルダ内の「電子メールフォルダ」を一旦外へ出してからEudoraを起動する。「設定変更」を再度再度行いEudoraを終了する。
−システムフォルダ内に出来た電子メールフォルダの中の、「電子メール設定」を取り出し、適当な名前、「電子メール設定B」等に変更して、最初に取り出した電子メールフォルダの中に入れる。もとの「電子メール設定」も「電子メール設定A」等に名前を変える。
−システムフォルダ内に出来た電子メールフォルダの中から全てのファイルを捨てる。
−Eurodaの立ち上げはEudoraのソフトではなく、「電子メール設定A」と「電子メール設定B」を直接クリックすることで立ち上げると、クリックしたほうの設定が行われる。

複数の人が同じMacのEudoraを使用する場合。
−設定だけでなく、保存する書類ファイルや署名、ニックネームも異なるため、外に出した「電子メールフォルダ」そのものを複数用意する。
−上記のやり方で、各々の中に、「電子メール設定A」、「電子メール設定B」、..を作り入れる。
−「電子メール設定A」、「電子メール設定B」、..のエリアスを作り、これを適当なところに置いておき、人により切り替えて使う。

[Eudora/設定]

Title: 同じ電子メールを会社と家の両方でみる方法はありますか。

[症状]
私は自宅と会社でインターネットを使っています。自宅で見たメールを会社に行ってから返事を出すとか、反対に会社で見たメールをもう一度家に帰ってみたい思うときがあります。しかし、片方で一度見てしまうともう片方では見ることが出来ません。ユードラJを使っているのですが、両方で見れる設定とうのは出来るのでしょうか。

[診断]>
両方から自由に引き出せる方法というのはありません。それではメールサーバーの負担が大きくなってしまうので、ユーザーが読んだものはサーバーから消す必要があるからです。
しかし一回だけの猶予は残されています。
ユードラの「スイッチの設定」に「サーバーに手紙を残す」と言う設定があります。これをオンにしたパソコンで引き出したメールはサーバーに残されます。
例えば全てのメールは自宅で管理するという場合は、自宅のEudoraの設定はオフ、会社のEudoraの設定はオンにしておきます。こうすると会社で読んだものは全て自宅でももう一度取り出すことが出来ます。しかし、自宅で読んだものは会社では取り出すことは出来ません。
朝自宅でメールを読んで。その返事は会社で書きたいというような場合は、Eudoraの「転送」の機能を使って自分宛てに送っておくことでしょう。
また「サーバーに手紙を残す」機能は受信メールにだけ有効ですので、会社で出した送信メールを自宅でも取り出したい場合は、送信の設定で「自分宛てにもコピーを配付」をオンにしておくか、送信の度に「cc:」に自分のアドレスを入れればOKです。(96.7.21編集)


[電子メール/文字化け]

Title: 日本語の電子メールが文字化けして受信も送信も出来ません。

[症状]
私は香港に住んでいるWindowsユーザーなのですが一週間ほど前から、香港のプロバイダーを通じて私もインターネットができる ようになりました。Netscapeを楽しんだ後、友達に電子メールを送ってみたところ、3人が3人とも文字化けして読めないと連絡がありました。ところが、友達からの電子メールも日本語は文字化けして読めないのです。 友達の機種もたぶんMacのはずです。 Fontの問題でしょうか。プロバイダーの問題でしょうか?

[診断]>
現在のインターネットは英語システムをベースとしており、日本語のような2バイト文字を扱う場合は、注意が必要です。
他の患者さんのカルテにもありますが、プロバイダーのサーバーそのものが日本語に対応しておらず、日本語のような2バイト文字情報を拒否するものがあります。この場合は、電子メールの本文で日本を送受信することはできません。

今回の場合は、私のところへは日本語で正常に届いていますので、これは貴方の電子メールソフトと3人のお友達の電子メールソフトの日本語の設定の違いの問題だと考えたほうがよいでしょう。

日本語のコード(文字一つ一つに与えられた番号)にはJIS、シフトJIS、EUC等の異なる方式があり、発信者と受信者が同じコードが使える環境でないと文字化けを起こしてしまいます。
ちなみに、私宛てに送られてきた貴方のメールのヘッダを見ますと、
Content-Transfer-Encoding: 8bit
Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp と書かれています。
これはJISコードで発信されたことを示しています。

相手がNifty-Serveのようなパソコン通信のメールシステムを使っている場合、シフトJISを撰択していると文字化けが起こります。
また貴方は現在電子メールソフトとしてNetscapeをお使いのようですが、これには自動的に日本語コードを判定する機能がないので、Eurora-Jのような専用ソフトを使うことをお進めします。(96.7.21編集)

[Eudora]

Title: Eudoraで文字化けが起きるのですがなぜですか。

[症状]
はじめまして パソコンはじめて1ヶ月インターネットはじめて2週間になる初心者 です。使用機種Perfoma6310でOSは漢字Talk7.5.1です。
いきなり質問ですがユードラを使ってメールをだしたところ文字化けしたことがある のですが、どしてなのか教えてください。文字化けしたのは1度だけです。

