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 お譲りします

最終更新日 2014年7月30日 

 以下にリストアップしているのは、必要な方々にお譲りすることのできる、私の手元にある新刊書および古書です。新刊書は私の訳書や編書や著書ですが、出版してから10年以上経っているものの中には、少々汚れているものもあります。とはいえ、そのように明記されていないものは汚れがほとんどないとお考えいただいて差し支えありません。現時点では、在庫のないものが多いですが、ある場合には、いずれも格安で(2割から4割引きほどで)お頒けします。

 5点以上購入される場合には、送料を当方で負担します。電子メールで在庫を確認していただいたうえ、折り返しお知らせする当方の口座に代金と送料を振り込んでください。入金が確認され次第、ゆうメールかレターパック (合計で3キロを越える場合には、宅配便)で発送します。お急ぎの場合には、その旨お知らせください。

 なお、古書であれば、アマゾン日本の古本屋からも入手できます。

新刊書

◆『本心と抵抗――自発性の精神病理』(笠原敏雄著)、すぴか書房、2010年。索引あり。299ページ
ハードカバー上製本、定価2940円。2014年7月30日現在、手元に在庫あり。送料無料
 本書は、「青木まりこ現象」をはじめ、昨今よく耳にする話題を題材にして、特に人間に際立って見られる“自発性”という、最重要の要素を中心に、私の〈幸福否定〉という考えかたについて、具体的に解説することを目的に書かれている。

◆『もの思う鳥たち――鳥類の知られざる人間性』、日本教文社、2008年(The Human Nature of Birds: A Scientific Discovery with Startling Implications, by T.X. Barber)索引あり。xiv+312ページ
ソフトカバー、定価2000円2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 人間の心と体の関係(心身問題)に深い関心を抱き続け、催眠現象の厳密な批判的研究者として名をはせながら、2005年9月に78歳で急逝したセオドア・ゼノフォン・バーバーが、晩年の6年間をかけて、鳥類の行動を研究した成果。

◆『転生した子どもたち――ヴァージニア大学40年の「前世」研究』、日本教文社、2006年(Life Before Life, by J. Tucker)索引あり。328ページ
頒価1600円(ソフトカバー、定価2000円)2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 2008年に88歳で亡くなったイアン・スティーヴンソンの後継者である、ヴァージニア大学の児童精神科医ジム・タッカーによる最初の著作。アメリカの子どもたちの事例がたくさん掲載されている。科学的な立場から、一般向けに噛み砕かれた説明があり、非常にわかりやすい。

◆『続「あの世」からの帰還』、日本教文社、2006年(Light & Death, by M. Sabom )、索引あり。376ページ
頒価1800円(ソフトカバー、定価2200円)2014年7月30日現在、手元に在庫あり
 前著『「あの世」からの帰還』から16年後に書かれた、セイボムの重要な貢献。世界的な脳神経外科医であるロバート・スペッツラーが執刀した女性患者に見られた顕著な臨死体験などが紹介され、ケネス・リングの研究法に対する鋭い批判がある。キリスト教的な観点から見た臨死体験についても詳細に書かれている。

◆『前世を記憶する子どもたち 2――ヨーロッパの事例から』、日本教文社、2005年(European Case of the Reincarnation Type, by Ian Stevenson)、索引あり。viii+575ページ
頒価2200円(ハードカバー、定価2700円)2014年7月30日現在、手元に在庫あり
 ヴァージニア大学精神科、故イアン・スティーヴンソン教授の、事実上最後の著書。本書の意義は、中心人物がヨーロッパ人であるところにある。中心人物がヨーロッパ人であるため、前世の人格が、たとえばナチの強制収容所で殺害されたユダヤ人であったり、ジャコバイトとして戦ったスコットランド高地人であったり、第二次大戦で撃墜された英国空軍のパイロットであったりと、ヨーロッパの歴史と密接に関係しており、非常に興味深い。著者は、それを可能な限り徹底的に調査し、中心人物の証言を裏づける証拠や、それを反証する証拠も公平に取りあげ、読者自身が判断できるようにしている。

◆『新版「あの世」からの帰還』、日本教文社、2005年 (Recollections of Death, by M. Sabom )、xv+392ページ(1986年に刊行されたハードカバー版の新装版)
頒価1600円(ソフトカバー、定価2000円)2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 新版にするにあたり、翻訳も古くなり読みにくくなっていたので、全面的に手を入れて読みやすくした。

