小児科

主にPerformaに関する問題を診断します。
一部は「ステップアップ・パーフォーマ」に収録されていた質問を私なりに回答し直したものを含めました。
Performa特有でない問題については他の診療科を参考にしてください。
最終更新日:98.1.17.
診断項目一覧


[At Ease]
Title: PerormaでAt Easeを使わないようにできますか。
[症状]
PerormaでAt Easeを使わないようにできますか。
[診断]
At Ease設定で「切」に切り替え、再起動すればFinderが直接現れます。 At Ease設定画面を開くには、At Easeの画面になっている場合は”At Ease設定に行く”を選ぶか、Finderの画面になっている場合は、ハードディスクのウィンドウを開き”At Ease設定”という名前のアイコンをダブルクリックします。

[At Ease]
Title: At Ease設定が「入」になっているにも関わらずFinder画面から立ち上がる
[症状]
At Ease設定が「入」になっているにも関わらずFinder画面から立ち上がり、「ファイルメニュー」から「At Easeに行く」を選んでもAt Ease画面になりません。どうしてですか?
[診断]
それはAt Ease設定で「起動後Finderに行く」が選ばれているためです。起動後はAt Ease画面を表示したい場合は、「起動後At Easeに行く」を選んでください。

[At Ease]
Title: At Ease使用時にFinder画面からコントロールパネル書類が開けない
[症状]
At Ease設定が「入」の状態で起動し、Finder画面に移った後、アップルメニューからサブメニューの状態でコントロールパネル書類を開こうとすると、エラーメッセージ「このコントロールパネルは、Finderからだけ開くことができます」いくつかの書類が開けないことがありますが、トラブルでしょうか?
[診断]
コントロールパネル書類の中にはAt Easeの設定が「切」の状態でないと開かないものがあります。設定を「切」にして開いてください。

[At Ease]
Title: At Easeを削除するにはどうしたらよいでしょうか?
[症状]
Performaも使い慣れてくると、アプリケーションソフトも増え、通常のFinderの方が便利なような気がしています。At Easeがあると起動に時間もかかります。At Easeを削除しようとすると「削除できません」のメッセージが出てくるのですが、削除する方法はありませんか。
[診断]
今迄はAt Easeは削除できないと説明してきましたが、実は出来ることが分かりました(情報を下さった何名かの方にお礼を申し上げます)。
・「AT Ease設定」を開き、“切”になっているかどうか確認します。“入”になっていたら、“切”をクリックして「AT Ease設定」を閉じます。
・AT Easeを構成するファイル(5つあります。「AT Ease設定フォルダ」、システムフォルダの中にある「AT Ease項目」、「AT Ease」、「AT Easeガイド」、機能拡張フォルダの中の「AT Easeスタートアップ」)をすべてゴミ箱に捨てます。
・ここで“ゴミ箱を空に・・・”を選ぶと、御質問者のいうように、「削除できない」というメッセージがでますので、optionキーを押しながら、“ゴミ箱を空にする”を選ぶと、AT Easeは完全に削除されます。
但し、Performa用のSystemファイルにはAt Easeをシステムの一部として使うためのコードが組み込まれているといわれており、漢字トーク7.5.3アップデートのようにシステムを上書きするものでは注意が必要と言われています。(97.1.14.修正)

[At Ease/インストール]
Title: Performaで新たにソフトをインストールできない。
[症状]
システムが漢字Talk 7.5のPerformaで、QuickDraw GXのインストールを行おうとしましたが、うまくできませんでした。QuickDraw GXの利用はできないのでしょうか?
[診断]
At Easeを使用している状態では、システムフォルダに対して何らかの変更を行うようなインストーラは「インストール作業を失敗する」という現象が発生しますので、必ずAt Easeを「切」にして、再起動後にインストール作業を行うようにしてください。

[システム]
Title: 起動時に「?」マークが表示されて起動できない
[症状]
電源を入れたら、「?」マークが表示されて起動できません。どうすればいいでしょうか?
[診断]
何らかの原因でシステムの入ったディスクが見つからず、起動できない状態になっています。まず、付属のCD-ROMで起動し、ハードディスクのアイコンがデスクトップに現れるかどうをか確認してください。ハードディスクが正常に認識されるようなら、システムを再インストールしてみてます。
 1.付属の「Performa CD」からシステムを起動する。  2.「システムのみ再インストール」をクリックする。
「漢字Talk7 CD-ROM」が付属しているマシンの場合は、下記の手順でシステムの「簡易インストール」を実行してみましょう。
 1.付属の「漢字Talk7 CD-ROM」からシステムを起動する。  2.「漢字Talk 7」フォルダ内の「インストーラ」をダブルクリックする。  3.「簡易インストール」を選び実行する。