[診断]>
文字化けをする理由は一番多いのは日本語の文字コードの違いによるものです。漢字にはそれぞれ2バイトのコード(4桁のHEX番号)がふられていますが、これにはJIS、シフトJIS、EUCなどの全く異なる体系があり、これが発信者と受信者で異なると文字化けが発生します。 この場合は前文全く読めなくなりますが、一部だけ化けて読めない場合は、通信中のエラーによるものです。最近のモデムは性能がよいのでハードによる文字化けはあまり起こらなくなりましたが、通信状況の悪い海外との交信ではエラーが発生することがあります。 これ以外にソフトの不具合もあり、Netscapeのメールには一部文字化けするバグがあります。 (96.7.21編集)

[Eudora]

Title: ユードラを開かないでメールが届いたことを知る方法はありますか。

[症状]
インターネットを始めてまだ数週間。電子メールが届くのが待ち遠しいのですが、いつ私書箱をチェックしても何も来ておらずがっかりです。いちいち除くのも空しいので、メールが届いたときだけ、ユードラを開かなくてもそれを知らせてくれる方法はありませんか。

[診断]>
私も本当にこういう機能があれば便利だと思います。
ちょっとインターネットのメールシステムについて説明しておきましょう。
よく懸賞などで中央郵便局私書箱23号というような宛先がありますね。中央郵便局には私書箱というマンションの郵便受けのような部屋があり、私書箱宛ての郵便はここに入れられるわけです。実際の受取人は適当な時間に鍵をもってこれを取りに来るわけです。これは受取人が本当の住所を知られたくない場合や、住所不定の場合、または懸賞のように通常の郵便と一緒に配達されるとその仕分けが大変という場合にメリットがあります。
インターネットのメールシステムもこれと同じ私書箱システムを採用しています。プロバイダーもしくは各POPサーバーというものがあり、この中に各ユーザーの私書箱が割り当てられます。この長所はどこからでもそのサーバーに接続すれば自分のメールを引き出すことが出来ることです。
この場合ユーザーがどのパソコンから接続しているかは分からないのですから、電子メールがPOPサーバに入ったことを知らせることは出来ないわけですから、ユーザーが自分からチェックしにいく必要があります。
インターネットに接続した状態で、なおかつEudoraを起動した状態であれば、定期的に自動的に私書箱を除くという設定をすることも出来ますが、メールの少ない一般の人には余りメリットはないでしょう。
インターネットを活用するためには、余り不精をせずに毎日一回はインターネットに接続し、電子メールをチェックする習慣をつけたいものです。(96.7.21編集)

[Eudora]

Title: ユードラでEudora-JとEudora Proの違いを教えてください。

[症状]
電子メールソフトで私はEudora-Jというのを使っていますが、雑誌にはEudora Proという名前も見受けます。何が違うのですか。

[診断]>
Eudora(現在はEudora Liteという名前になっている)は米国イリノイ大学で開発されたフリーウェアで、Eudora-Jはそれを日本人が日本語化したのものです。一方Eudora ProはEudora LiteをベースにQualcommという会社が製品化したものです。これも日本語化され、日本のクニリサーチから販売されています。
Eudora LiteとEudora Proの機能はほとんど同じですが、日本語版のユードラは若干バージョンが古いためProとの差はもうちょっとあります。Proの方が細かい点で、ユーザーインターフェースがよく、MIMEの設定など細かな設定が出来ることと、特にメールのフィルタリング(題目等で自動的にフォルダーを分類する)機能が特長です。またEudora ProにはWindows版もあるため、MacとWindowsが混在している組織ではEudora Proを導入するメリットがあります。
しかし一般の個人では、ユードラJ(Eudora Lite)で十分でしょう。頻繁にバージョンアップもなされていますし、何と言っても無料で使用することが出来ます。性能的にも十分に安定しています。
ユードラとユードラ・プロの間にはファイルの互換性がないので、途中で切り替えると古いメールが読めなくなることに気を付けてください。(96.7.21編集)

[Eudora]

Title: パソコン通信から送った添付書類がEudora-Jの本文中に入ってしまいますが添付書類のままにできませんか。

[症状]
友人はインターネットに入っていないので、パソコン通信のPeopleで電子メールのやり取りをしています。ある時。バイナリファイルを添付書類として送ってくれました。Netscape Mailで受信すると添付書類のままでしたが、Eudora-Jで受信すると添付書類の内容が本文中に暗号のように入ってしまいます。Eudora-Jのどの設定を変更すれよいのでしょうか。

[診断]
フリーウェアのEudora-Jは添付書類はBinHex変換されたものしか認識しません。それ以外のMIME形式、例えばUUencodeやBase64(狭義のMIME)形式のものはそのままメールの本文中に挿入されます。
これを読むには、Eudora-Jでそのメールを開いた状態で「保存」または「新規保存」をするとテキストファイルとして保存されます。そのファイルをMpack等のアイコンの上にドロップすれば自動的にデコードされたファイルができます。くわしくはMy Tipsの「インターネットにおけるファイルの圧縮と解凍」をお読みください。
Eudora ProであればUUencodeやBase64にも対応しています。

[Eudora]