◆『あの人はなぜ懲りないのか困らないのか──日常生活の精神病理学』(笠原敏雄著)、春秋社、2005年。索引あり。vii+240+4ページ(1997年に刊行された『懲りない・困らない症候群』の新装版)
頒価1600円(ソフトカバー、定価2000円)2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 幸福の否定という概念を中心に、私が独自に開発した心理療法を、具体例を多数掲げて解説。最後の1ページに、『懲りない・困らない症候群』の補足を入れておいた。

◆『希求の詩人・中原中也』(笠原敏雄著)、麗澤大学出版会、2004年。参考文献リスト、索引あり。四六版、xi+410ぺージ
ハードカバー、定価2940円2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 中也の自滅的生涯の本質は何であったのか、人から嫌悪される一方でなぜ“魂の詩人”などと言われたのか、真性の分裂病を発病した同時代の作家・島田清次郎と、二度にわたって精神病状態を示した中也は、どこがどのように違うのか、そうした相違点や矛盾を、私の人間観から解き明かそうとする試み。幻覚妄想状態の真の原因についても詳細に検討している。

◆『幸福否定の構造』(笠原敏雄著)、春秋社、2004年。参考文献リスト、索引あり。四六版、xi+306ページ
頒価2100円(ハードカバー、定価2625円)2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 2部構成になっており、第1部は、私の心理療法が生まれるまでの経過が、第2部には、私の心理療法理論から導き出される、現行の科学知識とは全く異なる人間観が紹介されている。精神分裂病の心理療法として一時、注目を浴びたものの、その後、没論理的な批判にさらされ、最後には完全に無視されるに至った小坂療法についても、その歴史や追試の結果がかなり詳しく書かれている。

◆『偽薬効果』(笠原敏雄編)、春秋社、2002年。参考図書案内、参考文献リスト、人名、事項索引あり。A5版、xix+366ページ品切れ、絶版
頒価4000円(ハードカバー、定価5000円。2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 2000件ほどの偽薬効果に関する論文や著書から絞り込んだ、24編の重要論文をまとめたもの。この方面の屈指の研究者である、ハーバード大学アン・ハリントン教授が本書のために寄稿した序文を収録。この方面に関心を持つ専門家の必読書。

◆『多重人格障害──その精神生理学的研究』(笠原敏雄編)、春秋社、1999年。参考図書案内、参考文献リスト、人名、事項索引あり。A5版、x+296ページ品切れ、絶版
頒価3780円(ハードカバー、定価4725円。2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 多重人格障害の人格変化に伴う精神生理学的変動に関する実験的研究など、16編の論文をまとめたもの。この方面の世界の第一人者であるフランク・W・パトナム寄稿の序文を収録。この方面に関心を持つ専門家の必読書。わが国のほとんどの医学図書館に所蔵されている。

◆『生まれ変わりの刻印』(Where Reincarnation and Biology Intersect, by Ian Stevenson)、春秋社、1998年。カラー図版、人名、事項索引あり。xiv+329+14ページ品切れ、絶版
ハードカバー、定価3780円。(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 生まれ変わりのフィールドワークの世界の第一人者である、ヴァージニア大学精神科教授、故イアン・スティーヴンソンによる、生まれ変わりの実在を裏づける有力な証拠を提示した近著。生まれ変わり型事例の母斑と先天性欠損の貴重な写真が多数掲載されている。総計2300ページ近い2巻の親本 Reincarnation and Biology の一般向け要約本。

◆『超心理学史』(Parapsychology: A Concise History, by John Beloff)、日本教文社、1998年。人名、事項索引あり。viii+358+12ページ2014年7月30日現在、手元に在庫あり
頒価2140円(ハードカバー、定価2667円)
 ヴァージニア大学精神科教授、故イアン・スティーヴンソンと並ぶ現代超心理学界の最長老による、本格的な超心理学史。安易な妥協に流れず、これまで得られた証拠をきわめて厳密に検討している。

◆『懲りない・困らない症候群──日常生活の精神病理学』(笠原敏雄著)、春秋社、1997年。索引あり。vii+240+4ページ品切れ、絶版)(『あの人はなぜ懲りないのか困らないのか──日常生活の精神病理学』という新装改題刊として2005年に春秋社より再刊)
頒価1680円(ハードカバー、定価2100円)2014年7月30日現在、手元に古書として在庫あり。送料とも1000円
 幸福の否定という概念を中心に、私が独自に開発した心理療法を、具体例を多数掲げて解説。1997年1月19日付の『朝日新聞』書評欄に短評あり。