[システム]
Title: CD-ROMでシステムを起動させる方法は?
[症状]
システムの再インストールを行う時、CD-ROMで起動させるにはどうすればいいでしょうか?
[診断]
キーボードの"C" のキーもしくは『" [Command]" + "Option" + "Shift" + "delete"』の各キーを押し続けてください。直接CD-ROMから起動できます。

[At Ease]
Title: 起動時にでる「At Easeが正しく設定されていません。」の表示は?
[症状]
起動時に「At Easeが正しく設定されていません。システム管理者に連絡して下さい」というメッセージが表示されて操作を続行することができないのですが、どうしたらよいですか?
[診断]
At Easeのシステムが壊れてしまっている可能性があります。 Performa CDから起動し、システムフォルダのAt Ease項目フォルダの所定の場所に入っている3つのファイル(At Ease Preferences、利用者、セットアップ)をごみ箱に捨て、再起動し、登録のやり直しを行ってください。 それでも改善できないようであればAt Easeのシステムを削除し、インストールし直してください。なお、削除を行うとお客様がご自分で登録した書類なども削除されてしまいますので、ご注意ください。

[TelePort Gold II/QuickDraw GX/ファックス]
Title: FaxモデムでQuickDraw GXを使おうとしても起動しません。
[症状]
Performa 5210ユーザーですが、付属のGlobal Village TelePort Gold IIでQuickDraw GXで作成した書類をFaxしようとしても動きません。
[診断]
Performa 5210に付属のGlobal Village TelePort Gold IIはQuickDraw GXに対応していないため選択できないのです。 このFaxモデムを使用する場合は、機能拡張マネージャでQuickDraw GXの機能をはずすか、QuickDraw GXを削除するしかありません。 Global Village TelePort Gold II(Faxモデム)が付属している初期のPerfroma 5220も同じです。

[Windows/データ交換]
Title: PerformaとWindowsでデータ交換はできますか?
[症状]
Performaでフロッピーディスクを利用して、Windowsのパソコンとデータ交換はできますか?
[診断]
できます。 PerformaのフロッピーディスクドライブはApple SuperDriveと呼ばれるものでMac-OS、Windows、MS-DOSの各形式のフロッピーディスクの読み書きおよび初期化が可能です。また、PC Exchangeという付属のソフトウェアを使えば、Windows、MS-DOS形式のディスクでも通常のMacintoshのディスクと全く同じようにうことが出来ます。

[Color StyleWriter/システムエラー]
Title: ColorStyleWriterをつけたら起動時間がかかるようになった。
[症状]
Performa5210のユーザーです。ある時からシステムの起動にとても(3分以上)時間がかかるようになりました。機能拡張を読み込んでからデスクトップが現れるまでの時間がかかるのです。システムの再インストールまでしたが直りません。ソフトはPerformaの標準以外には何も入れていません。いつからこういう現象になったかというと、年末にColor StyleWriter 2200を購入して接続してからですが、現在は使っていません。
[診断]
よく調べて見ると、この現象はColor StyleWriter 2200のシリアルケーブルはプリンターポートにつないだままだったのですが、プリンターの電源(コンセント)は抜いている状態のみで発生することが分かりました。プリンターのコンセントさえ入れておけば、スイッチは入れていなくても問題は起こりませんでした。
更によく調べてみると、アップルメニューの「セレクタ」のプリンターの選択ダイアログで、Apple TalkがONになっていたことが分かりました。AppleTalkがONの場合、Macは起動時にネットワークにつながれている機器を調べに回ります。ところがこの場合は、プリンターの回路に電気が来ていなかったために認識できず、延々と走り回っていたために時間がかかっていたことが分かりました。普通周辺機器は使わなくてもコンセントにはつないでいますね。これは一種のシステムのバグだと思いますが、周辺機器はコンピューターに接続している以上はコンセントにもつないでおくか、ネットワークを使っていない場合はAppleTalkをOFFするようにして下さい。(96.3.8)
[パーフォーマ/ハード]