Title: Eudora-Jの添付書類としてバイナリファイルをMS-Mailに送ることが出来ません。

[症状]
私はMacで電子メールにはEudora-Jを使っています。Windows3.1でMS-Mailを使っている友人にバイナリ添付ファイルを送りたいのですがうまくいきません。本文中に文字化けした状態で届いてしまうそうです。相手はuuencodeしたファイルなら読めるといっています。Macから正常にuuencodeしたデータをメールで送信する方法を教えてください。

[診断]
インターネットではテキストしか送付できないことはご存じですよね。従って、バイナリーファイルを送る場合は、あらかじめテキストファイルに変換してから、添付書類にするのが正しいのですが、最近のメーラー(電子メールソフト)には自動的に変換する機能がついていますから、ユーザーの中にはバイナリーファイルをそのまま送っている場合もあります。相手も同じメーラーを使っている場合は自動的にデコードも行われるのですが、そうでない場合はデコードされず、本文に残ってしまう場合があります。
相手がDOS(Win)の場合は、Base64(MIME)かuuencodeで送るのがよいでしょうが、Eudora-JはBinHexしかサポートしていません。従って、"UUundo"や"UUlite"といったソフト(いずれもフリーウェア)でエンコードしてから送ってください。
Eudora Proであれば、いくつかの変換方式が選択できますので、そこからuuencodeを選択してください。

[電子メール/添付書類]

Title: Eudoraの添付書類でEGWordで作成した文書をフォーマットのまま送りたい

[症状] 会社では文書作成にEGWordを使っています。家で仕事をして、インターネットでEGWordで作成した文書を送りたいのです。Euroda-Jの添付書類でその文書を送ったら、メールの本文に入って届きました。一応はテキストとしては使えましたが、フォーマットをし直す必要がありました。どうしたらEGWordの形式のままEudoraで送ることが出来るでしょうか。

[診断]
これはEGWordの文書ファイルのまま送付したのですね。Eudora-Jはバイナリファイルは自動的にBinHex形式のテキストファイルに変換しますが、始めからテキストファイルのものはそのまま本文に入れて送ってしまいます。そのときにテキスト以外のフォーマット情報は全て消えてしまいます。
こういう場合は、いったんSutffit等で圧縮をします。そうするとフォーマット情報も含めてバイナリファイルになります。それをそのまま送ります。受け取った相手はそれをStuffit Expanderで解凍すればEGWordファイルが現れます。

[Eudora]

Title: Eudoraを一つのアカウントで複数で使いたいのですが、設定がわかりません
[症状]
私の仕事先ではプロバイダー経由で電子メールを使い始めました。。主に会社宛に来るメールへの対応が目的のため、メールアカウントは一つしかとっていません。会社にはパワーブックが数台あり、どこからでもインターネットに接続できます。
当然のことですが、違うマックから一つのメールボックスにアクセスすることになりますので、2番目以降にメールボックスを開いた人は、既に開かれたメールは読めないことになります。
これはまずいので、誰かが既に読んだメールでも、他の人が読めるようにしたいのです。
操作メニューのスイッチで、「メールをサーバに残す」をチェックし、テストしてみたのですが、「既読メールをスキップしています」というようなメッセージが出て、スキップされてしまいます。これはいかんともし難いのでしょうか?

[診断]
「メールをサーバーに残す」の設定と、「複数でEudoraを使う方法」を併用すれば、ご要望のものが実現できます。
EudoraはPOPに接続したときに、個々のマシンのEudoraの「受信簿」を参照し、既読のものは受信しないようにします。一台のMacでも複数の受信簿を作って、そこから起動すれば、それぞれの受信簿でまだ読んでなければ新規メールとして受ける取ることができます。
テストが失敗したというのは、同じマシンで2回やってみたからでしょう。
ただ注意しなければならないのは、「メールをサーバーに残す」を設定しておくと、どんどんメールが貯まっていきます。メールの保管期間や容量はプロバイダーによって異なりますが、いつまでも多くのメールを貯めっぱなしにしておくのはよくありません。一台だけ、「メールをサーバーに残す」の設定を外したものを用意しておけば、このマシンから読んだ時点でサーバーのメールが消滅しますので、こうしてください。

[電子メール/添付書類/ZIPファイル]
Title: メールで受け取ったBase64エンコードされたZipファイルが開けません

[症状]
Netscape Mailで"inbox"という名称のファイルを受信しました。ファイルは無意味な文字の羅列で、ファイルヘッドには、
   Type:application/X-zip-compressed
   Encodeing; base64
という表示が見えました。zip形式の圧縮ファイルと考えmacZipの上にドロップしたら"inbox.gz"なるアイコンとなりました。さらにこの "inbox.gz""のアイコンをダブルクリックすると自動的に"inbox" に変換されました。
次に雑誌の付録CDにあったMPackをHDにコピーし、"inbox" をdrag & drop したら"inbox.mime"という新しいファイルが出来ましたが、これ以上はType 1 のエラーが出て開くことが出来ません。

[診断]
このファイルはまずzip形式で圧縮され、さらに電子メールで送るためにBase64方式でテキスト化されて送られたものです。反対にNetscape Mailで受けとる場合は、この逆でまずBase64のデコードが行われ(Netscape Mail内蔵の機能)、更にMacGZipで解凍までが行われています。従って、貴方が受け取った"inbox"が最終形ということになります。
これが開けないとすると、画像ファイル形式そのものが特殊なものということになります。 GraphicConverterで開いてみてはいかがでしょうか。

