FTP(ファイル転送)関連

Fetchによるファイル転送の問題や、ダウンロードファイルのデコーディングに関わる問題を取り上げます。ファイルの圧縮/解凍については「ライブラリー」を参考にしてください。

最終更新 1999年10月23日


診断項目一覧


[Fetch3.0/Open Transport/システムエラー]

Title: Open Transportを入れたらFecthやNetscapeが動かなくなった

[症状]
Quadra 800 + PPCカード(純正)、RAM 40MB、HD 1GB、漢字Talk7.5 + Open Transport 1.1b16の環境で、Photoshop 3.0.5Jを使っているときに突然フリーズして以来、Fecth 3.0が使えなくなってしまいました。Fecth 3.0を起動させようとすると、「システムエラーが起きました エラータイプ 11」と出てきてしまいます。どう言うわけかFecth 2.1.2は動きます。

[症状]
私は、Open Transport 1.1b16を一度入れてはずしてから(カスタム削除)、Netscape Navigator2.0が同じType11のエラーで起動できなくなりました。いろいろ試してみると、意味不明なのですが、読み込むフォントの数を少なくすることで何とかもと通りになりましたけど...。
[診断]>
こういう場合は一度Preferenceファイルを捨ててみれば解決します。

[Fetch/システムエラー]

Title: OpenTransport1.1.1でFTPをやるとダウンロードできない

[症状]
PowerMac7500(KT7.5.2) にOpenTransport1.1.1 を入れて使っています。FetchでFTPサーバーに接続は出来るのですが、いざファイルをダウンロードをしようとすると、「data connection error」が出てとれません。新しいOT が問題でしょうか。
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Fetchのバージョンが問題です。FetchにはOpen Transport対応のバグがあり、3.0.1で修正されています。速度も上がりマルチプルコネクション機能も便利になっています。最新版のFetchはいろいろなFTPサーバー(ftp://ftp.dartmouth.edu)で入手できます。

[OpenTransport/Fetch]
Title: OpenTransportJ1-1.1を使うとFetchで送信が出来なくなってしまいました

[症状]
PowerMacintosh7500/100(48MB)+AIWA PV-BF288M2を使っています。この度OpenTransport J1-1.1をインストールしたところ、それまで出来ていたFetch( 3.0.1)でのPut(送信)が出来なくなってしまいました。犬は走っているのですが現実には送信されていません。たまに送られたかなと思っていると、向こうのディレクトリーの中のファイルは0Kの表示になっています。因みにPutではRawDataで送っています。Get(受信)は 問題なくできます。なぜ、Putだけが出来なくなってしまったのでしょうか。ホームページの更新が 出来なくて困っています。

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これはOpenTransportJ1-1.1のバグでです。残念ながらOpenTransportJ1-1.1は漢字Talk7.5.2との組み合わせがま だ非常に不安定で、インターネットへの接続そのものが出来ないという報告も来ています。米 国でもSystem7.5.2との安定性はよくないと言われています。
Open Transportは複数のサーバーにTCPの切り替えなしに接続できる、高速の通信が できるメリットがありますが、一方でこれでしか使えないサービスというものがある わけでもなく、一般的には通常のTCPを使うので十分ではないかと思います。インタ ーネットは接続が出来なければ何の意味もありませんので、MacTCPに切り替えること をお勧めします。拡張機能フォルダから全てのOpen Transport関係のファイルを取り 出し捨てます。そして代わりにMacTCPを入れます。この場合、Open Transport関係の 目に見えないファイルが邪魔をしてMacTCPを受け付けない場合があるので注意してく ださい。
もう一つの方法は、どうしてもOpen Transportが使いたい場合、多少面倒ですが、漢 字Talk7.5.3へのアップデートを行うしかありません(MacC linicの方法であれば確実にできるはずです)。 漢字Talk7.5.3+OT1.1の環境では、Fetch3.0.1でupもget も問題なくできます。(96.7.21編集)

[OpenTransport/Fetch]

Title: FTPでファイル転送(2k以上のもの)を行うとハングアップしてしまいます。

[症状]
PowerMac7500/100(漢字talk7.5.2)を使用しております。 インターネットを利用してwww/mail/newsは問題なく動作するのですが FTPでファイル転送(2k以上のもの)を行うとハングアップしてしまいます。 2k以下のものは問題なく転送できるのですが・・・・ ・・・
何か問題となるような点がありますでしょうか?