Title: 起動時の”ジャーン”という音の音量と音色を変えれないか

[症状]
Performa5210のユーザーですが、起動時の「ジャーン」という音の音量はフロントパネルでも調整できんません。夜中など何回も再起動するとき気になります。また、ビープ音についてはいろいろな音に変更できますよね。起動時の音も変えれないのですか。
[診断]
PowerMacのあのジャーンの音はスタンレー・ジョーダン(註:以前はジミー・ヘンドリックスと書いていましたが間違えです)のエレキギターの音だって知っていましたか。この音はROMに入っているため種類は変更することが出来ません。音量を変更したい場合は、外付けのスピーカを取付ければ、そのスピーカのボリュームでコントロールできるようになります。

[パーフォーマ/プリンタ]

Title: Performa5320のモデムポートでプリンターが動かない

[症状]
Performa5320を使っています。モデムは内蔵されていてモデムポートが空いているのでここにプリンターをつないでみてたのですが、プリントできません。壊れているのでしょうか?
[診断]
内蔵モデムは物理的にモデムポートを使用しており、モデムポートはプリンターには使えません。内蔵モデムを取り外した場合は、外部モデムはここに接続する必要があります。

[Performa/モニタ]

Title: Paforma5210でモニターの色がおかしい

[症状]
仕事で Paforma5210を使っているんですが使っている途中で、画面の色が薄いというか、緑がかるといった感じになります。数分間で元に戻るのですが、度々なるので非常に気になります。これは、私が使っているマシンだけでなく他の5210でもなるようです。これはマシンの仕様なのでしょうか?
[診断]
この問題は結構な頻度で出ています。私の友人の5210もそうでした。最終的には画面が真っ青または濃い黄色になってしまい、とても見づらくなってしまいます。専門業者の話によると、ビデオボードに問題があるとのことで、ボードを交換すれば直るそうです。Appleからのアナウンスはないようですが、保証期間内に修理に出したほうが良いでしょう。

[メモリ]
Title:  Performa5410や5420では従来に他の機種で使用していたメモリは使えますか
[診断]
使用できません。5410と5420はRAMがDIMMになったので、従来のPerformaシリーズのSIMMは使えません。メモリは細い板にRAMをつけたものですが、SIMMはRAMが片面だけで72ピン、DIMMは両面にRAMがついていて178ピンですので双方に互換性はありません。(97.1.15)

[海外]
Title:  日本で購入したPerforma6310を海外で使用できますか
[診断]
基本的には使用できます。Mac本体はユニバーサル対応になっています。すなわち、電圧に関しては100〜240V、交流周波数は50Hzと60Hzに自動変換されます。但しコンセントの形状は国によって異なりますので(電圧の違いによる事故防止のため)、変換アダプタが必要になります。これは秋葉原、海外旅行洋品店、空港等で購入することが出来ます。
問題は周辺機器です。ディスプレイ、プリンタ等、Apple純正品はほとんどがユニバーサル対応ですが、中には日米のみの対応(90〜132V)のものがあります。ディスプレイ等の裏のラベルに記載されていますので、確かめてください。この場合、欧州等220〜240V地域で使用する場合はトランスを持参する必要があります。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performa588、5200、5300、5400シリーズのようなモニタ一体型の機種で、21インチなどの外部モニタに接続することが出来ますか。
[診断]
出来ます。詳しくは本体のマニュアルにも書いてありますが、別売のAppleビデオケーブルM4099LL/A)を購入し、Performa背面のDB-15コネクタに接続します。後はコントロールパネル「モニタ」に2つのモニタが選択できるように表示されますので、2の方の設定を行います。(97.1.15)

[ハードディスク]
Title:  外付けHDを購入したいのですが、PerformaではSCSI-2規格のものも使えますか。
[診断]
SCSI-2というのはデータの転送速度がより高速のSCSI規格です。SCSIワイドともいいます。これを使用するにはパソコン本体と外付けHDが双方ともこの規格にあった回路をもっていなければなりません。96年8月までに発表されたPerformaでは対応していませんが、SCSI-2規格のHDは従来のSCSI規格もサポートしていますので、接続することは出来ます。(97.1.15)