[Eudora]
Title: Eudora Pro 2.1.3Jで私書箱を開くことが出来ません

[症状]
パフォーマ6210(48MB/800MB、漢字Talk7.5.1+System7.5Update2.0)で電子メールソフトとしてはApple Internet スタータキットに含まれているEudora Pro 2.1.3Jを使用しています。「私書箱をチェック」をを選択すると、“メール確認中”というダイアログメッセージが出てきますが、いつまで待っても接続されません。ダイアログには「(0.0.0.0)に接続中」と表示されままです。フリー ズしているわけではありません。設定ミスだと 思うのですがどこが原因だか解りません。
[診断]
「私書箱をチェック」の時はEudoraは指定のPOPサーバーを探しに行きますね。 その時のPOPサーバーのIPアドレスがメッセージウィンドーに表示されます。 (0.0.0.0)と表示されているのは
1)POPアドレスが指定されていない。
2)プロバイダーの内部の問題でPOPサーバーへのアクセスが出来ない。 のいずれかだと考えられます。
1)の場合はいくらまっても接続できません。アドレスを設定する必要があります。 Eudora Proに変えてから設定し直しましたか。
2)の場合は暫く時間をおいて接続し直すとか、複数の電話番号がある場合は違う所から接続するとかかることもあります。
(治療の結果は基本設定のPOPアカウント が間違っていたからでした。)

[Eudora]
Title: Eudoraの過去のメールをNetscapeに移動したいのですが可能ですか

[症状]
以前はEudraーJを使っていましたが、最近はNetscape Navigatorのメールの方が切り替えなくてすむ分だけ便利なのでもっぱらこちらを使うようになりました。EudraーJの過去のメールを全てNetscapeのほうへ移動させた いのですがどうすればよろしいでしょうか?

[診断]
いわゆるファイルの形で、Netscapeに読ませることは出来ません。 どうしてもと言うのであれば、今までのEurodaの受信ファイルを全て自分のアドレスにリダイレクト転送し、それをNetscpae Mailで受信すればNetscapeのファイルになります。 過去のメールがいくつあるか知りませんが、何十もあると電話代がかかりますからあまり現実的ではありません。 私は時々Netscapeで受け取ったメールをEurodaのファイルとするために転送しています。私にとってはEudoraの方が使いやすいものですから。

[Eudora]

Title: Eudora-Jでの自動改行の文字数を変更できますか

[症状]
私はクラブをやっていてその会員に対しメーリングリストでメールを配布しています。
そのルールとして、「1行の文字数は全 角35文字以内にしましょう」としています。Windows用のメーラーには自動改行の文字数を設定できるものがありますが、Eudora-Jの場合は全角38文字に固定されていますね。このため再レス、再 々レスとなると、苦しいものがあります。何らかの裏技で35文字に設定できませんか。

[診断]
電子メールで改行が必要なのは、昔のラインプリンターの制約の名ごりで、38文字というのもIBMカードの80桁(全角40字)に由来するのでしょうね。
残念ながら、Eudoraには設定変更の機能はなく、裏技も知りません。
まあレス、再レスまでであれば問題ないので、いいのではないでしょうか。

[画像ファイル/BMP]

Title: 電子メールで送られてきたBMP形式のファイルが読めません

[症状]
友人がデジタルカメラで撮影した画像を電子メールで送ってくれました。友人はWindows95を使っていて、ファイルの拡張子はBMPと書いてあります.開こうとしても開けません。何か特別なプログラムで読めるようになるのでしょうか。

[診断]
画像ファイルには数十種類の形式があります。BMPはWindows用の画像ファイル形式です。 本来はそれぞれ専用のソフトで作られているわけですが、それでは不便なので、どんな画像ファイルでも開いてしまうというソフトがあります。 それはGraphicConverterというシェアウェアがあります。 Internet Magazine等の雑誌の付録のCD-ROMに収録されているほか、インターネット上でも簡単にダウンロードできます。これでOpenをすれば開くことが出来ます。もしうまく行かないときは、Openのダイアログ画面にFiterというところがありますから、BMP/RLE-Windowsというファイル形式を選択すれば開くことが出来ます。
GraphicConverterはその名のとおり、ファイル形式を変換することが出来ます。 BMP形式はMacでは一般的ではなく、Photoshopや他のソフトで扱うとき面倒ですから、PICTかJPEG形式にでも変換(Convert)しておいたほうがよいでしょう。変換はOpenした後、Saveをするときにファイル形式としてPICTなりJPEG形式を選べばよいのです。 挑戦してみてください。

[Eudora/添付書類]

