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伊勢神宮・内宮 (鉛筆画・F6号)

伊勢神宮で内宮と称される皇大神宮は三重県伊勢市の五十鈴川のほとりに鎮座し、天照大御神を祀る。古くから日本最高の神として、かつ皇室の祖神として尊崇される。境内には正殿の他に別宮・摂社・末社などがある。正殿は唯一神明造りの典型で天武天皇時代(673〜85)に式年造営の制が定められ、20年毎に遷宮が行われているのは外宮と同じである。戦国時代に一時中絶したのを除いて、正確に行われている。 神明造りは最も本来の神社本殿の姿を留めると見なされる形式。正面柱間は3間または1間、正面柱間に板扉を付け、他の柱間は横羽目板張りとする。柱はすべて掘立て柱。屋根 は茅葺または檜皮葺とする。境内の中までは入ることが出来ず、写真も禁じられたため絵にするのに苦慮した。