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OpenTransportをお使いですか。
日本語版OpenTransport1.1JではFTPのアップロードが出来ないバグがあります。 英語版のOpenTransport1.1では正常に働くようです。 しかし漢字Talk上で英語版のOpenTransport1.1を使うことを日本Appleは禁止しています。 OpenTransportを諦めクラシックなTCPに切り替えるか、Sytem7.5.3にする必要があります。(96.7.21編集)

[FTP/圧縮解凍]

Title: FTPでフリーウェアをダウンロードしたらデスクトップ上に3つのファイルが出来たのですがなぜですか。

[症状]
インターネットを始めてまだ数ケ月です。最近はNetscapeやAnarchieを使ってフリーウェアやシェアウェアをダウンロードする楽しみを覚えました。本当に欲しいソフトが簡単に入手できるなんて夢のようです。
そこで質問ですが、例えばZebraというソフトをダウンロードすると、デスクトップにはZebraのフォルダー以外に、Zebra.sitとZebra.hqxというアイコンが出来ています。なぜいつも3つのファイルが出来るのですか。この場合、Zebraフォルダー以外はごみ箱に捨てても構わないのでしょうか。今は捨てるのが恐ろしいので全部取ってあるため、HDがどんどん膨れ上がっています。

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詳しくはMy Tipsの中の「インターネットにおけるファイルの圧縮解凍」を読んでいただきたいのですが、インターネット上ではファイルは転送速度を早めるため圧縮をすることになっています。さらに、インターネットではバイナリー(2進法)ファイルは受け付けないためHex(16進法)ファイルに変換することになっています。従って、FTPサイトにあるMac用のファイルは、一般に、 xxxxx.sit.hqx(または単にxxxxx.hqxの場合もある)
という名称になっています。.sitはStuffitで圧縮した、.hqxはBinHexで変換したという意味です。 ダウンロードすると、まずZebra.sit.hqxのファイルがダウンロードされ、自動的に(貴方の場合はそう設定してある)Hexファイルがデコードされ、Zebra.sitのファイルが出来ます。 続いてまた自動的に解凍作業が行われ、Zebraのファイルができるという訳です。
従って、Zebra.sit.hqxとZebra.sitのファイルはごみ箱に捨ててしまって構いません。(96.7.21編集)

[ファイル解凍]

Title: Netscape2.0をやっとダウンロードしたのですが開けません。

[症状]
Netscape2.02のダウンロードに再度挑戦しました。Netscapeのファイルの転送を示す小さな表示では100%完了していたのですが、ところが、次のようなメッセージがでてしまいました。
「書類Netscape2.02Installer.hqxを開くためのアプリケーションStuffit Expander が見つかりません。Stuffit Expander をインストールしてあるときは、デスクトッ プを作り直して下さい。ダウンロードした書類"Netscape2.02Installer.hqx"を保存 しますか?」
現状は、保存してありますが、開くことができないということになります。Stuffit Expanderとは一体何ですか?どうすれば手にはいるのでしょうか?

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これでNetscape2.02のダウンロードには成功しています。
普通はStuffit Expanderと言うソフトをHDにおいていれば、自動的に解凍作業を行ってくれたのですが、貴方の場合は、それがなかったので、圧縮されたままのファイルが送られてきたことになります。
Stuffit Expanderというは圧縮してあるファイルを解凍(伸展)するソフトです。これはインターネットをやるうえでは必須のソフトでインターネット上(http://shareware.com)でも入手できますし、Mac雑誌の付録にも必ずついています。これをHD上の適当な場所において下さい。
これによる解凍の方法については、Mac ClinicのMy Tipsの中に、「インターネットにおけるファイルの解凍/圧縮」として詳しく解説しましたので、それに従ってください。
Netscapeにはヘルパー機能というのがあって、必要なソフトを自動的に起動するようになっています。Stuffit Expanderは初めから登録されていますので貴方は何もする必要はありません。
今後は、Netscapeからダウンロードすれば、自動的に解凍作業を行ってくれるようになります。(96.7.21編集)

[ファイル解凍/アクロバット]

Title: ダウンロードしてたhqx形式のファイルがどうしても開けません。pdfファイルって何ですか。

[症状]
インターネットでいろいろなソフトをダウンロードしていますが、これは解凍できました。ところが、最近何かマニュアルのようなファイルをダウンロードしたのですが、これは解凍できません。同じhqxファイルでもプログラムとテキストでは解凍の方法が違うのでしょうか。
最初にhqxファイルをダウンロードすると、vig.admin.3.5.hqxというファイルが できました、それからVIG.Admin.3.5.pdf.sea というファイルができて最後に VIG.Admin 3.5.pdf になりました。
このVIG.Admin 3.5.pdfをダブルクリックしても開けませんでした。