Title:ユードラで受け取ったLHAファイルらしいものが解凍できません

[症状] 友人から電子メールでフォントを送ってもらいました。私はEudora-Jを使用しています。ところが添付書類になっておらず長いメールが複数通届きました。
先方からは「圧縮:Mac LHA」としか記載されておらず、メールの本文は訳の分からないプログラミング(?)文字がずらずらと並んでいます。
ファイルの解凍は経験がないのですが、MacLHA,LHA Expanderを入手し思い切ってやってみました。
プログラミングとおぼしき文字の部分を コピーしテキストファイルとして保存、名前にLHA、LAZ、LZHの拡張子をつけて解凍してみましたが、何もでてきません。
メールの始めに次のような記載がありました。
 Content-Type: multipart/mixed; boundary="
 This is a multi-part message in MIME format.
 Content-Type: text/plain;
 charset=iso-2022-jp
 Content-Transfer-Encoding: 7bit
 Content-Type: application/octet-stream;
 x-mac-type="4C484120";
 Content-Transfer-Encoding: base64

[診断]
インターネットでファイルを送る場合、「圧縮」と「テキスト変換」の二つが行われます。(詳しくはMac ClinicのMy Tipsの中のテキストを読んでください)。 LHAというのは圧縮方式で、これはMacLHAで解凍することが出来ます。
上記のファイルはLHAで圧縮された後、Netscape Navigatorのメールで送られているため(ヘッダのX-Mailer: Mozilla 2.02 [ja] という表示で分かります)、MIME(Base64)という方式でテキストに変換されて送られてきました。 しかしあなたがお使いのEudora-Jの変換方式はBinHexのため、添付書類とはならず、テキストのま本文の中に入れられてしまいました。電子メールが扱える文書量は制限がありますから(インターネットの規定)、これを越えるものは数通のメールに分割されてしまいました。

今回のファイルをデコードする方法ですが、 まず、Eudora-Jの受信簿を開き上記の一連のメールをまとめて選択し、「ファイル」メニューの「新規保存」で適当な名前を付けて保存します。このとき「ヘッダ」や「段落を推定」のチェックをどちらも外します。こうすると一枚のテキストファイル(一般にはSimple Textファイルになるはずです)が出来ます。 このSimple Textのアイコンを「Mpack」という解凍ソフトにドロップします。これでまずMIMEのデコードが行われます。 次にこれをMacLHAで解凍すればオリジナルのファイルとなるはずです。

今後、こういう不自由を起こさないようにする一つの方法は、発信者と受信者が同じメーラーを使うことです。この場合、相手もMacを使っているのですから、もう一度Eudora-Jで送ってもらえば単独の書類の形で届きます。これをMacLHAで解凍します。

[Eudora/文字コード]

Title: Eudoraで受信メールの日本語が文字化けします

[症状]
私は大学のLANでEudoraを使っています。別のある大学からメールを受け取ると、日本語がが文字化けしてしまいます。 相手のマシンはIBMで、メーラーはAT-TCP/32-0とのことです。文字化けは受信の時だけ発生します。

[診断]
これは多分、IBM側(これは日本にあるマシンですか?)の日本語の設定が合っていないからだと思います。 受信したメールのヘッダを見てください。
 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp
iso-2022-jpであればJISコードで送信されたという意味ですが、それ以外の文字コードの場合は、正常に読むことが出来ません。 その大学からのものはここがどう表示されていますか。 相手方の設定が返れないときは、受信者側でコード変換を行うしかありません。フリーウェアでいくつかの変換ソフトがあります。



Title: Netdcap2.0からメールした文字が化けるのはなぜ

[症状]
>PowerMac 9500/132(65MB/2GB、KT7.5.5)でNetscape 2.0でメールのやり取りをしているのですが、人から受け取ったmailは正しく読めるのですが、私が送ったmailはいつも文字価しているてです。原因は何が考えられるのでしょう?

[診断]
Netscape 2.0のメールの日本語処理には問題がありますので送信時に文字化けがおきます。3.0以降を使うか、Eudora-Jをお使いください。
[治療結果]
ネットスケープを3.0の日本語版に変えたところ、文字化けが直りました。ちなみに前に使っていたのは2.0の英語版でした。(96.12.20)



Title: WindowsのEudora-Proで受け取ってしまったマックドロープロのファイルが開けない

[症状]
私の会社ではWindowsとMacが混在しており、メールはお互いにEudora Proを使用しています。Macのマックドロープロで作った書類が添付書類で送付された場合、Macで受け取った場合はもちろん問題ないわけですが、Windowsで受け取ってしまうと、Windowsで開けないだけでなく、Macに転送してももう開けなくなってしまいます。今は、しかたなくWinでは、添付書類を自動デコードしない設定で、本文でBINHEXファイルで受けた後、手動でデコードしています。
私は家ではMacを使っており、もっと簡単に再生する方法はないでしょうか。



Title: メールIDの変更の仕方を教えて!

[症状]
Performa5420でEudoraを使ってるのですが、メールIDの変更の仕方がわかりません。自分の好きなものに変えれるのですか?