[シリアルポート]
Title:  Performa5410、5420、5260、5270、6310、6260、5320、5220(新仕様)のシリアルポートが一つしか使えないのはなぜですか。
[診断]
Macintoshにはシリアルポートが2つあるのが標準(プリンタポートとモデムポート)ですが、上記の機種は内蔵モデム(Appleパーソナルモデム)が標準で装着されており、内部のモデムポートに接続されているためです。
プリンタを接続する場合は、現在あいているプリンタポートにつなげばいいのですが、ISDNでTAを使いたい場合はちょっと面倒になります。とりあえずは、プリンタポートにTAとプリンタを手動もしくは切り替え器を介して接続しなければなりません。
モデムは基本的に使わないというのであれば、内蔵モデムを外し、モデムポートのカバーを外してTAを接続することも出来ます。(97.1.15)

[起動音]
Title:  Performaを起動したとき、本体からブーンという音が聞こえてくるのですが。
[診断]
これはモニタの自動消磁機能の音です。故障ではありません。
モニタ内部に磁気があるとモニタの変色等が起こるので、Apple純正のモニタのほとんどには起動時に磁気を取り除くための作業が自動的に行われるようになっています。(97.1.15)

[アップグレード]
Title:  Performaでもユーザーがメモリやハードディスクを増設できますか
[診断]
Performaといっても中味は普通のMacと同じですから、自由にアップグレードで来ます。
メモリ(RAM)の増設は個人でも簡単に行うことが出来ますが、不安がある場合は知人なりショップに頼んだほうがよいでしょう(無料〜5000円くらい)。
Performaでは増設スロットは一つしかなく、5200/5300/6200/6300の場合は8/16/32MBの内どれかのSIMM、5400の場合は8/16/32/64MBの内どれかのDIMMを増設します。
ハードディスクは内蔵を変更することも出来ますが大変ですので、一般には外付けのものをSCSIポートに接続するのがよいでしょう。(97.1.15)

[ハードディスク]
Title:  Performaの内蔵ハードディスクはIDE仕様となっていますが、外部ハードディスクもIDE仕様でなければならないのでしょうか。
[診断]
ハードディスクへのデータの転送方式としてはSCSI方式とIDE方式があります。Appleは一般にはより性能の高いSCSIを採用していますが、Performaではコストの安い(IBMが開発して普及しているため)IDE方式のハードディスクを採用しています。
ところが外付けHDの仕様としてはSCSIの方が圧倒的に一般的で、Performaの場合も外部用はSCSI仕様となっています。IDEがどうしても使いたい場合は別途インターフェースボードを購入する必要がありますが、その意味はないでしょう。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performa5260,5270,5320,5410,5420にはモニタ出力用カードスロットというのがありますが、何に使用するのですか。
[診断]
より大型の外部モニタを使いたい場合、プロジェクタやビデオデッキに接続したい場合に使います。外部モニタに接続する場合は「外部ビデオコネクタ」、ビデオ機器の場合は「プレゼンテーションシステム」を購入する必要があります。(97.1.15)

[アップグレード]
Title:  Performaで使われているマイクロプロセッサはPowerPC630eといっていますが、eの意味は?また603を603eにアップグレード出来るのですか?
[診断]
eには二つの意味があるようです。604eの場合は、Enhanced(強化型)の意味ですが、603eの倍はEconomy(経済型)です。パーフォマタウンでは603eも強化型と説明していますが、本来は性能向上よりも省電力、コストダウンを狙ったものだと記憶しています。従って、アップグレードする必要はないでしょう。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performaシリーズのモニタ表示をフルカラー(1670万色)にできますか?
[診断]
ハイエンドのPowerMacのように本体のVRAMを増設すればという訳にはいきませんが、Interware等から出ているビデオカードを内蔵させれば可能になります。但し高いです。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  コントロールパネルの「モニタ」で、同じ640x480の解像度で60Hz(VGA)と67Hzの違いは何ですか。
[診断]
接続するモニタの種類に対応するためのもので、67HzはApple仕様、60HzはVGA規格モニタ(IBM用、PC98用、DOS/V用)仕様のものです。内蔵モニタの場合は67Hzを使用します。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performa6260に付属の15インチマルチスキャンモニタの画面設定をいじっていたら、画面サイズが小さくなって戻らなくなってしまいました。
[診断]
モニタ本体の前面にある操作パネルを開け、SELECTボタンを押して全ての印字けーカーが消えている状態にし、DOWNとUPボタンを同時に押すと、出荷時の初期設定に戻ります。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performa6310でシステム終了にすると、付属モニタの電源ランプが点滅していますが。
[診断]
Performa6310では本体とモニタは別電源ですから、システムを終了しても自動的にはモニタの電源は消えません。この場合、モニタに内蔵された省電力機能が働き、モニタは自動的にスリープ状態(電源を極力使わない状態)にはいります。
Appleマルチスキャン14モニタではランプが点滅、15インチモニタでは電源ランプの色が黄緑色からオレンジ色になるようになっています。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performa5210に付属の「CPU省エネルギー設定」をコントロールパネルにいれても、システム起動時に読み込まれないで使えません。
[診断]
「CPU省エネルギー設定」は本体をある一定時間使わない状態でいると、モニタ表示への電源が少なくなる機能です。アメリカは最近省エネルギーがうるさく、こういうものが要求されています。ここれは一般のPowerMac用のもので、一体型のPerformaでは、「スクリーン」という専用のコントロールパネルで同様の制御を行うことが出来ます。
標準のシステムに入っていても、特定の機種でしか使えないコントロールパネルや機能拡張ファイルは結構沢山ありますので、そういうものだと理解してください。(97.1.15)