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BinHex変換、解凍作業は自動できちんと行われていますね。
最後に出来たファイルが開けないのは、それが特別なフォーマットの書類だからです。pdfフォーマットはAcrobatフォーマットです。 Acrobat(アクロバット)というのはPhoshopやIllustlatorで有名なAdobe社が開発した文書配付システムで、新聞のようなものをその見栄えのまま読めるようにしたものです。 インターネットではNew York Times等がこの方式で新聞を配付しています。ホームページ上では読めず、このファイル(pdf形式のもの)をダウンロードしてAcrobat Readerで読むものです。 Acrobat Readerは無料でAdobe社のホームページからダウンロードするか、Internet Magazineの付録からコピーしてください。 (96.7.21編集)

[Fetch]

Title: FetchでホームページをPutすると全て文字化けしてしまいます。

[症状]
さてFetchについて困っていることがあります。 beingnetというプロバイダーと契約をしてホームページを 開設したのですが、私の使っているPower Mac 8100で できあがったホームページFetch 3.0.1を使ってPut File するとネットスケープ上で見ると文字化けしています。 会社には他のMacもあって、そちらから送ると普通に 日本語表示します。
私の使っているMacは日頃ネットスケープ上で文字化けは していないので、やはりFetchの設定に何か問題があるのではと 考えていますが理由が分かりません。

[診断]>
これは多分Fetchのコード変換の設定がおかしいのだと思います。 PreferenceのUploadの設定で、encodeが選ばれているか、miscでtranslate ISO charactorsとかが選ばれていると勝手にエンコードされてしまいますので、送られたファイルは文字化けの状態になってしまいます。またこれをダウンロードする場合は自動的にデコードされるのでまた読めるファイルとなっており、慌ててしまいます。 御自分でいくつか設定を変えてやってみて下さい。(96.7.21編集)

[アナーキー]

Title: アナーキーと言うソフトはどういう時に使う必要がありますか。

[症状]
インターネットの初心者ですが、よくインターネットではいろいろなソフトをダウンロードできると書いてありますが、あまり経験がありません。ところが雑誌をみるといろいろなソフトをダウンロードするにはアナーキー(Anarchie)というソフトを使うように書いてあります。
アナーキーがないとソフトのダウンロードできないのでしょうか? たとえばよくホームページでもここをクリックすればダウンロードできますみたいにかいてあるのですが 、こういった場合では
アナーキーは必要ないのですよね。
では、どういった時にアナーキーを使うのでしょう か。このソフトは持っていた方がいいのでしょうか?

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アーキー(Archie)というのはインターネット技術のひつとで、FTP(ファイル転送)技術を発展させたものです。FTPでは相手のサーバー名が分かっている必要がありますが、アーキーではアーキーサーバーという特別なサーバーが世界中にいくつかあって、ここに世界中のFTPサーバーが登録されいます。従って、ここにアクセスすればFTPサーバーの名称を知らなくても欲しいソフトを探せるわけです。アナーキー(Anarchie)はアーキーとよく似た名前ですが、Mac用のアーキー検索ソフトです。
最近ではWWWがFTP機能をもつようになり、また検索機能も持つようになりました。shareware.comやInfo-MACのホームページではソフトを検索しダウンロードも出来ます。従って、一般にはアナーキーの出番は少なくなってきていると言ってもよいでしょう。
アナーキーにはブックマークというよくダウンロードするソフト(EudoraやNewsWatcher等)が登録されており、最新版を入手したりするときはこの方が便利でしょう。またソフトや書類名が分かっていない場合は、アナーキーがFetchを使って探すしかありません。
また通信速度についてもWWWよりも直接FTPする方が若干速くなるメリットがありますので、インターネットをフルに使いこなそうと思ったら、アナーキーは持っておくべきでしょう。(96.7.21編集)

[インターネット/ファイル変換]
Title: 電子メールで送られてきた写真ファイルを見ることが出来ません

[症状]
最近インターネットを通じてロシア人と友人になり電子メールでやりとりをするようになりました。彼はWindows95を使っているらしいのですが、この度家族の写真を電子メールで送ってきました。メールの中味は訳の分からない文字で5つに分割され全部で120KBもありました。
相手はJPEGだというのですが、JPEGViewでは見ることが出来ません。何かでコードする必要があるのだろうと、StuffIt Expander 4.0.1, Drop Stuff 4.0, MacLHA ppc 2.14, ZipIt 1.3.5, JPEGView 3.3などで色々やってみたの ですがだめです。ちなにみ最初のメールを添付します。