[診断]
メールIDはプロバイダーによって自分で好きなものを登録できる場合と、NIFTYのように機械的に割り振られるものとがあります。貴方のはiq009028ですから後者でしょう。いずれにしてもこれを変更することは出来ません。自分の好みのIDが欲しい場合は、IDが指定できるプロバイダーと契約するしかありません。(97.1.3)



Title: Netscape3.0のメールで添付が上手くいきません

[症状]
自宅ではPerforma 6310(48MB/1.2GB、KT7.5.5)、会社ではPower Book 5300c(32MB、KT7.5.1)を使用しています。どちらもISDN接続でNetscape3.01を使ってメールのやり取りをしています。添付送る場合、自宅から会社はいいのですが、会社から自宅が上手くいきません。JPEGの画像とクラリスドローで作成したものが上手く受け取れません。意味のない、文字の羅列になっています。

[診断]
Netscapeの場合は添付書類のテキスト変換方式としてBase64を使っていますが、送受信両方ともNetscapeを使っている場合はそのまま変換されるので、通常は文字化けの問題は起きません。
[治療結果]
思い切って初期設定フォルダーのNetscapeフォルダを外へだしたら問題が無くなりました。その後、設定の中味を一つづつ戻してみたところ、アドレスブックを戻すと異常が出ることがわかりました。
原因はアドレスブックが壊れていたためだったようです。(97.1.4)



Title: 電子メール新聞を出したいのだが、レイアウトがきれいにできない

[症状]
プロバイダーの会員に対し、電子メールによる会報を作成しています。インプレスのInternet Watcherのように、表題部分に罫線や■等の図形記号を配置しているのですが、受け取った側で見るとそのレイアウトがくずれ見にくくなってしまいます。メーラーはInternet Mailです。

[診断]
電子メールは一行1バイト文字で76文字、2バイト文字ではその半分の38文字までしか送付できないことはご存じですよね。
これは昔IBMのカードが横幅80文字だったため、文章を常に80文字づつ送る(制御記号が含まれるので、実際の文章は76文字)仕組みが出来たのだと思います。
そのため、現在のメーラーには自動的に、76文字で改行してから送信する機能がついています。
長い文章の場合は、気にせず書いてもよいのですが、電子ニュースレターのように、体裁を整える必要のあるものは、この76文字の範囲でレイアウトをする必要があります。
貴殿の例を見ますと、これが長くなっているために、体裁がくずれたり改行が重なって読みにくくなっています。本文のところはむしろ、文章の途中では改行をしないようにしたほうがよいと思います。(97.1.20.)



Title: AのプロダーからBのプロバイダーのメールボックスを読む方法はありますか

[症状]
私は2つのプロバイダーと契約しています。それぞれのメールを読む場合、いちいち接続し直すのは面倒なので、Aのプロバイダーに接続中に、Bのメールボックスへもアクセスできるととても便利なのですが、こんなことは出来るのでしょうか?

[診断]
例えばEudoraでこれをやるには、プロバイダーA接続設定のEudoraとプロバイダーB接続設定のEudoraの二つを作ります。設定ファイルを二つ作る方法でもいいです。
プロバイダーAに接続した状態で、プロバイダーB用のEudoraを起動するか、既にA用のEudoraを開いている状態なら設定ファイルを切り替えてもよいです。
プロバイダBが外部サイトからのpopperアクセスを拒否するような設定をしていない限りこれで接続できるのですね。(97.2.14.)



[電子メール]
Title: 学校に寄贈されたIIfxで複数で電子メールに使いたい

[症状]
田舎の高校ですが、篤志家の方よりIIfx(20MB/200MB、KT7.5.1)を寄付していただきました。しかし、HDがApple純正のものではないので、MacOS7.6をインストールしようとすると、ドライバの更新のところで止まってしまい舞う。これを使って、20人程度の生徒に個々のアカウントで電子メールを利用させたいのですが、最も安く利用するにはどうしたらいいでしょうか?
インターネットは町が公営でプロバイダをやっており、人数分のアカウントをとることの費用は心配する必要はありません。

[診断]
MacOS7.6がCPUが68040かPowerPCにしか対応していません。 IIfxはCPUが68030ですから、そもそもMacOS7.6は使えません。入ったままのKT7.5.1でもインターネットをするには特に問題はありません。無料のアップデータが入手できれば、KT7.5.5までアップデートするのがよいでしょう。これだと、Open Transportが使えるので、インターネットの接続性能があがります(詳しくはMac Clinicの「図書室」の資料をお読み下さい)。
メモリは20MBですからハード的な問題はありません。後は、プロバイダ接続のためのモデムを買うだけです。必要なソフトはPPP接続ソフトとメールソフトだけです。PPPソフトはフリーウェアのFreePPP2.6.2でよいでしょう。
肝心のメールソフトですが、最近の市販ソフトの大半はマルチユーザー対応になっていますから、これを購入すれば、スマートに使うことが出来ます。しかし、費用を最小限に抑えたいというのであれば、フリーウェアのEudora-Jをお奨めします。電子メールの仕組みを理解するうえでも、このメーラーはよ く出来ています。マルチユーザーで使う方法は、「電子メール」のカルテを探して下さい。他人のファイル(受信簿)も開くことが出来るので、本格的な使 い方は出来ませんが、学習用であれば実害はないでしょう。(98.10)

[電子メール]
Title: Eudoraで添付書類を送ろうとすると「半角カナ...」のアラートが出る

[症状]
Eudoraで添付書類を送ろうとすると、「半角カナを含んでいるので送信できません」というアラートが出ます。添付ファイルは画像ファイルなのに、なぜこのようなエラーが出るのでしょうか?