[コントロールパネル]
Title:  Performa6310のコントロールパネル「ボタン機能停止」、拡張機能「Audio Volume Extension」は何ですか?
[診断]
「ボタン機能停止」は本体前面の音量ボタンの機能を無効にするためのものです。このスイッチは出来が悪くてよく引っ掛かったりしますが、そのために応急対策として用意したののでしょう。
一方「Audio Volume Extension」は音楽CD以外のサウンド再生の品質を向上させるものです。(97.1.15)

[キーボード]
Title:  Macintosh SEで使用していたキーボードをperforma5210で使用できますか?
[診断]
Performaの基本的な外部インターフェースは普通のMacと同じですので(キーボードを取付けるインターフェースはADBといいます)、他のMacで使っていた機器(キーボード、マウス、タブレット等)は全て使えます。
但しキーボードはキーボードの機種によってキーの配列が異なりますので、ものによってはキーボードスクリプトが必要になるものがあります。(97.1.15)

[TV機能]
Title:  Performa5410でTV機能を使いたいのですが。
[診断]
AppleビデオシステムとAppleテレビ/FMラジオシステムの2つを購入する必要があります。(97.1.15)

[ビデオ]
Title:  Performaでビデオから映像を取り込んで編集できますか。
[診断]
もともとAV機能のあるモデル(630/5270/5320/5420/5220)はそのまま使えます。そうでないモデル(588/5210/5410/5260/6210/6260/6310)の場合は、Appleビデオシステムを購入する必要があります。(97.1.15)

[モニタ]
Title:  Performa5420でモニタ解像度を832x624にし束愛、ビデオの取り組みが出来ませんが?
[診断]
そもそも5420のモニタは832x624はサポートしていません(コントロールパネルで選択できるように見えても)。640x480か800x600(60KHz)で設定してください。(97.1.15)

[ビデオ]
Title:  Apple MPEGメディアシステムとは何ですか?
[診断]
MPEGと似た言葉にJPEGというのがあります。どちらもネットワークで画像データを効率よく送るために開発されたデータの圧縮方式ですが、JPEGが静止画像であるのに対し、MPEGが動画である違いがあります。MPEGはテレビ電話や、インターネット上の動画の転送、ビデオCDに使われています。
Apple MPEGメディアシステムはこの中で、ビデオCDを再生するためのシステムです。
ビデオCDの情報はMPEG方式で圧縮されていますので、これを再現するには伸張(この場合は解凍とは言わない)を行う必要がありますが、これはソフトだけでは不可能で、MPEGカードという専用のハードウェアが必要です。ビデオ表示のためにはAV機能のないPerformaでは更にAppleビデオシステムカードが必要です。
一部の機種(5410、5420等)はMPEGカードを取付けるLCIII拡張カードスロットが無いため、この機能は使えません。(97.1.15)

[システム]
Title:  Performaで漢字トーク7.5.3/7.5.5のアップデートは出来ないのですか?
[診断]
日本アップルの正式な発表では、漢字トーク7.5.3/7.5.5が使えるのは、出荷時に搭載されている5280、5410、5420、5430、5440、6410、6420に限定されています。しかし、現実にはその他のPerformaでもアップデートは可能です。市販のシステムCD-ROM(約16、000円)でなくとも雑誌の付録のアップデータでも可能です。。詳しくはMy Tipsの「漢字トーク7.5.3/7.5.5へのアップデートとOpen Transportのインストール」をご覧下さい。(97.1.15)