[診断]>
最初のメールの先頭に「uuencode」と言う文字が見えますね。これはUNIXで使われているUUcodeでエンコードされたファイルです。エンコードするほうをuuencode、デコードするほうをuudecodeといいます。これは圧縮方式ではなく、画像やプログラムなどバイナリー(2進法)ファイルをテキストファイルに変換する一つの方法です。インターネットではバイナリーデータは扱わない約束になっているので、電子メールでファイルを送信する場合は、なんらかの方法でテキストファイルに変換する必要があります。電子メールソフト(例えばEudora)にはこの変換を自動的に行う機能がついていますが、相手のメーラーがuuencode対応であったのに対し、貴方のメーラーはuuencodeを認識出来ないものであったために、今回のように自動的にでコードされないメールが届いたのでしょう。
貴方のメールはuudecodeのソフトを使えば簡単にデコードすることが出来ます。
uuUndoやUULiteというフリーウェアがInfo-MacやShareware.comで簡単に入手できます。
メールをそのまま(読める文字の部分もそのままで)これらのソフトにドラッグ&ドロップするだけでデコードできます。
Mac Clinicの「My Tips」にこうしたデコーディングの方法をまとめて解説しましたので、参考にしてください。(96.7.21編集)

[Fetch]

Title: Fetchでアップロードした日本語テキストをブラウザーで見ると文字化けしています

[症状]
LC585 で漢字が入ったHTML文書を Fetch 3.0.1 でごく普通に TEXT モードで PUT(アップロード) しているのですが、Netscapeで見ると漢字が化けてしまいます。送ったファイルが壊れてしまったのかと思い、それをダウンロードしてみると文字化けしていません。
また試しに、RawData で 送ってみると文字化けしないのです。これはなぜでしょうか。Fetch 3.0.1 の設定で何か必要なことがあるのでしょうか?

[診断]
結論から言うとこれはFetchの「カスタム化」メニューの「環境設定」ダイアログの中の「その他」の設定で、「ISO文字をコード変換する」がオンになっているためです。
ISO文字とは、コンピュータの通信で使われるアルファベットではないさまざまな制御文字をさします。ところがコンピュータによってこの制御文字は異なるため、この文字が転送するファイルの中味やファイル名に含まれていると正しく読めなくなります。これを回避するため、Fetchでは上記のオプションをオンにしておくと、Macintoshの標準文字コードと ISO 8859-1コード(業界標準化コード)の間で翻訳を行います。
ところが、日本語のような2バイト文字の場合は、この制御文字が重複しているものがあり、このオプションをオンにしておくと、別なコードに置き換わってしまうため送信後のテキストが文字化けする現象が発生します。
Fetchの中にはこの変換コードが入っており、アップロードする場合はMacコード→ISOコードへ、ダウンロードする場合はISOコード→Macコードへ変換しますので、同じテキストを再びダウンロードするとオリジナルのコードに戻ります。文字化けしたテキストをダウンロードしてみると文字化けしていないのはそういう理由です。
日本のプロバイダーのサーバーにホームページのファイルを送るような場合は、ISOの変換は必要ありませんので、「ISO文字をコード変換する」は常にオフにしておいて構いません。

「Raw Data(生データ)」の場合は、その名のとおりMacファイルのデータ部分だけが何の変換もされずに送られますので、文字化けは起こらなかったのです。HTML文書の場合はデータ部分だけでも十分ですので、「Raw Data(生データ)」形式で送っても構わないのですが、一般には純粋にテキストファイルを送るには、「Text」形式を選択しておいたほうがよいでしょう。

[Fetch]

Title: Fetchでバイナリファイルを送るときRaw Dataを指定するのはなぜですか

[症状]
Fetchで送信(アップロード)する場合、Text、Raw Data、MacBinary等のファイル形式を指定する必要がありますね。私はホームページのアップロードに使っているのですが、プロバイダーの指示によりテキストファイルは「Text」で、画像ファイル(非テキストファイル)は「Raw Data」で送っています。画像ファイルはバイナリファイルのはずなのですが、なぜ「MacBinary」ではないのですか。また「Raw Data」ってそもそも何でしょうか。