[診断]
添付書類を付ける場合、そのファイル名がヘッダに記録されます。最終的にはファイル名しか記録されないのですが、送信されるまではそのファイルのディレクトリも記録されます(ディレクトリとはファイルの場所で、'My HD/書類/aloha.jpg"という記述になります)。そのディレクトリ中に半角のカナがあるとEudoraはエラーを出します。
この例では調べてみると、ハードディスク名に丸付のRが付いており、これが日本語システムでは半角カナの「ィ」と認識されたために起きたエラーでした。(98.10)

[電子メール/外国語]
Title: 海外から来たメールが、Eudra-Jで読めない。

[症状]
私はEudora-Jを使っていますが、海外にいる友人から来たメールが文字化けして読めません。友人はWindows用のEudora Lightを使っています。ヘッダ情報ではエンコード方式は"quoted-printable"となっています。Netscapeだと文字化けしないのにEudora-Jだと文字化けするのはなぜでしょうか。

[診断]
電子メールの信号はASCII文字しか扱えませんので、日本語の場合は何らかの方法で一旦ASCII文字に置き換え(エンコード)て送信し、受信するときに復元(デコード)する必要があります。
送信側と受信側でこの方式が一致していないと正しく文字を復元することは出来ません。今回のケースでは御友人のメーラーが標準のISO-2022-JPエンコード方式に対応していないために発生した問題です。本来日本語が扱えないメーラーで日本語を送ると、"quoted-printable"で変換されてしまいます。
この場合の解決法としては、友人にも日本語が使えるメーラーを使ってもらうのが一番よいでしょう。Outlook Expressであれば英語版であっても日本語のエンコーダがついています。または、貴方の方がquoted-printableにも対応しているメーラーを使うことです。Mac用のOutlook Express、市販のEudora Pro等がよいでしょう。(98.10)

[電子メール/添付書類]
Title: メールの本文にGIFファイルが文字になって送られてきたのですが

[症状]
Power Mac 9500/120(OS7.5.3)でEudora J1.3.8.5で電子メールを行っているのですが、最近受け取ったメールで、本文中にGIFファイルが文字になったようなものが送られてきました。どうしたら内容をみることができるのでしょうか。

[診断]
同時に送られててきたメールを見ると、ヘッダに「X-Dmw-Body-Names: Xmas1 (1).exe」という記述がありました。これはこのファイルがWindows用のプログラムファイルであることを示しています。このファイルをWindowsでクリックするとアニメーションが表示されるようなものだと思います。
Eudora-JはBinHexでエンコードされた添付書類以外は、自動的にデコードしませんので、本件のようにエンコードされたASCII文字の状態で本文に表示されます。このメールの送付者はWindowsのメーラーを使用しているので、Base64でエンコードしているのでしょう。
一旦このメールをテキストで保存し、フリーウェアのMpackでデコードします。そうすれば降りになるのファイルに戻りますが、いずれにしても、今回のものはMacでは開けませんので、Windows機で開く必要があります。(98.10)

[電子メール]
Title: 海外で取得したEメールアドレスを日本のプロバイダーで使えますか

[症状]
以前アメリカにいたときに電子メールアドレスを取得しているのですが、今回日本に戻ってきて、時々そのメールをチェックしたいのですが、アメリカのプロバイダまで電話するのは費用がかかるので、日本のプロバイダー経由でそのメールアカウントをチェックしたいのですが、そういうことは可能でしょうか?

[診断]
可能です。まれにプロバイダ側でドメインが異なるサーバーからPOPサーバーへのアクセスを禁止している場合がありますが、基本的に現在のPOPのシステムでは、ネットでつながっているかぎりどこからでもアクセスできます。マルチアカウントタイプのメーラーを使うと、自動的に複数のアカウントをチェックしてくれるので便利です。(98.10)

[電子メール]
Title: 複数のメールアドレスを持っている場合一つのプロバイダから両方にアクセスできますか

[症状]
夫婦でインターネットをやっているんですが、別々のプロバイダに加入し、それぞれメールアドレスをもっています。あるとき私のプロバイダに接続した状態で、妻のメールアドレスにアクセスしたらメールを読むことが出来ました。これって正常なのでしょうか。またその場合、プロバイダの接続費用はどちらに課金されているのでしょうか。

[診断]
インターネットの電子メールは送るときはSMTPサーバー、受信するときはPOPサーバーにアクセスします。理論的にはサーバーのIPアドレスが分かっていればは、ネットワーク上のどこからでもアクセスが可能です。プロバイダを経由してインターネットに接続した状態であれば、他のプロバイダのメールサーバーにもアクセスできます。
この機能を使うと、緊急にメールを送りたい、または読みたいのだが、Aというプロバイダの電話回線が混雑していて接続できないというような場合、緊急用にBというプロバイダと契約していれば、ここにまず接続し、ここからAのメールを送受信するということが可能になります。この目的で、DTI-2ndのようなメールアカウントを持たないプロバイダサービスが生まれています。
しかし残念ながら、全てのプロバイダがこうなっているわけではありません。ファイアウォールを設けて外部のアクセスを制限しているところもあります。セキュリティ上の理由と称していますが、ユーザーにとってはメールが使えないことの方が大きな問題のため、好ましいことではありません。
これは各自確認して下さい。
課金については、当然のことながら、PPPで接続したプロバイダの使用料です。(98.10)

