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六角堂と五浦海岸 (鉛筆画・F8号)

太平洋の荒波に浸食されてきた大小五つの入江が連なり、高さ50mの断崖絶壁が続く。岡倉天心が愛した地としても知られ「日本の渚百選」にも選ばれている。絵にある六角堂や茨城県天心記念五浦美術館がある。
五浦六角堂は明治の日本美術院の主宰者であり思想家である岡倉天心の住居敷地(茨城大学五浦美術文化研究所)の一角、太平洋に張り出した岩盤の上に岡倉自身の設計により建てられ「観ラン亭」と名付けられた赤い六角形の堂である。
この絵は六角堂の対岸にある五浦岬公園からの遠望で小さな六角堂を見ることができる。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による津波で流出したが翌年5月には復旧された。