[診断]
Fetchでバイナリファイルを送る方法は、おっしゃるとおり「MacBinary」と「Raw Data」の二つがあります。
Macのファイルは一般にリソースとデータという2つの部分からなりたっています。現在の通信プロトコルではこの形式を扱うことが出来ませんので、2つの部分をまとめて一つのバイナリファイルのようにする必要があります。その変換方式にはいくつかの形式があり、MacBinary I、MacBinary II、AppleSingle、MacHostがそれにあたります。
一方Raw Dataというのは、データ部分だけのことを指します。一般的なMacのファイルをこの形式で送付すると、リソース部分が無くなってしまいます。
ところで、ホームページの画像形式であるGIFかJPEGはデータ部分だけでリソース部分がないファイル形式です(そのためにどのパソコンでも見れる)。従って、GIFやJPEGを送る場合は、「Raw Data」とするほうがよいわけです。もちろん「MacBinary」で送っても構いません。
ホームページのアップロードをする場合は、ともかくHTML文書は「Text」、GIFやJPEG画像は「Raw Data」と決めておけば問題はありません。
ただ、Fetchを使って、Mac専用のプログラムやMac専用のファイル(ワープロ文書、Illustrator書類、Photoshop画像等)を他のMacに送る場合は、圧縮をする場合はRaw Dataでもよいのですが、圧縮をしない場合はMacBinaryを使う必要があります。

[Fetch]

Title: ホームページを作ったのはいいけれど文字が化けてしまうんですが・・・

[症状]
ホームページをはじめて作り、プロバイダーへ転送。とここまでは良かったんですが ・・・
アルファベットと数字はちゃんとしているのに日本語が全部化けてしまっています。
ローカルテストでは、ちゃんと表示されているので、HTMLのファイルがおかしいとい うのではなく、転送に問題があるんだろうなあと言う気はしています。 ファイル名は、すべてアルファベットは小文字になっていることを確認済み。 OSはMac、転送については、Fetch3.0.1を使いました。

[診断]
これはFetchの設定で、Customize/PreferenceのMisc.で「Translate ISO Characters」(ISO文字をコード変換する)がオンになっているからです。

[Fetch]

Title: Fetchである画像ファイルだけがアップロードできません

[症状]
Performa6210(48M/800M、漢字トーク7.5.1)で、アドビ・ページミルでHTML文書を作成しています。そこへインターネットからダウンロードした画像をフォトショップ3.0Jで加工して貼り付けました。このホームページを私のWWWサーバーにFetchで送ろうとしたのですが、テキストは送れるのですが、その画像ファイル(4k程度)だけは 何度やってもハングアップして送れません。
[診断]
ファイル名称はtake006.gifですか。これは問題ないですね。 後考えられるのは、アップロードの設定で、画像ファイルのファイル形式を「Raw data」に設定していますか。 それも問題ないとすれば、その画像ファイルが壊れていてサーバーが認識できないコードが入っている場合ですね。ダウンロードした時点で壊れている可能性もありますので、もう一度ダウンロードし、タッチアップしてみてください。



Title: ホームページをFetchで修正したにもかかわらずNetscapeで見ると修正されていない

[症状]
ホームページを立ち上げていて、内容を手直しする必要が生じたので、FetchでWWWサーバから数ページ分を削除し、新しいファイルをアップロードしました。ところが結果をNetscapeで確認したところ相変わらず古いままの、削除した筈の文書が画面に表示されます。
[治療結果]
自分でハッと気付いてNetscapeの設定を確認しましたら、案の定プロキシーがオンになっていました。プロバイダーのプロキシーサーバーのキャッシュを見ていたわけです。これをオフにして自分のホームページを見るとちゃんと更新されていました。(97.1.9)



[FTP]
Title: FetchでHTML文書をアップロードすると文字化けしてしまう

[症状]
Fetch3.02を使用し、プロバイダのWWWサーバーにHTMLフィアルをアップロードしています。ところが「テキスト形式」でアップロードすると、ブラウザで見た場合文字化けするので、仕方なく「生データ形式」でアップしています。これでは改行がうまく行かないので不便です。

[診断]
これはよくある症状で、Fetchの設定が問題です。環境設定の「その他」の「ISO文字をエンコードする」というオプションがオンになっているためです。この設定は、欧州の非英語圏の文字を表示するためのものですが、日本語でこれをつかうと、全てのコードが変わってしまいます。初期設定がオンになっている場合に問題が起きます。(98.10)

[FTP]
Title: Fetchで画像ファイルをアップロードするときにリソースフォークを外すには

[症状]
マックのファイルにはリソースフォークというのがあって、これは他のシステムでは読めないので、外してから送る必要があると聞きました。ホームページ用にサーバーに画像ファイルをアップする場合はどうしたらいいのでしょうか?

[診断]
Fetchの送信の設定で「生データ形式」を選択しておけば、これはデータフォークだけを送るという意味ですから、自動的にリソースフォークが除去された形式でアップされますので、何もする必要はありません。(98.10)