◆『隠された心の力──唯物論という幻想』(笠原敏雄著)、春秋社、1995年。人名、事項索引あり。iv+230+54ページ(品切れ、絶版
頒価2680円(ハードカバー、定価3360円)2014年7月30日現在、手元に在庫なし
『サイの戦場──超心理学論争全史』(平凡社)、『超常現象のとらえにくさ』(春秋社)のゆるいシリーズの完結編。私の心理療法と超常現象の研究から、人間の心が持つ隠された力を探求し、唯物論という憶説を遠望する。主として心理学、医学専門誌に掲載された参考文献の40数ページからなるリストを収録。1996年1月20日付の『東京新聞』夕刊に芹沢俊介氏による長文の書評あり。

◆『前世の言葉を話す人々』(Unlearned Language, by Ian Stevenson)、春秋社、1995年。人名、事項索引あり。iv+325+8ページ(品切れ、絶版
ハードカバー、定価3296円。(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 生まれ変わりのフィールドワークの世界の第一人者である、ヴァージニア大学精神科教授、故イアン・スティーヴンソンの貴重な貢献。一部は『アメリカ精神医学雑誌 American Journal of Psychiatry』にも掲載されている。

◆『生まれ変わりの研究―前世を記憶するインドの人々』(Claims of Reincarnation, by S. Pasricha)、日本教文社、1994年。人名、事項索引あり。ix+330+19ページ
ハードカバー、定価2600円。(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 ヴァージニア大学精神科教授イアン・スティーヴンソンの共同研究者でもある、インドの女性心理学者による研究。非常に貴重な貢献。

◆『トランス』(Trance, by B. Inglis)、春秋社、1994年。人名、事項索引あり。iv+384+29ページ品切れ、絶版
ハードカバー、定価3777円。2014年7月30日現在、手元に在庫あり)
 精神科医や心理学者の間で名高いアンリ・エレンベルガー著『無意識の発見』(弘文堂)にも匹敵する名著。

◆『超常現象のとらえにくさ』(笠原敏雄編)、春秋社、1993年。36ページの参考文献。人名、事項索引あり。viii +776+61ページ品切れ、絶版
ハードカバー、定価9990円。(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 『サイの戦場──超心理学論争全史』(平凡社)の続編。超常現象をとらえにくくしている本質を、世界的な超心理学者たちによる39本の論文を通じて探る試み。本書のためにケネス・バチェルダーが執筆した長文の遺稿(後に『アメリカ心霊研究協会誌 Journal of the American Society for Psychical Research』に転載)も収録されている。『超心理学雑誌 Journal of Parapsychology』に書評あり。

◆『前世を記憶する子どもたち』(Children Who Remember Previous Lives, by Ian Stevenson)、日本教文社、1990年。索引あり。548ページ(2014年7月30日現在、手元に在庫あり
頒価2370円(ハードカバー、定価2960円)
 前世を記憶する子どもたちのフィールドワークの第一人者である、ヴァージニア大学人格研究室、故イアン・スティーヴンソン教授の一般向け概説書。生まれ変わり型事例が12例紹介されている。生まれ変わりという概念がどのような意味を持つかについても詳しく書かれており、医学や心理学の参考文献も多数掲げられているので、専門家にも有用。

◆『PSI──その不思議な世界』(PSI--What is it?, by Louisa E. Rhine)、日本教文社、1983年。361ページ2014年7月30日現在、手元に在庫なし
頒価1200円(ハードカバー、定価1680円)2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 統計的実験超心理学を構築した夫J・B・ラインとともに、超心理学の研究を半世紀以上にわたって続けてきた女性超心理学者の初心者向けの著書。

◆『死後の生存の科学』(笠原敏雄編)、叢文社、1984年。vii+342+17ページ。品切れ、絶版)(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
 イアン・スティーヴンソンの研究を中心に、死後生存研究の15本の論文を、医学、心理学、超心理学の専門誌から収録。

◆『霊魂離脱の科学』(笠原敏雄編)、叢文社、1983年。279+15ページ。品切れ、絶版)(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
肉体離脱体験(OBE)研究の10本の論文を、主として医学、心理学、超心理学の専門誌から収録。イギリスの科学雑誌『ネイチャーNature』所載のターグ・パトーフ論文も収められている。

◆『虫の知らせの科学』(Telepathic Impressions, by Ian Stevenson)、叢文社、1981年。397ページ。(品切れ、絶版)(2014年7月30日現在、手元に在庫なし
ヴァージニア大学精神科教授イアン・スティーヴンソンによる、テレパシー的印象体験の著名な研究書。英語版の原著は、現在入手困難。

古書

専門誌



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