[電子メール/プリンタ/エラー]
Title: Eudora-Jのメールをレーザープリンタで印刷しようとするとエラーになります

[症状]
会社の数台のMacintoshでEudora-J13を使っています。ここからApplelTalk(イーサネット)でつながっている数台のLaserWriterに印刷しようとすると、「接続しました」「印刷を実行しています」は表示されますが、この時点でプリントモニタが終了し印刷は行われません。一度エラーが起きると、再フォーマット、システム再インストールが必要になるので困っています。

[診断]
これはPost Scriptエラーが発生したためと考えられます。
Eudora-Jでは印刷すると自動的に、用紙の上下に四角で囲まれたヘッダとフッタがつきます。ヘッダの方は発信者のアドレス、受信日時、サブジェクト名です。それぞれに長さが決まっており、切り取られるわけですが、メールのサブジェクトが日本語の場合、2バイト文字の真ん中で切ってしまうためにそのフォントが認識できなくてポストスクリプトエラーになります。
Eudora-Jを使う場合は、印刷する前にサブジェクトを短くするか、Eudrao-J以外のメールソフト(Eudora Pro-Jも可)に変更すれば問題を回避できます。(98.10)

[電子メール]
Title: Eudora Proを複数のユーザーで使うことが出来ますか

[症状]
家庭で家族3人がインターネットをやっているのですが、マシンは1台のため、ソフトは共用です。電子メールだけはこれでは出来ないので、家族によってメールボックスを分けたいのですが、どうしたらいいでしょうか? 使用してるメーラーはEudora Pro 3.1.1-Jです。

[診断]
最近はマルチユーザー対応のメーラーが多数出てきましたので、それを使われるのも一つの方法ですが、新たに購入しなくても、Eudora Pro 3.1.1-Jで十分に対応できます。

[診断]
Eudoraは複数のユーザーで使うことを考慮して作成されていますので、要望ことは簡単にできます。
まず、現在システムフォルダ内にある「Eudoraフォルダ」を適当な場所に移動させます。全体を「父メールフォルダ」とでします。この中の「Eudora設定」フィアルのエイリアスを作成し、デスクトップの適当なところに起きます。これに「父メール」とでもつけておきます。
ここでEudora Proを起動します。するとまた新たにシステムフォルダに「Eudoraフォルダ」が作成されます。始めと同じ作業を行い「母メール」のエイリアスを作ります。この作業を必要分繰り返します。
「父メール」「母メール」「息子メール」のエイリアスをデスクトップなり、アップルメニューなり、コントロールバーに入れておきます。アイコンが可愛くないので好きなものに変更してもよいでしょう。
電子メールを使用する場合は、ここが重要なところですが、Eudora Pro本体から起動するのではなく、それぞれのEudora設定のエイリアスから起動すします。こうすれば各人の設定と、各人のメールがそれぞれのフォルダに収められます。フォルダ全体にロックをかければ、他の家族からメールを読まれないようにすることも出来ます。(98.10)

[電子メール]
Title: Outlook Expressから来たメールに不可解な文字が羅列されている

[症状]
メーラとしてはNetscape Messengerを使っているのですが、最近時々不可解な文字の羅列があるメールを受け取るようになりました。調べてみると、マイクロソフトの「Outlook Express」で発信されたメールでした。

[診断]
「Outlook Express」は最近ではMac版もリリースされましたが、このソフトはデフォールトの発信の形式が「HTMLメール」になっているため、このような現象が起こります。HTMLメールというのは、HTMLのタグで表示されるもので、受信者もOutlookを使っている場合は、問題ないのですが、それ以外のメーラーを使っている場合は、文章中に余計な文字が入ったり、本文とHTML文の二つが表示されたり、中にはHTML添付書類がついてくるという場合が生じます。この問題はWindowsデモ問題になっており、色々なところからマイクロソフトに改善を求めていますが、マイクロソフトは世界中のユーザーがOutlookを使えば問題ないのだからととりつくしまもありません。
とりあえずは、このようなメールを受け取ったら、発信者に対し、HTMLメールの設定をオフにするように依頼して下さい。(98.10)

[電子メール]
Title: Eudora-Jでメール受信が途中でフリーズしています

[症状]
Eudora-Jを使っているのですが、メールの受信である番号のところに来ると、そこでフリーズしてしまい、メールが全く受信できなくなってしまいました。毎日メールが溜まっているようなのでが、早く引きださないとパンクしそうです。

[診断]
これは特定のメールのファイルのヘッダなどが壊れていて、メーラーがエラーと判断してしまうために起きる現象と考えられます。
Eudora-Jには「長い手紙をスキップ」というオプション設定がありますが、これをオンにすると、このように読み込みに問題のあるメールは保留されますので、とにかく引きだすことが出来るようになるはずです。しかし、この方法では、他の長いメール(ニュースレターなど)も全て保留になります。もしも、プロバイダがBBSやTelnetを認めているならば、これらの方法でメールサーバーにアクセスし、自分の手で障害と思われるメールを削除して下さい。
その他の手として、他のメールで引きだしてみる事も考えられます。メールチェックの方法が違うと、エラーとはならずに、無理やりでも引きだすことは可能だからです。(98.10)