[システム]
Title:  PerformaでOpen Transportは使えますか?
[診断]
日本アップルの説明では漢字トーク7.5.3を標準搭載している機種(5400、6400シリーズ)では使用できるが、それ以外は不可となっていますが、その他の機種でも可能になっています。
ただし、システムを漢字トーク7.5.3または7.5.5にアップデートし、英語版のOpen Transport1.1.1または1.1.2をインストールする必要があります。詳しくはMy Tipsの「漢字トーク7.5.3/7.5.5へのアップデートとOpen Transportのインストール」をご覧下さい。
Performaに付属しているAt Ease3.0はOpen Transportとは互換性がないため、削除する必要があります。(97.1.15)

[イーサネット]
Title:  Performaでイーサネット(Ethernet)は使えますか?
[診断]
使えますが、標準では装備されていないので、別途Ethernetカードを装着する必要があります。基本的にはLCIII PDS拡張カードスロットに差し込むタイプのものですが、Performa5410/5420にはLCIII PDS拡張カードスロットがありませんので、PCI対応のEhternetボードを購入する必要があります。残念ながらPerformaはスロットの数が少なく拡張性が低いので、ビデオボード等を既に指している場合は、Ethernetは使えないことになります。各自マニュアルやMyTipsの「マッキントッシュ機種別仕様一覧」で自分が持っているPerformaの仕様をよく確認してください。(97.1.15)

[インターネット]
Title:  PerformaでISDNは使えますか?
[診断]
使えます。但し、Performaのシリアルポートのスピードは最高56.6Kbpsですので(一般のPowerMacのGEOポートは230Kbps)、64Kや128Kの同期接続の恩恵を受けることは出来ません。接続は出来ますが、最高速度は56.6Kに制限されるということです。ISDNのメリットについては「インターネット専科」の「接続一般」をご覧下さい。(97.1.15)

[Performa]
Title:  ずばり、Performaって、普通のPowerMacとは違うものなのですか?
[診断]
Performaが発売された当時、91年頃でしたか、Performaと普通のMacではハード的な違いは全くありませんでした。同じ機種で、Mac...というものとPerforma...というのが並存していました。ソフトがあらかじめインストールされていること、専用の電話サポートが受けれることがメリットで、値段もその分だけ高かったように思います。ところが、最近のPerformaというのは専用に開発されたハードで、制約が非常に大きいのですね。初心者向けということで、まずは買い得感を与える必要があるからでしょう、コストを下げるために仕様をぎりぎりまで絞っているようです。例えば、CPUは630e、ハードディスクはIDE仕様、シリアルポートは非GEOポート、メモリスロットは1つだけなどが特徴です。普通の使い方をしている分には、それほど問題があるとは考えられませんが、初心者でも使い慣れてくれば、中級者、上級者となってくるでしょうが、その場合には拡張性のなさがちょっと不満になるでしょう。
また、システムに関しても、Performa専用の漢字トークを使っているとか、あまり一般的でない通信/インターネット関係のソフトがプリインストールされているとかも、かえって初心者の混乱を招いているようなところがあるようです。(97.1.15)



Title: 「リペアエクステンション」とは何でしょうか?

[症状]
私はPerforma5210を使っていますが、「5200/5300/6200/6300シリーズではリペアエクステンションを施さないとSystem7.6は動作しない」との情報をみました。
そもそもリペアエクステンションとはどういうもので、これを行なわないとどのようなことになってしまうのでしょうか?

[診断]
Repair Extensionとはその名のとおり「修理期間の延長」で通常の保証期間を過ぎていても無償修理に応じるというものです。一般的にはリコールと同じ考え方のものです。
対象となっているのは5200/5300/6200/6300シリーズのPwerMacとPerformaです。
内容は、頻繁なシステムフリーズでこれはロジックボードの問題、もう一つはモニタの画面色が不安定になる現象で、原因はモニタケーブルと言われています。
これをユーザーがチェックするために5xxx6xxxTesterなるものが配付されており、これで警告の出たマシンを持っているユーザーはAppleディーラーで修理を行うよう指示されています。(96.12.20)